JP2546109Y2 - フォークリフトのフード構造 - Google Patents

フォークリフトのフード構造

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JP2546109Y2
JP2546109Y2 JP8118492U JP8118492U JP2546109Y2 JP 2546109 Y2 JP2546109 Y2 JP 2546109Y2 JP 8118492 U JP8118492 U JP 8118492U JP 8118492 U JP8118492 U JP 8118492U JP 2546109 Y2 JP2546109 Y2 JP 2546109Y2
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和弥 橋本
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Toyota Industries Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、フォークリフトに関
し、特に運転台がフォークと一体的に昇降するフォーク
リフト、即ちオーダーピッカー車のフード構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】上述した形式の代表的な従来のフォーク
リフトを図7に示す。図7において、フォークリフト1
は、その前部に、マスト装置2に昇降可能に装着された
フォーク3を有し、後部に車体6を有する。フォーク3
には、操縦ハンドル4を有する運転台5が該フォーク3
と一体的に昇降可能に配設されている。また、リーチレ
ッグ7を有する車体6には、バッテリー8aを含むバッ
テリー室8と、駆動モータ9a等を含む駆動・制御機器
室9とが設けられている。駆動・制御機器室9には、図
示しないが、上述の駆動モータ9aの他に、電気コント
ローラ、ポンプのような油圧系機器が配設されている。
【0003】更に、車体6には、バッテリー室8及び駆
動・制御機器室9の上部開口を覆うために、フード10
が設けられている。該フード10は、前部10a及び後
部10bの2部分からなり、両部分は2ウエイ式ヒンジ
11により開閉可能に結合されている。このヒンジ11
は図7に拡大して斜視状態で示されている。
【0004】図8は、上述したフード10と、車体6の
フレーム12とを分解斜視図で示している。フード10
を図7のように位置決めした後、該フード10は、その
後部10bから垂下する舌片13においてフレーム12
にボルト(図示せず)で螺着される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】以上のように、従来の
フードは、駆動・制御機器室9を覆うその後部10bが
ボルトによりフレームに固定されてしまっていたので、
駆動・制御機器室9内の駆動モータ9a、電気コントロ
ーラ、油圧系機器等に対して点検、補修、交換等のサー
ビスを行いたい場合、後部ドアの部分しか開かないた
め、点検、補修等がしずらいので、バッテリー室だけで
なく、駆動・制御機器室のサービス性もよいフード構造
を有するフォークリフトの必要性があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】従って、本考案は、上述
した必要性を満たすフォークリフトを提供することを目
的とするもので、この目的を達成するため、バッテリー
を収容するバッテリー室及び駆動モータ等を収容する駆
動・制御機器室を画成するフレームを備えた車体と、該
車体に設けられたマスト装置と、該マスト装置に運転台
と共に一体的に昇降可能に装着されたリフトとを含むフ
ォークリフトのフード構造は、請求項1によると、バッ
テリー室の上部開口を覆う開閉自在の前部フードと、駆
動・制御機器室の上部開口を覆う開閉自在の後部フード
と、車体に固定されて該前部フード及び後部フードの隣
接内側縁に配設され、同前部フード及び後部フードを相
互に開閉自在に接続する3ウエイ式ヒンジと、同前部フ
ード及び後部フードの隣接内側縁から離間した外側縁に
配設され該前部フード及び後部フードを車体に着脱自在
に固定する非ねじ式止め具とを備えている。
【0007】また、上述の目的を達成するため、請求項
2のバッテリー構造は、バッテリー室の上部開口を覆う
開閉自在の前部フードと、駆動・制御機器室の上部開口
を覆う開閉自在の後部フードと、該前部フード及び後部
フード間に設けられ、車体に固定される中間フードと、
該中間フードに前部フード及び後部フードを内側縁で開
閉自在に接続する2ウエイ式ヒンジと、前部フード及び
後部フードの内側縁から離間した外側縁に配設され該前
部フード及び後部フードを車体に着脱自在に固定する非
ねじ式止め具とを備えている。
【0008】
【作用】バッテリー液の点検、補充やバッテリー自体の
交換等の作業を行いたい場合には、前部フード側の止め
具を外して、同前部フードを枢回させ開き、上記作業を
行う。また、駆動モータ、電気コントローラ、ポンプの
ような油圧系機器の点検、補修等の作業を行いたい場合
には、後部フード側の止め具を外して、同後部フードを
枢回させ開き、上記作業を行う。止め具は非ねじ式であ
るからフードは簡単に開く。
【0009】
【実施例】次に、本考案の好適な実施例について添付図
面を参照して詳細に説明するが、図中、同一符号は同一
又は対応部分を示すものとする。
【0010】図1に、本考案によるフード構造20を備
えたフォークリフト1を示す。該フォークリフト1は、
従来のものと同様に、その前部に、マスト装置2に昇降
可能に装着されたフォーク3を有し、後部に車体6を有
する。フォーク3には、操縦ハンドル4を有する運転台
5が該フォーク3と一体的に昇降可能に配設されてい
る。また、リーチレッグ7を有する車体6には、バッテ
リー8aを含むバッテリー室8と、駆動モータ9a等を
含む駆動・制御機器室9とが設けられている。駆動・制
御機器室9には、図示しないが、上述の駆動モータ9a
の他に、電気コントローラ、ポンプのような油圧系機器
が配設されている。上記フード構造20により、車体フ
レームの垂直板25により仕切られたバッテリー室8及
び駆動・制御機器室9の上部開口が覆われている。
【0011】フード構造20は、バッテリー室8の上部
開口を覆う開閉自在の前部フード21と、駆動・制御機
器室9の上部開口を覆う開閉自在の後部フード22と、
両フードをその隣接内側縁で回動自在に結合するヒンジ
26とを有する。各フード21、22は、該ヒンジ26
から相互に離間したその外側縁で、簡易着脱式の止め具
23により車体6のフレームに固定される。
【0012】該止め具23は、実施例では、図1におい
て符号24で示した領域を拡大して図2に示すようにト
ランク、鞄等においてその蓋を止めるために多用されて
いる図示の形式のものであり、可動のフード側にあるJ
形の受け部23aと、該受け部23aに係止されるU形
の掛け部23bを有する、固定の車体フレーム側にある
操作部23cとからなる。前部フード21側の掛け部2
3bを受け部23aから外せば、前部フード21が図1
のようにヒンジ26回りに枢回して開き、後部フード2
2側の掛け部23bを受け部23aから外せば、後部フ
ード22が図3に示すようにヒンジ26の回りに枢回し
て開く。尚、止め具23は、図2に示した構造に限定さ
れるものではなく、ボルトのように螺着に頼らずにフー
ドを車体フレームに固定できる非ねじ式の簡易脱着構造
のものなら適宜採用することができる。
【0013】図4及び図5にヒンジ26の詳細を斜視図
で示す。同ヒンジ26は、いわゆる3ウエイ式のもの
で、前部フード21に固定される第1ヒンジ部26a
と、後部フード22に固定される第2ヒンジ部26b
と、垂直板25に固定される中間ヒンジ部26cとを有
し、これ等のヒンジ部が1本のピン26dにより枢動可
能に結合される。中間ヒンジ部26cを垂直板25に固
定することにより、フード構造20が車体フレームに固
定される。フード及び垂直板に対する結合は図5に示す
ようにボルト27によって行ってもよいし、溶接のよう
な適宜の手段で行ってもよい。
【0014】上述した実施例では、3ウエイ式ヒンジを
用いたが、中間ヒンジ部のない2ウエイ式のものを用い
てフード構造の両フードを開閉可能にすることができ
る。この場合、フード構造30は、図6の(A)に示す
ように、前部フード31及び後部フード32の間に中間
フード33を有し、フード31、32が2ウエイ式ヒン
ジ34により中間フード33に開閉自在に取り付けら
れ、中間フード33が前述した垂直板に図示しない手段
により固定される。図示しないが、勿論、フード31、
32には簡易着脱式の止め具が取り付けられる。
【0015】図6の(B)は、2ウエイ式に代えて3ウ
エイ式のヒンジ26を用いた場合の長所を図解するもの
で、中間フードが不要となるため、ヒンジの数が半減す
るだけでなく、ほぼ中間フードの長さ分だけ前部フード
21及び後部フード22の寸法を大きくして、フード2
1、22をより大きく開くことができる。
【0016】
【考案の効果】以上のように、本考案によれば、フード
構造は、前部フードだけでなく後部フードも開閉するこ
とができ、しかも止め具は非ねじ式のものであるから、
簡単に前部及び後部フードを開いて、バッテリー室だけ
でなく、駆動・制御機器室内の諸機器に対して所定の作
業を実施することができ、作業性が向上する。
【0017】また、3ウエイ式ヒンジを採用した場合に
は、前部及び後部フード間に中間フードを設ける必要が
なくなるため、ヒンジの数が半減し製造コストを下げる
ことができると共に、ほぼ中間フードの長さ分だけ前部
フード及び後部フードの寸法を大きくして、バッテリー
室及び駆動・制御機器室の上部開口をより大きく開くこ
とができるので、保守性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案によるフード構造を備えたフォークリ
フトを、フード構造の前部フードが開いた状態で示す概
略側面図である。
【図2】 図1のフード構造において用いられている止
め具の詳細斜視図である。
【図3】 本考案によるフード構造を備えたフォークリ
フトを、フード構造の後部フードが開いた状態で示す概
略側面図である。
【図4】 図1〜図3のフード構造で用いられている3
ウエイ式ヒンジの分解斜視図である。
【図5】 図3の3ウエイ式ヒンジを車体フレームに固
定した状態で示す斜視図である。
【図6】 (A)はフード構造の変形実施例を示す概略
平面図、(b)は図1〜図5に関連して説明したフード
構造の長所を図解する平面図である。
【図7】 従来のフード構造を備えたフォークリフトの
側面図である。
【図8】 図7のフォークリフトにおける車体及びフー
ド構造を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1…フォークリフト、2…マスト装置、3…リフト、5
…運転台、6…車体、8…バッテリー室、8a…バッテ
リー、9…駆動・制御機器室、9a…駆動モータ、12
…フレーム、20…フード構造、21…前部フード、2
2…後部フード、23…非ねじ式止め具、26…3ウエ
イ式ヒンジ、30…フード構造、31…前部フード、3
2…後部フード、33…中間フード、34…2ウエイ式
ヒンジである。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリーを収容するバッテリー室及び
    駆動モータ等を収容する駆動・制御機器室を画成するフ
    レームを備えた車体と、該車体に設けられたマスト装置
    と、該マスト装置に運転台と共に一体的に昇降可能に装
    着されたリフトとを含むフォークリフトのフード構造で
    あって、前記バッテリー室の上部開口を覆う開閉自在の
    前部フードと、前記駆動・制御機器室の上部開口を覆う
    開閉自在の後部フードと、前記車体に固定されて該前部
    フード及び後部フードの隣接内側縁に配設され、同前部
    フード及び後部フードを相互に開閉自在に接続する3ウ
    エイ式ヒンジと、前記前部フード及び後部フードの前記
    隣接内側縁から離間した外側縁に配設され該前部フード
    及び後部フードを前記車体に着脱自在に固定する非ねじ
    式止め具とを備えた、フォークリフトのフード構造。
  2. 【請求項2】 バッテリーを収容するバッテリー室及び
    駆動モータ等を収容する駆動・制御機器室を画成するフ
    レームを備えた車体と、該車体に設けられたマスト装置
    と、該マスト装置に運転台と共に一体的に昇降可能に装
    着されたリフトとを含むフォークリフトのフード構造で
    あって、前記バッテリー室の上部開口を覆う開閉自在の
    前部フードと、前記駆動・制御機器室の上部開口を覆う
    開閉自在の後部フードと、該前部フード及び後部フード
    間に設けられ、前記車体に固定される中間フードと、該
    中間フードに前記前部フード及び後部フードを内側縁で
    開閉自在に接続する2ウエイ式ヒンジと、前記前部フー
    ド及び後部フードの内側縁から離間した外側縁に配設さ
    れ該前部フード及び後部フードを前記車体に着脱自在に
    固定する非ねじ式止め具とを備えた、フォークリフトの
    フード構造。
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