JPH01301355A - 文字間隔調整方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は英文清書に於ける文字間隔調整方式に関し、特
に清書結果を日本語印刷装置に出力するときの文字間隔
調整方式に関する。

〔従来の技術〕

従来、日本語印刷装置への出力を目的とした英文清書に
於いては文字情報を単に並べて清書出力しているだけで
あった。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来は上述したように、英文の清書結果を日本語印刷装
置に出力する場合、文字情報を単に並べて出力するだけ
であるので、文字間隔が広い場所と狭い場所とが混在し
てしまい、作成された英文が読みにくいものとなってし
まう。

本発明の目的は印刷する文字に応じて文字間隔を調整す
ることにより、読みやすい英文を作成できるようにする
ことにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は上記目的を達成するため、 清書する英字の文字コードを入力する入力手段と、 文字パターンが登録される文字パターン記憶手段と、 該文字パターン記憶手段に登録されている文字パターン
それぞれについて、文字パターンの有効部分の幅を示す
有効文字幅及び文字パターンの左端から有効部分の左端
までの幅を示す左端調整幅が登録される文字幅情報記憶
手段と、 文字パターンが展開される文字合成領域と、前記入力手
段から入力された文字コード対応の文字パターンを前記
文字パターン記憶手段から読出して前記文字合成領域に
展開する文字間隔調整制御手段とを含み、 該文字間隔調整制御手段は前記文字合成領域に文字パタ
ーンを展開する際、前記文字パターン記憶手段に登録さ
れている有効文字幅及び左端調整幅に基づいて直前に展
開されている文字パターンの有効部分に左端調整幅だけ
重ね合わせて文字パターンを展開する。

〔作　用〕

文字幅情報記憶手段には文字パターン記憶手段に登録さ
れている文字パターン毎に、文字パターンの有効部分を
示す有効文字幅と左端調整幅とが登録されている６文字
間隔調整制御手段は文字パターンを文字合成領域に展開
する際、文字幅情報記憶手段に登録されている有効文字
幅と左端調整幅とに基づいて直前に展開されている文字
パターンの有効部分に今回展開する文字パターンの左端
調整幅を重ね合わせて文字パターンを展開することによ
り、文字間隔を調整する。

〔実施例〕

次に本発明の実施例について図面を参照して詳細に説明
する。

第１図は本発明の実施例のブロック図であり、清書する
英文量の文字コード（ＪＩＳコード、ＡＳＣＩＩコード
、ＥＢＣＤＩＣコード等）を入力する入力部１０１と、
日本語印刷装置用の文字パターンが２値画像データによ
り登録されている文字パターン部１０２と、文字パター
ン部１０２に登録されている各文字パターンのパターン
幅、有効文字幅、左端調整幅が登録されている文字幅情
報部１０３と、文字合成領域１０４と、入力部１０１か
ら入力した文字コードに対応する文字パターンを文字パ
ターン部１０２から読出し、読出した文字パターンと文
字合成領域１０４に展開されている直前に読出した文字
パターンとを文字幅情報部１’０３に登録されている情
報に従って合成することにより、即ち、今回読出した文
字パターンと直前に読出した文字パターンとを文字幅情
報部１０３に登録されている情報に従って文字合成領域
１０４上に重ね合わせて展開することにより、文字間隔
を調整する文字間隔調整制御部１０５とから構成されて
いる。

第２図は文字パターン部１０２に２値画像データで登録
されている文字パターンの内の文字の大きさが７ポイン
ト文字の種類が全角文字の英小文字ｗ、ｉの文学パター
ン２０１，２０２を示した図である。

第３図は文字幅情報部１０３の内容の一部（大きさが７
ポイント、文字の種類が全角文字の英小文字ａ、ｔ、Ｉ
、ｗと空白についての部分）を示した図であり、文字幅
情報部１０３には文字パターン部１０２に登録されてい
る全ての文字パターンに対応した文字コード３０１と、
文字コード３０１に対応した文字パターンのパターン幅
３０２と、文字コード３０１に対応した文字パターンの
有効文字部分の幅を示す有効文字幅３０３と、文字パタ
ーンの左端から有効文字部分の左端までの幅を示す左端
調整幅３０４とが登録されている。

尚、パターン幅３０２．有効文字幅３０３及び左端調整
幅３０４は要素数（ドツト数）で表されているものであ
る。また、各文字パターンの有効文字幅したがって左端
調整幅は、直前に印刷した文字パターンの有効部分に今
回印刷する文字バターンの左端調整部分を重ね合わせて
印刷した場合、文字間隔が文字の種類によらず、はぼ一
定となり、最適な文字間隔が得られるように設定されて
いる。

第４図は文字の大きさが７ポイント文字の種類が全角文
字の英小文字ｗ、ａ、ｉ、ｌの文字パターンに於ける文
字パターン幅（ａ）、有効文字福山）及び左端調整幅（
Ｃ１を示した図である。同図から判るように、文字幅の
狭い文字パターン程、有効文字幅（ｂ肋（小さく、左端
調整幅ｆｃｌが大きくなっている。

第５図は文字間隔調整制御部１０５の処理例を示すフロ
ーチャ７ト、第６図は文字合成領域１０４に於ける合成
過程を示す図であり、以下各図を参照して本実施例の動
作を説明する。

文字間隔調整制御部１０５は、第５図のフローチャート
に示す処理を開始すると、先ず、文字合成領域１０４で
の合成現在位置をその左端に位置づけるため現在合成位
Ｗ　ｔＪｆ域Ｘに「０」を設定しくステップ４０１）、
次いで入力部１０１より一文字分の文字コードを入力し
くステップ４０２）、次いでステップ４０２で入力部１
０１から文字パターンを入力できたか否か、即ち入力情
報が終りであるか否かを判定する（ステップ４０３）、
そして、ステップ４０３の判定結果がＹＥＳの場合は、
合成現在位置領域ＸにｒＯＪが設定されているか否かを
判定しくステップ４１２）、ｒＯＪが設定されていると
判定した場合は文字合成領域１０４に出力すべき２値画
像デｉりが格納されていないのでその処理を終了し、「
０」以外の値が設定されていると判定した場合は文字合
成領域１０４に未出力の２値画像データが存在している
ので文字合成領域１０４に格納されているｚ値画像デー
タを出力した後（ステップ４１３）、その処理を終了す
る。また、ステップ４０３の判定結果がＮｏの場合はス
テップ４０４の処理を行なう。

ステップ４０４ではステップ４０２で入力した文字コー
ドを用いて文字幅情報部１０３を検索することにより得
た有効文字幅３０３を一時頭域ｙに設定する処理が行な
われ、続くステップ４０５ではステップ４０２で入力し
た文字コードを用いて文字幅情報部１０３を検索するこ
とにより得た左端調整幅３０４を一時領域２に設定する
処理が行なわれる。

ステップ４０５の処理が終了すると文字間隔調整制御部
１０５は合成現在位置領域Ｘに設定されている合成現在
位置と一時領域°ｙに設定されている有効文字幅とを加
算した値が１行の嬰素数を越えたか否かを判定する（ス
テップ４０６）。そして、その判定結果がＮＯの場合は
ステップ４０７の処理を行ない、ＹＥＳの場合はステッ
プ４１０に於いて文字合成領域１０４に格納されている
合成された１行分の２値画像データを出力すると共に文
字合成領域１０４を初期化し、次のステップ４１１に於
いて合成現在位置領域Ｘに「０」を設定し、その後ステ
ップ４０７の処理を行なう。

ステップ４０７では合成現在位置領域Ｘに設定されてい
る合成現在位置から一時碩域２に設定されている左端調
整幅を減じた値を新たな合成現在位置にする処理が行な
われ、続くステップ４０８ではステップ４０２で入力さ
れた文字コードに対応する文字パターンを文字パターン
部１０２から読出し、読出した文字パターンの左端がス
テップ４０７で算出した合成現在位置にくるように上記
文字パターンを文字合成領域１０４に展開する処理が行
なわれる。この文字パターンの展開は、展開する文字パ
ターンの各要素の２値画像データと、文字合成領域１０
４の文字パターンが展開される部分に格納されている各
要素の２値画像データとの論理和をとることにより行な
われる。そして、ステップ４０８の処理が終了すると文
字間隔調整制御部１０５は合成現在位置領域Ｘに設定さ
れている現在合成位置と一時領域ｙ、ｚに設定されてい
る有効文字幅、左端ｍ整幅とを加算した値を新たな合成
現在位置としくステップ４０９）、その後ステップ４０
２の処理に戻る。

従って、今、例えば、入力部１０１に入力情報として文
字列ｗ、ａ、ｉ、ｔ、空白を示す文字コードが存在して
いるとすると、文字間隔調整制御部１０５は以下に述べ
る処理を行なうことになる。

即ち、文字間隔調整制御部１０５はステップ４０１に於
いて合成現在位置領域Ｘに合成現在位置として「Ｏ」を
設定し、ステップ４０２に於いて入力部１０１から文字
列の先頭に存在する英小文字Ｗの文字コードを入力し、
ステップ４０３に於いてステップ４０２で文字コードを
入力できたか否かを判断する。この例では、ステップ４
０２に於いて英小文字Ｗの文字コードを入力することが
できたので、ステップ４０３の判断結果はＮＯとなり、
文字間隔調整制御部１０５はステップ４０４の処理を行
なうことになる。

ステップ４０４に於いてはステップ４０２で入力した英
小文字Ｗの文字コードを用いて文字幅情報部１０３を検
索することにより得られた有効文字幅ｒ２４Ｊ　　（第
３図参照）を−時領域ｙに設定する処理が行なわれ、続
くステップ４０５に於いてはステップ４０２で入力した
英小文字Ｗの文字コードを用いて文字幅情報部１０３を
検索することにより得られた左端調整幅ｒＯＪを一時領
域２に設定する処理が行なわれる。

ステップ４０５の処理が終了すると、文字間隔調整制御
部１０５は合成現在位置領域Ｘに設定されている合成現
在位置「０」と−時領域ｙに設定されている有効文字幅
「２４」とを加算した値が１行分の要素数を越えたか否
かを判定しくステップ４０６）、その判定結果がＹＥＳ
の場合はステップ４１０の処理を行ない、Ｎｏの場合は
ステップ４０７の処理を行なう、今、例えば、１行の要
素数が入力部１０１に存在している文字列ｗ、ａ、ｉ。

ｌ、空白の合計要素数基上であるとすると、ステップ４
０６の判定結果はＮＯとなり、文字間隔調整制御部１０
５はステップ４０７の処理を行なうことになる。

ステップ４０７では合成現在位置領域Ｘに設定されてい
る合成現在位置「０」から−時領域２に設定されている
左端調整幅「Ｏ」を減じた値「０」を新たな合成現在位
置にする処理が行なわれ、続くステップ４０８ではステ
ップ４０２で入力された文字コード（英小文字Ｗ）に対
応する文字パターンを文字パターン部１０２から読出し
、読出°した文字パターンの左端がステップ４０７で算
出した合成現在位置「０」にくるように、上記英小文字
Ｗの文字パターンを文字合成領域１０４に展開する。こ
の結果、英小文字Ｗの文字パターンが第６図に示すよう
に、位置ｒＯＪから文字合成領域１０４上に展開される
。

ステップ４０８の処理が終了すると、文字間隔調整制御
部１０５は合成現在位置領域Ｘに設定されている合成現
在位置「０」と、−時領域ｙに設定されている有効文字
幅「２４」と、−時領域２に設定されている左端調整幅
「０」とを加算した値「２４」を新たな合成現在位置と
しくステップ４０９）、その後ステップ４０２の処理に
戻る。

今回のサイクルに於けるステップ４０２では入力部１０
１から文字列の２番目に存在する英小文字ａの文字コー
ドを入力する処理が行なわれ、続くステップ４０３では
入力情報が終了したか否かを判定する処理が行なわれる
。この例では、入力情報が存在するのでステップ４０３
の判定結果はＮＯとなり、ステップ４０４の処理が行な
われる。

ステップ４０４では英小文字ａについての有効文字幅「
１７」　（第３図参照）を−時領域ｙに設定する処理が
行なわれ、続くステップ４０５では英小文字ａについて
の左端調整幅「４」を−時領域２に設定する処理が行な
われる。ステップ４０５の処理が終了すると文字間隔調
整制御部１０５は合成現在位置領域Ｘに設定されている
合成現在位Ｗｒ２４Ｊと一時領域ｙに設定されている有
効文字幅「１７」とを加算した値が１行の要素数を越え
ているか否かを判定する。この例では判定結果はＮＯと
なるので、文字間隔調整制御部１０５はステップ４０７
の処理を行なう。

ステップ４０７では合成現在位置領域Ｘに設定されてい
る合成現在位置「２４」から−時領域２に設定されてい
る左端調整幅「４」を減算した値「２０」を新たな合成
現在位置とする処理を行ない、続くステップ４０８では
文字パターン部１０２から入力された英小文字ａの文字
パターンをステップ４０７で設定した合成現在位置ｒ２
０Ｊから文字合成領域１０４上に展開する処理が行なわ
れる。これにより、英小文字ａの文字パターンは第６図
に示すように、位置ｒ２０Ｊから英小文字Ｗの文字パタ
ーンと合成された形、即ち左端調整幅を英小文字Ｗの有
効部分と重ね合わせた形で文字合成領域１０４上に展開
され、文字間隔が調整される。

以下、入力部１０１に存在する残りの文字ｉ。

■、空白についても前述したと同様の処理が行なわれ、
文字ｔ、ｌ、空白の文字パターンはそれぞれ第６図に示
すように、文字合成領域１０４上の位置ｒ３４Ｊ、ｒ４
４Ｊ、ｒ６１ｊから展開され、文字間隔が調整される。

そして、空白について上述した処理を行なった後、再び
ステップ４０２の処理が行なわれるが、この場合、ステ
ップ４０２では文字コードを入力することができず、ま
た合成現在位置領域Ｘには「８５」が設定されているの
で、ステップ４０３，４１２の判断結果がＹＥＳ。

ＮＯとなり、文字合成領域１０４に格納されている２値
画像データを出力するステップ４１３の処理が行なわれ
る。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明は、文字パターンの有効部
分の幅を示す有効文字幅と左端調整幅とを文字幅情報記
憶手段に登録しておき、文字パターンを文字合成領域に
展開する際、直前に展開されている文字パターンの有効
部分に左端調整幅を重ね合わせて文字パターンを展開す
るようにしたものであり、文字合成領域内に格納されて
いる各文字パターンは文字間隔―整が行なわれたものと
なるので、文字合成領域に格納されている文字パターン
を用いて印字することにより、読みやすく見映えのする
英文量を作成できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例のブロック図、第２図は文字パ
ターン部１０２に登録される文字パターンの一例を示す
図、 第３図は文字幅情報部１０３の内容の一部を示す図、 第４図は文字幅情報部１０３に登録されている情報と文
字パターンとの関係を示す図、第５図は文字間隔調整制
御部１０５の処理例を示すフローチャート及び、 第６図は文字パターンの合成過程を示す図である。 図に於いて、１０１・・・入力部、１０２・・・文字パ
ターン部、１０３・・・文字幅情報部、１０４・・・文
字合成領域、１０５・・・文字間隔調整制御部。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 清書する英字の文字コードを入力する入力手段と、 文字パターンが登録される文字パターン記憶手段と、 該文字パターン記憶手段に登録されている文字パターン
   それぞれについて、文字パターンの有効部分の幅を示す
   有効文字幅及び文字パターンの左端から有効部分の左端
   までの幅を示す左端調整幅が登録される文字幅情報記憶
   手段と、 文字パターンが展開される文字合成領域と、前記入力手
   段から入力された文字コード対応の文字パターンを前記
   文字パターン記憶手段から読出して前記文字合成領域に
   展開する文字間隔調整制御手段とを含み、 該文字間隔調整制御手段は前記文字合成領域に文字パタ
   ーンを展開する際、前記文字パターン記憶手段に登録さ
   れている有効文字幅及び左端調整幅に基づいて直前に展
   開されている文字パターンの有効部分に左端調整幅だけ
   重ね合わせて文字パターンを展開することを特徴とする
   文字間隔調整方式。