JPH0133012Y2 - - Google Patents

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JPH0133012Y2
JPH0133012Y2 JP4733385U JP4733385U JPH0133012Y2 JP H0133012 Y2 JPH0133012 Y2 JP H0133012Y2 JP 4733385 U JP4733385 U JP 4733385U JP 4733385 U JP4733385 U JP 4733385U JP H0133012 Y2 JPH0133012 Y2 JP H0133012Y2
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button
gate
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、被縫物にボタンを装着するための
ボタン縫着ミシンにボタンを搬入するボタン搬入
装置の個別送り機構の改良に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種のボタン搬入装置は、特開昭54−
123356に詳述されている。即ち、ボタン供給装置
は、励磁コイルの励磁電流をオン・オフすること
により弾性体を介してボウルを振動する駆動源
(振動発生器)とから成り、振動発生器の作用に
よりボウル内のボタンWの表面を上向にして、順
次ボウルから輸送路を経てボタン搬入装置に搬入
する。第3図は、ボタン搬入装置の一部を省略し
た分解斜視図であり、ボタンWを一つづつ送り出
す個別送り機構とボタンWの縫着け孔を特定方向
にセツトする配向機構との関係を示す。1は、輸
送路(以下フレキシブルパイプという)、2は上
面が旋回アーム3に向つて下方に斜視するように
図示しないフレームに片持ち支持した斜台であ
る。斜台2には、中間に矩形の孔4を形成し、か
つ、その中にボタンWの案内通路5を形成する一
対の樋体5a,5bのボス部6を遊嵌し、案内通
路5との直交方向の軸7a,7bで支持すると共
に、各樋体5a,5bのボス6に螺旋方向が異な
るねじ部をねじ込んだねじ軸8を斜台2に支持す
る。ねじ軸8を所要の方向に回動することにより
樋体5a,5bの対向面が接触し、ボタンWの直
径に対応して案内通路5の巾を所望に調整できる
ように設ける。尚、軸7aは中間を樋体5aに固
定し、7bは中間を樋体5bに固定し、これによ
つて樋体5a,5bを移動した場合にも案内通路
5の平行が確実に得られるようになつている。ま
た、一方の樋体5aには、透明な平板に案内通路
5に対応する切欠9,10をボタンWの通行方向
に離隔形成した天井体11をねじ止めし、ボタン
Wが案内通路5内を一列に整列通過するように設
ける。また、旋回アーム3のボタン乗載部に対応
しその上方において、斜台2の自由端の先方に展
延する案内通路5の終端には、案内通路5を滑降
して来たボタンWの先端部に当接するストツパー
12と、ストツパー12に当接したボタンWがそ
れから垂直に落下し得る開放部13を形成すると
共に、その開放部13を斜台2の下端に水平移動
可能に設けた平板状のシヤツター14により開閉
可能に設ける。斜台2の背面に軸15で支持し、
かつ、常には時計方向に弾性力を受ける揺動リン
ク16は、腕16aを図示しない駆動源に連動す
る上下作動腕17とリンク18を介して連動する
と共に、リンク18と腕16aとは長孔19を介
して軸20で連結し、上下作動腕17が時計方向
に所定回動した後に長孔19の下端が軸20に当
つて揺動リンク16が時計方向に回動するように
設ける。また、揺動リンク16の上記回動により
前記シヤツター14が第4図aの状態から同図b
の状態に移動するように、斜台2に支持した軸2
1に偏心して設けられたピン22を揺動リンク1
6の腕16bに形成た長孔23に遊嵌すると共
に、軸21の軸線に直交して設けたピン24の自
由端をシヤツター14に形成した長孔25に遊嵌
させる。揺動リンク16の腕16aは、垂設した
軸受部26に軸27で支持した腕28にリンク9
を介して連結すると共に、リンク29が第3図左
方に移動してもすぐには腕28が回動しなように
それらは長孔30を介して段ねじ31で連結す
る。軸受部26の前面に突出した軸27には、自
由端32aを下方に折曲して天井体11の切欠1
0に対向させた第一ゲート32を支持し、軸27
の回動により第一ゲート32の折曲端部32aが
樋体5a,5bの案内通路5内に出入りするよう
に設ける。また、軸受26に軸27と平行に設け
た軸33には、一端に棒34の下端を天井体11
の切欠9に対向させて支持した部片をねじ36に
よつて移動係止可能とした第二ゲート35の中間
を支持すると共に、第4図aの状態から第一ゲー
ト32が反時計方向に回動することにより棒34
が切欠9から案内通路5内に進入するように第二
ゲート35に設けたピン37を第一ゲート32に
形状した長孔38に遊嵌する。前記棒34は、圧
縮ばね39により常に下方に押圧され、第4図b
のように第二ゲート35が時計方向に最大回動す
る時には、その回動が終る前に棒34は案内通路
5内にあるボタンに当接して止り、その後は第二
ゲート35だけがばね39を圧縮しながら第一ゲ
ート32に連動して回動するように設ける。い
ま、上下作動腕17が上方に回動しその位置に或
る時間維持された後に復帰するから、その二又部
17aと係合関係にある回転体40がボタンWに
は係合し得ない位置(第4図b)に或る時間上昇
した後に復帰する(図示しない)。また、上下作
動腕17が第3図時計方向に回動すると、リンク
16が第3図の矢印方向に回動するから、ピン2
2を介して軸21が回動し、これによりシヤツタ
ー14が第4図aから移動して同図bのように開
放部13を塞ぐと共に、腕28がリンク29を介
して第3図の矢印方向に回動する。
これにより第一ゲート32が軸27を介して第
4図aの状態から反時計方向に回動し、同b図に
示すようにその折曲端部32aが切欠10から抜
け出るが、第二ゲート35がピン37を介して第
一ゲート32に連動し、棒34の下端は折曲端部
32aが切欠10から抜けるよりも或る時間先に
ボタンW2の上面に係合するから、上下作動腕1
7の時計方向への回動によつてボタンW1だけ自
重で案内通路5を滑降し、先に開放部13を塞い
でいるシヤツター14の上に乗載する。また、回
転体40が上昇している間は、シヤツター14は
開放部13を塞いでおり、つづいて上下作動腕1
7がコイルばね41に抗して復帰する。従つて、
上記と反対に回転体40が下降し、ゴムキヤツプ
42が第4図bのボタンW1に圧接してそれを旋
回させると共に、その直後にシヤツタ14が第4
図aの位置まで後退するから、ボタンW縫着孔が
支持ピンに一致した時にボタンW1は旋回アーム
3の載置部に水平に乗載する。このようにして、
ボタンWは、個別送り機構から配向機構乗載され
図示しないボタン縫着ミシンのボタン保持顎に送
られる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来のボタン搬入装置の個別送り機構は、以上
のように構成されているので、ボタンWはボタン
供給装置のフレキシブルパイプ1から案内通路5
の樋体5a,5bの滑り面と摩擦しながら次々に
送り出され第一ゲート32の自由端32aと第二
ゲート35の棒34とのシーソー作用でボタン
W1が止められると、ボタンW1と樋体5a,5b
の側壁に静電気で付着する傾向があり、その重力
に打勝つて樋体内に付着するようになり、次にボ
タンW1を送り出そうとすると配向機構(以下ス
トツパー12という)方向に滑り下降しないとい
うようなボタン搬入不良の事故が発生した。この
ことは、特に、冬期等の外気が乾燥している時
に、この静電気の帯電は顕著になつて厄介な問題
点を引起こしボタン縫目作業の生産性向上の問題
点となつていた。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、このような問題点に鑑みてなされ
たものであり、即ち、個別送り機構の案内通路5
の頂部にボタンW送り方向にフレキシブルパイプ
1の振動を伝達する分離送りシユートバネを取付
け、かつ、その他端を第一ゲート32の自由端3
2aに係止されるボタンW1の裏面に当接して徴
振動を与えるように配置し、第一ゲート32の自
由端32aがボタンW1を解放すると、ボタンW1
はなお微振動を受けながらストツパー12方向に
滑り下降するように構成したボタン搬入装置の個
別送り機構を提供することを目的とする。
同一構成は、同一符号を示し、以下この考案に
ついて説明する。第1図は、従来の技術のボタン
搬入装置の個別送り機構にこの考案の分離送りシ
ユートバネ43を装置した斜視図である。44は
分離送りシユートバネ43の取付け部材であり、
取り付け部材44は、ねじ45により斜台2のボ
タンW送り方向の頂部の一端に固着される。この
分離送りシユートバネ43は、例えば棒状または
平板状等のもので第2図に示されているように、
取付け部材44から下方に延出し、更に、変曲部
43aより次第に下向に延出して、その先端部4
3b付近で上方に湾曲するような形状となつてい
る。
従つて、分離送りシユートバネ43は、第1図
に示すように斜台2に固定した案内通路5の樋体
5a,5bの間の間隙溝46に架設してボタンW
の送り方向に配置し、その先端部43bが第一ゲ
ート32の自由端32aに係止されるボタンW1
の裏面に当接するように構成する。
〔作用〕
この考案の作用は、従来の技術で詳述したので
省略するが、フレキシブルパイプ1は、図示しな
いボタン供給装置に連結されて、その微振動を受
けながらボタンWをボタン搬入装置の個別送り機
構に次々ボタンWを送り出して供給する。従つ
て、分離送りシユートバネ43は、取り付け部材
44の近傍においてフレキシブルパイプ1と振動
干渉状態にあるので、分離送りシユートバネ43
は、その微振動を先端部43bに絶えず伝達して
いる。
従つて、切欠10を貫通して第一ゲート32の
自由端32aに係止されるボタンW1(第4図a参
照)の裏面に微振動を与え、かつ、第一ゲート3
2の自由端32aが切欠10より解放(第4図b
参照)すると、ボタンW1はなお分離送りシユー
トバネ43の先端部の湾曲部の微振動を裏面に受
けながら、静電気の付着現象に打ち勝つて遂には
ストツパー12の方向に滑り下降するようにな
る。
〔考案の効果〕
この考案は、ボタン搬入装置の個別送り機構の
斜台2の頂部に分離送りシユートバネ43を固着
し、斜台2に固定した案内通路5の樋体5a,5
bの間の間隙溝46に架設してボタンWの送り方
向に配置し、その先端43bを第一ゲート32の
自由端32aに係止されるボタンW1に当接させ、
フレキシブルパイプ1の微振動を受けて先端部4
3bがボタンW1の裏面を微振動するように構成
した。
従つて、ボタンW1は、静電気による樋体5a,
5b内の付着の傾向を後退させるに足る充分な機
械的な簡単な方法によつてストツパー12の方向
に滑り下降するようになる。
依つて、ボタン搬入不良の事故によるボタン縫
目作業の生産上の問題点は改善され信頼性および
生産性向上に寄与する所大なる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案のボタン搬入装置の個別送
り機構の斜視図、第2図は、この考案の要部であ
る分離送りシユートバネに関する斜視図、第3図
は、従来のボタン搬入装置の一部を省略した個別
送り機構の分解斜視図、第4図aおよびbは、従
来のボタン搬入装置の個別送り機構の作用説明図
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 多数のボタンWを保持し駆動源により駆動され
    るボタン供給装置と、ボタンWを供給する輸送路
    とを備え、下方に傾斜する斜台2に固定した樋体
    5a,5bの案内通路5に順次供給し、第一ゲー
    ト32と第二ゲート35のシーソー作用により順
    次ボタンWをその縫着け孔の配向機構方向に搬入
    する個別送り機構において、分離送りシユートバ
    ネ43を案内通路5の樋体5a,5bの間の間隙
    溝46内に架設し、分離送りシユートバネ43の
    一端がボタン供給装置の輸送路1と振動干渉する
    ように斜台2の頂部に固着すると共に他端を第一
    ゲート32の自由端32aに係止されるボタン
    W1の裏面に微振動を与えるように配置し、第一
    ゲート32の自由端32aがボタンW1を解放す
    るとボタンの裏面はなお微振動を受けながら順次
    自由に配向機構方向に滑り下降することを特徴と
    するボタン搬入装置の個別送り機構。
JP4733385U 1985-03-30 1985-03-30 Expired JPH0133012Y2 (ja)

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JP4733385U JPH0133012Y2 (ja) 1985-03-30 1985-03-30

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JP4733385U JPH0133012Y2 (ja) 1985-03-30 1985-03-30

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JPS61164671U JPS61164671U (ja) 1986-10-13
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