JP3082173B2 - 輪郭線データの処理装置 - Google Patents

輪郭線データの処理装置

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JP3082173B2
JP3082173B2 JP03065525A JP6552591A JP3082173B2 JP 3082173 B2 JP3082173 B2 JP 3082173B2 JP 03065525 A JP03065525 A JP 03065525A JP 6552591 A JP6552591 A JP 6552591A JP 3082173 B2 JP3082173 B2 JP 3082173B2
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直幸 川本
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、輪郭線データ処理装置
に関し、特に複数の書体で表わされる多数のキャラクタ
の各々を複数の書体に亙って共通する共通輪郭セグメン
トとそれ以外の特定輪郭セグメントとに分割し、輪郭線
データの簡単化を図ったものに関する。
【0002】
【従来の技術】最近、日本語の「漢字」や「ひらかな」
及び欧文の「アルファベット」や「記号」などの多数の
キャラクタを印字用紙に印字したり或いはディスプレイ
に表示するために、キャラクタの輪郭線をアウトライン
フォントデータで不揮発性メモリに記憶し、このアウト
ラインフォントデータに所望の大きさや太さに拡大・縮
小処理などの変換処理を施し、この変換処理されたアウ
トラインフォントデータをドットデータに変換してレー
ザプリンタなどにより印字するようにしている。
【0003】ところで、一般に、欧文や日本語には複数
の書体があり、これら複数の書体の夫々における多数の
キャラクタのアウトラインフォントデータが作成され、
書体毎に分類して不揮発性メモリに格納されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、各書
体毎に多数のキャラクタについてアウトラインフォント
データを作成し、これら多数のアウトラインフォントデ
ータを複数書体分アウトラインフォントメモリに格納す
るので、大容量のアウトラインフォントメモリが必要に
なるという問題がある。
【0005】本発明の目的は、複数の書体で表わされる
多数のキャラクタの各々について複数の書体に亙って共
通する1又は複数の共通輪郭セグメントのセグメントデ
ータを共通化して必要なメモリ容量を低減し得るような
輪郭線データ処理装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る輪郭線デー
タ処理装置は、多数のキャラクタの輪郭線にその一部と
して共通に含まれる複数種の特定輪郭セグメントを複数
書体の書体別に分類し これら特定輪郭セグメントの形
状を夫々規定する特定輪郭セグメントデータとその書体
及び種類を指定する種別データを対応づけて格納した特
定輪郭記憶手段と、各書体における各キャラクタの輪郭
線を、複数の書体に共通する共通輪郭セグメントと特定
輪郭セグメントとに分割し、各キャラクタに対応付けて
共通輪郭セグメントの形状を表わす共通輪郭セグメント
データと、特定輪郭セグメントに関する種別データのう
ちの種類指定データとを格納したキャラクタ記憶手段
と、外部から指定されたキャラクタについてキャラクタ
記憶手段から共通輪郭セグメントデータと種類指定デー
タとを読出す第1読出し手段と、前記第1読出し手段で
読出された種類指定データと外部から指定された書体と
に基いて特定輪郭記憶手段から対応する特定輪郭セグメ
ントデータを読出す第2読出し手段と、前記第1及び第
2読出し手段で読出された共通輪郭セグメントデータと
特定輪郭セグメントデータとを用いて、前記指定された
書体のキャラクタの輪郭線全体の輪郭線データを合成す
るデータ合成手段とを備えたものである。
【0007】
【作用】本発明に係る輪郭線データ処理装置において
は、特定輪郭記憶手段には、多数のキャラクタの輪郭線
にその一部として共通に含まれる複数種の特定輪郭セグ
メントを複数書体の書体別に分類し、これら特定輪郭セ
グメントの形状を夫々規定する特定輪郭セグメントデー
タとその書体及び種類を指定する種別データとが対応づ
けて格納され、またキャラクタ記憶手段には、各書体に
おける各キャラクタの輪郭線を、複数の書体に共通する
共通輪郭セグメントと特定輪郭セグメントとに分割し、
各キャラクタに対応付けて共通輪郭セグメントの形状を
表わす共通輪郭セグメントデータと、特定輪郭セグメン
に関する種別データのうちの種類指定データとが格納
されているので、第1読出し手段は外部から指定された
キャラクタについて、キャラクタ記憶手段から共通輪郭
セグメントデータと種類指定データとを読出す。更に、
第2読出し手段はこの第1読出し手段で読出された種類
指定データと外部から指定された書体とに基いて、特定
輪郭記憶手段から対応する特定輪郭セグメントデータを
読出す。その結果、データ合成手段は、第1及び第2読
出し手段で読出された共通輪郭セグメントデータと特定
輪郭セグメントデータとを用いて、指定された書体のキ
ャラクタの輪郭線全体の輪郭線データを合成する。
【0008】
【発明の効果】本発明に係る輪郭線データ処理装置によ
れば、〔作用〕の項で説明したように、特定輪郭記憶手
段には、多数のキャラクタの輪郭線にその一部として共
通に含まれる複数種の特定輪郭セグメントを複数書体の
書体別に分類し、これら特定輪郭セグメントの形状を夫
々規定する特定輪郭セグメントデータと種別データと
対応づけて格納され、キャラクタ記憶手段には、各書体
における各キャラクタの輪郭線を、複数の書体に共通す
る共通輪郭セグメントと特定輪郭セグメントとに分割
し、各キャラクタに対応付けて共通輪郭セグメントの形
状を表わす共通輪郭セグメントデータと、特定輪郭セグ
メントに関する種別データのうちの種類指定データと
格納されているので、特定輪郭記憶手段のデータ量が大
きくなることはなく、しかも輪郭線のうちの共通輪郭セ
グメントを異なる書体間で共用することが可能となるか
、キャラクタ記憶手段のメモリ容量を大幅に低減する
ことができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基いて説明す
る。本実施例はレーザプリンタに設けられた輪郭線デー
タ処理装置であって、日本語の角ゴシック体文字と丸ゴ
シック体文字を発生させるために記憶したアウトライン
データ(輪郭線データ)をドットデータに変換する輪郭
線データ処理装置に本発明を適用した場合のものであ
る。レーザプリンタの制御装置のうち、アウトラインデ
ータをドットデータに変換するデータ変換に関する輪郭
線データ処理装置の制御系は、図2に示すように構成さ
れている。
【0010】輪郭線データ処理装置14は基本的には、
CPU16と、CPU16にデータバスなどのバス30
を介して接続されたROM(プログラムメモリ)18、
ROM(アウトラインフォントメモリ)20、ROM
(パーツフォントメモリ)22、RAM(テキストメモ
リ)24、RAM(ワーキングメモリ)26及びRAM
(ドットデータメモリ)28とから構成されている。ま
た、このバス30には入力装置10及び印字装置12が
接続されており、入力装置10は外部から供給されるキ
ャラクタコードや文字サイズデータや設定された書体の
書体コードなどのデータ処理に必要な種々のデータを入
力するためのものであり、印字装置12はドットデータ
メモリ28から出力されたビットマップデータをレーザ
プリント方式により印字するものである。
【0011】前記プログラムメモリ18には、後述のデ
ータ処理制御の制御プログラムや各種の制御プログラム
が格納されている。このデータ処理制御プログラムに
は、入力されたキャラクタコードに関するアウトライン
フォントデータをアウトラインフォントメモリ20から
読出すサブルーチン、アウトラインフォントデータを拡
大・縮小(スケーリング)処理するスケーリング処理制
御サブルーチン、このスケーリング処理したアウトライ
ンフォントデータをショートベクトルに展開するショー
トベクトル処理サブルーチン、ベジェ曲線の関数を発生
させるベジェ曲線関数サブルーチン、ショートベクトル
処理されたアウトラインフォントデータをドットデータ
に変換する変換処理サブルーチンなどが格納されてい
る。
【0012】ところで、角ゴシック体の漢字やひらかな
などの文字及び各種の記号などの多数のキャラクタに
は、例えば図3に示す角ゴシック体の漢字「亜」で説明
すると、符号p1で示す「直線の左端部」、符号p2で
示す「直線の右端部」、符号p3で示す「左上角部」、
符号p4で示す「右上角部」、符号p5で示す「左下角
部」、符号p6で示す「右下角部」・・などのように、
角ゴシック体のキャラクタにおける複数の輪郭線にその
一部として共通に含まれる特定の輪郭線が存在する。
【0013】また、丸ゴシック体の漢字やひらかななど
の文字及び各種の記号などの多数のキャラクタには同様
に、例えば図4に示す丸ゴシック体の漢字「亜」で説明
すると、符号p1で示す「直線の左端部」、符号p2で
示す「直線の右端部」、符号p3で示す「左上角部」、
符号p4で示す「右上角部」、符号p5で示す「左下角
部」、符号p6で示す「右下角部」・・などのように、
丸ゴシック体のキャラクタにおける複数の輪郭線にその
一部として共通に含まれる特定の輪郭線が存在する。
【0014】即ち、丸ゴシック体や角ゴシック体のキャ
ラクタに含まれるこれら複数種類の特定輪郭線(以下、
特定輪郭セグメントという)に関して、これら特定輪郭
セグメントの形状を夫々規定する特定輪郭セグメントデ
ータとその種類を指定するデータとを対応づけて別途記
憶しておき、多数のキャラクタの各々について、これら
特定輪郭セグメント以外の角ゴシック及び丸ゴシック体
に亙って共通する共通輪郭セグメントの形状を表わす共
通輪郭セグメントデータと1つ又は複数の特定輪郭セグ
メントデータとを用いて、指定された書体に基づくキャ
ラクタの輪郭線全体の輪郭線データを合成することが可
能である。
【0015】従って、パーツフォントメモリ22には、
図3に符号p1〜p6で示す6種類の特定輪郭セグメン
トを含む角ゴシック体に関する複数種類の特定輪郭セグ
メントの夫々に関して、特定輪郭セグメントの書体デー
タKとその種類を指定する種類指定フラグ(p1、p
2、p3・・・)とからなる1バイトの種別データと、
これら特定輪郭セグメントの形状を夫々規定する特定輪
郭セグメントデータとが対応づけて格納されているとと
もに、図4に符号p1〜p6で示す6種類の特定輪郭セ
グメントを含む丸ゴシック体に関する複数種類の特定輪
郭セグメントの夫々に関して、特定輪郭セグメントの書
体データMとその種類を指定する種類指定フラグ(p
1、p2、p3・・・)とからなる1バイトの種別デー
タと、これら特定輪郭セグメントの形状を夫々規定する
特定輪郭セグメントデータとが対応づけて格納されてい
る。但し、図3・図4から判るように、丸ゴシック体及
び角ゴシックのキャラクタにおいて、同一種類の特定輪
郭セグメント、例えば漢字「亜」の「直線の左端部」や
「直線の右端部」には、同一の種類指定フラグp1或い
はp2が付されている。
【0016】この特定輪郭セグメントデータとして、特
定輪郭セグメントの開始座標データ及び特定輪郭セグメ
ントを規定する複数の座標データが格納されている。前
記開始座標データはxy座標の原点(0,0)であり、
この開始座標データに続く複数の座標データの夫々は開
始座標点を原点とするローカル座標系の相対座標データ
である。
【0017】一方、アウトラインフォントメモリ20に
は、多数のキャラクタの各々について、キャラクタのコ
ード番号に関連づけて、1つ又は複数の特定輪郭セグメ
ントとそれ以外の両ゴシック体に亙って共通する1つ又
は複数の共通輪郭セグメントとに分割し、共通輪郭セグ
メントについてはその形状を表わす共通輪郭セグメント
データがグローバル座標系の絶対座標データで格納さ
れ、また特定輪郭セグメントについてはその種類指定フ
ラグが格納されている。
【0018】この共通輪郭セグメントデータには、次の
表1に示すように、共通輪郭セグメントの開始データと
直線データとベジェ曲線(以下、単に曲線という)デー
タとアウトライン終了データと文字終了データとが夫々
格納されている。この開始データは開始フラグ「S」と
開始点を規定するXY座標の座標データとからなり、直
線データは直線フラグ「L」とその直線の終点を規定す
る座標データとからなり、曲線データは曲線フラグ
「B」と第1制御点Q1の座標データと第2制御点Q2
の座標データと終点の座標データとからなり、アウトラ
イン終了データには各アウトラインの終了を指示するア
ウトライン終了フラグ「*」が格納され、また文字終了
データには文字の終了を指示する文字終了フラグ「!」
が格納されている
【0019】(本頁以下余白)
【表1】
【0020】例えば、図5に示す漢字「亜」のアウトラ
インデータは、次の表2・表3に示すように共通輪郭セ
グメントデータと複数種類の特定輪郭セグメントデータ
を指定する種類指定データとでアウトラインフォントメ
モリ20に格納されている。
【0021】(本頁以下余白)
【表2】
【0022】(本頁以下余白)
【表3】
【0023】テキストメモリ24には、入力装置10か
ら供給されるテキストデータ(コード列)と指定された
書体のデータや文字サイズや斜体・回転などの変形デー
タなどが格納される。ワーキングメモリ26にはCPU
16で演算処理した各種の演算結果が格納される。ドッ
トデータメモリ28には変換されたドットデータが格納
される。
【0024】次に、輪郭線データ処理装置14で行なわ
れるデータ処理制御のルーチンについて、図6〜図8の
フローチャートに基いて説明する。尚、図中符号Si
(i=10、11、12・・・)は各ステップである。
テキストメモリ24に格納されたコードデータが読出さ
れ、このコードデータのアウトラインデータがアウトラ
インフォントメモリ20から読出されてワーキングメモ
リ26に格納されるとこの制御が開始され、先ずワーキ
ングメモリ26に格納されている最初のフラグが読出さ
れ(S10)、このフラグが共通輪郭セグメントデータ
に含まれるフラグのときには(S11・S12・S1
3:No)、1セグメント分のデータがワーキングメモ
リ26のバッファに一時的に格納され(S14)、セグ
メントデータ展開処理制御(図7参照)が実行される
(S15)。
【0025】この制御が開始され、今読出したフラグが
「S」のときには(S20:Yes)、開始座標データ
がワーキングメモリ26から読出され(S21)、指定
された文字サイズに拡大・縮小や回転や斜体変換する変
形処理(スケーリング処理)が実行され(S22)、ス
ケーリング処理後の開始座標データがワーキングメモリ
26の形状データバッファに格納され(S23)、S1
0にリターンする。また、読出したフラグが「B」のと
きには(S20:No、S24:Yes)、曲線データ
つまり第1制御点と第2制御点及び終点の3組みの座標
データがワーキングメモリ26から読出され(S2
5)、スケーリング処理が実行され(S26)、スケー
リング処理後の曲線データが複数のショートベクトルに
展開され(S27)、このショートベクトル処理された
修正アウトラインデータがワーキングメモリ26の形状
データバッファに格納される(S23)。更に、読出し
たフラグが「L」のときには(S20・S24:No、
S28:Yes)、直線の座標データがワーキングメモ
リ26から読出され(S29)、スケーリング処理が実
行され(S30)、スケーリング処理後の直線座標デー
タが形状データバッファに格納される(S23)。尚、
読出したフラグが「S」、「B」、「L」の何れでもな
いときには(S20・S24・S28:No)、エラー
処理が実行され(S31)、この制御を終了する。
【0026】一方、読出されたフラグが特定輪郭セグメ
ントを指示する種類指定フラグのときには(S11・S
12:No、S13:Yes)、特定輪郭セグメントデ
ータ展開処理制御(図8参照)が実行される(S1
6)。この制御が開始されると、先ず設定されている書
体データが読出され(S40)、書体データが「K」で
あり角ゴシック体のときには(S41:Yes)、角ゴ
シック体で且つ今読出した種類指定フラグで指示される
特定輪郭セグメントデータの全てがパーツフォントメモ
リ22から読出されてワーキングメモリ26に格納され
(S42)、この特定輪郭セグメントデータに基いてセ
グメント数(この特定輪郭セグメントを構成する直線或
いは曲線の数)がカウンタCにセットされ(S43)、
共通輪郭セグメントデータにこの特定輪郭セグメントデ
ータを合成させるために、相対座標系である特定輪郭セ
グメントデータの各座標データが絶対座標系である絶対
座標データに夫々変換される(S44)。
【0027】即ち、この特定輪郭セグメントの開始座標
データが直前にワーキングメモリ26に格納されている
アウトラインデータの最終座標データに置換されるとと
もに、開始座標データが変換により変更された座標デー
タ分だけ開始座標データに後続する複数の座標データの
夫々に加算することよにり実行される。次に、この特定
輪郭セグメントデータについて、前記セグメントデータ
展開処理制御がカウンタCの回数だけ繰り返されて(S
45〜S47)、リターンする。例えば、表2及び図5
に示すように、角ゴシック体が設定されているときに種
類指定フラグp4が読出されたときには、書体データK
と種類指定フラグp4とからなる種別データに基いて、
直線フラグL、座標値(876,694)、直線フラグ
L、座標値(801,694)からなる特定輪郭セグメ
ントデータがパーツフォントメモリ22から読出されて
ワーキングメモリ26に格納され且つセグメント数
「2」がカウンタCにセットされる。
【0028】一方、設定されている書体データが「M」
であり丸ゴシック体のときには(S41:No、S4
8:Yes)、同様にして、丸ゴシック体で且つ今読出
した種類指定フラグで指示される特定輪郭セグメントデ
ータの全てがパーツフォントメモリ22から読出されて
ワーキングメモリ26に格納され(S49)、この特定
輪郭セグメントデータに基いてセグメント数がカウンタ
Cにセットされ(S43)、特定輪郭セグメントデータ
の各座標データが絶対座標データに夫々変換され(S4
4)、その後セグメントデータ展開処理制御がカウンタ
Cの回数だけ繰り返されて(S45〜S47)、リター
ンする。尚、S48でNoと判定されたときには、エラ
ー処理が実行され(S50)、この制御を終了する。例
えば、表2及び図5に示すように、丸ゴシック体が設定
されているときに種類指定フラグp4が読出されたとき
には、書体データMと種類指定フラグp4とからなる種
別データに基いて、曲線フラグB、座標値(876,6
61)、(846,694)、(801,694)から
なる特定輪郭セグメントデータがパーツフォントメモリ
22から読出されてワーキングメモリ26に格納され且
つセグメント数「1」がカウンタCにセットされる。
【0029】そして、読出したフラグがアウトライン終
了フラグ「*」のときには(S10、S11:Ye
s)、一連のアウトラインデータの終了なので、次のア
ウトラインデータの読出しのためにS10に戻る。一
方、読出したフラグが文字終了フラグ「!」のときには
(S11:No、S12:Yes)、全てのアウトライ
ンデータの終了なので、設定された角ゴシック体或いは
丸ゴシック体に基づく入力されたキャラクタについて、
ワーキングメモリ26の形状データバッファに格納され
ている合成された輪郭線全体の輪郭線データ(アウトラ
インデータ)がドットデータに変換処理され、このドッ
トデータがドットデータメモリ28に格納され(S1
7)、この制御を終了する。
【0030】以上説明したように、パーツフォントメモ
リ22に特定輪郭セグメントに関する特定輪郭セグメン
トデータと種別データとを対応づけて格納し、アウトラ
インフォントメモリ20に複数の書体に亙って共通する
共通輪郭セグメントに関する共通輪郭セグメントデータ
と種類指定フラグとを格納するようにしたので、パーツ
フォントメモリ22のデータ量が大きくなることはな
く、しかもアウトラインフォントメモリ20には書体に
関係なく主にキャラクタの共通輪郭セグメントデータだ
けが格納されるので、アウトラインフォントメモリ20
のメモリ容量を大幅に低減することができる。
【0031】ところで、角ゴシック体のキャラクタにお
いて、図3に符号P1で示す「直線の左端部」の特定輪
郭セグメントを時計回転方向に180°回転させて符号
P2で示す「直線の右端部」の特定輪郭セグメントとし
て用いることが可能であり、符号P3で示す「左上角
部」の特定輪郭セグメントを90°回転させて「右上角
部」の特定輪郭セグメントとして用いることが可能であ
る。従って、アウトラインフォントメモリ20に、キャ
ラクタのコード番号に関連づけて、共通輪郭セグメント
データと、特定輪郭セグメントデータと回転角度データ
及び種類指定フラグとを格納すれば、パーツフォントメ
モリ22には、符号P2・P4に対応する特定輪郭セグ
メントデータを省略でき、パーツフォントメモリ22の
容量を更に低減できる。また、丸ゴシック体のキャラク
タにおいても同様に、図4に符号P3で示す「左上角
部」の特定輪郭セグメントを90°、180°、270
°回転させて、符号P4、P6、P5の特定輪郭セグメ
ントに夫々用いることが可能であり、パーツフォントメ
モリ22の容量を更に低減できる。
【0032】尚、角ゴシック体及び丸ゴシック体以外の
明朝体や欧文書体などの複数の書体で表わされる多数の
キャラクタの一部として共通に含まれる複数種のセグメ
ントを特定輪郭セグメントとすることも可能である。
尚、アウトラインフォントメモリ20とパーツフォント
メモリ22とを同一のROMに格納することも可能であ
る。尚、文字や記号などのキャラクタを輪郭線データで
記憶するようにしたプリンタやファックスや表示装置な
ど種々の電子機器に本発明を適用し得ることは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る構成を示す機能ブロック
図である。
【図2】レーザプリンタの輪郭線データ処理装置の制御
系のブロック図である。
【図3】角ゴシック体の漢字「亜」の輪郭線図である。
【図4】丸ゴシック体の漢字「亜」の輪郭線図である。
【図5】漢字「亜」の共通輪郭セグメントを示す図であ
る。
【図6】データ処理制御の概略フローチャートである。
【図7】セグメントデータ展開処理制御の概略フローチ
ャートである。
【図8】特定輪郭セグメントデータ展開処理制御の概
フローチャートである。
【符号の説明】
14 輪郭線データ処理装置 16 CPU 18 ROM(プログラムメモリ) 20 ROM(アウトラインフォントメモリ) 22 ROM(パーツフォントメモリ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−147288(JP,A) 特開 平1−298396(JP,A) 特開 平2−188789(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 5/24 G06F 3/12 G06F 3/153 G06T 11/20

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数のキャラクタの輪郭線にその一部と
    して共通に含まれる複数種の特定輪郭セグメントを複数
    書体の書体別に分類し、これら特定輪郭セグメントの形
    状を夫々規定する特定輪郭セグメントデータとその書体
    及び種類を指定する種別データを対応づけて格納した特
    定輪郭記憶手段と、各書体における各キャラクタの輪郭線を、複数の書体に
    共通する共通輪郭セグメントと特定輪郭セグメントとに
    分割し、各キャラクタに対応付けて 共通輪郭セグメント
    の形状を表わす共通輪郭セグメントデータと、特定輪郭
    セグメントに関する種別データのうちの種類指定データ
    とを格納したキャラクタ記憶手段と、 外部から指定されたキャラクタについてキャラクタ記憶
    手段から共通輪郭セグメントデータと種類指定データと
    を読出す第1読出し手段と、 前記第1読出し手段で読出された種類指定データと外部
    から指定された書体とに基いて特定輪郭記憶手段から対
    応する特定輪郭セグメントデータを読出す第2読出し手
    段と、 前記第1及び第2読出し手段で読出された共通輪郭セグ
    メントデータと特定輪郭セグメントデータとを用いて、
    前記指定された書体のキャラクタの輪郭線全体の輪郭線
    データを合成するデータ合成手段と、 を備えたことを特徴とする輪郭線データ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記特定輪郭セグメントの形状を規定す
    るデータが、この特定輪郭セグメントとは異なる種類の
    特定輪郭セグメントのデータと、この特定輪郭セグメン
    トを回転させる回転角度のデータと、その書体及び種類
    を指定する種別データとを含むことを特徴とする請求項
    1に記載の輪郭線データ処理装置。
JP03065525A 1991-03-05 1991-03-05 輪郭線データの処理装置 Expired - Lifetime JP3082173B2 (ja)

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