JP3303440B2 - 冷水発生装置の冷水温度制御方法 - Google Patents

冷水発生装置の冷水温度制御方法

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一弘 田島
保夫 高瀬
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファンコンベクタ等の利
用部に冷水を供給する冷水発生装置の冷水温度制御方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、冷水発生装置で一定の温度の冷水
を発生させていたが、その場合の冷水温度はその系統に
おいて必要な最低温度に固定されたままシステム全体が
運転されていたものである。即ち、システムとして最低
温度に設定された状態で冷水温度が決められていた。
【0003】ところが、吸収式冷凍装置(冷水発生装
置)では、冷水の取り出し温度が低くなると効率低下を
招き、したがってシステムの運転状態としては好ましい
ものではない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、室外機
に設けられた冷水発生装置で一定の温度の冷水を発生さ
せ、その場合の冷水温度はその系統において必要な最低
温度に固定されていたので、冷水発生装置としてはその
効率が低いまま運転していることになり、無駄が多くな
り、必要でないときでも低い温度の冷水を発生させるた
めに無駄なエネルギーを消費することになっていた。
【0005】本発明は、上記従来の欠点に鑑みてなされ
たものであり、効率的で無駄の無い冷水発生を達成で
き、従ってシステム全体として最高の効率で運転できる
冷水発生装置の冷水温度制御方法を提供するものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、ファン
コンベクタ等の利用部に冷水を供給する冷水発生装置の
冷水温度制御方法において、複数の利用部から冷水発生
装置に対して電気信号による要求冷水温度の信号を発信
し、発信された冷水温度に複数の冷水要求温度がある場
合には、そのうちの最低の冷水要求温度に上記冷水発生
装置からの取り出し冷水温度を制御することを特徴とす
る冷水発生装置の冷水温度制御方法である。
【0007】また、利用部側で発した温度とは異なる温
度の冷水が供給されるときは、利用部側で冷水循環水量
または送風機の風量を制御することにより、要求される
能力に調整してなるものである。
【0008】
【作用】上記した構成により、本発明では、冷水発生装
置の設定温度は必要かつ十分に設定され、この冷水発生
装置は出来るだけ高い温度の冷水温度で運転できること
になり、これにより高効率の運転が可能となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0010】本発明による吸収式冷凍機(冷水発生装
置)27は、図1に示すように、下側にバーナ2を備え
た再生器1を有している。再生器1の上部には連通する
凝縮器3が配設されており、凝縮器3には冷媒配管4を
介して冷媒タンク6が接続されている。冷媒タンク6の
上方には蒸発器5が配設されており、蒸発器5の図1左
方には吸収器7が配設されている。吸収器7には冷却水
管30が接続されており、冷却水管30の途中には流量
弁31が設けられている。また、吸収器7には、前記再
生器1から配管したUシール管構成となる濃溶液流路8
が接続されており、濃溶液流路8の途中には溶液熱交換
器9が設けられている。また、濃溶液流路8には真空弁
24を介して溶液タンク12が設置されている。溶液タ
ンク12は稀溶液配管13を介して前記再生器1に接続
されており、稀溶液配管13の途中にはポンプ25、真
空弁26及び前記溶液熱交換器9が設けられている。ま
た、再生器1の図1左方には、下側にバーナ17を備え
た温水熱交換器16が並設されており、これら再生器1
及び温水熱交換器16の上側には排気フード18が冠着
されている。更に、温水熱交換器16の図1下方には、
外気温度を検出する温度センサ10が設けられており、
温度センサ10は制御装置19に接続されている。ま
た、凝縮器3と吸収器7の近傍には送風ファン21が、
これら凝縮器3及び吸収器7を冷却し得る形で設置され
ている。
【0011】一方、冷水発生装置27の図1右方には複
数(図示例では3台)の室内機(利用部)28a,28
b,28cが設置されており、これら利用部28a,2
8b,28cと前記蒸発器5及び前記温水熱交換器16
とは冷水管14で接続されている。
【0012】上記冷水発生装置27の冷房運転に際して
は、まず、燃焼装置2の加熱で再生器1の溶液が沸騰し
冷媒蒸気が凝縮器3へ導かれ凝縮し液冷媒となる。この
冷媒液は冷媒タンク6に溜まり冷媒ポンプ22から蒸発
器5へ給送され、この散布時に生ずる潜熱で冷水管14
を流れる冷水を冷やすと共に、発生した冷媒蒸気を連通
の吸収器7で、再生器1から別途導かれる濃溶液の散布
で吸収し稀溶液として溶液タンク12に集め再生器1に
戻す冷凍サイクルを構成する。
【0013】この場合、冷房運転制御としては冷媒タン
ク6に溜まる冷媒を形成する前記再生器1のバーナ2の
燃焼量を制御して行う。この制御は、冷媒タンク6の上
部に接続させた溶液タンクへ戻すオーバーフロー管33
の流出口近傍の所定量の冷媒液面に配設した液位センサ
(図示せず)による液位検出と、蒸発器5から出る冷水
管14に設けた冷水温度検出器20による温度検出に基
づいて行われる。
【0014】ここで、図2を用いて冷水出口温度設定制
御について説明する。冷水出口温度設定制御(R2−4
で示す)はまずステップS1にて各室内機の冷水温度設
定信号を読み込む。この設定信号をTs1,Ts2,T
s3の3種類とする。読み込まれた冷水温度設定信号T
s0が、Ts0>Ts1であることが判定されると(ス
テップS2)、ステップS3にてTs0=Ts1の処理
を行い、ステップS4に移行する。上記ステップS1に
てTs0>Ts1がNOの場合には、ステップS4に移
行する。ステップS4ではTs0>Ts2の判断を行
い、YESであればTs0=Ts2の処理を行い(ステ
ップS5)、ステップS6でTs0>Ts3の判断を行
う。ここでYESの判断がでるとステップS7にてTs
0=Ts3の処理を行い,ステップS8に移行し、ここ
でTs=Ts0、Ts0=10の処理を行い、これを繰
り返す。そして、この様にしてTsが決められ、ステッ
プS9にてTsを設定温度として制御をする(PID,
ファジーなど)。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
各利用部から冷水発生装置に対して、夫々の利用部の負
荷を計算して電気信号による要求冷水温度の信号を発信
し、上記冷水発生装置で発信された冷水温度に複数の冷
水要求温度がある場合には、そのうちの最低の冷水要求
温度に上記冷水発生装置からの取り出し冷水温度に制御
するものであり、また、利用部側で発した温度とは異な
る温度の冷水が供給されるときは、ファンコンベクタ側
で冷水循環水量または送風機の風量を制御することによ
り、要求される能力に調整してなるものである。これに
より、冷水発生装置の設定温度は必要かつ十分な、出来
るだけ高い温度の冷水温度で運転できることになり、高
効率の運転が可能となる。また、信号線を既存のものを
そのまま採用できる利点があるし、外部からの影響を最
小限にとどめられる利点も有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による冷水発生装置の一実施例を示す
概略図である。
【図2】 本発明による冷水出口温度設定制御について
説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1……再生器 2……バーナ 3……凝縮器 5……蒸発器 6……冷媒タンク 7……吸収器 14……冷水管 16……温水熱交換器 21……送風ファン 25……溶液供給ポンプ 27……冷水発生装置 28a,28b,28c……利用部 30……冷却水管
フロントページの続き (72)発明者 田島 一弘 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 高瀬 保夫 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 宮本 哲雄 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−134772(JP,A) 実開 平3−37364(JP,U) 実開 昭61−115215(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05D 23/00 - 23/32

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファンコンベクタ等の利用部に冷水を供
    給する冷水発生装置の冷水温度制御方法において、複数
    の利用部から冷水発生装置に対して電気信号による要求
    冷水温度の信号を発信し、発信された冷水温度に複数の
    冷水要求温度がある場合には、そのうちの最低の冷水要
    求温度に上記冷水発生装置からの取り出し冷水温度を制
    御すると共に、利用部側で発した温度とは異なる温度の
    冷水が供給されるときは、利用部側で冷水循環水量また
    は送風機の風量を制御することにより、要求される能力
    に調整することを特徴とする冷水発生装置の冷水温度制
    御方法。
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