JPH02123984A - サーボ制御における状態観測方法 - Google Patents
サーボ制御における状態観測方法Info
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- JPH02123984A JPH02123984A JP63275915A JP27591588A JPH02123984A JP H02123984 A JPH02123984 A JP H02123984A JP 63275915 A JP63275915 A JP 63275915A JP 27591588 A JP27591588 A JP 27591588A JP H02123984 A JPH02123984 A JP H02123984A
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- inertia
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 11
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 3
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 238000000691 measurement method Methods 0.000 description 2
- 238000009529 body temperature measurement Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 230000006698 induction Effects 0.000 description 1
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 1
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- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Position Or Direction (AREA)
- Control Of Velocity Or Acceleration (AREA)
- Control Of Electric Motors In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明はサーボ制御における状態[測方法に係わり、特
に状態観測器により推定した外乱トルクに基づいてサー
ボモータへ与えるトルクを補正するサーボ制御における
状態11測方法に関する。
に状態観測器により推定した外乱トルクに基づいてサー
ボモータへ与えるトルクを補正するサーボ制御における
状態11測方法に関する。
〈従来技術〉
誘導電動機や同期電動機等の交流モータの速度制御にお
いては、指令速度と実速度の偏差に応じた電流指令(ト
ルクコマンド)を発生して実速度を指令速度に一致させ
る。かかる速度ループにおいて、外乱トルクによる影響
はモータの速度変動として現われる。しかし、モータの
速度変動は積分器kl/s及び比例器に2を通じてトル
クコマンドに反映されるため、速度ループ全体としては
速度変動を小さくする方向に作用する。そして、この外
乱の抑圧度は速度ループのゲインが高い程強くなるが、
余り速度ループゲインを高めると系全体が発振状態とな
るので限界がある。
いては、指令速度と実速度の偏差に応じた電流指令(ト
ルクコマンド)を発生して実速度を指令速度に一致させ
る。かかる速度ループにおいて、外乱トルクによる影響
はモータの速度変動として現われる。しかし、モータの
速度変動は積分器kl/s及び比例器に2を通じてトル
クコマンドに反映されるため、速度ループ全体としては
速度変動を小さくする方向に作用する。そして、この外
乱の抑圧度は速度ループのゲインが高い程強くなるが、
余り速度ループゲインを高めると系全体が発振状態とな
るので限界がある。
このなめ、外乱トルクが大きな場合には、モータの速度
変動を十分に抑圧できず、例えば工作機械の切削時、切
削面にむらが出るなどの不具合が発生する。
変動を十分に抑圧できず、例えば工作機械の切削時、切
削面にむらが出るなどの不具合が発生する。
そこで、実速度と推定速度の偏差および外乱トルクと外
乱トルクの推定値の偏差が零に収束するような状態観測
器を設け、該状態観測器により推定した外乱トルクによ
り速度ループが計算したトルクコマンドを補正する方法
が提案されている。
乱トルクの推定値の偏差が零に収束するような状態観測
器を設け、該状態観測器により推定した外乱トルクによ
り速度ループが計算したトルクコマンドを補正する方法
が提案されている。
そして、この提案されている状態1e!測器においては
、モータのイナーシャを推定し、この推定イナーシャを
負荷(摩擦、重力等の影響)の大きさに関係なく一定値
に固定して外乱トルクや実速度を推定している。
、モータのイナーシャを推定し、この推定イナーシャを
負荷(摩擦、重力等の影響)の大きさに関係なく一定値
に固定して外乱トルクや実速度を推定している。
しかし、イナーシャは負荷(ワークの大小等による負荷
イナーシャの変化)の大きさに応じて変化するものであ
るため、推定イナーシャと実イナーシャとの間に誤差が
存在し、この誤差(とより正確に外乱トルクを推定でき
ないという間膣があった。
イナーシャの変化)の大きさに応じて変化するものであ
るため、推定イナーシャと実イナーシャとの間に誤差が
存在し、この誤差(とより正確に外乱トルクを推定でき
ないという間膣があった。
そして、速度信号のパルス(モータ速度検出用のエンコ
ーダから発生するパルス)が低速になる程、分解能が劣
化するため増々イナーシャの推定値が狂うという問題が
ある。
ーダから発生するパルス)が低速になる程、分解能が劣
化するため増々イナーシャの推定値が狂うという問題が
ある。
以上から本発明の目的は、モータイナーシャを正確に推
定でき従って外乱トルクを正確に推定して速度変動を除
去できる状態観測方法を提供することである。
定でき従って外乱トルクを正確に推定して速度変動を除
去できる状態観測方法を提供することである。
又、本発明の別の目的は低速時にもモータイナーシャを
正確に推定できる状態I!測方法を提供することである
。
正確に推定できる状態I!測方法を提供することである
。
<!I!!!題を解決するための手段〉第1図は本発明
にかかるサーボ制御系の構成図である。
にかかるサーボ制御系の構成図である。
10速度ループ、15はトルクコマンド補正部、50は
状態観測方法(オブザーバ) 60はイナーシャ補正
部、80は帯域制御部である。
状態観測方法(オブザーバ) 60はイナーシャ補正
部、80は帯域制御部である。
く作用〉
状態観測器50において、モータイナーシャJの推定値
J を用いて実速度X、及び外乱トルクx2を推定し
、トルクコマンド補正部15において該推定外乱トルク
量。に基づいてトルクコマンドを補正してモータに入力
する。これと並行して、イナーシャ補正部60で実速度
と推定速度の偏差Δx、と、トルクコマンドUと、推定
外乱トルク量。
J を用いて実速度X、及び外乱トルクx2を推定し
、トルクコマンド補正部15において該推定外乱トルク
量。に基づいてトルクコマンドを補正してモータに入力
する。これと並行して、イナーシャ補正部60で実速度
と推定速度の偏差Δx、と、トルクコマンドUと、推定
外乱トルク量。
とから推定イナーシャJ=Jの補正値ΔJを演算し、該
補正値ΔJに基づいて状態観測器5oにおいて使用する
推定イナーシャ値J、 を補正する。又、帯域制御部8
0において、モータ速度が低速(こなるにつれ状態観測
器SOの帯域を下げる。
補正値ΔJに基づいて状態観測器5oにおいて使用する
推定イナーシャ値J、 を補正する。又、帯域制御部8
0において、モータ速度が低速(こなるにつれ状態観測
器SOの帯域を下げる。
〈実施例〉
本発明は、モータ夾速度と推定速度の偏差及び外乱トル
クと外乱トルクの推定値との偏差が共に零に収束するよ
うにモータ速度及び外乱トルクを推定する状態観測器の
状態観測方法であり、初めに状態観測器の原理について
説明する。
クと外乱トルクの推定値との偏差が共に零に収束するよ
うにモータ速度及び外乱トルクを推定する状態観測器の
状態観測方法であり、初めに状態観測器の原理について
説明する。
状態フィードバックによるIO卸を行うためには、制御
対象の状態量がすべて各時刻において測定できることが
必要である。しかし、一般の多変数システムでは変数の
数が多過ぎると状態量のすべてを直接測定できないこと
が多い。そのために、制御システム内の直接測定できる
出力から状態量を推定しなければならない。この状態推
定の1つの方法として、制御系のモデルを構成してその
出方を比較して推定する方法があり、この推定する手段
が状態観測器(オブザーバ)と称されている。
対象の状態量がすべて各時刻において測定できることが
必要である。しかし、一般の多変数システムでは変数の
数が多過ぎると状態量のすべてを直接測定できないこと
が多い。そのために、制御システム内の直接測定できる
出力から状態量を推定しなければならない。この状態推
定の1つの方法として、制御系のモデルを構成してその
出方を比較して推定する方法があり、この推定する手段
が状態観測器(オブザーバ)と称されている。
さて、
n次元線形システム
x=Ax+Bu、 x(t)=x0(1)y=cx
(1)’を考える。尚、このシス
テムでu (t)は制御入力(操作量) X(t)は
状態、y (t)は出力である。
(1)’を考える。尚、このシス
テムでu (t)は制御入力(操作量) X(t)は
状態、y (t)は出力である。
又、上記システム(プロセス)と同一のシステムをモデ
ルとして構成し、同一の入力を加えるものとすると、該
モデルは以下 交=Ax+Bu、 x(0)=O(21のように表わ
せる。このとき状態量からXを推定できるかどうかを考
えてみる(第2図参照)。今、システムの状態、 (1
)とモデルの状¥Ix(t)との差を x (t)−史(t) = e (t)
(3]とおけば、(11,(21式から e (t) = x (t)−交(1)=A (x(t
)−x(t)) =Ae(t) [4)となる。ただ
し、e(0)=x0である。(4)式が漸近安定ならば
、すなわちAの固有値の実部がすべて負ならばt→無限
大に対してe(t)−〇なるから交(1)は漸近的にx
(t)に近ずく。さもなければ、交(1)はx (l
の情報を示さず、(2)式からは(1)式で示すシステ
ムの状態を推定できない。
ルとして構成し、同一の入力を加えるものとすると、該
モデルは以下 交=Ax+Bu、 x(0)=O(21のように表わ
せる。このとき状態量からXを推定できるかどうかを考
えてみる(第2図参照)。今、システムの状態、 (1
)とモデルの状¥Ix(t)との差を x (t)−史(t) = e (t)
(3]とおけば、(11,(21式から e (t) = x (t)−交(1)=A (x(t
)−x(t)) =Ae(t) [4)となる。ただ
し、e(0)=x0である。(4)式が漸近安定ならば
、すなわちAの固有値の実部がすべて負ならばt→無限
大に対してe(t)−〇なるから交(1)は漸近的にx
(t)に近ずく。さもなければ、交(1)はx (l
の情報を示さず、(2)式からは(1)式で示すシステ
ムの状態を推定できない。
そこで、必ず漸近的にe (t)→0となるようにする
ために、フィードバックを利用することを考える。すな
わち、第3図に示すように元のシステムの出力と推定シ
ステムの出力の差をフィードバックして利用し、次のよ
うに構成する。
ために、フィードバックを利用することを考える。すな
わち、第3図に示すように元のシステムの出力と推定シ
ステムの出力の差をフィードバックして利用し、次のよ
うに構成する。
交=A交+13u+L(y C交)、 x(0)=0
(5)(11式から(5)式を差し引くと e (t)=Ae (t)−LCe (t)= (A−
LC) e (t)、 e (0)−xo(6)故
に、 e(t)= (exp (A−LC) t) ・e(0
)となる。このe (tlはX(tl −x (t)で
あるから、この特性方程式の根を負にするLが存在すれ
ばj−+無限大で必ずe (t)−〇とでき、(5)式
のシステムで(1)式のシステムの状態観測器になり得
る。尚、上記においてA、B、C,Lは所定の行列マト
リクスである。
(5)(11式から(5)式を差し引くと e (t)=Ae (t)−LCe (t)= (A−
LC) e (t)、 e (0)−xo(6)故
に、 e(t)= (exp (A−LC) t) ・e(0
)となる。このe (tlはX(tl −x (t)で
あるから、この特性方程式の根を負にするLが存在すれ
ばj−+無限大で必ずe (t)−〇とでき、(5)式
のシステムで(1)式のシステムの状態観測器になり得
る。尚、上記においてA、B、C,Lは所定の行列マト
リクスである。
第1図は状態観測器を組み込んだ速度制御系のブロック
図である。
図である。
10は速度ループであり、1点鎖線で囲んだ部分(アン
プ、モータ、電流ループ)を除き全てソフトウェアによ
るデジタル演算処理により構成される。50は推定され
たモータイナーシャJ を泪いて実速度及び外乱トル
クを推定する状態m測蕗であり、速度ループ10と同様
にソフトウェアによるデジタル演算処理により構成され
る。
プ、モータ、電流ループ)を除き全てソフトウェアによ
るデジタル演算処理により構成される。50は推定され
たモータイナーシャJ を泪いて実速度及び外乱トル
クを推定する状態m測蕗であり、速度ループ10と同様
にソフトウェアによるデジタル演算処理により構成され
る。
60は状態観測器で用いられる推定イナーシャJ、/の
補正値ΔJを演算するイナーシャ補正部、70は補正値
ΔJにフィルタ処理を施し、補正値を指数関数的に変化
させて、それ迄のイナーシャJ=/に加算するフィルタ
部、80は帯域制御部でモータ速度が低速になった時に
状態観測器の帯域を下げる。
補正値ΔJを演算するイナーシャ補正部、70は補正値
ΔJにフィルタ処理を施し、補正値を指数関数的に変化
させて、それ迄のイナーシャJ=/に加算するフィルタ
部、80は帯域制御部でモータ速度が低速になった時に
状態観測器の帯域を下げる。
速度ループ10において、11は指令速度vcゎ。
とモータ速度x、の差である速度偏差を演算する演算器
、12は演算器11の出力を積分する積分ゲインに1の
積分器(K、/s)、13はに2・X、を出力する比例
器、14は積分器と比例器の出力差を演算してトルクコ
マンドUを発生する演算器、15は演算器14から出力
されたトルクコマンドを状態観測器50から出力される
推定外乱トルク交。で補正するトルクコマンド補正部で
ある。又、16はモータであり、16aは外乱トルクX
2の加入部、J7はモータイナーシャである。
、12は演算器11の出力を積分する積分ゲインに1の
積分器(K、/s)、13はに2・X、を出力する比例
器、14は積分器と比例器の出力差を演算してトルクコ
マンドUを発生する演算器、15は演算器14から出力
されたトルクコマンドを状態観測器50から出力される
推定外乱トルク交。で補正するトルクコマンド補正部で
ある。又、16はモータであり、16aは外乱トルクX
2の加入部、J7はモータイナーシャである。
状態観測器50において、Jl、、′は推定されたモー
タイナーシャ、K工。、に2oは状態II!測器の帯域
を決定するフィルタ係数、X、はモータ実速度、交□は
推定速度、又□は推定外乱トルク、Uはトルクコマンド
であり、モータ実速度x、と推定速度量、の偏差ΔX1
及び外乱トルクX2と外乱トルクの推定値交2との偏差
が共に零に収束するように構成されている。尚、50a
は速度偏差Δx、にフィルタ処理を施して推定外乱トル
クλ2を発生するフィルタブロックで伝達関数 G (s) =に27s+に、。
タイナーシャ、K工。、に2oは状態II!測器の帯域
を決定するフィルタ係数、X、はモータ実速度、交□は
推定速度、又□は推定外乱トルク、Uはトルクコマンド
であり、モータ実速度x、と推定速度量、の偏差ΔX1
及び外乱トルクX2と外乱トルクの推定値交2との偏差
が共に零に収束するように構成されている。尚、50a
は速度偏差Δx、にフィルタ処理を施して推定外乱トル
クλ2を発生するフィルタブロックで伝達関数 G (s) =に27s+に、。
を有している。50bはトルクコマンドUに推定イナー
シャJm を作用させるブロック、50Cは加算ブロ
ック、50dは積分ブロックである。
シャJm を作用させるブロック、50Cは加算ブロ
ック、50dは積分ブロックである。
イナーシャ補正部60は次式
%式%(1]
によりモータイナーシャJ、、、′を演算し、これと前
回比の(前サンプリング時刻における)推定イナーシャ
J との差分ΔJ(=J −J’)を求め、ΔJ
を補正値として出力する。
回比の(前サンプリング時刻における)推定イナーシャ
J との差分ΔJ(=J −J’)を求め、ΔJ
を補正値として出力する。
フィルタ部70はΔJにフィルタ処理を施して指数関数
的に変化させて前回比のイナーシャJ0に加算しく最終
的にJ8′になる)、これにより推定イナーシャ値を補
正する。
的に変化させて前回比のイナーシャJ0に加算しく最終
的にJ8′になる)、これにより推定イナーシャ値を補
正する。
帯域制御部80は実速度、換言すれば図示しない速度測
定手段であるエンコーダから発生するパルス周波数に応
じて、状¥!A観測器50のフィルタ部50aにおける
フィルタ係数に1゜、に2゜を変化させ、低速時の帯域
を下げる。尚、係数値は所定周波数以上で一定に固定す
る。
定手段であるエンコーダから発生するパルス周波数に応
じて、状¥!A観測器50のフィルタ部50aにおける
フィルタ係数に1゜、に2゜を変化させ、低速時の帯域
を下げる。尚、係数値は所定周波数以上で一定に固定す
る。
次に、第1図の全体的動作を説明する。
状態a測温50は所定サンプリング時間毎にトルクコマ
ンドUと推定外乱トルク交、とモータイナーシャの推定
値J6 を用いて実速度x、を推定し、実速度と推定
速度量、の差分である速度偏差ΔX。
ンドUと推定外乱トルク交、とモータイナーシャの推定
値J6 を用いて実速度x、を推定し、実速度と推定
速度量、の差分である速度偏差ΔX。
にフィルタ処理を施して外乱トルク交、を推定してトル
クコマンド補正部15に入力する。
クコマンド補正部15に入力する。
トルクコマンド補正部15は該推定外乱トルク交 に基
づいてトルクコマンドUを補正する。
づいてトルクコマンドUを補正する。
又、以上と並行してイナーシャ補正部60は実速度と推
定速度の偏差ΔX1と、トルクコマンドUと、推定外乱
トルク交。とから(1)式よりイナーシャJmIIを求
めると共に、これ迄のイナーシャJ7との差分であるイ
ナーシャ補正値ΔJを演算してフィルタ70に入力する
。
定速度の偏差ΔX1と、トルクコマンドUと、推定外乱
トルク交。とから(1)式よりイナーシャJmIIを求
めると共に、これ迄のイナーシャJ7との差分であるイ
ナーシャ補正値ΔJを演算してフィルタ70に入力する
。
フィルタ部70はΔJにフィルタ処理を施してΔJを指
数関数的に変化させて前回比のイナーシャコイ′に加算
し、これにより推定イナーシャ値を補正する。
数関数的に変化させて前回比のイナーシャコイ′に加算
し、これにより推定イナーシャ値を補正する。
この結果、サンプリング時間毎に上記の処理を繰り返す
と、推定イナーシャは順次実負荷に応じたモータイナー
シャJ、、lに近ずいてゆき、推定イナーシャJ と
実イナーシャJINとの差による速度変動がなくなる。
と、推定イナーシャは順次実負荷に応じたモータイナー
シャJ、、lに近ずいてゆき、推定イナーシャJ と
実イナーシャJINとの差による速度変動がなくなる。
又、帯域制御部80は速度測定手段(図示せず)から発
生するパルス周波数を監視し、その周波数に応じてフィ
ルタブロック50aにおける係数に、。、に2゜を変化
させ、低速回転時における状態観測器の帯域を下げる。
生するパルス周波数を監視し、その周波数に応じてフィ
ルタブロック50aにおける係数に、。、に2゜を変化
させ、低速回転時における状態観測器の帯域を下げる。
これにより、低速時に速度検出用パルスの間隔が長くな
ることによる速度検出分解能の劣化を押さえることがで
き、低速時におけるイナーシャ推定値の誤差を減少させ
ることができろ。
ることによる速度検出分解能の劣化を押さえることがで
き、低速時におけるイナーシャ推定値の誤差を減少させ
ることができろ。
〈発明の効果〉
思上本発明によれば、実速度と推定速度の差である速度
偏差と、トルクコマンドと、推定外乱トルクとから推定
イナーシャを補正するように構成したから、モータイナ
ーシャを正確に推定でき従って外乱トルクを正確に推定
して速度変動を除去することができる。
偏差と、トルクコマンドと、推定外乱トルクとから推定
イナーシャを補正するように構成したから、モータイナ
ーシャを正確に推定でき従って外乱トルクを正確に推定
して速度変動を除去することができる。
又、本発明によれば実速度が低速になるにつれ状態観測
器の帯域を下げるように構成したから、低速時にもモー
タイナーシャを正確に推定することができる。
器の帯域を下げるように構成したから、低速時にもモー
タイナーシャを正確に推定することができる。
第1図は本発明のサーボ制御系の構成図、第2図及び第
3図は状態観測器の原理説明図である。 10・・速度ループ、 15・・トルクコマンド補正部、 50・・状態観測器、60・・イナーシャ補正部、80
・・帯域制御IIJ部 特許出願人 ファナック株式会社代理人
弁理士 齋藤千幹第2図 第う図
3図は状態観測器の原理説明図である。 10・・速度ループ、 15・・トルクコマンド補正部、 50・・状態観測器、60・・イナーシャ補正部、80
・・帯域制御IIJ部 特許出願人 ファナック株式会社代理人
弁理士 齋藤千幹第2図 第う図
Claims (2)
- (1)モータのイナーシャを推定し、該推定イナーシャ
を用いて速度と外乱トルクを推定し、推定した外乱トル
クに基づいてサーボモータへ与えるトルクを補正するサ
ーボ制御における状態観測方法において、 実速度と推定速度の差である速度偏差と、トルクコマン
ドと、推定外乱トルクとから推定イナーシャの補正値を
求め、該補正値に基づいて推定イナーシャを補正するこ
とを特徴とするサーボ制御における状態観測方法。 - (2)実速度が低速になるにつれ状態観測器の帯域を下
げることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の状態
観測方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63275915A JPH02123984A (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 | サーボ制御における状態観測方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63275915A JPH02123984A (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 | サーボ制御における状態観測方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02123984A true JPH02123984A (ja) | 1990-05-11 |
Family
ID=17562198
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63275915A Pending JPH02123984A (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 | サーボ制御における状態観測方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02123984A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0469082A (ja) * | 1990-06-29 | 1992-03-04 | Fanuc Ltd | オブザーバによるサーボモータ制御装置 |
EP0604663A4 (en) * | 1992-07-17 | 1995-07-12 | Fanuc Ltd | METHOD FOR ESTIMATING INERTIA AND INTERFERENCE TORQUE, AND METHOD FOR DETECTING AN UNUSUAL LOAD. |
WO1997020260A1 (fr) * | 1995-11-28 | 1997-06-05 | Fanuc Ltd | Procede d'estimation de la charge de perturbations sur des servomoteurs |
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