JPS6156724B2 - - Google Patents

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JPS6156724B2
JPS6156724B2 JP58061408A JP6140883A JPS6156724B2 JP S6156724 B2 JPS6156724 B2 JP S6156724B2 JP 58061408 A JP58061408 A JP 58061408A JP 6140883 A JP6140883 A JP 6140883A JP S6156724 B2 JPS6156724 B2 JP S6156724B2
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JP
Japan
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eccentric
rolling wheel
eccentric mass
vibration
outer peripheral
Prior art date
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JP58061408A
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English (en)
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JPS59185206A (ja
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Hisanori Sadahiro
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Sakai Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sakai Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Priority to IT47992/84A priority patent/IT1177647B/it
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Publication of JPS6156724B2 publication Critical patent/JPS6156724B2/ja
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E01CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
    • E01CCONSTRUCTION OF, OR SURFACES FOR, ROADS, SPORTS GROUNDS, OR THE LIKE; MACHINES OR AUXILIARY TOOLS FOR CONSTRUCTION OR REPAIR
    • E01C19/00Machines, tools or auxiliary devices for preparing or distributing paving materials, for working the placed materials, or for forming, consolidating, or finishing the paving
    • E01C19/22Machines, tools or auxiliary devices for preparing or distributing paving materials, for working the placed materials, or for forming, consolidating, or finishing the paving for consolidating or finishing laid-down unset materials
    • E01C19/23Rollers therefor; Such rollers usable also for compacting soil
    • E01C19/28Vibrated rollers or rollers subjected to impacts, e.g. hammering blows
    • E01C19/286Vibration or impact-imparting means; Arrangement, mounting or adjustment thereof; Construction or mounting of the rolling elements, transmission or drive thereto, e.g. to vibrator mounted inside the roll
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B06GENERATING OR TRANSMITTING MECHANICAL VIBRATIONS IN GENERAL
    • B06BMETHODS OR APPARATUS FOR GENERATING OR TRANSMITTING MECHANICAL VIBRATIONS OF INFRASONIC, SONIC, OR ULTRASONIC FREQUENCY, e.g. FOR PERFORMING MECHANICAL WORK IN GENERAL
    • B06B1/00Methods or apparatus for generating mechanical vibrations of infrasonic, sonic, or ultrasonic frequency
    • B06B1/10Methods or apparatus for generating mechanical vibrations of infrasonic, sonic, or ultrasonic frequency making use of mechanical energy
    • B06B1/16Methods or apparatus for generating mechanical vibrations of infrasonic, sonic, or ultrasonic frequency making use of mechanical energy operating with systems involving rotary unbalanced masses
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E01CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
    • E01CCONSTRUCTION OF, OR SURFACES FOR, ROADS, SPORTS GROUNDS, OR THE LIKE; MACHINES OR AUXILIARY TOOLS FOR CONSTRUCTION OR REPAIR
    • E01C19/00Machines, tools or auxiliary devices for preparing or distributing paving materials, for working the placed materials, or for forming, consolidating, or finishing the paving
    • E01C19/22Machines, tools or auxiliary devices for preparing or distributing paving materials, for working the placed materials, or for forming, consolidating, or finishing the paving for consolidating or finishing laid-down unset materials
    • E01C19/23Rollers therefor; Such rollers usable also for compacting soil
    • E01C19/28Vibrated rollers or rollers subjected to impacts, e.g. hammering blows
    • E01C19/287Vibrated rollers or rollers subjected to impacts, e.g. hammering blows with vibrated elastically-deformable or elastomer-faced rolling elements or with such elements subjected to impacts, e.g. multi-roll vibratory apparatus with an endless elastomer belt passed around the rolls
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/18Mechanical movements
    • Y10T74/18544Rotary to gyratory
    • Y10T74/18552Unbalanced weight

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Road Paving Machines (AREA)
  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は締固め機械の振動機構に関する。
〔従来の技術〕
従来締固め機械において締固め能率を向上する
ため転動輪を振動せしめるには、転動輪の回転中
心線に沿つて転動輪に設けた回転軸に偏心荷重を
取付け、該回転軸を回転させることにより転動輪
を該転動輪の接地部に対し上下に振動せしめてい
た。
〔発明が解決しようとする問題点〕
この従来技術は地盤を通じて上下振動が伝翻す
るので、住宅地や地盤振動を嫌う施設近傍におけ
る施工で振動公害を発生する欠点があるほか舗装
合材の骨材をたたき破壊する欠点があつた。ま
た、この上下振動を行う締固め機械は、上下振動
が直接転動輪の回転軸に働き、サスペンシヨンゴ
ムに剪断方向(上下方向)の力として働くことに
より機械本体の垂直荷重及び駆動力と合成されて
大きな剪断力となるから、これに耐えるサスペン
シヨンゴムとして多少防振効果を損なつても、バ
ネ定数の高い(硬い)、大きな形状のものを採用
することとなり、コストも高くなり必然的にサス
ペンシヨンゴムで吸収できない振動が機械本体の
フレームに伝わるため、操縦者に大きな疲労を与
えるという問題点もあつた。また上下振動をする
転動輪に弾性材コーテイングをした締固め機械は
弾性材により上下動のエネルギーが吸収されるの
で締固め性能が著しく劣る欠点があつた。
本発明は上記の事情に鑑みなされたものであ
り、その目的は振動公害の発生を可及的に防止す
ると共に締固め能率の優れる締固め機械の振動機
構を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段及びその作用〕 上記の問題点を解決するため、本発明において
は、転動輪に偏心質量の回転軸を、該回転軸の回
転中心線が該転動輪の半径方向に平行な直線を成
分とする方向の直線上に位置するように、回転自
在に設け、上記回転軸の軸芯に対する偏心質量の
偏心位置を定めて、上記偏心質量の回転軸を回転
させることにより上記転動輪の接地部をほぼ水平
面内で振動せしめるよう構成したことを特徴とす
る。
前記偏心質量の設けられた回転軸は、転動輪の
回転中心線上の少なくとも二箇所以上に位置すれ
ば好適である。上記の如く、回転軸が転動輪の回
転中心線上の二箇所に位置する場合、前記偏心質
量の偏心位置を転動輪の起振駆動軸の軸方向と異
なる方向に偏心させれば、転動輪の接地部を水平
面内で締固め機械の進行方向に対し前後方向に振
動せしめることができる。また、回転軸が転動輪
の回転中心線上の二箇所に位置する場合、前記偏
心質量の偏心位置を転動輪の起振駆動軸の軸方向
と同一方向に偏心させれば、転動輪の接地部を水
平面内で締固め機械の進行方向に対し左右方向に
振動せしめることができる。
なお、前記転動輪は剛性本体の外表面に弾性材
をコーテイングしても好適である。
上記構成を採用したことにより、転動輪の接地
部を上下振動に比較して地盤の特性上振動減衰効
率が高いほぼ水平面内で振動せしめることができ
るので振動公害を起こさず効率のよい締固め作業
をすることができる。
〔実施例〕
以下本発明の実施例について図面に基づき説明
をする。第1図は本発明に係る振動機構を適用す
る締固め機械1を例示する側面図である。2は原
動機、走行装置、操向装置、操縦席等が配備され
た車台、3は車台2に設けた走行輪である。車台
2には転動輪4を支持するフレーム5が連接ピン
6を介して取付けられている。
第2図は本発明の第1実施例を示す断面図であ
る。フレーム5の左右にアクスル7,7が設けら
れ、該アクスル7,7内にサスペンシヨンゴム
8,8を介して取付体9,9が固着される。一方
転動輪4の内部に側板10,10が設けられ、側
板10,10の中央に輪軸11,11が形成され
る。該輪軸11,11は前記取付体9,9に軸受
12,12,12,12を介して軸支されてい
る。
左右いずれかの取付体9に起振用の油圧モータ
13が固着され、該油圧モータ13の出力軸にカ
ツプリングを介して装着したベベルギヤ14の起
振駆動軸15は、前記輪軸11内に軸受16,1
6を介して軸支されている。一方側板10の側面
には転動輪4の回転中心線Aに直交する直線上に
回転中心線Bを有する回転軸17A,17Bが軸
受18,18,18,18を介して軸支されてい
る。各回転軸17A,17Bの内方端に固着され
たベベルギヤ19A,19Bは前記ベベルギヤ1
4に噛合する。また各回転軸17A,17Bの外
方端には偏心質量20A,20Bが取付けられて
いる。該偏心質量20A,20Bの相互関係は、
転動輪4の軸方向には同一方向に偏心し、且つ転
動輪4の半径上に180度相反する位置関係であ
る。
なお転動輪4は鋼板製本体4aの外周面にゴム
などの弾性材コーテイング4bを形成してなるも
のである。
次にこの第1実施例に係る振動機構の作用につ
いて説明をする。締固め機械1の走行を停止した
状態で油圧モータ13により回転軸17A,17
Bを矢印の如く回転させると、第3図において偏
心質量20Aの外周端は回転中心線Bを中心とし
て位置C,D,E,Fの順に回転し、偏心質量2
0Bの外周端は回転中心線Bを中心として位置
C,F,E,Dの順に回転をする。この回転中に
偏心質量20Aの外周端が位置Cを通過するとき
偏心質量20Bの外周端も位置Cを通過するの
で、第3図において転動輪4にBからCに向かう
方向の遠心力が作用をする。この力を第2図にお
いてPで示す。
同様に回転中に偏心質量20Aの外周端が位置
Eを通過するとき偏心質量20Bの外周端も位置
Eを通過するので、第3図において転動輪4にB
からEに向かう方向の遠心力が作用をする。この
力を第2図においてRで表わす。
また回転中に偏心質量20Aの外周端が位置D
を通過するとき偏心質量20Bの外周端は位置F
を通過するので、第4図において転動輪4にG方
向に回転をする力が作用する。従つて転動輪4の
接地部21には地面をほぼ水平な前後方向の力が
作用をする。この力を第2図においてQで表わ
す。同様に回転中に偏心質量20Aの外周端が位
置Fを通過するとき、偏心質量20Bの外周端は
位置Dを通過するので、転動輪4の接地部21に
は上記Qと逆向きの力Sが作用をする。
このように偏心質量20A,20Bが回転をす
ると水平面上で連続的に方向を変える放射状の力
P〜Q〜R〜S〜Pが転動輪4に働き該転動輪4
の接地部21に作用をするから、該接地部21は
矢印Tの如く水平面上の円周状又は循環状の振動
をする。また締固め機械1を走行させながら偏心
質量20A,20Bを回転させると、転動輪4の
接地部21は、上記の水平振動と走行に伴なう前
進又は後退運動とが合成された水平運動を行なう
ことになる。従つて締固め機械1が走行している
状態においても走行を停止している状態において
も、偏心質量20A,20Bを回転させて締固め
作業を行なうと、転動輪4が接地面の土粒子を揺
動するように又は循環的にこねるように運動する
から、舗装合材の骨材の破壊及びヘアクラツクの
発生がなく且つ締固めの能率向上が図られる。
また水平方向の振動は、地盤の特性上、上下振
動に比較して地盤の振動減衰効率が大きく、従つ
て地盤振動を嫌う施設近傍における転圧作業や住
居の多い生活道路の施工に振動公害を大幅に減少
し得る利点と共に、第4図に示す如く発生した前
後方向の振動(第2図におけるS,Qの方向の
力)は、転動輪の回転中心線Aを中心に転動輪廻
りのモーメントとしてのみ働くから転動輪の回転
軸は振動をうけないのでサスペンシヨンゴムには
振動が働かず、また発生した左右方向の振動(第
2図におけるP,R方向の力)は、サスペンシヨ
ンゴムには左右方向の力として働くことになり、
機械本体の垂直荷重及び駆動力とは力の方向が変
わるため剪断力は小さなものとなるから、これに
耐えるサスペンシヨンゴムとしてバネ定数の小さ
い(柔らかい)ものとなり必然的に防振効果が高
くフレーム本体への振動の伝達が小さくなり、操
縦者の疲労を低減させる利点がある。しかも水平
振動を行なうから上下振動に比較して転動輪の牽
引摩擦力が確保されるので急勾配の登坂転圧に非
常に有利である。この第1実施例において転動輪
4は弾性材コーテイングされていることが、振動
方向が水平面内にあるという本発明の特徴と共働
的に機能をすることにより、路面との摩擦係数を
高めるために有効であると共に、路面の微小凹部
にも転動輪4の振動作用が直接及ぶので締固め効
果が大きく転圧能率を一層向上し得るものであ
る。また転動輪4が弾性材コーテイングされてい
るから、特にアスフアルト合材舗装の仕上げ転圧
において、合材移動の減少、クラツクの発生の防
止、緻密な表面仕上げのために有効である。
以上説明をした本発明の第1実施例は特許請求
の範囲に記載された本発明の精神を逸脱しない範
囲内で種々変更をすることができる。例えば偏心
質量の回転軸を、側板と別に転動輪の内周面に取
付けたブラケツトに設けることができる。偏心質
量の回転軸の回転中心線Bは転動輪の回転中心線
Aに直交するものとして示したが、偏心質量の回
転軸の回転中心線Bは転動輪の半径方向に平行な
直線(該半径上にある直線を含む)を成分とすれ
ばよく、故に転動輪の回転中心線A上又は該回転
中心線Aに平行な方向にない限り本発明の範囲に
含まれる。特に該回転中心線Bは転動輪の回転中
心線Aとなす角度が45度以上の範囲にあるなら
ば、油圧モータ13の回転力を有効に水平起振力
に変換することができる。また偏心質量の回転軸
の回転中心線Bは、転動輪の回転中心を通らない
直線上にある場合も本発明の範囲に含まれる。特
に該回転中心線Bは、転動輪の回転中心から転動
輪直径の1/4長さ以内のほぼ転動輪の回転中心の
範囲を通るものであれば、有効な水平起振力を発
生することができる。偏心質量の回転軸は2個設
けるものとして示したが、回転軸を1個のみ設け
ても水平振動を発生せしめることができる。また
回転軸を3個以上設けてもよく、この場合は転動
輪の円周上等配として質量分布を対称ならしめる
ことができる。そして、回転軸を2個以上設ける
場合に各個相互に転動輪の軸方向に間隔を置くこ
とができる。また回転軸を複数個設ける場合に、
各回転軸により発生する円周状又は循環的な振動
が相乗して更に強力な円周状又は循環的な振動と
なる態様に設けることもでき、また各回転軸によ
り発生する円周状又は循環的な振動が特定の方向
において打消し合い且つ他の方向において相乗す
る態様に設けることができる。
その例として第5図に基づき第2実施例を、第
6図に基づき第3実施例を説明する。なお、第1
実施例と同一構成部材には同符号を付し説明は省
略する。
第2実施例は起振駆動軸15の延長部が左側の
輪軸11内に軸受16A,16Aを介して軸支さ
れ、前記駆動軸15に設けたベベルギヤ14A
に、左側の側板10の側面に軸受18,18,1
8,18を介して軸支された回転軸17C,17
Dのベベルギヤ19C,19Dを噛合させてい
る。
そして、偏心質量20A,20B及び20C,
20Dの偏心位置は第2実施例として次のように
定められている。即ち、偏心質量20A,20B
の偏心位置の相互関係及び偏心質量20C,20
Dの偏心位置の相互関係は、転動輪4の回転中心
線上の軸方向の同一方向に偏心し、且つ転動輪4
の半径方向に対し180度相反する位置に配置され
たものである。また、偏心質量20A,20Cの
偏心位置の相互関係及び偏心質量20B,20D
の偏心位置の相互関係は、転動輪4の回転中心線
上の軸方向に180度位相をずらして偏心し、且つ
離間して同じ半径方向に位置するものである。
次にこの第2実施例に係る振動機構の作用につ
いて説明をする。締固め機械1の走行を停止した
状態で油圧モータ13により回転軸17A,17
B,17C,17Dを矢印の如く回転させると、
第7図において偏心質量20Aの外周端は回転中
心線Bを中心として位置D,E,F,Gの順に回
転し、偏心質量20Bの外周端は逆に位置D,
G,F,Eの順に回転し、偏心質量20Cの外周
端は回転中心線Cを中心として位置J,I,H,
Kの順に回転し、偏心質量20Dの外周端は逆に
J,K,H,Iの順に回転をする。この回転中に
偏心質量20Aが外周端が位置Dを通過すると
き、偏心質量20Bの外周端も位置Dを通過する
が、偏心質量20Cの外周端及び偏心質量20D
の外周端が位置Jを通過するので、そのBからD
に向う方向の遠心力はCからJに向う遠心力によ
り打消される。同様に回転中に偏心質量20Aの
外周端が位置Fを通過するとき、偏心質量20B
の外周端も位置Fを通過するが、偏心質量20C
の外周端及び偏心質量20Dの外周端が位置Hを
通過するので、そのBからFに向う方向の遠心力
はCからHに向う遠心力により打消される。
しかし、回転中に偏心質量20Aの外周端が位
置Eを通過するとき、偏心質量20Bの外周端は
位置Gを通過し、偏心質量20Cの外周端が位置
Iを通過するとき、偏心質量20Dの外周端が位
置Kを通過するので、第8図において転動輪4に
L方向(円周方向)に回転する力が相乗して作用
する。同様に回転中に偏心質量20Aの外周端が
位置Gを通過するとき、偏心質量20Bの外周端
が位置Eを通過し、偏心質量20Cの外周端が位
置Kを通過するとき、偏心質量20Dの外周端が
位置Iを通過するので、前記L方向と反対のM方
向(円周方向)に回転する力が相乗して作用す
る。
従つて、偏心質量20A,20B,20C,2
0Dが回転すると転動輪4をL方向に回転させる
力及びM方向(L方向の反対)に回転させる力が
作用する。即ち、この力は接地部21を水平面内
で前後方向に振動させる。
また、締固め機械1を走行させながら偏心質量
20A,20B,20C,20Dを回転させる
と、転動輪4の接地部21は上記前後方向の振動
と走行に伴なう前進又は後退運動とが合成された
水平運動を行うことになる。従つて締固め機械1
が走行している状態においても走行を停止してい
る状態においても偏心質量20A,20B,20
C,20Dを回転させて締固め作業を行うと、転
動輪4が接地面の土粒子を揺動するように又はこ
ねるように運動するから、舗装合材の骨材の破壊
及びヘアクラツクの発生がなく且つ締固め能率の
向上が図られる。また、水平面内の振動は、上下
振動に比較して地盤の特性上振動減衰効率が大き
く、従つて地盤振動を嫌う施設近傍における転圧
作業や住居の多い生活道路の施工に振動公害を大
幅に減少し得ると共に、発生した前後方向の振動
は転動輪の回転軸を中心に転動輪廻りのモーメン
トとしてのみ働くから転動輪の回転軸は振動を受
けず、従つてサスペンシヨンゴムには振動が働か
ないことになり、操縦者に疲労を全く与えない利
点がある。
第3実施例は第6図に示す如く偏心質量の取付
け方以外の構成は第2実施例と同じであるので、
同一構成部材には同符号を付し説明は省略する。
偏心質量20A,20B及び20E,20Fの
偏心位置は第3実施例として次のように定められ
ている。即ち、偏心質量20A,20Bの偏心位
置の相互関係及び偏心質量20E,20Fの偏心
位置の相互関係は、転動輪4の回転中心線上の軸
方向の同一方向に偏心し、且つ転動輪4の半径方
向に対し180度相反する位置に配置されたもので
ある。また、偏心質量20A,20Bの偏心位置
の相互関係及び偏心質量20B,20Fの偏心位
置の相互関係は、転動輪4の回転中心線上の軸方
向に同一方向に偏心し、且つ離間して同じ半径方
向に位置するものである。
次にこの第3実施例に係る振動機構の作用に付
いて説明をする。締固め機械1の走行を停止した
状態で油圧モータ13により回転軸17A,17
B,17C,17Dを矢印の如く回転させると、
第9図において偏心質量20Aの外周端は回転中
心線Bを中心として位置D,E,F,Gの順に回
転し、偏心質量20Bの外周端は逆に位置D,
G,F,Eの順に回転し、偏心質量20Eの外周
端は回転中心線Cを中心として位置H,K,J,
Iの順に回転し、偏心質量20Fの外周端は逆に
H,I,J,Kの順に回転をする。この回転中に
偏心質量20Aの外周端が位置Dを通過すると
き、偏心質量20Bの外周端も位置Dを通過し、
偏心質量20Bの外周端が位置Hを通過すると
き、偏心質量20Fの外周端も位置Hを通過する
ので、転動輪4にBからDに向う方向の遠心力及
びCからHに向う方向の遠心力が相乗して作用す
る。同様に回転中に偏心質量20Aの外周端が位
置Fを通過するとき、偏心質量20Bの外周端も
位置Fを通過し、偏心質量20Cの外周端が位置
Jを通過するとき、偏心質量20Dの外周端も位
置Jを通過するので、転動輪4にBからFに向う
方向の遠心力及びCからJに向う方向の遠心力が
相乗して作用する。
一方、回転中に偏心質量20Aの外周端が位置
Eを通過するとき、偏心質量20Bの外周端が位
置Gを通過するが、同時に偏心質量20Eの外周
端が位置Kを通過し、偏心質量20Fの外周端が
位置Iを通過するので、転動輪4の円周方向に作
用する力は打ち消し合いキヤンセルされる。
同様に回転中に偏心質量20Aの外周端が位置
Gを通過するとき、偏心質量20Bの外周端が位
置Eを通過するが、同時に偏心質量20Eの外周
端が位置Iを通過し、偏心質量20Fの外周端が
位置Kを通過するので、同じく転動輪4の円周方
向に作用する力は打ち消し合いキヤンセルされ
る。
従つて、偏心質量20A,20B,20E,2
0Fが回転するとBからDに向う方向の遠心力、
CからHに向う方向の遠心力及びBからFに向う
方向の遠心力、CからJに向う方向の遠心力が作
用する。即ち、この遠心力は転動輪4に働き該転
動輪4の接地部21を水平面内で左右方向に振動
させる。
また、締固め機械1を走行させながら偏心質量
20A,20B,20E,20Fを回転させる
と、転動輪4の接地部21は、上記の左右方向の
振動と走行に伴なう前進または後退運動とが合成
された水平運動を行うことになる。従つて締固め
機械1が走行している状態においても走行を停止
している状態においても、偏心質量20A,20
B,20E,20Fを回転させて締固め作業を行
なうと、転動輪4が接地面の土粒子を揺動するよ
うに又はこねるように運動するから、舗装合材の
骨材の破壊及びヘアクラツプの発生がなく且つ締
固めの能率向上が図られる。また水平面内の振動
は、上下振動に比較して地盤の特性上振動減衰効
率が大きく、従つて地盤振動を嫌う施設近傍にお
ける転圧作業や住居の多い生活道路の施工に振動
公害を大幅に減少し得ると共に、発生した左右方
向の振動はサスペンシヨンゴムに左右方向の力と
して働くことになり機械本体の垂直荷重及び駆動
力とは力の方向が変るため小さな剪断力となるか
ら、これに耐えるサスペンシヨンゴムとしてバネ
常数の小さい(柔らかい)ものとなり、必然的に
防振効果が高くフレーム本体への振動の伝達が小
さくなり、操縦者の疲労を低減させる利点があ
る。
なお、実施例では回転軸の長さと、偏心質量の
重さを一定のものとして示したが、これに限定せ
ず、回転軸の長さと偏心質量の重さの積が一定の
ものであればよい。
〔発明の効果〕
本発明は以上の説明から明らかな如く締固め機
械において水平方向の振動により転圧を行うか
ら、転圧能率が高く且つ振動公害の虞れがなく、
操縦者の疲労を低減し、しかも接地面との見掛け
の摩擦係数が高いなど優れた効果をもたらすもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は締固め機械の側面図、第2図は第1実
施例を表す断面図、第3図は第2図の矢視説明
図、第4図は第2図の矢視説明図、第5図は第
2実施例を表す断面図、第6図は第3実施例を表
す断面図、第7図は第5図の矢視説明図、第8
図は第5図の矢視説明図、第9図は第6図の
矢視説明図である。 4……転動輪、4b……弾性材コーテイング、
17A,17B,17C,17D……回転軸、2
0A,20B,20C,20D,20E,20F
……偏心質量、21……接地部、A……転動輪の
回転中心線、B……回転軸の回転中心線。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 転動輪に偏心質量の回転軸を、該回転軸の回
    転中心線が該転動輪の半径方向に平行な直線を成
    分とする方向の直線上に位置するように、回転自
    在に設け、上記回転軸の軸芯に対する偏心質量の
    偏心位置を定めて、上記偏心質量の回転軸を回転
    させることにより上記転動輪の接地部をほぼ水平
    面内で振動せしめるよう構成したことを特徴とす
    る締固め機械の振動機構。 2 前記偏心質量の設けられた回転軸は、転動輪
    の回転中心線上の少なくとも二箇所以上に位置す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    締固め機械の振動機構。 3 前記偏心質量の偏心位置は転動輪の起振駆動
    軸の軸方向と異なる方向に偏心していることを特
    徴とする特許請求の範囲第2項記載の締固め機械
    の振動機構。 4 前記偏心質量の偏心位置は転動輪の起振駆動
    軸の軸方向と同一方向に偏心していることを特徴
    とする特許請求の範囲第2項記載の締固め機械の
    振動機構。 5 前記転動輪は剛性本体の外表面に弾性材をコ
    ーテイングしてなることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の締固め機械の振動機構。
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