JP3138164B2 - 吸収式冷凍機 - Google Patents

吸収式冷凍機

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JP3138164B2
JP3138164B2 JP06321772A JP32177294A JP3138164B2 JP 3138164 B2 JP3138164 B2 JP 3138164B2 JP 06321772 A JP06321772 A JP 06321772A JP 32177294 A JP32177294 A JP 32177294A JP 3138164 B2 JP3138164 B2 JP 3138164B2
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  • Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は吸収式冷凍機に係わり、
特に詳しくは冷却水の流量制御を可能とした吸収式冷凍
機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の吸収式冷凍機としては、蒸発器
に還流する冷水、すなわち、冷却対象とする冷水の温
度、吸収器・凝縮器に流通させる冷却水の温度、再生器
の溶液の温度などから冷房負荷を算出し、冷却水ポンプ
の周波数制御・台数制御・極数変換制御などを行って冷
却水の流量を制御する構成が従来から周知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の構
成では、冷却負荷の算定構成が複雑なため、制御が遅れ
たり、装置を簡便安価にして提供し得ないなどの不都合
がある。このため、こうした不都合のない吸収式冷凍機
の提供が望まれているという課題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような再
生器・凝縮器・蒸発器・吸収器・溶液熱交換器などを配
管接続するとともに、上記の吸収器・凝縮器に流通させ
る冷却水の流量を冷却水ポンプにより増減するように構
成した吸収式冷凍機において、
【0005】上記の再生器の溶液温度の変化と上記の冷
却水の流入温度の変化とに対応して変化させる上記の冷
却水ポンプの電力の周波数を記憶する記憶手段と、上記
の再生器の溶液温度と上記の冷却水の流入温度とを検出
する温度検出手段と、
【0006】上記の検出により得られた上記の再生器の
溶液温度と上記の冷却水の流入温度とにもとづいて上記
の記憶手段から得られる上記の周波数の電力を上記の冷
却水ポンプに与えることにより上記の冷却水の流量を制
御する流量制御手段とを設ける第1の構成と、
【0007】再生器・凝縮器・蒸発器・吸収器・溶液熱
交換器などを配管接続して上記の蒸発器に冷却対象とす
る冷水を還流するとともに、上記の吸収器・上記の凝縮
器に流通させる冷却水の流量を冷却水ポンプにより増減
するように構成した吸収式冷凍機において、
【0008】上記の再生器の溶液温度の変化と上記の冷
水の流入温度の変化とに対応して変化させる上記の冷却
水ポンプの電力の周波数を記憶する記憶手段と、上記の
再生器の溶液温度と上記の冷水の流入温度とを検出する
温度検出手段と、
【0009】上記の検出により得られた上記の再生器の
溶液温度と上記の冷水の流入温度とにもとづいて上記の
記憶手段から得られる上記の周波数の電力を上記の冷却
水ポンプに与えることにより上記の冷却水の流量を制御
する流量制御手段とを設ける第2の構成とにより上記の
課題を解決したものである。
【0010】
【作用】上記の第1の構成では、再生器の溶液温度の変
化と冷却水の流入温度の変化とに対応して変化させる冷
却水ポンプの電力の周波数を記憶してあるので、検出し
た再生器の溶液温度と冷却水の流入温度とにもとづい
て、簡便・迅速に、冷却水ポンプの電力の周波数を制御
することができる。
【0011】上記の第2の構成では、再生器の溶液温度
の変化と冷却水の流入温度の変化とに対応して変化させ
る冷却水ポンプの電力の周波数を記憶してあるので、検
出した再生器の溶液温度と冷水の流入温度とにもとづい
て、簡便・迅速に、冷却水ポンプの電力の周波数を制御
することができる。
【0012】
【実施例】(実施例1) 以下、本発明の第1の実施例として、上記の第1の構成
の実施例を図1〜図4に基づいて詳細に説明する。図1
は冷媒に例えば水、吸収液(溶液)に臭化リチウム(L
iBr)溶液を用いた吸収式冷凍機である吸収冷温水機
の概略構成図であり、1は蒸発器、2は吸収器、3は例
えばガスバーナ4などの高温熱源によって加熱される高
温再生器である。
【0013】5は低温再生器、6は凝縮器、7は冷媒タ
ンク、8は吸収器2から高温再生器3に流れる濃度の薄
い吸収液と低温再生器5から吸収器2に流れる濃度の濃
い吸収液とを熱交換する溶液熱交換器である低温熱交換
器、9は吸収器2から低温熱交換器8を経て高温再生器
3に流れる稀吸収液と高温再生器3から低温再生器5に
流れる中間濃度の吸収液とを熱交換する溶液熱交換器で
ある高温熱交換器、11〜15は吸収液配管、16は吸
収液ポンプ、17および18は冷媒配管、19・19a
・19b・19cは冷媒循環配管である。
【0014】20は冷媒ポンプ、21はガスバーナ4に
接続したガス配管、22は加熱量制御弁、23は途中に
蒸発器熱交換器24が設けられた冷水配管、25は途中
に冷却水ポンプ26と吸収器熱交換器27と凝縮器熱交
換器28とが設けられた冷却水配管であり、それぞれは
図1に示したように配管接続されている。
【0015】また、29は蒸発器1の冷媒溜り30と吸
収器2の吸収液溜り31とを配管接続する冷媒バイパス
管、32は開閉弁、33は吸収液配管12と吸収器2と
を接続する吸収液バイパス管、34は開閉弁、35は冷
媒配管17と吸収器2とを接続する冷媒蒸気バイパス
管、36は開閉弁であり、それぞれ図のように接続さ
れ、各開閉弁32・34・36は冷水の供給時に閉じ、
温水の供給時に開く。
【0016】S1は、工場出荷時に高温再生器3に予め
設置されて器内の溶液温度T1を検出する温度検出手段
であり、S2も工場出荷時に同様に冷却水配管25の吸
収器2入口側に設置されて冷却水の流入温度T2を検出
する温度検出手段である。
【0017】40は、装置の設置現場において接続する
前記温度検出手段S1・S2から温度信号を入力して冷
却水配管25を流れる冷却水の流量を制御する制御装置
であり、この制御装置40は例えば吸収式冷凍機の制御
盤(図示せず)に設けられ、マイクロコンピュータなど
を備えて構成されている。また、41は制御装置40か
らの制御信号を入力して動作する周波数変換装置であ
り、この周波数変換装置41が変換した周波数の電力に
よって冷却水ポンプ26の回転数制御がなされるように
配線されている。
【0018】以下、制御装置40の構成を図2に基づい
て説明する。42は温度検出手段S1・S2からの温度
信号を入力し、信号変換して中央演算処理装置(以下C
PUと云う)43へ出力する入力インターフェイス、4
4は所定の演算プログラムなどを記憶している記憶装置
(以下ROMと云う)、45はCPU43からの信号を
入力して周波数変換装置41へ所要の制御信号を出力す
る出力インターフェイス、46は所定時間毎に信号を出
力する信号発生器(以下CLOCKと云う)、47は各
温度検出手段が検出した温度を記憶する読込/消去可能
な記憶装置(以下RAMと云う)である。
【0019】上記ROM44には、図3のように、温度
検出手段S1・S2が検出した高温再生器3の溶液温度
T1と冷却水流入温度T2から、冷却水ポンプ26を駆
動する電力周波数を求めるための関係式、すなわち、再
生器の溶液温度の変化と冷却水の流入温度の変化とに対
応して変化する冷却水ポンプの電力周波数の関係式など
が記憶してある。例えば、図3の関係式などが記憶され
ている。
【0020】すなわち、この場合は温度検出手段S1が
検出した高温再生器3の溶液温度T1が160℃以上の
時には、温度検出手段S2が検出した冷却水流入温度T
2の如何に拘らず最高の周波数60Hzに変換し、溶液
温度T1が100℃以下の時には冷却水流入温度T2の
如何に拘らず最低の周波数30Hzに変換し、溶液温度
T1が100〜160℃の間にある時には溶液温度T1
が高い程、冷却水流入温度T2が高い程、高い周波数に
変換し、逆に溶液温度T1が低い程、冷却水流入温度T
2が低い程、低い周波数に変換するように構成してあ
る。
【0021】したがって、溶液温度T1が高く多量の冷
媒蒸気が高温再生器3で分離生成されている時には、冷
却水ポンプ26の回転数が上がって多量の冷却水が流入
し、効果的な冷却作用が行われるので、吸収器2では吸
収作用の向上による低圧化が進んで蒸発器における冷媒
の蒸発が促進され、凝縮器6では冷媒の凝縮が促進され
る。また、冷却水流入温度T2が高い時にも、冷却水ポ
ンプ26の回転数が上がって多量の冷却水が供給される
ので、前記と同様の作用効果が発揮される。
【0022】逆に、溶液温度T1が低くて冷媒の蒸発分
離が少ない時や、冷却水流入温度T2が低い時には、負
荷に見合った冷却水が供給されるように冷却水ポンプ2
6の回転数が下がるので、不要な動力を消費することが
ない。
【0023】なお、図3では図面の関係で冷却水流入温
度T2は粗い間隔で示してあるが、実際には冷却水流入
温度T2の測定精度や制御性を考慮して0.2℃間隔で
関係式を設定している(必要に応じて粗くも細かくも設
定可能)。
【0024】上記吸収式冷凍機の冷水供給の運転時、従
来の吸収式冷凍機と同様に高温再生器3で蒸発した冷媒
は低温再生器5を経て凝縮器6へ流れ、冷却水ポンプ2
6によって凝縮器熱交換器28を流れる冷却水と熱交換
して凝縮したのち冷媒配管18を介して蒸発器1へ流れ
る。そして、冷媒が蒸発器熱交換器24を流れる水と熱
交換して蒸発し、気化熱によって蒸発器熱交換器24を
流れる水が冷却される。そして、冷水が図示しない負荷
に循環して冷房作用などを行う。
【0025】また、蒸発器1で蒸発した冷媒は、冷却水
ポンプ26によって吸収器熱交換器27を流れる冷却水
により冷却されている吸収器2で吸収液に吸収される。
冷媒を吸収して濃度が薄くなった稀吸収液が吸収液ポン
プ16の運転によって低温熱交換器8および高温熱交換
器9を経て高温再生器3へ送られる。
【0026】高温再生器3へ送られた吸収液はバーナ4
によって加熱されて冷媒が蒸発し、中濃度の吸収液が高
温熱交換器9を経て低温再生6へ流れる。低温再生器5
で吸収液は高温再生器8から冷媒配管17を流れてきた
冷媒蒸気によって加熱され、さらに冷媒蒸気が分離され
濃度が高くなる。高濃度になった吸収液は低温熱交換器
8を経て温度低下して吸収器2へ送られて散布される。
【0027】以上のように、吸収式冷凍機が運転されて
いる時の冷却水流量制御について、図4のフローチャー
トに基づいて説明する。
【0028】温度検出手段S1・S2が検出した高温再
生器3の溶液温度T1と冷却水流入温度T2が、入力イ
ンターフェイス42およびCPU43を介してRAM4
7に一時記憶される。
【0029】次に、CLOCK46からの信号に基づい
て、RAM47に記憶されている溶液温度T1・冷却水
流入温度T2が所定時間毎にCPU43へ読み込まれる
と共に、ROM44から図3の前記関係式が読み込ま
れ、CPU43にてこの場合の所要の電力周波数を演算
・算出し、CPU43から出力インターフェイス45を
介して周波数変換装置41に所要の制御信号が出力され
る。
【0030】そして、周波数変換装置41が冷却水ポン
プ26を駆動する電力の周波数を、制御装置40から入
力された制御信号に基づいて所定の周波数に変換し、こ
の変換された周波数によって冷却水ポンプ26の回転数
が制御される。
【0031】このように、冷却水ポンプ26は温度検出
手段S1が検出した高温再生器3の溶液温度T1と温度
検出手段S2が検出した冷却水流入温度T2に基づいて
最適の回転数に制御されるので、冷却水配管25を通っ
て吸収器2・凝縮器6に供給する冷却水の流量制御が木
目細かに行なえると共に、動力費の削減が図れる。
【0032】(実施例2) 本発明の第2の実施例として、上記の第2の構成の実施
例を図5〜図8に基づいて説明する。なお、特に説明が
ない構成については、実施例1と同様であるとして省略
した部分である。
【0033】図5において、S3は冷水配管23の蒸発
器1入口側に工場出荷時に予め設置されて蒸発器1に還
流して来る冷水の流入温度T3を検出する温度検出手段
であり、この場合の制御装置40は温度検出手段S1と
温度検出手段S3とが検出した温度信号を入力して、冷
却水配管25を流れる冷却水の流量を制御するようにな
っている。
【0034】すなわち、この制御装置40のROM44
には、図7のように、温度検出手段S1・S3が検出し
た高温再生器3の溶液温度T1と冷水流入温度T3とか
ら、冷却水ポンプ26を駆動する電力周波数を求めるた
めの関係式、すなわち、再生器の溶液温度の変化と冷却
水の流入温度の変化とに対応して変化する冷却水ポンプ
の電力周波数の関係式などが記憶してある。、例えば、
図7の関係式などが記憶されている。
【0035】この場合も、温度検出手段S1が検出した
高温再生器3の溶液温度T1が160℃以上の時には、
温度検出手段S3が検出した冷水流入温度T3の如何に
拘らず最高の周波数60Hzに変換し、溶液温度T1が
100℃以下の時には冷水流入温度T3の如何に拘らず
最低の周波数30Hzに変換し、溶液温度T1が100
〜160℃の間にある時には溶液温度T1が高い程、冷
水流入温度T3が高い程、高い周波数に変換し、溶液温
度T1が低い程、冷水流入温度T3が低い程、低い周波
数に変換するように構成してある。
【0036】したがって、溶液温度T1が高く多量の冷
媒蒸気が高温再生器3で分離生成されていると、この場
合も冷却水ポンプ26の回転数が上がって多量の冷却水
が流入し、効果的な冷却作用が発揮されるので、吸収器
2では吸収作用の向上による低圧化が進んで蒸発器にお
ける冷媒の蒸発が促進され、凝縮器6では冷媒の凝縮が
促進される。また、冷水流入温度T3が高く冷房作用が
充分効いていない時にも、冷却水ポンプ26の回転数が
上がって多量の冷却水が供給されるので、前記と同様の
作用効果が発揮されて冷水の出口温度が低下する。
【0037】逆に、溶液温度T1が低くて冷媒の蒸発分
離が少ない時や、冷水流入温度T3が低い時には、負荷
に見合った冷却水が供給されるように冷却水ポンプ26
の回転数が下がるので、この場合も不要な動力を消費す
ることがない。
【0038】なお、この図7においても冷水流入温度T
3は図面の関係で1℃間隔で示してあるが、実際には冷
水流入温度T3の測定精度や制御性を考慮して0.2℃
間隔で関係式を設定している(必要に応じて粗くも細か
くも設定可能)。
【0039】上記構成の吸収式冷凍機を冷水供給による
冷房運転に供している時の冷却水流量制御について、図
8のフローチャートに基づいて説明する。
【0040】温度検出手段S1・S3が検出する高温再
生器3の溶液温度T1と冷水流入温度T3とが、入力イ
ンターフェイス42およびCPU43を介してRAM4
7に一時記憶される。
【0041】次に、CLOCK46からの信号に基づい
て、RAM47に記憶されている溶液温度T1・冷水流
入温度T3が所定時間毎にCPU43へ読み込まれると
共に、ROM44から図7の前記関係式が読み込まれ、
CPU43にてこの場合の所要の電力周波数を演算・算
出し、CPU43から出力インターフェイス45を介し
て周波数変換装置41に所要の制御信号が出力される。
【0042】そして、周波数変換装置41が冷却水ポン
プ26を駆動する電力の周波数を、制御装置40から入
力された制御信号に基づいて所定の周波数に変換し、こ
の変換された周波数によって冷却水ポンプ26の回転数
が制御される。
【0043】この場合も冷却水ポンプ26は温度検出手
段S1が検出した高温再生器3の溶液温度T1と温度検
出手段S3が検出した冷水流入温度T3に基づいて最適
の回転数に制御されるので、冷却水配管25を通って吸
収器2・凝縮器6に供給する冷却水の流量制御が木目細
かに行なえると共に、動力費の削減が図れる。
【0044】なお、上記実施例1および2では、冷水あ
るいは温水を供給できる構成の吸収式冷凍機に基づいて
説明したが、冷水のみを供給する吸収式冷凍機において
も、上記実施例と同様に制御して運転することができ
る。
【0045】また、本発明は上記実施例に限定されるも
のではないので、特許請求の範囲に記載の趣旨から逸脱
しない範囲で各種の変形実施が可能である。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、以上のように、上記の
第1の構成では、再生器の溶液温度の変化と冷却水の流
入温度の変化とに対応して変化させる冷却水ポンプの電
力の周波数を記憶してあるので、検出した再生器の溶液
温度と冷却水の流入温度とにもとづいて、簡便・迅速
に、冷却水ポンプの電力の周波数を最適に制御すること
ができる。この結果、動力費を一層削減することができ
る。
【0047】また、上記の第2の構成では、再生器の溶
液温度の変化と冷却水の流入温度の変化とに対応して変
化させる冷却水ポンプの電力の周波数を記憶してあるの
で、検出した再生器の溶液温度と冷水の流入温度とにも
とづいて、簡便・迅速に、冷却水ポンプの電力の周波数
を最適に制御することができる。この結果、動力費を一
層削減することができる。
【0048】さらに、これらの構成は、いずれも、上記
の記憶を行うための記憶構成を付加するだけなので、装
置を簡便安価な構成にして提供できるなどの特長が得ら
れる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1における機器構成の説明図である。
【図2】実施例1における制御系の説明図である。
【図3】実施例1における電力周波数を得るための記憶
内容の説明図である。
【図4】実施例1における制御フローの説明図である。
【図5】実施例2における機器構成の説明図である。
【図6】実施例2における制御系の説明図である。
【図7】実施例2における電力周波数を得るための記憶
内容の説明図である。
【図8】実施例2における制御フローの説明図である。
【符号の説明】
1 蒸発器 2 吸収器 3 高温再生器 4 ガスバーナ 5 低温再生器器 6 凝縮器 7 冷媒タンク 8 低温熱交換器 9 高温熱交換器 11・12・13・14・15 吸収液配管 16 吸収液ポンプ 17・18 冷媒配管 19 冷媒循環配管 20 冷媒ポンプ 21 ガス配管 22 加熱量制御弁 23 冷水配管 24 蒸発器熱交換器 25 冷却水配管 26 冷却水ポンプ 27 吸収器熱交換器 28 凝縮器熱交換器 29 冷媒バイパス管 30 冷媒溜り 31 吸収液溜り 32 開閉弁 33 吸収液バイパス管 34 開閉弁 35 冷媒蒸気バイパス管 36 開閉弁 40 制御装置 41 周波数変換装置 42 入力インターフェイス 43 中央演算処理装置(CPU) 44 記憶装置(ROM) 45 出力インターフェイス 46 信号発生器(CLOCK) 47 記憶装置(RAM) S1・S2・S3 温度検出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−84267(JP,A) 特開 平4−151470(JP,A) 特開 昭60−16272(JP,A) 特開 昭58−133576(JP,A) 特開 平7−260284(JP,A) 社団法人日本冷凍空調工業会編、発行 「産業用ガス吸収冷温水機・吸収冷凍機 Q&A」(平成6年3月)p.85、p. 143 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25B 15/00 306

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 再生器・凝縮器・蒸発器・吸収器・溶液
    熱交換器などを配管接続するとともに、前記吸収器・前
    記凝縮器に流通させる冷却水の流量を冷却水ポンプによ
    り増減するように構成した吸収式冷凍機であって、 前記再生器の溶液温度の変化と前記冷却水の流入温度の
    変化とに対応して変化させる前記冷却水ポンプの電力の
    周波数を記憶する記憶手段と、 前記再生器の溶液温度と前記冷却水の流入温度とを検出
    する温度検出手段と、 前記検出により得られた前記再生器の溶液温度と前記冷
    却水の流入温度とにもとづいて前記記憶手段から得られ
    る前記周波数の電力を前記冷却水ポンプに与えることに
    より前記冷却水の流量を制御する流量制御手段とを備え
    たことを特徴とする吸収式冷凍機。
  2. 【請求項2】 再生器・凝縮器・蒸発器・吸収器・溶液
    熱交換器などを配管接続して前記蒸発器に冷却対象とす
    る冷水を還流するとともに、前記吸収器・前記凝縮器に
    流通させる冷却水の流量を冷却水ポンプにより増減する
    ように構成した吸収式冷凍機であって、 前記再生器の溶液温度の変化と前記冷水の流入温度の変
    化とに対応して変化させる前記冷却水ポンプの電力の周
    波数を記憶する記憶手段と、 前記再生器の溶液温度と前記冷水の流入温度とを検出す
    る温度検出手段と、 前記検出により得られた前記再生器の溶液温度と前記冷
    水の流入温度とにもとづいて前記記憶手段から得られる
    前記周波数の電力を前記冷却水ポンプに与えることによ
    り前記冷却水の流量を制御する流量制御手段とを備えた
    ことを特徴とする吸収式冷凍機。
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KR101729891B1 (ko) * 2016-03-14 2017-04-24 엘지전자 주식회사 흡수식 냉온수기

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社団法人日本冷凍空調工業会編、発行「産業用ガス吸収冷温水機・吸収冷凍機Q&A」(平成6年3月)p.85、p.143

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