JPH05216456A - 文字出力装置 - Google Patents

文字出力装置

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JPH05216456A
JPH05216456A JP4017596A JP1759692A JPH05216456A JP H05216456 A JPH05216456 A JP H05216456A JP 4017596 A JP4017596 A JP 4017596A JP 1759692 A JP1759692 A JP 1759692A JP H05216456 A JPH05216456 A JP H05216456A
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JP
Japan
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character
thickness
data
line
output device
Prior art date
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Withdrawn
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JP4017596A
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English (en)
Inventor
広市 ▲吉▼田
Hiroichi Yoshida
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 少ないメモリ容量で任意の線の太さを有する
文字が印字できる文字出力装置を提供する。 【構成】 印刷バッファ15には、文字データ蓄積装置
17が接続され、そこには文字の骨格のみが個々の部品
としてパターン化されて蓄積されている。印刷バッファ
15には、さらに文字の骨格に対して文字の太さを記憶
する文字太さ指定レジスタ18が接続されている。印刷
バッファ15において、文字データ蓄積装置17からの
文字の骨格及び文字太さ指定レジスタ18で指定された
文字の太さの両方を用いて具体的な文字パターンが展開
出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【従来の技術】従来のプリンタなどの文字出力装置は個
々の文字の輪郭をデータで持っている。輪郭のデータと
しては、直線で近似した直線アウトライン、スプライン
曲線やビジェ曲線などの曲線アウトラインが考えられて
いる。直線を用いた場合は、それを用いて文字を形成す
る処理は早いが、滑らかな線にするためには多くの点を
規定しなければならない。曲線を用いた場合は、滑らか
な線で文字の元の形を表現しやすいが、計算が複雑で処
理が遅くなる。処理を早くためにハードで曲線を形成す
る場合は、文字出力装置の価格が高くなってしまう。
【0002】また、データの持ち方で文字の部首や造り
を部品として扱う方法も考えられている。
【0003】従来の文字出力装置においては、明朝体、
角ゴシック体、丸ゴシック体など書体毎にフォントを持
っている。また、同じ丸ゴシック体でも太さが違えば別
の書体としてデータを持っている。
【0004】図10は従来の文字出力装置の全体構成を
示す図である。図10を参照して、従来の文字出力装置
は、文字などを入力するキーボードなどの入力装置21
と、装置全体を制御するCPU22と、CRTなどの表
示装置23と、入力し加工された文字などを入れる文章
バッファ24と、文章バッファに入れられた文字を印刷
するために文字データを格納している文字データ蓄積装
置27からの文字データを展開する印刷バッファ25
と、実際に印字を行なうプリンタ26とを含む。文字デ
ータ蓄積装置27に格納された文字データから個々の文
字の座標値をCPU22が求め、印刷バッファ25内に
ある図示のないRAM上に図11に示すように閉じた輪
郭線のドットを展開する。
【0005】すべてのデータの展開が終わると、閉じた
輪郭線の中が図12に示すように塗り潰される。閉じた
輪郭線の中がすべて塗り潰されるとRAM上のドットデ
ータはプリンタ26に送られて実際に印字される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の文字出力装置は
上記したように個々の文字の輪郭を線で持っているた
め、個々の文字を一片毎に管理しておらず、線の太さと
いう判断ができない。そのため、1つの書体データ、た
とえばゴシック体データで細ゴシックから太ゴシックま
での文字に対応できない。同一の文字に対しても各々細
ゴシックと太ゴシックのデータを持つ必要があった。そ
の結果、任意の線の太さを有する文字を出力するために
は多くのデータ、すなわち多くのメモリ容量が必要であ
った。
【0007】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、少ないデータすなわち少ないメ
モリ容量で任意の線の太さの文字を出力できる文字出力
装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る文字出力
装置は、文字を構成する各線の中心線を表わす第1のデ
ータを保持する第1データ保持手段と、各線の太さを表
わす第2データを保持する第2データ保持手段と、第1
および第2のデータを用いて文字のパターンを形成する
手段とを含む。
【0009】
【作用】この発明に係る文字出力装置においては、文字
パターンを個々の文字の輪郭ではなく、一片一片の線の
骨格となる第1のデータとその太さを表わす第2のデー
タとで管理している。
【0010】
【実施例】以下この発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0011】図1はこの発明に係る文字出力装置の要部
を示すブロック図である。図1を参照して、この発明に
係る文字出力装置は、入力装置11、CPU12、表示
装置13および文章バッファ14は従来の図10で説明
した各部と同じであるが、CPU12には、アウトライ
ンデータをビットパターンに展開する印刷バッファ15
が接続され、印刷バッファ15には文字データを格納し
ている文字データ蓄積装置17と、文字の太さを指定す
る文字太さ指定レジスタ18とが接続されている。
【0012】次にこの発明に係る文字出力装置の動作に
ついて説明する。入力装置11から文字を入力して、図
示のない仮名漢字変換機構で仮名漢字交じり文を作成
し、文章バッファ14に蓄える。入力された文字は表示
装置13に表示される。入力装置11から図示しない印
字キーが押されると、CPU12は文章バッファ14の
内容を1文字ずつ取出し、文字データ蓄積装置17から
文字パターンを取出す。文字の太さ指定レジスタ18で
設定されている太さで文字パターンを印刷バッファ15
に展開する。展開されたビットパターンはプリンタ16
に転送され、具体的に印字される。なおここで、文字太
さ指定レジスタ18に設定される太さは入力装置11か
ら入力される。
【0013】ここで文字データ蓄積装置17は文字の中
心線のデータとその文字を構成する線の太さの変化のデ
ータと線の太さの変化率のデータを有している。
【0014】文字の中心線のデータは、一般にアウトラ
インフォントで使用されている直線、スプライン曲線、
ビジェ曲線などが用いられる。線が滑らかな方が文字は
きれいになるが、それだけ計算が複雑になり装置の処理
スピードが遅くなる。
【0015】線の太さの変化のデータとしては一般にア
ウトラインフォントで使用されている直線、スプライン
曲線、ビジェ曲線などが考えられる。中心線をビジェ曲
線などにしておけば、太さのほうが直線で近似しても滑
らかな線になる。この場合は計算が単純になるため、装
置の処理スピードが速くなる。
【0016】次に文字データ蓄積装置17のデータの持
ち方について説明する。文字データ蓄積装置17はたと
えば特開昭64−17095号公報に開示されているよ
うに、図2に示すように文字を構成する部品で持ってい
る。辺や造りなどを画ごとに分解してその番号ごとに所
定の形状が定められている。各々の部品は相対位置関係
のデータを持っている。このデータを大きさと位置を変
えて実際の文字の部品として利用する。
【0017】図3は線の方向によるデータの持ち方を示
す図である。縦線、横線、斜め線は区別する。縦線は横
方向(X軸方向)に太さを持っている。横線は縦方向
(Y軸方向)に太さを持っている。斜め線は横方向(X
軸方向)に太さを持っている。文字の肉付けは、まず中
心線を1ドットずつ展開していき、次に太さ方向に太さ
分ドットを展開していく。
【0018】横線の場合は、左から右方向に中心線を求
め、中心線から上下方向にドットを埋めていく。縦線、
斜め線の場合も同様である。斜め線の太さ方向は横方向
であって、線の法線方向ではない。法線方向にするとド
ットを埋めるときに隙間が空いてしまう場合があるた
め、横方向または縦方向の広がりを太さとしている。
【0019】図4は線の太さを指定する表示装置13上
での画面を示す図である。明朝体は「細」を、ゴシック
体は「太」を、行書体は「細」を指定する。
【0020】図5(A)、(B)は文章中に文字フォン
トの指定で線の太さを指定する場合を示す図である。図
5(A)、(B)に示した状態においては、“この”は
細明朝体で、“データ”は太ゴシック体で、“は”は細
明朝体で、“アメリカ”は細ゴシック体で、“のもので
す。”は細明朝体で印刷される。
【0021】図6はこの発明に係る文字出力装置におけ
る文字の展開方法を示すフローチャートである。
【0022】まず印刷バッファ15にある展開用RAM
を初期化する(♯11)。文字の太さ指定画面を表示装
置13に表示して、文字の太さを指定し、文字の太さ指
定データを取出す(♯13)。続いて入力されている文
字コードを取出す(♯15)。
【0023】文字コードから部品データを取出す(♯1
7)。部品データの始点座標を計算する(♯19)。部
品データ(骨格)をRAMに展開しながら、太さ計算
し、太さ方向へ肉付け処理を行なう(♯21−♯2
5)。
【0024】次に部品データが終点かどうかをチェック
する(♯27)。部品終了ならば展開されたパターンを
プリンタ16へ転送する(♯27,♯29でYES,♯
31)。部品が終了でないときは(♯29でNO)、続
けて部品データを取出す(♯17)。文字すべての展開
が終了すれば印字を開始する(♯33)。
【0025】図7は図1に示した文字データ蓄積装置1
7における文字データの太さ情報の持ち方を示す図であ
る。(A)に文字を構成する部品を示し、(B)に部品
ナンバー毎のデータを示す。ここで太さは次の式で表わ
される。
【0026】太さ=基本太さ×太さ係数×拡大率 ここで基本太さは関数で表わされる太さを表わし、太さ
係数は同じ骨格の字母から細、中、太を変えるための係
数で0.5〜2で表わされる。
【0027】拡大率は256ドットで表わされた文字の
大きさを1としたときの大きさを表わす。
【0028】基本太さは他の部品とのバランスをとるた
めに決められている値である。部品の形成のスタートの
ときの太さと途中のときの太さと最後の太さを持ってい
る。太さ係数は細明朝、中明朝、太明朝のように変更す
るときに変える値である。拡大率は文字をどれぐらいの
大きさにするかによって変える値である。
【0029】図7を参照して各部品について説明する。
部品No.1は座標(0,0)、太さ5から座標(10,
0)太さ5を経由して座標(20,0)太さ5までの横
線である。部品No.2は座標(0,20)、太さ5から
(0,10)、太さ5を経由して(0,0)、太さ5ま
での縦線である。部品No.3〜6も同様である。
【0030】図8は文字データ蓄積装置17が持つ、実
際の文字の部品の持ち方である。文字“才”の場合、部
品数は3で、部品No.1、部品No.2、部品No.5を使
用することを意味する。部品No.1は座標(0,20)
からスタートする。部品No.2は座標(15,0)を基
本とする。部品No.5は座標(2,0)を基本とする。
【0031】図9は複数の書体に対応するための方法を
示す図である。(A)に具体的な部品の形状を、(B)
にそのデータを示す。
【0032】先頭と最後を特別な処理をする部品の太さ
情報に識別コードを入れておき、これを区別する。たと
えば、横の線1(大などに使われる線)はスタートとエ
ンドを変更すれば明朝体にも角ゴシック体にも、丸ゴシ
ック体にも使用できるので、この部品の太さ情報を3種
類持つだけで骨格のデータを3種類持たなくても文字を
復元できる。明朝体の中心線は押さえなどの膨れを除い
たものとして形成し、太さ情報で一方を多く膨れさすよ
うにして対応する。
【0033】部品1は明朝体のときは終点を押さえに変
更することを意味している。角ゴシック体のときは始
点、終点とも太さを一定にすることを意味する。丸ゴシ
ック体のときは始点、終点両方を丸くすることを意味す
る。部品No.2も同様にみる。部品No.3,No.4は書
体によっての変更がないことを意味する。部品No.5,
No.6も各々の書体で変更があることを意味している。
なおここで部品No.は図7で示したものと同じである。
【0034】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、文字の
パターンを輪郭ではなく、一片一片の線の骨格と太さで
管理しているため、文字出力装置において任意の線の太
さを有する文字が出力できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る文字出力装置の要部を示すブロ
ック図である。
【図2】文字を構成する各部品を示す図である。
【図3】線の方向によるデータの持ち方を示す図であ
る。
【図4】線の太さを指定する画面を示す図である。
【図5】文章中に文字フォントの指定で線の太さを指定
する場合の画面を示す図である。
【図6】この発明に係る文字出力装置における具体的な
文字の展開方法を示すフローチャートである。
【図7】具体的な部品毎の太さ情報の持ち方を示す図で
ある。
【図8】実際の文字の部品の持ち方を示す図である。
【図9】複数の書体に対応するための具体的なデータの
持ち方を示す図である。
【図10】従来の文字出力装置の要部を示すブロック図
である。
【図11】従来の文字形成方法を示す図である。
【図12】従来の文字形成方法を示す図である。
【符号の説明】
11 入力装置 12 CPU 13 表示装置 14 バッファ 15 印刷バッファ 16 プリンタ 17 文字データ蓄積装置 18 文字太さ指定レジスタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字を構成する各線の中心線を直線を含
    む曲線で表わす第1のデータを保持する第1データ保持
    手段と、 前記各線の太さを直線的変化で表わす第2データを保持
    する第2データ保持手段と、 前記第1および第2のデータを用いて前記文字のパター
    ンを形成する形成手段とを含む文字出力装置。
JP4017596A 1992-02-03 1992-02-03 文字出力装置 Withdrawn JPH05216456A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4017596A JPH05216456A (ja) 1992-02-03 1992-02-03 文字出力装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4017596A JPH05216456A (ja) 1992-02-03 1992-02-03 文字出力装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05216456A true JPH05216456A (ja) 1993-08-27

Family

ID=11948274

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4017596A Withdrawn JPH05216456A (ja) 1992-02-03 1992-02-03 文字出力装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05216456A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0752463A (ja) * 1993-08-11 1995-02-28 Nec Corp プリンタ装置
JP2004021928A (ja) * 2002-06-20 2004-01-22 Ricoh Co Ltd プリンタドライバ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0752463A (ja) * 1993-08-11 1995-02-28 Nec Corp プリンタ装置
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990518