JPH11191990A - サーボモータの制御装置 - Google Patents
サーボモータの制御装置Info
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- JPH11191990A JPH11191990A JP9366190A JP36619097A JPH11191990A JP H11191990 A JPH11191990 A JP H11191990A JP 9366190 A JP9366190 A JP 9366190A JP 36619097 A JP36619097 A JP 36619097A JP H11191990 A JPH11191990 A JP H11191990A
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Abstract
数を一定に保ち、トルク定数の低下による速度ループゲ
インの低下を防止する。 【解決手段】 サーボモータの制御装置は、少なくとも
速度制御を含むサーボモータの制御を行う制御装置にお
いて、サーボモータの制御状態に応じたトルク定数の低
下分を補償した補正トルク指令を形成し、速度制御にお
けるトルク定数を一定に保持するトルク補正手段を備え
た構成とし、速度制御を行うサーボモータの制御におい
て、トルク定数の低下をサーボ制御回路で推定し、この
トルク定数の低下分を補償した補正トルク指令を求め、
この補正トルク指令によって、電流制御を行うことによ
り、制御ループから見たトルク定数を等価的に一定に保
つことによって、サーボモータのトルク定数を一定に保
持する。
Description
械の送り軸、あるいはロボットのアーム等の駆動源とし
て用いられるサーボモータの制御装置に関する。
ロボットのアーム等の駆動源として用いられるサーボモ
ータの制御において、従来速度ループ制御や位置ループ
制御が行われている。
制御系、及び速度ループ制御系の一構成を説明するため
のブロック図である。図14のサーボモータの位置ルー
プ制御系において、11は位置制御部でKpは位置ルー
プゲインである。又、12は速度制御部で図15に示す
ような速度ループにより構成される。14は速度を積分
して位置を求める項を示している。図15のサーボモー
タの速度ループ制御系において、15は積分ゲインK1
を持つ積分項であり、16は比例ゲインK2を持つ比例
項であり、17はモータ,機械系を示している。
て、数値制御装置(NC)から出力される位置指令(M
CMD)から位置検出器等で検出される位置を減じて位
置偏差を求め、該位置偏差に位置ループゲインKpを乗
じて速度指令を求める。サーボモータの速度ループ制御
系では、速度指令から速度検出器等で検出される実速度
を減じて速度偏差を求め、該速度偏差を積分項15で積
分するとともに積分値に積分ゲインK1を乗じ、実速度
に比例ゲインK2を乗じた値を減算してトルク指令(電
流指令)を求め、このトルク指令に基づいて(さらには
電流ループ制御を行って)サーボモータを駆動すること
が、行われている。又、位置ループ制御を行わず、速度
ループ制御のみのサーボモータの制御も行われている。
て、速度制御を行う場合、トルク指令と実際にモータか
ら出力される実トルクとの間の関係を表す変換定数は、
一般にトルク定数と呼ばれている。ACサーボモータを
用いて速度制御を行う場合、通常、トルク定数は速度や
電流値にかかわらず一定であるとして速度制御系を構成
している。なお、位置制御の場合であっても、位置ルー
プのマイナーループに速度制御が含まれているため、こ
の速度制御系は速度制御のみに限らず、位置制御の場合
も含んでいる。
とは限らず、サーボモータに流れる電流値や電流制御回
路の位相補正等の影響によって、トルク定数は一定とな
らない。
ステータには、ロータからの磁束とステータ側の磁束が
重なって磁気飽和が発生し、トルク指令がより大きなト
ルクを要求しても、それ以上の磁束増加を行うことがで
きず、トルクを増加させることができないことになり、
トルク指令に対して発生トルクが低下するという問題が
ある。この大電流時における発生トルクの低下は、加工
精度にも影響することになる。
いことによる、加工精度の影響を示す図である。図16
(a),(b),(c),(d)は、円弧半径100m
m、接線方向の送り速度はそれぞれ30000mm/m
in,40000mm/min,50000mm/mi
n,及び60000mm/minの条件において、指令
に対する誤差を示している。なお、図において、周方向
の1目盛りは20μmを表している。図16は、送り速
度が高くなるほど(サーボモータの電流が増加するほ
ど)、指令からの誤差が増加することを示している。
ータの電流値(トルク指令)と出力トルクとの関係を示
すグラフである。なお、測定に使用したサーボモータ
は、最大電流130Aのアンプによって駆動されるもの
である。図17に示すように、入力電流が0から60A
の間では、電流値と出力トルクとは直線関係にあり、ト
ルク定数は一定に保たれているが、電流値が増加するに
従って、入力電流に対して出力トルクの割合が低下し、
トルク定数が低下している。
おいて、トルク指令を微笑に増加させた場合の実際のト
ルクの増加の程度を表しており、図17では特性曲線の
微分値となる。従って、トルク定数の低下は、速度制御
の側から見ると、速度ループゲインの実効値が下がるこ
とを意味している。
角印及び菱形印)による特性曲線と、トルク定数が一定
に場合の直線を示している。そのため、トルク定数が変
化すると、大電流時に、外乱トルクに対するサーボ剛性
の低下により形状誤差が増大したり、又、トルク指令が
低電流から大電流に連続的に増加する場合、低電流時と
大電流時で速度ループの応答性が異なることによって、
さらに形状誤差が増大することになる。
いう条件で、上記の問題を解決する最も有効な対処は速
度ループゲインを上げることであるが、低電流域で速度
ループゲインが高く設定されるため、物理的な発振限界
を超えて発振を起こすという問題がある。
の持つ問題点を解決し、速度制御において、サーボモー
タのトルク定数を一定に保つことができるサーボモータ
の制御装置を提供することを目的とする。
モータの制御装置を説明するための概略ブロック図であ
る。図1において、図14,15で示した速度制御ルー
プ1と電流制御ループ3との間に、本発明のサーボモー
タの制御装置であるトルク補正回路2を介在させ、これ
によって、速度制御ループ1から出力されるトルク指令
に対して補正トルクを用いて補正を行い、得られた補正
トルク指令を電流制御ループ3に渡すことによって、ト
ルク定数を一定に保つものである。
制御を行うサーボモータの制御において、トルク定数の
低下をサーボ制御回路で推定し、このトルク定数の低下
分を補償した補正トルク指令を求め、この補正トルク指
令によって、電流制御を行うことにより、制御ループか
ら見たトルク定数を等価的に一定に保つことによって、
サーボモータのトルク定数を一定に保持する。
要因となるサーボモータの制御状態として、磁気的飽和
現象、電流の位相制御等があり、本発明のサーボモータ
の制御装置は、これらの要因によるトルク定数の変化
を、トルク指令値,実電流振幅値等に基づいて推定し、
トルク定数が一定の場合との偏差を補正する補正トルク
を形成する等によって、サーボモータのトルク定数を一
定に保つものである。
形態は、少なくとも速度制御を含むサーボモータの制御
を行う制御装置において、サーボモータの制御状態に応
じたトルク定数の低下分を補償した補正トルク指令を形
成し、速度制御におけるトルク定数を一定に保持するト
ルク補正手段を備えた構成とするものである(請求項1
に対応)。
指令は、トルク指令に対する出力トルク特性において、
トルク定数が一定の場合のトルク指令に対する出力トル
クを得るためのトルク指令とすることができる(請求項
5に対応)。
2の形態は、少なくとも速度制御を含むサーボモータの
制御を行う制御装置において、サーボモータの制御状態
に応じたトルク定数の低下分を補償する補正トルクをト
ルク指令に重畳して補正トルク指令を形成し、速度制御
におけるトルク定数を一定に保持するトルク補正手段を
備えた構成とするものである(請求項2に対応)。
トルク指令に対する実電流振幅特性において、トルク指
令又は実電流振幅値をパラメータとする値とすることが
でき(請求項3に対応)、又、補正トルクを、トルク指
令に対する実電流振幅特性において、トルク指令又は実
電流振幅値を、トルク定数が一定の場合のトルク指令又
は実電流振幅値に変換する、トルク定数の低下分の倍率
とすることができる(請求項4に対応)。
指令に対する実電流振幅特性において、トルク指令及び
速度をパラメータとし、該パラメータを含む関数とする
構成(請求項6に対応)、トルク指令に対する実電流振
幅特性において、トルク指令及び速度をパラメータと
し、該パラメータを含むデータテーブルとする構成(請
求項7に対応)とすることができる。
参照しながら詳細に説明する。本発明の実施の形態につ
いて図2の概略ブロック図を用いて説明する。図2に示
すトルク補正回路2は、トルク指令補正手段21とトル
ク指令−出力トルク関係データ部22を備える。なお、
この構成は各機能を便宜的に示したものであって、必ず
しも各構成に対応する装置をハード的に構成することを
要するものでなく、ソフトウエアによって実現すること
もできる。
は、サーボモータを実際に駆動して、トルク指令に対す
る実際の出力トルクを測定して求めることにより得るこ
とができる。この関係は、関数の形態で求めることも、
又、メモリ等のテーブルデータの形態で求めることもで
きる。
トルク指令Tc1等をパラメータとして入力し、トルク
指令Tc1を補正して補正トルク指令Tc2を得るため
のトルク補正値等のデータをトルク指令補正手段21に
出力する。
には、補正前のトルク指令Tc1等をパラメータとして
入力し、このパラメータを用いてメモリから、トルク指
令Tc1を補正して補正トルク指令Tc2を得るための
データを読み出し、トルク指令補正手段21に出力す
る。
出力トルク関係データ部22からトルク補正を行うため
のデータを受け取り、このデータに基づいて補正前のト
ルク指令Tc1を補正して、補正トルク指令Tc2を形
成し、電流ループに渡す。
理に代えて、トルク指令−出力トルク関係データ部22
から、直接補正トルク指令Tc2を出力する構成とする
こともできる。この場合には、トルク指令補正手段21
とトルク指令−出力トルク関係データ部22は1つの構
成とすることができる。
c1にトルク補正値を重畳させることによって、補正ト
ルク指令補正Tc2を出力する構成例について、図3〜
図6を用いて説明する。
ロック図である。この構成では、低下したトルク定数を
一定の定数に変換するために倍率を求め、この倍率を用
いてトルク補正値を求め、さらに、このトルク補正値を
トルク指令に重畳させて、補正トルク指令を得る。
ク定数を一定の定数に変換するためのトルク倍率を算出
する手段であり、あらかじめ求めておいた算出関数を備
え、トルク指令Tc1とベース電流等の算出のためのパ
ラメータを入力し、算出関数を演算してトルク倍率を算
出する。
出手段24からのトルク倍率を受け取って補正トルクを
求め、トルク指令Tc1を補正して補正トルク指令Tc
2を得る。
で、トルク指令に対する実電流振幅値を示し、破線はト
ルク定数は一定の場合を示し、実線は実際のサーボモー
タの特性を示している。
は、トルク指令Tc1に対し破線と交差するトルクTが
得られる。これに対して、トルク定数が低下するトルク
指令の領域では、トルク指令Tc1に対し実線と交差す
るトルクT’となり、トルク指令Tc1が当初想定した
トルクTに達することができない。
は、トルクTが実線と交差するトルク指令Tc2を要す
ることを示しており、ここでは、トルク指令Tc1から
トルク指令Tc2に変換するための係数をfとする。
とによって、補正トルク指令Tc2を得るためのトルク
補正値を求めることができる。この係数fにトルク指令
を乗じた値はトルク補正値となる。又、この係数fに1
を加えた値をトルク倍率とし、このトルク倍率にトルク
指令を乗じることによって、補正トルク指令Tc2を得
ることができる。
いて、図5のフローチャート、及び図6のトルク倍率を
示すグラフを用いて説明する。なお、図5のフローチャ
ートは速度ループについてのみ示している。前記図5で
示したように、速度検出器等から帰還速度を得て、速度
フィードバックを取り込んで(ステップS1)、速度指
令を求め(ステップS2)、トルク指令を求める。ここ
で求めたトルク指令をTc1とする(ステップS3)。
トルク指令に対してトルク定数の低下を求め、各トルク
指令に対して、トルク定数が一定となるトルクを得るた
め要する倍率を求めることによって得ることができる。
している。図6の補正比特性は、図4における誤差を2
次近似で近似した例であり、 トルク倍率=1+k×(|トルク指令Tc1|−トルク
ベースIb)2 で近似した例を示している。
合には、補正比は約1.07であり、トルク倍率1.0
7をトルク指令に乗ずることによって、補正トルク指令
を得ることができる。
は補正比が1からはずれる限界の電流値を表している。
このトルクベースより小さなトルク指令の場合には、ト
ルク定数は一定であり、このトルクベースより大きなト
ルク指令の場合には、補正比に応じたトルク補正を行う
ことによって、トルク定数を一定に保つことができる。
図6の例では、トルクベースは約35Aである。
令Tc1の絶対値とトルクベースIbとを比較し、トル
ク指令Tc1の絶対値がトルクベースIb以下の場合に
は、トルク補正を要さないため、補正することなく、補
正トルク指令Tc2をトルク指令Tc1とし(ステップ
S8)、この補正トルク指令Tc2を電流ループに渡す
(ステップS7)。
Tc1の絶対値がトルクベースIbより大きい場合に
は、トルク補正を要するため、ステップS5,6の処理
によって、トルク補正を行って、補正トルク指令Tc2
を求め、求めた補正トルク指令Tc2を電流ループに渡
す(ステップS7)。
令Tc1|−トルクベースIb)2の演算によって、ト
ルク補正値を得るための係数fを求め、この係数fに1
を加算した(1+f)にトルク指令Tc1を乗ずること
によって補正トルク指令Tc2を求める。
令に対して、(トルク指令)×(トルク倍率)の演算を
行うことによって、補正トルク指令を得ることができ
る。なお、補正トルクは、(トルク指令)×(トルク倍
率−1)により得ることができる。次に、トルク指令と
出力トルクとの間の関係を用いて、補正トルク指令を求
める場合について説明する。
係を表したグラフであり、サーボモータの速度制御にお
いて、トルク指令を変えながら出力トルクを測定するこ
とによって求めることができる。図7において、破線は
トルク定数が一定である場合を示し、実線はサーボモー
タの速度制御における実特性を示している。
合にトルク指令Tc1によって得られるトルクは、実際
のサーボモータではトルク指令Tc2を指令することに
よって得ることができる。このトルク指令Tc1とトル
ク指令Tc2の関係は、サーボモータの速度制御におけ
る実特性を求めることによって、一対一の関係で得るこ
とができ、トルク指令あるいは出力トルクをパラメータ
として求めることができる。
ルク指令Tc1とトルク指令Tc2との関係を求めるこ
とによって、図8に示すような、補正前のトルク指令T
c1と補正後のトルク指令Tc2の関係を求めることが
できる。図8において、補正前のトルク指令Tc1に対
して、実線で表される特性曲線で補正後のトルク指令T
c2を求めることによって、補正トルク指令Tc2を求
めることができる。この補正前のトルク指令Tc1と補
正後のトルク指令Tc2の関係は、関数の形態とするこ
とも、テーブルデータの形態とすることもできる。
ルク指令Tc1をパラメータとしてトルク指令Tc2を
記憶内容とするメモリを読み出すことによって、データ
の取り出しを行うことができる。
に依存する場合について説明する。前記で説明したトル
ク指令と実電流振幅値、及びトルク指令と出力トルクと
の関係は、図11に示すように速度に依存する場合があ
る。なお、図11はトルク指令と出力トルクの関係につ
いて示している。
トルク及び速度がある場合には、図9に示すトルク補正
回路2は、前記図2に示したトルク補正回路2とほぼ同
様であり、トルク指令−出力トルク関係データ部22に
は、トルク指令Tc1と速度をパラメータとして入力
し、このトルク指令Tc1と速度に対応したトルク指令
−出力トルク関係データを用いて、補正トルク指令をT
c2を出力する。ここでは、トルク補正回路2の詳細な
説明は省略する。
度に依存する場合の動作を説明するものである。なお、
図10のフローチャートは速度ループについてのみ示し
ている。
度を得て、速度フィードバックを取り込んで(ステップ
S11)、速度指令を求め(ステップS12)、トルク
指令を求める。ここで、求めたトルク指令をTc1とす
る(ステップS13)。
c1をパラメータとして、トルク指令−出力トルク関係
データを読み出し(ステップS14)、速度及びトルク
指令Tc1に対するトルク補正値を求める(ステップS
15)。
指令Tc2を求め(ステップS16)、電流ループに渡
す(ステップS17)。上記実施の形態によれば、速度
やトルク指令等のパラメータに対応する補正トルク指令
を、演算を要することなく直接求めることができる。図
12は、実際に動作中の速度ループからのトルク指令
(図中の補正前)と、電流ループに渡す補正トルク指令
(図中の補正後)の関係を表している。図12におい
て、補正トルク指令がトルク指令より増加した状態を見
ることができる。
ク指令によって、トルク定数を一定に保つ制御を行った
場合の加工精度の影響を示す図である。図13(a),
(b),(c),(d)は、円弧半径100mm、接線
方向の送り速度はそれぞれ30000mm/min,4
0000mm/min,50000mm/min,及び
60000mm/minの条件において、指令に対する
誤差を示している。なお、図において、周方向の1目盛
りは20μmを表している。
速度が高い場合でも、指令からの誤差を抑制することが
できることを示している。本発明によれば、速度制御に
おいて、特に大電流時において、サーボモータのトルク
定数を一定に保つことができ、トルク定数の低下による
速度ループゲインの低下によって生じる形状特性の悪化
を防止し、高速(高加速)時においても低速時と同様な
形状特性を得ることができる。
ータの制御装置によれば、速度制御において、サーボモ
ータのトルク定数を一定に保つことができる。
めの概略ブロック図である。
ック図である。
ック図である。
である。
するためのフローチャートである。
グラフである。
トルク指令Tc2の関係を示すグラフである。
ロック図である。
作を説明するフローチャートである。
である。
ラフである。
る。
説明するためのブロック図である。
説明するためのブロック図である。
度の影響を示す図である。
(トルク指令)と出力トルクとの関係を示すグラフであ
る。
Claims (7)
- 【請求項1】 少なくとも速度制御を含むサーボモータ
の制御を行う制御装置において、サーボモータの制御状
態に応じたトルク定数の低下分を補償した補正トルク指
令を形成し、速度制御におけるトルク定数を一定に保持
するトルク補正手段を備える、サーボモータの制御装
置。 - 【請求項2】 少なくとも速度制御を含むサーボモータ
の制御を行う制御装置において、サーボモータの制御状
態に応じたトルク定数の低下分を補償する補正トルクを
トルク指令に重畳して補正トルク指令を形成し、速度制
御におけるトルク定数を一定に保持するトルク補正手段
を備える、サーボモータの制御装置。 - 【請求項3】 前記補正トルクは、トルク指令に対する
実電流振幅特性において、トルク指令又は実電流振幅値
をパラメータとする値である、請求項2記載のサーボモ
ータの制御装置。 - 【請求項4】 前記補正トルクは、トルク指令に対する
実電流振幅特性において、トルク指令又は実電流振幅値
を、トルク定数が一定の場合のトルク指令又は実電流振
幅値に変換する、トルク定数の低下分の倍率である、請
求項3記載のサーボモータの制御装置。 - 【請求項5】 前記補正トルク指令は、トルク指令に対
する出力トルク特性において、トルク定数が一定の場合
のトルク指令に対する出力トルクを得るためのトルク指
令である、請求項1記載のサーボモータの制御装置。 - 【請求項6】 前記補正トルクは、トルク指令に対する
実電流振幅特性において、トルク指令及び速度をパラメ
ータとし、該パラメータを含む関数として備える、請求
項3記載のサーボモータの制御装置。 - 【請求項7】 前記補正トルクは、トルク指令に対する
実電流振幅特性において、トルク指令及び速度をパラメ
ータとし、該パラメータを含むデータテーブルとして備
える、請求項3記載のサーボモータの制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36619097A JP3578900B2 (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | サーボモータの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP36619097A JP3578900B2 (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | サーボモータの制御装置 |
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JPH11191990A true JPH11191990A (ja) | 1999-07-13 |
JP3578900B2 JP3578900B2 (ja) | 2004-10-20 |
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ID=18486151
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JP (1) | JP3578900B2 (ja) |
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JP2018153041A (ja) * | 2017-03-14 | 2018-09-27 | ファナック株式会社 | サーボモータを制御するサーボモータ制御装置及びこれを備えるサーボモータ制御システム |
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-
1997
- 1997-12-25 JP JP36619097A patent/JP3578900B2/ja not_active Expired - Fee Related
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