JPH0747337B2 - 出力方法 - Google Patents

出力方法

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JPH0747337B2
JPH0747337B2 JP63217206A JP21720688A JPH0747337B2 JP H0747337 B2 JPH0747337 B2 JP H0747337B2 JP 63217206 A JP63217206 A JP 63217206A JP 21720688 A JP21720688 A JP 21720688A JP H0747337 B2 JPH0747337 B2 JP H0747337B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ホストコンピュータ等の情報処理装置から入
力した入力情報に基づいて出力情報を生成して出力する
出力装置における出力方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、複数種の用紙サイズを扱える出力装置において本
来指示された用紙サイズに応じて一ページ分の画像の形
成を行ったり、指示された用紙サイズに応じて文字と文
字の間隔を決定し出力していた。
〔発明が解決しようとしている問題点〕
しかしながら上記従来例では指示された用紙サイズに対
応する用紙が存在しない場合に、出力を止めるか、エラ
ースキツプ等により(指示された用紙サイズとは異な
る)その時点での用紙での出力を行おうとすると種々の
問題が発生する。
例えば第2図(b),(c)は本来B4用紙での出力を指
示したにも関わらず、B4用紙が存在せずエラースキツプ
によりA4用紙での出力を行った例で、(b)はB4用紙で
の出力を前提にパターン展開したものをA4用紙分のみを
紙面出力している場合、(c)は文字ピツチや行ピツチ
を変更してA4用紙へ強制的に出力している場合である。
以上のように、指示された用紙サイズに対応する用紙が
存在せず他の用紙での出力時、指示された用紙サイズで
の出力イメージと異なって出力されるという欠点があっ
た。
〔目的〕
本発明は、実際に出力する出力領域の大きさが指定され
た出力領域の大きさに一致しない場合でも、実際に出力
する出力領域での出力イメージを指定された出力領域で
の出力イメージに自動的に合わせることができる出力装
置における出力方法を提供することを目的とする。
〔実施例〕
第1図は本発明による出力装置のブロツク図で、1は出
力装置の制御部、2は出力装置の制御を司るマイクロプ
ロセツサより成るCPUで、制御を行うコントロールプロ
グラムがストアされているROMおよび制御情報(とりわ
け印字すべきコード列、用紙サイズ情報)のストアのた
めのRAMを持つ。3は座標形式のフオント(以下、ベク
トルフオントと呼ぶ)パターンがストアされているROM
より成るフオントメモリ、4は1頁分のドツトパターン
を記憶しておくフレームメモリ、5はフレームメモリ4
のドツト情報を例えばレーザビームプリンタでのレーザ
のオン/オフ信号に変換したりプリンタの現在装備され
ている用紙サイズ等の情報のやりとりの変換を行うプリ
ンタインタフエース部であり、6は出力装置への各種指
示−とりわけ用紙サイズが異なった場合のエラースキツ
プ−を行うパネル部、7は種々のコンピユータとの接続
を行うインタフエース回路で、例えばRS−232Cのインタ
フエース回路である。8は出力データの発生源であるホ
ストコンピユータであり、9はプリンタ部である。
かかる構成において、ホストコンピユータ8よりの印字
データ及び制御命令はインタフエース回路7を経由して
CPU2に取り込まれ、CPU2は本来印字すべき用紙サイズの
情報と共に、各コードに相当するパターンのサイズと紙
面上の位置をページバツフアと呼ぶレコード形式の形で
記憶する。CPU2は改頁コードの受信や1頁分の行数に相
当するデータによりページバツフアの作製処理を終了す
る。ページバツフアの作製終了後ページバツフアの情報
に基づいて1頁分のパターンをフレームメモリ上に形成
する。その際、CPU2は、コードに応じてフオントメモリ
3での座標情報を読み取り、ページバツフア上の指示さ
れたパターンサイズに応じた(ドツト形式の)パターン
をCPU2内のRAMエリアに形成した後、ページバツフアで
の紙面上の位置に応じたフレームメモリ上にRAMエリア
のパターンを重ね書きする。1ページ分のパターン展開
が終了するとCPU2は、プリンタインタフエース部5経由
によりプリンタ部9からの用紙サイズ情報を読み取り、
指示された用紙サイズと一致した場合、給紙の指示を行
うと共にビデオ信号化の指示を行う。プリンタインタフ
エース部5は、フレームメモリ4の各ドツトデータを順
次レーザのオン/オフ用シリアル信号に変換して出力す
る。プリンタ部9ではプリンタインタフエース部5を経
由したCPU2からの給紙指示により用紙カセツトからの用
紙の給紙を行いレーザのオン/オフ用シリアル信号に応
じて公知の電子写真技術によりトナー像を形成した後画
像定着を行う。
CPU2がプリンタインタフエース部5経由によりプリンタ
部9からの用紙サイズ情報を読み取り、指示された用紙
サイズと一致しなかった場合、エラー表示し、パネル部
6よりエラースキツプが表示されるとフレームメモリを
一たんクリアし再度現在の紙サイズに応じてパターン展
開をやり直す。つまり、コードに応じてフオントメモリ
3上のベクトルフオントをRAMエリアのドツトパターン
に展開する際、指示されたサイズに対し(現在の用紙サ
イズ÷指示された用紙サイズ)を乗じたサイズになるよ
うに展開を行うと共に指示された座標に対し(現在の用
紙サイズ÷指示された用紙サイズ)を乗じた位置に応じ
たフレームメモリ上にRAMエリアパターンを重ね書きす
る。なお算出にはx方向(幅方向)とy方向(高さ方
向)の演算が必要な事は言うまでもない。
例えば、現在の用紙サイズA4で、指示された用紙サイズ
がB4の場合第3図に示すように印字領域でのサイズ比は
0.8096,0.8094である。なお本ドツト数はレーザビーム
プリンタでの解像度を1インチ当り240ドツト(240dp
i)としさらに紙面上の上・下・左・右各5mmを非印字領
域として(第2図(e))算出したものである。
したがって、指示された文字のサイズが幅24ドツト、高
さ24ドツトであれば24×0.8096≒19,24×0.8094≒19で
幅19ドツト高さ19ドツトとしてベクトルフオントからド
ツトパターンを形成する。また、座標位置(ただし、印
字領域の左上を原点とする)も同様にして本来の位置が
(x,y)=(100,100)の場合A4での出力時は100×0.809
6≒80,100×0.8094≒80より(80,80)の位置となる。な
お変換での算出は小数点以下切り捨てである。
なお第4図はページバツフア形式を示したもので1頁の
先頭に指示された用紙サイズがストアされており各レコ
ードは次レコードを示すためのポインタ、文字列の先頭
の座標位置、文字と文字との間隔、文字列の文字サイ
ズ、文字列のバイト数を含む。次レコードを示すポイン
タが0時1頁の終了である事を示す。
第5図はベクトルフオントでの“A"のフオント情報を示
したものでフオントの各線分の始点と終点の情報より成
る。また第6図はプリンタインタフエース回路5とプリ
ンタ部9との信号線の概要図であり、4本の信号線によ
り紙サイズが判別する。したがってCPU2はプリンタイン
タフエース回路5上のI/Oをセンスする事により紙サイ
ズが判明する。例えばX“0"はB4、X“1"がA4といった
具合である。また、第7図はパネル部6を図示したもの
である。
第8図は上述の実施例での流れをフローチヤートで示し
たもので、 PE…指示された用紙サイズ(X“0"…B4,X“1"…A4
…), WE…指示された用紙サイズでのドツト幅数, HE…指示された用紙サイズでのドツト高数, Pr…現在の用紙サイズ(X“0"…B4,X“1"…A4…), Wr…現在の用紙サイズでの幅数, Hr…現在の用紙サイズでのドツト高数, Cw…文字サイズ 幅ドツト数, Ch…文字サイズ 高ドツト数, X……文字位置(x方向), Y……文字位置(y方向), N……文字列の文字数, △x…文字間ドツト数, である。なお、フローにおけるデータセツトは第1図の
RAMに記憶されることをいう。まずS1でページバツフア
に従い、1頁分のデータのパターン展開する。S2で現在
の用紙サイズを入力し(センサより)S3で現在の用紙サ
イズでのドツト幅数Wrとドツト高数Hrをセツトする。次
にS4で現在の用紙サイズPrと指示された用紙サイズP
Eが、等しいか否か判定する。等しければS5でパターン
を用紙に出力する。S4でNoの場合はPr≠PEなのでS6で第
7図に示す操作パネル上でエラーを表示し、S7でエラー
スキツプ指示か否かを判定する。Noであれば、S8,S9で
現在の用紙で出力できる分のイメージを出力する。S7で
Yesの場合は、S10,11に進み、文字サイズCw,Ch,文字位
置X,Y、文字数N、文字間ドツト数△xをセツトする。
そしてS12で、Cw=Cw*Wr/We Ch=Ch*Hr/Heにより、現在の用紙に合った文字サイズ
(幅,高さ)を導出する。又、S13で△x=△x*Wr/We
で同様に現在の用紙に合った文字間ドツト数を導出す
る。次にS14でX=X*Wr/We,Y=Y*Hr/Heによりx方
向y方向における現在の用紙に合った出力位置を導出す
る。この様にして得られたデータに基づいてフオントパ
ターンの展開(S15)、フレームメモリへの書き込み(S
16)を行う。S17で文字数の数Nを1減じS18でN=0か
否かを判定しNoであれば出力すべき文字が未だ存在する
ので、S19に進み、X=X+△XとしてS15へ戻る。又、
S18でYesの場合は、出力すべき文字数がないので、S20
で、次のポインタが、0か否かを判定する。0でなけれ
ばS21に進み、ポインタを更し、S10で、次の1レコード
を取り込む様にする。尚、S20で次のポインタが0だと
判定された場合は、文字を全て出力したことを示すので
この制御フローを終了する。
〔他の実施例〕
本実施例では出力プリンタ部としてレーザビームプリン
タを想定したが、X−Yプロツタのような図形出力装置
でも同様である。
本実施例では、ベクトルフオントの情報を直線情報のみ
として示したが、直線と円弧の組み合せ情報やスプライ
ン曲線等による情報でも同様である。
また本実施例では指示される用紙をB4,A4…といった規
格化された用紙サイズに限定したがプリンタ部で用紙の
巾、高ドツト数の判別を行う事で手差し給紙等を利用し
た規格化されていない用紙での出力にも適用できる。
〔発明の効果〕
以上説明した様に、本発明は、実際に出力する出力領域
の大きさが指定された出力領域の大きさに一致しない場
合でも、各文字の出力座標位置の再計算により出力情報
を出力することにより、実際に出力する出力領域での出
力イメージを指定された出力領域での出力イメージに自
動的に合わせることができるという優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例でのブロツク図、第2図は用紙サイズ
が異なった場合の出力例を示す説明図、第3図は印字領
域と用紙サイズの関係を示す図、第4図はページバツフ
ア形式を示す図、第5図はベクトルフオントの情報形式
を示す図、第6図はプリンタとの信号線を示す図、第7
図はパネル部を示す図、第8図は本実施例でのフローチ
ヤート。 2はCPU、4はフレームメモリ、3はフオントメモリ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報処理装置から入力した入力情報に基づ
    いて出力情報を生成して出力する出力装置における出力
    方法であって、 前記出力情報に含まれる文字列を実際に出力する出力領
    域の大きさが、指定された出力領域の大きさに一致する
    か否かを判断する判断工程と、 前記判断結果と前記文字列を出力する為に指定されてい
    る出力座標位置に基づいて、前記文字列を実際に出力す
    る各文字の出力座標位置を導出する導出工程と、 前記実際に出力する出力領域での出力イメージを前記指
    定された出力領域での出力イメージに合わせる為に、前
    記導出工程で導出された前記出力座標位置に基づいて、
    出力情報を出力する出力制御工程を有することを特徴と
    する出力方法。
  2. 【請求項2】前記出力領域の大きさは、前記出力情報を
    出力可能な出力媒体領域の大きさであることを特徴とす
    る請求項第1項記載の出力方法。
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