JPH0317474A - 吸収冷凍機 - Google Patents

吸収冷凍機

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JPH0317474A
JPH0317474A JP15328589A JP15328589A JPH0317474A JP H0317474 A JPH0317474 A JP H0317474A JP 15328589 A JP15328589 A JP 15328589A JP 15328589 A JP15328589 A JP 15328589A JP H0317474 A JPH0317474 A JP H0317474A
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JP
Japan
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refrigerant
signal
absorption liquid
reservoir
absorber
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JP15328589A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Kaneko
敏之 金子
Masahiro Furukawa
雅裕 古川
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は吸収液に才クチルアルコール等を添加した吸収
冷凍機に関する. (口)従来の技術 例えば特公平1−21433号公報には吸収器の熱交換
器での伝熱性能を向上させるために臭化リチウム溶液の
吸収液に才クチアルコールを添加した吸収式冷温水器が
開示されている。この吸収式冷温水器において、再生器
にて加熱され冷媒と共に蒸発し、凝縮器にて凝縮したア
ルコールと冷媒とを分離する分離器を設け、アルコール
を吸収器へ戻していた. 〈ハ〉発明が解決しようとする課題 上記従来の技術において、冷媒と共に分離器に流入した
アルコールの一部は分離器にて冷媒と分離せず、冷媒中
に含まれたアルコールは蒸発器へ流れ、蒸発器に流入し
たアルコールは蒸発器の冷媒溜りに溜り、そのアルコー
ルの量が時間の経過と共に増加した場合には、吸収液中
のアルコール濃度が低下し、吸収器での伝熱性能が低下
するという問題が発生していた. 本発明は蒸発器に滞溜したアルコールを自動的に吸収器
へ戻し、吸収器での伝熱性能の低下を防止することを目
的とする. (二)課題を解決するための手段 本発明は上記課題を解決するために、冷媒ポンプ(19
〉の吐出側冷媒循環管(18〉と吸収器(5)の吸収液
溜り(5A〉、との間、冷媒ボンプ(19〉の吐出側冷
媒循環管(18〉と濃吸収液管(12〉との間、あるい
は冷媒溜り(4B)と吸収液溜り(5A)との間に設け
られた冷媒送り管(23〉と、この冷媒送り管(23〉
の途中に設けられた開閉弁〈24〉と、冷媒溜り(4B
〉に設けられアルコール濃度を検出するアルコール濃度
計(30〉と、このアルコール濃度計(30〉からの信
号を入力信号として設定値と比較して信号を出力する比
較装置(31)と、この比較装置(31)からの信号に
より動作して上記開閉弁(24〉へ信号を出力する制御
装置(32)とを備えた吸収冷凍機を提供するものであ
る。
又、冷媒ポンプ(19〉の冷媒出口側冷媒循環管(18
〉と吸収液溜り(5A〉との間、冷媒ポンプ(19)の
冷媒出口側冷媒循環管(18〉と濃吸収液管(12)と
の間、あるいは冷媒溜り(4B〉と吸収液溜り(5A)
との間に設けられた冷媒送り管(23〉と、この冷媒送
り管(23〉に設けられた開閉弁(24〉と、吸収液溜
り(5A〉、吸収液管〈8〉、高温再生器〈1〉、低温
再生器(2)、あるいは吸収液管(11)に設けられた
アルコール濃度計(30)と、このアルコール濃度計(
30〉からの信号を入力信号として設定値と比較して信
号を出力する比較装置(35〉と、この比較装置(35
〉からの信号により動作して開閉弁(24)へ信号を出
力する制御装置(36)とを備えた吸収冷凍機を提供す
るものである。
さらに、冷媒ポンプ(19)の吐出側冷媒循環管(18
〉と吸収液循環路との間に設けられ途中に開閉弁(24
)を有した冷媒送り管(23〉と、冷媒溜り(4B〉あ
るいは吸収液循環路に設けられアルコール濃度を検出す
るアルコール濃度計(30〉と、このアルコール濃度計
からの信号を入力信号として設定値と比較して信号を出
力する比較装置と、この比較装置からの信号により動作
して開閉弁(24〉へ信号を出力する制御装置とを備え
た吸収冷凍機を提供するものである. (*〉作用 吸収冷凍機の運転に伴い、吸収液に添加されていたアル
コールが冷媒溜り(4B〉に滞溜し、冷媒溜リ(4B)
のアルコール濃度が上昇し、アルコール濃度計(30)
により検出されたアルコール濃度が設定値以上になった
とき比較装置〈31)から信号が出力され、制御装置(
32〉が開閉弁(24〉へ開信号を出力し、開閉弁《2
4〉が開き、冷媒送り管(23〉を介して冷媒溜り(4
B〉のアルコールが吸収液溜り(5A〉、あるいは濃吸
収液管(12)へ流れ、吸収液のアルコール濃度が大幅
に低下することを防止でき、吸収器(5)での吸収液の
伝熱性能の低下を回避することが可能になる。
又、吸収冷凍機の運転中に、アルコールが冷媒溜り(4
B〉に滞溜し、吸収液中のアルコール濃度が低下し、吸
収液溜り(5A)に設けられたアルコール濃度計(30
〉が検出したアルコール濃度が設定値以下になったとき
には、比較装置(35)から制御装置(36)へ信号が
出力され、制御装置(36〉が動作して開閉弁(24)
へ開信号を出力し、開閉弁(20が開き、冷媒送り管〈
23〉を介してアルコールが吸収液溜り(5A〉、ある
いは濃吸収液管《12)へ流れ、吸収液のアルコール濃
度が大幅に低下することを防止でき、吸収器(5)での
吸収液の伝熱性能の低下を回避することが可能になる. さらに、吸収冷凍機の運転中、アルコールが冷媒溜り(
4B)に滞溜し、冷媒溜り(4B〉あるいは吸収液循環
路のアルコール濃度が設定値になったときにはアルコー
ル濃度針(30)による検出濃度に基づいて比較装置が
動作して信号を出力し、この信号を入力した制御装置が
開閉弁(24〉へ開信号を出力し、冷媒送り管(23〉
を介してアルコールが吸収液循環路へ流れ、アルコール
濃度が上昇し、吸収器での伝熱性能の低下を回避するこ
とが可能になる. (へ)実施例 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
第1図に示したものは二重効用吸収冷凍機であり、冷媒
に水fl*o)、吸収剤(吸収液)に臭化リチウム(1
,iBr)水溶液を使用したものである。又、吸収液に
は伝熱性能増進剤として才クチルアルコール(以下アル
コールという)が例えば0.1〜0 . 2 yt%添
加されている.第1図において、(1〉はガスバーナ(
IB〉を備えた高温再生器、(2)は低温再生器、(3
)は凝縮器、(4)は蒸発器、(5)は吸収器、(6)
は低温熱交換器、(7〉は高温熱交換器、(8)ないし
(11〉は吸収液配管、(12〉は濃吸収液管、《15
)は吸収液ポンプ、(16)亥び(17〉は冷媒配管、
(18〉は蒸発器(4)上部の散布装置(4A〉と下部
の冷媒溜り(4B〉との間に設けられた冷媒循環管(冷
媒循環路)、(19〉は冷媒循環管(18〉の途中に設
けられた冷媒ポンプ、(20〉はガスバーナ(IB>に
接続されたガス配管、(2l)は加熱量制御弁、(22
〉は冷水配管であ、り、それぞれは第1図に示したよう
に配管接続されている.又、(23〉は冷媒循環管(l
8)の冷媒ポンプ(19)の吐出側と吸収器(5)の吸
収液溜り(5A)との間に設けられた冷媒送り管、(2
4)は開閉弁である.さらに(25)は冷却水配管であ
り、この冷却水配管(25)の途中には吸収器熱交換器
(26〉、及び凝縮器熱交換器(27〉が設けられてい
る. (30〉は冷媒溜り(4B)に設けられ冷媒中の超音波
速度に基づいてアルコール濃度を検出するアルコール濃
度計であり、第3図にアルコール濃度と超音波速度との
関係を示す。又、(31〉は比較装置であり、この比較
装置はアルコール濃度計(30)からの信号を入力信号
として検出したアルコール濃度と設定値(例えば0.0
5wt%)とを比較し、検出値が設定値以上になり、か
つ、冷媒ポンプ〈l9)が運転されているときに信号を
出力する。(32〉は上記開閉弁(24〉の開閉などを
制御する制御装置である. (33)it制御装置(3
2〉に設けられたタイマであり、このタイマ《33)に
より開閉弁〈24〉の開時間が制御される。
上記吸収冷凍機の運転時、従来の吸収冷凍機と同様に高
温再生器(1)で蒸発した冷媒は低温再生器(2)を経
て凝縮器(3)へ流れ、凝縮器熱交換器(27〉を流れ
る水と熱交換して凝縮液化した後冷媒配管(17)を介
して蒸発器(4)へ流れる。そして、冷媒が冷水配管(
22〉内の水と熱交換して蒸発し、気化熱によって冷水
配管(22〉内の水が冷却される。そして、冷水が負荷
に循環して冷房運転が行われる.また、蒸発器(4〉で
蒸発した冷媒は吸収器(5〉で吸収液に吸収される.そ
して、冷媒を吸収して濃度が薄くなった吸収液が吸収液
ポンプ(15)の運転により低温熱交換器(6)、及び
高温熱交換器(7〉を経て高温再生器(1〉へ送られる
。高温再生器(1)に入った吸収液はバーナ(IB)に
よって加熱され、冷媒が蒸発し、中濃度の吸収液が高温
熱交換器(7〉を経て低温再生器(2〉へ入る.そして
、吸収液は高温再生器(1〉から冷媒配管(16〉を流
れて来た冷媒蒸気によって加熱され、さらに冷媒が蒸発
分離され濃度が高′くなる。高濃度になった濃吸収液は
低温熱交換器(6〉を経て温度低下して吸収器(5〉へ
送られ、散布される. 上記のように、吸収冷凍機が運転されているとき、冷媒
溜り(4B)に滞溜しているアルコールの量が増加し、
アルコール濃度計(30〉が検出したアルコール濃度が
設定値以上になったときには、比較装置(31)が動作
し、制御装置(32)へ信号を出力する。そして、制御
装置(32〉が動作し、比較装置(31〉から信号を入
力したとき、冷媒ポンプ(19)が運転されている場合
には開閉弁(24〉へ開信号を出力する.又、開信号の
出力と同時にタイマ装置(33〉が開信号の出力時間の
カウントを開始する.開閉弁(24)は開信号を入力し
て開き、冷媒ポンプ(19)から吐出した冷媒液が冷媒
送り管(23)を通り吸収器(5〉へ流れる.このとき
、吸収器(5〉へ流れる冷媒液に含まれているアルコー
ルが冷媒液と一緒に吸収器(5〉へ流れる.その後、時
間の経過と共に冷媒溜り(4B〉の冷媒の量が減少し、
冷媒の上部に滞溜していたアルコールが冷媒ポンプ(1
9)から吐出され、冷媒送り管(23〉を通り吸収器(
5)へ流れる.そして、タイマ(33)に設定されてい
た弁開時間(例えば10分)が経過してタイマ(33〉
がカウントアップすると、タイマ(33〉が動作し、制
御装置(32)から開閉弁(24〉へ出力される開信号
が停止する。そして、開閉弁(24)が閉じる。ここで
、上記タイマ(33)に設定されている弁開時間は吸収
冷凍機の運転時、冷媒溜り(4B〉に溜っている冷媒量
と冷媒ポンプ(19〉の運転により冷媒送り管(23〉
を介して吸収器(5)へ流れる冷媒量とに基づいて決ま
るものであり、冷媒溜り(4B〉に溜っている冷媒が総
て時間内に吸収器(5〉へ流れるように設定されている
開閉弁(24)が閉じると、凝縮器(3)から蒸発器(
4)へ流れ、冷媒溜り(4B〉に溜った冷媒が、冷媒ポ
ンブ(19)の運転により冷媒循環管(18〉を介して
散布装置〈4A〉へ流れ、散布装置(4A〉から冷水配
管(22〉に散布される。以後、通常の運転が行われる
上記実施例によれば、吸収冷凍機の運転に伴い冷媒溜り
(4B〉に滞溜しているアルコールの量が増加し、アル
コール濃度計(30)が検出したアルコール濃度が設定
濃度になったときには、比較装置(31)、及び制御装
置(32)が動作し、制御装置(32)から出力された
開信号により開閉弁〈24〉が開き、冷媒送り管(23
〉を介してアルコールが冷媒と共に吸収器(5〉へ流れ
るため、吸収液中のアルコール濃度を上昇させることが
でき、吸収器(5)の吸収器熱交換器(26〉での伝熱
性能が低下することを防止でき、この結果、吸収冷凍機
の成績系数の低下を回避することができる。
又、第1図に鎖線にて示したように冷媒溜り(4B〉の
略中間部と吸収液溜り(5A〉の下部との間に冷媒送り
管(23〉を配管し、この冷媒送り管(23)の途中に
開閉弁(24)を設ける.そして、上記実施例と同様に
冷媒溜り(4B)の冷媒中のアルコール濃度が所定濃度
以上になったときには、開閉弁(24)を制御装置(3
2)からの信号により所定時間開き、冷媒溜り(4B)
に溜っているアルコール、特に冷媒の上部に層になって
いるアルコールを冷媒送り管(23)を介して吸収液溜
り(5A〉に流すように構成した場合にも上記実施例と
同様の作用効果を得ることができる。
又、第1図に示したように冷媒ポンプ〈19〉の吐出側
冷媒循環管(18〉と濃吸収液管(12)との間に冷媒
送り管(23〉を配管し、この冷媒送り管の途中に開閉
弁(24〉を設ける。そして、冷媒溜り(4B〉のアル
コール濃度が所定濃度以上になったときには制御装fl
(32)からの信号により所定時間開閉弁(24〉を開
き、冷媒溜り(4B〉のアルコールを冷媒と一緒に冷媒
送り管(23)、及び濃吸収液管(12)を介して吸収
器(5)へ流す構成にした場合にも同様の作用効果を得
ることができる. 以下、本発明の他の実施例を第2図に基づいて説明する
。ここで、第2図において第1図と同様のものには同じ
図番を付し、その詳細な説明は省略する。ここで、吸収
器(5)、高温再生器(1)、低温再生器(2)、及び
各配管により吸収液循環路が形成されている。(30)
は吸収液循環路である.吸収液管(8)の途中に設けら
れたアルコール濃度針、(35)はア′ルコール濃度計
(30)からの信号を入力信号として、設定値(例えば
0.05%)と比較して信号を出力する比較装置である
。この比較装置(35〉はアルコール濃度計(30〉の
検出濃度と設定値とを比較し、検出濃度が設定値以下に
なったとき信号を出力する.又、(36)は比較装置(
35〉からの信号を入力して動作し、開信号を出力する
制御装置である。又、冷媒ポンプ(19)の吐出側冷媒
循環管(18)と吸収液溜り(5A〉との間に配管され
た冷媒送り管(23)の途中に設けられた開閉弁(24
)辻、制御装置〈36)からの信号に基づいて開閉する
第2図に示した吸収冷凍機において、吸収冷凍機の運転
に伴い冷媒溜り(4B〉に滞溜しているアルフールの量
が増加する。そして、冷媒溜り(4B)へのアルコール
の滞溜により吸収液のアルコール濃度が低下し、アルコ
ール濃度計(30〉が検出するアルコール濃度が設定値
以下になった場合には、比較装置(35)が制御装置(
36)へ信号を出力する。そして、冷媒ポンプ(19〉
が運転されている場合には、制御装置(36)が開信号
を開閉弁(24〉へ出力し、開閉弁(24〉が開く。開
閉弁(24)が開くと、冷媒溜り(4B)のアルコール
が冷媒と一緒に吸収液溜り(5A〉へ流れる。吸収液溜
り(5A〉へアルコールが戻り、吸収器(5)から流出
する吸収液のアルコール濃度が上昇し、アルコール濃度
計(30)が検出するアルコール濃度が設定値(例えば
0.1%)になると、比較装置(35〉から信号が出力
されなくなる.そして、制御装置(36〉が動作し、閉
信号を開閉弁<24)へ出力し、開閉弁(24)が閉じ
、冷媒液溜め(4B〉から吸収液溜め(5A〉へのアル
コール戻しは終わる。
以後、吸収冷凍機の運転に伴い、吸収液のアルコール濃
度が低下し、設定値以下になった場合には、同様に比較
装置(35〉、及び制御装置(36)が動作し、開閉弁
(24)が開き、アルコールが吸収液溜り(5A)へ流
れ、アルコール濃度が高くなる。
上記第2図に示した吸収冷凍機によれば、冷媒mリ(4
B>にアルコールが滞留し、吸収液のアルコール濃度が
低下した場合には、アルコール濃度計(30)からの信
号により比較装置(35〉、制御装置(36〉が動作し
、開閉弁(24〉が開き、冷媒溜り(4B)のアルコー
ルが吸収器(5)へ戻されるため、吸収液のアルコール
濃度を設定値以上に保つことができ、アルコール濃度低
下による伝熱性能の低下を回避することができる。
又、第2図に鎖線にて示したように、アルコール濃度計
(30〉を吸収液循環路、即ち、吸収液溜り(5A)、
高温再生器(1)、低温再生器(2)、又は吸収液管(
11)などに設け、アルコール濃度計(30〉の検出濃
度が設定値以下になったときに、冷媒溜り(4B〉から
吸収器(5)へアルコールを戻すように構成した場合に
も、上記実施例と同様の作用効果を得ることができる。
さらに、第2図に示したように、冷媒溜り(4B)の略
中間部と吸収液溜り(5A〉の下部との間に冷媒送り管
(23〉を配管し、この冷媒送り管(23)の途中に開
閉弁(24)を設け、開閉弁(24〉を制御装置(36
〉からの信号に基づいて制御した場合にも、上記実施例
と同様の作用効果を得ることができる。又、冷媒ボンプ
(19〉の吐出側の冷媒循環管(18)と濃吸収液管(
12〉との間に冷媒送り管(23〉を配管し、この冷媒
送り管(23〉の途中に開閉弁(24〉を設け、この開
閉弁(24)を制御装置(36)からの信号に基づいて
制御した場合にも、上記実施例と同様の作用効果を得る
ことができる。
(ト)発四の効果 本発明は以上のように構成された吸収冷凍機であり、蒸
発器の冷媒溜りと吸収器の冷媒溜りとの間、冷媒循環路
の冷媒ポンプ吐出側と吸収液溜り、あるいは冷媒循環路
の冷媒ポンプ吐出側と濃吸収液管との間に冷媒送り管を
設け、この冷媒送り管に開閉弁を設け、さらに、冷媒溜
りに設けられたアルコール濃度計からの信号により動作
する比較装置と、アルコール濃度が設定値以上になった
とき、比較装置からの信号により動作して開閉弁へ信号
を出力する制御装置とを備えているため、冷媒溜りのア
ルコール濃度が上昇したとき、上記開閉弁が開き、冷媒
溜りから吸収器へ冷媒送り管を介してアルコールを流す
ことができ、吸収液のアルコール′濃度を設定値以上に
保つことができ、吸収器での吸収液の伝熱性能の低下を
防止できる。
又、蒸発器の冷媒溜りと吸収器の吸収液溜りとの間、冷
媒循環路の冷媒ポンプ吐出側と吸収液溜りとの間、ある
いは冷媒循環路の冷媒ポンプ吐出側と濃吸収液管との間
に冷媒送り管を設け、この冷媒送り管の途中に開閉弁を
設け、吸収器、吸収液管、あるいは再生器にアルコール
濃度計を設け、さらに、このアルコール濃度計の検出濃
度と設定値とを比較して信号を出力する比較装置と、こ
の比較装置からの信号により動作して信号を出力する制
御装置とを備えているためアルコール濃度計の検出濃度
が低下したときには比較装置、制御装置が動作して上記
開閉弁が開き、冷媒溜りから冷媒と共にアルコールが吸
収器へ送られ、吸収液のアルコール濃度を設定値以上に
保つことができ、吸収器での吸収液の伝熱性能の低下を
防止することができる. さらに、冷媒ポンプ出口側の冷媒循環路と吸収液循環路
との間に冷媒送り管を設け、この冷媒送り管の途中に開
閉弁を設け、冷媒溜りあるいは吸収液循環路に設けられ
たアルコール濃度計と、このアルコール濃度計の検出濃
度と設定値とを比較して信号を出力する比較装置と、比
較装置からの信号により動作する制御装置とを備えてい
るため、吸収液のアルコール濃度が低下したときには、
アルコール濃度計からの信号により比較装置及び制御装
置が動作し、開閉弁が開き冷媒溜りから上記冷媒送り管
を介して吸収液循環路へアルコールを戻すことができ、
吸収液の伝熱性能の低下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す吸収冷凍機の回路構成
図、第2図は本発明の他の実施例を示す吸収冷凍機の回
路構成図、第3図はアルコール濃度と超音波速度との関
係図である。 (1)・・・高温再生器、 (2)・・・低温再生器、
 (3)・・・凝縮器、 (4〉・・・蒸発器、 (4
A)・・・冷媒散布装置、 (4B〉・・・冷媒溜り、
 (5〉・・・吸収器、 (5A〉・・・吸収液溜り、
 《18〉・・・冷媒循環管、 (23〉・・・冷媒送
り管、 (24〉・・・開閉弁、 (30〉・・・アル
コール濃度計、 (31) , (35)・・・比較装
置、 (32) , (36)・・・制御装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、上部に散布装置、下部に冷媒溜りを有した蒸発器と
    、この蒸発器にて発生した冷媒蒸気を吸収液に吸収する
    吸収器と、この吸収器と熱交換器との間に設けられた濃
    吸収液管と、上記冷媒溜りと散布装置との間に設けられ
    途中に冷媒ポンプを有した冷媒循環路とを備え、吸収液
    にアルコールを添加した吸収冷凍機において、上記冷媒
    循環路の冷媒ポンプの冷媒吐出側と吸収器との間、冷媒
    循環路の冷媒ポンプの冷媒吐出側と濃吸収液管との間、
    あるいは蒸発器の冷媒溜りと吸収器の冷媒溜りとの間に
    配管され、途中に開閉弁を有した冷媒送り管と、上記冷
    媒溜りに設けられ、冷媒のアルコール濃度を検出するア
    ルコール濃度検出器と、このアルコール濃度検出器から
    の信号を入力信号として設定値と比較して信号を出力す
    る比較装置と、この比較装置からの信号により動作して
    上記開閉弁へ信号を出力する制御装置とを備えたことを
    特徴とする吸収冷凍機。 2、吸収器、熱交換器、再生器、凝縮器、及び蒸発器な
    どにより冷凍サイクルを構成すると共に、吸収器と再生
    器との間の吸収液管の途中に吸収液ポンプ、熱交換器と
    吸収器との間に濃吸収液管、蒸発器の冷媒溜めと冷媒散
    布装置との間に冷媒循環管を設け、この冷媒循環管の途
    中に冷媒ポンプを設け、吸収液にアルコールを添加した
    吸収冷凍機において、上記冷媒ポンプの冷媒吐出側の冷
    媒循環管、冷媒溜りと吸収液ポンプの上流の吸収液溜り
    、あるいは濃吸収液管との間に設けられ、途中に開閉弁
    を備えた冷媒送り管と、上記吸収器、吸収器と再生器と
    の間の吸収液管、再生器、あるいは再生器と熱交換器と
    の間に接続された濃吸収液管に設けられアルコール濃度
    を検出するアルコール濃度計と、このアルコール濃度計
    からの信号を入力信号として設定値と比較して信号を出
    力する比較装置と、この比較装置からの信号により上記
    開閉弁へ信号を出力する制御装置とを備えたことを特徴
    とする吸収冷凍機。 3、吸収器、熱交換器、再生器などにより吸収液循環路
    を構成すると共に、蒸発器の冷媒溜りと冷媒散布装置と
    の冷媒循環路に冷媒ポンプを設け、吸収液にアルコール
    を添加した吸収冷凍機において、冷媒循環路の冷媒ポン
    プ吐出側と上記吸収液循環路との間に設けられ途中に開
    閉弁を有した冷媒送り管と、上記冷媒溜り、あるいは上
    記吸収液循環路に設けられアルコール濃度を検出するア
    ルコール濃度計と、このアルコール濃度計からの信号を
    入力信号として設定値と比較して信号を出力する比較装
    置と、この比較装置からの信号により上記開閉弁へ信号
    を出力する制御装置とを備えたことを特徴とする吸収冷
    凍機。
JP15328589A 1989-06-15 1989-06-15 吸収冷凍機 Pending JPH0317474A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019027626A (ja) * 2017-07-27 2019-02-21 株式会社日立製作所 吸収冷凍機
JP2019027627A (ja) * 2017-07-27 2019-02-21 学校法人八戸工業大学 吸収冷凍機における液組成計測装置及び液組成計測方法

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