JPH02280195A - 文字処理装置および方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、文字発生装置に関し、詳しくは文字記号コー
ドをその文字記号のドツト（フォント）パターンに変換
する文字発生装置に関する。

［従来の技術１ 文章を欧文書体で組む場合、印刷業界では本文組み、見
出し組みなどに合せて、多種多様な欧文書体の中で、書
体デザイン上、同一系統で類似の特徴をもったファミリ
ーと呼ばれる文字群を使用する。これらの文字群は大文
字、小文字、数、記号、約物の種類毎に各種書体、例え
ばイタリック体、ボールド体、コンデンス体等が用意さ
れている。

例えばイタリック体、コンデンス体はレギュラ一体をそ
れぞれ斜変形、長変形したようにみえるが、ファミリー
内の各シリーズのフォントは、本来それぞれ個別の書体
として独自にデザインされている。

したかって、このような各種書体の欧文組み文字を出力
する表示装置あるいは印刷装置はそれぞれの書体シリー
ズでの個別のフォントデータを持つ必要性かあった。

しかし、近年の簡易的な印刷装置ではフォントデータの
容量節減のために、基本となるフォントに対して単純変
形処理を行っただけのフォントを別シリーズのフォント
として使用するようになってきた。大部分の欧文書体は
このような単純変形を行っただけでは別フォントとして
は通用しないが、ベルペチカに代表されるような比較的
形状か単純なサンセリフ形の書体では、デザイン的には
好ましいことではないにしろ、基本フォントを変形して
各種書体のフォントを発生することが可能である。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、基本フォントパターンを書体に応して変
形させる従来の文字ａｉ発生装置ではフォント単位で斜
変形、長変形、平変形を行ってしまうので、フォント内
の変形すべぎではない文字、例えは罫線記号まで変形し
てしまうという不具合かあった。

なお、このような不具合を避けるためには文字毎に書体
を指示することも考えられるが、ワードプロセッサ等文
字コード発生源により作成された文書などのように文字
が多数有る場合、文字コト発生源では文字毎に書体を指
示する処理が煩雑となるので、文字処理全体の処理時間
を遅延させてしまうことが予想される。

本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、基本のフォントパターンの変
形を行うことによって別シリーズのフォントパターンを
発生する際にも特定の変形すべぎでない文字は変形を行
わない文字発生装置を提供することにある。

［課題を解決するための手段］ このような目的を達成するために、本発明は文字コート
をフォントパターンに変換する文字発生装置において、
書体の変形を禁止する文字コートを予め記憶した記士怠
手段と、フォントパターンに変換する対象の文字コート
が記憶手段に記憶されているか否かを判別する判別手段
と、判別手段の判定結果が否定判定のときには、変換対
象の文字コードを外部からの指示に応じた書体のフォン
トパターンに変換し、判別手段のｆｌＪｌ品定か肯定１
′１１定のときには、外部からの書体の指示の有無にか
かわりなく変換対象の文字コートを予め定めた基本のフ
ォントパターンに変換するパターン発生手段とを具えた
ことを特徴とする。

［作　用］ 本発明は、書体の変形を、禁止する特定の文字記号コー
トを記憶手段に予め記憶させておくようにしたので、フ
ォントパターンの発生の際に記憶手段の記憶内容を参照
して、各種の変形フォントパターンへの変形の可否を自
動的に定めることができる。また、外部装置側では変形
しない文字記号の書体の指示を必要としないのて、文字
毎に書体の指示を行う必要がなく文書単位ての書体の指
示を文字発生装置に与えておくだけでよい。

［実施例］ 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
。

第１図は本発明実施例の基本構成を示す。

第１図において、１００は文字コードをフォントパター
ンに変換する文字発生装置において、書体の変形を禁止
する文字コードを予め記憶した記憶手段である。

２００は前記フォントパターンに変換する対象の文字コ
ードが前記記憶手段に記憶されているか否かを判別する
判別手段である。

３００は該判別手段の判定結果が否定判定のときには、
前記変換対象の文字コートを外部からの指示に応じた書
体のフォントパターンに変換し、前記判別手段の判定結
果が肯定判定のときには、前記外部からの書体の指示の
有無にかかわりなく前記変換対象の文字コードを予め定
めた基本のフォントパターンに変換するパターン発生手
段である。

第２図は本発明実施例の回路構成を示す。

第２図において、ｌは変換対象の文字コード信号および
フォントパターンの書体を指示するパターン発生命令を
人力する入力部であり、バッファやフリップフロップ等
の信号保持回路を用いる。

２は入力部１から入力された文字コード信号を所定の書
体のフォントパターンに変更する変形処理部であり、中
央演算処理装着（ｃｐｕ）を用いる。変形処理部２が判
別手段、パターン発生手段として機能する。４は文字コ
ードと対応するメモリアドレスにその文字コードと対応
する基本書体のフォントパターンおよび書体の変更を禁
止する文字コードを予め記憶した記憶部であり、リード
オンリメモリなどの不揮発性メモリを用いる。

５は基本書体から種々の書体へ変形するための変形規則
を変更する書体毎に記憶する変形記憶部であり、不揮発
性メモリを用いる。

３は変形処理部２により変形処理されたフォントパター
ンを出力する出力部であり、イ３号保持回路や並直列信
号変換回路を用いる。

人力部１．パターン情報記憶部４．変形情報記ｔ、９部
５．および出力部３は変形処理部２により動作制御され
る。

第３図（Ａ）および（Ｂ）は第２図示のパターン記憶部
４のフォントテーブル４−２１の記憶内容とフォントパ
ターンとの対応関係を示す。

例えば、第３図（Ｂ）　　に示すような°°Ｌ°°とい
う文字は、基準点へ〇の座標値から始まる文字端点の座
標値をベクトル展開した複数の値で表わされる。

第４図はパターン記憶部２のディレクトリテーブル４−
１の記憶内容を示す。

第４図において、文字コードをアドレスとするメモリ領
域にメモリアドレスが、変形情報番号と共に記憶されて
いる。このメモリアドレスは第３図（Ａ）に示すフォン
トパターンが格納されたフォントテーブルのメモリアド
レスを示す。変形情報番号は、パターン変形の種類すな
わち、変形を禁止する文字コートと変形を許可する文字
コードを示す番号であり、この変形情報番号に応じて基
本のフォントパターンおよび斜度形のフォントパタンを
作成する。本実施例では後述の変形式によりフォントテ
ーブル４−２の基本のフォントパターンを変形する。

第５図は第２図に示す変形情報記憶部５の記憶内容を示
す。

第５図において、変形情報記憶部５には上記変形情報番
号と対応する変形式の係数がそれぞれ記憶されている。

本実施例では、フォントパターンの変形後の座標Ｘ、Ｙ
をそれぞれＸ＝ａｘ＋ｂｙ・・・（１）、Ｙ＝ｃｘ＋ｄ
ｙ・・・（２）により計算する。ここで、ａ、ｂ、ｃ、
ｄは変形情報記憶部５に記憶された係数値であり、ｘ、
ｙはパターン情報記憶部４のフォントテーブル４−２の
フォントパターンを構成する画素座標である。

変形情報Ｈ１は基本となるフォントに対して斜体変形を
行なわないように上記係数ａ、ｂ、ｃ。

ｄを定め、変形情報Ｈ２は斜体変形を行なうように係数
ａ、ｂ、ｃ、ｄを定めている。例えは罫線や約物などの
記号は斜体変更を行なわず、通常文字に対して斜体変更
を許可する。

第２図に示す回路動作を第６図示のフローチャートを参
照して説明する。

なお、第６図に示す制御手順は変形処理部２内のＲＯＭ
に格納され、ＣＰＵにより実行される。

第６図において、まず、変形文字の発生を行うときにス
テップ５１０２で人力部１から変形すべき文字コードを
読み出す。次にステップ５１０３で第４図に示すディレ
クトリテーブル４−１を参照して変形情報番号を取り出
す。次に、変形情報番号が“１”のときには変形情報Ｈ
１を用いて、基本の文字パターン展開を行い（ステップ
５１０４）　、変形情報番号が“２”のときには変形情
報Ｈ２を用いて変形文字のパターン展開を行う（ステッ
プ５１０５）。

ステップ５１０６では展開された文字パターンを変形処
理部２から出力部３を介して外部装置に送出する。送出
する先は印刷システムやＣＲＴ　、電話口線など、電気
的、磁気的またはそれから変換された形て送出可能な対
象物である。以上、ステップ５１０２から５１０６まで
の処理を終えると未制御手順を終了する。

本発明実施例の応用例としては次のことが考えられる。

（１）本実施例では基準パターンおよび変形パターンの
２種の書体のフォントパターンを出力する例を示したが
、変形パターンは１種に限らず、２種以上とすることも
可能である。この場合、各変形パターンに応じた変形情
報を変形情報記憶部５に配子、０しておき、文書単位で
の外部指示に応じた書体に変形することになる。

（２）本実施例では、ディレクトリテーブル４−１にフ
ォントパターンの格納アドレスと共に変形情報番号、す
なわち、変形を禁止／許可する文字コートの識別番号を
記憶したが、人力部１から出力する文字コードをデコー
ダによりデコートすることにより変形情報番号を検出し
、この検出結果を変形処理部２に出力するようにしても
よい。

［発明の効果］ 以上、説明したように、本発明は、書体の変形を禁止す
る特定の文字コートを記憶手段に予め記憶させておくよ
うにしたので、フォントパターンの発生の際に記ｔ、色
手段の記憶内容を参照して、各種の変形フォントパター
ンへの変形の可否を自動的に定めることができる。また
、外部装置側では変形しない文字記号の書体の指示を必
要としないので、文字毎に書体の指示を行う必要がなく
文書単位で、書体の指示を文字発生装置に与えておくだ
けでよい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例の基本構成を示すブロック図、 第２図は本発明実施例の回路構成を示すブロック図、 第３図は本発明実施例のフォントテーブル４−２の記載
内容とフォントパターンの対応関係を示す説明図、 第４図は本発明実施例のディレクトリテーブル４−１の
記ｉ１ｉ、ｇ内容を示す説明図、第５図は本発明実１籠
例の変形［１？報記↑彦部５の記ｊＱ内容を示す説明図
、 第６図は第２図に示す変形処Ｊ！ｌ！　ｉ、Ｈ５２が実
行する；ｊ；ｌ　イａｉ１手ｊ頃を示すフローヂへ・−
トである。 １・・・人力部、 ２・・・変形処理部、 ３・・・出力部、 ４・・・パターン情報記憶部、 ５・・・変形情報記憶部。 第２図 第４図 第５図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）文字コードをフォントパターンに変換する文字発生
   装置において、 書体の変形を禁止する文字コードを予め記憶した記憶手
   段と、 前記フォントパターンに変換する対象の文字コードが前
   記記憶手段に記憶されているか否かを判別する判別手段
   と、 該判別手段の判定結果が否定判定のときには、前記変換
   対象の文字コードを外部からの指示に応じた書体のフォ
   ントパターンに変換し、 前記判別手段の判定結果が肯定判定のときには、前記外
   部からの書体の指示の有無にかかわりなく前記変換対象
   の文字コードを予め定めた基本のフォントパターンに変
   換するパターン発生手段と を具えたことを特徴とする文字発生装置。