JP2854344B2 - ミクストモード文書の表示方法 - Google Patents

ミクストモード文書の表示方法

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JP2854344B2 JP1277244A JP27724489A JP2854344B2 JP 2854344 B2 JP2854344 B2 JP 2854344B2 JP 1277244 A JP1277244 A JP 1277244A JP 27724489 A JP27724489 A JP 27724489A JP 2854344 B2 JP2854344 B2 JP 2854344B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ミクストモード文書の表示方法に関する。
[従来の技術] ISDN(サービス統合デジタル通信網)などのデータ網
で使用されるテレマティックサービス端末装置として
は、画像情報を伝送するグループ4ファクシミリ装置、
文字情報を転送するテレテックス装置、および、画像情
報と文字情報が混在した文書情報を伝送するミクストモ
ード装置などがある。
そのうち、ミクストモード装置は、例えば、グループ
4ファクシミリ装置のクラス3端末機能として実現さ
れ、従来では、専用装置として構築されていた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような専用装置は、コストが高く
なり、また、設置するための面積が必要になるという不
都合を生じていた。
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであり、
ミクストモード文書を扱うことのできる装置を安価に実
現するミクストモード文書の表示方法を提供することを
目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明では、ミクストモード文書のデータをページ記
述言語の処理系が処理可能な中間データに変換し、その
中間データをページ記述言語の処理系に与えてミクスト
モード文書を表示させるようにしたものである。
[作用] したがって、現在普及しているページ記述言語の処理
系を用いてミクストモードデータを表示データに変換す
ることができるので、ミクストモード文書を表示または
記録する装置を安価に実現することができる。
[実施例] 以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施例を詳
細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例にかかるグループ4ファ
クシミリ通信アダプタ装置を示している。
このグループ4ファクシミリ通信アダプタ装置は、グ
ループ4ファクシミリ装置のクラス3端末機能をホスト
装置に付加するためのものであり、グループ4ファクシ
ミリ装置の伝送機能を備えるとともに、文書情報を作成
するホスト装置(図示略)から文書情報を入力して一旦
蓄積し、文書情報がミクストモード情報あるいはテレテ
ックス情報の場合には、その内容をページ記述言語(PD
L:Page Discription Language)が解釈可能な中間デー
タに変換するメインユニットMUと、メインユニットMUが
形成した中間データをビットマップデータに展開してペ
ージプリンタ(図示略)に出力するプリンタインタフェ
ースユニットPUの2つからなる。
ここで、ホスト装置としては、ミクストモード文書、
テレテックス文書、あるいは、ファクシミリ文書(画情
報)のいずれかを作成可能な機能を備えたパーソナルコ
ンピュータまたはワークステーションが用いられ、ま
た、ページプリンタとしてはレーザビームプリンタなど
が用いられる。
また、以下の実施例では、ページ記述言語として、米
国Adobe社が開発したPostScript言語を用いている。
メインユニットMUにおいて、CPU(中央処理装置)1
は、このメインユニットMUの制御処理を行なうためのも
のであり、ミクストモード情報およびテレテックス情報
をページ記述言語の処理系(以下、ページ記述言語イン
タプリタという)が解釈可能な中間データに変換する処
理を含む。
ROM(リード・オンリ・メモリ)2は、CPU1が実行す
る処理プログラムおよびその処理プログラムの実行に必
要な各種の情報などを記憶するものであり、RAM(ラン
ダム・アクセス・メモリ)3は、CPU1のワークエリアを
構成するものである。
DMAC(ダイレクト・メモリ・アクセス制御装置)4
は、CPU1を介さずに、システムメモリ5を介して直接デ
ータ転送を行なうためのものであり、ホストインタフェ
ース回路6は、ホスト装置と種々の情報をやりとりする
ためのものである。
符号化復号化部7は、ビットマップデータを符号化圧
縮してファクシミリ画情報に変換するとともに、ファク
シミリ画情報をビットマップデータに復号化するための
ものである。
線密度変換部8は、ビットマップデータの解像度を変
換するためのものであり、例えば、200(画素/25.4mm)
の解像度のビットマップデータを300(画素/25.4mm)の
解像度のビットマップデータに変換する機能、および30
0(画素/25.4mm)の解像度のビットマップデータを200
(画素/25.4mm)の解像度のビットマップデータに変換
する機能を備える。
磁気ディスク装置9は、ホスト装置から転送されてき
た文字情報や、相手端末から受信した文書情報などを記
憶するためのものであり、デュアルポートRAM10は、メ
インユニットMUとプリンタインタフェースユニットPUの
間のデータのやりとりを行なうためのものである。
ISDNインタフェース回路11は、このグループ4ファク
シミリ通信アダプタ装置をISDNに接続するためのもので
あり、通信制御部12は、グループ4ファクシミリ装置の
クラス3通信処理を行なうためのものである。
これらのCPU1、ROM2、RAM3、DMAC4、ホストインタフ
ェース装置、符号化符号化部7、線密度変換部8、磁気
ディスク装置9、デュアルポートRAM10、および、通信
制御部12は、システムバス5に接続されており、これら
の各要素間の各種情報のやりとりは、このシステムバス
5を介して行なわれる。なお、符号化復号化部7と線密
度変換部8は相互に接続されていて、これらの間のデー
タのやりとりは直接行なわれる。
プリンタインタフェースユニットPUにおいて、CPU13
は、デュアルポートRAM10を介してメインユニットMUよ
り転送されてくる中間データを、対応するビートマップ
データに展開するためのPostScript言語インタプリタ処
理(以下、PSインタプリタ処理という)を行なうための
ものであり、ROM14は、CPU13が実行する処理プログラ
ム、および、文字データを対応する図形データに変換す
るためのフォント情報(アウトラインフォント)を記憶
するためのものであり、RAM15は、CPU13が展開したビッ
トマップデータ、あるいは、メインユニットMUから転送
されてくるビットマップデータを記憶するためのもので
ある。
プリンタインタフェース回路16は、RAM15に記憶され
ているビットマップデータを、接続されているページプ
リンタに出力して、そのビットマップデータに対応した
画像を記録出力させるためのものである。
これらのCPU13、ROM14、RAM15、および、プリンタイ
ンタフェース回路16は、内部バス17に接続されており、
これらの各要素間のデータのやりとりは、内部バス17を
介して行なわれる。また、メインユニットMUのデュアル
ポートRAM10の他方の入出力ポートは、内部バス17に接
続されており、デュアルポートRAM10を介して転送され
てくるデータは、内部バス17を介してさらに他の要素に
転送される。
ここで、ミクストモード装置が取り扱うミクストモー
ド情報について説明する。
ミクストモード情報は、ページを単位として形成さ
れ、複数ページが集まって1つの文書情報を構成してい
る。
例えば、第2図に示すように、1つのページPGには、
文字列が配置されるブロックBLK1,BLK3と、イメージデ
ータが配置されるブロックBLK2が混在して配置される。
おのおののブロックBLK1,BLK2,BLK3は、破線で示した
再生保証イメージ領域の内部に固有の位置を占め、それ
ぞれのブロックBLK1,BLK2,BLK3をあらわす情報は、その
配置態様をあらわす位置情報(レイアウト情報)と、内
容をあらわすデータ(内容情報)が対になって形成され
る。
レイアウト情報は、基本的には、おのおののブロック
BLK1,BLK2,BLK3の左上の基準点RP1,RP2,RP3の位置を再
生保証イメージ領域の左上の基準点ZPMからの距離であ
らわした座標データと、用紙の水平方向XMMおよび垂直
方向YMMの距離をあらわした寸法データからなる。ま
た、ミクストモード文書では、距離および座標の単位と
してBMU(Basic Measure Unit;25.4/1200(mm))が用
いられる。
また、再生保証イメージ領域の左辺、上辺、右辺、お
よび、下辺は、用紙の左辺(長辺)と平行でかつ左辺か
ら距離OFX1に、用紙の上辺(短辺)と平行でかつ上辺か
ら距離OFX1に、用紙の右辺と平行でかつ右辺から距離OF
Y2に、用紙の下辺と平行でかつ下辺から距離OFX2にそれ
ぞれ設定されている。この再生保証イメージ領域の外側
の用紙の領域は、付加情報などが配置される。
ミクストモード情報は、例えば、第3図に示すよう
に、文書全体のレイアウト構造が5つのレイヤL1〜L5か
らなる木構造で表現される。この場合、1つの文書が2
ページから構成されており、2つのページに共通なジェ
ネリック・ブロックが1つ設けられており、第1ページ
にはそのページに固有なスペシフィック・ブロックが1
つ設けられており、第2ページにはそのページに固有な
スペシフィック・ブロックが2つ設けられている。
ここで、ドキュメント・プロファイル記述子DPはこの
文書全体の構造をあらわすヘッダであり、スペシフィッ
ク・レイアウト記述子Dはこのドキュメント構造をあら
わした情報であり、スペシフィック・レイアウト記述子
P1,P2はそれぞれ第1ページおよび第2ページの属性値
をあらわした情報であり、スペシフィック・レイアウト
記述子B11,B12は第1ページの第1ブロックおよび第2
ブロックの属性値をそれぞれあらわした情報であり、ジ
ェネリック・レイアウト記述子B0はジェネリック・ブロ
ックの属性値をあらわした情報であり、スペシフィック
・レイアウト記述子B21,B22,B23は第2ページの第1ブ
ロック、第2ブロックおよび第3ブロックの属性値をそ
れぞれあらわした情報であり、テキスト・ユニットTU0
はジェネリック・ブロックの内容をあらわした情報であ
り、テキスト・ユニットTU11は第1ページの第1ブロッ
クの内容をあらわした情報であり、テキスト・ユニット
TU21,TU22は第1ページの第1ブロックおよび第2ブロ
ックの内容をあらわした情報である。
そして、ドキュメント・プロファイル記述子DP、ジェ
ネリック・ブロック記述子B0、テキストユニットTU0、
スペシフィック・レイアウト記述子D,P1,B11、テキスト
・ユニットTU11、スペシフィック・レイアウト記述子P
2,B21、テキスト・ユニットTU21、スペシフィック・レ
イアウト記述子B22、テキストユニットTU22、および、
スペシフィック・レイアウト記述子B23の順にデータが
配置される。
テキスト・ユニットTU0,TU11,TU21,TU22の内容として
は、テキストデータが配置される場合にはCCITT勧告T.6
1で規定されている文字コードであり、また、グラフィ
ックデータが配置される場合には所定の解像度でラスタ
スキャンして得たデータをMMR方式で符号化した画情報
である。
また、おのおのの文字は、第4図に示すように、キャ
ラクタボックスCXと呼ばれる所定寸法の矩形領域の内部
に配置される図形文字として表現され、このキャラクタ
ボックスCXが当間隔に配置されて、文字列が構成され
る。このキャラクタボックスCXのサイズおよび間隔は、
標準では、25.4(mm)の幅に10個のキャラクタボックス
CXがバランスよく配置されるように設定される。また、
文字サイズおよび文字間隔は、標準の0.5,1.5,2.0の値
も設定することができる。
また、テレテックス情報の場合は文字列が配列される
ただ1つのブロックにより1ページが構成され、ファク
シミリ画情報の場合は、イメージデータが配置されるた
だ1つのブロックにより1ページが構成される。
さらに、テレテックス情報の場合には、第5図(a)
に示すように、用紙を横長にした状態で文字列を印字す
る印字モードがある。
一方、ページ記述言語は、1ページに記録する文字や
図形の、字体、サイズ、修飾、回転角、倍率、塗りつぶ
しパターン、線の太さ、線の属性、および、配置などを
規定するための規約であり、このページ記述言語の処理
系(例えば、ページ記述言語インタプリタ)は、そのペ
ージ記述言語で記述されたデータ(上述した中間デー
タ)を入力すると、中間データで指定されている文字や
図形を、指定されている態様で、ページプリンタなどに
よって記録するためのビットマップデータに展開する。
ページ記述言語の処理系が処理可能な中間データと、
ミクストモード情報とは、その情報構造、使用する文字
コード、レイアウト情報の形式、および、内容情報の形
式などが相違するものの、中間データは、基本的にはミ
クストモード情報と同じ内容をもつので、ミクストモー
ド情報を中間データに変換することができる。
そこで、この変換後の中間データをページ記述言語イ
ンタプリタで処理することにより、ミクストモード情報
に対応したビットマップデータを得ることができる。
例えば、PostScript言語では、位置をあらわすための
座標が、第6図に示すように、基準点ZPpが用紙の左下
角に位置し、水平方向XPSは左向きに、垂直方向YPSは上
向きに座標値が大きくなる。また、この場合、座標など
の単位としては、ポイント(=25.4/72(mm))が用い
られる。
したがって、例えば、第7図(a),(b)に示すよ
うに、ページ内に配置されるブロックBBKのミクストモ
ード情報における基準点P1の座標を(a1,b1)(単位はB
MU)とすると、同一ブロックのPostScript言語における
基準点P2の座標(a2,b2)(単位はポイント)は、次の
ようにあらわされる。
a2=(OFX1+a1)×0.06,b2=842−(OFY1+b1)×
0.06 また、このブロックBBKのデータがグラフィックデー
タの場合には、ミクストモード情報には、基準点P2の座
標情報、幅寸法の情報x1、縦寸法の情報y1、および、1
ラインに含まれるドット数および解像度の情報が含まれ
る。
この場合、中間データのX方向のサイズx2としては、
1ラインに含まれるドット数と解像度に基づいて算出し
た値と、ミクストモード情報の幅寸法の情報x1をポイン
ト単位の値に変換した値とのうち、小さい値を取るもの
を設定する。また、Y方向のサイズy2としては、縦寸法
の情報y1をポイント単位に変換した値を用いる。
また、第5図(a)に示すように、横長原稿の場合に
は、同図(b)に示すように、それを90度回転させた縦
長の原稿になるように、文字列の進む方向および並ぶ方
向を変換する。
また、テレテックス情報およびミクストモード情報に
は、文字の印字状態を修飾するために種々の制御機能を
実現するための符号シーケンスが規定されており、その
一例を次に示す。
書式制御子(コントロール・キャラクタ) 間隔(SP)、後退(BS)、改行(FL)、復帰(CR)、
書式送り(FF)、部分行上げ(PLU)、部分行下げ(PL
D)など。
プレゼンテーション制御機能(CSIシーケンス) ページ・フォーマット選択(PFS;キャラクタ・シーケ
ンス=「CSI」「Pi」「2/0」「4/10」;Pi=0(基本ペ
ージ・フォーマットの縦長向き)、Pi=1(基本ページ
・フォーマットの横長向き))。
グラフィック修飾選択(SGR;キャラクタ・シーケンス
=「CSI」「Pi」「6/3」;Pi=0(デフォルト修飾)、P
i=1(アンダーライン))。
水平間隔選択(SHS;キャラクタ・シーケンス=「CS
I」「Pi」「2/0」「4/11」;Pi=0(25.4mmあたり10キ
ャラクタ)、Pi=1(25.4mmあたり12キャラクタ))。
垂直間隔選択(SVS;キャラクタ・シーケンス=「CS
I」「Pi」「2/0」「4/12」;Pi(25.4mmあたり6行)、P
i=1(25.4mmあたり4行)、Pi=2(25.4mmあたり3
行))。
ここで、CSIシーケンスは、パラメータPiの次にスペ
ースが1つ配置される。またおのおのの機能に用いられ
るパラメータPiの種類は、上述したものに限らず、さら
に多くの種類が設定される。また、パラメータPiの数も
1つに限らない。
さらに、基本ラテン・アルファベットを修飾するため
のアクセント記号も使用される。
このように、テレテックス情報およびミクストモード
情報に特有の制御機能は、対応するPostScript言語の機
能に置換する。
このように、ページ記述言語を利用すると、既存のペ
ージ記述言語インタプリタをそのまま使用できるので、
ミクストモード情報をビットマップデータに展開するた
めの特別なソフトウェアを開発する必要がなく、装置の
開発期間を短縮できるとともに、開発コストを低減する
ことができる。
また、ホスト装置側で行なう文書作成処理では、テキ
スト編集処理とイメージ編集処理を統合して行ない、そ
の作成した文書を、ミクストモード情報、テレテックス
情報、あるいは、ファクシミリ画情報のいずれかの形式
で最終的に形式化する。
以上の構成で、ホスト装置よりミクストモード情報が
転送されてくると、そのミクストモード情報は、一旦磁
気ディスク装置9に保存される。
そして、CPU1は、次のような処理によって、ミクスト
モード情報をPostScript言語の中間データに変換して、
プリンタインタフェースユニットPUに出力し、図示しな
いページプリンタからミクストモード情報の文書を記録
出力させる。
まず、CPU1は、プリンタインタフェースユニットPUの
PSインタプリタ処理部を初期設定し(処理101)、ミク
ストモード情報から処理するブロックをつ1つ選択する
(処理102)。
そして、そのブロックのレイアウト情報を参照してブ
ロックの座標情報を記述したPostScript言語の座標情報
に変換し(処理103)、そのブロックの内容がイメージ
データであるかキャラクタデータであるかを判断する
(判断104)。
判断104の結果がYESになるときには、そのブロックの
イメージデータをPostScript言語が処理可能な中間デー
タに変換して、その中間データをPSインタプリタ処理部
に送出する(処理105)。また、判断104の結果がNOにな
るときには、そのブロックのキャラクタデータを中間デ
ータに変換し、その中間データをPSインタプリタ処理部
に送出する(処理106)。
このようにして、1つのブロックに関する処理を終了
すると、その処理したブロックが処理ページの最終ブロ
ックであったかどうかを調べ(判断107)、判断107の結
果がNOになるときには、処理102に戻って、未処理のブ
ロックを1つ選択し、それ以降の処理を繰返し行う。
また、判断107の結果がYESになるときには、PSインタ
プリタ処理部にプリントコマンドを出力して、1ページ
分の記録動作を行わせる(処理108)。そして、その記
録させたページが最終ページであるかどうかを調べ(判
断109)、判断109の結果がNOになるときには、処理102
に戻り、次のページについて同様の処理を行う。
このようにして、CPU1は、磁気ディスク装置9に記憶
したミクストモード情報を、1ブロックずつ中間データ
に変換してPSインタプリタ処理部に出力し、1ページ分
のミクストモード情報の処理を終了するとページコマン
ドを出力して、そのときの1ページ分の中間データに対
応した画像を、ページプリンタに記録出力させる。
一方、プリンタインタフェースユニットPUのCPU13
は、メインユニットMUから転送されている中間データを
取り込む度に、その中間データをPSインタプリタ処理に
与えて、対応するビットマップデータを発生させ、その
発生したビットマップデータをRAM15に形成したページ
メモリの対応する座標位置に逐次記憶する。
そして、メインユニットからプリントコマンドが出力
されると、そのときにRAM15に記憶している1ページ分
のビットマップデータをページプリンタに順次転送し
て、1ページ分の画像を記録出力させる。
この動作が、各ページで繰返し行われ、それによっ
て、ミクストモード情報の文書がページプリンタより記
録出力される。
イメージデータ処理105の一例を第9図に示す。
この処理では、まず、上述した方法によりブロックの
X方向のサイズXSCALEを算出するとともにブロックのY
方向のサイズYSCALEを算出し(処理201,202)、現在処
理しているライン位置を記憶するための変数CL、現在処
理しているビット位置を記憶するための変数XIMAGE,YIM
AGEを初期化する(処理203)。
そして、PSインタプリタ処理部の現在の環境を保存し
(処理204)、PSインタプリタ処理部が処理するブロッ
クの基準点の座標として、注目しているブロックの座標
をセットすることで、処理ブロックを移動する(処理20
5)。
次に、サイズXSCALE,YSCALE、変数XIMAGE,YIMAGEをそ
れぞれPSインタプリタ処理部に出力して、グラフィック
処理の準備を行う(処理206,207)。
このようにして、処理の準備が終了すると、注目ブロ
ックのテキストユニットから1ライン分のデータを抽出
して中間データに変換するとともにその中間データをPS
インタプリタ処理部に出力し(処理208)、変数CLをイ
ンクリメントして(処理209)、変数CLが変数YIMAGEを
超えたかどうかを判断する(判断210)。判断210の結果
がNOになるときには、処理208に戻り、残りのラインに
ついて同様の処理を行う。判断210の結果がYESになると
きには、1つのブロックの処理が終了したので、この処
理から抜ける。
1ライン分のデータ変換処理208の一例を第10図に示
す。
まず、1行データを切り出して、圧縮データがあるか
どうかを調べ(判断301)、判断302の結果がYESになる
ときには、変数LPを0に初期設定する(処理302)。
そして、符号化データを1つ復号化するとともに、そ
の復号化結果を中間データに変換する(処理303)。
復号化結果のドット数を変数LPに加えて変数LPを更新
し(処理304)、変数LPの値がサイズXSCALEを超えたか
どうかを判断し(判断305)、判断305の結果がNOになる
ときには、処理303に戻って、残りの符号化データにつ
いて同様の処理を繰返し行う。また、判断305の結果がN
Oになるときには、1ライン分のデータ変換が終了した
ので、この処理から抜ける。
また、判断301の結果がNOになるときには、そのライ
ンを空白行に設定して(処理306)、この処理から抜け
る。
第11図は、テキストデータ処理106の一例を示してい
る。
まず、キャラクタ・データを1つ取り出して、それが
アルファ・ニューメリック(「a」…「z」、「A」…
「Z」、「0」…「9」)であるのか、コントロールキ
ャラクタであるのか、「CSI」シーケンスであるのか、
アクセントキャラクタであるのかを判定する(判断401,
402,403,404)。
判断401の結果がYESになるときには、そのキャラクタ
・データを文字バッファに保存し(処理405)、判断402
の結果がYESになるときには、そのコントロールキャラ
クタに対する処理を実行し(処理406)判断403の結果が
YESになるときには、その「CSI」シーケンスに対する処
理を実行し(処理407)、判断404の結果がYESになると
きには、そのアクセントキャラクタに対する処理を実行
し(処理408)、判断404の結果がNOになるときには、そ
のキャラクタ・データを文字バッファに保存する(処理
409)。
そして、この処理を、そのブロックの全てのキャラク
タデータに対して、順次行う(判断410のNOループ)。
第12図は、コントロール・キャラクタ処理406の一例
を示している。なお、この処理における処理ステップの
内容は、PSインタプリタ処理部に与える中間コードを発
生することを意味する。
まず、そのコントロールキャラクタが、「CR」である
のか、「LF」であるのか、「FF」であるのか、「BS」で
あるのか、「PLD」であるのかを判定する(判断501,50
2,503,504,505)。
判断501の結果がYESになるときには、文字バッファに
データが記憶されている場合にはそれをPSインタプリタ
処理部に転送して(処理506)、文字カーソルのX方向
の座標を記憶する変数CURXを対象ブロックのライン先頭
位置にまで移動する(処理507)。
判断502の結果がYESになるときには、文字バッファに
データが記憶されている場合にはそれをPSインタプリタ
処理部に転送して(処理508)、文字カーソルのY方向
の座標を記憶する変数CURYを1ライン分移動させる(処
理509)。
判断503の結果がYESになるときには、PSインタプリタ
処理部に文字フォントをT.61フォントに変更するように
指令して、PSインタプリタ処理部にテレテックスモード
をセットする(処理510)。
判断504の結果がYESになるときには、文字バッファの
内容をPSインタプリタ処理部に転送し(処理511)、変
数CURXを1文字分前に戻す(処理512)。
判断505の経過がYESになるときには、文字バッファの
内容をPSインタプリタ処理部に転送して(処理513)、
変数CURXを現在値に保持し(処理514)、変数CURYを1/2
ライン下に移動する(処理515)。
判断505の結果がNOになるときには、コントロール・
キャラクタが「PLU」の場合なので、文字バッファの内
容をPSインタプリタ処理部に転送して(処理516)、変
数CURXを現在値に保存し(処理517)、変数CURYを1/2ラ
イン上に移動する(処理518)。
このようにして、コントロールキャラクタの処理を行
う。
第13図は、「CSI」シーケンス処理407の一例を示して
いる。
まず、スペースコードか、SGRコードを見つけるまで
パラメータを集める(処理601、判断602のN0ループ)。
パラメータを全て集めると、そのときのシーケンス内
容が、SGRであるのか、PFSであるのか、SHSであるのか
を判断する(判断603,604,605)。
判断603の結果がYESになるときには、そのSGRの処理
を行い(処理606)、判断604の結果がYESになるときに
は、そのPFSの処理を行い(処理606)、判断605の結果
がYESになるときには、そのSHSの処理を行う(処理60
7)。また、判断605の結果がNOになるときには、そのシ
ーケンスがSVSなので、そのSVSの処理を行う(処理60
8)。
第14図はSGR処理606の一例を示している。なお、この
処理における処理ステップの内容は、PSインタプリタ処
理部に与える中間コードを発生することを意味する。
まず、そのときのCSIシーケンスのパラメータを調べ
て、「デフォルト」であるのか、「アンダーライン」で
あるのか、「ホールド書体」であるのか、「イタリック
書体」であるのか、「ボールド−イタリック書体」であ
るのかを判断する(判断701,702,703,704) 判断(701)の結果がYESになるときには、そのときに
アンダーアイン属性がセットされているかどうかを調べ
て(判断706)、セットされている場合には(判断706の
結果がYES)、アンダーライン属性をオフし(処理70
6)、標準フォントを使用するように設定する(処理70
8)。また、判断706の結果がNOになるときは、処理706
を実行しない。
判断702の結果がYESになるときにはアンダーライン属
性をオンする(処理709)。
判断703の結果がYESになるときにはホールドフォント
を使用するように設定し(処理710)、判断704の結果が
YESになるときにはイタリックフォントを使用するよう
に設定し(処理711)、判断705の結果がYESになるとき
にはボールド−イタリックフォントを使用するように設
定する(処理712)。
第15図は、PFS処理の一例を示している。
この処理では、上述と同様に、テレテックスモードを
セットする(処理801)。
第16図は、SVS処理の一例を示している。
この処理では、まず、文字バッファの内容をPSインタ
プリタ処理部に転送して(処理901)、文字間隔を指定
された間隔に変更する(処理902)。
第17図は、SHS処理の一例を示している。
この処理では、文字バッファの内容をPSインタプリタ
処理部に転送して(処理1001)、ライン間隔を指定され
た値に変更する(処理1002)。
第18図は、アクセント処理404の一例を示している。
この処理では、まず、文字バッファの内容をPSインタ
プリタ処理部に転送して(処理1101)、変数CURYを文字
高さの80%上に移動し(処理1102)、そのキャラクタ・
コードに対応したアクセントを記録し(処理1103)、変
数CURXを1文字分戻し(処理1104)、変数CURYを元に戻
す(処理1105)。
このようにして、グラフィックデータを中間コードに
変換する処理、および、テキストデータを中間コードに
変換する処理を行う。
ところで、上述した実施例では、ページプリンタの駆
動制御部に、本発明を適用しているが、例えば、CRT表
示装置の表示制御部にも同様にして本発明を適用するこ
とができる。
また、上述した実施例では、グループ4ファクシミリ
クラス3通信機能を実現するグループ4ファクシミリ通
信アダプタ装置に本発明を適用しているが、それ以外の
ミクストモード端末装置にも、本発明を同様にして適用
することができる。
また、上述した処理は、受信データを記録するときに
も、同様にして適用することができる。
また、上述した実施例では、PostScript言語を利用し
ているが、それ以外のページ記述言語も同様にして使用
することができる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、ミクストモー
ド文書のデータをページ記述言語の処理系が処理可能な
中間データに変換し、その中間データをページ記述言語
の処理系に与えてミクストモード文書を表示させるよう
にしたので、現在普及しているページ記述言語の処理系
を用いてミクストモードデータを表示データに変換する
ことができ、したがって、ミクストモード文書を表示ま
たは記録する装置を安価に実現することができるという
効果を得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例にかかるグループ4ファクシ
ミリ通信アダプタ装置を示すブロック図、第2図はミク
ストモード情報のブロックの一例を示す概略図、第3図
はミクストモード情報の構造の一例を示す概略図、第4
図はミクストモード情報における文字列の表現の一例を
示す概略図、第5図(a)はテレテックスモードの横長
原稿の一例を示す概略図、同図(b)は同図(a)の原
稿を縦長に記録するときの変換例を示す概略図、第6図
はPostScript言語の座標系を例示する概略図、第7図
(a),(b)は同一ブロックをミクストモード情報で
表現した場合と、PostScript言語で表現した場合の座標
系の差異を説明するための概略図、第8図はミクストモ
ード情報をPSインタプリタ処理部が処理可能な中間デー
タに変換する処理の一例を示すフローチャート、第9図
はイメージデータ変換処理の一例を示すフローチャー
ト、第10図は1ライン分のデータ変換処理の一例を示す
フローチャート、第11図はテキストデータ変換処理の一
例を示すフローチャート、第12図はコントロール・キャ
ラクタ処理の一例を示すフローチャート、第13図は「CS
I」シーケンス処理の一例を示すフローチャート、第14
図はSGR処理の一例を示すフローチャート、第15図はPFS
処理の一例を示すフローチャート、第16図はSVS処理の
一例を示すフローチャート、第17図はSHS処理の一例を
示すフローチャート、第18図はアクセント処理の一例を
示すフローチャートである。 MU……メインユニット、PU……プリンタインタフェース
ユニット、1,13……CPU(中央処理装置)、2,14……ROM
(リード・オンリ・メモリ)、3,15……RAM(ランダム
・アクセス・メモリ)、6……ホストインタフェース回
路、16……プリンタインタフェース回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 1/00 102 H04N 1/00 102B

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ミクストモード文書のデータをページ記述
    言語の処理系が処理可能な中間データに変換し、その中
    間データをページ記述言語の処理系に与えてミクストモ
    ード文書を表示させることを特徴とするミクストモード
    文書の表示方法。
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