JPH0868572A - 二重効用吸収冷凍機 - Google Patents
二重効用吸収冷凍機Info
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- JPH0868572A JPH0868572A JP6227439A JP22743994A JPH0868572A JP H0868572 A JPH0868572 A JP H0868572A JP 6227439 A JP6227439 A JP 6227439A JP 22743994 A JP22743994 A JP 22743994A JP H0868572 A JPH0868572 A JP H0868572A
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- temperature
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- regenerator
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- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B30/00—Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
- Y02B30/62—Absorption based systems
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- Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 高温再生器及び低温再生器の溶液循環量をそ
れぞれに制御することにより、冷水負荷の変動に応じて
効率よく運転可能の二重効用吸収式冷凍機の提供。 【構成】 吸収器Ａ、蒸発器Ｅ、高温再生器ＧＨ、低温
再生器ＧＬ、凝縮器Ｃ、高温熱交換器ＸＨ、低温熱交換
器ＸＬを備え、溶液径路１〜１０、冷媒径油１１〜１５
及び冷水径路１９を有すると共に、高温再生器には、高
温再生器への熱源熱量を冷水径路の冷水負荷信号又は冷
水温度信号２３により調整する熱源熱量調整装置２６を
設けた二重効用吸収冷凍機において、吸収器から高温再
生器への溶液径路１中に回転数可変の高ヘッドポンプＰ
Ｈを配し、高温再生器出口部の液位センサ２１の信号に
よる高温再生器循環量調整装置を備え、また吸収器から
低温再生器への溶液径路７中に、可変回転数ポンプＰＬ
を配し、高温再生器の圧力又は飽和温度２４を所定範囲
内に納める低温再生器循環量調整装置２５を備える。
れぞれに制御することにより、冷水負荷の変動に応じて
効率よく運転可能の二重効用吸収式冷凍機の提供。 【構成】 吸収器Ａ、蒸発器Ｅ、高温再生器ＧＨ、低温
再生器ＧＬ、凝縮器Ｃ、高温熱交換器ＸＨ、低温熱交換
器ＸＬを備え、溶液径路１〜１０、冷媒径油１１〜１５
及び冷水径路１９を有すると共に、高温再生器には、高
温再生器への熱源熱量を冷水径路の冷水負荷信号又は冷
水温度信号２３により調整する熱源熱量調整装置２６を
設けた二重効用吸収冷凍機において、吸収器から高温再
生器への溶液径路１中に回転数可変の高ヘッドポンプＰ
Ｈを配し、高温再生器出口部の液位センサ２１の信号に
よる高温再生器循環量調整装置を備え、また吸収器から
低温再生器への溶液径路７中に、可変回転数ポンプＰＬ
を配し、高温再生器の圧力又は飽和温度２４を所定範囲
内に納める低温再生器循環量調整装置２５を備える。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、二重効用吸収冷凍機に
係り、特に高温再生器及び低温再生器への希溶液の循環
量を調整して効率よく運転できる二重効用吸収冷凍機に
関する。
係り、特に高温再生器及び低温再生器への希溶液の循環
量を調整して効率よく運転できる二重効用吸収冷凍機に
関する。
【０００２】
【従来の技術】通常の吸収冷凍機において、熱源熱量を
調整するのは、冷水負荷信号又は冷水温度信号に基づい
ている。また、二重効用吸収冷凍機において、高温再生
器と吸収器との差圧及び位置ヘッドが、高温再生器から
吸収器に溶液を流す駆動力となる。一般に、定格条件に
おける駆動力にて、必要な流量となるように、流路抵抗
を調整し、オリフィス等を入れている。このように、高
温再生器の圧力が変化すると、前記駆動力が変化するの
で、高温再生器の流出量が変化する。この流出量に見合
うように流入量を調整している。この流入量を調整する
ため、実開昭５４−１８２４５８号公報では、吸収器か
ら再生器に至る希溶液経路に調整弁を設けている。とこ
ろで、低温再生器への溶液循環量が、高温再生器の圧力
及び温度に関係するが、今までに、低温再生器への循環
量を制御して高温再生器の圧力、温度を制御することは
行なわれていなかった。
調整するのは、冷水負荷信号又は冷水温度信号に基づい
ている。また、二重効用吸収冷凍機において、高温再生
器と吸収器との差圧及び位置ヘッドが、高温再生器から
吸収器に溶液を流す駆動力となる。一般に、定格条件に
おける駆動力にて、必要な流量となるように、流路抵抗
を調整し、オリフィス等を入れている。このように、高
温再生器の圧力が変化すると、前記駆動力が変化するの
で、高温再生器の流出量が変化する。この流出量に見合
うように流入量を調整している。この流入量を調整する
ため、実開昭５４−１８２４５８号公報では、吸収器か
ら再生器に至る希溶液経路に調整弁を設けている。とこ
ろで、低温再生器への溶液循環量が、高温再生器の圧力
及び温度に関係するが、今までに、低温再生器への循環
量を制御して高温再生器の圧力、温度を制御することは
行なわれていなかった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、高温再生器
及び低温再生器の溶液循環量をそれぞれに制御すること
により、冷水負荷の変動に応じて効率よく運転できる二
重効用吸収冷凍機を提供することを課題とする。
及び低温再生器の溶液循環量をそれぞれに制御すること
により、冷水負荷の変動に応じて効率よく運転できる二
重効用吸収冷凍機を提供することを課題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、吸収器、蒸発器、高温再生器、低温再
生器、凝縮器、高温熱交換器、低温熱交換器を備え、溶
液経路、冷媒経路及び冷水経路を有すると共に、高温再
生器には、高温再生器への熱源熱量を冷水経路の冷水負
荷信号又は冷水温度信号に基づいて調整する熱源熱量調
整装置を設けた二重効用吸収冷凍機において、吸収器か
ら高温再生器への溶液経路中に、高ヘッドポンプを配備
すると共に、高温再生器出口部又は出口配管部の液位セ
ンサーの信号を基に高温再生器循環量を調整する調整装
置を備え、また、吸収器から低温再生器への溶液経路中
に、低ヘッドポンプを配備すると共に、高温再生器の圧
力又は飽和温度が所定の範囲内に入るように低温再生器
循環量を調整する調整装置を備えたものである。
に、本発明では、吸収器、蒸発器、高温再生器、低温再
生器、凝縮器、高温熱交換器、低温熱交換器を備え、溶
液経路、冷媒経路及び冷水経路を有すると共に、高温再
生器には、高温再生器への熱源熱量を冷水経路の冷水負
荷信号又は冷水温度信号に基づいて調整する熱源熱量調
整装置を設けた二重効用吸収冷凍機において、吸収器か
ら高温再生器への溶液経路中に、高ヘッドポンプを配備
すると共に、高温再生器出口部又は出口配管部の液位セ
ンサーの信号を基に高温再生器循環量を調整する調整装
置を備え、また、吸収器から低温再生器への溶液経路中
に、低ヘッドポンプを配備すると共に、高温再生器の圧
力又は飽和温度が所定の範囲内に入るように低温再生器
循環量を調整する調整装置を備えたものである。
【０００５】前記吸収冷凍機において、高温再生器及び
低温再生器の循環量調整装置は、高ヘッドポンプ又は低
ヘッドポンプの回転数を調整するインバータか、循環量
制御弁とするのがよい。また、前記低温再生器循環量の
調整は、熱源熱量又は、冷水負荷信号か冷水温度信号を
基に、及び／又は高温再生器の圧力又は飽和温度センサ
ーの信号を基に、高温再生器に目標圧力又は温度を設定
し、設定目標値になるように調整するのかよい。上記の
高温再生器設定目標値は、冷却水温度により修正するの
がよい。
低温再生器の循環量調整装置は、高ヘッドポンプ又は低
ヘッドポンプの回転数を調整するインバータか、循環量
制御弁とするのがよい。また、前記低温再生器循環量の
調整は、熱源熱量又は、冷水負荷信号か冷水温度信号を
基に、及び／又は高温再生器の圧力又は飽和温度センサ
ーの信号を基に、高温再生器に目標圧力又は温度を設定
し、設定目標値になるように調整するのかよい。上記の
高温再生器設定目標値は、冷却水温度により修正するの
がよい。
【０００６】
【作用】二重効用吸収冷凍機において、吸収溶液は高温
再生器で濃縮され、吸収器に導かれるのであるが、高温
再生器の圧力は、吸収器よりも非常に高く、配管内の液
シールでは圧力を保てない。本発明では、高温再生器出
口部の液位を検出し、液位がある範囲で保持できるよう
に、高温再生器への流入量を調整する。また、高温再生
器の圧力が変化すると、高温再生器の流出量が変化し、
液位になって現れ、これを検出して、流入量を調整して
いる。
再生器で濃縮され、吸収器に導かれるのであるが、高温
再生器の圧力は、吸収器よりも非常に高く、配管内の液
シールでは圧力を保てない。本発明では、高温再生器出
口部の液位を検出し、液位がある範囲で保持できるよう
に、高温再生器への流入量を調整する。また、高温再生
器の圧力が変化すると、高温再生器の流出量が変化し、
液位になって現れ、これを検出して、流入量を調整して
いる。
【０００７】また、低温再生器への溶液流量を減少させ
ると、低温再生器の出口濃度が高くなり、それに伴い沸
騰温度も高くなって、低温再生器を加熱する高温再生器
からの冷媒蒸気の凝縮温度が高くなり、高温再生器の圧
力が上昇する。それによって、高温再生器の循環量が増
大する。逆に、低温再生器への溶液流量を増大すると、
低温再生器の出口濃度が薄くなり、それに伴い沸騰温度
も低くなって、低温再生器を加熱する高温再生器からの
冷媒蒸気の凝縮温度が低くなり、高温再生器の圧力が下
降する。それによって、高温再生器の循環量が減少す
る。このように、低温再生器への溶液流量により、高温
再生器の圧力が変化し、高温再生器の循環量が変化す
る。
ると、低温再生器の出口濃度が高くなり、それに伴い沸
騰温度も高くなって、低温再生器を加熱する高温再生器
からの冷媒蒸気の凝縮温度が高くなり、高温再生器の圧
力が上昇する。それによって、高温再生器の循環量が増
大する。逆に、低温再生器への溶液流量を増大すると、
低温再生器の出口濃度が薄くなり、それに伴い沸騰温度
も低くなって、低温再生器を加熱する高温再生器からの
冷媒蒸気の凝縮温度が低くなり、高温再生器の圧力が下
降する。それによって、高温再生器の循環量が減少す
る。このように、低温再生器への溶液流量により、高温
再生器の圧力が変化し、高温再生器の循環量が変化す
る。
【０００８】そして、高温再生器の循環量及び低温再生
器の循環量両者が、冷凍機の効率に関係し、一般に、循
環量が少ない（濃度幅が広い）方が効率がよくなる。低
温再生器の循環量と高温再生器の循環量が逆の動きを
し、低温再生器の循環量が両者を支配することから、低
温再生器循環量制御が重要になり、本発明では低温再生
器の循環量を高温再生器の圧力、温度により制御して効
率のよい運転が行なえるようにしている。上記におい
て、高温再生器圧力の代わりに、高温再生器で発生する
冷媒蒸気の飽和温度あるいは、その凝縮温度（ＧＬ加熱
側の温度）でもよい。
器の循環量両者が、冷凍機の効率に関係し、一般に、循
環量が少ない（濃度幅が広い）方が効率がよくなる。低
温再生器の循環量と高温再生器の循環量が逆の動きを
し、低温再生器の循環量が両者を支配することから、低
温再生器循環量制御が重要になり、本発明では低温再生
器の循環量を高温再生器の圧力、温度により制御して効
率のよい運転が行なえるようにしている。上記におい
て、高温再生器圧力の代わりに、高温再生器で発生する
冷媒蒸気の飽和温度あるいは、その凝縮温度（ＧＬ加熱
側の温度）でもよい。
【０００９】
【実施例】以下、本発明を図面を用いて具体的に説明す
るが、本発明はこれに限定されるものではない。 実施例１ 図１は、本発明の二重効用吸収冷凍機のフロー構成図で
ある。図１において、Ａは吸収器、ＧＬは低温再生器、
ＧＨは高温再生器、Ｃは凝縮器、Ｅは蒸発器、ＸＬは低
温熱交換器、ＸＨは高温熱交換器、ＰＬは低温再生器用
低ヘッドポンプ、ＰＨは高温再生器用高ヘッドポンプ、
ＰＭは冷媒ポンプ、１〜１０は溶液経路、１１〜１５は
冷媒経路、１７、１８は冷却水配管、１９は冷房負荷に
接続する冷水配管、２０は熱源配管、２１は高温再生器
液位センサー、２２は高ヘッドポンプの回転数制御器、
２３、２４は温度センサー、２５は低ヘッドポンプの回
転数制御器、２６は熱源熱量調整装置である。
るが、本発明はこれに限定されるものではない。 実施例１ 図１は、本発明の二重効用吸収冷凍機のフロー構成図で
ある。図１において、Ａは吸収器、ＧＬは低温再生器、
ＧＨは高温再生器、Ｃは凝縮器、Ｅは蒸発器、ＸＬは低
温熱交換器、ＸＨは高温熱交換器、ＰＬは低温再生器用
低ヘッドポンプ、ＰＨは高温再生器用高ヘッドポンプ、
ＰＭは冷媒ポンプ、１〜１０は溶液経路、１１〜１５は
冷媒経路、１７、１８は冷却水配管、１９は冷房負荷に
接続する冷水配管、２０は熱源配管、２１は高温再生器
液位センサー、２２は高ヘッドポンプの回転数制御器、
２３、２４は温度センサー、２５は低ヘッドポンプの回
転数制御器、２６は熱源熱量調整装置である。
【００１０】この装置の冷房運転において、冷媒を吸収
した希溶液の一部は、吸収器Ａから低ヘッドポンプＰＬ
により低温熱交換器ＸＬの被加熱側に導入され、経路９
から低温再生器ＧＬに導入され、高温再生器からの冷媒
蒸気により加熱濃縮された後、経路１０から低温熱交換
器ＸＬの加熱側を通り経路６に導入される。一方、吸収
器Ａからの残りの希溶液は高ヘッドポンプＰＨにより高
温熱交換器ＸＨの被加熱側に導入され、経路３から高温
再生器ＧＨに導入される。高温再生器ＧＨでは希溶液は
加熱熱源２０により加熱されて冷媒を蒸発して濃縮さ
れ、濃縮された濃溶液は経路４を通り高温熱交換器ＸＨ
で熱交換され、途中低温再生器ＧＬからの濃溶液と一緒
になって経路６から吸収器Ａに導入される。
した希溶液の一部は、吸収器Ａから低ヘッドポンプＰＬ
により低温熱交換器ＸＬの被加熱側に導入され、経路９
から低温再生器ＧＬに導入され、高温再生器からの冷媒
蒸気により加熱濃縮された後、経路１０から低温熱交換
器ＸＬの加熱側を通り経路６に導入される。一方、吸収
器Ａからの残りの希溶液は高ヘッドポンプＰＨにより高
温熱交換器ＸＨの被加熱側に導入され、経路３から高温
再生器ＧＨに導入される。高温再生器ＧＨでは希溶液は
加熱熱源２０により加熱されて冷媒を蒸発して濃縮さ
れ、濃縮された濃溶液は経路４を通り高温熱交換器ＸＨ
で熱交換され、途中低温再生器ＧＬからの濃溶液と一緒
になって経路６から吸収器Ａに導入される。
【００１１】高温再生器ＧＨで蒸発した冷媒ガスは、冷
媒経路１３を通り、低温再生器ＧＬの熱源として用いら
れたのち凝縮器Ｃに導入される。凝縮器Ｃでは低温再生
器ＧＬからの冷媒ガスと共に冷却水１８により冷却され
て凝縮し蒸発器Ｅに入る。蒸発器Ｅでは冷媒が冷媒ポン
プＰＭにより、経路１１、１２により循環されて蒸発
し、その際に蒸発熱を負荷側の冷水から奪い、冷水を冷
却し、冷房に供される。蒸発した冷媒は吸収器Ａで濃溶
液により吸収されて、希溶液となりポンプで循環される
サイクルとなる。このような冷房運転において、本発明
では、高温再生器の液位センサー２１の信号に基づいて
高ヘッドポンプＰＨの回転数を回転数制御器２２により
制御して、高温再生器の循環量を調整している。また、
低温再生器への循環量は、高温再生器の飽和温度を温度
センサー２４で検知し、この飽和温度が所定の範囲内に
入るように低ヘッドポンプＰＬの回転数を回転数制御器
２５で制御して行っている。
媒経路１３を通り、低温再生器ＧＬの熱源として用いら
れたのち凝縮器Ｃに導入される。凝縮器Ｃでは低温再生
器ＧＬからの冷媒ガスと共に冷却水１８により冷却され
て凝縮し蒸発器Ｅに入る。蒸発器Ｅでは冷媒が冷媒ポン
プＰＭにより、経路１１、１２により循環されて蒸発
し、その際に蒸発熱を負荷側の冷水から奪い、冷水を冷
却し、冷房に供される。蒸発した冷媒は吸収器Ａで濃溶
液により吸収されて、希溶液となりポンプで循環される
サイクルとなる。このような冷房運転において、本発明
では、高温再生器の液位センサー２１の信号に基づいて
高ヘッドポンプＰＨの回転数を回転数制御器２２により
制御して、高温再生器の循環量を調整している。また、
低温再生器への循環量は、高温再生器の飽和温度を温度
センサー２４で検知し、この飽和温度が所定の範囲内に
入るように低ヘッドポンプＰＬの回転数を回転数制御器
２５で制御して行っている。
【００１２】図２（ａ）に冷水負荷と高温再生器飽和温
度の関係を示す。このように飽和温度と冷水負荷には比
例関係があるから、図２（ｂ）に示すように、冷水負荷
（冷水温度２３）を基に、低ヘッドポンプＰＬの基本的
な回転数を決め、低温再生器循環量を制御してもよい。
また、冷水負荷２３と熱源熱量２６の関係は、安定運転
（定常状態）では、ほぼ一定の関係にあるので、冷水負
荷を信号とする代わりに、熱源熱量２６を信号としても
よい。図３は、本発明の二重効用吸収冷凍機の他の制御
例を示す構成図であり、熱源熱量又は冷水負荷（冷水温
度）で、高温再生器からの蒸気の目標凝縮温度を設定２
７し、この目標温度になるように、低ヘッドポンプの回
転数を調整２５する例である。
度の関係を示す。このように飽和温度と冷水負荷には比
例関係があるから、図２（ｂ）に示すように、冷水負荷
（冷水温度２３）を基に、低ヘッドポンプＰＬの基本的
な回転数を決め、低温再生器循環量を制御してもよい。
また、冷水負荷２３と熱源熱量２６の関係は、安定運転
（定常状態）では、ほぼ一定の関係にあるので、冷水負
荷を信号とする代わりに、熱源熱量２６を信号としても
よい。図３は、本発明の二重効用吸収冷凍機の他の制御
例を示す構成図であり、熱源熱量又は冷水負荷（冷水温
度）で、高温再生器からの蒸気の目標凝縮温度を設定２
７し、この目標温度になるように、低ヘッドポンプの回
転数を調整２５する例である。
【００１３】
【発明の効果】本発明によれば、高温再生器の液位は、
高ヘッドポンプの回転数等の高温再生器循環量調整装置
で調整し、一方高温再生器の圧力又は飽和温度は、低ヘ
ッドポンプの回転数等の低温再生器循環量調整装置で調
整することにより、冷房負荷に応じて安定して効率のよ
い運転ができる。
高ヘッドポンプの回転数等の高温再生器循環量調整装置
で調整し、一方高温再生器の圧力又は飽和温度は、低ヘ
ッドポンプの回転数等の低温再生器循環量調整装置で調
整することにより、冷房負荷に応じて安定して効率のよ
い運転ができる。
【図１】本発明の二重効用吸収冷凍機の一例を示すフロ
ー構成図。
ー構成図。
【図２】（ａ）は、冷水負荷と高温再生器飽和温度との
関係を示すグラフ、（ｂ）は冷水負荷に基づく制御例を
示すグラフ。
関係を示すグラフ、（ｂ）は冷水負荷に基づく制御例を
示すグラフ。
【図３】本発明の二重効用吸収冷凍機の他の例を示すフ
ロー構成図。
ロー構成図。
Ａ：吸収器、ＧＬ：低温再生器、ＧＨ：高温再生器、
Ｃ：凝縮器、Ｅ：蒸発器、ＸＬ：低温熱交換器、ＸＨ：
高温熱交換器、ＰＬ：低ヘッドポンプ、ＰＨ：高ヘッド
ポンプ、ＰＭ：冷媒ポンプ、１〜１０：溶液経路、１１
〜１５：冷媒経路、１７、１８：冷却水配管、１９：冷
水配管、２０：熱源配管、２１：液位センサー、２２：
高ヘッドポンプ回転数制御器、２３、２４：温度センサ
ー、２５：低ヘッドポンプ回転数制御器、２６：熱源熱
量調整装置、２７：目標値設定器。
Ｃ：凝縮器、Ｅ：蒸発器、ＸＬ：低温熱交換器、ＸＨ：
高温熱交換器、ＰＬ：低ヘッドポンプ、ＰＨ：高ヘッド
ポンプ、ＰＭ：冷媒ポンプ、１〜１０：溶液経路、１１
〜１５：冷媒経路、１７、１８：冷却水配管、１９：冷
水配管、２０：熱源配管、２１：液位センサー、２２：
高ヘッドポンプ回転数制御器、２３、２４：温度センサ
ー、２５：低ヘッドポンプ回転数制御器、２６：熱源熱
量調整装置、２７：目標値設定器。
Claims (4)
- 【請求項１】 吸収器、蒸発器、高温再生器、低温再生
器、凝縮器、高温熱交換器、低温熱交換器を備え、溶液
経路、冷媒経路及び冷水経路を有すると共に、高温再生
器には、高温再生器への熱源熱量を冷水経路の冷水負荷
信号又は冷水温度信号に基づいて調整する熱源熱量調整
装置を設けた二重効用吸収冷凍機において、吸収器から
高温再生器への溶液経路中に、高ヘッドポンプを配備す
ると共に、高温再生器出口部又は出口配管部の液位セン
サーの信号を基に高温再生器循環量を調整する調整装置
を備え、また、吸収器から低温再生器への溶液経路中
に、低ヘッドポンプを配備すると共に、高温再生器の圧
力又は飽和温度が所定の範囲内に入るように低温再生器
循環量を調整する調整装置を備えたことを特徴とする二
重効用吸収冷凍機。 - 【請求項２】 前記高温再生器及び低温再生器の循環量
調整装置が、高ヘッドポンプ又は低ヘッドポンプの回転
数を調整するインバータか、循環量制御弁であることを
特徴とする請求項１記載の二重効用吸収冷凍機。 - 【請求項３】 前記低温再生器循環量の調整は、熱源熱
量又は、冷水負荷信号か冷水温度信号を基に、及び／又
は高温再生器の圧力又は飽和温度センサーの信号を基
に、高温再生器に目標圧力又は温度を設定し、設定目標
値になるように調整することを特徴とする請求項１又は
２記載の二重効用吸収冷凍機。 - 【請求項４】 前記高温再生器設定目標値は、冷却水温
度により修正することを特徴とする請求項３記載の二重
効用吸収冷凍機。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6227439A JPH0868572A (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | 二重効用吸収冷凍機 |
| US08/520,468 US5592825A (en) | 1994-08-30 | 1995-08-28 | Absorption refrigeration machine |
| CN95117102A CN1097708C (zh) | 1994-08-30 | 1995-08-30 | 吸收式制冷机 |
| KR1019950027437A KR100343845B1 (ko) | 1994-08-30 | 1995-08-30 | 흡수식냉동기 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6227439A JPH0868572A (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | 二重効用吸収冷凍機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0868572A true JPH0868572A (ja) | 1996-03-12 |
Family
ID=16860886
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6227439A Pending JPH0868572A (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | 二重効用吸収冷凍機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0868572A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100358837B1 (ko) * | 2000-03-31 | 2002-10-30 | 만도공조 주식회사 | 흡수식 냉동기의 용액감지장치 |
| KR100587679B1 (ko) * | 1998-11-18 | 2006-10-04 | 엘지전자 주식회사 | 흡수식 시스템의 운전방법 |
-
1994
- 1994-08-30 JP JP6227439A patent/JPH0868572A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100587679B1 (ko) * | 1998-11-18 | 2006-10-04 | 엘지전자 주식회사 | 흡수식 시스템의 운전방법 |
| KR100358837B1 (ko) * | 2000-03-31 | 2002-10-30 | 만도공조 주식회사 | 흡수식 냉동기의 용액감지장치 |
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