JPH01321465A - オーバーヘッドプロジェクタ用原稿作成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はオーバーヘッドプロジェクタに係り、特にオー
バーへソドプロジェクタ用の原稿作成装置に関するもの
である。

〔従来の技術〕

一般に、オーバーヘッドプロジェクタを使用して１．所
望の原稿をスクリーン上に投影する場合、その原稿をオ
ーバーヘッドプロジェクタの原稿台の所定位置に載置し
、その下方から投影用光源にて照明することにより、反
射ミラー及び投影レンズを介して該原稿の像をスクリー
ン上に結像させるようにしている。この場合、上記原稿
は、例えば透明フィルム上に直接にペン等により所望の
情報を書き込んだり、前取て普通紙に所望の情報を書き
込んだものをコピー機により透明フィルム上に複写する
ことにより、作成されている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、上記原稿は、表示したい情報毎に用意す
る必要があり、しかも上述のような原稿作成には多くの
時間及び労力を必要とすることから、特に表示すべき情
報が多い場合には、原稿作成の作業は非常に面倒であっ
た。

また、原稿を構成する透明フィルムは、その絶縁性ゆえ
に比較的静電気を帯びやすいことから、オーバーヘッド
プロジェクタの原稿台に吸着してしまうので、原稿の交
換が容易には行なわれにくくなる。ここで、原稿が原稿
台の所定位置からずれていると、該原稿台上ではわずか
なずれであっても、スクリーン上では像が大きくずれる
ことになるので、その原稿はオーバーヘッドプロジェク
タの原稿台上の所定位置に正確に載置する必要があるが
、上述のように原稿が原稿台に対して静電気によって吸
着していると、原稿の位置合わせの作業が非常に煩雑な
ものとなり、しかも原稿を交換する毎に原稿の位置合わ
せが必要になる等の問題があった。

本発明は、以上の点に鑑み、オーバーヘッドプロジェク
タ用の原稿が、容易に且つ迅速に作成され、さらにオー
バーヘッドプロジェクタの原稿台上の所定位置に持ち来
され得るようにした、オーバーヘッドプロジェクタ用原
稿作成装置を提供することを目的としている。

〔問題点を解決するための手段及び作用］上記目的は、
本発明によれば、透明基板上に透明導電膜及び光導電性
薄膜を順次積層させることにより形成された原稿書き込
み板と、上記原稿書き込み仮をオーバーヘッドプロジェ
クタの原稿台上の所定位置に持ち来す搬送装置と、その
原稿台の外部で上記原稿書き込み板の表面に電子写真法
に基づいて帯電、露光、現像によって所望の情報をトナ
ーによって書き込む画像形成装置と、この画像形成！ｊ
ｔ置による露光を上記所望の情報にしたがって制御する
制御装置とを有するオーバーヘッドプロジェクタ用原稿
作成装置により達成される。

この発明によれば、先ず表示させたい所望の情報を画像
形成装置により原稿書き込み板上にトナーによって書き
込んだ後、その原稿書き込み板を搬送装置によってオー
バーヘッドプロジェクタの原稿台上の所定位置に持ち来
すことにより、オーバーヘッドプロジェクタの照明光源
により該原稿書き込み板を下方から照明すれば、この原
稿書き込み仮に形成された所望の情報が該オーバーヘッ
ドプロジェクタによってスクリーン上の所定位置に投影
されることとなるので、表示したい情報が静電写真法に
より原稿書き込み板上に形成され得ることにより、所望
の情報を有する原稿が容易に且つ迅速に作成され得るこ
とになる。また、このように作成された原稿書き込み板
が搬送装置によって原稿台上の所定位置に持ち来される
ことから、この原稿台上にて原稿書き込み板の位置合わ
せを行なう必要がなく、また投影終了後は搬送装置によ
り原稿書き込み板を引き戻すと共に、その際原稿書き込
み板上に形成された画像を構成するトナーを露光後掻取
ることにより、再び該原稿書き込み板を使用して次の情
報を書き込むことが可能であり、特に表示すべき情報が
多い場合にも多数の原稿書き込み板を用意しなくても、
一つの原稿書き込み板上に画像形成装置により順次情報
に関する画像を形成することにより、多数の情報を順次
投影することが可能である。さらに、所望の情報を前取
て記憶装置に記憶させておくようにすれば、多数の情報
を順次投影している途中で一つ前の情報に戻ってその情
報を原稿書き込み板上に形成して投影することも可能と
なる。

〔実施例〕

以下、図面に示した一実施例に基づいて本発明の詳細な
説明する。

第１図は本発明によるオーバーヘッドプロジェクタ用原
稿作成装置の一実施例を示しており、原稿作成装置１０
は、感光体として構成された原稿書き込み板１１と、こ
の原稿書き込み仮１１の表面、図示の場合下面に対して
静電写真法により所望の画像を形成する画像形成装置１
２と、該原稿書き込み板１１を上記画像形成装置１２を
介してオーバーヘッドプロジェクタ１３の原稿台１３ａ
上の所定位置に持ち来すための図示しない搬送装置から
構成されている。

原稿書き込み板１１は、ガラス基板１１ａの表面、図示
の場合下面にＩＴＯ（酸化インジウム）等の透明導電膜
１１ｂと光導電性薄膜１１ｃを順次積層させることによ
り、いわゆる静電写真感光体として形成されている。尚
、上記光導電性薄膜１１ｃは、光透過性が高くなるよう
にできるだけ薄く、例えばＳｅｎ　Ｓｅ　−Ｔｅ、　Ｓ
ｅ　−Ａｓ等のＳｅ系合金、　　ａ　　Ｓ＋＋　　ＯＰ
　Ｃ材料等から形成されている。

また、画像形成装置１２は、図示しない搬送装置により
図面にて右方に一定速度で搬送される原稿書き込み板１
１の下面を、−様に帯電させるための帯電チャージャー
１２ａと、この帯電チャージャー１２ａにより帯電され
た原稿書き込み板１１の下面を、露光させるためのＬＥ
Ｄアレイから成るＬＥＤヘッド１２ｂと、該ＬＥＤヘッ
ド１２ｂにより露光された原稿書き込み板１１の下面に
対して磁気ブラシによりトナーを付着せしめる現像ユニ
ット１２ｃと、投影終了後の原稿書き込み板１１の下面
に形成されている不要な画像を消去するためのイレース
用光源１２ｄと、上記不要な画像を形成しているトナー
を掻取るため下方から原稿書き込み板の下面に当接し得
るように進退可能であるブレード１２ｅとから成る。

ここで、上記ＬＥＤヘッド１２ｂは、一定速度で右方に
搬送される原稿書き込み板１１に対して所望の情報に関
する画像をドツトマトリックス方式で露光させるように
、制御装置１４によりその発光が制御されることにより
、原稿書き込み板１１の露光部分において帯電していた
電荷が除去されて、上記画像の静電潜像を形成するよう
になっており、この静電潜像が、未露光の帯電部分への
現像ユニット１２ｃの磁気ブラシによるトナーの付着に
よって可視化されるようになっている。

尚、制ｊｎ装置１４は、好ましくは例えばパソコン等を
利用して所望の情報を入力し補助記憶装置に記憶させて
おき、必要なときに所望の情報を取り出して、該情報に
基づいてＬＥＤヘッド１２ｂを制御するようになってい
る。

本発明実施例は以上のように構成されており、先ず図示
の位置にある原稿書き込み板１１を図示しない搬送装置
によって一定速度で右方に搬送すると、該原稿書き込み
阪１１は、その搬送と共に右端から順次その下面が、帯
電チャージャー１２ａにより一様に帯電せしめられ、続
いて前以てパソコン等により入力された所望の情報に基
づいて制御装置１４により制御されるＬＥＤヘッド１２
ｂによって該原稿書き込み板１１の下面に、所望の情報
に関する静電潜像が形成される。この場合、多数の情報
を前以てパソコン等の補助記憶装置に記憶させておけば
、多数の情報が容易にしかも迅速に取り出され得るので
、静電潜像の形成がより短時間で行なわれ得ることにな
ると共に、一つの情報についてネガ像、ポジ像の切換え
も非常に容易に行なわれ得る０次に、この静電潜像が現
像ユニット１２ｃによる未露光の帯電部分への磁気ブラ
シによるトナーの付着により可視化された後、原稿書き
込み板１１はさらに搬送装置によってオーバーヘッドプ
ロジェクタ１３の原稿台１３ａ上の所定位置まで持ち来
される。

ここで、上記原稿台１３ａの下方から照明光源１３ｂに
より原稿書き込み板１１を照明することにより、該原稿
書き込み板１１に形成された所望の情報に関する画像が
、その上方に斜めに配設された反射ミラー１３ｃを介し
てスクリーン１５の表面に投影されることになる。その
際、原稿書き込み板１１に形成された画像は、静電写真
法によるものであることから、非常にコントラストが裔
く鮮明で美しい画像となっている。尚、照明光源１３ｂ
からの光が原稿書き込み板１１に入射しても、該原稿書
き込み仮１１の未露光の帯電部分はトナーにより遮光さ
れることになるので、その帯電状態は変化せず、従って
トナーにより形成される画像が乱れるようなことがない
。

投影終了後は、原稿書き込み板１１は、搬送装置によっ
てオーバーヘッドプロジェクタ１３の原稿台１３ａ上か
ら左方に搬送され、この際該原稿書き込み板１１は、上
方からイレース用光源１２ｄにより全体が露光されるこ
とにより、その帯電がすべて除去され、同時に下方から
該原稿書き込み板１１の下面に当接するブレード１２ｅ
により、該原稿書き込み板１の下面に付着しているトナ
ーがすべて掻取られ、現像ユニッ）１２ｃ内に回収され
ることになり、トナーの消費量は極めてわずかなもので
ある。その後、原稿書き込み板１１は搬送装置により図
示の位置まで引き戻され、最初の状態に戻る。

かくして、原稿書き込み板１１は、再び上記操作を繰り
返すことにより、順次多数の情報に関する画像を形成さ
れ、オーバーヘッドプロジェクタ１３の原稿台１３ａ上
の所定位置に持ち来され得ることとなる。

尚、上記実施例における原稿作成は、静電写真法による
ため、画像形成装置１２による帯電、露光、現像は点線
ａで示すように暗中で行なう必要があることはいうまで
もない。また、上記露光はＬＥＤヘッド１２ｂを使用し
て行なっているが、これに限らず他の手段、例えばＬＤ
（レーザーダイオード）、ＬＣ３（液晶ツヤツタ−アレ
ー）等を使用することも可能である。さらに、原稿書き
込み板１１は、ベルト状に形成してオーバーヘッドプロ
ジェクタ１３の原稿台１３ａから下方を巻回させるよう
にして、連続的な情報の投影をするようにしてもよい。

さらにまた、上述した各工程を自動シーケンス処理する
ようにすれば、所望の原稿作成がより簡単に且つ迅速に
行なわれ得るようになる。

［発明の効果］ 以上述べたように本発明によれば、透明基板上に透明扉
Ｔｉ膜及び光導電性＊Ｗｉを順次積層させることにより
形成された原稿書き込み板と、該原稿書き込み板をオー
バーヘッドプロジェクタの原稿台上の所定位置に持ち来
す搬送装置と、該原稿台の外部で上記原稿書き込み板の
表面に電子写真法に基づいて帯電、露光、現像によって
所望の情報をトナーによって書き込む画像形成装置と、
該画像形成装置による露光を上記所望の情報にしたがっ
て制御する制御装置とを有するように、オーバーヘッド
プロジェクタ用原稿作成装置を構成したから、先ず表示
させたい所望の情報を画像形成装置により原稿書き込み
板上に書き込んだ後、該原稿書き込み板を搬送装置によ
ってオーバーヘッドプロジェクタの原稿台上の所定位置
に持ち来すことにより、オーバーヘッドプロジェクタの
照明光源により該原稿書き込み板を下方から照明すれば
、該原稿書き込み仮に形成された所望の情報が該オーバ
ーヘッドプロジェクタによってスクリーン上の所定位置
に投影されることとなる。従って１表示したい情報が静
電写真法により原稿書き込み板上に形成され得ることに
より、所望の情報を有する原稿が容易に且つ迅速に作成
され得ることとなる。そして、このように作成された原
稿書き込み板が搬送装置によって原稿台上の所定位置に
持ち来されることから、該原稿台上にて原稿書き込み板
の位置合わせを行なう必要がなく、また投影終了後は搬
送装置により原稿書き込み板を引き戻すと共に、その際
原稿書き込み板上に形成された画像を構成するトナーを
掻取ることにより、再び該原稿書き込み板を使用して次
の情報を書き込むことが可能であり、特に表示すべき情
報が多い場合にも多数の原稿書き込み板を用意しなくて
も、一つの原稿書き込み板上に画像形成装置により順次
情報に関する画像を形成することにより、多数の情報を
順次投影することが可能となる。

さらに所望の情報を前取て記憶装置に記憶させておくよ
うにすれば、多数の情報を順次投影している途中で一つ
前の情報に戻ってその情報を原稿書き込み板上に形成し
て投影することも可能となる。

かくして本発明によれば、オーバーヘッドプロジェクタ
用の所望の情報を有する原稿が容易に且つ迅速に作成さ
れ、さらにオーバーヘッドプロジェクタの原稿台上の所
定位置に持ち来され得る、極めて優れた原稿作成装置が
提供され得ることとなり、しかも全体が比較的小型に構
成され得ることから、オーバーヘッドプロジェクタに組
み込むことも可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるオーバーヘッドプロジェクタ用原
稿作成装置の一実施例を示す概略図である。 ｌＯ・・・原稿作成装置：　１１・・・原稿書き込み板
：１１ａ・・・ガラス基板：　１１ｂ・・・透明導電膜
；１１ｃ・・・光導電性薄膜；　１２・・・画像形成装
置；１２ａ・・・帯電チャージャー＝　１２ｂ・・・Ｌ
ＥＤヘッド：　１２Ｃ・・・現像ユニット：　１２ｄ・
・・イレーサ用光ｉＥｔ；１２ｅ・・・ブレード；　１
３・・・オーバーへ７ドブロジエクタ；　１３ａ・・・
原稿台；　１３ｂ・・・照明光源；　　１３ｃ・・・反
射ミラー；　１４・・・制御装置；１５・・・スクリー
ン。 特許出願人：スタンレー電気株式会社 代　理　人：弁理士　平　山　−幸

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）透明基板上に透明導電膜及び光導電性薄膜を順次
   積層させることにより形成された原稿書き込み板と、上
   記原稿書き込み板をオーバーヘッドプロジェクタの原稿
   台上の所定位置に持ち来す搬送装置と、該原稿台の外部
   で上記原稿書き込み板の表面に電子写真法に基づいて帯
   電、露光、現像によって所望の情報を書き込む画像形成
   装置と、該画像形成装置による露光を上記所望の情報に
   したがって制御する制御装置とを具備していることを特
   徴とする、オーバーヘッドプロジェクタ用原稿作成装置
   。