JPS59185206A - 締固め機械の振動機構 - Google Patents

締固め機械の振動機構

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JPS59185206A
JPS59185206A JP58061408A JP6140883A JPS59185206A JP S59185206 A JPS59185206 A JP S59185206A JP 58061408 A JP58061408 A JP 58061408A JP 6140883 A JP6140883 A JP 6140883A JP S59185206 A JPS59185206 A JP S59185206A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は締固め機械の振動機構に関する。
従来締固め機械において締固め能率を向上するため転動
輪を振動せしめるには、転動輪の回転中心線に沿って転
動輪に設けた回転軸に偏心荷重を取付け、該回転軸を回
転させることにより転動輪を上下に振動せしめていた。
この従来技術は地盤を通じて上下振動が低利するので、
住宅地や地盤振動を嫌う施設近傍における施工で振動公
害を発生する欠点があった。また上下振動をする転動輪
にゴムコーティングをした締固め機械はゴムにより上下
動のエネルギーが吸収されるので締固め能率が劣る欠点
があった。
本発明は上記の′事情に鑑みなされたものであり、その
目的は転動輪を水平面内で振動せしめることにより振動
公害の発生を可及的に防止すると共に締固め能率の優れ
る締固め機械の振動機構を提供することにある。
以下本発明の実施例について図面に基づき説明をする。
第１図は本発明に係る振動機構な通用する締固め機械工
を例示する側面図である。
２は原動機、走行装置、操向装置、操縦席等が配備され
た車台、３は車台２に設けた走行輪である。車台２には
転動輪４を支持するフレーム５が連接ピン６を介して取
付けられている。
第２図は本発明の第１実施例を示す断面図で　　　　゛
ある。フレーム５の左右にアクスル７．７が設けられ、
該アクスル７．７内にサスペンションゴム８，８を介し
て取付体９，９が固着される。
一方転動輪４の内部に側板１０，１０が設けられ、側板
１０，１０−の中央に輪軸１１．１１が形成される。該
輪軸１１．１１は前記取付体９゜９に軸受１２，１２，
１２．１２を介して軸支されている。
左右いずれかの取付体９に正逆回転をする起振用の油圧
モータ１３が固着され、該油圧モータ１３の出力軸にカ
ップリングを介して装着したベベルギヤ１４の軸１５６
２、前記輪軸１１内に軸受１６，１６を介して軸支され
ている。一方側板１０の側面には転動輪４の回転中心線
Ａに直交する直線上に回転中心線Ｂを有する回転軸１７
Ａ、１７Ｂが軸受１８，１８，１８゜１８を介して軸支
されている。各回転軸１７Ａ。
１７Ｂの内方端に固着されたベベルギヤ１９Ａ。
１９Ｂは前記ベベルギヤ１４に噛合する。また各回転軸
１７Ａ、１７Ｂの外方端には偏心質量２ＯＡ、２０Ｂが
取付けられている。該偏心質１２０Ａ、２０Ｂの相互関
係は、転動輪４の軸方向には同一方向に偏心し、且つ転
動輪４の１８０度相反する半径上に位置するものである
。
なお転動輪４は鋼板製本体４ａの外周面にゴムコーティ
ング４ｂを形成してなるものである。
次にこの実施病に係る摂動機構の作用について説明をす
る。締固め機械１の走行を停止した状態で油圧モータ１
３により回転軸１７Ａ。
１７Ｂを矢印の如く回転させろと、第３図において偏心
質」升１７Ａは位＠ｃ、、Ｔ）、Ｅ、Ｆの順に回転し、
偏心質量１７Ｂは位［Ｃ、Ｆ　、　Ｈ。
Ｄの順に回転をする。この回転中に偏心質量１７Ａが位
置Ｃを通過するとぎ偏心質ｊｉ１７Ｂも位置Ｃを通過す
るので、第３図において転動輪４にＢからＣに向かう方
向の力が作用をする。
この力を第２図においてＰで示す。同様に回転中に偏心
質量１７Ａが位ｔＢを通過するとき偏心質：１ｉ１７Ｂ
も位置Ｅを通過するので、第３図において転動輪４にＢ
からＥに向かう方向の力が作用をする。この力を第２図
においてＲで表わす。
また回転中に偏心質量１７Ａが位置りを通過するとき偏
心質量１７Ｂは位［Ｆを通過するので、第４図において
転動輪４にＧ方向に回転をする力が作用する。従って転
動輪４の接地部２１には地面と平行に前後方向の力が作
用をする。この力を第２図においてＱで表わす。同様に
回転中に偏心質量１７Ａが位置Ｆを通過するとき偏心質
量１７Ｂは位置りを通過するので、転動輪４の接地部２
１には上記Ｑと逆向きの力Ｓが作用をする。
このように偏心質量１７Ａ、１７Ｂが回転をすると水平
面上で連続的に方向を変える放射状の力Ｐ、Ｑ、Ｒ，，
８，Ｐが転動輪４の接地部２１に作用をするから、該接
地部２１は矢印Ｔの如（水平面上の円周状又は循環状の
振動をする。また締固め機械１を走行させながら偏心質
量１７Ａ、１７Ｂを回転させると、転動輪４の接地部２
１は、上記の水平振動と走行に伴なう前進又は後退運動
とが合成された水平運動を行なうことになる。従って締
固め機械１が走行している状態においても走行を停止し
ている状態においても、偏心質量１７Ａ、１７Ｂを回転
させて締固め作業を行なうと、転動輪４が接地面の土粒
子を揺動するように又は循環的にこねるように運動する
から、ヘアクラックの発生がなく且つ締固めの能率向上
が図られる。また水平方向に締固め作用を行なうから、
上下振動に比較して地盤の振動減衰効率が大きく、従っ
て地盤振動を嫌う施設近傍における転圧作業や住居の多
い生活道路の施工に振動公害を大幅に減少し得る利点が
ある。しかも水平振動を行なうから上下振動に比較して
転動輪の牽引摩擦力が確保、されるので急勾配の登板転
圧に有利である。
この実施例において転動輪４はゴムコーティングされて
いることが、振動方向が水平面内にあるという本発明の
特徴と共働的に機能をすることにより、路面との摩擦係
数を高めるために有効であると共に、路面の微小凹部に
も転勤輪４の振動作用が直接及ぶので締固め効果が大き
く転圧能率を一層向上し得るものである。また転動輪４
がゴムコーティングされているから、特にアスファルト
合材舗装の仕上げ転圧において、合材移動の減少、クラ
ックの発生の防止、緻密な表面仕上げのために有効であ
る。
以上説明をした本発明の第１実施例は特許請求の範囲に
記載された本発明の精神を逸脱しない範囲内で捌々変更
をすることができる。偏心質量の回転軸を、側板と別に
転動輪の内周面に取付けたブラケットに設けることがで
きろ。偏心質量の回転軸の回転中心線Ｂは転動輪の回転
中心線ＡＫ面直交るものとして示したが、偏心質量の回
転軸の回転中心線Ｂは転動輪の半径方向に平行な直線（
該半径上にある直線を含む）を成分とすればよく、故に
転動輪の回転中心線Ａ上　又は該回転中心線Ａに平行な
方向にない限り本発明の範囲に含まれる。特に該回転中
心線Ｂは転動輪の回転中心様人となす角度が３０度以上
の範囲乃至４５度以上の範囲にあるならば、油圧モータ
１３の回転力を有効に水平起振力に変換することができ
る。また偏心質量の回転軸の回転中心線Ｂは、転動輪の
回転中心を通らない直線上にある場合も本発明の範囲に
含まれる。特に該回転中心線Ｂは、転動輪の回転中心か
ら転動輪直径の１／４長さ以内の範囲を通るものであれ
ば、有効な水平起振力を発生することができる。偏心質
量の回転軸は２個設けるものとして示したが、回転軸を
１個のみ設けても水平振動を発生せしめることができる
。また回転軸を３個以上設けてもよく、この場合は転動
輪の円周上等配として重量分布を対称ならしめることが
できる。回転軸を２個以上設ける場合に各個相互に転動
輪の軸方向に間隔を置くことができる。また回転軸を複
数個設ける場合に、各回転軸により発生する円周状又は
循環的な振動が相乗し七更に強力な円周状又は循環的な
振動となる態様に設けることもでき、また各回転軸によ
り発生する円周状又は循堤的な振動が特定の方向におい
て打消し合い且つ他の方向において相乗する態様に設け
ることができる。その例として第５図は第２実施例を示
す断面図、第６図は第３実施例を示す断面図である。両
図において第２図の部分に対応する部分には第２図と同
一の符号を付してその説明を省略する。両笑施例とも軸
１５の延長部が輪軸１１内に軸受１６Ａ、１６Ａを介し
て軸支され、軸１５に設けたベベルギヤ１４に、側板１
０の側面に軸受１８．１８，１８．１８を介して軸支さ
れた回転軸１７Ｃ，１７Ｄのベベルギヤ１９Ｃ，１９Ｄ
を噛合させている。第５図にあっては回転軸１７Ａ、１
７Ｂに設けた偏心質量２０Ａ、２０Ｂと同一位相で回転
軸１７Ｃ，１７Ｄに偏心質量２０Ｃ，２０Ｄが設けられ
ているから、油圧モータ１３により回転軸１７Ａ、１７
Ｂ、１７Ｃ，１７Ｄを回転させると、偏心質量２０Ａ。
２０Ｂによる水平面上の円運動と偏心質量２０Ｃ，２０
Ｄによる水平面上の円運動とが前後方向の振動を打消し
合い且つ左右方向の振動を相乗させるものである。また
第６図にあっては回転軸１７Ａ、１７Ｂに設けた偏心質
量２０Ａ。
２０Ｂと１８０度異なる位相で回転軸１７Ｃ９１７Ｄに
偏心質量２０Ｅ、２０Ｆが設けられているから、油圧モ
ータ１３により回転軸１７Ａ。
１７Ｂ、１７Ｃ，１７Ｄを回転させると、偏心質量２０
Ａ、２０Ｂによる水平面上の円運動と偏心質量２０Ｅ　
、２０Ｆによる水平面上の円運動とが左右方向の振動を
打消し合い且つ前後方向の振動を相乗させるものである
。
本発明に係る水平振動を起させる振動機構に、上下振動
を起させる起振装置を併設して、クラッチの切換えによ
り両振動を選択して使用することができる。
本発明は以上の説明から明らかな如く締固め機械におい
て水平方向の振動により転圧を行うから、転圧能率が高
（且つ振動公害の虞れがなく、しかも接地面との見掛け
の摩擦係数が高いなど優れた効果をもたらすものである
。
【図面の簡単な説明】
第１図は締固め機械の側面図、第２図は第１実施例を表
す断面図、第３図は第２図の１矢視説明図、第４図は第
２図の１ｖ矢視説明図、第５図は第２実施例を表す断面
図、第６図は第３実施例を表す断面図である。 ４・・・転動輪 ４ｂ・・・ゴムコーティング １７Ａ、１７Ｂ、１７Ｃ，１７Ｄ・・・回転軸２０Ａ、
２０Ｂ、２０Ｃ，２０Ｄ、２０Ｅ。 ２０Ｆ・・・偏心質量 ２１・・・接地部 Ａ・・・転動輪の回転中心線 Ｂ・・・回転軸の回転中心線 牙３図 牙４図 牙５図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. （１）　　転動輪に偏心質量の回転軸を、該回転軸の回
    転中心線が該転動輪の半径方向に平行な直線を成分とす
    る方向の直線上に位置するように、回転自在に設け、前
    記偏心質量の回転軸を回転させることにより前記転動輪
    の接地部をほぼ水平面内で振動せしめるよう構成したこ
    とを特徴とする締固め機械の振動機構。
  2. （２）　　前記転動輪は剛性本体の外表面に弾性材をコ
    ーティングしてなることを特徴とする特許請求の範囲第
    １項記載の締固め機械の振動機構。
JP58061408A 1983-04-07 1983-04-07 締固め機械の振動機構 Granted JPS59185206A (ja)

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DE (1) DE3413091A1 (ja)
FR (1) FR2543854B1 (ja)
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