JPH01303084A - デジタルサーボ制御方法 - Google Patents

デジタルサーボ制御方法

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JPH01303084A
JPH01303084A JP63132143A JP13214388A JPH01303084A JP H01303084 A JPH01303084 A JP H01303084A JP 63132143 A JP63132143 A JP 63132143A JP 13214388 A JP13214388 A JP 13214388A JP H01303084 A JPH01303084 A JP H01303084A
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JP
Japan
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speed
torque
motor
estimated
torque command
Prior art date
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Pending
Application number
JP63132143A
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English (en)
Inventor
Keiji Sakamoto
坂本 啓二
Heisuke Iwashita
平輔 岩下
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Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はサーボモータの速度をデジタル処理にまり刷部
するデジタルサーボ制御方法に関する。
〈従来技術〉 誘導電動機や同期電動機等の交流モータの速度制御にお
いては、指令速度と実速度の偏差に応した電流指令(ト
ルク指令)を発生して実速度を指令速度に一致させろ。
第7図は従来の速度ループのブロック図であり、1は指
令速度V。、。と実速度VFRの差である速度偏差を演
算する演算器、2は演算器1の出力を積分する積分ゲイ
ンに1の積分器、3は比例ゲイン1(2が設定されてに
2・■F、を出力する比例器、4は積分器と比例器の出
力差を演算してトルクコマンドを発生する演算器、5は
トルク定数に、設定器、6は外乱)・ルクとトルク定数
設定器の出力を加算する演算器、7はモータてありJ、
ばモータイナーシャてある。
この第7図の速度ループにおい゛て、外乱トルクによる
影響はモータの速度変動として現われる。
しかし、モータの速度変動は積分器に、/s及び比例器
に2を通してトルクコマンドに反映されろため、速度ル
ープ全体としては速度変動を小さくする方向に作用する
。そして、このダ乱の抑圧度は速度ループのゲインが高
い程強くなるが、余り速度ループゲインを高めると系全
体が発振状態となるので限界がある。その為、外乱トル
クが大きい場合にはモータの速度変動を十分に押え込む
ことができない場合がある。
〈発明が解決しようとしている課題〉 以上のように、速度ループゲインには限界があるので、
外乱トルクが大きな場合には、モータの速度変動を十分
に抑圧できず、例えば工作機械の切削時、切削面にむら
が出るなどの不具合が発生する。
従って本発明の目的は外乱トルクが大きくてもモータの
速度変動を十分に抑圧できるサーボ制御方法を提供する
ことである。
く課題を解決するための手段〉 第1図は本発明にかかるデジタルサーボ制御の構成図で
ある。
10速度ループ、コ5はトルクコマンド補正部、50は
状態観測器(オブザーバ)、X2(1)は外乱トルク、
X、い)はモータ実速度、交、(+)は推定された外乱
トルク、u(1)は補正後のトルクコマンドである。
〈作用〉 モータ実速度と推定速度の偏差および外乱トルクと外乱
トルクの1W定値との偏差が共に零に収束するように外
モータ速度及び外乱トルクを推定ずろ状態観測器50を
構成し、該状態観測器により推定した外乱)・ルク12
(i)により速度ループ10内のトルクコマンドを補正
し、補正により選られたトルクコマンドu(+)をサー
ボモータ]8に入力する。
〈実施例〉 本発明は、モータ実速度と推定速度の偏差及び外乱トル
クと外乱トルクの膀一定値との偏差が共に零に収束ずろ
ようにダモータ速度及び外乱トルクを推定ずろ状態観測
器を構成し、該状態観測器により推定したトルクにより
サーボモータへ与えろトルクコマンドを補正ずろ。従っ
て、初めに状態観測器の原理について説明ずろ。
状態フィードバックによる制御を行うためには、制御対
象の状態量かすべて各時刻において測定できる乙とが必
要である。しかし、一般の多変数システムでは変数の数
が多い場合に(ま状態量のすべてを直接測定できない場
合が多い。そのために、制御システム内の直接測定でき
る出力から状態量を推定しなければならない。この状態
推定の1つの方法として、制御系のモデルを構成してそ
の出力を比較して推定する方法があり、この推定する手
段が状態観測器(オブザーバ)と称されている。
さて、 n次元線形システム x−Ax+Bu、   x(t)−x。  (1)y=
Cx     ’       (11’を考える。尚
、乙のシステムてu(1)は制御入力(操作量) 、x
 (t)lよ状態、y (t)は出力である。
又、上記システム(プロセス)と同一のシステムをモデ
ルとして構成し、同一の入力を加えるものとすると、該
モデルは以下 ’2 =AQ+Bu、   汝(0)−〇   (21
のように表わせる。乙のとき状態量からXを推定できる
かどうかを考えてみる(第2図参照)。今、システムの
状態X(t)とモデルの状態量(1)との差を X(t)−9(t) −〇 (t)       (3
1とおけば、fl)、 [2)式から e (t)−妥(1)−要(1) −A (X(t)−4(t)) −Ae(t)  (4
)となる。ただし、e(0)−Xoである。(4)式が
漸近安定ならば、すなわちAの固有値の実部がずへて負
ならばt−無限大に対してe(t)−0なろから9(t
)は漸近的にX(1)に近ずく。さもなければ、9(t
)はX(1)の情報を示さず、(2)式からは(])式
で示すシステムの状態を推定できない。
そこで、必ず漸近的にe(t)−+Oとなるようにする
ために、フィードバックを利用することを考える。すな
わち、第3図に示すように元のシステムの出力と推定シ
ステムの出力の差をフィードバックして利用し、次のよ
うに構成する。
x=Ax+Bu+L (y−C9) 、  9. (0
)=O(5)(])式から(5)式を差し引くと e (t)′−A、e (t)−LCe (t)= (
A−LC) e (t)、   e (0)=x0(6
)故に、 e (t)= (exp (A−LC) t4 e (
0)となる。乙のe(t)lよχ(1)−交(1)であ
るから、この特性方程式の根を負にするLが存在すれば
L→無限大で必ずe(1)→0とてき、(5)式のシス
テムで(1)式のシステムの状態観測器になり得る。尚
、上記におし)でA、、B、C,Lは所定の行列マトリ
クスである。
さて、本発明においては、外乱トルクを推定するために
速度ループに対して状態観測器を構成する。第4図はサ
ーボモータの速度制御においてトルクコマンドからモー
タまでの状況を表わしたものである。図中、u(t)は
トルクコマンド、K2(t)(ま外乱トルク、K1(t
)はモータ実速度であり、また16はトルク定数設定部
、17は演算部、18はサーボモータであり、J□はモ
ークイナーンヤである。
状態変数x、、x2に対して が成立ずろ。乙の系を離散値系として扱いサンプリング
タイムをTとすると(7)式は x(i→1)”4A、x (i)”−1−Bdu (i
)    (8)’とおきなおし、これに対して状態観
測器を以下の[9] 、 +101式のように構成する
z (i+1)”=Adx (i)”+Bdu (i)
      (9)受(i)’z(iM−K”(y(i
) −Cz(i)”)   (10)交1.交、はχ1
.X2の推定値である。又、てあり、Cは出力ベクトル
でF It o3である。
よって、 となり、(10)式は λ(i)”=z (i)”十K”C(x、 (i) −
z、 (i))    (](1)’となる。ただし、
K1はゲインベクトルてそして、この時の誤差ベクトル eい)1−90)” −X(i)”は(8] ’ 、 
(9) 、 (101’式を用いて e (i)T−(Ad−K”CA、) e (i−1)
”   (II]となるので、行列(Ad−K” CA
d)の固有値が単位円内にあればe (i)”−+ 0
となり、推定値会(【)Tは実際の値X(i)”に収束
してゆく。
以上の状態観測器を改めて書き直すと z 、(i+1) =x 、(i)+ (T、/ J 
、) ・x、(i)+ (K、T/ J m)u (i
)z 2(i+]) =        交、(])x
、(i)−z、(i)+に、 (x、(i)  z、(
i))礼(i)−:、(i)+に、、 (x、(i) 
−z、(i))       ・・・412]となり、
これをブロック図を用いて示すと状態観測器は第5図の
ようになる。尚、第5図においてZ″1て示すブ四ツク
51〜52は1サンプリング時間遅延部、53〜56は
それぞれゲインに、、、に、、、 KtT/J、、、 
T/J□を設定するゲイン設定部、57〜61は演算部
である。又、x、 (i)はモーター8= 実速度、交、い)は推定された外乱トルク、u(1)は
トルクコマンドである。
第1図は以上の状態観測器50を組み込んだデジタル速
度制御系のブロック図である。
10は速度ループであり、]点鎖線で囲んだ部分(アン
プ、モータ、電流ループ)を除き全てソフトウェアによ
るデジタル演算処理により構成される。50は第5図に
示した状態観測器であり同様にソフ)・ウェアによるデ
ジタル演算処理により構成される。701ま状態観測器
50により推定された外乱トルク交、(1)が入力され
るゲイン設定部であり、推定された外乱トルクをに0倍
して速度ループ]0のトルクコマンド補正部に入力する
速度ループ]0において、]1は指令速度■。。0とモ
ータ速度x、(t)の差である速度偏差を演算する演算
器、12は演算器11の出力を積分する積分ゲインに1
Vの積分器であり、ゲイン設定部12aと加算部コ2b
と1サンプリング時間遅延部12cで構成されている。
」3はに、、V−x、 (i)を出力する比例器、14
は積分器と比例器の出力差を演算してトルクコマンド(
速度ループが計算したトルクコマンド)を発生する演算
器、15は演算器14から出力されたトルクコマンドを
状態観測器50て推定した外乱トルクKli・交、(+
)により補正して補正トルクコマンドuI)を出力する
トルクコマンド補正部(演算器)てある。又、16はト
ルク定数K、設定器、17は外乱トルクX2(1)の加
入部、18はモータでありJ、はモータイナーシャであ
る。尚、トルク定数設定器16、外乱トルク加入部]7
、モータ18(よハードウェア部分である。
状態観測器50は、モータ実速度と推定速度の偏差が零
に収束するように外乱トルクを推定し、推定した外乱ト
ルク臭、l)を比例器70を介して速度ループ10内の
トルクコマンド補正部15に入力し、トルクコマンド補
正部15は外乱による速度変動が抑圧されろようにトル
クコマンドを補正し、該補正されたトルクコマンドu(
1)によりモータに入力する。
第6図は本発明の状態観測器を用いた場合と用いない場
合におけるx 、 / x 2’、すなわち(モータ実
速度)/(外乱トルク)の周波数特性であり、この周波
数特性かられかるように本発明によれば従来方式に比へ
低周波数域(〜15Hz)において外乱によってモータ
が振らねにくトなっている(ロバスト性が向上している
)。
〈発明の効果〉 以上本発明によれば、実速度と推定速度の偏差が零に収
束するように外乱トルクを推定する状態観測器を設け、
該状態観測器により推定したトルクによりサーボモータ
へ与えるトルクコマンドを補正するように構成したから
、外乱トルクが大きくてもモータの速度変動を十分に抑
圧でき、特に低周波数域におけるロバスト性を向上する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかるデジタルサーボ制卸の構成図、 第2図及び第3図は状態観7N器の原理説明図、第4図
は速度ループにおけるトルクコマンドからモータまでの
状況を示す図、 第5図は本発明にかがる外乱推定用の状態観測器のブロ
ック図、 第6図は(モータ実速度)/(外乱トルク)の周波数特
性図、 第7図は従来の速度ループを示すブロック図である。 10・・速度ループ、 15・・トルクコマンド補正部、 50・・状態観測器(オブザーバ)、 x2(i)・・外乱トルク、x、 (i)・・モータ実
速度、9(+)  推定された外乱トルク、 u(1)補正後のトルクコマンド

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 サーボモータの速度をデジタル処理により制御するデジ
    タルサーボ制御方法において、 実速度と推定速度の偏差および外乱トルクと外乱トルク
    の推定値の偏差が零に収束するような状態観測器を設け
    、該状態観測器により推定した外乱トルクによりサーボ
    モータへ与えるトルクコマンドを補正することを特徴と
    するデジタルサーボ制御方法。
JP63132143A 1988-05-30 1988-05-30 デジタルサーボ制御方法 Pending JPH01303084A (ja)

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