JPH0134573Y2 - - Google Patents

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JPH0134573Y2
JPH0134573Y2 JP7624684U JP7624684U JPH0134573Y2 JP H0134573 Y2 JPH0134573 Y2 JP H0134573Y2 JP 7624684 U JP7624684 U JP 7624684U JP 7624684 U JP7624684 U JP 7624684U JP H0134573 Y2 JPH0134573 Y2 JP H0134573Y2
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JP
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sunshade
sunroof
inward flange
opening
attached
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JP7624684U
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車体上部に設けた開口部に、透光性
のサンルーフが取付けられた自動車において、サ
ンルーフからの太陽光線を遮断するために、この
サンルーフの内側に取付けるサンシエードの取付
け構造に関する。
〔従来技術〕
最近の自動車の中にはルーフから採光し、ある
いは、ルーフからの景観を楽しめるように、自動
車の車体上部に開口部を設け、この開口部に着脱
式または固定式の透光性サンルーフを取付けたも
のが見受けられる。この種の透光性サンルーフに
は、透明または半透明のガラス板または樹脂板が
用いられる。そのため、太陽光線が強すぎると乗
員の頭部や肩付近に熱射感を受けるという問題点
があり、必要なとき以外はサンルーフからの光線
を遮断できるように、上記サンルーフの内側にサ
ンシエードを設ける必要がある。このような自動
車用サンシエードとしては従来種々のものが提案
されており、たとえば実開昭55−85313号公報に
示されたものがある。
この公報に開示されたものは、自動車のルーフ
開口部に着脱式に取付けられるサンルーフの下縁
に巻取装置を設け、この巻取装置からカーテンま
たはブラインドがサンルーフに沿うようにして繰
り出されかつ巻取られるように構成されている。
この構成によると、カーテンまたはブラインドに
よつて、サンルーフから車室内に入る太陽光線
は、確実に遮断される。しかしながら、次のよう
な種々の問題点がある。
〔本考案が解決しようとする問題点〕
上記従来例による構成では、巻取装置やカーテ
ンまたはブラインドを案内するためのガイドが必
要なため、サンルーフ自体の構造が複雑となつ
て、コストが高騰するとともに、巻取装置に多く
のスペースを取られて室内空間の有効利用を図れ
ない。また、巻取装置の重量が重いため、その着
脱作業が困難であり、車両の重量増加を招く。さ
らに、カーテンまたはブラインドが振動や風など
でひらつくため、乗員は頭上に異和感をを感じ、
運転に対する注意力を逸らす場合があり安全上好
ましい影響を与えない。
〔本考案の目的〕
本考案は、上記のような事情のもとで考えださ
れたもので、その目的は、車体上部に設けた開口
部に透光性のサンルーフを取付けた自動車におい
て、このサンルーフから車室内に入る太陽光線を
確実に遮断することができるとともに、サンルー
フの内側への取付け構造がきわめて簡単なもので
あり、その着脱がきわめて容易に行なえ、従来に
比して、著しく軽量なサンシエードの取付け構造
をコスト安く提供することを目的とする。
〔本考案の構成〕
上述した目的を達成するために、本考案のサン
シエードの取付け構造においては、車体開口部内
周に形成した内向フランジ部を挟む挟着部と、こ
れと一体的な係止部とを有する取付け具を、上記
内向フランジ部の全周にわたつて取付け、この取
付け具の係止部にサンシエードの周縁を係止させ
るという構成を採用した。
〔本考案の作用、効果〕
本考案は、上述のように構成した結果、次のよ
うな効果を発揮する。
車体開口部内周に形成した内向フランジ部を挟
む挟着部と、これと一体的な係止部とを有する取
付け具を、内向フランジ部の全周にわたつて取付
けたことにより、内向フランジ部に装着し端末処
理を行なうオープニングトリムの機能に加えてサ
ンシエードを取付ける係止機能を一部品に具備さ
せることができることから、部品点数の削減がで
き、コストを低く抑えることができる。そして、
取付け具と一体に設けられている係止部には、サ
ンシエードを着脱容易に取付けることができる。
その取付けの態様としては、係止部にサンシエー
ドの周縁を単にはめ込むことにより係止してもよ
いし、また、サンシエードを若干たわませた状態
で周縁を係止片にはめ込むことにより、常時取付
け具を弾性的に突つ張るようにして係着するよう
にしてもよい。いずれの態様にしてもきわめて容
易にその取付けをすることができる。
また、従来例のように、カーテンなどの巻取装
置を必要としないため、車室内空間の有効利用を
図ることができるとともに、軽量化をすることが
できる。さらに、サンシエードを取付け具に係止
したときには、サンシエードは開口部を完全に覆
い、しかもカーテンやブラインドなどのようにひ
らつくことがないため、太陽光線は確実に遮断さ
れる。
〔実施例の説明〕
以下、本考案の実施例を図面を参照しつつ具体
的に説明する。
図面には、ルーフドリツプ2より上のルーフ側
面部3bの上下高さを高くしたいわゆるハイルー
フ型のルーフパネル3を有するバン型車におい
て、上記ルーフパネル3に、ルーフ上面部3aか
らルーフ側面部3bにかけてルーフの屈曲部を経
てつながる開口部4を左右に設け、この開口部4
に透光性のサンルーフ1を設けた例を示してあ
る。このようにすると、ルーフ上面部3aのみな
らず、ルーフ側面部3bから車室内へ外部光を採
りいれることができるとともに、斜め上方の車外
景観を楽しむことができる。ところで、このよう
にルーフパネル3の大きな部分に透光性のサンル
ーフ1を設けると、上方視界が拡がる反面、乗員
の頭部に日光が直接当たる場合が起こるため、不
要な場合はサンルーフ1からの直射日光を遮蔽す
ることができるサンシエードを設けておく必要が
でてくる。この考案は、こうしたサンシエード5
の取付け構造に関するものであり、その詳細を第
2図以下の図面に示す。
ルーフパネル3の上記開口部4の周囲の縁部に
は、その全周にわたつて所定幅凹ませて、サンル
ーフ1の縁部を支持するための段部6が形成さ
れ、この段部6からさらに段落ちさせた格好で内
向フランジ7が形成される。また、上記開口部4
の裏側には、この開口部4周縁部の剛性を保持す
るための、開口部4の形状と対応した枠状のバツ
クアツプ部材8が、その内周縁8aを上記内向フ
ランジ7に溶接することにより、固定されてい
る。さらに、上記バツクアツプ部材8の内周縁8
aには、ルーフライニング材9の、上記開口4と
対応した通孔10の縁10aが当てがわれ、この
ルーフライニング材9の通孔10の縁10aと、
上記内向フランジ7と、バツクアツプ部材8の内
周縁8aとの三者が重なつて内向フランジ部11
を形成している。
上記開口部4には、透明あるいは半透明のガラ
ス板、あるいは樹脂板で形成された透光性のサン
ルーフ1が取付けられる。図示例では、ガラス板
の周縁にウエザストリツプ13を装着したものが
用いられ、かつ、このサンルーフ1は、上記開口
部における段部6に上記ウエザストリツプ13が
密着することによりその周縁が支持されるように
して着脱可能に取付けられるようになつている。
しかしながら、このサンルーフ1としては、着脱
可能とするほか、その周縁を上記開口部4に固定
したものであつても差し支えない。第2図および
第3図に表れているように、このサンルーフ1の
車幅方向断面は、ルーフパネル3の側部の屈曲形
状と対応して屈曲しており、取付けたとき、ルー
フパネル3と協働してルーフの外形を形成するよ
うになつている。
そして、上記の内向フランジ部11を挟む略U
字状の挟着部14aと、サンシエード5の周縁を
係止させるための略U字状の係止部14bとが略
S字状に連続するように一体形成された弾性を有
する軟質樹脂製の取付け具14が内向フランジ部
11の全周にわたつて設けられている。
この取付け具14は、上記のように軟質樹脂の
みにより形成してもよいが、本例では、次のよう
に芯材18を設けている。すなわち、第4図に良
く表れているように、取付け具14は、厚さ方向
中央部に金属板製の芯材18を有し、かつ、この
芯材18は、第5図に示すように、上記挟着部1
4aの断面略U字状の頂部において取付け具14
の全長にわたつて設けられる帯状の中心部19
と、挟着部14aおよび係止部14bの両方の内
部に適当間隔をおいて中心部19から伸ばして設
けられる櫛歯状の突出片20とから構成されてい
る。換言すると、この芯材18は、中心部19と
突出片20とからなる広幅部と、中心部19のみ
の細幅部とが交互に連続して取付け具14の厚さ
方向中央部に取付け具14の全長にわたつて設け
られている。この芯材18は、弾性的にたわみ変
形しうる特性を有するため、挟着部14aが内向
フランジ部11を挟む挟着力がより一層向上する
とともに、係止部14bが、サンシエード5の周
縁に対して弾性的に係着するため、取付け具14
のサンシエード5保持機能が一層向上する。ま
た、芯材18は櫛歯状に形成してあるので、取付
け具14を内向フランジ部11のコーナー部に対
応して容易に屈曲させることができ、芯材18の
中心部19により取付け具14の全長が一定に規
制されるので、コーナー部の処理をうまく行なえ
るとともに、この取付け具14がコーナー部から
外れるといつたことがないので好都合である。
サンシエード5は、内向フランジ部11に設け
た取付け具14の係止部14bに周縁をはめ込ん
で取付けられ、サンルーフからの光線を遮断する
ための部材で、ルーフライニング材9の屈曲形状
と対応させて屈曲させた板状のものでよいが、本
例では、次のように構成している。すなわち、第
2図および第3図に示すように、厚さ方向中央部
に芯材15を設けるとともに、この芯材15を包
み込むようにパツト材16を設け、さらに、パツ
ト材16を表皮材17で包んで構成している。芯
材15としては、たとえば、金網状のものとする
と、サンシエード5の耐久性が向上するにもかか
わらず、それほど重量増加を招かないので好都合
である。また、金網の持つ弾性により、サンシエ
ード5を第2図に仮想線で示すように弾性的にた
わませることができるので、上記取付け具14へ
の取付けがさらに容易になる。なお、パツト材1
6は樹脂の発泡体などを用いることができる。ま
た、表皮材17としては、適当な色調および質感
のものを採用すると、ルーフライニング材9との
調和を図ることができる。
なお、本考案は、上述した実施例に限定されな
いことはもちろんであり、サンルーフが設けられ
る位置および形態は問わず、透光性のサンルーフ
が設けられるルーフのすべてに適用可能である。
さらに、取付け具の挟着部および係止部の形状は
具体的に問うものではなく、要するに、内向フラ
ンジ部を挟みうる挟着部およびサンシエードを係
止しうる係止部であればよい。
〔まとめ〕
以上説明したように、本考案のサンシエードの
取付け構造では、透光性のサンルーフから車室内
に入る太陽光線を確実に遮断することができると
ともに、サンシエードの車体への取付け構造はき
わめて簡単なものであるとともに、着脱が容易に
行なえ、著しく軽量で車体の重量増加を招くこと
がないサンシエードの取付け構造であり、しかも
コスト高騰を招かないという格別の効果を発揮す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るサンシエードが取付けら
れるサンルーフの全体外観斜視図、第2図は第1
図の−線に沿う拡大断面図でサンシエードを
取り外した状態を示したもの、第3図は第2図と
同様の断面図でサンシエードを取付けた状態を示
したもの、第4図は本考案に係るサンシエードの
取付け構造を示す一部断面を含む要部拡大斜視
図、第5図は本実施例の取付け具の芯材を示す平
面図である。 1……サンルーフ、4……開口部、5……サン
シエード、11……内向フランジ部、14……取
付け具、14a……挟着部、14b……係止部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体上部に取付けられるサンルーフの内側への
    サンシエードの取付け構造であつて、車体開口部
    内周に形成した内向フランジ部を挟む挟着部と、
    これと一体的な係止部とを有する取付け具を、上
    記内向フランジ部の全周にわたつて取付け、この
    取付け具の係止部にサンシエードの周縁を係止さ
    せたことを特徴とする、サンシエードの取付け構
    造。
JP7624684U 1984-05-23 1984-05-23 サンシエ−ドの取付け構造 Granted JPS60188016U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7624684U JPS60188016U (ja) 1984-05-23 1984-05-23 サンシエ−ドの取付け構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7624684U JPS60188016U (ja) 1984-05-23 1984-05-23 サンシエ−ドの取付け構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60188016U JPS60188016U (ja) 1985-12-13
JPH0134573Y2 true JPH0134573Y2 (ja) 1989-10-20

Family

ID=30618215

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7624684U Granted JPS60188016U (ja) 1984-05-23 1984-05-23 サンシエ−ドの取付け構造

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JPS60188016U (ja) 1985-12-13

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