JPS61254087A - 直流電動機の速度制御装置 - Google Patents

直流電動機の速度制御装置

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JPS61254087A
JPS61254087A JP60092695A JP9269585A JPS61254087A JP S61254087 A JPS61254087 A JP S61254087A JP 60092695 A JP60092695 A JP 60092695A JP 9269585 A JP9269585 A JP 9269585A JP S61254087 A JPS61254087 A JP S61254087A
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JP
Japan
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speed
motor
control circuit
current
value
Prior art date
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Pending
Application number
JP60092695A
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English (en)
Inventor
Masato Koyama
正人 小山
Shigeo Morimoto
茂雄 森本
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPS61254087A publication Critical patent/JPS61254087A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、直流電動機を用いて負荷機械を駆動する直
流電動機の速度制御装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の制御装置として第5図に示すものかあつ
九。図において、1は直流電動機、2は直流電動機1の
回転速度を検出するための速度検出器〜3は直流電動機
1の電機子電流を検出するための電流検出器、4は直流
電動機1を可変電圧で駆動するための可変電圧電力変換
装置、5は速度指令ω1 を発生するための速度指令発
生器、6は速度指令発生器5の出力と速度検出器2の出
力との間の速度偏差により直流電動機1に供給すべき電
機子電流の指令値を演算する速度制御回路、7は速度制
御回路6の出力と電流検出器3の出力との間の電流偏差
により可変電圧電力変換装置4への制御信号を発生する
電流制御回路である。図のように速度および電流のフィ
ードバック制御を行なうことにより、安定でしかも高速
応答の速度制御性能が得られることが知られている。
ところで、このような直流電動機の速度制御装置は通常
負荷機械を駆動するために用いられるが、直流電動機単
体の慣性に比べて負荷機械の慣性が大きいと速度制御ル
ープの応答が低下してしまつたり、必要外剛性が得られ
ないという不具合を生じる。従って、負荷機械を接続し
穴径で速度制御回路のゲイン定数を調整する必要がある
が、負荷機械によっては調整に時間がかかった夛、また
工作機械などではギヤチェンジの度にゲイン定数を調整
し直さなければならないという問題を生じる。
この問題を解決するための手門として、適応制御理論の
応用が考えられる。例えば、この理論を応用した制御シ
ステムの一般的な構成として第6図に示すものがあった
。この構成は例えば、文献(計測と制御t Vol、 
23 、A5 t pp417−421 。
1984)に示されている。
図において8は未知パラメータを含むプラント、9はプ
ラント8の出力yが規範入力”mに一致するように制御
するコントローラ、10はプラント80入出力信号から
プラント8の未知パラメータを同定する同定器、11は
同定器10から出力されるプラント8の未知パラメータ
同定値に基き、コントローラ9のパラメータ修正を行な
う修正回路である。プラントのモデルが既知である場合
、この構成のシステムの設計手法は確立されている。
第7図はこの適応制御理論を応用した直流電動機の速度
制御装置を示している。
第7図において1〜7は上記第5図に示す従来装置と同
じである。12は負荷機械(図示せず)を接続すること
によって変化するパラメータを電流検出器3の出力と速
度検出器2の出力から同定するパラメータ同定器で、第
6図の同定器10に相当する。13はパラメータ同定器
11の出力に基き、速度制御回路6のゲイン定数を修正
する修正回路で、第6図の修正回路11に相当する。
次に、パラメータ同定器12におけるパラメータ同定方
法について説明する。
まず、公知のように直流電動機の運動方程式は次式で与
えられる。
但し%”M#ωr * ’m w Dはそれぞれ直流電
動機の発生トルク、回転速度、慣性モーメントおよび粘
性摩擦係数を示し、TLは負荷トルクを示す。
また、直流電動機の電機子電流1.と発生トルクTMと
の関係は次式で示される。
’rM−K l &・−・−・(2) 但し、Xはトルク定数で、界磁が一定のとき一定とみな
すことができる。
上記(1)式において粘性摩擦係数りは小さいとして無
視し、さらに負荷トルクTLを無視すると、(i)。
(2)式よJ)TMを消去することによって次式が得ら
れる。
さて、負荷機械を接続し九とき負荷機械と直流電動機と
の間のカップリングの剛性が充分に高ければ、(3)式
においても慣性モーメン)Jmが直流電動機の慣性モー
メントと負荷機械の慣性モーメントの和となる。従って
、負荷機械によって(3)式の慣性モーメン)Jmが変
化するが、電機子電流1aと回転速度ωrのモデル((
3)式)は既知であるので、容易に慣性モーメン)Jm
の同定器を構成することができる。
次に、速度制御回路6としてPI演算型のコントローラ
を用い次場合、直流電動機の慣性モーメントがn倍にな
れば、速度制御ループの応答は’/n倍となる。従って
、パラメータ同定器12の出力として慣性モーメン)J
mの同定値が得られるので、簡単に修正回路13を構成
することができる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の直流電動機の速度制御装置は以上のように構成さ
れているので、負荷トルクの変動がある場合にはパラメ
ータ同定器が誤った同定結果を出力する。即ち、負荷ト
ルクの値が未知であると、負荷トルク変動に伴う回転速
度変動によって正しい同定が行なわれなくなる。従って
正しい同定結果を得る丸めには、負荷トルクの検出器が
必要であるという問題点があっ九。また負荷トルク変動
の影響をなくすためにパラメータ同定器の入力にフィル
タを挿入する場合は、負荷トルク変動の特性が既知でな
いとフィルタが複雑になるという問題点があった。
この発明は、かかる問題点を解決するためになされたも
ので、未知の負荷変動がある場合でも、負荷トルクの検
出器や複雑なフィルタを必要とせずに、負荷機械による
パラメータ変化を正確に同定し、単に所望の制御性能が
得られる直流電動機の速度制御装置を得ることを目的と
する。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る直流電動機の制御装置は、予め設定され
た運転パターン情報或は速度指令値と実際の回転速度と
の間の速度偏差に基いて、修正回路の修正動作の起動・
停止を制御する制御回路を負荷トルク変動の影響の除去
のための手段として用いるものである。
〔作用〕
この発明における制御回路は、負荷トルク変動がある場
合には、修正回路の修正動作を停止させるように制御す
るので、負荷トルク変動の影響を除去するための手段と
して有効に作用する。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図において、1〜7及び12.13は上記第7図に示す
従来装置と同じである。14は制御回路である。この実
施例では、パラメータ同定器12、修正回路13及び制
御回路14での演算体全てマイクロコンピュータにより
ディジタル処理される。他の部分は、演算増幅器などを
用いたアナログ回路から構成される。そこで、まず、各
部の演算内容について説明する。パラメータ同定器12
では、第2図に示すように直流電動機1の回転速度ω、
が離散値として得られるので、(3)式の関係式は離散
値形式で表現した方が便利である。
すると、(3)式よシ次式が得られる。
’r(RTs)=’r(R”1js)+B(RTs) 
i、(R−ITs) −−−−−−(4)但し、ω1は
回転速度の推定値、Tsはサンプリング周期、またx(
RTB)は状態量XのR番目のサンプリング時刻におけ
る値(ディジタル値)′f:示す。
なお、B(RTB)xTgeK/Jm(RTs)   
  ”=(5)従って、慣性モーメン)Jmが変化する
と係数B(RTs)の値が変化する。
次に、(4)式に基いて、次式のパラメータ同定則が適
応制御理論よシ容易に導出される。
碑(RTs)=8r(RITs)十B(RITs)・i
、(RITs)・・・(6)但し、aは任意の正の定数
である。
(4)式及び(6)〜(8)式を繰シ返し演算すること
により、パラメータBの値の同定が可能となる。
ところで、電機子電流11の値は、電流検出器(3)の
出力をA10コンバータ(図示せず)に入力することに
よりデイジタル量に変換される。ま九、速度検出器2と
して例えばタコジェネレータを用いると、’10コンバ
ータ(図示せず)により実際の回転速度ω1のディジタ
ル量も得られる。従って、マイクロコンピュータにより
(4)式及び(6)〜(8)式の演算を行なうことが可
能となる。
次に、修正回路13では、パラメータBの値が、慣性モ
ーメントJ、の値に反比例することから、次式の演算が
行なわれる。
Kc = Bo/B(RTs X= Jm(RTs )
/Jmo )   ””・(9)但し、Bo=Ts@に
/Jm。
従って、JmO” Jm(RTs)のときに、速度制御
ループの応答が所望の値となるように速度コントローラ
のゲイン定数を設定すると、Boの値は、Joo−Jl
n(RTB)のときに1、Jm(RTs) =fl ’
JfflOのときはnとなるOそとで% Kcの値を恥
コンバータ(図示せず)を通してアナログ量に変換して
出力し、速度制御回路6に用いられるPI演算用の演算
増幅器(図示せず)の出力と乗算器(図示せず)で乗算
すると、速度制御回路のゲイン定数がKc倍になったの
と等価になる。
次に、制御回路13での動作について説明する。
第1図の実施例では、速度および電流のフィードバック
ルーズの効果で、負荷トルク変動による回転速度変動は
小さい。また、通常の装置においては大振幅の加減速中
に、負荷トルク変動が生じると老゛ハまれである。従っ
て、速度指令値ω1 と実際の回転速度ω、との速度偏
差Δω7の絶対値が、負荷トルク変動によって生じると
予測される速度偏差の絶対値の最大値ωdを越えたとき
にのみ、修正回路12の修正動作を行なわせるように制
御回路13は動作する。従って、工作機波などにおいて
、定常回転状態での切削時における負荷トルク変動の影
響は除去される。
第3図は、第1図の実施例における、パラメータ同定器
12、修正回路13及び制御回路14の動作のフローチ
ャートを示す。図において、121〜125の処理がパ
ラメータ同定器12の処理であ、9.131,132の
処理が修正回路13の処理である。また、141,14
2の処理が制御回路14の処理である。
ところで、工作機械の場合などでは、数値制御装置によ
り運転パターンのシーケンスが制御されるので、この運
転パターンからどの時点或は状態において、負荷トルク
変動が生じるかを前もって予測することが容易である。
この場合には運転パターン情報を予め制御回路14の中
に記憶させておいて、例えば実際の回転速度などから現
在の運転状態をチェックし、運転パターン情報と比較す
ることによって、修正回路13の修正動作の起動・停止
を行なうことが可能である。このことを利用した1第1
図の実施例におけるパラメータ同定器12、修正回路1
3及び制御回路14の他の実施例の動作のフローチャー
トを第4因に示す。第4図において、121〜125お
よび131 、132の処理は第3図と同じである。
143および144の処理が制御回路14の処理である
。この実施例では、メモリーに予め格納された運転パタ
ーン情報として、例えば回転速度がある範囲にある場合
に負荷トルク変動が生じないという情報が与えられるも
のとしている。
以上のような判断処理はマイクロコンピュータによって
容易に実行できる。
なお、上記実施例における運転パターン情報としては、
負荷トルク変動がある場合とない場合とを区別するため
の最小限度の情報が含まれていればよい。
また、ここでは上記(3)式において慣性モーメン)J
mの値だけが変化するものと仮定したが、界磁変動によ
ってトルク定数にの値が変動したシ、或は上記(1)式
における粘性摩擦係数りの値が無視できない場合には、
Jmだけでなくトルク定数におよび粘性摩擦係数りの値
を同定できるようなパラメータ同定器を用いなければな
らないことはいうまでもない。このような同定器は、適
応制御理論から容易に設計することができる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば負荷トルク変動がある
場合には速度制御回路のゲイン定数を修正しないように
構成し九ので、負荷トルク変動の有無Kかかわらずパラ
メータ変動が生じた場合にのみゲイン定数の修正が可能
となる。その結果、パラメータ変動が生じても、常に所
望の制御性能が得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の傾施例による直流電動機の速度制御
装置のブロック図、第2図は電機子電流入力に対する回
転速度出力の離散値的なブロック図、第3図及び第4図
は第1図の実施例に含まれるパラメータ同定器、修正回
路および制御回路の−例の動作を示すフローチャート、
第5図は従来の直流電動機の速度制御装置のブロック図
、第6図は適応制御システムの一般的な構成を示すブロ
ック図、第7図は適応制御を用い九従来の直流電動機の
速度制御装置のブロック図である。 1は直流電動機、2は速度検出器、3は電流検出器、4
は可変電圧電力変換装置、5は速度指令発生器、6は速
度制御回路、Tは電流制御回路、12はパラメータ同定
器、13は修正回路、14は制御回路。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)直流電動機と、上記直流電動機の回転速度を検出
    するための速度検出器と、上記直流電動機の電機子電流
    を検出するための電流検出器と、上記直流電動機を可変
    電圧で駆動するための可変電圧電力変換装置と、上記直
    流電動機の速度指令値と上記速度検出器の出力との間の
    速度偏差により上記直流電動機に供給すべき電機子電流
    の指令値を演算する速度制御回路と、上記速度制御回路
    の出力と上記電流検出器との出力との間の電流偏差によ
    り上記可変電圧電力変換装置への制御信号を発生する電
    流制御回路とを有する直流電動機の速度制御装置におい
    て、上記電流検出器の出力と上記速度検出器の出力とに
    基いて上記直流電動機の電機子電機に対する回転速度の
    伝達関数に含まれる可変パラメータの値を同定するパラ
    メータ同定回路と、上記パラメータ同定回路の出力に応
    じて上記速度制御回路中のゲイン定数の値を修正するた
    めの修正回路と、上記修正回路の修正動作の起動・停止
    を制御するための起動・停止信号を発生する制御回路と
    を備えたことを特徴とする直流電動機の速度制御装置。
  2. (2)上記制御回路は、直流電動機の速度指令値と速度
    検出器の出力との間の速度偏差の絶対値が予め設定され
    た値を越えたときにのみ上記修正回路の起動信号を発生
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の直流
    電動機の速度制御装置。
  3. (3)上記制御回路は、予め設定された運転パターン情
    報に基いて修正回路の起動、停止信号を発生することを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の直流電動機の速
    度制御装置。
JP60092695A 1985-04-30 1985-04-30 直流電動機の速度制御装置 Pending JPS61254087A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009113979A (ja) * 2007-11-09 2009-05-28 Mitsubishi Electric Corp エレベータの制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009113979A (ja) * 2007-11-09 2009-05-28 Mitsubishi Electric Corp エレベータの制御装置

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