JP2007239398A - アスファルトフィニッシャー - Google Patents
アスファルトフィニッシャー Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007239398A JP2007239398A JP2006066874A JP2006066874A JP2007239398A JP 2007239398 A JP2007239398 A JP 2007239398A JP 2006066874 A JP2006066874 A JP 2006066874A JP 2006066874 A JP2006066874 A JP 2006066874A JP 2007239398 A JP2007239398 A JP 2007239398A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tamper
- base plate
- strike
- edge
- contact surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Abstract
【構成】 ストライキオフ21の背部にピン51で枢着されたテンションバー24aの後端をフレーム23Aに設けたブラケット23jを挿通させ、ばね52をバー24aにねじ込んだナット54で引く。これによってタンパエッジ25はベースプレート23とストライキオフ21でばね力を用いて挾持される。ベースプレート23及びストライキオフ21夫々とタンパエッジ25の接触面が摩耗しても隙間は生じないし、アスファルトが内部へ入ることが抑制され、更に振動が減少する。
【選択図】 図2
Description
アスファルトフィニッシャーを走行させる走行装置と、
合材を車輌前部のホッパーから車輌後部へ搬送する合材搬送装置と、
合材をアスファルト舗装の幅に広げるねじ羽根と、
合材を施工する面に押し付けるスクリードと、
を有し、
スクリードは、夫々がアスファルトフィニッシャーの走行方向に直角で水平方向に長いストライキオフと、タンパエッジと、ベースプレートを走行の順に有し、ストライキオフはベースプレート上部のフレームに支持され、接地面に交叉する長手方向の対タンパエッジ接触面を有し、タンパエッジは長手方向に直角な断面がほぼ方形でスクリードに上下に微動の往復動するようにベースプレート上部のフレームに設けた駆動手段に連結されストライキオフの対タンパエッジ接触面に接する前接触面と前接触面とベースプレートに接触する後接触面と合材を衝き固める接地面とを有し、ベースプレートはタンパエッジの後接触面に接触する対タンパエッジ接触面と合材を均す接地面とを有し、
ストライキオフとベースプレートを弾性的に引き寄せて、ストライキオフの対タンパエッジ接触面とタンパエッジの前接触面とを弾力で加圧すると共にタンパエッジの後接触面とベースプレートの対タンパエッジ接触面を弾力で加圧する弾性部材を有する加圧装置を有することを特徴とするアスファルトフィニッシャーである。
アスファルトフィニッシャーを走行させる走行装置と、
合材を車輌前部のホッパーから車輌後部へ搬送する合材搬送装置と、
合材をアスファルト舗装の幅に広げるねじ羽根と、
加振装置を備え合材を施工する面に加振し乍押し付けるスクリードと、
スクリードの後端に設けられたスクリードマンの搭乗するためのステップと、
を有し、
ステップはスクリードに設けた合材を加振し乍押し付けるベースプレートを有するフレームの支持部材に緩衝装置を介して設けられており、緩衝装置はゴムダンパーと、ばねとばねの圧縮手段とを有し、ばねはステップの重量とスクリードマンの体重によりたわむ長さとを予め圧縮手段で圧縮されており、上記ばねのあらかじめ圧縮された状態において、ステップの上方への振動工程においてゴムダンパーの制振力が作用するようにゴムダンパーには圧縮たわみがない又は圧縮たわみが小さいことを特徴とするアスファルトフィニシャーである。
(1)保守清掃のためにベースプレートを加熱する必要時間が少なくなる。
(2)接触面は弾性部材により常に隙間なく保たれるので、ストライキオフとベースプレート間の引き寄せを常々行う必要がなくなる。
(3)タンパエッジがベースプレートとストライキオフに常にほぼ一定圧力でしかも非常に低い加圧力で加圧されているので摩擦力による減衰作用がありタンパ装置に基づく振動を大幅に軽減できる。
アスファルトフィニッシャーを走行させる走行装置(1,2)と、
合材を車輌前部のホッパーから車輌後部へ搬送する合材搬送装置(18)と、
合材をアスファルト舗装の幅に広げるねじ羽根19と、
合材を施工する面に押し付けるスクリード11,12と、
を有し、
スクリード11,12は、夫々がアスファルトフィニッシャーの走行方向に直角で水平方向に長いストライキオフ21と、タンパエッジ25と、ベースプレート23を走行の順に有し、ストライキオフ21はベースプレート23上部のフレーム23Aに支持され、接地面に交叉する長手方向の対タンパエッジ接触面21fを有し、タンパエッジ25は長手方向に直角な断面がほぼ方形でスクリード11,12に上下に微動の往復動するようにベースプレート23上部のフレーム23Aに設けた駆動手段に連結されストライキオフ21の対タンパエッジ接触面21fに接する前接触面25dと前接触面25dとベースプレート23に接触する後接触面25cと合材を衝き固める接地面(25b)とを有し、ベースプレート23はタンパエッジ25の後接触面25cに接触する対タンパエッジ接触面23dと合材を均す接地面(23a)とを有し、
ストライキオフ21とベースプレート23を弾性的に引き寄せて、ストライキオフ21の対タンパエッジ接触面21fとタンパエッジ25の前接触面25dとを弾力で加圧すると共にタンパエッジ25の後接触面25cとベースプレート23の対タンパエッジ接触面23dを弾力で加圧する弾性部材(52)を有する加圧装置24を有することを特徴とするアスファルトフィニッシャーである。
アスファルトフィニッシャーを走行させる走行装置(1,2)と、
合材を車輌前部のホッパーから車輌後部へ搬送する合材搬送装置(18)と、
合材をアスファルト舗装の幅に広げるねじ羽根19と、
加振装置を備え合材を施工する面に加振し乍押し付けるスクリード(11,12)と、
スクリード(11,12)の後端に設けられたスクリードマンの搭乗するためのステップ10,20と、
を有し、
ステップ10,20はスクリードに設けた合材を加振し乍押し付けるベースプレート23を有するフレーム2Aの支持部材(23m)に緩衝装置を介して設けられており、緩衝装置はゴムダンパー56と、ばね58とばね58の圧縮手段(59,61,62)とを有し、ばね58はステップ10,20の重量とスクリードマンの体重によりたわむ長さとを予め圧縮手段(59,61,62)で圧縮されており、上記ばね58のあらかじめ圧縮された状態において、ステップ10,20の上方への振動工程においてゴムダンパー56の制振力が作用するようにゴムダンパー56には圧縮たわみがない又は圧縮たわみが小さいことを特徴とするアスファルトフィニシャーである。
図6、図7はアスファルトフィニッシャーの側面図及び平面図である。シャーシー枠1は4つの車輪2で支持され、搭載した不図示の内燃機関で矢印イの方向へ走行するようになっている。即ち、車輌としてのアスファルトフィニッシャーは走行装置を有する。なお、走行装置としてはクローラによるものがある。
アスファルトフィニッシャーがアスファルト舗装を施工する幅を決めるのがワイドナースクリード15である。合材を敷き均すスクリードは、施工する幅の基となる中央スクリード11と、施工する幅を調節するワイドナースクリード15で構成される。
既にのべたようにスクリード装置5は中央スクリード11とワイドナースクリード15を備える。図1は中央スクリード11の縦断面図、図2はワイドナースクリードの縦断面図、図3はワイドナースクリードの正面図である。なお、図2は中央スクリードの説明にも用いる。
タンパ装置22はタンパエッジ25、タンパエッジ25をボルト等で一体的に固着したタンパバー26、タンパバー26上面に接してボルト27でもってタンパバー26に固定された連結部材28、図2に示すように連結部材28にボルト29でもって固定された偏心輪部材31、軸受32を介して偏心輪部材31をピン部33bが回転自在に支持している偏心軸33、偏心軸33のジャーナル部33a(図3参照)を回転自在に支持している軸受ブラケット34を有する。軸受ブラケット34はジャーナル部33aを回転自在に支持する図示されない軸受を有する。ピン部33bはジャーナル部33aに対してタンパエッジ25の行程の半分偏心している。
ストライキオフ21は合材を必要量導き入れる導入部21aと、合材をアスファルトフィニッシャーの前進方向へ押し進める迎え板部21bと、ほぼ垂直な前面板部21cとを有する。導入部21aは前進方向前側がわずかに上った傾斜面であり接地面となっている。迎え板部21bは下端側が前進方向に対して上端側よりもわずかに後退した上下方向の面となっている。導入部21aと迎え板部21bの交叉する角部は円弧21dで丸めてある。導入部21aの後端がタンパエッジ25の前接触面25dと接触する対タンパエッジ接触面21fとなっている。
タンパ装置22の駆動手段は、偏心軸33がジャーナル部33aに駆動源から回転力を伝えられることによって回転されるようになっている。中央スクリードとワイドナースクリードでは駆動手段は相違点がある。
タンパエッジ加圧装置24はストライキオフ21とベースプレート23を両者の相対位置にかかわらず常時引寄せて、ストライキオフ21の対タンパエッジ接触面21fとタンパエッジ25の前接触面25dとを加圧すると共にタンパエッジ25の後接触面25cとベースプレート23の対タンパエッジ接触面23dを加圧する加圧部材として弾性部材、例えば、ばね部材52を有する。次に詳細を説明する。
次に上記構成の作用を説明する。アスファルトフィニッシャーが図6、図7において図示矢印イの方向に前進すると、図1、図2に示すように中央スクリード11、ワイドナースクリード15は矢印イの方向に前進する。ホッパー17からコンベア18により図6、図7に示す図示矢印ロ方向に送られた合材はアスファストフィニッシャーの進行方向に直角方向に配設されたねじ羽根19により、左右両側へ送られ、路盤上に散布される。
この散布された合材はアスファルトフィニッシャーの進行により中央スクリード11、ワイドナースクリード15で押しならされこれらの下面により衝き固め、加振、加圧される。
図8は偏心軸33の回転と、タンパエッジ25の変位と、ストライキオフ21の変位と、ベースプレート23の作用を説明する図面である。
今、上死点にあるピン部33bの中心C2及びジャーナル33aの中心C1を通る垂線がタンパエッジ25の前接触面25d、後接触面25c間の2等分位置をとおるものとする。この垂線を連杆中心線RLと称するものとする。ベースプレート23の対タンパエッジ接触面23dを垂直面とする。ベースプレート23とタンパエッジ25が面接触する状態はピン部33bが偏心軸33の偏心回転に関して上死点又は下死点にあるときである(図8(a),(d)参照)。なお、図8は作用を分り易くするため偏心軸33の偏心量を誇張して大きく画いてある。
図8(a)から偏心軸33が図示矢印ハの方向に回転するとピン部33bが上死点から矢印ハの方向に回転し直ちにタンパエッジ25を押し下げると共に連杆中心線RLは上部を右方へ変位して傾くのでタンパエッジ25の左下角25eがベースプレート23の対タンパエッジ接触面23dに線状に接触する。また、タンパエッジ25の右上角25fがストライキオフの対タンパエッジ接触面21fに線状に接触する。同時に、ストライキオフ21はタンパエッジの角25fに押されて、ストライキオフ21をフレーム23Aに枢着しているピン36を中心にして図1、図2のばね部材52のばね力に抗して矢印ニの方向に回動する。この時ストライキオフ21はピン51、テンションバー24a、ナット54、座金53を介して弾性部材であるばね部材52を圧縮する。そして、タンパエッジの角25eはベースプレート23の対タンパエッジ接触面23d上を下方へ摺動する。また、タンパエッジの角25fはストライキオフの対タンパ接触面21f上を下方へ摺動する。
図8(b)から(c)に示すように、ピン部33bが矢印ハの方向に回動して、図8(a)に示す位置からの回動した角度が90度になると、連杆中心線RLは垂直線に対する傾きがほぼ最大となる。このとき、タンパエッジの後接触面25cとベースプレート23の対タンパエッジ接触面23d間のなす角αは角25eを頂点としてほぼ最大となる。そして、ストライキオフ21もピン36を中心に更に矢印二の方向に回動してほぼ回動限度位置に達する。このとき、タンパエッジの前接触面25dとストライキオフ21の対タンパエッジ接触面21f間のなす角βは角25fを頂点としてほぼ最大となる。このときタンパエッジの角25eはベースプレート23の対タンパエッジ接触面23dに対して引き続き下方へ摺動し、タンパエッジの角25fはストライキオフの対タンパエッジ接触面21fに対して下方に摺動する。
図8(c)からピン部33bが矢印ハの方向に回動するとき、連杆中心線RLの垂直線に対する角度は減少して行き角α、βも減少して行く。図8(d)において接触角α、βとも零となる。このときタンパエッジ25は最も降下した位置となり、前接触面25dはストライキオフの対タンパエッジ接触面21fと面接触し、後接触面25cはベースプレートの対タンパエッジ接触面23dと面接触する。
かかる図8(a)から(d)のタンパエッジ25の下降により合材は衝き固められる。
次に図8(d)から(e)のようにピン部33bが矢印ハの方向に回動するとき、連杆中心線RLはピン部33bが左方に移動するので上側が左方になるように傾き、タンパエッジの角25hがベースプレート23の対タンパエッジ接触面23dに線接触し、角25gがストライキオフの対タンパエッジ接触面21fに線接触して、これらの角25f,25gは上昇する。タンパエッジ25の下面25bは衝き固めた合材表面から離れる。
図8(d)から(a)にピン部33bが図示矢印ハの方向に回転することにより上記タンパエッジの角25hはベースプレート23の対タンパエッジ接触面23dと摺動し、角25gはストライキオフ21対タンパエッジ接触面21fと摺動し、タンパエッジ25は上昇する。
図8(a)のタンパエッジ25の上昇限度位置において、タンパエッジの前接触面25dはストライキオフ21の対タンパエッジ接触面21fと面接触し、後接触面25cはベースプレート23の対タンパエッジ接触面23dと面接触する。
上記図8(a)から(d)のタンパエッジ25の降下により合材は衝き固められる。これによる合材は下層側まで締め固められる。
ここで従来例ではどのような現象が生ずるかを考えて見る。
そこで、例えば図9(b)のように連杆中心線RLが垂直に対してほぼ最大角度の場合にベースプレート23とストライキオフ21を引き寄せると、タンパエッジの角25e,25fはベースプレート23とストライキオフ21に押される。ベースプレート23とストライキオフ21を引き寄せる力が大きくなると、タンパエッジ25は反時計方向に傾動し、角α,βを減少させ偏心軸33を矢印ホの方向に回転させる。タンパエッジ25は上昇して、図9(a)に示すように、タンパエッジの前接触面25dはストライキオフの対タンパエッジ接触面21fと、及びタンパエッジの後接触面25cはベースプレート23の対タンパエッジ接触面23dと、夫々面接触する。上述のように従来ベースプレートとストライキオフは可能な限り強固に締付けるとされているので各接触面25dと21f,25cと23dが面接触した後もベースプレート23とストライキオフ21を強く引き寄せて締付ける。
なほ、図9(b)はピン部33bが水平方向真横を向いているので上述のようになるが、今図9(b)において、連杆中心線RLが偏心軸33のピン部33bの中心が画く円Kに接する位置にピン部33bの中心があるとする。そのときベースプレート23とストライキオフ21を引き寄せると、ピン部33bは図示矢印ホの方へ回動する場合もあり、矢印ハの方向に回動する場合もある。矢印ハの方向へ回動した場合は、図9(c)に示すようにタンパエッジ25は角α,βを減少させ乍ら降下してタンパエッジ25と対するストライキオフ21、ベースプレート23の接触は面接触となる。
上述のように連杆中心線RLが傾いている状態、傾いていない状態においてベースプレートとストライキオフを引き寄せると図9(a)又は(c)のようになる。
モータ43、油圧モータ48が駆動されると、図9(a)において、矢印ハの方向に偏心軸33のピン部33bが回動すると、タンパエッジ25は連杆中心線RLの傾動に従って傾くと共に下降する。その際、タンパエッジの角25f,25eはストライキオフ21及びベースプレート23の対タンパエッジ接触面21f及び23d間を押し拡げる。タンパエッジの角25fとストライキオフの対タンパエッジ接触面21f、タンパエッジの角25eとベースプレート23の対タンパエッジ接触面23d間には急速に大きな力が発生する。そして、この力はピン部33bが図9(b)まで回動するとほぼ最大となる。このとき、タンパエッジ25がストライキオフ21及びベースプレート23に加える上記力の変化は大きい。図9(a)の状態でベースプレート23とストライキオフ21を近ずけるように大きな力で締結してあるため、ベースプレート23に対してストライキオフ21は逃げることができないので、タンパエッジの角25e,25fでもってベースプレート23とストライキオフの夫々の対タンパエッジ接触面23d,21fが加圧された状態で、タンパエッジ25が移動するため、大きな摺動抵抗が生ずる。
図9(a)から(c)のようにピン部33bの回転によりタンパエッジ25は角25e,25fがベースプレート23とストライキオフの対タンパエッジ接触面23d,21fを摺動し乍降下し、図9(c)の状態となり、タンパエッジの前接触面25dとストライキオフの対タンパエッジ接触面21fとが面接触し、タンパエッジの後接触面25cがベースプレート23の対タンパエッジ接触面23dと面接触する。
この際、タンパエッジの角25e,25fとベースプレート23、ストライキオフ21夫々の対タンパエッジ接触面23d,21f間の接触している力は急速に減少する。
図10はベースプレート23とストライキオフ21の関係位置が図9(a),(c)の位置で一定するように、ベースプレート23とストライキオフ21がタンパエッジ25と面接触して締結されている場合において、断面方形のタンパエッジ25がベースプレート23及びストライキオフ21の対タンパエッジ接触面23dを摩耗する状態を示す。
上記においては、タンパエッジの形状を方形としたがベースプレート及びストライキオフの対タンパエッジ接触面を夫々平面とし、タンパエッジの前接触面、後接触面をタンパエッジの上下動に伴うこの平面に対する包絡面(中高の面)としてもよい。
なお、図11に示すようにタンパ装置の駆動装置は既にのべたのと同様としてタンパ装置が偏心輪33のピン部33bとタンパエッジ25の上部とピン25iで結合した連杆47を用いた場合はタンパエッジ25はベースプレート23の対タンパエッジ接触面23d、ストライキオフの対タンパエッジ接触面21fとは摩耗によりストライキオフ21がピン36を中心に傾くことを無視すると面接触状態を大体に保つが、ベースプレート23、ストライキオフ21の対タンパエッジ接触面23d,21fが摩耗して来てタンパエッジ25とベースプレート23及びストライキオフ21の間に隙間が生ずる。この隙間が生じても従来例ではベースプレート23とストライキオフ21の関係位置は変化しないので、路盤側のアスファルトはこの隙間を通じてタンパエッジ25上に侵入する。従って、このようにしてもベースプレートとストライキオフの関係位置は頻繁に調整を行う必要がある。本実施例においては連杆47を用いたタンパ装置においても、既に述べたとおりの効果が生ずる。
タンパ装置を備えたアスファルトフィニッシャーではスクリードのベースプレートを加振する加振装置を備えた上にタンパ装置が振動を発生させるのでタンパ装置を備えないアスファルトフィニッシャーよりも大きく振動する。しかし、後者にあっても、スクリードに加振装置を備えているので大きく振動する。特に、スクリードマンが乗るステップは加振装置を取り付けてあるフレームに片持梁状に取り付けざるを得ないので大きく振動する。特にワイドナースクリードに付されているステップは位置の関係もあって大きく振動する。しかも、ワイドナースクリードに付されているステップはスクリードマンがほぼ常時立った姿勢で搭乗している。そこで既にのべたようにひざ腰を傷めることが多いのである。
1…シャーシー枠
2…車輪
3…ピン
4…アーム
5…スクリード装置
7…固定軸
8…中央スクリード枠
9…操作ハンドル
10…ステップ(中央)
11…中央スクリード
12…ワイドナースクリード
13…ワイドナー枠
14…ガイドバー
15…ワイドナースクリード
17…ホッパー
18…コンベア
19…ねじ羽根
20…ステップ(ワイドナー) 20a…ふみ板 20b…下板 20b1…穴
21…ストライキオフ 21a…導入部 21b…迎え板部 21c…前面板部 21d…円弧 21e…ブラケッド 21f…対端タンパエッジ接触面 21f1,21f2…凹面 21g…ブラケット
22…タンパ装置
23…ベースプレート 23A…フレーム 23a…下面(接地面) 23b…燃焼室 23c…天板 23d…対タンパエッジ接触面 23d1,23d2…凹面 23e…前板 23f…上板 23g…側板 23h,23i,23j…ブラケット 23k…フランジ 23m…ブラケット 23m1…丸穴
24…加圧装置 24a…テンションバー 24a1…ヨーク部
25…タンパエッジ 25a…斜面 25b…下面(接地面) 25c…後接触面 25d…前接触面 25e,25f,25g,25h…角
26…タンパバー
27…ボルト
28…連結部材 28a…アングル部材 28b…棒材
29…ボルト
30…ボルト
31…偏心輪部材
32…軸受
33…偏心軸 33b…ピン部
34…軸受ブラケット 34a…ブラケット本体 34a1…長穴 34e…ボルト
35a…通しねじ 35c,35d…ナット
36…ピン
37…支持部材 37a…ブラケット 37b…横片 37c…竪片 37d…長穴
38…支持部材 38a…ブラケット 38b…長穴
39…調節ねじ
40,41…ボルト
42…プーリ
43…モータ 43a…モータ軸
44…プーリ
45…Vベルト
46…スライドベース
47…連杆
48…油圧回転モータ
49…自在継手
51…ピン
52…ばね部材(弾性部材)
53…座金
54…ナット
55…ばね装置
56…ゴムダンパー 56a…防振ゴム 56b…円板 56c…おねじ部材
57…容器 57a…つば 57b…底
58…ばね
59…植ボルト
61…座金
62…ナット
63…ナット
Claims (5)
- アスファルト舗装の施工を行うアスファルトフィニッシャーにおいて、
アスファルトフィニッシャーを走行させる走行装置と、
合材を車輌前部のホッパーから車輌後部へ搬送する合材搬送装置と、
合材をアスファルト舗装の幅に広げるねじ羽根と、
合材を施工する面に押し付けるスクリードと、
を有し、
スクリードは、夫々がアスファルトフィニッシャーの走行方向に直角で水平方向に長いストライキオフと、タンパエッジと、ベースプレートを走行の順に有し、ストライキオフはベースプレート上部のフレームに支持され、接地面に交叉する長手方向の対タンパエッジ接触面を有し、タンパエッジは長手方向に直角な断面がほぼ方形でスクリードに上下に微動の往復動するようにベースプレート上部のフレームに設けた駆動手段に連結されストライキオフの対タンパエッジ接触面に接する前接触面と前接触面とベースプレートに接触する後接触面と合材を衝き固める接地面とを有し、ベースプレートはタンパエッジの後接触面に接触する対タンパエッジ接触面と合材を均す接地面とを有し、
ストライキオフとベースプレートを弾性的に引き寄せて、ストライキオフの対タンパエッジ接触面とタンパエッジの前接触面とを弾力で加圧すると共にタンパエッジの後接触面とベースプレートの対タンパエッジ接触面を弾力で加圧する弾性部材を有する加圧装置を有することを特徴とするアスファルトフィニッシャー。 - 前記加圧装置はベースプレート上部のフレームの上部にアスファルトフィニッシャーの進行方向に直角で水平方向の軸心でもって枢着されたストライキオフの背面の下部に一端が枢着されてアスファルトフィニッシャーの進行方向の後方へ向ってのび、ベースプレート上部のフレームに設けたブラケットを挿通し、他端にねじを有するテンションバーと、テンションバーの他端側に挿入された弾性部材であるばね部材と、テンションバーの他端のねじにねじ込まれたねじ部材と、を有し、ねじ部材を締め込み前記ブラケットとねじ部材間のばね部材の圧縮によりテンションバーでもってストライキオフとベースプレートをタンパエッジを介して加圧することを特徴とする請求項1に記載のアスファルトフィニッシャー。
- ストライキオフはベースプレートに対して上下位置を調節可能で且つアスファルトフィニッシャーの進行方向に関し、接地面に対する傾斜角度を調節可能に固定されていることを特徴とする請求項2に記載のアスファルトフィニッシャー。
- アスファルト舗装の施工を行うアスファルトフィニッシャーにおいて、
アスファルトフィニッシャーを走行させる走行装置と、
合材を車輌前部のホッパーから車輌後部へ搬送する合材搬送装置と、
合材をアスファルト舗装の幅に広げるねじ羽根と、
加振装置を備え合材を施工する面に加振し乍押し付けるスクリードと、
スクリードの後端に設けられたスクリードマンの搭乗するためのステップと、
を有し、
ステップはスクリードに設けた合材を加振し乍押し付けるベースプレートを有するフレームの支持部材に緩衝装置を介して設けられており、緩衝装置はゴムダンパーと、ばねとばねの圧縮手段とを有し、ばねはステップの重量とスクリードマンの体重によりたわむ長さとを予め圧縮手段で圧縮されており、上記ばねのあらかじめ圧縮された状態において、ステップの上方への振動工程においてゴムダンパーの制振力が作用するようにゴムダンパーには圧縮たわみがない又は圧縮たわみが小さいことを特徴とするアスファルトフィニシャー。 - タンパ装置を有することを特徴とする請求項4に記載のアスファルトフィニシャー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006066874A JP4166249B2 (ja) | 2006-03-13 | 2006-03-13 | アスファルトフィニッシャー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006066874A JP4166249B2 (ja) | 2006-03-13 | 2006-03-13 | アスファルトフィニッシャー |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008127979A Division JP4204638B2 (ja) | 2008-05-15 | 2008-05-15 | アスファルトフィニッシャー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007239398A true JP2007239398A (ja) | 2007-09-20 |
JP4166249B2 JP4166249B2 (ja) | 2008-10-15 |
Family
ID=38585198
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006066874A Expired - Fee Related JP4166249B2 (ja) | 2006-03-13 | 2006-03-13 | アスファルトフィニッシャー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4166249B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009133167A (ja) * | 2007-12-01 | 2009-06-18 | Sumitomo (Shi) Construction Machinery Manufacturing Co Ltd | 舗装機械のタンパ装置における合材侵入防止装置 |
CN102795164A (zh) * | 2012-08-16 | 2012-11-28 | 中联重科股份有限公司 | 摊铺机及其脚踏板装置 |
WO2018157966A1 (de) * | 2017-03-03 | 2018-09-07 | Dynapac Gmbh | Verfahren zum betreiben eines strassenfertigers und einbaubohle für einen strassenfertiger |
CN111601929A (zh) * | 2018-01-03 | 2020-08-28 | 沃尔沃建筑设备公司 | 摊铺机和用于摊铺机整平板高度校准的方法 |
-
2006
- 2006-03-13 JP JP2006066874A patent/JP4166249B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009133167A (ja) * | 2007-12-01 | 2009-06-18 | Sumitomo (Shi) Construction Machinery Manufacturing Co Ltd | 舗装機械のタンパ装置における合材侵入防止装置 |
CN102795164A (zh) * | 2012-08-16 | 2012-11-28 | 中联重科股份有限公司 | 摊铺机及其脚踏板装置 |
WO2018157966A1 (de) * | 2017-03-03 | 2018-09-07 | Dynapac Gmbh | Verfahren zum betreiben eines strassenfertigers und einbaubohle für einen strassenfertiger |
CN111601929A (zh) * | 2018-01-03 | 2020-08-28 | 沃尔沃建筑设备公司 | 摊铺机和用于摊铺机整平板高度校准的方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4166249B2 (ja) | 2008-10-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8206061B1 (en) | Eccentric vibratory weight shaft for utility compactor | |
US6019544A (en) | Edge compacting device for an asphalt paver | |
CN110857546B (zh) | 用于铺路机的振荡组件 | |
JP4166249B2 (ja) | アスファルトフィニッシャー | |
JPS6156724B2 (ja) | ||
Rasmussen et al. | How to reduce tire-pavement noise: better practices for constructing and texturing concrete pavement surfaces. | |
JP4204638B2 (ja) | アスファルトフィニッシャー | |
US20170073906A1 (en) | Compactor machine cleaning device | |
CN108978417A (zh) | 一种水泥混凝土路面振捣整平机具 | |
JP3150927U (ja) | アスファルトフィニッシャーのタンパ装置 | |
US6302619B2 (en) | Powered inertia propelled screed apparatus | |
CN207469051U (zh) | 一种用于无轨智能摊铺机的摊铺振动辊装置 | |
JP3635389B2 (ja) | 振動板装置 | |
JP3170836U (ja) | アスファルトフィニッシャーのタンパ装置 | |
JP3957594B2 (ja) | アスファルトフィニッシャー | |
RU114962U1 (ru) | Устройство для уплотнения асфальтобетонной смеси при ямочном ремонте дорожного покрытия | |
Rasmussen et al. | How to Reduce Tire-Pavement Noise: Interim Better Practices for Constructing and Texturing Concrete Pavement Surfaces | |
JP3794931B2 (ja) | スクリード装置におけるタンパ装置 | |
JP3056352B2 (ja) | アスファルト舗装装置 | |
CN220132683U (zh) | 一种沥青路面摊铺机 | |
CN2837369Y (zh) | 振动平板夯 | |
KR102173619B1 (ko) | 아스팔트 콘크리트 혼합물 도로포장 설비 및 이를 이용한 시공방법 | |
CN1766234A (zh) | 振动平板夯 | |
JP2001336113A (ja) | 道路の舗装装置 | |
JP6902494B2 (ja) | スクリード装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071009 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20080303 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20080319 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080408 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080515 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080729 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080729 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110808 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110808 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140808 Year of fee payment: 6 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |