JPH01315503A - 振動ローラ - Google Patents

振動ローラ

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JPH01315503A
JPH01315503A JP14754788A JP14754788A JPH01315503A JP H01315503 A JPH01315503 A JP H01315503A JP 14754788 A JP14754788 A JP 14754788A JP 14754788 A JP14754788 A JP 14754788A JP H01315503 A JPH01315503 A JP H01315503A
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JP
Japan
Prior art keywords
shaft
vibration
eccentric
hollow
rolling wheel
Prior art date
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Pending
Application number
JP14754788A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Iwakuma
秀樹 岩隈
Kenichi Miyazaki
健一 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sakai Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sakai Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sakai Heavy Industries Ltd filed Critical Sakai Heavy Industries Ltd
Priority to JP14754788A priority Critical patent/JPH01315503A/ja
Publication of JPH01315503A publication Critical patent/JPH01315503A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は路面等の締固め機械に使用される転動輪内部に
振動機構を持った振動ローラに係り、特に一つの転動輪
で水平振動と上下振動の切替え可能な振動ローラに関す
る。
〔従来の技術〕
従来、締固め機械における振動ローラの振動機構として
は、転動輪の回転中心線にそって転動輪に設けた回転軸
に偏心質量を取付け、該回転軸を回転させることにより
転動輪を該転動輪の接地部に対して上下に振動させるも
のが良く知られている。しかしながら、その上下振動を
行う振動ローラの場合、地盤を通じて上下振動が伝聞す
るので、限度を越える振動は振動規制法上好ましくない
特に住宅地や地盤振動を嫌う施設近傍における施工では
振動公害を発生する虞れがあって利用範囲が制限される
という問題点もあった。
そこで、本願出願人は先に特公昭61−56724号公
報において、転動輪に偏心質■の回転軸を、該回転軸の
回転中心線が転動輪の半径方向に平行な直線上に位置す
るように回転自在に設け、前記回転軸の軸心に対する偏
心質量の取付位置を転動輪の起振駆動軸方向に対して定
めて回転させることにより、前記転動輪の接地部をほぼ
水平面内で振動せしめて、振動公害を発生しない水平振
動機構を開示している。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来の上下振動型のローラは、例え
ば下層路盤等の比較的深層部の締固め性能に優れている
ことなどから、住宅地以外の振動公害が問題とならない
道路等の施工においては広範囲な利用価値を有している
。従って、出来得るならば、−台の機械に上下振動と水
平振動との機能を持たせ、施工環境に応じて容易のこの
切替えが可能な振動ローラが望ましい。
そこで本願出願人は特開昭61−257508号公報で
、少なくとも二つの転動輪を有する振動ローラにおいて
、一方の転動輪に略水平振動を起こさせる振動機構を取
付け、他方の転動輪に上下振動を起こさせる振動機構を
取付け、両振動を選択して使用することを特徴とする振
動ローラを開示したが、両転動輪に別々の振動機構を設
けることは高価であると共に、両輪が鉄輪でなく、例え
ば一方がタイヤ輪などの締固め機械には適用できなかっ
た。
本発明は上記要望に鑑みて側室されたもので一つの転動
輪内で水平振動機構から上下振動機構への切替えを可能
ならしめる振動ローラを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段及びその作用〕上記の課題
を解決するため、本考案においては、転動輪の回転軸線
に略平行に偏心質量を取着した起振軸を設け、該起振軸
を回転させて地盤を振動により締固める振動ローラにお
いて、前記起振軸の他に該起振軸を囲繞し該起振軸の軸
心と略同心状に位置し該起振軸と対向回転するようにし
た偏心質量を取着した起振中空軸を設け、前記偏心質量
の少なくとも1つに前記起振軸及び前記起振中空軸の回
転方向を変えた際位相のずれる可動偏心ウェイトを設け
、前記起振軸と前記起振中空軸の回転方向を変えること
により水平振動と上下振動を切替えることができるよう
に構成したことを特徴とする。
上記構成を採用したことにより、起振軸と起振中空軸の
回転方向を変えることにより、純粋な水平振動から純粋
な上下振動に切替えることができるので、締固め効率が
向上すると共に、施工環境の違いに対して一台で対応す
ることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基づき詳細に説明する
第1図は本発明の一実施例の振動ローラの転動輪を示す
断面図、第2図は偏心質量の付いた起振軸及び起振中空
軸の正回転動作を示す第1図の■−If線断面説明図、
第3図は偏心質量の付いた起振軸及び起振中空軸の逆回
転動作を示す第1図の■−■線断面説明図である。
第1図において、振動ローラ体1の転動輪2内には、中
心に軸穴3,3が形成された内壁4.4が離間して設け
られ、この双方の内壁4.4の間の枠体5内に振動機構
6が収装されている。該振動機構6は、転動輪2の回転
中心に設けられた起振軸7と、該起振軸7を囲繞し同じ
く転動輪2の回転中心に設けられた起振中空軸8と、咳
起振中空軸8と前記起振軸7の中央に設けられた偏心質
量9.10と、該偏心質量9,10と前記起振軸7及び
起振中空軸8を回転駆動させる起振用のモータ11とを
主要部として構成されている。前記枠体5の両側方には
中空の軸部12a、12bが一体的に形成されていて、
図中左方の軸部12aは皿状支持体13に支持されると
共に、該支持体13は防振ゴム14.14を介してフレ
ーム15に固定されている。
一方、転動輪2は、該転動輪2の各内壁4,4の軸穴3
,3が、前記枠体5の軸部12a、12bに軸受16,
16,16.16を介して支承されていることから、内
壁4に固定してなる駆動部材17が駆動モータ18並び
に図示しない減速機構により回動させられることにより
、前記枠体5の軸部12a、12bを中心として転勤駆
動されるように構成されている。19は駆動モータ18
の支持体であって、該支持体19は防振ゴム14゜14
を介してフレーム15に固定されている。
前記起振モータ11は枠体5と該枠体5と一体となった
支持体13に固定され、このモータ11の出力軸並びに
この出力軸にカップリング20を介して連結される前記
起振軸7は、枠体5の軸部12aに軸受21,21を介
して支承され、図中右方に延設されている。前記偏心質
19.10は、転動輪2の回転中心に対して同心円状に
拡がる起振軸7と起振中空軸8の外周に夫/、取着され
、該起振軸7及び起振中空軸8は枠体5に一体的に形成
された内壁5a、5bに軸受22,22及び23.23
を介して支承されている。起振中空軸8への動力伝達は
、起振軸7に固定された駆動ギヤ24が回転すると、こ
れに噛合している従動ギヤ25が回転し、該従動ギヤ2
5が嵌着された軸に取付けられたもう一方のギヤ26が
回転し、該ギヤ26に噛合しているアイドルギヤ27を
介して起振中空軸8の左端に刻設したギヤ28が、前記
起振軸7と反対方向に回転するようになっている。
そして、前記起振中空軸8に取着された偏心質量10は
、起振中空軸8の中央に固定的に設けられるが、前記起
振軸7に取着された偏心質量9は、可動偏心ウェイト9
aを採用している。即ち、該可動偏心ウェイt−9aは
、起振軸7の中央近傍に固着された一対の突出板9b、
9cの間の起振軸7に遊嵌され、前記突出板9b、9c
間に挿着されたピン9dにより当接されて始めて回転可
能となるものである。従って、偏心質量9は回転方向を
変えた場合180度の位相がずれるようになっている。
勿論偏心質量10のmXr(質量×偏心rii)は前記
偏心質量9のmXr(質量×偏心りと路間−となってい
る。そして、本実施例では偏心質ff19.10の相互
関係及び偏心位置は、正回転(偏心質■9が時計方向、
偏心質量10が反時計方向)の時、次のように設定され
る。即ち、第2図に示す如く、偏心質量9,10が上下
状態にあるとき、同一上下方向の位相となり、水平状態
にあるとき、180度の位相差となるようになっている
このように構成すると、起振モータ11が正回転のとき
は、第2図に示すように、(a)状態で図中において偏
心tffi9.10が共に上方を向くので、転動輪2の
接地部にR方向に向く振動力が働き、(C)状態で図中
において偏心質ff19.10が共に下方を向くので、
転動輪2の接地部にS方向に向く振動力が働く。(b)
状態及び(C)状態のときは、偏心’lt9,10が右
向きのとき左向き、左向きのとき右向きに向き遠心力は
キャンセルされる。従って、転動輪2の接地部は純粋な
上下方向の上下振動を行う。
次に起振モータ11を逆回転すると、偏心質量9のピン
9dが180度遊び偏心質fftlOが先に180度進
むので、第3図に示すように、偏心質19.10が上下
状態にあるとき、180度の位相差があり、水平状態に
あるとき、同一水平方向の位相となるようになる。即ち
、第3図に示すように、[有])状態で図中において偏
心質ff19.10が共に左方を向くので、転動輪2の
接地部にP方向に向く振動力が働き、(d)状態で図中
において偏心質19.10が共に右方を向くので、転動
輪2の接地部にQ方向に向く振動力が働く。(a)状態
、(C)状態では互いに偏心質!9.10が上向きのと
き下向き、下向きのとき上向きとなり遠心力はキャンセ
ルされる。従って、転動輪2の接地部は純粋の前後方向
の水平振動を行う。
このように本発明は回転軸線に偏心f19を取着した起
振軸7の他に、該起振軸7を囲繞し該起振軸7の軸心と
同心円状に位置し、且つ前記起振軸と対向回転するよう
にした偏心質fioを固定的に設けた起振中空軸8を設
け、前記起振軸7側の偏心質量9の可動偏心ウェイト9
aを起振軸7に遊嵌し、ピン9dの当接により始めて回
転するようにしたので、起振軸7と起振中空軸8の回転
方向を変えることによって、純粋な水平振動と純粋な上
下振動を切替えでき、締固め効率を向上させると共に、
起振モータ以外の動力を不要とし、操縮席等にスイッチ
等を設けて容易に操作することができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されることはなく、発
明の思想を逸脱しない範囲内において種々の改変並びに
実施態様をとりうろことは勿論である。例えば、実施例
では起振軸の偏心質量として可動偏心ウェイトを採用し
、起振中空軸の偏心質量を固定的に設けたが、起振中空
軸の偏心質量として可動偏心ウェイトを採用し、起振軸
の偏心質量を固定的に設けてもよいのは勿論である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の振動ローラによれば、回
転軸線に略平行に設けられた起振軸の他に、該起振軸を
囲繞し該起振軸の軸心と同心状に位置し、且つ前記起振
軸と対向回転するようにした起振中空軸を設け、前記起
振軸及び前記起振中空軸に偏心質量を取着し、該偏心質
量の少なくとも一つを回転方向を変えた際、位相のずれ
る可動偏心ウェイトとしたので、起振軸と起振中空軸の
回転方向を変えるだけで、純粋な水平振動と純粋な上下
振動を切替えることができるので、締固め効率が向上す
ると共に、余分な駆動装置や機構を設ける必要もなく、
施工環境の違いに対して一台でしかも簡単に対応するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
実施例図の第1図は本発明の一実施例の振動ローラの転
動輪を示す断面図、第2図は偏心質量の付いた起振軸及
び起振中空軸の正回転動作を示す第1図の■−■線断面
説明図、第3図は偏心質量の付いた起振軸及び起振中空
軸の逆回転動作を示す第1図の■−■線断面説明図であ
る。 ■・・・振動ローラ体   2・・・転動輪6・・・振
動■構     7・・・起振軸8・・・起振中空軸 
   9,10・・・偏心質量9a・・・可動偏心ウェ
イト 9b、9c・・・突出板  9d・・・ピン12・・・
起振用モータ 特許出願人  酒井重工業株式会社 (α) (C) 2図 (b) (d) (Q) (C) 3図 (b) (d)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 転動輪の回転軸線に略平行に偏心質量を取着した起振軸
    を設け、該起振軸を回転させて地盤を振動により締固め
    る振動ローラにおいて、前記起振軸の他に該起振軸を囲
    繞し該起振軸の軸心と略同心状に位置し該起振軸と対向
    回転するようにした偏心質量を取着した起振中空軸を設
    け、前記偏心質量の少なくとも1つに前記起振軸及び前
    記起振中空軸の回転方向を変えた際位相のずれる可動偏
    心ウェイトを設け、前記起振軸と前記起振中空軸の回転
    方向を変えることにより水平振動と上下振動を切替える
    ことができるように構成したことを特徴とする振動ロー
    ラ。
JP14754788A 1988-06-15 1988-06-15 振動ローラ Pending JPH01315503A (ja)

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CN102454151A (zh) * 2010-10-22 2012-05-16 陕西中大机械集团有限责任公司 一种集振动、振荡及复合激振于一体的压路机
CN102747669A (zh) * 2012-07-09 2012-10-24 池州腾虎机械科技有限公司 一种可转换为垂直或振荡或复合振动的压路机振动轮
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