JPH02129692A - 文字処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明はドツト形式で入力されたフォントデータをベク
タフォントや座標情報に変換して登録するフォントデー
タの処理方式に関するものである。

［従来の技術］ 従来より、ワードプロセッサなどの文書処理装置には、
標準的でない特殊な文字や記号などをパターンデータと
して登録できる外字機能がある。

これら文書処理装置では、ドツト形式で入力されたフォ
ントパターンに対して文字コードを割当てており、その
文字コードが入力されると、外字として登録されている
対応するフォントデータな読出すように構成されている
。また、最近は、出力する文字パターンをドツトイメー
ジ形式で記憶するのではなく、ベクタフォント形式で記
憶している文書処理装置も出現してきている。これらベ
クタフォントは、フォントデータの容量が少なくなるだ
けでなく、文字の拡大や縮小さらには回転等が容易にで
きるという利点がある。

［発明が解決しようとする課題］ ところが、フォントデータをベクタ形式で記憶している
文書処理装置であっても、外字として登録されたフォン
トデータはドツトイメージ形式で記憶されているため、
このような外字文字パターンの拡大１縮小を行う場合な
どは非常にむずかしかった。また、このような外字の回
転、斜体文字を作成するためには、その外字パターンを
構成する全てのドツトに対して変換を行う必要があるた
め、時間が多くかかり、その変換後の文字品質も悪くな
っていた。

本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、外字とし
て入力されたパターンデータな、輪郭点座標データある
いはベクタフォント形式に変換して登録することにより
、フォントデータの変換を容易にしたフォントデータの
処理方式を提供することを目的とする。

［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するために本発明のフォントデータの処
理方式は以下の様な構成からなる。即ち、 フォントデータをドツトイメージ形式で入力する入力手
段と、前記ドツトイメージをもとに前記フォントデータ
の輪郭点を抽出する抽出手段と、前記輪郭点から輪郭線
を近似するための補間点を求める補間手段と、前記輪郭
線よりパターンデータを作成するパターンデータ作成手
段とを有する。

また他の構成のフォントデータの処理方式は以下の様な
構成からなる。即ち、 フォントデータをドツトイメージ形式で入力する入力手
段と、前記ドツトイメージをもとに前記フォントデータ
の輪郭点を抽出する抽出手段と、前記輪郭点からベクタ
フォントを作成するベクタフォント作成手段と、前記ベ
クタフォントよりパターンデータな作成するパターンデ
ータ作成手段とを有する。

［作用コ 以上の構成において、フォントデータをドツトイメージ
形式で人力し、そのドツトイメージをもとに、フォント
データの輪郭点を抽出する。そして、この抽出された輪
郭点から輪郭線を近似するための補間点を求め、近似さ
れた輪郭線よりパターンデータを作成するように動作す
る。

また他の構成の発明によれば、フォントデータなドツト
イメージ形式で入力し、そのドツトイメージをもとに、
そのフォントデータの輪郭点を抽出する。そして、抽出
された輪郭点からベクタフォントを作成する。また、そ
のベクタフォントより対応するパターンデータな作成す
るように動作する。

［実施例］ 以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施例を詳細
に説明する。

［第１の実施例の説明　（第１図〜第３図）］第１図は
第１の実施例の文字フォントの登録処理を示す図である
。

図において、ＩＯは文字などのパターンデータな、外字
としてドツトイメージで入力して登録する外字登録処理
を示す。

゛第２図はここで入力される外字データの一例を示す図
である。

２１は外字の文字枠あるいは登録可能な最大領域を示し
ている。また、黒丸で示すドツトは入力された文字の輪
郭点列（ドツト）を示し、輪郭点列２２は文字ｒＢＪの
外枠、輪郭点列２３．２４は内側の輪郭点列を示してい
る。さらに、２５はこれら各ドツトの基準点（原点）と
なる座標原点を示し、この基準点２５より右の方向を正
のＸ座標、下方向を正のＸ座標としている。

このようにして外字として入力されたフォントデータは
、対応する文字コードと、その文字の属性情報及びドツ
ト情報（各輪郭点の座標値）とで構成されている。

１１は外字フォントデータの登録処理を示し、１２はそ
の外字の属性を記憶する文字属性領域、１３は輪郭点列
を示す座標値からなる輪郭点列登録領域である。

第３図はこのような外字を登録できるシステムなどにお
いて、外字コードが入力されたときの文字パターンの印
刷処理を示すフローチャートである。

ステップＳｌで外字コードが入力されたかを調べ、外字
コードでなければステップＳ２に進む。

このステップＳ２では、輪郭点列登録領域１３に予め内
蔵されている文字などの輪郭点列を読出す。そして、文
字属性領域１２に記憶されている文字の高さや幅などの
情報を記憶している文字展開情報１４に従って、直線及
び曲線により輪郭点間を補間することにより、その文字
の輪郭線を作成する。そして、その輪郭線内部を塗り潰
すことにより、その文字コードに対応するドツトパター
ンを作成する。こうしてドツトパターンが作成されると
ステップＳ５でビットマツプに展開し、ステップＳ６で
印刷を実行する。

一方、ステップＳ１で外字コードのときはステップＳ３
に進み、文字属性領域１２を参照して、その外字コード
が登録済みかどうかを判断する。

登録済みでなければステップＳ２に進むが、登録済みで
あればステップＳ４に進み、ドツトデータへの展開を実
行する。このドツトデータの展開は文字属性領域１２を
参照して、文字の高さや幅などを読出し、直線及び曲線
で輪郭点列の間を補間しながら輪郭線を作成する。こう
して輪郭線が作成されると、その輪郭線内を塗り潰して
文字パターンを作成するものである。こうしてドツトパ
ターンが作成されるとステップＳ５でピットマツプに展
開し、ステップＳ６で印刷を行って処理を終了する。

このように、フォントデータな基準点からの座標値で登
録することにより、フォントパターンの拡大、縮小およ
び回転などが簡単になるという効果がある。

［第２の実施例　（第４図）〕 第４図は第２の実施例の文字の入力枠を示す図である。

ここで、４０は外字登録１ｏにおいて入力される文字枠
を示し、４１は入力された文字の輪郭抽出点の座標原点
（基準点）を示している。第２図の場合と同様に、基準
点４１から右の方向を正のＸ座標、基準点４１から下方
向を正のＸ座標としている。また図中、１０１〜１３３
で示された各ドツト（黒丸）は、直線及び曲線を用いて
文字な形成するための最小の座標点（ドツト）を表して
いる。

ドツト１０１〜１０４、ドツト１０５〜１０８及びドツ
ト１０９〜１１２はそれぞれ直線で結ばれている。また
、文字ｒＢＪの外側の曲線の輪郭を示すドツト１０１，
１１３〜１１８及びドツト１１８〜１２５，１０４、さ
らには文字ｒＢＪ　（７）内側の輪郭線を示すドツト１
０５，１２６〜１２９．１０８及びドツト１０９，１３
０〜１３３゜１１２により、この入力された文字ｒＢＪ
が形成されている。

ここで、曲線の輪郭部において、その点列上を通過し、
滑らかな曲線を描く（例えばスプライン曲線の様なもの
）線情報を与える。こうして、文字コード、文字のベー
スラインの様な文字属性情報とともに、輪郭の直線部は
直線を示す文字属性情報を、及び輪郭の曲線部は前述し
たような線情報を与えて登録するようにしても良い。

こうすることにより、更にドツトパターンへの展開処理
、特にパターンの拡大や縮小あるいは回転等の処理が速
くなるという効果がある。

［第３の実施例の説明　（第５図〜第７図）］第５図は
第３の実施例のフォントデータ処理を示す図である。

外部機器より入力されたデータが、外字の登録データで
あった場合は、外字登録処理５０を実行する。５１は輪
郭抽出部で、外字パターンとして入力されたドツトパタ
ーンの輪郭点を取出す。５２はベクタ変換部で、輪郭抽
出部５１で抽出された輪郭点のそれぞれを曲線及び直線
で結ぶことにより、その文字の輪郭を形成できるサンプ
リング点を抽出する。そして、これらサンプリング点の
座標は、ベクタデータ記憶部５３に記憶される。

第６図は文字コードの入力して印刷を行う処理を示すフ
ローチャートである。

文字コードが入力されるとステップＳＩＯに進み、入力
コードが外字コードかどうかを調べる。

外字コードでなければステップＳｌｌに進み、通常の文
字パターンデータな文字記憶部より読み出す。そして、
ステップＳ１３でベクタ展開処理を行い、ステップＳ１
４でビットマツプに展開してステップＳ１５で印刷を実
行する。

一方、ステップＳＩＯで入力コードが外字コードのとき
は、第５図で説明した様に、ベクタデータ記憶部５３よ
り、その文字コードに対するベクタデータを読出す。そ
して、ステップＳ１３でそれら読み込んだ各点の座標値
に対して、曲線及び直線を用いてベクタ展開を行い、ス
テップＳ１４ビツトマツプにドツト展開する。そしてス
テップＳ１５で印刷を実行する。

第７図は文字ｒＢＪのベクタデータの作成処理を示す図
である。

まず、第２図に示すようにして入力された文字の輪郭点
から、７０．７１で示す様に１本の直線で表わされる直
線間のドツト座標を取り除く、そして、７２〜７３で示
すような曲線部については、その接線の角度によって決
められた、一定間隔で抽出した曲線生成点列として記憶
する。

［第４の実施例　（第８図、第９図）］第８図は本発明
の第４の実施例の処理を表わした図である。

８０で、外部装置より入力された外字登録データは、輪
郭抽出部８１で、第２図に示す様な輪郭点の集合として
抽出される。そして、これら抽出された輪郭点の全てを
、輪郭点記憶部８２に記憶する。

このようにして外字データが記憶されているときの文字
コードの入力処理を示したのが第９図である。

ステップＳ２１で印字データとして外字コードが入力さ
れると、ステップＳ２２に進み、その文字の輪郭点の座
標の座標系の変換を行う。これは輪郭点記憶部８２より
、その文字コードに対応する輪郭点群を読出し、例えば
縮小した文字に変換する場合は、座標系のスケールを縮
小させ、拡大文字に変換する場合は、輪郭点の座標を拡
大させて曲線補間を行う。こうしてステップＳ２３に進
み、文字の輪郭を描き、さらにその輪郭線内を塗り潰す
ことによりドツト展開を行い、ステップＳ２４でその文
字パターンの印刷を実行する。

以上説明したようにこの実施例によれば、外字の登録を
行う場合、ドツトパターン形式で入力された外字パター
ンの輪郭点を抽出し、ベクタ変換してベクトルフォント
形式で記憶することができる。これにより、ドツト形式
で入力された外字についても縮小、拡大１回転等の変形
処理を容易に行うことができる効果がある。

以上説明したように、従来のドツト形式の外字では大き
さの異なるドツトパターンを複数個有していなければき
れいな印字ができないため、文字パターンの容量が増大
するが、この実施例によれば文字パターンは座標点で記
・憶されるため複数の大きさの文字パターンを必要とし
ない。これにより、文字パターンメモリの容量を低減で
きるという効果がある。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明によれば、外字として入力さ
れたフォントデータな、輪郭点座標データあるいはベク
タフォント形式に変換して登録することにより、フォン
トデータの変換を容易にできる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は第１の実施例の外字登録処理を示す図、 第２図は外字として入力された文字パターンの１例を示
す図、 第３図は第１の実施例の外字パターンの印刷処理を示す
フローチャート、 第４図は第２の実施例の座標点列を説明するための図、 第５図は第３の実施例の外字登録処理を示すブロック図
、 第６図は第３の実施例の外字印刷処理を示すフローチャ
ート、 第７図は文字パターンの輪郭点を記憶するためのサンプ
リング例を示す図、 第８図は第４の実施例の外字登録処理を示すブロック図
、そして 第９図は第４の実施例の外字印刷処理を示すフローチャ
ートである。 図中、１０，５０．８０・・・外字登録、１１・・・登
録処理、１２・・・文字属性領域、１３・・・輪郭登録
領域、５１は輪郭抽出部、５２はベクタ変換部、５３は
ベクタデータ記憶部、８１は輪郭抽出部、８２は輪郭点
記憶部である。 第３図 を呻 第２図 第４ 第５図 第６図 ２へ 第８図 第９図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）フォントデータをドットイメージ形式で入力する
   入力手段と、 前記ドットイメージをもとに前記フォントデータの輪郭
   点を抽出する抽出手段と、 前記輪郭点から輪郭線を近似するための補間点を求める
   補間手段と、 前記輪郭線よりパターンデータを作成するパターンデー
   タ作成手段とを有することを特徴とするフォントデータ
   の処理方式。
2. （２）フォントデータをドットイメージ形式で入力する
   入力手段と、 前記ドットイメージをもとに前記フォントデータの輪郭
   点を抽出する抽出手段と、 前記輪郭点からベクタフォントを作成するベクタフォン
   ト作成手段と、 前記ベクタフォントよりパターンデータを作成するパタ
   ーンデータ作成手段と を有することを特徴とするフォントデータの処理方式。