JP3986122B2 - 排熱吸収型の吸収冷暖房機 - Google Patents

排熱吸収型の吸収冷暖房機 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、排熱吸収型の吸収冷暖房機に関し、高圧再生器にて消費する燃料を節減することができるように工夫したものである。
【0002】
【従来の技術】
吸収冷暖房機は、水を冷媒、臭化リチウム溶液を吸収剤とし、ガス燃料または油燃料をエネルギー源とした冷暖房機である。この吸収冷暖房機は、蒸発器と吸収器と再生器と凝縮器を主要部材として構成されている。前記蒸発器及び吸収器の内部は、高真空(絶対圧力が6〜7mmHg)に保持されている。
【0003】
前記蒸発器では、冷媒(水)が冷水(12℃)により加熱されて冷媒蒸気となる。つまり、蒸発器は高真空容器となっているので水(冷媒)は4〜6℃位で沸騰して蒸発気化するので、12℃の冷水を熱源水とすることができるのである。そして冷水は、冷媒(水)に与えた蒸発潜熱分だけ温度低下(7℃になる)して、蒸発器から出ていく。
【0004】
吸収器では、蒸発器で発生した冷媒蒸気を、臭化リチウム溶液により吸収する。水分を吸収して濃度が薄くなった臭化リチウム溶液(以下「臭化リチウム希溶液」と称する)は吸収器の底部に集められる。この吸収器では、冷媒蒸気が臭化リチウム溶液に吸収されて気体(水蒸気)から液体(水)に変化するときの凝縮潜熱と、臭化リチウム溶液が水分を吸収して濃度が薄くなるときの希釈熱が発生するので、冷却水(上記「冷水」とは別の系に流通している)によりこれらの熱を取り除いている。なお、臭化リチウム溶液は、その水蒸気分圧が水の飽和蒸気よりも低いので、吸湿性に富み、冷媒蒸気を吸収するのに好適な物質である。
【0005】
再生器では、吸収器から送られてくる臭化リチウム希溶液を加熱する。このため、臭化リチウム希溶液中の冷媒は一部が蒸発気化し、溶液は濃縮された臭化リチウム溶液(以下「臭化リチウム濃溶液」と称する)となる。濃度が元の状態まで高められた臭化リチウム濃溶液は、吸収器に送られ再び冷媒蒸気を吸収する。一方、蒸発した冷媒蒸気は、凝縮器に送られる。
【0006】
凝縮器では、再生器から送られてきた冷媒蒸気を冷却水により冷却して、凝縮液化する。凝縮した水は冷媒(水)として再び蒸発器に供給される。
【0007】
なお、熱効率を上げ加熱エネルギーを減少させる目的で、再生器を2段に配置した二重効用型の吸収冷暖房機がある。この二重効用型では、再生器として、燃焼装置等により外部から加熱をする高圧再生器と、高圧再生器で発生した高温の冷媒蒸気を加熱源とする低圧再生器とを備えている。
【0008】
このように、吸収冷暖房機では、冷媒(水)が、水−水蒸気−水と変化(相の変化)をすると共に、臭化リチウム溶液が、濃溶液−希溶液−濃溶液と変化(濃度の変化)をする。吸収冷暖房機は、上述した相の変化(冷媒)と濃度の変化(臭化リチウム溶液)の過程で、水の蒸発潜熱により冷水を製造し、臭化リチウム溶液の吸収能力により水蒸気を吸収する作用を、高真空密閉系内で繰り返し行わせる装置である。
【0009】
一方、吸収冷暖房機を設置する施設には、ボイラ装置やコ・ジェネレーション・システム等により生じた排温水が存在する場合がある。この排温水を利用して、吸収冷暖房機の熱源の一部として運用することが行われている。例えば、特開平8−189720号「吸収冷温水機及びその運転方法」や、特開平7−218018号「吸収冷凍機及びその運転制御方法」や、特開平7−218017号「吸収冷凍機」等に、排熱を利用して熱効率を向上させる技術が開示されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記各公報に開示された技術では、排温水を、吸収冷暖房機の熱源の一部として利用するだけであり、排温水の熱を十分に有効利用しているとは言えなかった。また、吸収冷暖房機の運転状況に応じて適切に排温水を利用しているわけではなかった。
ちなみに、詳細は後述するが、本発明では、三方弁を比例制御することにより吸収冷暖房機の能力を25パーセントまで絞ることができるが、上記公報の技術では、三方弁を単純なON・OFF制御をしているだけであるため、吸収冷暖房機の能力を50パーセントまでしか絞ることができなかった。
本発明は、上記状況に鑑み、吸収冷暖房機の運転状況に応じて排温水の熱を有効に利用して、吸収冷暖房機の燃料節減をすることのできる、排熱吸収型の吸収冷暖房機を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本発明の構成は、
冷水により冷媒を蒸発気化させて冷媒蒸気とする蒸発器と、
前記蒸発器で発生した冷媒蒸気を濃度の濃い臭化リチウム溶液により吸収させる吸収器と、
燃料が供給されて燃焼することにより、冷媒を吸収して濃度が薄くなった臭化リチウム溶液を加熱し、臭化リチウム溶液中の冷媒を蒸発させて臭化リチウム溶液の濃度を濃くして前記吸収器に供給する再生器と、
前記再生器で発生した冷媒蒸気を凝縮させ凝縮した冷媒を前記蒸発器に供給する凝縮器とを有する吸収冷暖房機において、
濃度が薄くなった臭化リチウム溶液を前記吸収器から前記再生器に供給する溶液ラインに介装した熱交換器と、
前記熱交換器内に導かれるように配置されると共に排温水が流通される熱交換器ライン及び前記熱交換器を回避して配置されると共に排温水が流通されるバイパスラインと、
前記熱交換器ラインに流す排温水の量と、前記バイパスラインに流す排温水の量の割合を変化させることのできる三方弁と、
前記再生器に供給する燃料の供給量を変化させることのできる燃料制御弁と、
前記排温水の温度である排温水温度を検出する第1の温度センサ及び前記蒸発器から出ていく前記冷水の温度である冷水出口温度を検出する第2の温度センサと、
前記排温水温度及び前記冷水出口温度をもとに、前記三方弁及び前記燃料制御弁を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、
前記排温水温度が熱交換器作動判定温度よりも小さいときには、前記三方弁を制御して、排温水を前記バイパスライン側にのみ流通させるとともに、前記冷水出口温度を予め設定した設定温度にするように、前記燃料制御弁の開度をPID制御して再生器に供給する燃料量を制御し、
前記排温水温度が熱交換器作動判定温度よりも大きく、冷房運転時のときに、前記燃料制御弁の開度が最小開度になった状態が連続して設定時間継続していないときには、前記三方弁を制御して、排温水を前記交換器ライン側にのみ流通させるとともに、前記冷水出口温度を予め設定した設定温度にするように、前記燃料制御弁の開度をPID制御して再生器に供給する燃料量を制御し、
前記排温水温度が熱交換器作動判定温度よりも大きく、冷房運転時のときに、前記燃料制御弁の開度が最小開度になった状態が連続して設定時間継続したときには、前記燃料制御弁の開度を最小開度にするとともに、前記冷水出口温度を予め設定した設定温度にするように前記三方弁を制御して、前記交換器ライン側に流通させる排温水の流量と前記バイパスライン側に流通させる排温水の流量を比例制御すると共に、前記比例制御をしているときに、前記三方弁により前記交換器ライン側にのみ排温水を流通させる状態が連続して設定時間継続した場合には、前記三方弁を制御して、排温水を前記交換器ライン側にのみ流通させるとともに、前記冷水出口温度を予め設定した設定温度にするように、前記燃料制御弁の開度をPID制御して再生器に供給する燃料量を制御するモードに復帰させ、
前記排温水温度が熱交換器作動判定温度よりも大きく、暖房運転時のときに、前記燃料制御弁の開度が最小開度になった状態が連続して設定時間継続していないときには、前記三方弁を制御して、排温水を前記交換器ライン側にのみ流通させるとともに、前記冷水出口温度を予め設定した設定温度にするように、前記燃料制御弁の開度をPID制御して再生器に供給する燃料量を制御し
前記排温水温度が熱交換器作動判定温度よりも大きく、暖房運転時のときに、前記燃料制御弁の開度が最小開度になった状態が連続して設定時間継続したときには、、前記燃料制御弁の開度を最小開度にするとともに、前記冷水出口温度を予め設定した設定温度にするように前記三方弁を制御して、前記交換器ライン側に流通させる排温水の流量と前記バイパスライン側に流通させる排温水の流量を比例制御すると共に、前記比例制御をしているときに、前記三方弁により前記交換器ライン側にのみ排温水を流通させる状態が連続して設定時間継続した場合には、前記三方弁を制御して、排温水を前記交換器ライン側にのみ流通させるとともに、前記冷水出口温度を予め設定した設定温度にするように、前記燃料制御弁の開度をPID制御して再生器に供給する燃料量を制御するモードに復帰させることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態にかかる排熱吸収型の吸収冷暖房機を、図面に基づき詳細に説明する。
【0013】
まずはじめに、図1を参照して、本実施の形態にかかる排熱吸収型の吸収冷暖房機の構成のうち、従来装置と同様な部分を、冷房運転時の動作と共に説明する。冷房運転時には、バルブV1,V2,V3,V4は閉じており(図では黒塗りして示している)、バルブV5,V11,V12,V13,V14は開いている(図では白抜きして示している)。
【0014】
図1に示すように、蒸発器10と吸収器20は、同一のシェル(高真空容器)内に構成されている。
【0015】
蒸発器10内には蒸発器チューブ11が配置されている。この蒸発器チューブ11には、冷水入口ラインL1を介して冷水W1が供給され、蒸発器チューブ11を流通した冷水W1は冷水出口ラインL2を介して外部に排出される。また、冷媒ラインL11を介して冷媒ポンプP1により汲み上げられた冷媒(水)Rは、蒸発器チューブ11に向けて散布される。散布された冷媒Rは、蒸発器チューブ11内を流通する冷水W1から気化の潜熱を奪って蒸発気化して冷媒蒸気rとなる。この冷媒蒸気rは吸収器20側に流入していく。
【0016】
前記冷水W1は、12℃の温度で蒸発器10に入り、蒸発器チューブ11にて冷却されて、蒸発器10から7℃の温度で排出される。冷水出口ラインL2から出てくる7℃の冷水W1は、ビルの冷房や工場のプロセス用として用いられる。ビル冷房等の負荷において冷房に供せられた冷水W1は、温度上昇し12℃の温度となって再び蒸発器10に流入してくる。
【0017】
吸収器20内には吸収器チューブ21が配置されている。この吸収器チューブ21には、冷却水ラインL3を介して冷却水W2が供給される。そして、溶液ラインL21を介して溶液ポンプP2により圧送されてきた臭化リチウム濃溶液Y1は、吸収器チューブ21に向けて散布される。このため、散布された臭化リチウム濃溶液Y1は、吸収器20側に流入してきた冷媒蒸気rを吸収して、濃度が薄くなる。濃度が薄くなった臭化リチウム希溶液Y3は、吸収器20の底部に集められる。なお、吸収器20内で発生する熱は、吸収器チューブ21内を流通する冷却水W2により冷却される。
【0018】
吸収器20の底部に集められた臭化リチウム希溶液Y3は、溶液ポンプP3により圧送され、バルブV5,低温熱交換器30,溶液ラインL22,高温熱交換器31,溶液ラインL23を介して、高圧再生器40に供給される。
【0019】
高圧再生器40は、炉筒,伝熱管を胴内に収めると共にバーナを装備している。この高圧再生器40は、ガスラインL31及びバルブV21を介して燃料ガスGが供給されることにより、燃料ガスGを燃焼して臭化リチウム希溶液Y3を加熱する。高圧再生器40に供給された臭化リチウム希溶液Y3は、加熱され、冷媒の一部が蒸発気化して濃度が中程度の臭化リチウム中溶液Y2となる。この臭化リチウム中溶液Y2は、溶液ラインL24,高温熱交換器31を通って低圧再生器50に供給される。
【0020】
一方、高圧再生器40にて蒸発した冷媒蒸気rは、冷媒ラインL12を介して、低圧再生器50の低圧再生器チューブ51に供給され、更に、冷媒ラインL13を介して凝縮器60に供給される。なお、低圧再生器50と凝縮器60は、同一のシェル内に構成されている。
【0021】
低圧再生器50では、溶液ラインL24を介して臭化リチウム中溶液Y2が供給されるとともに、溶液ラインL25を介して溶液ラインL22から分岐してきた臭化リチウム希溶液Y3が低圧再生器チューブ51に向けて散布される。この低圧再生器50では、低圧再生器チューブ51により溶液Y2,Y3が加熱され、冷媒の一部が蒸発して溶液の濃度が更に濃くなり、高濃度の臭化リチウム濃溶液Y1が低圧再生器50の底部に集められる。この臭化リチウム濃溶液Y1は、溶液ポンプP2により、再び吸収器20に供給される。
【0022】
凝縮器60には、冷却水ラインL4により冷却水W2が供給される凝縮器チューブ61が配置されている。この凝縮器60では、高圧再生器40にて蒸発して冷媒ラインL12,低圧再生器チューブ51及び冷媒ラインL13を介して供給されてきた冷媒蒸気rと、低圧再生器50にて蒸発して凝縮器60側に流入してきた冷媒蒸気rが、凝縮器チューブ61にて冷却凝縮されて、冷媒(水)Rとなる。この冷媒Rは、重力及び圧力差により、冷媒ラインL14を介して蒸発器10に送られる。蒸発器10の底部に集められた冷媒Rは、冷媒ポンプP1により再び冷媒ラインL11を介して蒸発器チューブ11に向けて散布される。
【0023】
なお、暖房運転時には、バルブV1,V2,V3,V4,V5は全て開放している。そして臭化リチウム溶液は、溶液ポンプP2→吸収器20→溶液ポンプP3→高圧再生器40または低圧再生器50→溶液ポンプP2の経路に沿い循環移動する。この時、吸収器20には熱い臭化リチウム溶液が流通するのでその内部空間は熱くなっている。このため、吸収器20に連通した蒸発器10内の空間も熱くなっている。この結果、蒸発器チューブ11内を流通する冷水(温水)W1は加熱されることになる。この加熱された冷水(温水)W1をビルの暖房等に利用する。一方、高圧再生器40にて蒸発した冷媒蒸気rは、バルブV1→冷媒ラインL15を介して蒸発器10に戻ってくる。
【0024】
かかる構成となっている吸収連暖房機では、高圧再生器40に供給する燃料ガスGの量を増加することにより、冷房時における冷房能力と、暖房時における暖房能力が増加する。
【0025】
ここまでの構成及び動作は、従来の吸収冷暖房機と同様である。次に、本実施の形態において新たに採用した構成と、その動作を説明する。
【0026】
溶液ラインL22(溶液ポンプP3により、吸収器20から再生器40,50に臭化リチウム希溶液Y3を送るライン)には、温水熱交換器100が取り付けられている。またボイラ等により生じた排温水W3を流通させる排温水入口ラインL101は、途中でバイパスラインL102と熱交換器ラインL103に2分岐しており、バイパスラインL102の下流側と熱交換器ラインL103の下流側は、三方弁101の2つの入力ポートに接続されている。三方弁101の1つの出力ポートには排温水出口ラインL104が接続されている。
【0027】
前記熱交換器ラインL103は、温水熱交換器100内に導かれるように配置されており、この熱交換器ラインL103に排温水W3が流入すると、温水熱交換器100にて熱交換が行われ、溶液ラインL22中を流通する臭化リチウム希溶液Y3を加熱することができる。一方、バイパスラインL102は、熱交換器100を回避して配置されている。
【0028】
前記三方弁101は、バイパスラインL102に流通させる排温水W3の量と、熱交換器ラインL103に流通させる排温水W3の量との割合を変化させることができる。
【0029】
温度センサ102は、排温水入口ラインL101に設置されており、流通している排温水W3の排温水温度THを検出する。検出された排温水温度THは制御部103に送られる。温度センサ104は、冷水出口ラインL2に設置されており、蒸発器10からビルの冷房設備等の負荷に送られる冷水W1の冷水出口温度を検出する。検出された冷水出口温度は制御部103に送られる。
【0030】
ガスラインL31には、燃料制御弁105が介装されており、この燃料制御弁105は、制御部103の制御により開度調整されて、高圧再生器40のバーナに供給する燃料ガスGの供給量を調節する。なお、制御部103から燃料制御弁105に全閉指令がくると燃料制御弁105は全閉状態となるが、このような全閉状態となっても、燃料制御弁105の開度は25%になっており、物理的に開度が0%(全閉)になるわけではない。即ち、燃料制御弁105の開度を最大限に絞っても25%であり、これ以上開度を小さくすることはできない。結局、最小開度である25%にすることを、全閉状態としている。
【0031】
次に、制御部103を中心とした吸収冷暖房機の容量制御について、図1および、図2のフローチャートを参照しつつ、説明する。
【0032】
制御部103は、温度センサ102から排温水温度THを取り込むと共に、温度センサ104から冷水出口温度を取り込む。そして、排温水温度THが予め設定した熱交換器作動判定温度THSET よりも大きいかどうかを判定する。この比較判定においてはヒステリシスをもたせて判定しており、排温水温度THが下降してくるときには熱交換器作動判定温度THSET を78℃にしており、排温水温度THが上昇してくるときには熱交換器作動判定温度THSET を83℃にしている。
【0033】
排温水温度THが熱交換器作動判定温度THSET よりも小さいときには、ガス焚きモードとなる。
【0034】
上記ガス焚きモードになった場合には、温水熱交換器100内の熱交換器ラインL103に排温水W3を流通しても、溶液ラインL22中を流通する臭化リチウム希溶液Y3を加熱することはできないので、制御部103は、三方弁101を制御して、排温水W3をバイパスラインL102側のみに流し、熱交換器ラインL103側には流さないようにする。更に制御部103は、冷水出口温度が予め設定した温度(この温度は冷房時には7℃であり暖房時には60℃である)になるように、燃料制御弁105の開度をPID制御して、高圧再生器40のバーナに供給する燃料ガスGの供給量を制御する。
【0035】
結局、上記排温水温度THが熱交換器作動判定温度THSET よりも小さくて、ガス焚きモードとなった場合には、熱交換器が無い従来の吸収冷暖房機において、冷水出口温度を設定温度にするよう、燃料ガスGの供給量を制御していた従来の制御方法と同じである。
【0036】
排温水温度THが熱交換器作動判定温度THSET よりも大きいときには、冷房運転モードか暖房運転モードであるかを判定する。
【0037】
排温水温度THが熱交換器作動判定温度THSET よりも大きく、且つ、冷房運転モードであるときには、燃料制御弁105が低燃焼リミットスイッチをONしてた状態が連続して60秒継続したかどうかを判定する。なお、低燃焼リミットスイッチは、燃料制御弁105の開度が最小開度になったときにON状態になる。
【0038】
排温水温度THが熱交換器作動判定温度THSET よりも大きく、且つ、冷房運転モードであり、しかも、燃料制御弁105が低燃焼リミットスイッチをONしてた状態が連続して60秒継続していないときには、温水ガス焚きモードとなる。
【0039】
上記温水ガス焚きモードになった場合には、温水熱交換器100内の熱交換器ラインL103に排温水W3を流通することにより、溶液ラインL22中を流通する臭化リチウム希溶液Y3を加熱して、迅速に冷水出口温度が設定冷水温度に近づくようする。即ち、制御部103は、三方弁101を制御して、排温水W3を熱交換器ラインL103側のみに流し、バイパスラインL102側には流さないようにする。更に制御部103は、冷水出口温度が予め設定した温度(この温度は冷房時には7℃である)になるように、燃料制御弁105の開度をPID制御して、高圧再生器40のバーナに供給する燃料ガスGの供給量を制御する。かかる温水ガス焚きモードでは、温水熱交換器100によっても加熱をしているので、高圧再生器40に供給する燃料ガスGを節約することができる。具体的には、従来技術に比べて、燃料ガスGを10%節減することができる。
【0040】
排温水温度THが熱交換器作動判定温度THSET よりも大きく、且つ、冷房運転モードであり、しかも、燃料制御弁105が低燃焼リミットスイッチをONしか状態が連続して60秒継続したときには、温水制御モードとなる。このときには、冷房負荷が小さいので燃料制御弁105を全閉まで絞ってしまうのである。
【0041】
上記温水制御モードになったときには、制御部103は、燃料制御弁105に全閉信号を送って燃料制御弁105を全閉状態にする(開度を最小開度である25パーセントにする)。更に、制御部103は、冷水出口温度が設定温度になるように、三方弁101を制御して、熱交換器ラインL103側に流す排温水W3の流量と、バイパスラインL102側に流す排温水W3の流量の割合を、比例制御する。このように、熱交換器ラインL103側に流す排温水W3の流量と、バイパスラインL102側に流す排温水W3の流量の割合を、比例制御することにより、冷房負荷が小さくても安定した運転ができる。
なお、上記温水制御モードにおいて、三方弁101により熱交換器ラインL103側にのみ排温水W3を流通させる状態が連続して60秒継続したときには、温水制御モードから温水ガス焚モードに復帰する。
【0042】
排温水温度THが熱交換器作動判定温度THSET よりも大きく、且つ、暖房運転モードであるときには、燃料制御弁105が低燃焼リミットスイッチをONした状態が連続して60秒継続したかどうかを判定する。
【0043】
排温水温度THが熱交換器作動判定温度THSET よりも大きく、且つ、暖房運転モードであり、しかも、燃料制御弁105が低燃焼リミットスイッチをONした状態が連続して60秒継続していないときには、温水ガス焚きモードとなる。
【0044】
上記温水ガス焚きモードになった場合には、温水熱交換器100内の熱交換器ラインL103に排温水W3を流通することにより、溶液ラインL22中を流通する臭化リチウム希溶液Y3を加熱して、迅速に冷水出口温度TLが設定温水温度に近づくようにする。即ち、制御部103は、三方弁101を制御して、排温水W3を熱交換器ラインL103側のみに流し、バイパスラインL102側には流さないようにする。更に制御部103は、冷水出口温度TLが予め設定した温度(この温度は暖房時には60℃である)になるように、燃料制御弁105の開度をPID制御して、高圧再生器40のバーナに供給する燃料ガスGの供給量を制御する。かかる温水ガス焚きモードでは、温水熱交換器100によっても加熱をしているので、高圧再生器40に供給する燃料ガスGを節約することができる。具体的には、従来技術に比べて、燃料ガスGを10%節減することができる。
【0045】
排温水温度THが熱交換器作動判定温度THSET よりも大きく、且つ、暖房運転モードであり、しかも、燃料制御弁105が低燃焼リミットスイッチをONした状態が連続して60秒継続したときには、温水制御モードとなる。このときには、暖房負荷が小さいの燃料制御弁105が全閉となっている。
【0046】
上記温水制御モードになったときには、制御部103は、燃料制御弁105に全閉信号を送って燃料制御弁105を全閉状態にする(開度を最小開度である25パーセントにする)。更に、制御部103は、冷水出口温度が設定温度になるように、三方弁101を制御して、熱交換器ラインL103側に流す排温水W3の流量と、バイパスラインL102側に流す排温水W3の流量の割合を、比例制御する。このように、熱交換器ラインL103側に流す排温水W3の流量と、バイパスラインL102側に流す排温水W3の流量の割合を、比例制御することにより、暖房負荷が小さくても安定した運転ができる。
なお、上記温水制御モードにおいて、三方弁101により熱交換器ラインL103側にのみ排温水W3を流通させる状態が連続して60秒継続したときには、温水制御モードから温水ガス焚モードに復帰する。
【0047】
なお、本発明は、高圧再生器の燃料として、油を用いるタイプの吸収冷暖房機にも適用することができる。
【0048】
【発明の効果】
以上実施の形態とともに具体的に説明したように、本発明では、蒸発器と、吸収器と、再生器と、凝縮器とを有する吸収冷暖房機において、
濃度が薄くなった臭化リチウム溶液を前記吸収器から前記再生器に供給する溶液ラインに介装した熱交換器と、
前記熱交換器内に導かれるように配置されると共に排温水が流通される熱交換器ライン及び前記熱交換器を回避して配置されると共に排温水が流通されるバイパスラインと、
前記熱交換器ラインに流す排温水の量と、前記バイパスラインに流す排温水の量の割合を変化させることのできる三方弁と、
前記再生器に供給する燃料の供給量を変化させることのできる燃料制御弁と、
前記排温水の温度である排温水温度を検出する第1の温度センサ及び前記蒸発器から出ていく前記冷水の温度である冷水出口温度を検出する第2の温度センサと、
前記排温水温度及び前記冷水出口温度をもとに、前記三方弁及び前記燃料制御弁を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、
前記排温水温度が熱交換器作動判定温度よりも小さいときには、前記三方弁を制御して、排温水を前記バイパスライン側にのみ流通させるとともに、前記冷水出口温度を予め設定した設定温度にするように、前記燃料制御弁の開度をPID制御して再生器に供給する燃料量を制御し、
前記排温水温度が熱交換器作動判定温度よりも大きく、冷房運転時のときに、前記燃料制御弁の開度が最小開度になった状態が連続して設定時間継続していないときには、前記三方弁を制御して、排温水を前記交換器ライン側にのみ流通させるとともに、前記冷水出口温度を予め設定した設定温度にするように、前記燃料制御弁の開度をPID制御して再生器に供給する燃料量を制御し、
前記排温水温度が熱交換器作動判定温度よりも大きく、冷房運転時のときに、前記燃料制御弁の開度が最小開度になった状態が連続して設定時間継続したときには、前記燃料制御弁の開度を最小開度にするとともに、前記冷水出口温度を予め設定した設定温度にするように前記三方弁を制御して、前記交換器ライン側に流通させる排温水の流量と前記バイパスライン側に流通させる排温水の流量を比例制御すると共に、前記比例制御をしているときに、前記三方弁により前記交換器ライン側にのみ排温水を流通させる状態が連続して設定時間継続した場合には、前記三方弁を制御して、排温水を前記交換器ライン側にのみ流通させるとともに、前記冷水出口温度を予め設定した設定温度にするように、前記燃料制御弁の開度をPID制御して再生器に供給する燃料量を制御するモードに復帰させ、
前記排温水温度が熱交換器作動判定温度よりも大きく、暖房運転時のときに、前記燃料制御弁の開度が最小開度になった状態が連続して設定時間継続していないときには、前記三方弁を制御して、排温水を前記交換器ライン側にのみ流通させるとともに、前記冷水出口温度を予め設定した設定温度にするように、前記燃料制御弁の開度をPID制御して再生器に供給する燃料量を制御し
前記排温水温度が熱交換器作動判定温度よりも大きく、暖房運転時のときに、前記燃料制御弁の開度が最小開度になった状態が連続して設定時間継続したときには、、前記燃料制御弁の開度を最小開度にするとともに、前記冷水出口温度を予め設定した設定温度にするように前記三方弁を制御して、前記交換器ライン側に流通させる排温水の流量と前記バイパスライン側に流通させる排温水の流量を比例制御すると共に、前記比例制御をしているときに、前記三方弁により前記交換器ライン側にのみ排温水を流通させる状態が連続して設定時間継続した場合には、前記三方弁を制御して、排温水を前記交換器ライン側にのみ流通させるとともに、前記冷水出口温度を予め設定した設定温度にするように、前記燃料制御弁の開度をPID制御して再生器に供給する燃料量を制御するモードに復帰させる構成とした。
【0049】
かかる構成としたことにより、排温水の温度が熱交換器作動判定温度よりも大きい場合には、熱交換器によっても臭化リチウム溶液を加熱することができ、再生器に供給する燃料を削減することができる。更に、冷房負荷や暖房負荷が小さいときであっても、安定した運転ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる排熱吸収型の吸収冷暖房機を示す構成図。
【図2】本実施の形態における容量制御方法を示すフローチャート。
【符号の説明】
10 蒸発器
11 蒸発器チューブ
20 吸収器
21 吸収器チューブ
30 低温熱交換器
31 高温熱交換器
40 高圧再生器
50 低圧再生器
51 低圧再生器チューブ
60 凝縮器
61 凝縮器チューブ
100 温水熱交換器
101 三方弁
102,104 温度センサ
103 制御部
105 燃料制御弁
P1 冷媒ポンプ
P2,P3 溶液ポンプ
L1 冷水入口ライン
L2 冷水出口ライン
L3,L4 冷却水ライン
L11〜L15 冷媒ライン
L21〜L25 溶液ライン
L31 ガス(燃料)ライン
L101 排温水入口ライン
L102 バイパスライン
L103 熱交換器ライン
L104 排温水出口ライン
R 冷媒(水)
r 冷媒蒸気
Y1 臭化リチウム濃溶液
Y2 臭化リチウム中溶液
Y3 臭化リチウム希溶液
W1 冷水
W2 冷却水
G 燃料ガス
TH 排温水温度
THSET 熱交換器作動判定温度

Claims (1)

  1. 冷水により冷媒を蒸発気化させて冷媒蒸気とする蒸発器と、
    前記蒸発器で発生した冷媒蒸気を濃度の濃い臭化リチウム溶液により吸収させる吸収器と、
    燃料が供給されて燃焼することにより、冷媒を吸収して濃度が薄くなった臭化リチウム溶液を加熱し、臭化リチウム溶液中の冷媒を蒸発させて臭化リチウム溶液の濃度を濃くして前記吸収器に供給する再生器と、
    前記再生器で発生した冷媒蒸気を凝縮させ凝縮した冷媒を前記蒸発器に供給する凝縮器とを有する吸収冷暖房機において、
    濃度が薄くなった臭化リチウム溶液を前記吸収器から前記再生器に供給する溶液ラインに介装した熱交換器と、
    前記熱交換器内に導かれるように配置されると共に排温水が流通される熱交換器ライン及び前記熱交換器を回避して配置されると共に排温水が流通されるバイパスラインと、
    前記熱交換器ラインに流す排温水の量と、前記バイパスラインに流す排温水の量の割合を変化させることのできる三方弁と、
    前記再生器に供給する燃料の供給量を変化させることのできる燃料制御弁と、
    前記排温水の温度である排温水温度を検出する第1の温度センサ及び前記蒸発器から出ていく前記冷水の温度である冷水出口温度を検出する第2の温度センサと、
    前記排温水温度及び前記冷水出口温度をもとに、前記三方弁及び前記燃料制御弁を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、
    前記排温水温度が熱交換器作動判定温度よりも小さいときには、前記三方弁を制御して、排温水を前記バイパスライン側にのみ流通させるとともに、前記冷水出口温度を予め設定した設定温度にするように、前記燃料制御弁の開度をPID制御して再生器に供給する燃料量を制御し、
    前記排温水温度が熱交換器作動判定温度よりも大きく、冷房運転時のときに、前記燃料制御弁の開度が最小開度になった状態が連続して設定時間継続していないときには、前記三方弁を制御して、排温水を前記交換器ライン側にのみ流通させるとともに、前記冷水出口温度を予め設定した設定温度にするように、前記燃料制御弁の開度をPID制御して再生器に供給する燃料量を制御し、
    前記排温水温度が熱交換器作動判定温度よりも大きく、冷房運転時のときに、前記燃料制御弁の開度が最小開度になった状態が連続して設定時間継続したときには、前記燃料制御弁の開度を最小開度にするとともに、前記冷水出口温度を予め設定した設定温度にするように前記三方弁を制御して、前記交換器ライン側に流通させる排温水の流量と前記バイパスライン側に流通させる排温水の流量を比例制御すると共に、前記比例制御をしているときに、前記三方弁により前記交換器ライン側にのみ排温水を流通させる状態が連続して設定時間継続した場合には、前記三方弁を制御して、排温水を前記交換器ライン側にのみ流通させるとともに、前記冷水出口温度を予め設定した設定温度にするように、前記燃料制御弁の開度をPID制御して再生器に供給する燃料量を制御するモードに復帰させ、
    前記排温水温度が熱交換器作動判定温度よりも大きく、暖房運転時のときに、前記燃料制御弁の開度が最小開度になった状態が連続して設定時間継続していないときには、前記三方弁を制御して、排温水を前記交換器ライン側にのみ流通させるとともに、前記冷水出口温度を予め設定した設定温度にするように、前記燃料制御弁の開度をPID制御して再生器に供給する燃料量を制御し、
    前記排温水温度が熱交換器作動判定温度よりも大きく、暖房運転時のときに、前記燃料制御弁の開度が最小開度になった状態が連続して設定時間継続したときには、前記燃料制御弁の開度を最小開度にするとともに、前記冷水出口温度を予め設定した設定温度にするように前記三方弁を制御して、前記交換器ライン側に流通させる排温水の流量と前記バイパスライン側に流通させる排温水の流量を比例制御すると共に、前記比例制御をしているときに、前記三方弁により前記交換器ライン側にのみ排温水を流通させる状態が連続して設定時間継続した場合には、前記三方弁を制御して、排温水を前記交換器ライン側にのみ流通させるとともに、前記冷水出口温度を予め設定した設定温度にするように、前記燃料制御弁の開度をPID制御して再生器に供給する燃料量を制御するモードに復帰させることを特徴とする排熱吸収型の吸収冷暖房機。
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