JPH0496095A - フォントフリーなラスタイメージ処理システム - Google Patents

フォントフリーなラスタイメージ処理システム

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JPH0496095A
JPH0496095A JP2213748A JP21374890A JPH0496095A JP H0496095 A JPH0496095 A JP H0496095A JP 2213748 A JP2213748 A JP 2213748A JP 21374890 A JP21374890 A JP 21374890A JP H0496095 A JPH0496095 A JP H0496095A
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大宅 伊久雄
Nobuyuki Moriya
守谷 信行
Hiroshi Hatanaka
啓 畠中
Noritaka Koyama
小山 法孝
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はラスタイメージ処理システム、より具体的には
、ページ記述言語で記述されたデータを処理してラスタ
イメージを形成するラスタイメージ処理システムに関す
るものである。
(従来の技術) 文字および画像データを含むコマンドデータは、たとえ
ばパブリッシング用アプリケーションプログラムによっ
て作成され、ページ記述言語で記述される中間ストリー
ムに変換される。この中間ストリームは、ラスタイメー
ジ処理(RIP)方式によるインタプリタによってラス
タイメージに変換され、プリンタや表示装置などのイメ
ージ出力装置にページの形で出力される。
文字を扱うシステムでは、様々な言語や国に応じて多様
なフォントが存在し、したがってフォントに対しては多
様な要求がある。たとえば、字母、書体、大きさのみな
らず、横書き、縦書き、左書き、右書き、斜字体、太字
などの多様性がある。また、文字列すなわち文書として
フォントを扱う場合は、文字列の配列の仕方、たとえば
プロポーショナル印字などの配列方式にも様々な要求が
ある。さらに、文字を特定するコードについては、フォ
ントの供給者によって様々な文字コート系列が使用され
ている。
ラスタイメージ処理方式は、これらの多様な要求条件を
少なくとも部分的に満足させねばならない。なお、本明
細書において用語「フォント」は、単に字母や字体のみ
ならず、上述のような様々な要求条件をも含む広義に解
釈するものとする。
字母データは、フォント供給者に固有の形式、たとえば
ビットマツプ形式やアウトライン(輪郭)形式などで提
供される。フォントデータは一般に、文字の輪郭の直線
および曲線を規定するディジタル化されたデータの形で
外部ファイルやROMなどのメモリに蓄積される。ホス
トから特定の文字コードでフォントが指定されると、そ
れに対応するフォントデータがファイルから読み出され
、拡大または縮小などのスケーリング処理を施され、最
終的にはラスタ化されてイメージに変換される。
ビットマツプ形式やアウトライン形式による原データを
ラスタイメージに展開する処理は、フォントの形式によ
って相違することが多い、また、原データをスケーリン
グした後、長さや丸みを補正して適切な字形にするヒン
ティング処理も、フォントフォーマットによって異なる
ことがある。
このようなパブリッシングの環境の下で従来は、フォン
トの種別に固有のラスタイメージ処理方式、すなわちフ
ォント指向型の処理方式がとられていた。より詳細には
、たとえば従来のプリンタは、ラスタイメージ処理系と
フォントデータファイルを含み、セントロニクスやR5
−232Cなどの汎用インタフェースでパソコンやワー
クステーションなどのホストに接続される。つまり、プ
リンタ内にあるラスタイメージ処理系とフォントデータ
は、特定のプリンタに固有であり、ホストはそれらを汎
用のプリンタインタフェースを介して使用する構成がと
られていた。また、CRTなどの画像表示装置は、ホス
トに接続されるが、表示装置で使用されるフォントのデ
ータファイルと、それを扱うラスタイメージ処理系はホ
ストの内部に含まれ、したがってホストに依存する構成
がとられていた。
(発明が解決しようとする課題) これかられかるように従来は、前述した様々な要求条件
に適応的に対応できる単一のラスタイメージ処理システ
ムが利用できなかった。より詳細には、特定のアプリケ
ーションソフトが用いるコマンドデータには、それに固
有のラスタイメージ処理系が必要であった。たとえば、
Po5tScript(商標)などのページ記述言語に
よるコマンドデータストリームには、Po5tScri
ptインタプリタがラスタイメージ処理系として用いら
れる。つまり、特定のラスタイメージ処理系には、特定
のフォント形式、フォント処理およびフォント読出し機
能が組み込まれていた。
一般ニ、パブリッシングなどのドキュメント処理システ
ムでは、複数のコマンドデータストリームが用いられる
。したがって従来方式において、複数のデータストリー
ムの扱いを可能にするためには、それぞれのコマンドス
トリームごとにフォントを用意しなければならなかった
。これは、フォントの処理および管理システムの重複作
成を招き、フォントの重複投資を誘起していた。
ところで、文字の表示を高速化するために従来は、−度
使用されラスタ化された文字データをキャッシュに格納
し、以降、同じ文字データを表示出力する際には、キャ
ッシュからこれを読み出して使用するシステムがあった
。これによって、複数回使用される文字データは、フォ
ントデータをラスタ化する処理を行なわないで済む。
しかしこの従来方式では、キャッシュに蓄積されるラス
タ化文字データは、サイズがその使用された状態に固定
される。したがって、次に同じ文字フォントを異なった
サイズで使用するときは、キャッシュに蓄積されている
文字データを使用できす、別途、文字フォントデータを
ファイルよりフェッチしなければならなかった。仮りに
、同じ文字フォントについて複数のサイズでラスタ化さ
れた文字データをキャッシュに蓄積するようにシステム
を構成したとすると、当然ながら多くの記憶領域を必要
とするであろう。この傾向は、漢字のように字種の多い
フォントについては著しい。
本発明はこのような従来技術の欠点を解消し、高速な文
字表示を行なうことができ、フォントに依存しないラス
タイメージ処理システムを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明によれば、ページ記述言語で記述されたデータを
処理してラスタイメージを形成するラスタイメージ処理
システムは、 前記データを受け、このデータに含まれ
る文字のフォントデータを得るためのフォントデータ指
定情報を作成し、得られたフォントデータかもラスタイ
メージを形成t6ラスタイメージ処理手段と、文字フォ
ントを表わす輪郭データが蓄積されているデータペース
にフォントデータ指定情報に基づいてアクセスして、フ
ォントデータ指定情報に関連する輪郭データを取り込む
フォント管理手段と、ラスタイメージ処理手段およびフ
ォント管理手段の間をフォントデータ指定情報およびフ
ォントデータでインタフェースするインタフェース手段
とを含み、フォント管理手段は、輪郭データを一時記憶
する第1の蓄積手段を有し、フォント管理手段は、フォ
ントデータ指定情報に応じて、まず第1の蓄積手段にア
クセスし、フォントデータ指定情報に関連する輪郭デー
タが第1の蓄積手段に存在すれば、これに基づいてフォ
ントデータを生成し、フォントデータ指定情報に関連す
る輪郭データが第1の蓄積手段に存在しないときは、デ
ータベースにフォントデータ指定情報に基づいてアクセ
スして、フォントデータ指定情報に関連する輪郭データ
を取り込んでこれに基づいてフォントデータを生成する
とともに、取り込んだ輪郭データを第1の蓄積手段に蓄
積する。
また本発明によれば、フォント管理手段は、形成された
ラスタイメージに含まれるラスタ化された文字データを
一時記憶する第2の蓄積手段を有し、ラスタイメージ処
理手段がラスタイメージを形成する際、ラスタ化された
文字データを第2の蓄積手段に蓄積し、フォントデータ
指定情報に応じて、第1の蓄積手段へのアクセスに先立
って第2の蓄積手段にアクセスし、フォントデータ指定
情報に関連するラスタ化された文字データが第2の蓄積
手段に存在すれば、これに基づいてフォントデータを生
成し、フォントデータ指定情報に関連するラスタ化され
た文字データが第2の蓄積手段に存在しないときは、フ
ォントデータ指定情報に基づいて第1の蓄積手段にアク
セスする。
さらに本発明によれば、第1の蓄積手段は、輪郭データ
のうち相対的に使用頻度の高いものを常駐的に蓄積する
第1の記憶領域と、相対的に使用頻度の低いものを非常
駐的に蓄積する第2の記憶領域とを含む。
(作 用) 本発明によれば、ページ記述言語で記述されたデータが
ホストからラスタイメージ処理システムに入力されると
、ラスタイメージ処理手段は、このデータに含まれる文
字のフォントデータを得るためのフォントデータ指定情
報を作成する。フォント管理手段は、フォントデータ指
定情報に応じて、まず第1の蓄積手段にアクセスする。
この輪郭データが第1の蓄積手段に存在すれば、これに
基づいてフォントデータを生成する。しかし、存在しな
いときは、データベースにフォントデータ指定情報に基
づいてアクセスして、そのフォントデータ指定情報に関
連する輪郭データを取り込み、これに基づいてフォント
データを生成する。
これとともに、取り込んだ輪郭データを第1の蓄積手段
に蓄積する。
ラスタイメージ処理手段は、こうして得られた輪郭デー
タからラスタイメージを形成する。形成されたラスタイ
メージは、最終的にはラスタイメージ出力装置や通信装
置へ出力される。
(実施例) 次に添付図面を参照して本発明によるラスタイメージ処
理システムの実施例を詳細に説明する。
第1図を参照すると、この実施例は基本的には、たとえ
ばパソコンやワークステーションなどの処理システムか
らなるホスト10と、ラスタイメージ処理(RIP)を
行なうモジュールパッケージすなわちRIP処理モジュ
ール12を含み、両者がコネクタ14および16で相互
に接続される。ホストlOは、文字および画像データを
含むコマンドデータを、たとえばパブリッシング用アプ
リケーションプログラム50(第2図)によって作成し
、ページ記述言語で記述される中間ストリームに変検す
る、本実施例では汎用の処理装置である。
ホスト10には、たとえばCRTなどの文字および画像
を可視表示する画像表示装置18が接続されている。ま
たホスト10および(または)RIP処理モジュール1
2にはプリンタ20が接続されている。プリンタ20は
、文字および画像を記録媒体に可視記録する画像出力装
置である。勿論、ホストlOは通常の処理システムのよ
うにキーボードなどの入出力装置も含むが、これらは本
発明の理解に直接関係ないので図示と説明を省略する。
本システムで特徴的なのは、表示装置18およびプリン
タ20で文字の可視化に共通に使用されるフォントデー
タが、たとえば固定ディスク、フロッピーまたは集積回
路ボードなどの外部ファイル22に格納されていること
である。つまり、これらのフォントデータは、表示装置
18やプリンタ20に依存せず、データベースとして共
通に利用できる。勿論、外部ファイル22は、ホスNO
に固有の記憶装置のみならず、たとえば通信回線を通し
て遠方ノデータベースにアクセスできるものでもよい。
したがって、一方ではフォントがRIP処理系に依存せ
ず、たとえばローマンから漢字までの広範囲な拡張性が
あるとともに、他方ではRIP処理系が文字コード体系
から独立される。
RIP処理モジュール12は、後に詳述するように、R
IP処理システムを含む、この点も本実施例の重要な特
徴のひとつである。ホス)10は、様々なパブリッシン
グ用アプリケーションソフト50を実行することができ
る。したがってRIP処理モジュール12には、それら
のアプリケーションソフト50に応じて様々な種類のコ
マンドデータストリーム24が入力される。また、外部
ファイル22のフォントデータは、RIP処理モジュー
ル12での必要に応じてダイナミックに読み出され、R
IP処理モジュール12にロードされる。 RIP処理
モジュール12は、コマンドデータストリーム24にそ
の種類に応じた適切なラスタイメージ処理を施し、ラス
タイメージデータ26としてホスト10またはプリンタ
20へ出力する。このデータ26は、データ圧縮された
形であっても、または圧縮されない形であってもよい。
RIP処理モジュール12は、その特定の構成を第2図
に示すように、基本的にはRIP処理52とフォント管
理54の2つの機能部を含む、アプリケーションソフト
50ハソフトインタフエース56でRIP処理52とイ
ンタフェースされる。
RIP処理52は、特定のアプリケーションソフト50
で指定された文字のフォントデータを取り出すのに必要
なフォントデータ指定情報を作成する。
このフォントデータ指定情報には、本実施例では、フォ
ント供給者の指定に基づく書体、文字コート体系、文字
コード、文字サイズなどが含まれる。書体では、たとえ
ば漢字であれば明朝体やゴシックなどの別、文字コート
体系では、日本語であればJIS83やシフトJISの
別などが指定される。
RIP処理52とフォント管理54との間のインタフェ
ース58は、フォントに依存しない共通化されたインタ
フェースをとる。インタフェース58は上述のフォント
データ指定情報、およびフォントデータを含む。フォン
トデータは、要求に応して外部ファイル22のデータベ
ースからモジュール12内の領域60にロードされる。
したかって、フォント管理54におけるフォントアクセ
スパスは、文字コート体系に応して最適なバスをとるこ
とができる。フォント管理54は、フォントデータ60
をそのままフォントデータの形で、または文字サイズデ
ータで要求されるサイズまで拡大もしくは縮小するなど
のフォント処理を行なって、フォントデータをRIP処
理52へ出力する。
フォントデータの記憶領域60は本実施例では、第3図
に示すように、輪郭文字キャッシュ100およびラスタ
化文字キャッシュ102の2つの高速記憶領域を含む。
輪郭文字キャッシュ+00は、フォントデータベース2
2から読み込まれた文字フォントの輪郭を表わすデータ
すなわち輪郭データが一時蓄積される領域である。この
輪郭データは、基本的にはサイズフリーであり、後に所
望の大きさのラスタ化された文字データに変換されて使
用される。
ラスタ化文字キャー7シユ102は、輪郭文字キャー、
シュ100に格納された輪郭データが所望の大きさのイ
メージにラスタ化された結果の文字データが蓄積される
記憶領域である。ラスタ化文字キャッシュ102に格納
されるイメージデータは、所望の大きさに変倍されたも
のである。なおラスタ化は、後述のようにRIP処理5
2で行なわれる。このように本実施例では、フォントデ
ータベース22から読み込まれた輪郭データは輪郭文字
キャー、シュ100に格納され、次にラスタ化された文
字データはラスタ化文字キャッシュ102に格納される
ように、文字キャッシュが2つのレベルに階層化されて
いる。しかし、ラスタ化文字キャッシュ102は必ずし
も設けられなくてもよく、文字キャッシュについては輪
郭文字キャー2シユ100のみを含むシステム構成をと
ってもよい。
輪郭文字キャッシュ100はさらに、第4図に示すよう
に、本実施例では2つの領域、すなわち常駐領域104
および非常駐領域10Bを含む、常駐領域+04は、た
とえば日本語システムではひらがなのように相対的に使
用頻度の高い文字フォントの輪郭データを蓄積する記憶
領域である。使用頻度の高い文字の輪郭データは、たと
えばシステムの初期設定の際、フォントデータベース2
2から常駐領域104に読み込まれる。常駐領域104
に読み込まれた輪郭データは、常にこの領域104に保
持され、使用される。
非常駐領域106は、相対的に使用頻度の低い文字フォ
ントの輪郭データを蓄積する記憶領域である。たとえば
漢字の文字データは、特定の漢字が初めてフォントデー
タベース22にアクセスされたときにこの領域106に
蓄積される。非常駐領域106の記憶容量は有限である
。そこで、たとえば最も最近に読み込まれたものから順
に蓄積し、記憶容量いっばいに蓄積されているときは最
も古く読み込まれた文字データを消去するF IFO動
作で、文字単位に読書き制御を行なう方法がある。また
は、非常駐領域106に格納されている輪郭データのそ
れぞれの使用回数を計数し、使用回数の最も少ないデー
タから順に消去するように構成してもよい。
フォント管理54は本実施例では、1文字車位の管理を
基本とするのが望ましい、これは、従来技術では個々の
アプリケーションソフトに応じたコマンドストリームで
有していたフォントデータのアクセス機構を、本実施例
ではフォント管理54で吸収させるためである。フォン
トデータをスケーリングすると、文字の輪郭を形成して
いる線分の長さが不揃いになったり、丸みに滑らかさが
欠けたりすることがある。そのような場合、長さや丸み
を補正して適切な字形にするヒンティング処理もフォン
ト管理54にて行なわれる。
RIP処理52は、フォント管理54から受けたフォン
トデータをラスタ化する。ラスタ化されたイメージデー
タは、イメージ/フレームメモリ62に蓄積され、ペー
ジ単位の画像データに組み立てられる。イメージ/フレ
ームメモリ62は、たとえばページ単位でラスタイメー
ジデータを一時蓄積する記憶領域である。
イメージ/フレームメモリ62は、ビデオインタフェー
ス64を介してプリンタ20および表示装置18とイン
タフェースされる。また、圧縮データ形式でインタフェ
ースされるプリンタ20aやファクシミリ66などの出
力装置に対しては、画像圧縮68によってインタフェー
スされる。ホストlOに対してRIP処理モジュール1
2はパスで接続され、このパス接続はハードウェアパス
インタフェース70を介して行なわれる。
動作を説明する。まず、装置に電源を投入すると、RI
P処理52はフォントデータベース22にアクセスして
、相対的に高い使用頻度の文字フォント、たとえば仮名
の輪郭文字データを輪郭文字キャッシュ+00に読み込
み、これらをその常駐領域104に蓄積し、後の使用に
備える。
文字および画像データを含むコマントデータは、アプリ
ケーションソフト50によって作成され、ページ記述言
語で記述される中間ストリームに変換される。この中間
ストリームは、ソフトウェアインタフェース56を介し
てRIP処理52に入力される。RIP処理52では、
このコマンドストリームに含まれる文字のフォントデー
タにアクセスするのに必要なフォントデータ指定情報を
作成し、これをフォント管理54に与える。
フォント管理54は、フォントデータ指定情報に基づい
て、まず、ラスタ化文字キャッシュ+02にアクセスす
る。必要な文字サイズのラスタ化文字データがキャッシ
ュ102に存在すれば、フォント管理54はそれを取り
込む。必要な文字サイズのラスタ化文字データがキャッ
シュ102になければ、フォント管理54は輪郭文字キ
ャッシュ100にアクセスし、そのデータがキャッシュ
100に存在すれば、それを取り込む、たとえばひらが
なは、本実施例では常にこのキャッシュ102から輪郭
データの形で入手される。必要な輪郭データが両キャッ
シュ100および102のいずれにも存在しないときは
、フォント管理54は、外部ファイル22のフォントデ
ータベースにアクセスし、必要なフォントデータを取り
込むとともに、輪郭文字キャッシュ100にも蓄積して
後の利用に備える。たとえば漢字など、比較的使用頻度
の低い文字フォントについては、その輪郭データは輪郭
文字キャッシュ100の非常駐領域10Bに読み込まれ
る。
フォント管理54は、輪郭文字キャッシュ100のフォ
ントデータをそのままフォントデータの形で、または必
要なサイズまで拡大もしくは縮小し、RIP処理52へ
出力する。仮名などの使用頻度の高い輪郭データは常駐
領域104から、その他の輪郭データは非常駐領域10
Bから読み出される。
RIP処理52では、フォント管理54から受けたフォ
ントデータをラスタ化し、文書データとして一旦、イメ
ージ/フレームメモリ62に蓄積する。
その際、ラスタ化された文字フォントは、フォントデー
タ記憶領域80のラスタ化文字キャッシュ102にも格
納し、以降の使用に備える。こうしてイメージ/フレー
ムメモリ62には、ページ単位の画像データが組み立て
られる。
イメージ/フレームメモリ62にHaされたラスタイメ
ージは、プリンタ20または表示装置18に出力すると
きは、ビデオインタフェース64を介して出力され、プ
リンタ20a、またはファクシミリ66などの通信装置
に出力するときは、画像圧縮68によって符号化圧縮さ
れる。こうしてアプリケーションンフト50からのコマ
ンドデータストリームはRIP処理モジュール12によ
ってラスタイメージに受検され、たとえばプリンタ20
や表示装置18などのイメージ出力装置にページの形で
出力される。
本実施例ではこのように、輪郭文字キャッシュ100が
設けられ、フォントデータはラスタ化される前の輪郭文
字データの形でこれに蓄積される。
この輪郭文字データは、後に使用の必要の都度アクセス
され、所望の大きさに変倍されてラスタ化され、イメー
ジデータとして出力される。したがって、従来のラスタ
化キャッジ。のみか設けられた方式に比較して、少ない
文字キャッシュ記憶容量で、あらゆる文字サイズに適応
できる0本実施例ではまた、ラスタ化文字キャッシュ1
02とともに輪郭文字キャッシュ100が階層構造をと
っているので、効率のよい文字キャッシュが実現される
(発明の効果) 本発明によればこのように、文字フォントの輪郭データ
を一時記憶するキャッシュが設けられフォントデータは
ラスタ化される前の形でこれに蓄積される。キャー、シ
ュに蓄積された輪郭データは、後に使用の必要の都度ア
クセスされ、所望の大きさに変倍されてラスタ化され、
イメージデータに形成される。したがって、少ない文字
キャー2シユ記憶容量で、あらゆる文字フォントに適応
できる。このような輪郭文字キャッシュがラスタ化文字
キャッシュとともに階層メモリ構造をとっている場合は
、5らに効率のよい文字キャッシュ制御方式が実現され
る0本発明ではさらに、RIP処理とフォント管理が構
成上1分離され、両者の間のインタフェースはフォント
に依存しない共通の形式をとることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるフォントフリーなラスタイメージ
処理力式の実施例の全体構成を示す機能ブロー2り図、 第2図は、第1図に示す実施例におけるRIP処理モジ
ュールの構成例を示す機能ブロック図、第3図は同実施
例における文字キャー2シユの構成例を示す概念図、 WS4図は同実施例における輪郭文字キャッシュの構成
例を示す概念図である。 部分の符号の説明 lOo 。 12. 。 18、 。 22、 。 52、 。 54、 。 60、 。 62、 。 +00.。 102、。 104、。 10B、。 、ホスト 、RIP処理モジュール 、表示装置 、フォントデータベース 、 RIP処理 、フォント管理 、フォントデータ記憶領域 、イメージ/フレームメモリ 、輪郭文字キャッシュ 、ラスタ化文字キャッシュ 、常駐領域 、非常駐領域

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ページ記述言語で記述されたデータを処理してラス
    タイメージを形成するラスタイメージ処理システムにお
    いて、該システムは、 前記データを受け、該データに含まれる文字のフォント
    データを得るためのフォントデータ指定情報を作成し、
    得られたフォントデータからラスタイメージを形成する
    ラスタイメージ処理手段と、 文字フォントを表わす輪郭データが蓄積されているデー
    タベースにフォントデータ指定情報に基づいてアクセス
    して、該フォントデータ指定情報に関連する輪郭データ
    を取り込むフォント管理手段と、 前記ラスタイメージ処理手段およびフォント管理手段の
    間をフォントデータ指定情報およびフォントデータでイ
    ンタフェースするインタフェース手段とを含み、 前記フォント管理手段は、前記輪郭データを一時記憶す
    る第1の蓄積手段を有し、 該フォント管理手段は、 前記フォントデータ指定情報に応じて、まず第1の蓄積
    手段にアクセスし、該フォントデータ指定情報に関連す
    る輪郭データが第1の蓄積手段に存在すれば、これに基
    づいてフォントデータを生成し、 該フォントデータ指定情報に関連する輪郭データが第1
    の蓄積手段に存在しないときは、前記データベースに該
    フォントデータ指定情報に基づいてアクセスして、該フ
    ォントデータ指定情報に関連する輪郭データを取り込ん
    でこれに基づいてフォントデータを生成するとともに、
    該取り込んだ輪郭データを第1の蓄積手段に蓄積するこ
    とを特徴とするフォントフリーなラスタイメージ処理シ
    ステム。 2、請求項1に記載のシステムにおいて、前記フォント
    管理手段は、 前記形成されたラスタイメージに含まれるラスタ化され
    た文字データを一時記憶する第2の蓄積手段を有し、 前記ラスタイメージ処理手段がラスタイメージを形成す
    る際、ラスタ化された文字データを第2の蓄積手段に蓄
    積し、 前記フォントデータ指定情報に応じて、第1の蓄積手段
    へのアクセスに先立って第2の蓄積手段にアクセスし、
    該フォントデータ指定情報に関連するラスタ化された文
    字データが第2の蓄積手段に存在すれば、これに基づい
    てフォントデータを生成し、 該フォントデータ指定情報に関連するラスタ化された文
    字データが第2の蓄積手段に存在しないときは、該フォ
    ントデータ指定情報に基づいて第1の蓄積手段にアクセ
    スすることを特徴とするラスタイメージ処理システム。 3、請求項1に記載のシステムにおいて、第1の蓄積手
    段は、前記輪郭データのうち相対的に使用頻度の高いも
    のを常駐的に蓄積する第1の記憶領域と、相対的に使用
    頻度の低いものを非常駐的に蓄積する第2の記憶領域と
    を含むことを特徴とするラスタイメージ処理システム。 4、請求項1に記載のシステムにおいて、該システムは
    、前記輪郭データが蓄積され前記フォントデータ指定情
    報を受けるとそれに関連する輪郭データを出力するデー
    タベース手段を含むことを特徴とするラスタイメージ処
    理システム。 5、請求項1に記載のシステムにおいて、該システムは
    、前記ページ記述言語で記述されたデータを作成して前
    記ラスタイメージ処理手段に供給するホストを含むこと
    を特徴とするラスタイメージ処理システム。
JP2213748A 1990-08-14 1990-08-14 フォントフリーなラスタイメージ処理システム Expired - Lifetime JP2923002B2 (ja)

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