JPH01318864A - 吸収冷凍機および吸収冷凍機の制御方法 - Google Patents
吸収冷凍機および吸収冷凍機の制御方法Info
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- JPH01318864A JPH01318864A JP15175888A JP15175888A JPH01318864A JP H01318864 A JPH01318864 A JP H01318864A JP 15175888 A JP15175888 A JP 15175888A JP 15175888 A JP15175888 A JP 15175888A JP H01318864 A JPH01318864 A JP H01318864A
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- Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
本発明は吸収冷凍機に係り、特に予め室内側の熱交換ユ
ニットなどの負荷の運転開始時刻がわかっている場合の
吸収冷凍機の制御に関するものである。
ニットなどの負荷の運転開始時刻がわかっている場合の
吸収冷凍機の制御に関するものである。
(ロ)従来の技術
本発明の吸収冷凍機の従来技術として、実公昭56−5
3240号公報にみられるように、吸収器を冷却するた
めの冷却水管に三方弁を介してバイパス管を設け、発生
器の温度または圧力あるいは蒸発器内の冷媒液面を検知
して作動する制御器によりバイパス管の三方弁の流路を
切換制御するものがある。そして、この吸収冷凍機の運
転開始時においては、前記制御器の検出値が所定値に達
するまで、吸収器内の冷却水管に冷却水を流さずにバイ
パス管へ冷却水を流すように制御器は三方弁を開閉制御
している。
3240号公報にみられるように、吸収器を冷却するた
めの冷却水管に三方弁を介してバイパス管を設け、発生
器の温度または圧力あるいは蒸発器内の冷媒液面を検知
して作動する制御器によりバイパス管の三方弁の流路を
切換制御するものがある。そして、この吸収冷凍機の運
転開始時においては、前記制御器の検出値が所定値に達
するまで、吸収器内の冷却水管に冷却水を流さずにバイ
パス管へ冷却水を流すように制御器は三方弁を開閉制御
している。
(ハ)発明が解決しようとする課題
しかし、前述した従来技術の吸収冷凍機においては、吸
収冷凍機が定常運転状態に達するまでの時間、つまり立
上り時間を短縮できるという利点はあるものの、吸収冷
凍機に接続されている室内側の熱交換ユニットなどの負
荷の運転開始時刻が予めわかっている場合においても、
前記運転開始時刻から吸収冷凍機の運転が開始きれ、吸
収冷凍機はこの運転開始時刻からすぐに定常運転に達す
ることはできないので、前記熱交換ユニットなどの負荷
の運転開始と同時に所定の温度の冷風を取出し得ないと
いう欠点があった。
収冷凍機が定常運転状態に達するまでの時間、つまり立
上り時間を短縮できるという利点はあるものの、吸収冷
凍機に接続されている室内側の熱交換ユニットなどの負
荷の運転開始時刻が予めわかっている場合においても、
前記運転開始時刻から吸収冷凍機の運転が開始きれ、吸
収冷凍機はこの運転開始時刻からすぐに定常運転に達す
ることはできないので、前記熱交換ユニットなどの負荷
の運転開始と同時に所定の温度の冷風を取出し得ないと
いう欠点があった。
本発明は前述した問題にかんがみてなされたも−のであ
り、室内側の熱交換ユニットなどの負荷の運転開始時刻
が予めわかっている場合において、室内側の熱交換ユニ
ットの運転開始時刻から直ちに所定の温度の冷風を取出
すことのできる吸収冷凍機を提供するものである。
り、室内側の熱交換ユニットなどの負荷の運転開始時刻
が予めわかっている場合において、室内側の熱交換ユニ
ットの運転開始時刻から直ちに所定の温度の冷風を取出
すことのできる吸収冷凍機を提供するものである。
(二〉課題を解決するための手段
本発明は前述した従来技術の課題を解決するために、室
内側の熱交換ユニット・などの負荷を備えている吸収冷
凍機において、発生器の加熱量を制御し、負荷の運転開
始時刻に冷房を可能にする制御機能をもったタイマーを
設けたものである。
内側の熱交換ユニット・などの負荷を備えている吸収冷
凍機において、発生器の加熱量を制御し、負荷の運転開
始時刻に冷房を可能にする制御機能をもったタイマーを
設けたものである。
また、吸収冷凍機において、吸収器の冷却水管にはバイ
パス管を並列に接続し、このバイパス管と冷却水管の接
続部にはバイパス管に冷却水を流すための開閉弁を接続
し、かつ、これに付設したタイマーを負荷の運転開始時
刻に冷房を開始できるように発生器の加熱量および開閉
弁の制御を行なうようにしてもよい。
パス管を並列に接続し、このバイパス管と冷却水管の接
続部にはバイパス管に冷却水を流すための開閉弁を接続
し、かつ、これに付設したタイマーを負荷の運転開始時
刻に冷房を開始できるように発生器の加熱量および開閉
弁の制御を行なうようにしてもよい。
あるいは、吸収冷凍機において、負荷の運転開始時刻よ
り所定時間前に発生器の加熱量を制御し、吸収液の濃度
あるいは発生器内の圧力等の吸収冷凍機の定常運転状態
と同じ物理量を検知するまで前記制御を行なわせてもよ
い。
り所定時間前に発生器の加熱量を制御し、吸収液の濃度
あるいは発生器内の圧力等の吸収冷凍機の定常運転状態
と同じ物理量を検知するまで前記制御を行なわせてもよ
い。
(ネ)作用
本発明の吸収冷凍機では、タイマーが室内側の熱交換ユ
ニットなどの負荷の運転開始時刻より前に発生器への加
熱を始める。前記負荷側機器の運転開始時刻になる頃に
は吸収液が所定の温度および濃度にまで加熱・濃縮され
ており、かつ、発生器が昇温きれている状態、つまり前
記負荷から直ちに所定の温度の冷風を取出すために必要
な吸収冷凍機の状態になっている。このため、使用者は
前記負荷の運転開始後直ちに所定の温度の冷風を取出す
ことができる。
ニットなどの負荷の運転開始時刻より前に発生器への加
熱を始める。前記負荷側機器の運転開始時刻になる頃に
は吸収液が所定の温度および濃度にまで加熱・濃縮され
ており、かつ、発生器が昇温きれている状態、つまり前
記負荷から直ちに所定の温度の冷風を取出すために必要
な吸収冷凍機の状態になっている。このため、使用者は
前記負荷の運転開始後直ちに所定の温度の冷風を取出す
ことができる。
(へ)実施例
本発明の一実施例である吸収冷凍機を図に示し、以下図
に沿って説明する。(1)は稀液〔臭化リチウム溶液の
稀液〕を加熱し冷媒〔水〕を蒸気として分離する高温発
生器、(2)はこの高温発生器内のバーナー(3)の燃
料供給用管路、(4)は前記高温発生器(1)からの中
間液を更に加熱し冷媒を蒸気として分離する低温発生器
、(5)は凝縮した冷媒液の流入する凝縮器、(6〉は
この凝縮器内の冷媒液を蒸発器(7)へ送るための冷媒
管、(8)(9)は蒸発器(7)内の未蒸発冷媒を再び
冷水器(10)上へ散布するための冷媒循環用管路およ
び冷媒ポンプ、(11)(12)は吸収器(13)内の
稀液を高温発生器(1)へ送るための補液管および溶液
ポンプ、(14)は高温熱交換器(15)を備え、かつ
、高温発生器(1)からの中間液を低温発生器(3)へ
送るだめの中間液管、(16)は低温熱交換器(17)
を備え、かつ、低温発生器(3)からの濃液を吸収器(
12)へ送るための濃液管、(18)は前記冷水器(1
0〉を有する冷水管、(19)は冷却器<20)(21
)を有する冷却水管である。
に沿って説明する。(1)は稀液〔臭化リチウム溶液の
稀液〕を加熱し冷媒〔水〕を蒸気として分離する高温発
生器、(2)はこの高温発生器内のバーナー(3)の燃
料供給用管路、(4)は前記高温発生器(1)からの中
間液を更に加熱し冷媒を蒸気として分離する低温発生器
、(5)は凝縮した冷媒液の流入する凝縮器、(6〉は
この凝縮器内の冷媒液を蒸発器(7)へ送るための冷媒
管、(8)(9)は蒸発器(7)内の未蒸発冷媒を再び
冷水器(10)上へ散布するための冷媒循環用管路およ
び冷媒ポンプ、(11)(12)は吸収器(13)内の
稀液を高温発生器(1)へ送るための補液管および溶液
ポンプ、(14)は高温熱交換器(15)を備え、かつ
、高温発生器(1)からの中間液を低温発生器(3)へ
送るだめの中間液管、(16)は低温熱交換器(17)
を備え、かつ、低温発生器(3)からの濃液を吸収器(
12)へ送るための濃液管、(18)は前記冷水器(1
0〉を有する冷水管、(19)は冷却器<20)(21
)を有する冷却水管である。
(22)は蒸発器(7)に設けられた液面リレー、(2
3)は冷却器(20)をバイパスするバイパス管、(2
4)は冷却器(20)に流れる冷却水とバイパス管(2
3)とに流れる冷却水とを制御するための三方弁、(2
5)は溶液ポンプ(12)の発停や、三方弁(24)の
開閉や、燃料供給用管路(2)に設けられている加熱制
御弁(26)の開閉を制御する制御器で、この制御器は
内部に時計〔図示せず〕を備えており、この時計からの
信号によって制御器(25)は熱交換ユニット(28)
の運転開始時刻より所定時間〔吸収冷凍機の立上り時間
を長めに設定された時間〕だけ早く前記制御を開始する
ものである。(27)は低温熱交換器(17)の出口側
の濃液管(16)に取付られた温度検知器である。(2
8〉は室内側の熱交換ユニットで、これはファン〔図示
せず〕付きのもので室内の冷房時に所定温度の冷風を室
内に供給するものである。
3)は冷却器(20)をバイパスするバイパス管、(2
4)は冷却器(20)に流れる冷却水とバイパス管(2
3)とに流れる冷却水とを制御するための三方弁、(2
5)は溶液ポンプ(12)の発停や、三方弁(24)の
開閉や、燃料供給用管路(2)に設けられている加熱制
御弁(26)の開閉を制御する制御器で、この制御器は
内部に時計〔図示せず〕を備えており、この時計からの
信号によって制御器(25)は熱交換ユニット(28)
の運転開始時刻より所定時間〔吸収冷凍機の立上り時間
を長めに設定された時間〕だけ早く前記制御を開始する
ものである。(27)は低温熱交換器(17)の出口側
の濃液管(16)に取付られた温度検知器である。(2
8〉は室内側の熱交換ユニットで、これはファン〔図示
せず〕付きのもので室内の冷房時に所定温度の冷風を室
内に供給するものである。
本発明の吸収冷凍機の構成は以上であり、次に吸収冷凍
機の動作について説明する。
機の動作について説明する。
本発明の吸収冷凍機では、熱交換ユニット(28)の運
転時刻がわかっている場合、例えば会社の就業時間が朝
9時とわかっていてこの時刻から熱交換ユニット(28
)の運転が開始される場合に、次のように吸収冷凍機は
動作する。
転時刻がわかっている場合、例えば会社の就業時間が朝
9時とわかっていてこの時刻から熱交換ユニット(28
)の運転が開始される場合に、次のように吸収冷凍機は
動作する。
吸収冷凍機の制御器(25)は、吸収冷凍機の立上り時
間、吸収冷凍機の運転が開始され吸収冷凍機の定常運転
〔熱交換ユニット(2g)から所定の温度の冷風を取出
し得る運転〕に達する時間つまり立上り時間を数分長め
に設定して〔例えば30分間〕この立上り時間〔30分
間〕だけ早く〔つまり8時30分に〕次の制御を行なう
。
間、吸収冷凍機の運転が開始され吸収冷凍機の定常運転
〔熱交換ユニット(2g)から所定の温度の冷風を取出
し得る運転〕に達する時間つまり立上り時間を数分長め
に設定して〔例えば30分間〕この立上り時間〔30分
間〕だけ早く〔つまり8時30分に〕次の制御を行なう
。
制御器(25)は三方弁(24)を開閉制御してバイパ
ス管(23)のみに冷却水を流すようにし、溶液ポンプ
(12)を動作させ、加熱制御弁(26)を開き発生器
(1)を動作させる。溶液ポンプ(12〉および発生器
(1)が動作すると1.吸収液中の冷媒は高温および低
温発生器(1)(4)内で分離される。この分離された
冷媒は凝縮器(5)内で凝縮し、凝縮した冷媒液は更に
凝縮器(5)から蒸発器(7)へ流れ、冷媒液は蒸発器
(7)内に溜まる。高温および低温発生器(1)(4)
内で吸収液から徐々に冷媒が分離され、つまり吸収液が
濃縮され始めると蒸発器(7)内に冷媒液が溜まり始め
る。この蒸発器(7)内の冷媒液が所定値に達すると液
面リレー(22)が冷媒液の液面を検出する。液面リレ
ー(22)が冷媒液の液面を検出すると、液面リレー(
22)は制御器(25)へ信号を出力する。液面リレー
(22)からの信号を入力すると、制御器(25)は、
三方弁(24)を制御して、バイパス管(24)内に流
れる冷却水を停止させる。液面リレー(22)が蒸発器
(7)内の冷媒液を検出する頃には、吸収冷凍機内の吸
収液の温度および濃度は吸収冷凍機が定常運転〔熱交換
ユニッ1−(28)から所定の温度の冷風を取出し得る
運転〕に移るために充分な温度および濃度に加熱・濃縮
されている。また、吸収冷凍機の本体の一部、例えば発
生器(1)等もすぐ前記吸収冷凍機の定常運転に移るた
めに充分な温度まで加熱、昇温きれている。
ス管(23)のみに冷却水を流すようにし、溶液ポンプ
(12)を動作させ、加熱制御弁(26)を開き発生器
(1)を動作させる。溶液ポンプ(12〉および発生器
(1)が動作すると1.吸収液中の冷媒は高温および低
温発生器(1)(4)内で分離される。この分離された
冷媒は凝縮器(5)内で凝縮し、凝縮した冷媒液は更に
凝縮器(5)から蒸発器(7)へ流れ、冷媒液は蒸発器
(7)内に溜まる。高温および低温発生器(1)(4)
内で吸収液から徐々に冷媒が分離され、つまり吸収液が
濃縮され始めると蒸発器(7)内に冷媒液が溜まり始め
る。この蒸発器(7)内の冷媒液が所定値に達すると液
面リレー(22)が冷媒液の液面を検出する。液面リレ
ー(22)が冷媒液の液面を検出すると、液面リレー(
22)は制御器(25)へ信号を出力する。液面リレー
(22)からの信号を入力すると、制御器(25)は、
三方弁(24)を制御して、バイパス管(24)内に流
れる冷却水を停止させる。液面リレー(22)が蒸発器
(7)内の冷媒液を検出する頃には、吸収冷凍機内の吸
収液の温度および濃度は吸収冷凍機が定常運転〔熱交換
ユニッ1−(28)から所定の温度の冷風を取出し得る
運転〕に移るために充分な温度および濃度に加熱・濃縮
されている。また、吸収冷凍機の本体の一部、例えば発
生器(1)等もすぐ前記吸収冷凍機の定常運転に移るた
めに充分な温度まで加熱、昇温きれている。
そして、熱交換ユニット(28)の運転開始時刻になる
〔前記時計からの信号を制御器(25)が入力する〕と
、制御器(25)が三方弁(24)を制御して冷却器(
20)へ冷却水を流し、冷媒ポンプ(9)および熱交換
ユニット(28)を動作させる。
〔前記時計からの信号を制御器(25)が入力する〕と
、制御器(25)が三方弁(24)を制御して冷却器(
20)へ冷却水を流し、冷媒ポンプ(9)および熱交換
ユニット(28)を動作させる。
このように、熱交換ユニット(28)の運転開始時刻に
先がけて、予め吸収液の温度および濃度が昇温・濃縮き
れており、かつ、発生器(1)等の温度が昇温されてい
るので、使用者は熱交換ユニット(28)の運転開始後
直ちに所定の温度の冷風を得ることができる。
先がけて、予め吸収液の温度および濃度が昇温・濃縮き
れており、かつ、発生器(1)等の温度が昇温されてい
るので、使用者は熱交換ユニット(28)の運転開始後
直ちに所定の温度の冷風を得ることができる。
また、吸収冷凍機の実際の立上り時間は吸収冷凍機のま
わりの温度や冷凍機の状態等によって変化する。液面リ
レー(22)による冷媒液の検出後、つまり吸収液の昇
温・濃縮後、熱交換ユニット(28)の使用までに時間
があり、この間に吸収液が結晶するおそれがある場合〔
温度検知器(27)の検出する濃液の温度が低い場合〕
に制御器(25)は溶液ポンプ(12)を動作させ、発
生器(1)を低燃焼させ、更に、三方弁(24)を制御
して冷却水管(19)の冷却水を流さないようにして、
吸収液の結晶を防止するようにする。
わりの温度や冷凍機の状態等によって変化する。液面リ
レー(22)による冷媒液の検出後、つまり吸収液の昇
温・濃縮後、熱交換ユニット(28)の使用までに時間
があり、この間に吸収液が結晶するおそれがある場合〔
温度検知器(27)の検出する濃液の温度が低い場合〕
に制御器(25)は溶液ポンプ(12)を動作させ、発
生器(1)を低燃焼させ、更に、三方弁(24)を制御
して冷却水管(19)の冷却水を流さないようにして、
吸収液の結晶を防止するようにする。
本発明の実施例のように制御器(25)が加熱制御弁(
26)を開き発生器(1)への加熱を開始する際に、特
にバイパス管(23)に冷却水を流すように三方弁(2
4)を制御した場合は、吸収器(13)内の吸収液の熱
を機外へ排出しないので吸収液を早く加熱・濃縮できる
効果がある。
26)を開き発生器(1)への加熱を開始する際に、特
にバイパス管(23)に冷却水を流すように三方弁(2
4)を制御した場合は、吸収器(13)内の吸収液の熱
を機外へ排出しないので吸収液を早く加熱・濃縮できる
効果がある。
また、液面リレー(22)のように吸収冷凍機の定常状
態とほぼ同じ物理量を検知する検知器を設け、この検知
器が前記物理量を検知するまで発生器(1)への加熱を
続ける場合は、発生器(1)への加熱を適切な燃料・時
間で行なえるという効果がある。
態とほぼ同じ物理量を検知する検知器を設け、この検知
器が前記物理量を検知するまで発生器(1)への加熱を
続ける場合は、発生器(1)への加熱を適切な燃料・時
間で行なえるという効果がある。
(ト)発明の効果
本発明の吸収冷凍機では、室内側の熱交換ユニットなど
の負荷の運転開始時刻に先がけて、前記熱交換ユニット
などの負荷から直ちに所定の温度の冷風を取出すために
必要な温度および濃度まで制御器が予め吸収液を加熱・
濃縮許せておき、更に、発生器等も必要な温度まで予め
温度を上昇させている。このため、本発明の吸収冷凍機
では、前記室内側の熱交換ユニットなどの負荷の運転開
始時刻になると前記室内側の熱交換ユニットから所定の
温度の冷風を取出し得ることができる。このように、本
発明においては、負荷の運転開始後直ちに所定の温度の
冷風により室内の冷房中≠を行なうことが可能となり、
実用的価値の高い吸収冷?!l!機を提供することがで
きる。
の負荷の運転開始時刻に先がけて、前記熱交換ユニット
などの負荷から直ちに所定の温度の冷風を取出すために
必要な温度および濃度まで制御器が予め吸収液を加熱・
濃縮許せておき、更に、発生器等も必要な温度まで予め
温度を上昇させている。このため、本発明の吸収冷凍機
では、前記室内側の熱交換ユニットなどの負荷の運転開
始時刻になると前記室内側の熱交換ユニットから所定の
温度の冷風を取出し得ることができる。このように、本
発明においては、負荷の運転開始後直ちに所定の温度の
冷風により室内の冷房中≠を行なうことが可能となり、
実用的価値の高い吸収冷?!l!機を提供することがで
きる。
図は本発明による吸収冷凍機の概略構成説明図である。
(1)・・・高温発生器、 (2)・・・燃料供給用管
路、(12)・・・溶液ポンプ、 (13)・・・吸収
器、 (19)・・・冷却水管、 (20)・・・冷却
器、 (22)・・・液面リレー、(23)・・・バイ
パス管、 (24)・・・王方弁、 (25)・・・制
御器、 (26)・・・加熱制御弁、 (27)・・・
温度検知器、 〈28)・・・熱交換ユニット。
路、(12)・・・溶液ポンプ、 (13)・・・吸収
器、 (19)・・・冷却水管、 (20)・・・冷却
器、 (22)・・・液面リレー、(23)・・・バイ
パス管、 (24)・・・王方弁、 (25)・・・制
御器、 (26)・・・加熱制御弁、 (27)・・・
温度検知器、 〈28)・・・熱交換ユニット。
Claims (3)
- (1)発生器、凝縮器、蒸発器、吸収器などを配管接続
して冷凍サイクルを構成し、これに室内側の熱交換ユニ
ットなどの冷房負荷を接続した吸収冷凍機において、発
生器の加熱量を制御し、負荷の運転開始時刻に冷房を可
能にする制御機能をもったタイマーを有することを特徴
とする吸収冷凍機。 - (2)発生器、凝縮器、蒸発器、吸収器などを配管接続
して冷凍サイクルを構成し、これに室内側の熱交換ユニ
ットなどの冷房負荷を接続した吸収冷凍機において、前
記吸収器の冷却水管にはバイパス管を並列に接続し、こ
のバイパス管と冷却水管の接続部にはバイパス管に冷却
水を流すための開閉弁を接続し、かつ、これに付設され
たタイマーが負荷の運転開始時刻に冷房を開始できるよ
うに前記発生器の加熱量および開閉弁の制御を行なうよ
うにしたことを特徴とする吸収冷凍機の制御方法。 - (3)発生器、凝縮器、蒸発器、吸収器などを配管接続
して冷凍サイクルを構成し、これに室内側の熱交換ユニ
ットなどの負荷を接続した吸収冷凍機において、前記負
荷の運転開始時刻より所定時間前に発生器の加熱量を制
御し、吸収液の濃度あるいは発生器内の圧力等の吸収冷
凍機の定常運転状態と同じ物理量を検知するまで前記制
御を行なうことを特徴とする吸収冷凍機の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15175888A JPH01318864A (ja) | 1988-06-20 | 1988-06-20 | 吸収冷凍機および吸収冷凍機の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15175888A JPH01318864A (ja) | 1988-06-20 | 1988-06-20 | 吸収冷凍機および吸収冷凍機の制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01318864A true JPH01318864A (ja) | 1989-12-25 |
Family
ID=15525652
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15175888A Pending JPH01318864A (ja) | 1988-06-20 | 1988-06-20 | 吸収冷凍機および吸収冷凍機の制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01318864A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5653240U (ja) * | 1979-09-28 | 1981-05-11 | ||
JPS602859A (ja) * | 1983-06-20 | 1985-01-09 | 株式会社荏原製作所 | 吸収冷凍機における起動時刻制御方法 |
JPS62106268A (ja) * | 1985-11-05 | 1987-05-16 | 三洋電機株式会社 | 吸収冷凍機 |
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1988
- 1988-06-20 JP JP15175888A patent/JPH01318864A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5653240U (ja) * | 1979-09-28 | 1981-05-11 | ||
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