JPS6319213Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6319213Y2 JPS6319213Y2 JP1982083626U JP8362682U JPS6319213Y2 JP S6319213 Y2 JPS6319213 Y2 JP S6319213Y2 JP 1982083626 U JP1982083626 U JP 1982083626U JP 8362682 U JP8362682 U JP 8362682U JP S6319213 Y2 JPS6319213 Y2 JP S6319213Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- bonnet
- top plate
- tank
- fuel tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 claims description 12
- 210000003660 reticulum Anatomy 0.000 description 29
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
- 238000010792 warming Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Superstructure Of Vehicle (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、トラクタ用燃料タンク装置に関す
る。
る。
(従来の技術)
トラクタ用の燃料タンクは、実開昭53−127424
号公報及び実開昭55−75573号公報でそれぞれ開
示されているように、エンジンを覆うトラクタボ
ンネツトの後部側に搭載されている。
号公報及び実開昭55−75573号公報でそれぞれ開
示されているように、エンジンを覆うトラクタボ
ンネツトの後部側に搭載されている。
この構成によれば、タンク容量が小さいことか
らこのタンクとは別に補助タンクが必要な場合が
あり、この補助タンクをトラクタボンネツト内に
配置するようにすることが考えられる。
らこのタンクとは別に補助タンクが必要な場合が
あり、この補助タンクをトラクタボンネツト内に
配置するようにすることが考えられる。
(考案が解決しようとする問題点)
補助タンクをトラクタボンネツト内に配備する
と、該ボンネツトはエンジンを覆うものであるか
ら、エンジンの熱によつて補助タンク内の燃料が
温められるという問題がある。
と、該ボンネツトはエンジンを覆うものであるか
ら、エンジンの熱によつて補助タンク内の燃料が
温められるという問題がある。
また、トラクタボンネツトに補助タンクを取付
けると、該ボンネツトは開閉されるものであるか
ら、配管をその都度外す必要がある。
けると、該ボンネツトは開閉されるものであるか
ら、配管をその都度外す必要がある。
本考案は、斯る実状に鑑み、主タンクとは別の
補助タンクをボンネツト内に設けたとしてもエン
ジン熱から遮熱するとともにボンネツト開閉の都
度配管を外す必要のないトラクタ用燃料タンク装
置を提供するのが目的である。
補助タンクをボンネツト内に設けたとしてもエン
ジン熱から遮熱するとともにボンネツト開閉の都
度配管を外す必要のないトラクタ用燃料タンク装
置を提供するのが目的である。
(問題点を解決するための手段)
本考案が前述の目的を達成するために講じた技
術的手段の特徴とする処は、エンジン2を覆うボ
ンネツト15の天板17が開閉自在として備えら
れ、ボンネツト15の後部に燃料タンク23を有
するものにおいて、 燃料タンク23とは別の補助タンク43が天板
17の内面でエンジン2の上面側と対応して備え
られ、該補助タンク43の周側面およびエンジン
2と対応する下面側とに防熱カバー47が備えら
れ、更に、燃料タンク23と補助タンク43とを
連通自在な連通パイプ45が天板17の開閉を許
容するたるみ部分を有することにある。
術的手段の特徴とする処は、エンジン2を覆うボ
ンネツト15の天板17が開閉自在として備えら
れ、ボンネツト15の後部に燃料タンク23を有
するものにおいて、 燃料タンク23とは別の補助タンク43が天板
17の内面でエンジン2の上面側と対応して備え
られ、該補助タンク43の周側面およびエンジン
2と対応する下面側とに防熱カバー47が備えら
れ、更に、燃料タンク23と補助タンク43とを
連通自在な連通パイプ45が天板17の開閉を許
容するたるみ部分を有することにある。
(実施例と作用)
以下、図面を参照して本考案の実施例を詳述す
る。
る。
第1図において、1はトラクタ機体で、前部に
エンジン2が搭載され、クラツチハウジング3、
ミツシヨンケース4が連設されて車体を構成して
いる。5は前車軸フレームで、エンジン両側部に
固着されて前方に延び、その前部に前輪6を有す
る前車軸が懸架されている。
エンジン2が搭載され、クラツチハウジング3、
ミツシヨンケース4が連設されて車体を構成して
いる。5は前車軸フレームで、エンジン両側部に
固着されて前方に延び、その前部に前輪6を有す
る前車軸が懸架されている。
7はラジエータで、エンジン前方にてフレーム
5に支持されており、第2図で示す伝動装置8を
介してそのフアンがエンジンで連動され、本例で
は前方吹出し形としたものを示している。
5に支持されており、第2図で示す伝動装置8を
介してそのフアンがエンジンで連動され、本例で
は前方吹出し形としたものを示している。
9はバツテリ、10はクリーナであり、これら
は前記ラジエータとともにエンジン補器11を構
成する。
は前記ラジエータとともにエンジン補器11を構
成する。
クリーナ10はフレーム5に立設した左右一対
の支柱12に支持されており、吸気ダクト装置1
3を介してエンジン吸気系に連通している。
の支柱12に支持されており、吸気ダクト装置1
3を介してエンジン吸気系に連通している。
14はエンジン排気装置で、機体一側部に立設
されている。
されている。
15はトラクタボンネツトで、左右一対の側部
ボンネツト16、天板17及び前部ボンネツト1
8等からなり、エンジン及びその補器を覆つてい
る。
ボンネツト16、天板17及び前部ボンネツト1
8等からなり、エンジン及びその補器を覆つてい
る。
側部ボンネツト16には通気構造19を有する
安全カバー20が着脱自在に取付けられるが、そ
の場合、第6図に示す如くラジエータと対応する
部分に力骨部21を形成し、この力骨部21をブ
ラケツト22等を介してラジエータに取付けるこ
とにより、安全カバー20の強度を大にしてい
る。
安全カバー20が着脱自在に取付けられるが、そ
の場合、第6図に示す如くラジエータと対応する
部分に力骨部21を形成し、この力骨部21をブ
ラケツト22等を介してラジエータに取付けるこ
とにより、安全カバー20の強度を大にしてい
る。
23は燃料タンクで、エンジンとハンドル装置
24の間に設けてあり、遮熱板25及び後部ボン
ネツト26で覆われている。
24の間に設けてあり、遮熱板25及び後部ボン
ネツト26で覆われている。
27はボンネツト支持枠で、エンジン上位側で
平面四角形状に枠組みされている。
平面四角形状に枠組みされている。
即ち、第3図に示す如くクリーナ支柱12間に
横杆28を架設し、遮熱板25の上部に横杆28
と同一平面上として横杆29を架設し、両横杆2
8,29を左右一対の側杆30で連結することに
より構成され、ここに、クリーナ支柱12、遮熱
板25が所謂脚部材となつて、支持枠27を機体
上に立設固設している。
横杆28を架設し、遮熱板25の上部に横杆28
と同一平面上として横杆29を架設し、両横杆2
8,29を左右一対の側杆30で連結することに
より構成され、ここに、クリーナ支柱12、遮熱
板25が所謂脚部材となつて、支持枠27を機体
上に立設固設している。
側杆30のそれぞれには第4図、第5図で示す
如く溝部31が長手方向に形成され、該溝部31
に防振材32を介して側部ボンネツト16のそれ
ぞれの上端フツク部33が係合されている。そし
て、側部ボンネツト16のそれぞれの下部は本例
では前車軸フレームに図示しない止め具で着脱自
在とされている。
如く溝部31が長手方向に形成され、該溝部31
に防振材32を介して側部ボンネツト16のそれ
ぞれの上端フツク部33が係合されている。そし
て、側部ボンネツト16のそれぞれの下部は本例
では前車軸フレームに図示しない止め具で着脱自
在とされている。
34は蝶番で、第5図に示す如く一方の側杆3
0にアーム35を介して前後(トラクタ進行方
向)方向の枢軸36回りに回動自在とされ、アー
ム35は天板17の内面に固着されている。な
お、この蝶番34は前後に備えられており、ここ
に蝶番とは開閉連結具を意味する。
0にアーム35を介して前後(トラクタ進行方
向)方向の枢軸36回りに回動自在とされ、アー
ム35は天板17の内面に固着されている。な
お、この蝶番34は前後に備えられており、ここ
に蝶番とは開閉連結具を意味する。
37は止め具であり、第7図で示す如く他方の
側杆30に係脱自在とされている。
側杆30に係脱自在とされている。
即ち、ノブ38を有する止め具37の縦杆39
を天板上に回動自在に設け、縦杆39の下部に設
けたフツク40を側杆30の受け止め部41に係
脱自在としてなり、この止め具37も前後に備え
られている。
を天板上に回動自在に設け、縦杆39の下部に設
けたフツク40を側杆30の受け止め部41に係
脱自在としてなり、この止め具37も前後に備え
られている。
その他、図において、42は排気管逃げ用の凹
部である。43は補助タンクでフレキシユブルな
空気抜きパイプ44、供給パイプ45等を介して
タンク23に連通しており、天板内面に取付けて
ある。46は給油キヤツプ、47は防熱カバーで
あり、補助タンク43の同側面およびエンジン2
と対面する下面側とにわたつて設けられている。
部である。43は補助タンクでフレキシユブルな
空気抜きパイプ44、供給パイプ45等を介して
タンク23に連通しており、天板内面に取付けて
ある。46は給油キヤツプ、47は防熱カバーで
あり、補助タンク43の同側面およびエンジン2
と対面する下面側とにわたつて設けられている。
以上の実施例において、側部ボンネツト16は
そのフツク33を側杆30の溝部31に係合さ
せ、下部は止め具でフレーム5に取付けることに
よつてエンジン2等の側部を全面にわたつて覆う
のであり、側杆30に蝶番34を介して枢着され
た天板17は他の側杆30側に止め具37で係脱
されるのであり、ここに、平面四角形に枠組みさ
れた支持枠27を介してボンネツト15はエンジ
ン2、その補器11を完全に包囲する。
そのフツク33を側杆30の溝部31に係合さ
せ、下部は止め具でフレーム5に取付けることに
よつてエンジン2等の側部を全面にわたつて覆う
のであり、側杆30に蝶番34を介して枢着され
た天板17は他の側杆30側に止め具37で係脱
されるのであり、ここに、平面四角形に枠組みさ
れた支持枠27を介してボンネツト15はエンジ
ン2、その補器11を完全に包囲する。
そして、エンジン2のプラグ等上面側の機器を
点検するには天板17が蝶番34により開閉で
き、天板17とともに補助タンク43がエンジン
上面より退逃するので、エンジン上部の点検を容
易にする。
点検するには天板17が蝶番34により開閉で
き、天板17とともに補助タンク43がエンジン
上面より退逃するので、エンジン上部の点検を容
易にする。
また、エンジン側部、例えばコシ器、ポンプ類
を点検するには側部ボンネツト16の一方又は双
方を支持枠27及び機体より取外せばよく、又、
エンジン2、補器11の全体を点検するには天板
17の開放、側部ボンネツト16の取外しにより
全面開放にできるのである。なお、前部ボンネツ
ト18も第2図で示す上下の止め具48,49で
取付け取外し可能である。
を点検するには側部ボンネツト16の一方又は双
方を支持枠27及び機体より取外せばよく、又、
エンジン2、補器11の全体を点検するには天板
17の開放、側部ボンネツト16の取外しにより
全面開放にできるのである。なお、前部ボンネツ
ト18も第2図で示す上下の止め具48,49で
取付け取外し可能である。
そして、点検中、支持枠27を利用して点検者
は各種道具類をそばにおいて実施できる。
は各種道具類をそばにおいて実施できる。
(考案の効果)
本考案によれば、ボンネツト15の後部に設け
た燃料タンク23とは別の補助タンク43をボン
ネツト15の天板17の内面に備えられてタンク
容量を増大したにも拘らず、補助タンク43の周
側面および下面側に防熱カバー47を設けてエン
ジン2の熱から遮断していることから、燃料が温
まるおそれが少なくできる。
た燃料タンク23とは別の補助タンク43をボン
ネツト15の天板17の内面に備えられてタンク
容量を増大したにも拘らず、補助タンク43の周
側面および下面側に防熱カバー47を設けてエン
ジン2の熱から遮断していることから、燃料が温
まるおそれが少なくできる。
また、補助タンク43と燃料タンク23とを連
通自在にするパイプ45は天板17の開閉を許容
するたるみ部分を有していることから、天板17
内面に補助タンク43を設けても天板17の開閉
に支障は少なく、従つて、天板17の開閉の都度
パイプ45を外す必要もない。
通自在にするパイプ45は天板17の開閉を許容
するたるみ部分を有していることから、天板17
内面に補助タンク43を設けても天板17の開閉
に支障は少なく、従つて、天板17の開閉の都度
パイプ45を外す必要もない。
図面は本考案の実施例を示し、第1図はトラク
タ前部の側面図、第2図は第1図の縦断立面図、
第3図はボンネツトの一部破断平面図、第4図は
第3図BーB線立面図、第5図は第3図AーA線
立面図、第6図は第1図CーC線断面図、第7図
は第3図DーD線立面図である。 1…トラクタ機体、2…エンジン、11…エン
ジン補器、15…ボンネツト、16…側部ボンネ
ツト、17…天板、27…支持枠、31…溝部、
34…蝶番、37…止め具。
タ前部の側面図、第2図は第1図の縦断立面図、
第3図はボンネツトの一部破断平面図、第4図は
第3図BーB線立面図、第5図は第3図AーA線
立面図、第6図は第1図CーC線断面図、第7図
は第3図DーD線立面図である。 1…トラクタ機体、2…エンジン、11…エン
ジン補器、15…ボンネツト、16…側部ボンネ
ツト、17…天板、27…支持枠、31…溝部、
34…蝶番、37…止め具。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 エンジン2を覆うボンネツト15の天板17が
開閉自在として備えられ、ボンネット15の後部
に燃料タンク23を有するものにおいて、 燃料タンク23とは別の補助タンク43が天板
17の内面でエンジン2の上面側と対応して備え
られ、該補助タンク43の周側面およびエンジン
2と対応する下面側とに防熱カバー47が備えら
れ、更に、燃料タンク23と補助タンク43とを
連通自在な連通パイプ45が天板17の開閉を許
容するたるみ部分を有することを特徴とするトラ
クタ用燃料タンク装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8362682U JPS58188273U (ja) | 1982-06-04 | 1982-06-04 | トラクタ用燃料タンク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8362682U JPS58188273U (ja) | 1982-06-04 | 1982-06-04 | トラクタ用燃料タンク装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58188273U JPS58188273U (ja) | 1983-12-14 |
JPS6319213Y2 true JPS6319213Y2 (ja) | 1988-05-30 |
Family
ID=30092619
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8362682U Granted JPS58188273U (ja) | 1982-06-04 | 1982-06-04 | トラクタ用燃料タンク装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58188273U (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53127424U (ja) * | 1977-03-18 | 1978-10-09 | ||
JPS5575573U (ja) * | 1978-11-17 | 1980-05-24 | ||
JPS6010932Y2 (ja) * | 1979-01-13 | 1985-04-12 | 株式会社クボタ | 作業車のボンネツト構造 |
-
1982
- 1982-06-04 JP JP8362682U patent/JPS58188273U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58188273U (ja) | 1983-12-14 |
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