JPH0137254Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0137254Y2 JPH0137254Y2 JP1985070334U JP7033485U JPH0137254Y2 JP H0137254 Y2 JPH0137254 Y2 JP H0137254Y2 JP 1985070334 U JP1985070334 U JP 1985070334U JP 7033485 U JP7033485 U JP 7033485U JP H0137254 Y2 JPH0137254 Y2 JP H0137254Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- auxiliary ring
- sealing
- packing
- annular groove
- members
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 27
- 238000012856 packing Methods 0.000 claims description 13
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims description 9
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 7
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 8
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 5
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 3
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は、互いに同芯に組合されて軸方向の相
対運動をなす２部材間の〓間を密封するために使
用される密封装置に関する。
対運動をなす２部材間の〓間を密封するために使
用される密封装置に関する。
（従来の技術）
例えば、ピストンとシリンダ或いはロツドとカ
バのように、互いに同芯に組合された２部材が軸
方向の相対運動をなす機械装置においては、作動
用流体が相対運動２部材間の〓間を通過し得ない
ようにするための密封装置が使用される。
バのように、互いに同芯に組合された２部材が軸
方向の相対運動をなす機械装置においては、作動
用流体が相対運動２部材間の〓間を通過し得ない
ようにするための密封装置が使用される。
第３図に示すものは、従来から用いられている
この種の密封装置の一例で、ゴム様弾性材料によ
り、軸方向に開口する環状溝２を付されて断面略
Ｕ字形状を呈する環状体に成形され、側部にシー
ル縁３を付されたパツキン１と、ゴム様弾性材料
により、断面略円形状の環状体に成形されて環状
溝２内に挿入された補助リング５とよりなる密封
装置が、互いに同芯に組合されて軸方向の相対運
動なす２部材の一方１０に形成されたパツキン溝
１１内に挿入されて、パツキン１のシール縁３を
相対運動２部材の他方１２の周面１３と密封摺動
させている。
この種の密封装置の一例で、ゴム様弾性材料によ
り、軸方向に開口する環状溝２を付されて断面略
Ｕ字形状を呈する環状体に成形され、側部にシー
ル縁３を付されたパツキン１と、ゴム様弾性材料
により、断面略円形状の環状体に成形されて環状
溝２内に挿入された補助リング５とよりなる密封
装置が、互いに同芯に組合されて軸方向の相対運
動なす２部材の一方１０に形成されたパツキン溝
１１内に挿入されて、パツキン１のシール縁３を
相対運動２部材の他方１２の周面１３と密封摺動
させている。
第３図に例示した略円形状断面の補助リング５
に代えて、第４図に示すように、弾性を備える金
属線材を螺旋状に巻き回し、両端末部を接合させ
て環状体に形成した補助リングを使用した例も知
られている。
に代えて、第４図に示すように、弾性を備える金
属線材を螺旋状に巻き回し、両端末部を接合させ
て環状体に形成した補助リングを使用した例も知
られている。
上に例示した密封装置においては、パツキン１
の両側に付されたシール縁３が、相対運動２部材
の他方１２の周面１３及び相対運動２部材の一方
１０のパツキン溝１１の底周面に弾性接触して、
相対運動２部材１０，１２間の〓間を密封し、環
状溝２内に挿入れた補助リング５が、パツキン溝
１１の底周面及び相対運動２部材の他方１２の周
面１３に対するパツキン１のシール縁３の接触圧
力を補強している。
の両側に付されたシール縁３が、相対運動２部材
の他方１２の周面１３及び相対運動２部材の一方
１０のパツキン溝１１の底周面に弾性接触して、
相対運動２部材１０，１２間の〓間を密封し、環
状溝２内に挿入れた補助リング５が、パツキン溝
１１の底周面及び相対運動２部材の他方１２の周
面１３に対するパツキン１のシール縁３の接触圧
力を補強している。
（考案が解決しようとする問題点）
上記した従来技術による密封装置の内、補助リ
ング５が弾性材料により断面略円形状に成形され
たものは、時間の経過に伴つて圧縮永久歪を招来
して補助リグとしての機能を低下させることがあ
り、金属線材を螺旋状に巻き回したものにおいて
は、シール縁の半径方向の変位に対し、補助リン
グの剛性が高くなつてパツキンのシール縁の相手
周面に対する接触圧力を過大となしてシール縁の
摩耗を惹起する場合が多かつた。
ング５が弾性材料により断面略円形状に成形され
たものは、時間の経過に伴つて圧縮永久歪を招来
して補助リグとしての機能を低下させることがあ
り、金属線材を螺旋状に巻き回したものにおいて
は、シール縁の半径方向の変位に対し、補助リン
グの剛性が高くなつてパツキンのシール縁の相手
周面に対する接触圧力を過大となしてシール縁の
摩耗を惹起する場合が多かつた。
本考案は、上記した問題点が解消された密封装
置を提示することを目的とするものである。
置を提示することを目的とするものである。
（問題点を解決するための手段）
本考案は、上記した従来技術による密封装置に
おける問題点に鑑み、補助リングを、金属線材を
螺旋状に巻き回されて形成されたバネ状の素材
を、更に螺旋状に巻き回し、両端末部を互いに接
合させて、弾性材料により、環状溝及びシール縁
を付されて略Ｕ字状の断面形状を呈する環状体に
成形されたパツキンの環状溝内に挿入した構成と
なすものである。
おける問題点に鑑み、補助リングを、金属線材を
螺旋状に巻き回されて形成されたバネ状の素材
を、更に螺旋状に巻き回し、両端末部を互いに接
合させて、弾性材料により、環状溝及びシール縁
を付されて略Ｕ字状の断面形状を呈する環状体に
成形されたパツキンの環状溝内に挿入した構成と
なすものである。
（作用）
上記したように、弾性材料により、環状溝及び
シール縁を付されて略Ｕ字状の断面形状を呈する
環状体に成形されたパツキンの環状溝内に、弾性
線材を巻き回してなるバネ状素材を、更に螺旋状
に巻き回して形成した補助リングを挿入してなる
本考案の密封装置においては、補助リングが、パ
ツキンのシール縁の半径方向変位に対し柔軟に追
随して、シール縁の相手周面に対する接触圧力を
適正に保持する。
シール縁を付されて略Ｕ字状の断面形状を呈する
環状体に成形されたパツキンの環状溝内に、弾性
線材を巻き回してなるバネ状素材を、更に螺旋状
に巻き回して形成した補助リングを挿入してなる
本考案の密封装置においては、補助リングが、パ
ツキンのシール縁の半径方向変位に対し柔軟に追
随して、シール縁の相手周面に対する接触圧力を
適正に保持する。
補助リングの半径方向の剛性力は、金属線材の
線径、巻きピツチ及び巻き径並びにバネ状素材の
巻きピツチ及び巻き径を適宜に設定することによ
り、容易に調整することができる。
線径、巻きピツチ及び巻き径並びにバネ状素材の
巻きピツチ及び巻き径を適宜に設定することによ
り、容易に調整することができる。
（実施例）
第１図の実施例においては、ゴム様弾性材料に
より、環状溝２及びシール縁３を付されて略Ｕ字
状の断面形状を呈する環状体に成形されたパツキ
ン１の環状溝２内に、詳細を第２図に示すよう
に、弾性線材を螺旋状に巻き回して形成したバネ
状の素材を、更に螺旋状に巻き回してなる補助リ
ング５を挿入して構成した密封装置が、相対運動
２部材の一方１０に設けられたパツキン溝１１内
に挿入されて、パツキン１のシール縁３を相対運
動２部材の他方１２の周面１３及び相対運動２部
材の一方１０のパツキン溝１１の底周面に弾性接
触させて、相対運動２部材１０，１２間の〓間を
密封している。
より、環状溝２及びシール縁３を付されて略Ｕ字
状の断面形状を呈する環状体に成形されたパツキ
ン１の環状溝２内に、詳細を第２図に示すよう
に、弾性線材を螺旋状に巻き回して形成したバネ
状の素材を、更に螺旋状に巻き回してなる補助リ
ング５を挿入して構成した密封装置が、相対運動
２部材の一方１０に設けられたパツキン溝１１内
に挿入されて、パツキン１のシール縁３を相対運
動２部材の他方１２の周面１３及び相対運動２部
材の一方１０のパツキン溝１１の底周面に弾性接
触させて、相対運動２部材１０，１２間の〓間を
密封している。
（考案の効果）
本考案の密封装置が、上記したように、弾性材
料により、環状溝及びシール縁を付されて略Ｕ字
状の断面形状を呈する環状体に成形されたパツキ
ンの環状溝内に、金属線材を巻き回してなるバネ
状素材を、再度巻き回して形成した補助リングが
挿入された構成を備えていることにより、補助リ
ングが柔軟性を保持して、運転中におけるパツキ
ンのシール縁の半径方向の変位に対し十分に追随
し得るので、シール縁の相手周面に対する接触圧
力が適正に保たれ、密封機能及び耐久性がともに
確保される。
料により、環状溝及びシール縁を付されて略Ｕ字
状の断面形状を呈する環状体に成形されたパツキ
ンの環状溝内に、金属線材を巻き回してなるバネ
状素材を、再度巻き回して形成した補助リングが
挿入された構成を備えていることにより、補助リ
ングが柔軟性を保持して、運転中におけるパツキ
ンのシール縁の半径方向の変位に対し十分に追随
し得るので、シール縁の相手周面に対する接触圧
力が適正に保たれ、密封機能及び耐久性がともに
確保される。
第１図は、本考案の一実施例の一部断面図、第
２図は、同実施例を構成する補助リングの一部拡
大平面図、第３図は、従来技術による密封装置の
一部断面図、第４図は、従来技術による補助リン
グの他の例の一部拡大平面図である。 １……パツキン、２……環状溝、３……シール
縁、５……補助リング、１０……相対運動２部材
の一方、１１……パツキン溝、１２……相対運動
２部材の他方、１３……周面。
２図は、同実施例を構成する補助リングの一部拡
大平面図、第３図は、従来技術による密封装置の
一部断面図、第４図は、従来技術による補助リン
グの他の例の一部拡大平面図である。 １……パツキン、２……環状溝、３……シール
縁、５……補助リング、１０……相対運動２部材
の一方、１１……パツキン溝、１２……相対運動
２部材の他方、１３……周面。
Claims (1)
- 弾性材料をもつて製せられ、軸方向に開口する
環状溝２を備えるパツキン１と、前記環状溝２内
に挿入された補助リング５とよりなる密封装置に
おいて、前記補助リング５が、弾性線材を螺旋状
に巻き回されたバネ状素材を螺旋状に巻き回され
てなることを特徴とする密封装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985070334U JPH0137254Y2 (ja) | 1985-05-13 | 1985-05-13 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985070334U JPH0137254Y2 (ja) | 1985-05-13 | 1985-05-13 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61186867U JPS61186867U (ja) | 1986-11-21 |
| JPH0137254Y2 true JPH0137254Y2 (ja) | 1989-11-10 |
Family
ID=30606822
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985070334U Expired JPH0137254Y2 (ja) | 1985-05-13 | 1985-05-13 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0137254Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010019325A (ja) * | 2008-07-10 | 2010-01-28 | Honda Motor Co Ltd | シール装置 |
| JP5096285B2 (ja) * | 2008-10-27 | 2012-12-12 | 株式会社キッツ | ボールバルブ |
| CN113544357A (zh) * | 2019-03-20 | 2021-10-22 | 美国圣戈班性能塑料公司 | 密封件 |
-
1985
- 1985-05-13 JP JP1985070334U patent/JPH0137254Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61186867U (ja) | 1986-11-21 |
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