JPH0444506A - 振動締固め機の起振装置 - Google Patents

振動締固め機の起振装置

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JPH0444506A
JPH0444506A JP15236990A JP15236990A JPH0444506A JP H0444506 A JPH0444506 A JP H0444506A JP 15236990 A JP15236990 A JP 15236990A JP 15236990 A JP15236990 A JP 15236990A JP H0444506 A JPH0444506 A JP H0444506A
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JP
Japan
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shaft
gear
pendulums
bevel gear
pendulum
Prior art date
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Pending
Application number
JP15236990A
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English (en)
Inventor
Takao Ito
隆夫 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mikasa Sangyo Co Ltd
Original Assignee
Mikasa Sangyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mikasa Sangyo Co Ltd filed Critical Mikasa Sangyo Co Ltd
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Publication of JPH0444506A publication Critical patent/JPH0444506A/ja
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  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
  • Road Paving Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本発明は振動締固め機の起振装置に関するものである。
〔従来“の技術〕
この種の振動締固め機において、一対の偏心振子の位相
を互に所定の角度に変化させることにより、両振子の回
転中に生ずる同方向のベクトル合成力により機体を前進
または後進させる構造は広く知られている。この場合両
偏心振子の位相を変えるための切換え方式としては、−
船釣に両方の振子の位相角度をノツチ或いはクラッチな
どにより予め定められた90°異なる方向に変化させて
機体が前進か後進のいずれかに切換えられるような方式
が広く採用されている。
また、このように両方の振子の位相を90°変化させる
方式とは別に、両振子の位相を自由な変位角に設定でき
るようにするため、両振子の間に差動歯車機構を設ける
ことにより、夫々の振子の同じ方向に指向す・るベクト
ル合成力の大きさを可変できるようにした構造が、例え
ば特公昭36−22322号によって知られている。
〔発明が解決すべき手段〕
しかし、1この構造の起振装置は、一対の偏心振子を共
通する一軸上の両端に軸装すると共に、これらの両偏心
振子の間にあって両振子を互に連繋するためのピニオン
傘歯車も前記の同一振子軸上に設けなければならない。
そのためこのピニオン傘歯車を外部から回転するための
手段としては、該ピニオン傘歯車を同振子軸上に設けた
ウオーム歯車の半径方向に設けて、該ピニオン傘歯車が
ウオーム歯車により軸着された状態で回転できるような
構造とする必要がある。しかしながらこのような構造は
、ピニオン傘歯車をウオーム歯車と一体的に合成しなけ
ればならないので、機械工作の面から複雑な工程を必要
とするという問題がある。
しかもこのピニオン傘歯車は、ウオーム歯車の肉厚の範
囲内に設けられるようにしなければならないので、必然
的に径の細い軸によって軸支しなければならないが、こ
のピニオン傘歯車は一方の振子の回転を他の振子に伝達
するために、常に3000乃至6000rp−程度の高
速で回転するので、前記のような径の細い軸によりピニ
オン傘歯車を軸支する構造では機構的な耐久強度が不足
し、従ってこの構造の装置は理論的には作動可能であっ
ても、実際的な構造としては故障が多発して使用に耐え
ないという問題点を有している。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上記のようなこの種の構造からなる起振装置
の問題点を解決し、一対の偏心振子の間に設けられるピ
ニオン傘歯車が強度的に十分な耐久性をもって、一方の
振子から他方の振子への回転力を支障なく伝えることの
できる起振装置の提供を目的としたものである。
本発明は、そのための具体的手段として、互いに平行な
駆動側偏心振子軸と従動側偏心振子軸との中間に、軸端
を器外から回転操作することのできる作動軸を前記両振
子軸と平行に配置し、該作動軸には夫々外端に伝動歯車
を有し内端には傘歯車を有する一対のシフトギアを回転
自在に軸装すると共に、該作動軸の中央部に該作動軸と
直交する軸によってピニオン傘歯車を軸着して、前記シ
フトギアの両内端傘歯車を前記ピニオン傘歯車を介して
噛合連結させ、前記一方のシフトギアの伝動歯車と駆動
側偏心振子軸上の駆動歯車を噛合わせると共に、他方の
シフトギアの伝動歯車と従動側偏心振子軸上の従動歯車
とを噛合わせたことを特徴とするものである。
〔作 用〕
本発明の起振装置では、駆動側の偏心振子と従動側の偏
心振子とが互に異る軸上に設けられると共に、これら駆
動軸と従動輪との間に平行に配置した作動軸上に両振子
間を連結するための傘歯車とピニオン傘歯車とを設けた
ため、該ピニオン傘歯車を外部から回転操作可能で、し
かも両振子の回転による遠心力を受けない作動軸に直交
させた径の太い軸のみにより支承することができるので
、該ピニオン傘歯車を介して両振子間の回転伝達を強度
的に支障なく行うことができ、該ピニオン傘歯車の取付
は角度を可変することにより両振子の位相角度を自由に
調整することのできる、耐久性に優れた起振装置を得る
ことができる。
〔実施例〕
次に本発明に係る起振装置の実施例を図面により説明す
ると、第1図はこの起振装置の構造を示す横断面図、第
2図は縦断面図であり、幅圧板19の上面に装着された
起振体ケース1内の前方と後方とには、夫々偏心振子4
.5を取付けた駆動軸2と従動軸3とが平行に軸架され
、駆動軸2は軸端に設けたプーリー6を介して上方のエ
ンジン2゜から駆動力が伝えられる。駆動軸2と従動軸
3における互に反対側の軸端には、夫々駆動歯車7と従
動歯車8とが設けられており、これらの駆動及び従動歯
車7.8が前記駆動軸2と従動軸3との間に設けられた
作動軸9における一対のシフトギア10.11を介して
連動する。
駆動軸2と従動軸3の中間には、一端が起振体ケース1
外に突出するようにして両軸2,3と平行に軸架した前
記作動軸9が軸架され、この作動軸9上には一対のシフ
トギア10.11がベアリングを介して回転自在に軸装
されている。これらのシフトギア10.11は、夫々外
端に前記駆動軸2の駆動歯型7と噛合う伝動歯車12及
び前記従動軸3の従動歯車8と噛合う伝動歯車13とを
有し、内端には前記の伝動歯車12.13と夫々一体を
なす傘歯車14、15が設けられており、雨傘歯車14
.15が互に向かい合うようにして軸装されている。
−力作動軸9の中央部には該作動軸9と直交する軸16
が設けられていて、この軸16の先端にベアリングを介
して前記両シフトギア10.11の傘歯車14、15と
夫々噛合うピニオン傘歯車17が回転自在に軸着されて
いる。また該作動軸9の起振体ケース側壁外における軸
端には、外部から該軸を回転操作することのできるシフ
トレバ−18が設けられており、シフトレバ−1日を回
転することにより、前記ピニオン傘歯車17が前記雨傘
歯車14.15の周囲を回転するようになっている。
第3図aに示すように、駆動側の偏心振子4と従動側の
偏心振子5とは、予め180°位相がづれるようにして
噛合っており、作動軸9におけるピニオン傘歯車17を
中立の位置に保持した状態で前記駆動軸2から従動軸3
へ回転を伝えると、両振子4.5は矢印のように互に力
を打消す反対方向へ回転して、同図Cの位置において水
平同一方向への合成力を生じ、機体は停止位置で幅圧板
19を前方(もしくは後方)に水平に振動する。
次に第3図の状態から作動軸9を操作して、ピニオン傘
歯車17を第5図aに示すように角度θlの位置へ回転
すると、固定側の駆動軸2の振子4に対して従動軸3の
振子5が差動機構によって角度θgの位置まで回転する
。従ってこの状態では、両振子4.5が同図dとhの位
置において斜め前方への合成力を生じ、幅圧板19によ
り地面を締固めながら前進する。
機体を後進させる場合には、ピニオン傘歯車17を第5
図aの位置と反対側に回転させればよい。
また幅圧板19を専ら上下方向に振動させる場合には、
第6図aのように従動軸3の振子5の角度を駆動軸2の
振子4と同じ位置に回転させれば、同図a及びeの位置
において幅圧板19が停止位置で地面を上下に叩打する
第3図に示したように、両方の振子4.5の角度を18
0 ”位相させた場合、起振体は同図C及びgの位置で
水平方向に振動する。仮に起振体が前記のような合成力
により停止状態で前後方向に振動すれば、アスファルト
舗装面を締固める場合に、幅圧板19が舗装面をあたか
も鏝で擦りつけるような動きとなるので、表面を美麗に
仕上げるのに都合がよいことになる。しかし幅圧板19
は、前記のような水平方向の振動を受けたとしても、裏
面全体が地面に接地しているので、実際には摩擦抵抗が
大きく、前記のような水平方向の合成力だけでは前後方
向に摺動するほどの力が得られない。
この場合、本発明の起振装置では、両振子4゜5の中間
にピニオン傘歯車17を回転する作動軸9が配置されて
いて、第3図aのように両振子4゜5の中心と作動軸9
との距離が広がることにより、夫々の振子4,5の回転
モーメントが大きくなっている。そのため両振子4.5
が第3図aのように互に力を打消すような方向に回転し
た場合に、幅圧板19は両振子4.5の回転モーメント
によって、第4図aのように一端19Fに上向きの力、
他端19Rに下向きの力が作用して、一端19Fが浮上
る形となる。そして両振子4.5の第3図すの回転位置
においては、第4図すのように幅圧板19に作用する力
は、共に矢印で示す左側方向に傾斜し、次の瞬間幅圧板
19が自重で地上に落下するが、その時雨振子4.5が
第3図Cの位置に回転して、共に左水平方向への合成力
を生ずる。従って幅圧板19は、第4図a、bのように
一端19Fが浮上った状態から、第4図Cのように水平
方向へ振動が与えられるような状態へ移行するので、幅
圧板19が水平方向に動きやすい状態を作ることとなり
、その結果幅圧板19は裏面で他端19Rの方向へ地面
を擦りつけるような動きを生ずる。
また幅圧板19は第4図fからgにかけても同様に裏面
で一端19Fの方向へ地面を擦りつけるような動きを生
じ、実質的に幅圧板19を前後水平方向に振動すること
ができる。
〔効 果〕
この発明に係る起振装置においては、上記のように両振
子軸の中間にピニオン傘歯車を有する作動輪を配置して
、両振子の間隔を広げることにより、夫々の振子の回転
モーメントを大きくしたので、両振子による水平方向へ
の合成力を利用して幅圧板により地面を鏝で擦りつける
ような振動を与えることができ、従ってアスファルトの
ような舗装面における小石間の隙間を上からでなく、横
方向から押し潰し、舗装面に従来のこの種の締固め機で
は得られなかった美麗な仕上がり面を与えることができ
る。
また、この起振装置では、前後の偏心振子間の中間に作
動軸を配置し、この作動軸の中央部にビニオン傘歯車を
設ける構造なので、作動軸の軸端に設けるシフトレバ−
を駆動軸のプーリーと反対側に設けることによって、比
較的小さい横幅で重量的に左右均等で、直進性を得られ
やすい機体とすることができる。更に作動軸は両振子間
にあって回転するが、両振子の回転による遠心力を全く
受けることはなく、従って中間部のビニオン傘歯車に不
当な力を与えることがないので耐久性のある構造とする
ことができるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る起振装置の構成を示す横断面図、
第2図は縦断面図、第3図は起振装置が前後方向に対し
て振動する中立状態での振子の回転行程を示す説明図、
第4図は第3図の振子回転によって生ずる悩圧板の動き
を示す説明図、第5図は起振装置の前後進時における振
子の回転行程を示す説明図、第6図は起振装置が上下方
向に対して振動する中立状態での振子の回転行程を示す
説明図である。 l:起振体ケース、2:駆動軸、3:従動輪、4.5=
偏心振子、6:プーリー、7:駆動歯車、9:作動軸、
10.11  :シフトギア、12.13:伝動歯車、
14.15:傘歯車、16:軸、17:ビニオン傘歯車
、18:シフトレバ−,19:幅圧板、20:原動機 特許出願人  三笠産業株式会社 FIG、3 FIG、4 FIG、5 FIG、6 C■・■− Cヒニーーニソ ■の7 ■■〆 ■■2 ■■・ ■■ビ ■■/ ■の・ ■■φ ■eh ■■ゆ ■■・ ■■※

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)互いに平行な駆動側偏心振子軸と従動側偏心振子
    軸との中間に、軸端を器外から回転操作することのでき
    る作動軸を前記両振子軸と平行に配置し、該作動軸には
    夫々外端に伝動歯車を有し内端には傘歯車を有する一対
    のシフトギアを回転自在に軸装すると共に、該作動軸の
    中央部に該作動軸と直交する軸によってピニオン傘歯車
    を軸着して、前記シフトギアの両内端傘歯車を前記ピニ
    オン傘歯車を介して噛合連結させ、前記一方のシフトギ
    アの伝動歯車と駆動側偏心振子軸上の駆動歯車を噛合わ
    せると共に、他方のシフトギアの伝動歯車と従動側偏心
    振子軸上の従動歯車とを噛合わせたことを特徴とする振
    動締固め機の起振装置。
JP15236990A 1990-06-11 1990-06-11 振動締固め機の起振装置 Pending JPH0444506A (ja)

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JP15236990A JPH0444506A (ja) 1990-06-11 1990-06-11 振動締固め機の起振装置

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JP15236990A JPH0444506A (ja) 1990-06-11 1990-06-11 振動締固め機の起振装置

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JPH0444506A true JPH0444506A (ja) 1992-02-14

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ID=15539024

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JP15236990A Pending JPH0444506A (ja) 1990-06-11 1990-06-11 振動締固め機の起振装置

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JP (1) JPH0444506A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003509192A (ja) * 1999-09-10 2003-03-11 ワツカー ヴエルケ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンデイトゲゼルシヤフト 地面突固め機のための振動発生器
KR100443878B1 (ko) * 2000-10-11 2004-08-09 미쯔루 마루야마 유압셔블 부속장치용 다지기장치
JP2007132503A (ja) * 2005-11-10 2007-05-31 Takao Nukada 減速装置付き油圧シリンダ
JP2007530827A (ja) * 2004-03-25 2007-11-01 ワツカー コンストラクション イクイップメント アクチェンゲゼルシャフト 地盤締固め装置
JP2008157324A (ja) * 2006-12-22 2008-07-10 Kayaba Ind Co Ltd 流体圧シリンダのクッション構造

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