JP2800865B2 - 文字処理装置 - Google Patents

文字処理装置

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JP2800865B2
JP2800865B2 JP4043517A JP4351792A JP2800865B2 JP 2800865 B2 JP2800865 B2 JP 2800865B2 JP 4043517 A JP4043517 A JP 4043517A JP 4351792 A JP4351792 A JP 4351792A JP 2800865 B2 JP2800865 B2 JP 2800865B2
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孝行 小川
幸子 飯田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ワードプロセッサや
コンピュータなどの文書編集装置に関し、より詳しく
は、画像処理することにより所定の書体や字形を拡大/
縮小変化させることのできる文字処理装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の文字処理装置による文字生成にお
いては、輪郭補正の手法によるアウトラインフォントを
用いることによって、文字を拡大した際に、文字輪郭に
生じる階段状のぎざぎざを解消している。また、アウト
ラインフォントをさらに発展させた曲線アウトライン方
式いわゆるスーパーアウトラインフォントを用いれば、
文字を拡大した場合においても、極めて美しい文字が得
られるようになっている。特開昭64−590号公報には、
このような文字を図形のように解像処理して所定の書体
や字形を拡大したり縮小したりまたは構成字画をやせた
りふとらせたり、文字を上下方向に伸ばしたり縮めたり
し、所定文字の造形を変化させることができる文字発生
方法およびその装置が記載されている。
【0003】上記したスーパーアウトラインフォント
は、文字フォントを1つ1つの部品(以下、フォーミュ
ラデータと呼ぶ)に分けてその輪郭データを格納してお
り、文字フォントを表現する場合には、それらのフォー
ミュラデータを文字フォント構成のための情報(以下、
ストロークデータと呼ぶ)にしたがって変形、配置して
文字フォントを構成し、均一濃度で印字を行っている。
【0004】具体的に説明すると、図12においてa
1,a2はそれぞれ文字“入”を生成するためのフォー
ミュラーデータである。また、aはa1,a2をストロ
ークデータにしたがって変形、配置して“入”という文
字を構成させたものである。このように、従来の文書編
集装置では、このようにして文字を構成し、構成された
文字輪郭内を単に一定の濃度で塗りつぶす処理を行うこ
とによって文字の印字を行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の文字処理装置による文字生成および印字におい
ては、アウトラインフォント,スーパーアウトラインフ
ォントに限らず、1つの文字フォントに対して一定の濃
度で印字が行われる構成であるため、印字された文字が
平面的になるという欠点があった。また、スーパーアウ
トラインフォントによって毛筆に近い文字が得られたと
しても、その濃度が均一であるため、実際の毛筆文字と
は著しくかけ離れた印象を与えるものであった。この発
明は以上の事情を考慮してなされたもので、筆圧に対応
する濃淡を有する文字を印字することのできる文字処理
装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】図1はこの発明の基本構
成を明示するブロック図である。同図においてこの発明
は、文字情報を入力する入力手段1と、入力手段1から
入力された文字情報を記憶する文字情報記憶手段と、
文字を構成する複数の字画パターンを濃淡情報とともに
記憶する文字フォント記憶手段3と、文字情報記憶手段
2に記憶された文字情報に対応する字画パターン及び濃
淡情報を文字フォント記憶手段3から読み出す読出手段
と、読出手段4により読み出した字画パターンの変形
配置のための座標及び、字画パターンの重畳に伴う濃度
バランスを演算する演算手段5と、演算手段5により演
算された座標及び濃度バランスによって濃淡を有する文
字のビットデータを展開し出力する出力手段6とを備え
てなる文字処理装置である。
【0007】この発明において、字画パターンとは、組
み合わせによって1つの文字フォントを構成する1また
は複数の部品パターンを意味する。この字画パターン
は、字画パターン内部を複数の閉じた輪郭により区画し
各区画ごとに異なる印字濃度を表す濃度情報が付加され
ていることが好ましい。出力手段6は熱転写プリンタで
構成することができ、このように熱転写プリンタで構成
した場合には、プリンタヘッドへの通電時間を濃淡情報
に応じて変化させることにより、濃淡を有する文字を出
力することができる。この濃淡のある文字の出力は、出
力手段6により、濃淡情報に応じたメッシュパターンを
出力するようにしてもよい。
【0008】この発明における文字フォントとは、定め
られた形と大きさを持つ字の一組みを意味し、大きさに
ついては、少なくとも、文字フォント内に濃淡を付ける
ことができる文字幅を有することが必要である。また、
一組みとは、明朝体,ゴシック,イタリックなどがその
例である。
【0009】
【作用】この発明によれば、文字情報の出力の際には、
出力すべき文字情報に対応する字画パターン及び濃淡情
報が文字フォント記憶手段3から読み出され、読み出さ
れた字画パターンの変形配置のための座標及び、字画パ
ターンの重畳に伴う濃度バランスが演算手段5により演
算され、演算された座標及び濃度バランスによって濃淡
を有する文字のビットデータが展開されて出力される。
したがって、字画パターンの重畳部分、つまり字画パタ
ーンが重なる部分についての濃淡バランスを考慮した濃
淡を有する文字を出力することができる。
【0010】
【実施例】以下、図に示す実施例に基づいてこの発明を
詳述する。なお、これによってこの発明は限定されるも
のではない。図2はこの発明を日本語ワードプロセッサ
に適用した場合の構成を示したものである。同図におい
て、31は文字などを入力するためのキーボードなどか
ら構成される入力装置である。この入力装置31には、
濃淡印字を指示するための印字キーが備えられている。
32は装置全体の制御を行うCPUである。33はLC
DやCRTなどから構成される表示装置である。34は
入力装置31から入力されて編集された文章などを格納
する文章情報記憶手段としての文章バッファである。3
5はアウトラインデータをビットパターンに展開するた
めの印刷用バッファである。36は印刷用バッファ35
の内容を印刷する印刷装置である。37は文字フォント
データおよび文字に関する濃淡データを格納している文
字生成情報記憶手段としての文字データ蓄積装置であ
る。38は文字生成処理に係る座標計算を行うための演
算装置である。
【0011】なお、入力装置31から入力された文字情
報を仮名漢字交じり文に変換する処理いわゆる仮名漢字
変換については従来公知の技術を利用するものであり、
この発明の特徴部分ではないため、その説明を省略す
る。
【0012】このような構成において、濃淡印字処理を
図3に示すフローチャートにしたがって説明する。ま
ず、入力装置31から文字が入力されると、コード化さ
れて(ステップ50)CPU32に与えられ、CPU32
において仮名漢字変換処理が行われ、仮名漢字交じり文
が作成され(ステップ51)、作成された文章は文章バッ
ファ34に蓄えられる(ステップ52)。そして入力され
た文字は同時に表示装置33の画面上に表示される。こ
の状態で、入力装置31の印字キーが押されると(ステ
ップ53)、CPU32はまず、文章バッファ34に格納
されている内容を1文字ずつ取り出し(ステップ54)、
次いで文字フォントデータおよび濃淡データを格納して
いるデータ蓄積装置37から文字フォントデータを取り
出す(ステップ55)。
【0013】次に演算装置38は、フォーミュラーデー
タ(1つの文字フォントを構成するための1または複数
からなる部品)をストロークデータ(部品から文字フォ
ントを組み立てるための手順)に従って変形、配置する
ために、座標を計算するとともに、各座標での濃度バラ
ンスを計算する(ステップ56)。また演算装置38は、
変形、配置する際に、フォーミュラーデータが重なる部
分については、相互のフォーミュラーデータについて濃
度バランスも計算する。
【0014】演算装置38によって計算された座標デー
タは、印刷用バッファ35に転送されてメモリ上に展開
される(ステップ57)。展開されたビットデータは、印
刷装置36に転送されて印刷が実行される(ステップ5
8)。
【0015】次に、文字に対して濃淡を付ける処理につ
いて詳述する。“濃淡”処理を実現するための方法とし
ては、スーパーアウトラインフォントのフォーミュラー
データについて、予め毛筆特有の濃淡のポイント(筆圧
の加わるポイント)を、ある離散幅をもって離散的(等
圧線状)に記憶しておく。図4はフォーミュラーデータ
の持ち方を例示したものであり、各フォーミュラーデー
タは、輪郭データと、少し濃い輪郭データと、次に濃い
輪郭データの順に濃淡データを持っている。
【0016】図5は実際の文字を構成するための情報で
あるストロークデータの持ち方を示したものである。こ
の情報は、文字を構成するフォーミュラーデータの数
と、そのフォーミュラーデータの番号と、フォーミュラ
ーデータを変形、配置するための情報とから構成されて
いる。例えば文字“入”のストロークデータについて説
明すると、“入”という文字は、フォーミュラーデータ
No.1とNo.2とから構成されていることを知り、
次にストロークデータの変形、配置するための情報にし
たがって文字を構成する。この時、濃度の分布も決定す
る。
【0017】図6のb10,b20は、文字“入”を生
成するための2つのフォーミューラーデータのうち濃度
の薄い方を示すデータである。またb11,b21は濃
度の濃い方を示すデータである。図7は各フォーミュラ
ーデータの各座標での濃度バランスを計算にて知り、ス
トロークデータに従って変形、配置して最終の濃度を決
定した結果である。このようにして完成された文字
“入”は、3つの濃度パターンを有することになる。
【0018】次に、上記した濃淡を有する文字を実際に
印字する方法を以下に説明する。まず、第1の方法は、
濃淡情報に基づいて印刷装置36のプリンタヘッドへの
通電時間を制御し、それにより文字に濃淡を付ける方法
である。すなわち、図8に示すように、文字の濃度が薄
い部分についてはプリンタヘッド(図示しない)への通
電時間を短くして印字させ、濃い部分についてはプリン
タヘッドへの通電時間を長くして印字させることによ
り、文字に対して濃淡を表現するものである。また自然
な濃淡を表現するために、中間濃度部分の通電時間は、
一定の計算式(濃淡の差とその距離から決定される)に
よって決定する。
【0019】図9に示すフローチャートは、上記第1の
方法による処理の流れを示したものである。すなわち、
1ライン分のデータを読み込んだ後(ステップ60→6
1)、濃度データに対応したプリンタヘッドの通電時間
を計算し(ステップ62)、通電時間を制御しながら印字
を実行する(ステップ63)。
【0020】また、第2の方法は、濃度情報に基づい
て、各濃度に対応するパターンの異なる重ね合わせによ
って濃淡を表現する方法である。すなわち、図10に示
すように、各濃度データに対応したメッシュパターンの
データを予め用意しておき、それらを重ねることによっ
て濃淡を表現するものである。
【0021】図11のフローチャートは、第2の方法に
よる処理の流れを示したものである。すなわち、1ライ
ン分のデータを読み込んだ後(ステップ70)、濃度nを
“0”にセットし(ステップ71)、1ライン分のデータ
をすべて展開したかどうかを判断し(ステップ72)、N
Oであれば濃度n相当のメッシュパターンを選択し(ス
テップ73)、濃度nの1ライン分を印刷用バッファ35
に展開し(ステップ74)、濃度値nを1インクリメント
する(ステップ75)。これにより、濃度の薄いデータか
らその濃度に対応したメッシュパターンが選択され、そ
れらのメッシュパターンを重ねたものを印刷用バッファ
35に展開した後、印字が実行される(ステップ76)。
【0022】
【発明の効果】この発明によれば、文字フォントの表現
に濃淡あるいは掠れという新しい概念を導入して毛筆特
有の濃淡を有する文字を印字することができる。また、
字画パターンの重畳部分、つまり字画パターンが重なる
部分についての濃淡バランスを考慮した自然な感じの文
字を出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の基本構成を示すブロック図である。
【図2】この発明の一実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】実施例の動作を説明するフローチャートであ
る。
【図4】実施例に係るフォーミュラーデータの内容を示
す説明図である。
【図5】実施例に係るストロークデータの内容を示す説
明図である。
【図6】実施例に係る濃淡処理を示す説明図である。
【図7】実施例に係る文字変形、配置処理を示す説明図
である。
【図8】実施例に係る第1の濃淡印字方法を示す説明図
である。
【図9】図8の印字方法に対応するフローチャートであ
る。
【図10】実施例に係る第2の濃淡印字方法を示す説明
図である。
【図11】図10の印字方法に対応するフローチャート
である。
【図12】従来例の文字フォント構成方法を示す説明図
である。
【符号の説明】
31 入力装置 32 CPU 33 表示装置 34 文章バッファ 35 印刷用バッファ 36 印刷装置 37 文字データ蓄積装置 38 演算装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 2/485 G06F 17/21 G09G 5/24 620

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字情報を入力する入力手段と、 入力手段から入力された文字情報を記憶する文字情報記
    憶手段と、文字を構成する複数の字画パターンを濃淡情報とともに
    記憶する文字フォント記憶手段と、 文字情報記憶手段に記憶された文字情報に対応する字画
    パターン及び濃淡情報を文字フォント記憶手段から 読み
    出す読出手段と、読出手段により読み出した字画パターンの変形配置のた
    めの座標及び、字画パターンの重畳に伴う濃度バランス
    を演算する演算手段と、 演算手段により演算された座標及び濃度バランスによっ
    て濃淡を有する文字のビットデータを展開し出力する出
    力手段 とを備えてなる文字処理装置。
  2. 【請求項2】 出力手段が熱転写プリンタで構成され、
    濃淡情報に応じてプリンタヘッドへの通電時間を変化さ
    せるようにしたことを特徴とする請求項1記載の文字処
    理装置。
  3. 【請求項3】 出力手段は濃淡情報に応じたメッシュパ
    ターンを出力するようにしたことを特徴とする請求項1
    記載の文字処理装置。
JP4043517A 1992-02-28 1992-02-28 文字処理装置 Expired - Lifetime JP2800865B2 (ja)

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JP4043517A JP2800865B2 (ja) 1992-02-28 1992-02-28 文字処理装置

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JPH05238066A JPH05238066A (ja) 1993-09-17
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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2650324B2 (ja) * 1988-06-02 1997-09-03 株式会社リコー 多値文字フォント発生システム
JPH0814786B2 (ja) * 1988-12-28 1996-02-14 株式会社日立製作所 文字の処理方式

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JPH05238066A (ja) 1993-09-17

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