JP3082228B2 - データ変換装置 - Google Patents

データ変換装置

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JP3082228B2
JP3082228B2 JP02241884A JP24188490A JP3082228B2 JP 3082228 B2 JP3082228 B2 JP 3082228B2 JP 02241884 A JP02241884 A JP 02241884A JP 24188490 A JP24188490 A JP 24188490A JP 3082228 B2 JP3082228 B2 JP 3082228B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、文字・記号等の輪郭を表わすアウトライン
データをドットデータに変換するデータ変換装置に関
し、特にアウトラインデータをボールド化叉はライト化
する書体変換処理に関するものである。
[従来技術] 文字・記号等の発生方式として、文字・記号等の輪郭
データ(アウトラインデータ)を用いるアウトライン方
式がある。この方式は、索引コード信号に従い記憶装置
より前記アウトラインデータを読み出す。この時、前記
記憶装置には予め各書体毎にキャラクタ構成線(ステム
とも呼ぶ)の太さに応じてボールド,ミディアム,ライ
トの3種類のアウトラインデータが格納されている場合
もあれば、各書体毎に1種類の太さのデータが格納され
ていることもある。前者の場合は所望の太さの書体を選
択して前記記憶装置より読み出し、後者の場合は記憶装
置より読み出したアウトラインデータを所望の太さの書
体に変換した後、ドットデータに変換する。そして、こ
の変換されたドットデータをレーザプリンタ等の出力機
器に出力していた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述した各書体毎に数種類の太さのア
ウトラインデータを記憶装置に格納しておき、必要に応
じて所望の太さの書体を読み出す方法では、記憶すべき
アウトラインデータの量が多くなりROMなどの増設が必
要となる。一方、1種類の太さのデータから所望の太さ
に変換する方法は、輪郭形状を全体に閉ループの法線方
向へある量だけ移動させて文字の太さを変更している。
例えば、第8図(a)の「引」を2倍の太さにボールド
化するには、直線及び曲線を矢印の方向へh/2(h:太さ
あるいはステム)ずつ移動させる。処理結果を第8図
(b)に示すが、従来の処理方法では文字の高さ(H)
及び幅(W)が元データより大きくなるといった問題が
生じる。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされた
ものであり、キャラクタ構成線の太さの異なる書体を、
元データのキャラクタの高さ(H)及び幅(W)が変わ
らることなく得ることのできるデータ変換装置を提供す
ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するために本発明のデータ変換装置
は、キャラクタ構成線の太さの異なる書体に変換するた
めに、キャラクタ構成線を画定する2本の少なくとも一
方を移動させる輪郭線移動手段と、その輪郭線移動手段
による移動が禁止される輪郭線として、キャラクタの最
も外側の輪郭線を少なくとも設定する移動禁止設定手段
と、を設け、前記移動禁止設定手段により設定された輪
郭線を除いた他の輪郭線を、前記輪郭線移動手段により
移動して太さを異ならせたアウトラインデータを得て、
その得られたアウトラインデータを前記データ変換手段
によりドットデータに変換する構成としたものである。
[作用] 上記の構成を有する発明は、前記移動禁止設定手段に
より設定された輪郭線を除いた他の輪郭線が、前記輪郭
線移動手段により移動されて、元データのキャラクタの
高さ(H)及び幅(W)は変わない太さの異なる書体に
変換される。そして、データ変換手段により太さが変更
されたアウトラインデータがドットデータに変換され
る。
[実施例] 以下、レーザプリンタにおいてアウトラインデータを
ドットデータに変換する装置に本発明を適用した場合を
例に取り、図面に基づいて詳細に説明する。
第1図は、レーザプリンタの制御回路のうち、データ
変換に関する部分を主として示す図である。この制御回
路の主体を成すマイクロコンピュータ部10は、CPU12,キ
ャラクタROM14,プログラムROM16,テキストメモリ18,ワ
ーキングメモリ20,ドットデータメモリ22,移動禁止情報
メモリ24を備えている。これらは、バス26により接続さ
れており、バス26には入力装置28および印字部30が接続
されている。入力装置28は必要なデータをマイクロコン
ピュータ部10に入力するものであり、本実施例において
はホストコンピュータ(図示せず)からミディアム文
字,ボールド文字のデータが入力される。印字部30はマ
イクロコンピュータ部10からの指令に基づいてレーザプ
リント方式により印字を行う部分である。尚、本レーザ
プリンタの解像度は300ドット/インチとする。
CPU12には、第2図に概念的に示すように、データ読
出し部32,キャラクタ構成線(以後、ステムと呼ぶ。)
の太さを異なる太さの書体に変更するボールド処理部3
4,アウトラインデータをドットデータに変換するアウト
ライン変換部36等が設けられている。テキストメモリ18
は、入力装置28から入力されるコードデータから成るキ
ャラクタデータを記憶するものであり、ワーキングメモ
リ20は、プログラム実行時に必要なデータを一時的に記
憶するものである。又、移動禁止情報メモリ24にはステ
ムの太さを変更するボールド処理を行なう時に必要な情
報即ち、ステムを構成するX叉はY方向の互いに平行な
2本線に対して、移動の禁止を指示する情報と平行線の
間の距離(ステム幅)が記憶され、ドットデータメモリ
22にはアウトライン変換部36の変換により得られるドッ
トデータが記憶される。又、キャラクタROM14には、ア
ルファベットその他の文字や記号等の輪郭を表わすアウ
トラインデータがミディアム文字について記憶される。
マイクロコンピュータ部10で行われる処理を第3図の
フローチャートを用いて具体的に説明する。
まず、ステップS1(以下、S1と略記し、他のステップ
についても同様)において、キャラクタROM14からキャ
ラクタの形状を示すアウトラインデータを呼び出す。ア
ウトラインデータは直線を定義する始点と終点のX,Y座
標値と曲線を定義する始点,終点及び制御点のX,Y座標
値とから構成されている。
S2において、入力装置28から入力されてテキストメモ
リ18内に記憶されているデータがボールド書体を指定し
ているかどうか判定し、指定されているときはS3へ、指
定されていないときはS5へ移る。
S3において、ボールド処理を行う時に用いる移動禁止
情報とステム幅情報を移動禁止情報メモリ24より呼び出
す。ステム幅情報は第4図(a)に示すステムの幅(a,
b,・・・e,f)データであり、データ構造を同図(b)
に示す。すなわち、1カラム目がステム幅の方向(x叉
はy方向);2カラム目がステムを構成する2本の線のど
ちらか一方の位置座標値;3カラム目がステム幅である。
例えば、aのステム幅情報はx,100,50となる。移動禁止
情報は、ボールド処理を行うときに、移動させてはいけ
ない輪郭線を示す情報である。例えば、「引」の移動禁
止情報を第5図に示す。第5図(a)の斜線部分が移動
を禁止する輪郭線であり、データ構造は同図(b)のよ
うに移動禁止線の方向を示すフラグと定義する座標値の
個数と移動禁止線の位置座標値で構成されている。例え
ば、「引」はx方向がx=100,300,420の3種類そして
y方向はy=40,600の2種類の輪郭線が移動禁止であ
る。
S4において、ボールド処理を行う。処理の手順を第6
図を用いて説明する。図中の実線はボールド処理する前
のアウトラインデータであり、破線は処理後の結果を示
す。今、点1−2−3−4(ステムAと呼ぶ)及び5−
6−7−8(ステムB)で囲まれたステムの幅をy方向
に2倍するボールド処理を考える。S3で呼び込んだ情報
より、これらのステムの本来の幅は50(第4図参照)で
あり、直線1−2は移動禁止の輪郭(第5図参照)であ
る。ステムAの直線1−2は移動させることができない
ので、直線3−4を−y方向へ50移動させる。ステムB
には移動禁止の線が無いので、直線5−6を+y方向へ
25,直線7−8を−y方向へ25移動させてボールド化す
る。残りのステムに対しても同様に処理する。
S5において、S4で得られたボールド化されたアウトラ
インデータの曲線関数を展開し、1セグメント内に多数
の補間点を発生さる。これらの補間点及び直線の始点,
終点を順番に直線ベクトルで連結することにより、ショ
ートベクトルで構成されたアウトラインデータを得る。
S6において、S5で生成されたショートベクトルデータ
をドットデータに変換する。ドットデータへの変換は、
第7図に示す画素スクリーン52を用いて行われる。画素
スクリーンはアウトラインデータをドットデータに変換
するための計算上のものであるが、ここでは理解を容易
にするために実在するものとして図示することとする。
また、ここにおいて画素とは、レーザにより印字が行わ
れる際の最小印字単位であり、画素スクリーンは一平面
内において互いに直交し、X軸方向とY軸方向とに各々
平行であって、等間隔に設けられた複数の画素区間線p
により画素を規定している。本実施例において画素は正
方形とされており、画素毎に印字用のドットデータが作
成される。また、各画素の中心点(以下、画素中心と称
す)を通り、X軸方向とY軸方向とに各々平行なX方向
規定線xとY方向規定線yとが設定されており、各画素
の位置は画素中心の座標で表わされる。尚、画素は矩形
その他の形状とすることも可能である。
画素スクリーンは印字用紙の印字面に対応して想定さ
れるものであるが、第7図には理解を容易にするために
一キャラクタ分を取り出して示してある。従って、画素
スクリーン全体においてX方向規定線x,Y方向規定線y
に実際に付される目盛り値は、第7図においてX方向規
定線x,Y方向規定線yに付されている目盛り値に適宣の
整数を各々加えた値となるが、ここでは一キャラクタ分
についてのみ考えることにする。
アウトラインデータのドットデータへの変換は、キャ
ラクタの輪郭を画素スクリーンに重ね合わせたと想定し
て行われ、本実施例においてはキャラクタの輪郭内の各
画素にドットが形成されるようになっており、その画素
のビットデータが1とされる。輪郭内には1個の画素の
全部または一部が含まれることとなるが、本実施例にお
いて輪郭内に画素中心点が含まれる画素のビットデータ
が1に設定される。
以上の説明から明らかなように、本実施例においては
1種類の書体のアウトラインデータと移動禁止情報を用
いて、キャラクタサイズを保持したまま異なるステム幅
の書体を効率よく生成することができる。叉、多種類の
書体が要求される場合も、1種類の基本アウトラインデ
ータを記憶させておくだけで良く、メモリ容量が少なく
経済的である。
尚、本実施例は、書体のミディアムからのボールド化
について述べたが、ライト化やボールドからのミディア
ム化などの場合も、輪郭線の移動する方向を変更するだ
けで、同じ処理方法で書体のステム幅を変更することが
できる。
また、移動禁止情報として上記の実施例以外に、キャ
ラクタの輪郭に外接する接線のx及びy方向の最大・最
小座標値を示すバウンダリボックスデータを用いても良
い。
さらに、レーザプリンタ以外のプリンタにも本発明を
適用し得ることは勿論、プリンタ以外にも文字・記号等
のキャラクタのアウトラインデータを用いる装置に一般
的に本発明を適用することができる。
[発明の効果] 以上詳述したことから明らかなように、本発明によれ
ば、移動禁止設定手段により設定された輪郭線を除いた
他の輪郭線が、輪郭線移動手段により移動されるので、
1種類の書体から、元データのキャラクタの高さ(H)
及び幅(W)が変わらない印字品質の良い多種類の書体
が効率良く得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例であるデータ変換装置を備え
たレーザプリンタの制御回路の構成を示す図であり、第
2図は上記データ変換装置の構成要素であるCPUを概念
的に示すブロック図であり、第3図は上記データ変換装
置の処理手順を示すフローチャート図であり、第4図は
ステム幅情報を示す図であり、第5図は移動禁止情報を
示す図であり、第6図はボールド処理したアウトライン
データを示す図であり、第7図は文字「引」の輪郭を画
素スクリーンに重ねた図であり、第8図は従来例におい
てボールド処理したアウトラインデータを示す図であ
る。 10はマイクロコンピュータ、12はCPU、14はキャラクタR
OM、16はプログラムROM、18はテキストメモリ、20はワ
ーキングメモリ、22はドットデータメモリ、24は移動禁
止情報メモリ、32はデータ読出し部、34はボールド処理
部、36はアウトライン変換部、52は画素スクリーンであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 5/24 B41J 2/485 G06F 3/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アウトラインデータによって表わされるキ
    ャラクタの輪郭を互いに直交するX軸方向とY軸方向と
    にそれぞれ平行な複数の規定線により画素を規定する画
    素スクリーンに重ね合わせたと想定した場合に、キャラ
    クタを構成するキャラクタ構成線を画定する輪郭線の内
    側に一定基準を満たす状態で含まれる画素に対応するド
    ットデータをキャラクタ構成線の存在を表わすデータに
    設定し、アウトラインデータをドットデータに変換する
    データ変換手段を備えたデータ変換装置において、 前記キャラクタ構成線の太さの異なる書体に変換するた
    めに、キャラクタ構成線を画定する2本の輪郭線の少な
    くとも一方を移動させる輪郭線移動手段と、 その輪郭線移動手段による移動が禁止される輪郭線とし
    て、キャラクタの最も外側の輪郭線を少なくとも設定す
    る移動禁止設定手段と、を設け、 前記移動禁止設定手段により設定された輪郭線を除いた
    他の輪郭線を、前記輪郭線移動手段により移動して太さ
    を異ならせたアウトラインデータを得て、その得られた
    アウトラインデータを前記データ変換手段によりドット
    データに変換するものとしたことを特徴とするデータ変
    換装置。
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