JP2883372B2 - 吸収冷温水機 - Google Patents

吸収冷温水機

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JP2883372B2
JP2883372B2 JP1294710A JP29471089A JP2883372B2 JP 2883372 B2 JP2883372 B2 JP 2883372B2 JP 1294710 A JP1294710 A JP 1294710A JP 29471089 A JP29471089 A JP 29471089A JP 2883372 B2 JP2883372 B2 JP 2883372B2
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伸浩 出射
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B29/00Combined heating and refrigeration systems, e.g. operating alternately or simultaneously
    • F25B29/006Combined heating and refrigeration systems, e.g. operating alternately or simultaneously of the sorption type system

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は冷水と温水とを同時に供給する吸収冷温水機
に関する。
(ロ)従来の技術 例えば特公昭52−584号公報には蒸発器から冷水を供
給すると同時に、再生器に付設した温水器から温水を供
給する吸収冷温水機が開示され、この吸収冷温水機にお
いて、冷水負荷が小さく温水負荷に応じて再生器の加熱
量を制御しているときには、再生器と凝縮器との間の配
管に設けられた冷媒制御弁の開度を調節し、再生器から
凝縮器へ流れる冷媒の量を冷媒制御弁により調節して、
冷水出口温度をほぼ設定温度に保っていた。
(ハ)発明が解決しようとする課題 上記従来の吸収冷温水機において、例えば冬期などの
温水負荷が大きく再生器の加熱量が温水出口温度により
制御される温水主制御運転が行われているとき、冷水負
荷に対する冷却能力、すなわち蒸発器での冷媒蒸発能
力、吸収器での冷媒吸収能力が過大になり、冷媒の凍結
が発生しやすく、又、吸収液循環路の吸収液濃度が上昇
し、吸収液の結晶が発生する虞れがあった。
このため、従来の吸収冷温水機においては、冷水出口
温度を検出する保護サーモにより冷媒ポンプの運転を冷
水出口の設定温度で停止し、冷水の凍結を防いだり、結
晶の発生を防ぐ方法が採られていた。しかしながら、こ
の方法では、蒸発器での冷媒蒸発能力の低下、吸収器で
の冷媒吸収能力の低下に時間がかかり、例えば冷水負荷
が急に低下したときには冷媒、又は冷水の凍結、あるい
は吸収液の結晶を防ぎきれないという問題が発生してい
た。
本発明は、冷媒、又は冷水の凍結を確実に防ぐことが
でき、かつ吸収液の結晶を防止でき、又、温水主制御時
にも温度が安定した冷水を得ることができる吸収冷温水
機を提供することを目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は上記課題を解決するために、冷媒管(14)の
途中に設けられた電磁弁(24)と、凝縮器(5)と吸収
器(3)との間に設けられた冷媒ブロー管(33),(2
9)と、冷媒ブロー管(33)に設けられた制御弁(34)
と、蒸発器(2)と吸収器(3)との間に設けられた冷
媒ブロー管(28),(29)と、冷媒ブロー管(28)に設
けられた電磁弁(30)と、蒸発器(2)の冷水出口温度
に基づいて制御弁(34)、及び電磁弁(24)、(30)へ
開度信号、及び開閉信号を出力する制御盤(43)とを備
え、制御盤(43)は温水器(17)の温水出口温度により
高温再生器(7)の加熱量が制御されているとき、制御
弁(34)の開度を蒸発器(2)の冷水出口温度で制御
し、かつ冷水出口温度が第1の設定温度以下になったと
きには電磁弁(24)へ閉信号を出力し、冷水出口温度が
第1の設定温度より低い第2の設定温度以下になったと
きには電磁弁(30)へ開信号を出力する吸収冷温水機を
提供するものである。
又、冷媒管(14)の途中に設けられた電磁弁(24)
と、凝縮器(5)から吸収器(3)へ冷媒を流す第1冷
媒ブロー装置と、蒸発器(2)から吸収器(3)へ冷媒
を流す第2ブロー装置と、第2冷媒ブロ装置に設けられ
た電磁弁(開閉弁)(30)と、蒸発器(2)の冷水負荷
に応じて上記各冷媒ブロー装置及び電磁弁(24)へ信号
を出力する制御盤(43)とを備え、この制御盤(43)は
温水器(17)の温水負荷により高温再生器(7)の加熱
量を制御しているとき、蒸発器(2)の冷水負荷により
上記第1ブロー装置の冷媒流量を制御し、かつ、上記冷
水負荷が第1の設定負荷以下になったときには冷媒管
(14)の電磁弁(24)へ閉信号を出力し、上記冷水負荷
が上記第1の設定負荷より小さい第2の設定負荷以下に
なったときに第2冷媒ブロー装置の電磁弁(30)へ開信
号を出力する吸収冷温水機を提供するものである。
(ホ)作用 高温再生器(7)の加熱量が温水器(17)の温水出口
温度により制御されているとき、制御盤(43)は蒸発器
(2)の冷水出口温度に基づいて制御弁(34)へ信号を
出力し、制御弁(34)の開度が制御され、凝縮器(5)
から吸収器(3)へ流れる冷媒の量が変化して吸収器の
冷媒吸収能力が変化するため、蒸発器(2)の冷却能力
が変化して冷水出口温度を安定させることができる。
又、凝縮器(5)の冷媒が吸収器(3)へ流れた場合に
は、凝縮器(5)から蒸発器(2)へ流れる冷媒の量が
減少し、蒸発器(2)の冷媒の温度が低くなり、蒸発器
(2)の冷却効率を向上させることが可能になる。又、
冷水負荷が急減して冷水出口温度が第1の設定温度以下
になったときには、制御盤(43)からの信号により電磁
弁(24)が閉じ、高温再生器(7)から冷媒管(14)を
経て凝縮器(5)へ流れる冷媒がなくなり、凝縮器
(5)には低温再生器(6)で蒸発して流入してきた冷
媒が凝縮して溜まり、凝縮器(5)から蒸発器(2)へ
流れる冷媒の量が減少し、蒸発器(2)での冷媒散布量
が減少して冷却能力が急減し、冷水負荷が更に急減して
冷水出口温度が第1の設定温度より低い第2の設定温度
以下になったときには、制御盤(43)からの信号により
電磁弁(30)が開き、蒸発器(2)の冷媒が吸収器
(3)へ流れ、吸収器(3)の吸収液濃度が急激に薄く
なり、冷媒吸収能力が急減して蒸発器(2)の冷却能力
が急激に低下し、冷水、又は冷媒の凍結、及び吸収液の
結晶を確実に回避することが可能になる。
又、吸収冷凍機の運転時、温水器(17)の温水負荷に
より高温再生器(7)の加熱量が制御されているとき、
蒸発器(2)の冷水負荷に応じて制御盤(43)が第1冷
媒ブロー装置へ信号を出力し、凝縮器(5)から吸収器
(3)へ流れる冷媒の量が変化し、吸収器(3)の冷媒
吸収能力が変化する。このため、蒸発器の冷却能力が変
化して冷水負荷の変化に応じた冷水を供給することが可
能になる。又、冷媒が凝縮器(5)から吸収器(3)へ
流れたときには、蒸発器(2)へ供給される冷媒の量が
減少し、蒸発器(2)の冷媒の温度が低下し、蒸発器
(2)の冷却効率を向上させることが可能になる。又、
冷水負荷が急減して第1の設定負荷以下になったときに
は、制御盤(43)から電磁弁(24)に閉信号が出力され
て電磁弁(24)が閉じ、高温再生器(7)から冷媒管
(14)を経て凝縮器(5)へ流れる冷媒がなくなり、凝
縮器(5)には低温再生器(6)で蒸発して流入してき
た冷媒を凝縮して溜まり、凝縮器(5)から蒸発器
(2)へ流れる冷媒の量が減少し、蒸発器(2)での冷
媒散布量が減少して冷却能力が急減し、冷水負荷が更に
急減して第1の設定負荷より小さい第2の設定負荷以下
に低下したときには、制御盤(43)から第2冷媒ブロー
装置の電磁弁(30)へ開信号が出力され、電磁弁(30)
が開き、蒸発器(2)の冷媒が急激に吸収器(3)へ流
れ、吸収液の濃度が薄くなり結晶が回避され、又吸収器
(3)の冷媒吸収能力が急減し、蒸発器の冷却能力が急
激に低下して、冷水、又は冷媒の凍結を回避することが
可能になる。
(ヘ)実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。
図面は冷媒に水(H2O)、吸収液に臭化リチウム(LiB
r)溶液を使用した二重効用吸収冷温水機を示したもの
であり、(1)は蒸発器(2)と吸収器(3)とを内蔵
した蒸発吸収胴、(4)は凝縮器(5)と低温再生器
(6)とを内蔵した凝縮再生胴、(7)はガスバーナ等
の加熱器(8)を備えた高温再生器、(9A)、及び(9
B)はそれぞれ低温熱交換器、及び高温熱交換器であ
り、これらは吸収液管(10),(11A),(11B),(12
A),(12B)、及び冷媒管(14),(15),(16)によ
り配管接続されている。そして、高温再生器(7)に温
水器(17)が付設され、温水器(17)と高温再生器
(7)との間に接続された冷媒ドレン管(18)の途中に
温水ドレン制御弁(20)が設けられている。又、(21)
は温水器(17)と負荷との間に接続された温水管、(21
A)は温水熱交換器である。又、加熱器(8)に接続さ
れた燃料管(22)には燃料制御弁(23)が設けられてい
る。
(24)は冷媒管(14)の低温再生器(6)と凝縮器
(5)との間に設けられた第1電磁弁である。(25)は
冷媒タンク、(26)は冷媒管(16)の途中に設けられた
冷媒ポンプであり、この冷媒ポンプ(26)の吐出側と冷
媒タンク(25)との間に冷媒送り管(27)が接続され、
かつ冷媒タンク(25)と吸収器(3)との間に冷媒ブロ
ー管(28),(29)が接続されている。そして、冷媒ブ
ロー管(28)の途中に第2電磁弁(30)が設けられてい
る。ここで冷媒ブロー管(29)の出口は吸収液が逆流す
ることを防止するために、吸収器(3)内のほぼ中間部
に位置している。又、(31)は冷媒戻し管、(32)は冷
媒オーバーフロー管であり、堰(25A)からオーバーフ
ローした冷媒は冷媒戻し管(31)を介して冷媒管(15)
へ戻される。
(33)は冷媒管(15)と冷媒ブロー管(29)との間に
接続された冷媒ブロー管であり、この冷媒ブロー管(3
3)の途中に冷媒制御弁(34)が設けられている。又、
(35)は蒸発器(2)に配管された冷水管であり、この
冷水管(35)の途中には蒸発器熱交換器(35A)が設け
られている。(36)は蒸発器(2)の冷媒溜り(2A)と
吸収器(3)の吸収液溜り(3A)との間に接続された冷
媒管であり、この冷媒管(36)の途中にバルブ(37)が
設けられている。
(38)は冷却水管であり、この冷却水管(38)の途中
に吸収器熱交換器(40)、及び凝縮器熱交換器(41)が
設けられている。又、(42)は吸収液管(10)の途中に
設けられた吸収液ポンプである。
(43)は上記二重効用吸収冷温水機のマイコン制御
盤、(44)、及び(45)はそれぞれ温水器(17)の温水
出口側及び温水入口側に取り付けられた第1,第2温水温
度検出器である。又、(46)、及び(47)はそれぞれ蒸
発器(2)の冷水出口側の冷水管(35)、及び冷水入口
側の冷水管(35)に取り付けられた第1,第2冷水温度検
出器である。そして、制御盤(43)と各温度検出器(4
4)ないし(46)、温水ドレン制御弁(20)、冷媒制御
弁(34)、及び第1,第2電磁弁(24),(30)とが接続
されている。さらに、制御盤(43)について説明する。
(51),(52)は入力インターフェイス、(53)は中央
演算装置(以下CPUという)、(54)はROM、(55)はRA
M、(56),(57)は出力インターフェイスである。こ
こで、上記ROM(54)には第2図に示したように冷水負
荷と温水負荷とに対する冷房主制御運転(冷水主制御運
転)と暖房主制御運転(温水主制御運転)との関係、及
び、冷房主制御運転時と暖房主制御運転時との制御プロ
グラムなどが予め記憶されている。又、吸収冷温水機の
運転時、上記各温度検出器(44)ないし(46)により検
出された温度は入力インターフェイス(51),(52)、
CPU(53)を介してRAM(55)に記憶され、又、CPU(5
3)が所定時間毎にROM(54)から第2図に示した関係、
及び制御プログラムを入力し、さらにRAM(55)から温
度データを入力して、温水ドレン制御弁(20)、冷媒制
御弁(34)、及び燃料制御弁(23)の開度信号、第1,第
2電磁弁(24),(30)の開閉信号、冷媒ポンプ(26)
の発停信号を出力する。そして、温水ドレン制御弁(2
0)の開度は冷房主制御運転時第3図に示したように制
御され、冷媒制御弁(34)の開度は暖房主制御運転時に
第4図に示したように冷水出口温度により制御される。
又、第1図において、(61)は温水器(17)の気相部
と凝縮器(5)の気相部との間に接続された均圧管であ
り、この均圧管(61)の途中にはバルブ(61A)が取り
付けられている。又(62)は濃吸収液の戻り管である。
さらに(67)は不凝縮ガスタンクであり、このタンク
(67)には吸収液管(10)から分岐した稀吸収液の送り
管(68)、凝縮器(5)の不凝縮ガスをタンク(67)に
送る第1不凝縮ガス管(70)、吸収器(3)の不凝縮ガ
スをタンク(67)に送る第2不凝縮ガス管(71)が接続
されている。そして、凝縮器(5)、及び吸収器(3)
の不凝縮ガスがタンク(67)の上部に設けられたエゼク
タ(図示せず)で送り管(68)を流れて来た稀吸収液に
より引かれ、不凝縮ガスタンク(67)に滞留する。又、
(72)は不凝縮ガスタンク(67)の下部と吸収器(3)
との間に接続された稀吸収液の戻り管である。
以下、上記二重効用吸収冷温水機の動作について、第
5図に示したフローチャートに基づいて説明する。
例えば夏期で暖房負荷(温水負荷)が小さく、冷房負
荷(冷水負荷)が大きく温水器(17)の温水入口温度が
54℃(暖房負荷20%)、蒸発器(2)の冷水入口温度が
11℃(冷房負荷80%)のときには第2図に示したように
制御盤(43)は冷房主制御を行う。そして、制御盤(4
3)は第1電磁弁(24)へ開信号、冷媒制御弁(34)へ
閉信号、第2電磁弁(30)へ閉信号を出力する。そし
て、従来の二重効用吸収冷温水機と同様に、冷媒ポンプ
(25)、及び吸収液ポンプ(42)が運転され、冷媒、及
び吸収液が循環する。又、冷水出口温度に基づいて制御
盤(43)が出力する開度信号により燃料制御弁(23)の
開度が変化し、高温再生器(7)の冷媒発生量が変化し
て冷水出口温度がほぼ設定温度に保たれる。
又、第1温水温度検出器(44)から信号を入力した制
御盤(43)は温水出口温度に基づいて第3図に示したよ
うに開度信号を温水ドレン制御弁(20)へ出力し、温水
ドレン制御弁(20)の開度が制御され、ドレン量が変化
する。このため、温水器(17)に溜っている冷媒の水位
が変化し、温水熱交換器(21A)での熱交換量が変化
し、温水出口温度がほぼ設定温度に保たれる。以後、温
水入口温度と冷水入口温度との関係が第2図に示した冷
房主制御運転の範囲に収まるときには上記と同様に吸収
冷温水機が運転される。
又、例えば冬期で暖房負荷が大きく、又、冷房負荷が
小さく、温水入口温度が51℃(温水負荷80%)であり、
冷水入口温度が9℃(冷水負荷40%)のときには、第2
図に示したように制御盤(43)は暖房主制御運転を行
う。そして、制御盤(43)は第1温水温度検出器(44)
が検出した温水出口温度に基づいて燃料制御弁(23)へ
開度信号を出力し、又、温水ドレン制御弁(20)へ100
%の開信号を出力する。このため、温水出口温度に基づ
いて高温再生器(7)の加熱量が制御され、温水出口温
度がほぼ設定温度に保たれる。又、制御盤(43)は冷水
出口温度に基づいて第1電磁弁(24)へ開信号を出力
し、冷媒制御弁(34)へ開度信号を出力する。そして、
暖房主制御運転が行われているとき、冷房負荷が減少す
ると冷水出口温度が低下する。冷水出口温度が低下して
基準温度の8℃以下になると、制御盤(43)が動作して
冷水出口温度に応じた開度信号を出力する。このため、
冷媒制御弁(34)の開度は第4図に示したように冷水出
口温度に応じて変化する。そして、冷水出口温度が8℃
以下になった場合には、冷媒制御弁(34)が開き、冷媒
が凝縮器(5)から冷媒管(15)、冷媒ブロー管(3
3),(29)を介して吸収器(3)へ流れる。吸収器
(3)の吸収液の濃度が薄くなると、吸収器(3)の冷
媒吸収能力が低下して蒸発器(2)の冷媒蒸発量が減少
して冷却能力が低下する。
その後、冷水出口温度が変化した場合には上記と同様
に冷媒制御弁(34)の開度が制御され、凝縮器(5)か
ら吸収器(3)へ流れる冷媒の量が変化して蒸発器
(2)の冷却能力が変化し、冷水出口温度が第4図の6
℃〜8℃の範囲に保たれる。又、凝縮器(5)から吸収
器(3)へ流れる冷媒の量が増加して蒸発器(2)へ流
れる冷媒の量が減少した場合には蒸発器(2)の冷媒温
度が低下する。
上記のように、冷媒制御弁(34)の開度が制御されて
いるとき、冷房負荷が急激に減少して冷水出口温度が基
準温度より1℃だけ低い第1設定温度の例えば7.0℃に
なった場合には制御盤(43)が動作して第1電磁弁(2
4)へ閉信号を出力し、第1電磁弁(24)が閉じる。第
1電磁弁(24)が閉じると、高温再生器(7)から冷媒
管(14)を経て凝縮器(5)へ流れる冷媒がなくなり、
凝縮器(5)には低温再生器(6)で蒸発して流入して
きた冷媒が凝縮して溜り蒸発器(2)へ流れる。このた
め、凝縮器(5)から蒸発器(2)へ流れる冷媒の量が
減少し、蒸発器(2)での冷媒散布量が減少して冷却能
力が急減する。さらに、吸収冷温水機の冷房負荷の急減
により冷水出口温度が第2設定温度の例えば6.5℃にな
ると、制御盤(43)が第2電磁弁(30)へ開信号を出力
し、第2電磁弁(30)は開く。第2電磁弁(30)が開く
と、冷媒ポンプ(26)から吐出された冷媒の一部が冷媒
タンク(25)、冷媒ブロー管(28),(29)を経て吸収
器(3)へ流れる。このため、蒸発器(2)で散布され
る冷媒の量がさらに急減して蒸発器(2)の冷媒散布量
がさらに急減する。又、蒸発器(2)の冷媒が吸収器
(3)へ流れると、吸収器(3)の吸収液濃度が急激に
低下し、吸収器(3)の冷媒吸収能力がさらに低下す
る。さらに、吸収器(3)で散布される吸収液の濃度が
急激に低下し、一層吸収器(3)の冷媒吸収能力が低下
する。このため、蒸発器(2)の冷却能力はさらに低下
する。
以上のように、冷房負荷の急減による冷水出口温度の
急激な低下に対して、冷媒が凝縮器(5)から吸収器
(3)へ送られるとともに、蒸発器(2)から吸収器
(3)へ流れ、蒸発器(2)の冷却能力が低下したた
め、冷水出口温度が6.0℃になると冷媒制御弁(34)の
開度が100%になり、凝縮器(5)に溜った冷媒のほと
んどが吸収器(3)へ流れる。そして、蒸発器(2)の
冷却能力の急減により冷水出口温度の低下が例えば5.5
℃で止ったときには、そのときの第1電磁弁(24)が
閉、第2電磁弁(30)が開、冷媒制御弁(34)が100%
開の状態でその後も吸収冷温水機が運転する。
その後、さらに冷房負荷が減少して冷水出口温度が低
下して第3設定温度の例えば5.0℃になったときには、
制御盤(43)が冷媒ポンプ(26)へ停止信号を出力し、
冷媒ポンプ(26)が停止する。このため蒸発器(2)で
は冷媒が散布されなくなり、蒸発器(2)の冷却能力は
さらに低下する。又、冷媒ポンプ(26)の停止により蒸
発器(2)から吸収器(3)へ冷媒が流れなくなるが、
凝縮器(5)の冷媒は蒸発器(2)へ継続して流れる。
その後、冷水出口温度がさらに低下して第4設定温度の
例えば3℃になったときには、吸収冷温水機が異常停止
する。
又、上記のように冷水出口温度が5.5℃で安定した以
後、冷房負荷が増加して冷水出口温度が上昇して例えば
6.0℃以上になると冷水出口温度の上昇に応じて冷媒制
御弁(34)の開度は小さくなり、凝縮器(5)から吸収
器(3)へ流れる冷媒の量が減少する。このため、吸収
器(3)の冷媒吸収能力が上昇して蒸発器(2)の冷却
能力も上昇する。さらに冷水出口温度が上昇するとそれ
に伴い冷媒制御弁(34)の開度は小さくなり、凝縮器
(5)から吸収器(3)へ流れる冷媒の量が減少すると
ともに、蒸発器(2)へ流れる冷媒の量が増加する。そ
して、蒸発器(2)の冷却能力が上昇したにもかかわら
ず、冷水出口温度が上昇して第2設定温度の6.5℃より
0.5℃高い7.0℃になると、制御盤(43)が動作して第2
電磁弁(30)へ閉信号を出力する。そして、第2電磁弁
(30)が閉じ、冷媒ポンプ(26)から吐出された冷媒の
ほとんどが蒸発器(2)にて散布され、冷却能力が大き
くなる。
上記のように冷却能力が上昇した後、さらに冷房負荷
が増加して冷水出口温度が上昇し、第1設定温度の7.0
℃より例えば0.5℃高い7.5℃になった場合には制御盤
(43)が第1電磁弁(24)へ開信号を出力し、第1電磁
弁(24)が開く。このため、高温再生器(7)から冷媒
管(14)を介して冷媒蒸気が流れ、低温再生器(6)で
の冷媒蒸気の発生量が増加し、凝縮器(5)から蒸発器
(2)へ流れる冷媒の量が増加し、蒸発器(2)の冷却
能力がさらに大きくなる。又、冷水出口温度の上昇に伴
い冷媒制御弁(34)の開度は小さくなり、凝縮器(5)
から吸収器(3)へ流れる冷媒の量が減少し、蒸発器
(2)へ流れる冷媒の量が増加する。
以後、上記のように吸収冷温水機の暖房主制御運転
時、冷房負荷が変化して冷水出口温度が変化した場合に
は、第1,第2電磁弁(24),(30)の開閉が切換わり、
又、冷媒制御弁(34)の開度が変化する。そして、高温
再生器(7)から低温再生器(6)を経て凝縮器(5)
へ至る冷媒の流れ、凝縮器(5)から吸収器(3)へ流
れる冷媒の量、蒸発器(2)から吸収器(3)への冷媒
の流れが制御され、蒸発器(2)の冷却能力が冷房負荷
の変化に応じて変化する。
上記実施例によれば、吸収冷温水機の冷房負荷より暖
房負荷が大きく、温水出口温度に基づいて高温再生器
(7)の加熱量が制御されているとき、冷房負荷が変化
して冷水出口温度が変化した場合には、冷水出口温度の
変化に応じて冷媒制御弁(34)の開度が変化し、凝縮器
(5)の冷房を吸収器(3)へ流して吸収器(3)の冷
媒吸収能力を変化させ、蒸発器(2)の冷却能力を変化
させることができ、この結果、冷水出口温度をほぼ設定
温度に保つことができる。又、このとき、冷水出口温度
の上昇に伴い凝縮器(5)から吸収器(3)へ流れる例
えばほぼ35℃の中温の冷媒の量が増加し、凝縮器(5)
から蒸発器(2)へ流れる中温の冷媒の量が減少し、蒸
発器(2)の冷媒温度を低くでき、この結果、冷却効率
を向上させることができる。
又、冷房負荷が急激に変化して冷水出口温度が急激に
低下した場合には、冷水出口温度の低下に伴い、高温再
生器(7)から凝縮器(5)へ冷媒が流れなくなり、蒸
発器(2)への冷媒供給量が急減し、さらに、冷水出口
温度が低下したときには第2電磁弁(30)が開き、蒸発
器(2)の冷媒が吸収器(3)へ流れ、一層吸収器
(3)の冷媒吸収能力を低下させるとともに、蒸発器
(2)での冷媒散布量を急減させて蒸発器(2)の冷却
能力をさらに急減させることができ、この結果、冷房負
荷の急減による冷媒又は冷水熱交換器(35A)を流れる
冷水の凍結を確実に回避することができる。
又、冷水出口温度が低下して冷媒ポンプ(26)が停止
した後も、凝縮器(5)の冷媒を冷媒制御弁(34)を介
して吸収器(3)へ流すことができ、さらに、吸収器
(3)の冷媒吸収能力を低下させて蒸発器(2)の冷却
能力を低下させることができ、又、吸収液の濃度を低下
させて吸収液の結晶を確実に防止することができる。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
例えば冷水出口温度と冷水流量とにより冷房負荷を算出
し、冷房負荷に応じて第1,第2電磁弁(24),(34)の
開閉、及び冷媒制御弁(30)の開度を制御するようにし
た場合にも同様の作用効果を得ることができる。
(ト)発明の効果 本発明は以上のように構成された吸収冷温水機であ
り、温水器の温水出口温度により再生器の加熱量が制御
されているとき、再生器の気相部から凝縮器に至る冷媒
管の途中に設けられた開閉弁、凝縮器と吸収器との間に
設けられた冷媒ブロー管の冷媒制御弁、及び蒸発器と吸
収器との間の冷媒ブロー管の開閉弁へ制御盤が冷水出口
温度に応じて信号を出力し、冷媒制御弁の開度が冷水出
口温度に応じて変化して冷媒が凝縮器から吸収器へ冷媒
ブロー管を介して流れ、吸収器の冷媒吸収能力を変化さ
せて蒸発器の冷却能力を制御し、冷水出口温度を安定さ
せることができ、又、冷水出口温度の低下に伴い凝縮器
から蒸発器へ流れる冷媒の量を減少させ、蒸発器の冷媒
温度を低下させることができ、この結果、蒸発器の冷却
効率を向上させることができる。
又、冷水出口温度が急激に低下したときには、凝縮器
の冷媒を吸収器へ流すとともに、先ず冷媒管の開閉弁が
閉じ、冷水出口温度がさらに急減したしたときには続い
て冷媒ブロー管の開閉弁が開き、凝縮器から蒸発器へ流
れる冷媒の量を減らことと、蒸発器の冷媒も吸収器へ流
すことができ、吸収器の冷媒吸収能力を2段階に急減さ
せて蒸発器の冷却能力を効果的に低下させることがで
き、冷水又は冷媒の凍結を防止でき、又は吸収器の吸収
液濃度を急激に低下させて吸収液の結晶を確実に防止す
ることができる。
又、再生器の気相部から凝縮器に至る冷媒管の途中に
設けられた開閉弁、制御盤が凝縮器から吸収液循環路に
冷媒を流す第1冷媒ブロー装置の冷媒流量と、蒸発器か
ら吸収液循環路に冷媒を流す第2冷媒ブロー装置の開閉
とを蒸発器の冷水負荷の大小により制御するので、冷水
負荷が変化したとき、第1冷媒ブロー装置により凝縮器
から吸収液循環路へ流れる冷媒の量を制御し、冷水負荷
の変化に応じて蒸発器の冷却能力を変化させ、冷却負荷
に応じた冷水を供給することができ、又、凝縮器の冷媒
を吸収液循環路へ流すため、蒸発器の冷媒温度を低下さ
せることができ、この結果、蒸発器の冷却効率を向上さ
せることができる。
さらに、冷水負荷が急減したとき、凝縮器の冷媒を吸
収器へ流すとともに先ず冷媒管の開閉弁が閉じ、冷水出
口温度がさらに急減したときには続いて第2冷媒ブロー
装置の開閉弁が開き、凝縮器から蒸発器へ流れる冷媒の
量を減らし、開き蒸発器の冷媒を吸収液循環路へ流し、
吸収器の冷媒吸収能力を急減させて蒸発器の冷却能力を
2段階に急減させて冷媒、又は冷水の凍結を確実に防止
することができ、又、吸収液の濃度を急激に薄め結晶を
確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明の一実施例を示し、第1図
は吸収冷温水機の回路構成図、第2図は温水入口温度と
温水出口温度とに基づく冷房主制御運転と暖房主制御運
転との関係図、第3図は温水出口温度と温水ドレン制御
弁の開度との関係図、第4図は冷水出口温度と冷媒制御
弁の開度との関係図、第5図は吸収冷温水機の制御を説
明するためのフローチャートである。 (2)…蒸発器、(3)…吸収器、(5)…凝縮器、
(6)…低温再生器、(7)…高温再生器、(17)…温
水器、(28),(29)…冷媒ブロー管、(30)…第2電
磁弁、(33)…冷媒ブロー管、(34)…冷媒制御弁、
(43)…制御盤。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】再生器、凝縮器、蒸発器、及び吸収器をそ
    れぞれ配管接続して冷凍サイクルを形成するとともに、
    再生器に温水器を付設し、この温水器から温水を供給
    し、かつ蒸発器から冷水を供給するようにした吸収冷温
    水機において、再生器の気相部から凝縮器に至る冷媒管
    の途中に設けられた第1の開閉弁と、凝縮器と吸収器と
    の間に設けられた冷媒ブロー管と、この冷媒ブロー管に
    設けられた冷媒制御弁と、蒸発器と吸収器との間に設け
    られた冷媒ブロー管と、この冷媒ブロー管の途中に設け
    られた第2の開閉弁と、上記蒸発器の冷水出口温度を入
    力して上記冷媒制御弁、及び第1,第2の開閉弁へ信号を
    出力する制御盤とを備え、この制御盤は温水器の温水出
    口温度により再生器の加熱量が制御されているとき上記
    冷媒制御弁の開度を上記冷水出口温度で制御し、かつ、
    上記冷水出口温度が第1の設定温度以下になったときに
    は上記第1の開閉弁へ閉信号を出力し、上記冷水出口温
    度が上記第1の設定温度より低い第2の設定温度以下に
    なったときには上記第2の開閉弁へ開信号を出力するこ
    とを特徴とする吸収冷温水機。
  2. 【請求項2】再生器、凝縮器、蒸発器、及び吸収器をそ
    れぞれ配管接続して冷媒と吸収液との循環路を形成する
    とともに、再生器に温水器を付設し、この温水器から温
    水を供給し、かつ、蒸発器から冷水を供給するようにし
    た吸収冷温水機において、再生器の気相部から凝縮器に
    至る冷媒管の途中に設けられた第1の開閉弁と、凝縮器
    から吸収器に冷媒を流す第1冷媒ブロー装置と、蒸発器
    から吸収器に冷媒を流す第2冷媒ブロー装置と、この第
    2冷媒ブロー装置に設けられた第2の開閉弁と、上記蒸
    発器の冷水負荷に応じて上記各冷媒ブロー装置及び上記
    第1の開閉弁へ信号を出力する制御盤とを備え、この制
    御盤は、温水器の温水負荷により再生器の加熱量を制御
    しているとき、蒸発器の冷水負荷により第1冷媒ブロー
    装置の冷媒流量を制御し、かつ、上記冷水負荷が第1の
    設定負荷以下になったときには上記第1の開閉弁へ閉信
    号を出力し、上記冷水負荷が上記第1の設定負荷より小
    さい第2の設定負荷以下になったときに上記第2の開閉
    弁へ開信号を出力することを特徴とする吸収冷温水機。
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