JP3170836U - アスファルトフィニッシャーのタンパ装置 - Google Patents

アスファルトフィニッシャーのタンパ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】タンパ装置を備えたアスファルトフニッシャーにおけるタンパエッジ回りに固着したアスファルトを急速に除去できるアスファルトフニッシャーのタンパ装置を提供する。【解決手段】タンパエッジ25、タンパバー26の境目に油通路26aを設ける。油通路26aに向って細穴のあいた油分配管56をタンパバーに沿って設ける。給油導入管56bは図示されない給油源に弁、ポンプを介して連通している。給油導入管56bから供給されるアスファルトを溶解する軽油は給油分配管56の細穴から吹き出し、タンパエッジ25の廻りに流れてタンパエッジ25の側面を流下する。これによってタンパエッジ25回りに固着したアスファルトを急速に溶かす。【選択図】図1

Description

本考案はアスファルト舗装の施工を行うアスファルトフィニッシャーのタンパ装置に関する。
アスファルト舗装道路は、アスファルト舗装を幾層にも施工した複数のアスファルト層から構成される。アスファルト舗装は、天然の砂、砂利、粉砕した石等の骨材とストレートアスファルトを混合した合材を締め固めた層からなり、アスファルト舗装は合材が固化したものである。
アスファルトフィニッシャーは、施工業者の基地からトレーラ又はトラック等で施工現場へ運ばれる。施工現場おいてアスファルトフィニッシャーは、アスファルト合材プラントで混合し、トラックやダンプカー等で施工現場に運ばれた合材を敷き均す工程を担当する。合材は、トラックやダンプカーからアスファルトフィニッシャーに直接受け渡され、アスファルト舗装の幅に広げられ、下層路盤に押し付けられて敷設される。
通常のアスファルト舗装道路においては、雨水が道路に染み込まないので、通行する車のタイヤと路面との間に水の膜ができてブレーキが効かなくなる現象(ハイドロプレーニング現象)が発生して、雨天時の交通事故原因となることなどから、近年、高規格道路と呼ばれる排水性舗装道路が高速道路や幹線道路等で採用されている。排水性舗装道路は、ハイドロプレーニング現象の解消の他に、水跳ねによる運転者の視界の悪化防止効果があり、騒音の軽減効果もあるとされる。
排水性舗装道路では、表層に染み込んだ雨水が、その下の基層上を流れて、排水溝に集められる構成となる。この際、雨水を染み込ませる表層は、通常の舗装よりもやや粗めの骨材に砂や石粉を配合し、ゴムや樹脂を添加して接着力を高めたアスファルトと混合した合材で施工する。これにより、雨水が通過する無数の連通した空隙が存在する表層ができるので、路面に降った雨水は短時間で表層を通過するため路面に水溜りはできない。
排水性舗装道路では、例えば粒径13〜5ミリメートル(6号砕石)と中砂と石粉とからなる骨材にアスファルトを配合して合材としている。上記における砕石は通常の舗装道路に用いられる舗装材の砕石より粒径が大きい。粒径が大きい砕石を結合するためタール分の多いアスファルトをより多く使用する。また、アスファルトフィニッシャーのベースプレートだけで敷き均しても砕石はしめ硬められないのでタンパ装置が用いられる。タンパ装置は合材と接地して合材を衝き固めるタンパエッジを上下動させる駆動手段を設けている。タンパエッジは、アスファルトフィニッシャーの進行方向のタンパエッジの前方にあるストライキオフと後方にあるスクリードベースプレート(以下、単にベースプレートという)との間にある。
従来のタンパ装置は偏心軸に枢着された偏心輪部材とタンパエッジは剛結されている。この構成によればタンパエッジは上下動の際にわずかに傾動して、タンパエッジのベースプレート、ストライキオフとの接触面側で一方の角がベースプレート、ストライキオフの面に接触して摺動する。このときのタンパエッジの前記のベースプレートとストライキオフと接触しない他方の角とベースプレート又はストライキオフとの隙間は0.05ミリメートル程度である。これによって、通常タンパエッジの方が硬度が大きいのでベースプレートとストライキオフのタンパエッジとの接触面は偏磨耗する。
この磨耗は短期間に生じ、ベースプレート及びストライキオフとタンパエッジ間に隙間が生ずる。放置すると、この隙間から合材が進入しスクリード内で固着する。スクリード内で固着した合材は加熱と手作業で除去する。ストライキオフを外したりしなければこれら作業は出来ないので多大の作業時間を要する。そこで、ストライキオフとベースプレート間の関係位置を定める締結部材を頻繁に締め込む。
そこで、特許文献1に示すように偏心軸側をクランクとし、タンパエッジを滑り子として滑り子クランク機構によりタンパエッジを駆動するとタンパエッジはベースプレート、ストライキオフと夫々面接触して摺動することにより、上記課題は一応解消する。
特許文献1 実登第3150927号公報
なし
上記何れのタンパ装置においても、タンパエッジはベースプレートとストライキオフとは接触して摺動する。アスファルト舗装を施行すると、この摺動面間の隙間を通じて施行面からタンパ装置を内蔵している空間へアスファルトは侵入する。高規格の排水性舗装ではタール分の多いアスファルトを用いるので上記摺動面を通じて上記空間へ侵入するアスファルトは多くなる。このため、このアスファルトは冷却するとタンパエッジ回りで固着するのでタンパ装置は駆動出来なくなる。
アスファルトフニッシャーの始動時に暖気運転(ベースプレートの加熱をいう)に必要以上に長く例えば30分位運転してベースプレート等からの伝熱によって固着したアスファルトを融解している。
更に、タンパエッジ回りの摺動面間の隙間を通じて上昇する溶けたアスファルトはタンパ装置の振動等もあって飛散してタンパエッジを駆動する偏心軸回りに固着して堆積する。このため、例えば1ヶ月に1回はストライキオフを分解してタンパ装置回りに固着したアスファルトをバーナで融解することも行われる。
上記の結果、日々の始動時に30分位ベースプレートを過熱した後、舗装の施行に入る。このため、アスファルトフニッシャーの実稼動時間の損失が大きい。
この考案はタンパ装置を備えたアスファルトフニッシャーにおけるタンパエッジ回りに固着したアスファルトを急速に除去できるアスファルトフニッシャーのタンパ装置を提供することを目的とする。
本出願に係る第1の考案は、
アスファルトフィニッシャーのタンパ装置において、
一体とされたタンパエッジとタンパバーの長手方向に沿って配設された長手方向に沿って油出口を有する給油分配管と、
アスファルトを溶解する洗浄油を貯留したタンクと、
タンクから給油分配管を結ぶ可焼性配管を含む送油管と、
送油管に介装され、タンク内の油を吸込み給油分配管に給送するポンプと、
送油管に介装された開閉弁と、
給油分配管の油出口から供給された油を一体とされたタンパエッジとタンパバーの前後方向の両側に給油するように設けた油通路と、
を有することを特徴とするアスファルトフニッシャーのタンパ装置。
本出願に係る第2の考案は、
給油分配管の油出口から供給された油を一体とされたタンパエッジとタンパバーの前後方向の両側に給油するように設けた油通路は、タンパエッジとタンパバーの合せ面に近くに給油分配管を配設し、給油分配管の油出口が望む位置に入口が設けられたタンパエッジとタンパバーの合わせ目に設けられた油通路である請求項1に記載のアスファルトフニッシャーのタンパ装置。
この考案によれば始業時におけるアスファルトフニッシャーのタンパ装置を速やかに稼動可能できる。これによって、アスファルトフニッシャーの実稼動時間が増大する。
タンパ装置をアスファルトフニッシャーの側方から見る斜視図である。 中央スクリードの縦断面図である。 ワイドナースクリードの縦断面図である。 ワイドナースクリードの内部を見る正面図である。 加圧装置の略斜視図である。 タンパ装置の略斜視図である。 アスファルトフィニッシャーの側面図である。 図7の平面図である。 図2の一部拡大図である。 付着アスファルト除去用油圧回路図である。
以下、本考案の実施例を図面に従って説明する。
以下の説明において左右とはアスファルトフニッシャーの進行方向で見て左右のことである。また、前後方向とはアスファルトフニッシャーの進行する方向と同方向に関していう。
(全体構成)
図7、図8はアスファルトフィニッシャーの側面図及び平面図である。シャーシー枠1は4つの車輪2で支持され、搭載した不図示の内燃機関で矢印イの方向へ走行するようになっている。即ち、車輌としてのアスファルトフィニッシャーは走行装置を有する。なお、走行装置としてはクローラによるものがある。
シャーシー枠1に根本をピン3結合されたアーム4端にはスクリード装置5が設けてある。両側のアーム4先端は横架材で結合され両アーム間をわたって固定軸7が設けられ、固定軸7に中央スクリード枠8が回転自在に支持されている。中央スクリード枠8は操作ハンドル9によって傾動される。
中央スクリード枠8の左右にわたる枠部材には中央スクリード11が固定されている。中央スクリード枠8にはワイドナー支持枠12が固定されている。ワイドナー支持枠12にはワイドナー枠13が左右両側の方向に伸縮自在に取り付けられている。ワイドナー枠13には水平方向に案内として円孔が設けられ、この円孔に案内部材のガイドバー14が出入り自在に摺動するように嵌合しており、ガイドバー14の先端にワイドナー枠13が固定されている。ワイドナー枠13にはワイドナースクリード15が支持されている。
中央スクリード11は車輛の進行方向に該ワイドナースクリード15より前方に有り、両者は常に端部が重なっている。ワイドナースクリード15と中央スクリード11の下面は同一平面上に存在する。なお、アスファルトフィニッシャーによってはワイドナースクリードを備えないものがあるが後述するタンパ装置はワイドナースクリードの無い場合にも適用される。
スクリード装置5には不図示ではあるがスクリード11,15のベースプレート部を加振するために不図示の加振装置を備えている。また、両スクリード11,15のベースプレート部を加熱するための加熱手段を備えている。また、後述にのべるタンパエッジ回りの固着アスファルトを溶解する装置のタンク61A、開閉弁65及びその他の部材が中央スクリード11、又はワイドナースクリード15に付設してある。
作業時は車輛を前進し、説明を省略した本体用の油圧装置でもってアーム4をピン3を中心に回転してスクリード装置5を所要の舗装面となる位置まで下げ、車輌前部に設けたホッパー17にアスファルト合材(以下合材という)を投入すると図7に図示した矢印ロの方向に移動するコンベヤ18により車輌後部に配設したねじ羽根19に送られ、車輌進行方向に直角方向に配されたねじ羽根19により、左右両側へ送られ、路盤上に散布され、アスファルトフィニッシャーの進行により中央スクリード11、ワイドナースクリード15で押しならされこれらの下面により加振加熱押圧される。なお、後述するタンパ装置を備えており、同時に合材の衝き固めが行われる。
(ワイドナー)
アスファルトフィニッシャーがアスファルト舗装を施工する幅を決めるのがワイドナースクリード15である。合材を敷き均すスクリードは、施工する幅の基となる中央スクリード11と、施工する幅を調節するワイドナースクリード15で構成される。
ワイドナースクリード15は、矢印イで示すアスファルトフィニッシャーの進行方向に対してスクリードの左右両翼を構成し、中央スクリード11と前後方向で共にスクリードを構成する。
ワイドナースクリード15は、中央スクリード11と前後方向で一定の隙間を保った状態で、車体の前後方向で見て重なりを常に有する。
(スクリード装置)
既にのべたようにスクリード装置5は中央スクリード11とワイドナースクリード15を備える。図2は中央スクリード11の縦断面図、図3はワイドナースクリードの縦断面図、図4はワイドナースクリードの正面図である。なお、図3は中央スクリードの説明にも用い、図2はワイドナースクリードの説明にも用いる。
図2、図3に示すように中央スクリード11、ワイドナースクリード15はストライキオフ21とタンパ装置22と、ベースプレート23と、加圧装置24とを主に有する。なお、タンパ装置22は中央スクリード11、ワイドナースクリード15において駆動手段(駆動装置)の駆動源側を除くと同様な構成であるので、駆動手段の異なる点を除いて同符号を用いる。
ベースプレート23はフレーム23Aの下端に固定されている。ここでフレーム23Aとは燃焼室23bの周壁を構成する前板23e、天板23cを含む部材、上にのびる前板23eと、その上端に設けた上板23fで一体に設けてある。このフレーム23Aは図7に示す中央スクリード枠8、又はワイドナー枠13に固定されている。
ベースプレート23の下面23aが合材に接する接地面である。ベースプレート23は中央スクリード11、ワイドナースクリード15夫々の全幅にわたる(ここで幅とはアスファルトフィニッシャーの進行方向に直角方向の長さをいう、以下同じ)ベースプレート23を加熱するために図示されない熱源で加熱された加熱空気が送り込まれる燃焼室23bがベースプレート23に設けてある。燃焼室23bはベースプレート23のほぼ全幅にわたる。燃焼室23bを構成する天板23c上には図示されない加振装置が設けてある。
燃焼室23bに送り込まれる加熱空気でベースプレート23が約120°Cに加熱される。それだけでなく熱伝導によりタンパ装置22、ストライキオフ21が加熱される。合材は振動するベースプレート23の下面23aで加圧された状態でアスファルトフィニッシャーの図示矢印イの方向の進行により敷き均される。合材を迎え入れるため下面23aは前端部に前上りの斜面23a1(図3参照)を有するがこれを除いて平面である。
ベースプレート23の前部には対タンパエッジ接触面23dが設けてある。対タンパエッジ接触面23dはタンパエッジ25の後接触面25cと後に詳述するタンパエッジ加圧装置24の作用で常時圧接している。
前板23eの上部はそのままほぼ垂直に立ち上り、水平方向の上板23fにつながる。
そしてスクリード幅の端部となるベースプレート23を有するフレーム23Aの両端部は側板23gとなっている。ベースプレート23は厚肉鋼板をボルト30で燃焼室23bの構成材に設けたフランジ23kに固定してある。
(タンパ装置)
図3に示すように、タンパ装置22はタンパエッジ25、タンパエッジ25をボルト27で一体的に固着したタンパバー26、タンパバー26上部に嵌合して溶接でもってタンパバー26に固定されたブラケット28、一端がブラケット28にピン29でもって回転自在に連結され他端が偏心ピン部33bに回転自在に連結された連杆31、軸受32を介して連杆31をピン部33bが回転自在に支持している偏心軸33、偏心軸33のジャーナル部33a(図4参照)を回転自在に支持している軸受ブラケット34を有する。軸受ブラケット34はジャーナル部33aを回転自在に支持する図示されない軸受を有する。ピン部33bはジャーナル部33aに対してタンパエッジ25の行程の半分偏心している。
タンパエッジ25は図2、図3に図示のように長手方向に直角な断面がほぼ四角形をしており、合材を衝き固めるために合材に接する接地面は水平な下面25bとアスファルトフィニッシャーの進行方向の合材を迎え入れるように前部が傾斜した斜面25aを有する。タンパエッジ25は超高張力鋼を焼入したものである。タンパエッジ25の長手方向に直角な断面寸法は前後方向の厚さ25ミリメートル、高さ27から50ミリメートル程度であり、スクリード11,15の夫々全幅にわたる長さを有する。
タンパエッジ25と同長のタンパバー26がタンパエッジ25の上面に平行して接触しボルト27でもって固定されている。タンパバー26は厚さ25(−公差)ミリメートルである。タンパバー26はタンパエッジ25の垂直荷重に対する強度、曲げ剛性を強化する。同時にタンパエッジ25の合材衝き固めのための慣性重量を得るようにしてある。タンパバー26は普通鋼材である。なお、タンパバー26は前後方向の厚さがタンパエッジ25の同厚さよりもわずかに小さい。タンパバー26はベースプレート23の対タンパエッジ接触面23d、ストライキオフの対タンパエッジ接触面21fとは接触しない。
図4に示すように連杆31はベースプレート23を固定したフレーム23Aの長手方向(アスファルトフニッシャー1の幅方向)の両側に配設されている。偏心軸33はジャーナル部33aから偏心したピン部33bで軸受32(図3参照)を介して連杆31の上端を回転自在に支持している。
連杆31の下端はブラケット28の二又となったヨーク部28bに嵌合し、且つ偏心軸33に平行なピン29でもって枢着されている。
軸受ブラケット34は上下方向の位置を調節可能にフレーム23Aに固定されている。
図3に示すように、そのための装置は前板23eに設けた図示されない上下方向の案内にガイドされるブラケット本体34aと、ブラケット本体34aの上端に下端がねじ込み固定され、上端部がベースプレート23の上方の上板23fに固定されたブラケット23hを挿通する通しねじ35aと、通しねじ35aにねじ込まれブラケット23hを挟持するナット35c,35d(図4参照)と、ブラケット本体34aの上下方向に長い長穴34a1を挿通して前板23eにねじ込まれるボルト34eを有する。
ボルト34eを弛めて、ナット35c,35dの位置を変えることによりブラケット本体34aは上下動する。そこで、偏心軸33、軸受32、連杆31、ピン29、ブラケット28を介してタンパバー26と一体のタンパエッジ25は上下に位置を変える。これによって、タンパエッジ25の上下位置及びベースプレート23の接地面とタンパエッジ25の接地面との平行度及びタンパエッジ25の上下位置を調整する。調整後はナット35c,35dをブラケット23hに対し締め込み、ボルト34eを締める。
(ストライキオフ)
ストライキオフ21は合材を必要量導き入れる導入部21aと、合材をアスファルトフィニッシャーの前進方向へ押し進める迎え板部21bと、ほぼ垂直な前面板部21cとを有する。導入部21aは前進方向前側がわずかに上った傾斜面であり接地面となっている。迎え板部21bは下端側が前進方向に対して上端側よりもわずかに後退した上下方向の面となっている。導入部21aと迎え板部21bの交叉する角部は円弧21dで丸めてある。導入部21aを構成する部材の後端がタンパエッジ25の前接触面25dと接触する対タンパエッジ接触面21fとなっている。
ストライキオフ21はベースプレート23上のフレーム23A上部に位置を調節可能に枢着されている。
ストライキオフ21はピン36でフレーム23Aに枢着されている。このピン36の軸心はアスファルトフィニッシャーの進行方向に直角で水平方向である。ピン36はストライキオフ21の背後の上部の両端部に夫々ある。ピン36はストライキオフ21の背面上部に上下の位置を調節可能に固定された支持部材37と、フレーム23Aの上板23fに固定されたブラケット23i上に前後方向に位置を調節可能(調整用送り装置は説明を省略)に固定された支持部材38の夫々の穴に嵌合している。
支持部材37は図2、図3に示すように逆L形をしている。そしてストライキオフ21の上部に設けたブラケットの穴を挿通する上下方向の調節ねじ39が支持部材37にねじ込まれている。支持部材37に設けた上下方向の長穴を挿通してボルト40がストライキオフ21にねじ込み固定されている。ここで調節ねじ39は例えば六角ボルトである。
六角ボルト40を弛めて調節ねじ39を回転することによりストライキオフ21は上下動できる。所望位置でボルト40を締めるとストライキオフ21の上下方向の位置が定まる。この調節ボルト39はストライキオフ21の幅方向において2個所あるのでストライキオフ21の幅方向における導入部(接地面)21aの水平面に対する傾きを調整できる。
支持部材38は前後方向に長い長穴を有する。支持部材38はアスファルトフニッシャーの前後方向の長穴を挿通するボルト41をブラケット23iにねじ込み前後方向に位置を調節可能にブラケット23iに固定されている。ボルト41を弛めてストライキオフ21の上部を前後に位置を調整した後にボルト41を締め込む。これによってストライキオフ21の左右前後方向の傾きが調節できる。
フレーム23Aの長手方向(幅方向)の両端付近に夫々ブラケット23iを設けて、ブラケット23iに支持部材38の前後位置を調節可能としてあるのでストライキオフ21のアスファルトフィニッシャーの進行方向に交叉する方向の水平面内における傾きを調節可能である。これによって長手方向において対タンパエッジ接触面21fをタンパエッジ25の前接触面25dに均一に当接できる。
(タンパ装置の駆動手段)
タンパ装置22の駆動手段は、偏心軸33がジャーナル部33aに駆動源から回転力を伝えられることによって回転されるようになっている。中央スクリードとワイドナースクリードでは駆動手段は相違点がある。
図2には中央スクリード11におけるタンパ装置22の駆動手段が示されている。ジャーナル部33aと同一中心の偏心軸33の軸端33cに固定したプーリ42とモータ43のモータ軸43aに固体されたプーリ44の間には複数のVベルト45が巻掛けてある。
モータ43はフレーム23Aに設けたスライドベース46に図示矢印の前後方向に位置を調節可能に固定されている。
ここで、Vベルト45が前後方向に巻掛けてあるのでジャーナル部33aが上下位置を調節されてもベルト装置の軸間距離は殆ど変化しないのでジャーナル部33aの上下位置による駆動力の変化は無視できる範囲にある。
図4にはワイドナースクリード15におけるタンパ装置22の駆動手段が示されている。フレーム23Aの前板23eに固定された油圧回転モータ48の出力軸と偏心軸33のジャーナル部33aの先端側につづけて設けた軸端部とは自在継手49で連結されている。自在継手49と油圧モータ48の出力軸又は偏心軸33の軸端部とは何れも回転力を伝えるようににスプライン、又はキーを介していて自在継手49の何れかの端部は軸方向に移動可能としてある。
タンパエッジ25の上下位置を調節するとき、偏心軸33がベースプレート23に対して上下し、油圧モータ48の軸心と偏心軸33のジャーナル部33aがくい違うので自在継手49が用いられているものである。
上記において偏心軸33の偏心量は1.5ミリメートル、偏心軸33の回転速度は800r.p.mである。
(タンパエッジの加圧装置)
図3に示すようにタンパエッジ加圧装置24はストライキオフ21とベースプレート23を両者の相対位置にかかわらず常時引寄せて、ストライキオフ21の対タンパエッジ接触面21fとタンパエッジ25の前接触面25dとを加圧すると共にタンパエッジ25の後接触面25cとベースプレート23の対タンパエッジ接触面23dを加圧する加圧部材として弾性部材、例えば、ばね部材52を有する。次に詳細を説明する。
図3,図5に示すようにストライキオフ21の背後の下部に一端がピン51で枢着されてアスファルトフィニッシャーの進行方向の後方へ向ってのび、フレーム23Aに設けたブラケット23jを挿通し他端におねじを有するテンションバー24aが設けてある。テンションバー24aはタンパバー26上方をとおる。又は、図示の場合はタンパバー26の上縁の切り欠き部(図示されない)中を挿通している。
テンションバー24aの一端のヨーク部24a1はストライキオフ21の背部に溶接により固定されたブラケット21gを挟み込み、ヨーク部24a1とブラケット21gの夫々の穴にピン51が丁度嵌合している。
図5に示すようにフレーム23A後部に固定されたブラケット23jのテンションバー24aが挿通する部分はU溝23j1であり、テンションバー24aはピン51を中心にして上方へ回動可能である。
テンションバー24aの他端側には弾性部材が挿入されている。弾性部材としては本例でばね部材52を用いている。具体的には角形の断面を持つ線材を巻いた圧縮コイルばねを用いている。ばね部材52はブラケット23jをばね座としており、テンションバー24aに挿入された座金53を介してねじ込まれたねじ部材であるナット54により締め込まれている。ブラケット23jと座金53間のばね部材52の圧縮によりテンションバー24aでもってストライキオフ21とベースプレート23をタンパエッジ25を介して加圧している。
ばね部材52は本例では外径30ミリメートル又は35ミリメートルの圧縮コイルばねである。テンションバー24aは直径12ミリメートルであり、前記他端のおねじはJISの標準ねじ(並ねじ)である。ナット54の締付トルクは80kg−mであり、テンションバー52にはばね部材52の外径が30ミリメートルの場合には約300kgの引張力が発生する。同じく外径35ミリメートルの場合は約400kgの引張力が発生する。
テンションバー24a、ストライキオフのブラケット21g、フレーム23Aのブラケット23j等は各スクリード11,15夫々の幅方向(長手方向)の両側にあり、2箇所ある。

(給油装置)
タンパエッジの摺動面とこの摺動面と摺動するタンパエッジの相手部材の摺動面との間にアスファルトを溶解する洗浄油を供給する給油装置について説明する。
図1はストライキオフ21をこの図の左方の図形のない方に開いてタンパ装置を見る斜視図である。図2,図3,図9に示すようにタンパエッジ25の前後方向に貫通してタンパエッジ25の上とタンパバー26との間に油通路55が設けてある。
図9に示すようにこの油通路55はタンパエッジ25の上面側にタンパエッジ25の長手方向を横切るように設けられたエッジ側油通路25eと、エッジ側油通路25eと併せて油通路55となるようにバー側油通路26aとを有する。エッジ側油通路25eはタンパエッジ25の上面にストライキオフ21側からベースプレート23側へ下るように傾斜して設けた細長い溝である。バー側油通路26aはタンパバー26の下面に設けられたほぼ水平な前後方向に細長い溝である。エッジ側油通路25eはストライキオフ21に近い側が深さ零である。油通路55はタンパエッジ25、タンパエッジ26の長手方向の全長にわたり多数設けられている。
上記において、タンパエッジ25の前後方向の厚さは25ミリメートルでエッジ側油通路25eの最大深さは4ミリメートル、幅は3ミリメートルである。タンパバー側油通路26aは幅3ミリメートル、深さ1.5ミリメートルである。
図1,図9に示すようにタンパバー26の長手方向に沿ってタンパバー26の側面に給油分配管56が配設されている。給油分配管56はボルト58で持ってタンパバー26に固定された押え具57で固定されている。給油分配管56の長手方向に配列した細口である多数の油出口56aはタンパバー26の長手方向において各々油通路55と位置が一致している。従って、給油分配管56の長さはタンパバー26の長さとほぼ等しい。油出口56aは油通路55のストライキオフ側の入口に向うように左下方に向って傾いている。本例では中空円管である給油分配管56の中心を通る半径方向に設けた油出口56aの傾きは垂直方向に対して60度傾き、油通路55に望んでいる。
本例では給油分配管56はタンパバー26のストライキオフ21に面する側面下方に設けてある。これによって給油分配管56はストライキオフ21を開いた状態(ナット54を緩めてばね部材52を自然長としてピン51を中心にしてテンションバー24aの上方へ回動して、ブラケット23jのU溝23j1からテンションバー24aを外す。ストライキオフ21をピン36を中心にして図3において反時計方向に回動する、これによってストライキオフ21は開くのでタンパ装置22に給油分配管56をタンパバー26に取付出来、保守が容易である。給油分配管56はベースプレート23に面するタンパバー26の側面に設けることもできる。
図1,図2にし示すように給油分配管56の長手方向の中間には給油導入管56bが立上がっている。給油導入管56bと給油分配管56は一体のもので内部は連通している。
アスファルトを溶解する油を貯留したタンク61を備えている。試験装置においては、タンパエッジ回りの溶融したアスファルトを含む回収槽を前記タンクとして用いた。
タンク61はタンパエッジ25の長手方向においても短手方向(前後方向)においても、タンパエッジ25の垂直投影よりも大である。図7に示すようにタンク61は、アーム4をピン3を中心にして回転してスクリード装置5を持上げた状態で、タンパエッジ25の下方で地面上に配設される。タンク61中にアスファルトを溶解できる洗浄油、例えば軽油が貯留されている。
図2,図10に示すようにタンク61内にあるストレーナ62から給油導入管56bまで連通する管接手を介在させて可撓性の配管63が設けられている。配管63にはポンプ64、開閉弁65が介装されている。配管63はストレーナ62とポンプ64の吸込口を連通する吸込管63aと、ポンプ64の吐出口と給油導入管56bと連通する吐出管63bを有する。開閉弁65は本例では吐出管63bに介装してある。
上記において、ポンプ64は電磁ポンプ、開閉弁65は常閉のスプリングオフセット形手動弁である。

(作用)
次に上記構成の作用を説明する。アスファルトフィニッシャーが図7、図8において図示矢印イの方向に前進すると、図2,図3に示すように中央スクリード11、ワイドナースクリード15は矢印イの方向に前進する。ホッパー17からコンベア18により図7、図8に示す図示矢印ロ方向に送られた合材はアスファストフィニッシャーの進行方向に直角方向に配設されたねじ羽根19により、左右両側へ送られ、路盤上に散布される。この散布された合材はアスファルトフィニッシャーの進行により中央スクリード11、ワイドナースクリード15で押しならされこれらの下面により衝き固め、加振、加圧される。
上記作用を詳細に説明する。スクリード11,15の下面は全体としてアタックアングルが付されている。ストライキオフ21で推し進められる合材はその下面へ迎え入れる状態となりストライキオフ21では薄層にならされ軽い力で圧縮される。つづく、アスファルトフィニッシャーの進行により、ストライキオフ21を通過する合材はタンパエッジ25で衝き固められる。
中央スクリード11においてはモータ43が回転しておりプーリ44からVベルト45を介してプーリ42が回転され偏心軸33は回転する。ワイドナースクリード15においては油圧モータ48が回転し自在継手49を介して偏心軸33が回転する。
何れのスクリード11,15においても同様に偏心軸33の回転によりピン部33bはふれ回り偏心輪部材31の上部はピン部33bに追従してふれ回り連杆31を介して下部は連杆31からピン29で連結されていて一体的となっているタンパバー26、タンパエッジ25を上下動させる。
タンパエッジ25の上下動により、タンパエッジの後接触面25cとベースプレートの対タンパエッジ接触面23d及びタンパエッジの前接触面25dとストライキオフの対タンパエッジ接触面21fは摺動する。施工につれて摺動する接触面間を通じて施工面のアスファルトが上昇してストライキオフ21とフレーム23A間の空間側に出て、タンパエッジ25、タンパバー26に付着する。
タンパエッジ25、タンパバー26は例えば油圧回転モータ48、モータ43が1720rev/minとすると1分間に1720ストロークで上下動するのでタンパエッジ25、タンパバー26に付着したアスファルトは飛散し、連杆31、軸受32、偏心軸33等のタンパエッジ25を駆動するための回転運動を直線運動に変換する駆動部材回りに付着する。
日をおいて、アスファルトフニッシャーのタンパ装置を起動しようとすると、タンパ装置は動かない。なんとなれば、前回操業時にタンパエッジ25と摺動する相手部材間に進入したアスファルト、及びタンパエッジ25と摺動する相手部材間をとおりぬけてストライキオフ21とフレーム23Aの間の空間において、ストライキオフ21及びフレーム23Aとタンパエッジ25にわたり、図2,図9に示すようにアスファルト層a及びベースプレート23の前板23eとの間のアスファルト層bが固着している。また、前記アスファルト層a,bに比べて少ないがタンパエッジ25を駆動するストライキオフ21とフレーム23A間にあるタンパエッジの駆動装置の一部の駆動部材回りにも固着する。従って、電動機43、油圧回転モータ48には過負荷を越えてブレーカ、レリーフバブルが動作し、回転出来ない。
そのため、従来は、燃焼室23bに高温ガスを送り込むことを約30分行って、その伝熱で上記固着したアスファルトを加熱溶融することが行われる。このためタンパ装置を必要とする高規格の排水性のある舗装ではアスファルトフニッシャーの実稼動時間が低くなっていた。
本実施例では、アスファルトフニッシャーの作業開始前に図10に示すスイッチ65を投入し電磁ポンプ64を付勢しておく。そして、開閉弁65を手で押して開くと、ストレーナ62、吸込管63aを通じて吸込まれた油は電磁ポンプ64で加圧されて吐出管63bを通じて給油導入管56bに導かれる。
給油導入管56bから給油分配管56に流れた油は給油分配管56の油出口56aから流出して、油通路55の入口付近に向って流れた一部の油はタンパエッジ25の前接触面25dを伝わり流下して前接触面25dとストライキオフ21の対タンパエッジ接触面21fの上方間に固着したアスファルト層aにふりかかり該アスファルト層aを溶融する。給油分配管56の油出口56aから流出して油通路55の入口付近に流れて油通路55に入った油は油通路55を図2,図9において左側から右方へ流れる。このときエッジ側油路55は流れに従って降っているので油通路55に停滞することなく流れて流出する。油通路55から流出した油はタンパエッジ25の後接触面25cを伝わって流下して、タンパエッジ25とベースプレート23の前板23c上部間で固着しているアスファルト層bにふりかかり該アスファルト層bを溶融する。
アスファルト層aとbを溶融した油は更にタンパエッジ25の前後の接触面25c,25dと相手部材の対タンパエッジ接触面21f,23d間で両者を固着させているアスファルトを溶融する。
給油分配管56の長手方向にわたり間隔をおいて設けてある油出口56aから流出する油は上記アスファルト層a,b上をタンパエッジ25の長手方向に従って流れ、タンパエッジ25の長手方向の端部側からタンク61に流下する。
上記のとおり、タンパエッジの前後の接触面とこの接触面と接する相手部材の接触面間を通過した油は夫々溶融したアスファルトを含んでタンク61に流下する。
これによって上記タンパエッジ25回りに固着しているアスファルトは速やかに溶融する。例えば軽油を用いてアスファルトを溶融すると5〜10分弱程度である。
上記において、電磁ポンプ64は夫々フレーム23Aの後部に固定してある。実機においては図7,図8に示すようにタンク61は給油タンク61Aと回収タンク61Bに分けて設けて、給油タンク61Aには軽油を充填し、回収タンク61Bを空の状態でタンパ回りに固着したアスファルトを溶融した後の油を回収するようにした。
1…シャーシー枠
2…車輪
3…ピン
4…アーム
5…スクリード装置
7…固定軸
8…中央スクリード枠
9…操作ハンドル
11…中央スクリード
12…ワイドナースクリード
13…ワイドナー枠
14…ガイドバー
15…ワイドナースクリード
17…ホッパー
18…コンベア
19…ねじ羽根
21…ストライキオフ 21a…導入部 21b…迎え板部 21c…前面板部 21d…円弧 21f…対タンパエッジ接触面 21f1,21f2…凹面 21g…ブラケット
22…タンパ装置
23…ベースプレート 23A…フレーム 23a…下面(接地面) 23a1…斜面 23b…燃焼室 23c…天板 23d…対タンパエッジ接触面 23e…前板 23f…上板 23g…側板 23h,23i,23j…ブラケット 23j1…U溝 23k…フランジ
24…加圧装置 24a…テンションバー 24a1…ヨーク部
25…タンパエッジ 25a…斜面 25b…下面(接地面) 25c…後接触面 25d…前接触面 25e…エッジ側油通路
26…タンパバー 26a…バー側油通路
27…ボルト
28…ブラケット
29…ピン
30…ボルト
31…連杆
32…軸受
33…偏心軸 33a…ジャーナル部 33b…ピン部
34…軸受ブラケット 34a…ブラケット本体 34a1…長穴 34e…ボルト
35a…通しねじ 35c…ナット
36…ピン
37…支持部材
38…支持部材
39…調節ねじ
40,41…ボルト
42…プーリ
43…モータ 43a…モータ軸
44…プーリ
45…Vベルト
46…スライドベース
47…連杆
48…油圧回転モータ
49…自在継手
51…ピン
52…ばね部材(弾性部材)
53…座金
54…ナット
55…油通路
56…給油分配管 56a…油出口 56b…給油導入管
61…タンク
62…ストレーナ
63…配管 63a…吸込み管 63b…吐出管
64…ポンプ
65…開閉弁
66…スイッチ

Claims (2)

  1. アスファルトフィニッシャーのタンパ装置において、
    一体とされたタンパエッジとタンパバーの長手方向に沿って配設された長手方向に沿って油出口を有する給油分配管と、
    アスファルトを溶解する洗浄油を貯留したタンクと、
    タンクから給油分配管を結ぶ可焼性配管を含む送油管と、
    送油管に介装され、タンク内の油を吸込み給油分配管に給送するポンプと、
    送油管に介装された開閉弁と、
    給油分配管の油出口から供給された油を一体とされたタンパエッジとタンパバーの前後方向の両側に給油するように設けた油通路と、
    を有することを特徴とするアスファルトフニッシャーのタンパ装置。
  2. 給油分配管の油出口から供給された油を一体とされたタンパエッジとタンパバーの前後方向の両側に給油するように設けた油通路は、タンパエッジとタンパバーの合せ面に近くに給油分配管を配設し、給油分配管の油出口が望む位置に入口が設けられたタンパエッジとタンパバーの合わせ目に設けられた油通路である請求項1に記載のアスファルトフニッシャーのタンパ装置。
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