JPS63304284A

JPS63304284A - 表記板

Info

Publication number: JPS63304284A
Application number: JP62140185A
Authority: JP
Inventors: Morikazu Iwase; 岩瀬　守和
Original assignee: Brother Industries Ltd
Current assignee: Brother Industries Ltd
Priority date: 1987-06-04
Filing date: 1987-06-04
Publication date: 1988-12-12

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は、原稿上の画像情報を大形表記媒体に拡大し
て表記することのできる拡大表記手段を設けた表記板に
関する。

（従来の技術）近来、会議等で、黒板画面上の内容を自動的に読み取り
、それを用紙に縮小記録するようにした電子黒板装置が
用いられ、会議の能率を向上させるために、または、展
示会における説明等に利用されている。

（発明が解決しようとする問題点）しかしながら、会議の進行の過程で黒板画面上に記載す
るための時間を要することが多く会議等のスムーズな流
れを妨げることになる。

また、会議に際しては、ＯＨＰ装置を用いることもある
が、ＯＨＰフィルムを作成するために余分な労力を必要
とするほかに、光学的な装置であるＯＨＰ装置を会議場
に設置するためには、会議に照明等の調整を行わなけれ
ばならながった。そこで、このような問題点を解決する
なめに、近年原稿を表記面に拡大表記可能にした表記板
も案出されている。ところが、こめ場合では、原稿の読
み取り画像情報を読取素子によって画素に対してデジタ
ル的に処理しているため、読取密度および拡大表記密度
に限度がある。そのため、細かな画像の原稿の表記面上
に拡大表記された画像は、とても見づらいといった問題
点があった。

（問題点を解決するための手段）前記問題点を解決するために、この発明においては、原
稿読み取りを読取素子に依らず、原稿に照射した反射光
を光学的に拡大して感光体ドラム上に潜像を形成し、ト
ナーを用いて現像した後、転写装置を用いて大形表記媒
体上に転写を行うことにより、原稿の大形表記媒体への
拡大表記を可能とした。

（作用および発明の効果）このようにすれば、従来のものは原稿読み取りおよび拡
大表記がデジタル的処理によるものであったため画素数
に制限があり、そのなめ、原稿に描かれた斜線等の拡大
表記において階段状に記録されるといった欠点があった
のに対し、本発明はアナログ的であるため大形表記媒体
への原稿の拡大表記がより自然に表現されるといった効
果がある。

（実施例）以下、この発明を電子黒板に具体化した実施例を図面に
従って説明する。

第１図および第２図に示すように、本実施例は、原稿の
画像を読み取り拡大する読取手段に対応する光学系２１
．２３．３２、前記画像の光を受け・て潜像を形成する
静電像形成体に対応する感光体ドラム１０、前記感光体
ドラム１０上にトナーを付着してトナー像を形成する具
現化手段に対応する現像器１２、前記感光体ドラム１０
上のトナー像を大形表記媒体であるエンドレスシート９
に転写する転写手段に対応する転写コロトロン１１、帯
電器１３、除電器１４、感光体ドラム１０上のトナーを
払拭するクリーナ１５ａおよびエンドレスシート９上の
トナーを払拭するクリーナ１５ｂ、エンドレスシート９
上の画像情報を読み取り、その画像情報を縮小記録する
縮小記録部２４から構成されている。

左右一対の脚部２を有する四角環状のフレーム１の両端
内側には一対のドラム８ａ、８ｂが並列支持され、エン
ドレスシート９が両ドラム間に巻き掛けられて張設され
ている。駆動手段としてのモータ（図示せず）によって
エンドレスシート９は前面開口部５に対して上下に移動
可能である。

前記前面開口部５に対向してエンドレスシート９を支持
するためのボード３０が設けられて、エンドレスシート
９上に水性マーキングベン等で筆記可能である。このエ
ンドレスシート９は、ポリエステルシート基村上にテフ
ロン樹脂フィルムをラミネートしたり、または耐薬品性
に強い樹脂を薄くコーティングすることによりマーキン
グベン等での多回数の筆記、消去、トナー像の転写形成
および消去に充分耐えるようにしている。

まず、原稿の画像情報を拡大してエンドレスシート９に
表記する手段について説明する。

原稿読取入ロアに挿入した原稿３１はモータ駆動による
送り機構（図示せず）によって、一定速度で送られると
同時に、光源２１により光が照射して、その反射光がレ
ンズ２３、ミラー３２を介して感光体ドラム１０に照射
される。そのため、感光体ドラム１０面は予め帯電器１
３により帯電された全領域中、露光された領域の電荷が
無くなり、未露光部は静電荷が残留して静電潜像が生成
される０次に現像器１２によってこの静電潜像の静電荷
領域に電荷を有するトナーが付着しトナー像が形成され
る。この時トナーは磁気ブラシ等により帯電し、静電引
力（クーロン力）により感光体ドラム１０に付着してい
る。このトナー像は転写コロトロン１１により発せられ
る充分に強いコロナ放電によってエンドレスシート９面
に転写される。転写し終わった感光体ドラム１０はクリ
ーナ１５ａにより残留トナーを除去し、除電器１４によ
り除電する。このようなプロセスを繰り返すことによっ
てエンドレスシート９に拡大表記される。そして、この
エンドレスシート９上に拡大表記された画像は、エンド
レスシート９がドラム８ａに接続されたモータ（図示せ
ず）の駆動により前面開口部５に現れる。なお、エンド
レスシート９上のトナー像は転写コロトロン１１で転写
されただけで定着はされていないので、この拡大画像は
用済後には前記モータの駆動によりボード３０の裏側へ
送られて行き、クリーナ１５ｂにより消去される。また
、読み取り終了後の原稿３１はトレイ３に送られる。

なお、この感光体ドラム１０は、アルミニウムまたはス
チール製の導電性のある回転胴体の外周面に、感光材と
して硫黄やセレンのような元素、セレン−テルルやセレ
ンーヒ素等のセレン合金、酸化亜鉛、硫化カドニウム、
酸化チタン等の無機顔料更にフタロシアニンのような有
機顔料等が塗着されて成り、この感光材が帯荷電粒子お
よび光導電体としての特性を有しているものである。

また、拡大表記を行っている時のエンドレスシート９の
移動速度と感光体ドラム１０の周速度が同速度であるよ
うに各々のモータ（図示せず）が制御されている。この
時、原稿３１から黒板開口部５への拡大倍率をＸ倍とす
ると、原稿３１を読み収りそしてトレイ３へ送るモニタ
の速度は感光体ドラム１０の周速度の１／Ｘである。

次に、エンドレスシート９上の画像情報を縮小して用紙
等に記録する手段について説明する。

エンドレスシート９上に光源１６により光を照射して、
その反射光をミラー１８およびレンズ１９を介してＣＣ
Ｄイメージセンサ２０に画像情報として読み取られる。

読み取り時にはエンドレスシート９がドラム８ａに接続
されたモータ（図示せず）により一定速度で下から上へ
の方向に移動しているため、黒板画面は横方向の一本の
ラインとしてＣＣＤイメージセンサ２０に結像し電気信
号に変換される。一方、縦方向は横方向と同様にエンド
レスシート９の移動速度に同期した縦方向の電気信号に
変換され、制御部により縮小記録部２４に出力される０
本実施例では、縮小記録部２４は感熱方式を用いており
、記録媒体としての感熱ロール紙２５、紙送り用のプラ
テン２６、サーマルヘッド２７、圧力バネ２８、所定の
大きさに切断するカッター２９から成る。ＣＣＤイメー
ジセンサ２０からの電気信号によりサーマルヘッド２７
が感熱紙２５に画像情報を記録し、記録終了後カッター
２９により所定の大きさに切断されてトレイ３に出力さ
れる。

なお、この発明は、前記実施例に限定されるものではな
く、例えば縮小記録手段として感熱方式の代わりに静電
方式を用いる等、この発明の趣旨を逸脱しない範囲で各
部の形状、構成を任意に変更することも可能である。

【図面の簡単な説明】第１図はこの発明を具体化した一実施例の電子黒板を示
す斜視図、第２図は前記第１図のＡ−Ａ断面図である。９・・・エンドレスシート、１０・・・感光体ドラム、
１１・・・転写コロトロン、１２・・・現像器、２１・
・・光源、２３・・・レンズ、３２・・・ミラーである
。

Claims

【特許請求の範囲】大形表記媒体（９）と、原稿（３１）上の画像情報を読み取る読取手段（２１、
２３、３２）と、前記読取手段（２１、２３、３２）に
より読み取られた画像情報を前記大形表記媒体（９）に
拡大表示する手段とから成る表記板において、前記拡大表示する手段として、静電像形成体（１０）が
前記大形表記媒体（９）に対向配置されると共に、該静
電像形成体（１０）の面に前記読取手段（２１、２３、
３２）により読み取られた情報を光学系を用いた直接露
光によつてトナー像として具現化させる具現化手段（１
２）と、該静電像形成体（１０）の面に具現化されたト
ナー像を前記大形表記媒体（９）に転写させる転写手段
（１１）とが備えられて成る事を特徴とする表記板。