JPH074769A - 一重二重効用吸収冷凍機 - Google Patents
一重二重効用吸収冷凍機Info
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- JPH074769A JPH074769A JP14069893A JP14069893A JPH074769A JP H074769 A JPH074769 A JP H074769A JP 14069893 A JP14069893 A JP 14069893A JP 14069893 A JP14069893 A JP 14069893A JP H074769 A JPH074769 A JP H074769A
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Abstract
るいは二重効用運転時の吸収液の結晶を防止する。 【構成】 第1吸収液ポンプ吐出側20Aの吸収液配管
14Bあるいは吸収液配管14Cから分岐して低温熱源
再生器12から吸収器2に至る吸収液配管27Dあるい
は吸収液配管27Eに至る吸収液管37、40、42あ
るいは44を設け、二重効用の運転時、第1稀吸収液ポ
ンプ20Aから吐出した稀吸収液の一部を吸収液管3
7、40、42、あるいは44を経て吸収液配管27D
あるいは吸収液配管27Eに流し、吸収液配管27E、
熱交換器11あるいは吸収液配管27Dの吸収液が吸収
液配管18を流れている濃吸収液と置換されて結晶が発
生することを防止する。
Description
に、二重効用吸収冷凍機に低温熱源再生器などを配管接
続した吸収式冷凍機(以下一重二重効用吸収冷凍機とい
う)に関する。
は、燃焼ガスなどの高温熱源を用いて吸収液から冷媒を
分離する高温再生器、低温再生器、凝縮器、蒸発器、吸
収器、低温再生器及び高温再生器などを配管接続すると
共に、温廃水などの低温熱源を用いて吸収液から冷媒を
分離する低温熱源再生器を付加し、低温熱源の熱量が少
ないときに行われる高温再生器と低温再生器との運転に
よる2重効用運転と、低温熱源の熱量が多く負荷に対し
て低温熱源のみで対応できるときに行われる低温熱源再
生器の運転による一重効用運転と、低温熱源の熱量が負
荷に対して不足しているときに行われる高温再生器と低
温再生器と低温熱源再生器との運転による一重二重併用
運転とを切換えて運転する一重二重効用吸収冷凍機が開
示されている。
重二重併用運転時、吸収液は吸収器から低温熱交換器を
経て低温熱源再生器に流れ、さらに高温熱交換器を経て
高温再生器に流れ、この高温再生器から高温熱交換器、
低温再生器及び低温熱交換器を経て吸収器に戻り、吸収
液の循環路が形成される。ここで、一重二重併用運転時
の運転効率を向上するために例えば図4に示したよう
に、蒸発器1、吸収器2、高温再生器4、低温再生器
6、凝縮器7、低温熱交換器9、高温熱交換器10及び
低温熱源再生器12を配管接続し、吸収器2から第1の
稀吸収液ポンプ20A、低温熱交換器9、高温熱交換器
10、高温再生器4、高温熱交換器10、低温再生器6
及び低温熱交換器9を経て吸収器2に至る第1の吸収液
の循環路を形成すると共に、吸収器2から第2の稀吸収
液ポンプ20B、熱交換器11、低温熱源再生器12及
び熱交換器11を経て吸収器2に至る第2の吸収液循環
路を形成し、第1、第2の稀吸収液ポンプ20A、20
Bの回転数制御を行うようにした一重二重効用吸収冷凍
機が提案されている。
て、低温熱源再生器12の運転による一重効用運転時、
濃吸収液が低温熱源再生器12を経て熱交換器11へ流
れ、熱交換器11にて温度が低下して吸収器2に戻る
が、熱交換器11から流出した濃吸収液の一部が濃吸収
液と低温熱交換器9あるいは第1の吸収液の循環路に残
っていた稀吸収液との比重差によっての置換され、低温
熱交換器9で結晶が発生する虞れがある。
運転時、濃吸収液が低温再生器6から低温熱交換器9へ
流れ、低温熱交換器9にて温度が低下して吸収器2に戻
るが、低温熱交換器9から流出した濃吸収液の一部が濃
吸収液と熱交換器11あるいは第2の吸収液の循環路に
残っていた稀吸収液との比重差によっての置換され、熱
交換器11で結晶が発生する虞れがある。
重効用吸収冷凍機は、低温熱源によって吸収液を加熱し
て冷媒を分離する低温熱源再生器12、この低温熱源再
生器からの冷媒を凝縮する凝縮器13、高温熱源によっ
て吸収液を加熱して冷媒を分離する高温再生器4、この
高温再生器からの気化冷媒によって吸収液を加熱して冷
媒を分離する低温再生器6、この低温再生器からの気化
冷媒を凝縮する凝縮器7、この凝縮器及び低温熱源用凝
縮器からの液冷媒の蒸発気化によって冷水を冷却して供
給する蒸発器1、及びこの蒸発器で気化した冷媒を吸収
する吸収器2、この吸収器から第1吸収液ポンプ20
A、低温熱交換器9及び高温熱交換器10を経て高温再
生器4に至る吸収液配管14A〜14E、高温再生器4
から高温熱交換器10、低温再生器6及び低温熱交換器
9を経て吸収器2に至る吸収液配管15〜18、吸収器
2から第2吸収液ポンプ20B及び熱交換器11を経て
低温熱源再生器12に至る吸収液配管27A〜27C及
び低温熱源再生器12から熱交換器11を経て低温熱交
換器9の下流の吸収液配管18に至る吸収液配管27
D、27Eを備え、第1稀吸収液ポンプ20Aを運転し
て吸収液及び冷媒液を循環する二重効用運転と第2稀吸
収液ポンプ20Bを運転して吸収液及び冷媒液を循環す
る一重効用運転とを行う一重二重効用吸収冷凍機におい
て、1吸収液ポンプ吐出側20Aの吸収液配管14Bあ
るいは吸収液配管14Cから分岐して低温熱源再生器1
2から吸収器2に至る吸収液配管27Dあるいは吸収液
配管27Eに至る吸収液管37、吸収液管40、吸収液
管42、あるいは吸収液管44を備えているものであ
る。
冷凍機は、、第2吸収液ポンプ20B吐出側の吸収液配
管27Bあるいは吸収液配管27Cから分岐して低温再
生器6から吸収器2に至る吸収液配管17あるいは吸収
液配管18に至る吸収液管38、吸収液管41、吸収液
管43あるいは吸収液管45備えているものである。請
求項3の発明の一重二重効用吸収冷凍機は、第1吸収液
ポンプ20Aから低温熱交換器9に至る吸収液配管14
Bから分岐して熱交換器11と吸収液配管18との間の
吸収液配管27Eに至る吸収液管42を備えているもの
である。
は、第2吸収液ポンプ20Bから熱交換器11に至る吸
収液配管27Bから分岐して低温熱交換器9より下流で
吸収液配管18と吸収液配管27Eとの接続部より上流
の吸収液配管18至る吸収液管43を備えているもので
ある。さらに、請求項5の発明の一重二重効用吸収冷凍
機は、吸収液配管18と吸収液配管27Eとの接続部に
開放箱46を設け、吸収液配管18と濃吸収液配管27
Eとから開放箱46への濃吸収液の入口を開放箱内の上
部にそれぞれ別に設け、濃吸収液の開放箱46からの出
口を開放箱46の下部に設けたものである。
によれば、吸収式冷凍機の二重効用の運転時、第1稀吸
収液ポンプ20Aから吐出した稀吸収液の一部は吸収液
管37、吸収液管40、吸収液管42、あるいは吸収液
管44を経て吸収液配管27Dあるいは吸収液配管27
Eに流れ、吸収液配管27E、熱交換器11あるいは吸
収液配管27Dの吸収液が吸収液配管18を流れている
濃吸収液と置換されることを防止する。
冷凍機によれば、吸収冷凍機の一重効用の運転時、第2
稀吸収液ポンプ20Bから吐出した稀吸収液の一部は吸
収液管38、吸収液管41、吸収液管43、あるいは吸
収液管45を経て吸収液配管17あるいは吸収液配管1
8に流れ、吸収液配管17、低温熱交換器9あるいは吸
収液配管18の吸収液が吸収液配管27Eを流れている
濃吸収液と置換されることを防止する。
冷凍機によれば、二重効用の運転時、第1稀吸収液ポン
プ20Aから吐出した稀吸収液の一部は低温熱交換器9
で温度上昇する前に吸収液管42を経て吸収液配管27
Eに流れ、吸収液配管27E、熱交換器11あるいは吸
収液配管27Dの吸収液が吸収液配管18を流れている
濃吸収液と置換されることを防止し、かつ、温度上昇し
た稀吸収液が吸収液管42、吸収液配管27E及び吸収
液配管18を介して吸収器2に流れることを防止する。
冷凍機によれば、吸収冷凍機の一重効用の運転時、第2
稀吸収液ポンプ20Bから吐出した稀吸収液の一部は熱
交換器11で温度上昇する前に吸収液管43を経て吸収
液配管18に流れ、吸収液配管17、低温熱交換器9あ
るいは吸収液配管18の吸収液が吸収液配管27Eを流
れている濃吸収液と置換されることを防止し、かつ、温
度上昇した稀吸収液が吸収液管43及び吸収液配管18
を介して吸収器2に流れることを防止する。
収冷凍機によれば、吸収冷凍機の二重効用の運転時、吸
収液配管18から解放箱46に流入した濃吸収液は解放
箱46内の上部まで延びた吸収液配管27Eに流入する
ことなく解放箱46の下部から流出し、一重効用の単独
運転時、吸収液配管27Eから解放箱46に流入した濃
吸収液は解放箱46の上部に接続された吸収液配管18
に流入することなく解放箱46の下部から流出して吸収
器2に流れ、熱交換器11あるいは低温熱交換器9の吸
収液が濃吸収液と置換されるのを防止する。
細に説明する。なお、本発明の主旨を逸脱しない限り実
施例に限定されるものではない。図1は冷媒に例えば
水、吸収液(溶液)に臭化リチウム(LiBr)溶液を
用いた一重二重効用吸収冷凍機の概略構成図であり、1
は蒸発器、2は吸収器、3は蒸発器1及び吸収器2を収
納した蒸発器吸収器胴(以下、下胴という)、4は例え
ば高温蒸気を熱源とする高温再生器、5Aは高温再生器
5からの蒸気と凝縮液とを分離する蒸気トラップ、5B
は蒸気トラップ5Aからの凝縮液によって吸収器2から
高温再生器4に流れる稀吸収液を加熱する熱回収器、6
は低温再生器、7は凝縮器、8は低温再生器6及び凝縮
器7を収納した低温再生器凝縮器胴(以下、第1上胴と
いう)、9は低温熱交換器、10は高温熱交換器、11
は熱交換器、12Aは低温熱源再生器12及び低温熱源
用凝縮器13を収納した第2上胴、14A、14B、1
4C、14D及び14Eは稀吸収液配管(以下吸収液配
管という。)、15及び16は中間吸収液配管(以下吸
収液配管という。)、17及び18は濃吸収液配管(以
下吸収液配管という)、17Aは吸収液管17と吸収液
管18とを結ぶ連絡管、20Aは第1稀吸収液ポンプ、
21は中間吸収液ポンプ、22は途中に加熱器23を有
した冷媒配管、24は途中にUシ−ル部24Aを有した
冷媒配管、25は冷媒循環配管、26は冷媒ポンプ、2
7A、27B及び27Cは稀吸収液配管(以下吸収液配
管という)、27D及び27Eは濃吸収液配管(以下吸
収液配管という)、20Bは第2稀吸収液ポンプ、24
Bは冷媒配管であり、それぞれは図1に示したように配
管接続されている。ここで、吸収液配管27Eは吸収液
配管18の連絡管17Aより下流側途中に接続される。
そして、吸収液配管14A、14B、14C、14D、
14E、15、16、17及び18によって二重効用単
独運転時及び一重二重効用運転時の吸収液循環路が形成
され、吸収液配管27A、27B、27C、27D及び
27Eによって一重効用単独運転時及び一重二重効用運
転時の吸収液循環路が形成されが形成される。
Bに配管接続された蒸気管、28Bは流量制御弁、29
は冷水配管、29Aは蒸発器熱交換器である。30は冷
却水配管であり、この冷却水配管30の途中に吸収器熱
交換器31、凝縮器熱交換器32及び低温熱源用凝縮器
13の熱交換器33が接続されている。34は低温熱源
配管であり、この低温熱源配管34の途中に流量制御弁
35、加熱器36及びドレントラップ36Aが接続され
ている。
管14Cの途中から熱交換器11の入口側の吸収液配管
27Dに至る吸収液管であり、この吸収液管37の途中
にオリフィス37Aが設けられている。そして、第1吸
収液ポンプ20Aから吐出した稀吸収液の例えばほぼ1
%が吸収液管37に流れる。また、38は第2稀吸収液
ポンプ20Bより下流で熱交換器11の出口側の吸収液
配管27Cの途中から低温熱交換器11の入口側の吸収
液配管17に至る吸収液管であり、この吸収液管38の
途中にオリフィス38Aが設けられている。そして、第
2吸収液ポンプ20Bから吐出された稀吸収液の例えば
ほぼ1%が吸収液管38に流れる。
転時の動作について説明する。 (二重効用運転時)上記一重二重効用吸収式冷凍機の運
転時、低温熱源再生器12に熱源である例えば廃蒸気が
供給されていない場合には、低温熱源再生器12が運転
せず、従来の吸収式冷凍機と同様に二重効用の単独運転
が行われる。即ち、第1稀吸収液ポンプ20A及び中間
吸収液ポンプ21が運転し、吸収液が吸収器2から低温
熱交換器9、熱回収器5B及び高温熱交換器10を介し
て高温再生器4に送られ、高温の蒸気によって加熱され
て吸収液から冷媒が分離する。冷媒蒸気は低温再生器6
へ流れ、高温再生器4から高温熱交換器10を経て流れ
てきた中間吸収液を加熱して凝縮し、冷媒液が凝縮器7
へ流れる。また、低温再生器6で中間吸収液から分離し
た冷媒蒸気は凝縮器7に流れて凝縮液化した後低温再生
器6から流れてきた冷媒液と一緒に冷媒配管24を経て
蒸発器1へ流れる。
て冷媒液が蒸発器熱交換器29Aに散布される。そし
て、冷媒が蒸発器熱交換器29Aを流れる水と熱交換し
て蒸発し、気化熱によって蒸発器熱交換器29Aを流れ
る水が冷却される。そして、冷水が負荷に循環する。ま
た、蒸発器1で蒸発した冷媒は吸収器2で吸収液に吸収
される。冷媒を吸収して濃度が薄くなった吸収液は第1
稀吸収液ポンプ20Aの運転によって上記のように高温
再生器4へ送られる。高温再生器4へ送られた吸収液は
バ−ナ5によって加熱されて冷媒が分離し、中濃度の吸
収液が高温熱交換器10を経て低温再生器6へ流れ、中
間濃度の吸収液は高温再生器4から冷媒配管22を流れ
てきた冷媒蒸気によって加熱され、さらに冷媒蒸気が分
離して濃度が高くなる。高濃度になった吸収液は低温熱
交換器9を経て温度低下して吸収器2へ送られて散布さ
れる。
して低温熱交換器9を経た稀吸収液のうち僅かな量が吸
収液管37及びオリフィス37A経て吸収液配管27D
に流れる。この稀吸収液は吸収液配管27Dから僅かづ
つ熱交換器11及び吸収液配管27Eを経て吸収液配管
18に流れる。以上のように、吸収冷凍機が運転されて
いるとき、流量制御弁28Bの開度が冷水出口温度に基
づいて制御器(図示せず)によって制御される。この結
果、冷水出口温度に応じて高温再生器4の加熱量が変化
し、冷水出口温度がほぼ設定値に保たれる。
収冷凍機の冷房運転時、低温熱源再生器12に廃蒸気が
供給され、熱量が十分ある場合には、一重効用の単独運
転が行われる。即ち、第2稀吸収液ポンプ20Bが運転
する一方、第1稀吸収液ポンプ20A及び中間吸収液ポ
ンプ21が運転を停止し、吸収液が吸収器2から熱交換
器11を介して低温熱源再生器12へ送られ、加熱器3
6で加熱されて吸収液から冷媒が分離する。冷媒蒸気は
低温熱源用凝縮器13へ流れて凝縮液化した後冷媒配管
24B、24を介して蒸発器1へ流れる。
に冷媒ポンプ26の運転によって冷媒液が蒸発器熱交換
器29Aに散布される。そして、冷媒が蒸発器熱交換器
29Aを流れる水と熱交換して蒸発し、気化熱によって
蒸発器熱交換器29Aを流れる水が冷却される。そし
て、冷水が負荷に循環する。また、蒸発器1で蒸発した
冷媒は吸収器2で吸収液に吸収される。冷媒を吸収して
濃度が薄くなった吸収液は第2稀吸収液ポンプ20Bの
運転によって熱交換器11を経て低温熱源再生器12へ
送られる。低温熱源再生器12へ送られた吸収液は加熱
されて冷媒が分離し、濃度が高くなった吸収液が吸収液
配管27D、熱交換器11、吸収液配管27E及び吸収
液配管18を経て温度低下して吸収器2へ送られて散布
される。
出して熱交換器11を経た吸収液のうち僅かな量が吸収
液管38及びオリフィス38A経て吸収液配管17へ流
れる。この稀吸収液は吸収液配管17及び中間吸収液ポ
ンプ21を経て低温再生器9に流入し、さらに吸収液配
管18に流れて吸収液配管27Eからの濃吸収液と合流
して、吸収器2へ流れる。
るとき、流量制御弁35の開度が冷水出口温度に基づい
て制御器(図示せず)によって制御される。この結果、
冷水出口温度に応じて低温熱源再生器12の加熱量が変
化し、冷水出口温度がほぼ設定値に保たれる。 (一重二重効用運転)さらに、一重二重効用吸収冷温水
機の冷房運転時で一重効用運転が行われているとき、冷
水負荷が大きく、冷水出口温度の上昇に応じて流量制御
弁35の開度を増加して低温熱源再生器12に供給する
蒸気の量を増加した場合にも、冷水出口温度が設定温度
まで低下しなくなった場合には、制御器が動作して第1
稀吸収液ポンプ20Aが運転を開始すると共に、流量制
御弁28Bを冷水出口温度に基づいて制御する。このた
め、一重効用運転と二重効用運転との併用運転である一
重二重効用運転が行われる。
ンプ20Aの運転によって吸収液が上記二重効用単独運
転時と同様に吸収器2、高温再生器4及び低温再生器6
を循環し、かつ、第2稀吸収液ポンプ20Bの運転によ
って吸収液が上記一重効用単独運転時と同様に吸収器
2、低温熱源再生器12を循環する。また、冷媒液が凝
縮器7及び低温熱源用凝縮器13から冷媒配管24、2
4Bを介して蒸発器1へ流れる。蒸発器1では冷媒ポン
プ26の運転によって冷媒液が蒸発器熱交換器29Aに
散布される。そして、冷媒が蒸発器熱交換器29Aを流
れる水と熱交換して蒸発し、気化熱によって蒸発器熱交
換器29Aを流れる水が冷却される。そして、冷水が負
荷に循環する。また、蒸発器1で蒸発した冷媒は吸収器
2で吸収液に吸収される。さらに、第1稀吸収液ポンプ
20A及び第2稀吸収液ポンプ20Bから流出した稀吸
収液のうちの僅かの量が一重効用単独運転時及び二重効
用単独運転時と同様に吸収液配管27D及び吸収液配管
17へ流れる。
20Bが停止している二重効用の単独運転時、第1稀吸
収液ポンプ20Aから吐出して低温熱交換器9を経て温
度上昇した稀吸収液のうちの一部が吸収液管37に流
れ、この吸収液管37から吸収液配管27Dを経て熱交
換器11及び吸収液配管27Eに流れるので、吸収液配
管18を流れる濃吸収液が吸収液配管27E及び熱交換
器11の吸収液と置換することを回避でき、この結果、
吸収液配管27Eあるいは熱交換器11での吸収液の結
晶を防止して二重効用運転から一重効用運転に切り換わ
ったときに吸収液をスムーズに循環させることがき、吸
収冷凍機の運転を安定することができる。
ている一重効用の単独運転時、第2稀吸収液ポンプ20
Bから吐出して熱交換器11を経て温度上昇した稀吸収
液のうちの一部が吸収液管38に流れ、この吸収液管3
8から吸収液配管17を経て低温熱交換器9及び吸収液
配管18に流れるので、吸収液配管27Eから吸収液配
管18に流れた濃吸収液が低温熱交換器9、低温熱交換
器9の出口から収液配管27Eとの接続部までの吸収液
配管18あるいは低温熱交換器9の入口近傍の吸収液配
管17の吸収液と置換することを回避でき、この結果、
低温熱交換器9、吸収液配管18あるいは吸収液配管1
7での吸収液の結晶を防止して一重効用単独運転から二
重効用単独運転に切り換わったときに吸収液をスムーズ
に循環させることがき、吸収冷凍機の運転を安定するこ
とができる。
交換器9入口側の稀吸収液配管14Bの途中から吸収液
配管27Dに至る吸収液管40を接続する。そして、二
重効用の単独運転時に第1稀吸収液ポンプ20Aから吐
出した稀吸収液のうちの僅かの量を吸収液配管27Dか
ら熱交換器11及び吸収液配管27Eに流した場合に
は、吸収液管37を接続したときと同様に、濃吸収液が
吸収液配管27E及び熱交換器11の吸収液と置換する
ことを回避でき、この結果、吸収液配管27Eあるいは
熱交換器11での吸収液の結晶を防止できるのはもちろ
ん、低温熱交換器9で温度上昇する前の稀吸収液を吸収
液管40から吸収液配管27D、熱交換器11、吸収液
配管27E及び吸収液配管18を介して吸収器2に流す
ため、吸収器2に戻る濃吸収液の温度を吸収液管37を
接続した場合より低くすることができ、吸収冷凍機の成
績係数を向上することができる。
熱交換器11入口側の稀吸収液配管27Bの途中から吸
収液配管17に至る吸収液管41を接続する。そして、
二重効用の単独運転時に第2稀吸収液ポンプ20Bから
吐出した稀吸収液のうちの僅かの量を吸収液配管17か
ら低温熱交換器9及び吸収液配管18に流した場合に
は、吸収液管38を接続したときと同様に、濃吸収液が
低温熱交換器9及び吸収液配管18の吸収液と置換する
ことを回避でき、この結果、低温熱交換器9あるいは吸
収液配管18での吸収液の結晶を防止できるのはもちろ
ん、熱交換器11で温度上昇する前の稀吸収液を吸収液
管41から吸収液配管17、低温熱交換器9及び吸収液
配管18を介して吸収器2に流すため、吸収器2に戻る
濃吸収液の温度を吸収液管38を接続した場合より低く
することができ、吸収冷凍機の成績係数を向上すること
ができる。
いて説明する。なお、図2において図1と同様の構成の
ものには同様の符号を付し、その詳細な説明は省略す
る。42は第1稀吸収液ポンプ20Aの吐出側の吸収液
配管14Bの途中から熱交換器11の出口側の吸収液配
管27Eに至る吸収液管であり、この吸収液管41の途
中にオリフィス41Aが設けられている。そして、第1
吸収液ポンプ20Aから吐出した稀吸収液の例えばほぼ
1%が吸収液管42に流れる。また、43は第2稀吸収
液ポンプ20Bの吐出側の吸収液配管27Bの途中から
低温熱交換器11の出口側の吸収液配管18に至る吸収
液管であり、この吸収液管43の途中にオリフィス43
Aが設けられている。そして、第2吸収液ポンプ20B
から吐出された稀吸収液の例えばほぼ1%が吸収液管4
3に流れる。
運転時、図1に示した吸収冷凍機の運転時と同様に吸収
液及び冷媒が循環して蒸発器1から冷水が負荷に供給さ
れる。また、第1稀吸収液ポンプ20Aから吐出して低
温熱交換器9に流入する前の稀吸収液のうち僅かな量が
吸収液管42及びオリフィス42A経て吸収液配管27
Eに流れる。この稀吸収液は吸収液配管27Eから僅か
づつ吸収液配管18に流れる。
に示した吸収冷凍機の運転時と同様に吸収液が吸収器2
と低温熱源再生器12とに循環し、冷媒が低温熱源用凝
縮器13から蒸発器1に流れ、二重効用の単独運転時と
同様に蒸発器1から冷水が負荷に供給される。また、第
2稀吸収液ポンプ20Bから吐出して熱交換器11に流
入する前の稀吸収液のうち僅かな量が吸収液管43及び
オリフィス43A経て吸収液配管18に流れる。この稀
吸収液は吸収液管43から僅かづつ吸収液配管18に流
れる。
時に低温熱交換器9に流入する前の稀吸収液の一部が吸
収液管42及びオリフィス42A経て吸収液配管27E
に流れ、さらに吸収液配管27Eから僅かづつ吸収液配
管18に流れるため、低温再生器6から低温熱交換器9
を経て吸収液配管18に流れた濃吸収液が吸収液配管2
7E及び熱交換器11の吸収液と置換することを回避で
き、この結果、吸収液配管27Eあるいは熱交換器11
での結晶発生を防止して吸収冷凍機の運転を安定するこ
とができる。また、低温熱交換器9で温度上昇する前の
稀吸収液の一部が吸収液管42、吸収液配管27E及び
吸収液管18を経て吸収器2に流れるので、吸収器2で
散布される濃吸収液の温度上昇を回避して、吸収冷凍機
の成績係数の低下を防止できる。
1に流入する前の稀吸収液の一部が吸収液管43及びオ
リフィス43A経て吸収液配管18に流れるため、低温
熱源再生器12から熱交換器11及び吸収液配管27E
を経て吸収液配管18に流れた濃吸収液が吸収液配管1
8あるいは低温熱交換器9の吸収液と置換することを回
避でき、この結果、吸収液配管18あるいは低温熱交換
器9での結晶発生を防止して吸収冷凍機の運転を安定す
ることができる。また、熱交換器11で温度上昇する前
の稀吸収液の一部が吸収液管43及び吸収液管18を経
て吸収器2に流れるので、吸収器2で散布される濃吸収
液の温度上昇を回避して、吸収冷凍機の成績係数の低下
を防止できる。
交換器9出口側の稀吸収液配管14Cの途中から吸収液
配管27Eに至る吸収液管44を接続する。そして、二
重効用運転時に第1稀吸収液ポンプ20Aから吐出した
稀吸収液のうちの僅かの量を吸収液配管14Cから吸収
液配管27Eに流した場合には、吸収液管42を接続し
たときと同様に稀吸収液の一部が吸収液配管27Eに流
れ、しかも低温熱交換器9で温度上昇した稀吸収液の一
部が流れるので、濃吸収液が吸収液配管27E及び熱交
換器11の吸収液と置換することを回避でき、かつ、吸
収液配管27E及び熱交換器11の吸収液の温度は上昇
し、この結果、吸収液配管27Eあるいは熱交換器11
での吸収液の結晶を一層確実に防止できる。
熱交換器11出口側の稀吸収液配管27Cの途中から吸
収液配管18に至る吸収液管45を接続する。そして、
二重効用の単独運転時に第2稀吸収液ポンプ20Bから
吐出して熱交換器11で温度上昇した稀吸収液のうちの
僅かの量を吸収液配管18に流した場合には、吸収液管
43を接続したときと同様に、稀吸収液の一部が吸収液
配管18に流れ、しかも熱交換器11で温度上昇した稀
吸収液の一部が流れるので、濃吸収液が吸収液配管18
あるいは低温熱交換器9の吸収液と置換することを回避
でき、かつ、吸収液配管18及び低温熱交換器9の吸収
液の温度は上昇し、この結果、吸収液配管18あるいは
低温熱交換器9での吸収液の結晶を一層確実に防止でき
る。
いて説明する。なお、図3において図1と同様の構成の
ものには同様の符号を付し、その詳細な説明は省略す
る。46は吸収液配管18の途中に設けられた開放箱で
あり、入口側の吸収液配管18Aが開放箱46の上部に
接続され、出口側の吸収液配管18Bが開放箱46の下
部に接続されている。また、吸収液配管27Eが開放箱
46内を下部から上方に延び、出口27eが開放箱46
内の上部に設けられている。48は開放箱46内の気相
部と吸収器2の気相部とを連絡する連絡管である。
独運転時には、低温熱交換器9から流出した濃吸収液は
吸収液配管18Aから開放箱46に流入し、開放箱46
の下部から流出して吸収液配管18Bを経て吸収器2に
流れる。このとき、熱交換器11に接続された吸収液配
管27Eの出口27eは開放箱46内の上部に設けられ
ているので、開放箱46に流入した濃吸収液が吸収液配
管27Eに流入することを防止して、濃吸収液が吸収液
配管27E及び熱交換器11の吸収液と置換することを
回避でき、この結果、吸収液配管27Eあるいは熱交換
器11での吸収液の結晶を防止できる。
には、熱交換器11から流出した濃吸収液は吸収液配管
27Eから開放箱46に流入し、開放箱46の下部から
流出して吸収液配管18Bを経て吸収器2に流れる。こ
のとき、熱交換器11に接続された吸収液配管18Aの
出口18aは開放箱46内の上部に設けられているの
で、開放箱46に流入した濃吸収液が吸収液配管18A
に流入することを防止して、濃吸収液が吸収液配管18
A及び低温熱交換器9の吸収液と置換することを回避で
き、この結果、吸収液配管18Aあるいは低温熱交換器
9での吸収液の結晶を防止できる。
成に限定されるものではなく、例えば、図3に破線にて
示したように開放箱46内の上部に仕切板47を設け、
吸収液配管18Aあるいは吸収液配管27Eから流出し
た濃吸収液が吸収液配管27Eあるいは吸収液配管18
Aに確実に流入しないようにしてもよい。また、吸収液
配管18Aを解放箱46の下部から上方に延ばして出口
を解放箱46内の上部に設け、吸収液配管27Eを解放
箱46の上部に接続してもよい。
一重二重効用吸収冷凍機であり、請求項1の発明の一重
二重効用吸収冷凍機によれば、二重効用の運転時に運転
される第1稀吸収液ポンプ吐出側の稀吸収液配管から分
岐して低温熱源再生器から吸収器に至る濃吸収液配管に
至る吸収液管を備えているので、吸収式冷凍機の二重効
用の運転時、第1稀吸収液ポンプから吐出した稀吸収液
の一部は吸収液管を経て低温熱源再生器から吸収器に至
る濃吸収液配管に流れ、熱交換器、この熱交換器の上流
の吸収液配管あるいは熱交換器下流の吸収液配管の吸収
液が濃吸収液と置換されることを防止でき、この結果、
熱交換器あるいは吸収液配管にて結晶が発生することを
回避して吸収冷凍機の運転を安定することができる。
冷凍機によれば、一重効用の運転時に運転される第2吸
収液ポンプ吐出側の稀吸収液配管から分岐して低温再生
器から吸収器に至る吸収液配管に至る吸収液管を備えて
いるので、吸収冷凍機の一重効用の単独運転時、第2稀
吸収液ポンプから吐出した稀吸収液の一部は吸収液管を
経て低温再生器から吸収器に至る濃吸収液配管に流れ、
低温熱交換器、この低温熱交換器の上流の吸収液配管あ
るいは低温熱交換器下流の吸収液配管の吸収液が濃吸収
液と置換されることを防止でき、この結果、低温熱交換
器あるいは吸収液配管にて結晶が発生することを回避し
て吸収冷凍機の運転を安定することができる。
冷凍機によれば、二重効用運転時に運転される第1吸収
液ポンプから低温熱交換器に至る稀吸収液配管から分岐
して熱交換器の下流の吸収液配管に至る吸収液管を備え
ているので、二重効用の運転時、第1稀吸収液ポンプか
ら吐出した稀吸収液の一部は低温熱交換器で温度上昇す
る前に吸収液管を経て熱交換器出口側の吸収液配管に流
れ、熱交換器、この熱交換器の上流の吸収液配管あるい
は熱交換器下流の吸収液配管の吸収液が濃吸収液と置換
されることを防止し、熱交換器あるいは吸収液配管にて
結晶が発生することを回避でき、かつ、温度上昇した稀
吸収液が吸収液管及び吸収液配管を介して吸収器に流れ
ることを防止でき、この結果、運転時の成績係数を向上
することができる。また、請求項4の発明の一重二重効
用吸収冷凍機によれば、一重効用運転時に運転される第
2吸収液ポンプから熱交換器に至る稀吸収液配管から分
岐して低温熱交換器の下流の吸収液配管に至る吸収液管
を備えているので、一重効用の運転時、第2稀吸収液ポ
ンプから吐出した稀吸収液の一部は熱交換器で温度上昇
する前に吸収液管を経て低温熱交換器出口側の吸収液配
管に流れ、低温熱交換器、この低温熱交換器の上流の吸
収液配管あるいは低温熱交換器下流の吸収液配管の吸収
液が濃吸収液と置換されることを防止し、低温熱交換器
あるいは吸収液配管にて結晶が発生することを回避で
き、かつ、温度上昇した稀吸収液が吸収液管及び吸収液
配管を介して吸収器に流れることを防止でき、この結
果、運転時の成績係数を向上することができる。
収冷凍機によれば、二重効用運転時に濃吸収液が流れる
第1濃吸収液配管と一重効用運転時に濃吸収液が流れる
第2濃吸稀収液配管との接続部に開放箱を設け、第1濃
吸収液配管と第2濃吸収液配管とから開放箱への濃吸収
液の入口を開放箱内の上部にそれぞれ別に設け、濃吸収
液の開放箱からの出口を開放箱の下部に設けたので、二
重効用の運転時、第1濃吸収液配管から解放箱に流入し
た濃吸収液は解放箱の下部から流出し、一重効用の単独
運転時、第2濃吸収液配管から解放箱に流入した濃吸収
液は解放箱の下部から流出して吸収器に流れ、熱交換器
あるいは低温熱交換器の吸収液が濃吸収液と置換される
のを防止でき、この結果、熱交換器あるいは低温熱交換
器にて結晶が発生することを回避できる。
冷凍機の構成図である。
冷凍機の構成図である。
冷凍機の構成図である。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 低温熱源によって吸収液を加熱して冷媒
を分離する低温熱源再生器、この低温熱源再生器からの
冷媒を凝縮する凝縮器、高温熱源によって吸収液を加熱
して冷媒を分離する高温再生器、この高温再生器からの
気化冷媒によって吸収液を加熱して冷媒を分離する低温
再生器、この低温再生器からの気化冷媒を凝縮する凝縮
器、この凝縮器及び低温熱源用凝縮器からの液冷媒の蒸
発気化によって冷水を冷却して供給する蒸発器、及びこ
の蒸発器で気化した冷媒を吸収する吸収器、この吸収器
から第1吸収液ポンプ、低温熱交換器及び高温熱交換器
を経て高温再生器に至る稀吸収液配管、高温再生器から
高温熱交換器、低温再生器及び低温熱交換器を経て吸収
器に至る第1濃吸収液配管、吸収器から第2吸収液ポン
プ及び熱交換器を経て低温熱源再生器に至る稀吸収液配
管及び低温熱源再生器から熱交換器を経て低温熱交換器
の下流の第1濃吸収液配管に至る第2濃吸収液配管を備
え、第1稀吸収液ポンプを運転して吸収液及び冷媒液を
循環する二重効用運転と第2稀吸収液ポンプを運転して
吸収液及び冷媒液を循環する一重効用運転とを行う一重
二重効用吸収冷凍機において、第1吸収液ポンプ吐出側
の稀吸収液配管から分岐して低温熱源再生器から吸収器
に至る第2濃吸収液配管に至る吸収液管を備えたことを
特徴とする一重二重効用吸収冷凍機。 - 【請求項2】 低温熱源によって吸収液を加熱して冷媒
を分離する低温熱源再生器、この低温熱源再生器からの
冷媒を凝縮する凝縮器、高温熱源によって吸収液を加熱
して冷媒を分離する高温再生器、この高温再生器からの
気化冷媒によって吸収液を加熱して冷媒を分離する低温
再生器、この低温再生器からの気化冷媒を凝縮する凝縮
器、この凝縮器及び低温熱源用凝縮器からの液冷媒の蒸
発気化によって冷水を冷却して供給する蒸発器、及びこ
の蒸発器で気化した冷媒を吸収する吸収器、この吸収器
から第1吸収液ポンプ、低温熱交換器及び高温熱交換器
を経て高温再生器に至る稀吸収液配管、高温再生器から
高温熱交換器、低温再生器及び低温熱交換器を経て吸収
器に至る第1濃吸収液配管、吸収器から第2吸収液ポン
プ及び熱交換器を経て低温熱源再生器に至る稀吸収液配
管及び低温熱源再生器から熱交換器を経て低温熱交換器
の下流の第1濃吸収液配管に至る第2濃吸収液配管を備
え、第1稀吸収液ポンプを運転して吸収液及び冷媒液を
循環する二重効用運転と第2稀吸収液ポンプを運転して
吸収液及び冷媒液を循環する一重効用運転とを行う一重
二重効用吸収冷凍機において、第2吸収液ポンプ吐出側
の稀吸収液配管から分岐して低温再生器から吸収器に至
る第1濃吸収液配管に至る吸収液管を備えたことを特徴
とする一重二重効用吸収冷凍機。 - 【請求項3】 低温熱源によって吸収液を加熱して冷媒
を分離する低温熱源再生器、この低温熱源再生器からの
冷媒を凝縮する凝縮器、高温熱源によって吸収液を加熱
して冷媒を分離する高温再生器、この高温再生器からの
気化冷媒によって吸収液を加熱して冷媒を分離する低温
再生器、この低温再生器からの気化冷媒を凝縮する凝縮
器、この凝縮器及び低温熱源用凝縮器からの液冷媒の蒸
発気化によって冷水を冷却して供給する蒸発器、及びこ
の蒸発器で気化した冷媒を吸収する吸収器、この吸収器
から第1吸収液ポンプ、低温熱交換器及び高温熱交換器
を経て高温再生器に至る稀吸収液配管、高温再生器から
高温熱交換器、低温再生器及び低温熱交換器を経て吸収
器に至る第1濃吸収液配管、吸収器から第2吸収液ポン
プ及び熱交換器を経て低温熱源再生器に至る稀吸収液配
管及び低温熱源再生器から熱交換器を経て低温熱交換器
の下流の第1濃吸収液配管に至る第2濃吸収液配管を備
え、第1稀吸収液ポンプを運転して吸収液及び冷媒液を
循環する二重効用運転と第2稀吸収液ポンプを運転して
吸収液及び冷媒液を循環する一重効用運転とを行う一重
二重効用吸収冷凍機において、第1吸収液ポンプから低
温熱交換器に至る稀吸収液配管から分岐して熱交換器と
第1濃吸収液配管との間の第2濃吸収液配管に至る吸収
液管を備えたことを特徴とする一重二重効用吸収冷凍
機。 - 【請求項4】 低温熱源によって吸収液を加熱して冷媒
を分離する低温熱源再生器、この低温熱源再生器からの
冷媒を凝縮する凝縮器、高温熱源によって吸収液を加熱
して冷媒を分離する高温再生器、この高温再生器からの
気化冷媒によって吸収液を加熱して冷媒を分離する低温
再生器、この低温再生器からの気化冷媒を凝縮する凝縮
器、この凝縮器及び低温熱源用凝縮器からの液冷媒の蒸
発気化によって冷水を冷却して供給する蒸発器、及びこ
の蒸発器で気化した冷媒を吸収する吸収器、この吸収器
から第1吸収液ポンプ、低温熱交換器及び高温熱交換器
を経て高温再生器に至る稀吸収液配管、高温再生器から
高温熱交換器、低温再生器及び低温熱交換器を経て吸収
器に至る第1濃吸収液配管、吸収器から第2吸収液ポン
プ及び熱交換器を経て低温熱源再生器に至る稀吸収液配
管及び低温熱源再生器から熱交換器を経て低温熱交換器
の下流の第1濃吸収液配管に至る第2濃吸収液配管を備
え、第1稀吸収液ポンプを運転して吸収液及び冷媒液を
循環する二重効用運転と第2稀吸収液ポンプを運転して
吸収液及び冷媒液を循環する一重効用運転とを行う一重
二重効用吸収冷凍機において、第2吸収液ポンプから熱
交換器に至る稀吸収液配管から分岐して低温熱交換器よ
り下流で第1濃吸収液配管と第2濃吸収液配管との接続
部より上流の第1濃吸収液配管に至る吸収液管を備えた
ことを特徴とする一重二重効用吸収冷凍機。 - 【請求項5】 低温熱源によって吸収液を加熱して冷媒
を分離する低温熱源再生器、この低温熱源再生器からの
冷媒を凝縮する凝縮器、高温熱源によって吸収液を加熱
して冷媒を分離する高温再生器、この高温再生器からの
気化冷媒によって吸収液を加熱して冷媒を分離する低温
再生器、この低温再生器からの気化冷媒を凝縮する凝縮
器、この凝縮器及び低温熱源用凝縮器からの液冷媒の蒸
発気化によって冷水を冷却して供給する蒸発器、及びこ
の蒸発器で気化した冷媒を吸収する吸収器、この吸収器
から第1吸収液ポンプ、低温熱交換器及び高温熱交換器
を経て高温再生器に至る稀吸収液配管、高温再生器から
高温熱交換器、低温再生器及び低温熱交換器を経て吸収
器に至る第1濃吸収液配管、吸収器から第2吸収液ポン
プ及び熱交換器を経て低温熱源再生器に至る稀吸収液配
管及び低温熱源再生器から熱交換器を経て低温熱交換器
の下流の第1濃吸収液配管に至る第2濃吸収液配管を備
え、第1稀吸収液ポンプを運転して吸収液及び冷媒液を
循環する二重効用運転と第2稀吸収液ポンプを運転して
吸収液及び冷媒液を循環する一重効用運転とを行う一重
二重効用吸収冷凍機において、第1濃吸収液配管と第2
濃吸稀収液配管との接続部に開放箱を設け、第1濃吸収
液配管と第2濃吸収液配管とから開放箱への濃吸収液の
入口を開放箱内の上部にそれぞれ別に設け、濃吸収液の
開放箱からの出口を開放箱の下部に設けたことを特徴と
する一重二重効用吸収冷凍機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14069893A JP3326238B2 (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | 一重二重効用吸収冷凍機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14069893A JP3326238B2 (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | 一重二重効用吸収冷凍機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH074769A true JPH074769A (ja) | 1995-01-10 |
JP3326238B2 JP3326238B2 (ja) | 2002-09-17 |
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ID=15274664
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14069893A Expired - Fee Related JP3326238B2 (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | 一重二重効用吸収冷凍機 |
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JP (1) | JP3326238B2 (ja) |
Cited By (7)
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---|---|---|---|---|
JP2011516813A (ja) * | 2008-06-09 | 2011-05-26 | コンセジョ スペリオール デ インベスティガショネス シエンティフィカス | 吸収器と、吸収装置のための吸収器−蒸発器アセンブリと、前記吸収器と吸収器−蒸発器アセンブリを組み込んだ臭化リチウム−水吸収装置 |
US8719327B2 (en) | 2005-10-25 | 2014-05-06 | Fisher-Rosemount Systems, Inc. | Wireless communication of process measurements |
KR20150007131A (ko) * | 2013-07-10 | 2015-01-20 | 엘지전자 주식회사 | 흡수식 칠러 |
US9298176B2 (en) | 2012-01-17 | 2016-03-29 | Fisher-Rosemount Systems, Inc. | Compensating for setpoint changes in a non-periodically updated controller |
CN106225299A (zh) * | 2016-09-13 | 2016-12-14 | 远大空调有限公司 | 一种吸收式冷温水机组防结晶处理装置及其方法 |
US10423127B2 (en) | 2012-01-17 | 2019-09-24 | Fisher-Rosemount Systems, Inc. | Velocity based control in a non-periodically updated controller |
US11199824B2 (en) | 2012-01-17 | 2021-12-14 | Fisher-Rosemount Systems, Inc. | Reducing controller updates in a control loop |
-
1993
- 1993-06-11 JP JP14069893A patent/JP3326238B2/ja not_active Expired - Fee Related
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