JPH01300781A - 動画像信号の符号化・復号化方式 - Google Patents

動画像信号の符号化・復号化方式

Info

Publication number
JPH01300781A
JPH01300781A JP63133477A JP13347788A JPH01300781A JP H01300781 A JPH01300781 A JP H01300781A JP 63133477 A JP63133477 A JP 63133477A JP 13347788 A JP13347788 A JP 13347788A JP H01300781 A JPH01300781 A JP H01300781A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
frame
motion vector
prediction error
mode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63133477A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2570384B2 (ja
Inventor
Mutsumi Ota
睦 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP13347788A priority Critical patent/JP2570384B2/ja
Priority to CA 601162 priority patent/CA1305552C/en
Priority to US07/358,951 priority patent/US4942465A/en
Publication of JPH01300781A publication Critical patent/JPH01300781A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2570384B2 publication Critical patent/JP2570384B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/50Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding
    • H04N19/503Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding involving temporal prediction
    • H04N19/51Motion estimation or motion compensation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/91Television signal processing therefor
    • H04N5/92Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback
    • H04N5/926Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback by pulse code modulation
    • H04N5/9261Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback by pulse code modulation involving data reduction
    • H04N5/9262Transformation of the television signal for recording, e.g. modulation, frequency changing; Inverse transformation for playback by pulse code modulation involving data reduction using predictive coding
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/84Television signal recording using optical recording
    • H04N5/85Television signal recording using optical recording on discs or drums

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は動画像信号の符号化・復号化方式に関する。
(従来の技術) 動画像信号を低いビットレートで符号化する方式として
フレーム間予測符号化方式がある。これは動画像を構成
する各隣接フレーム間の差分信号を符号化する方式であ
る。例えば1987年度画像符号化シンポジウム予稿集
掲載の6−1、大久保栄、「テレビ会議・テレビ電話用
符号化の国際標準化動向]に示されている通り、この方
式を基本とした動画像の低ビツトレート伝送が一般的で
ある。フレーム間予測符号化方式を基本として、テレビ
ジョン学会誌、 vol、39.1985年10月号掲
載の古閑敏夫他「動き補償フレーム間・フレーム内適応
予測とエントロピー符号化]記載の動きベクトルを用い
た動き補償フレーム間予測符号化方式、またフレーム間
予測符号化方式とフレーム内予測符号化方式とを適応的
に切1灸えるフレーム間lフレーム内適応予測符号化方
式、また前出の「テレビ会議・テレビ電話用符号化の国
際標準化動向jに記載のフレーム間予測誤差信号に直交
変換符号化方式を用いるハイブリッド符号化方式等が用
いられている。
以上の技術は主に伝送を目的とした符号化方式に用いら
れている。しかしこのフレーム間予測符号化方式は記録
、再生を目的とした用途にも応用できる。すなわちある
記録媒体に符号化した画像信号を記憶させ必要に応じて
信号を読取り復号化して画像を再生するというものであ
る。
フレーム間予測符号化方式を記録システムに適用する際
に問題となるのは現在ヴイデオ・テープ・レコーダーな
どで実現されている逆転再生の実現方法である。逆転再
生とは本来記録されている時間列とは逆方向に画像フレ
ームを再生して行くもので、早送り機能、低速再生機能
などと共に動画像再生機の利用に幅広い応用を与えるも
のである。
フレーム間予測符号化方式で符号化した信号を逆転再生
する方式については特貯頁昭62−108350号明細
書[画像の圧縮記録システム]と特願昭62−1083
52号明細書[画像の圧縮記録システム」でその構成方
法が明らかにされている。しかしながらこの方式ではフ
レーム間予測符号化方式を基礎とした他の符号化方式、
例えば動き補償フレーム間予測符号化方式、フレーム間
lフレーム内適応予測符号化方式、また直交変換符号化
方式やベクトル量子化符号化方式と組合せたハイブリッ
ド符号化方式における逆転再生は行なえない。本発明の
目的はこれらのフレーム間予測符号化方式を基礎とした
符号化方式についても逆転再生を可能にすることにある
まずフレーム間予測符号化方式について簡単に述べる。
X(i、j、k)で第iフレームの第(j、k)画素を
表すとする。フレーム間予測符号化方式とはE(i、j
、k)=X(i、j、k)−X(i−1,j、k)  
     (1)で定義されるフレーム間予測誤差信号
(フレーム間差分信号ともいう)E(i、j、k)を順
次符号化して行く方式である。このフレーム間予測誤差
信号から復号を行なうのには(1)式を変形させた以下
に示す式(2)を用いればX(i、j、k)を順次求め
て行く事が出来る。
X(i、j、k)=E(i、j、k)+X(i−1,j
、k)       (2)ただしこの式で復号化でき
る条件としてX(0,j、k)が復号器側で初期値とし
て与えられていなければならない。−船釣にはフレーム
内予測符号化方式などフレーム間予測符号化方式ではな
い符号化方式を用いて符号化・復号化するか、もしくは
ある初期画像を決めておくかする。
次にこのフレーム間予測誤差符号化方式における逆転再
生の方式について説明を行なう。特願昭62−1083
52号明細書[画f象の圧縮記録システム」記載の方式
では式(1)を変形させた式(3)の式によってiの大
きな画像信号X(i、j、 k)から順々に復号化する
ものである。
X(i−1,j、k) =−E(i、j、k)+X(i
、j、k)     (3)この場合は画像シーフェン
スの最終フレームの信号X(n、j、 k)を復号器側
で生成する必要がある。そこで前記の発明においてはフ
レーム間予測符号化方式とは別方式のフレーム内符号化
方式でこの、X(n。
j、k)を符号化している。またPCM符号化方式でも
直交変換符号化方式でもベクトル量子化方式などフレー
ム間の相関を用いない符号化方式を用いれば同様に逆転
再生を可能にする。
上記の発明、特願昭62−108352号明細書[画像
の圧縮記録システム」においては第1フレームとシーフ
ェンス最後のフレーム以外は全てフレーム間予測符号化
方式を用いていることを前提としている。しかしながら
変化の(敷しい画(象においてはフレーム間予測符号化
方式だけではなくそれを基礎とした符号化方式、例えば
動き補償フレーム間予測符号化方式、フレーム間/フレ
ーム内適応予測符号化方式、また直交変換符号化方式や
ベクトル量子化符号化方式とフレーム間予測符号化方式
を組合せたハイブリッド符号化方式が効率的な符号化を
与えることが知られている。次にこれらの符号化方式に
ついて復号化装置を中心に説明する。
まず第2図(a)にフレーム間予測符号化方式とPCM
符号化方式を適応的に切り替える符号化方式を用いた場
合の復号装置の例を示す。この方式ではフレーム間予測
誤差信号E(i、j、 k)とPCM信号P(i、j。
k)とモード信号S(i、j、 k)が多重化された状
態で記録されている。これらの信号は逆多重化回路で分
離され、その後PCM信号P(i、j、 k)はそのま
ま選択スイッチ80へ、予測誤差信号E(i、j、 k
)はフレーム遅延素子90でフレーム遅延された1フレ
ーム前の信号X(i−1,j、k)、これをフレーム間
予測信号と呼ぶ、に加え合わされてスイッチ80へ供給
されモード信号S(i、j、 k)がそれらの信号から
一方の信号を選択する。スイッチ80の出力が復号画像
信号X(i、j、 k)となる。この方式において全て
のj、kに対してE(i、j、 k)。
P(i、j、 k)信号が多重化されている必要はなく
復号化に必要な信号のみが多重化されていればよい。
次に第2図(b)にフレーム間予測符号化方式と直交変
換回路を適応的に切り替える符号化方式を用いた場合の
復号装置の例を示す。この方式ではフレーム間予測誤差
信号E(i、j、k)と直交変換符号化信号T(i、j
、 k)とモード信号S(i、j、k)が多重化された
状態で記録されている。第2図(a)のフレーム間予測
符号化方式とPCM符号化方式を適応的に切り替える符
号化方式での復号化装置と異なるのはT(i、j、 k
)をPCM信号P(i、j、 k)に変換する逆変換回
路60が加わっている部分である。この回路によってP
(i、j、 k)を得ることが出来るのであとは第2図
の(a)と同様の構成となる。また直交変換の代りにベ
クトル量子化を用いても同様の構成となる。
フレーム間予測符号化方式とフレーム内予測符号化方式
を適応的に切り替えるフレーム間lフレーム内予測符号
化方式もほぼ同様の構成となる。それを第2図(c)に
示す。この場合はフレーム間予測誤差信号E(i、j、
 k)とフレーム内予測誤差信号EP(i、j。
k)とモード信号S(i、j、 k)が多重化された状
態で記録されている。EP(i、j、 k)に対しては
加算器62とフレーム内予測器61が復号化を行ないP
CM信号P(i+J+k)を生成する。予測器の入力と
して復号化信号X(i。
j、k)を用いている。フレーム内予測器としては1画
素遅延を行なうなら前値予測、1ライン遅延を行なうな
ら前ライン予測となる。あとは第2図の(a)と同様の
構成となる。
またハイブリッド符号化方式と呼ばれる方式はフレーム
間予測誤差信号E(i、j、 k)を直交変換符号化も
しくはベクトル量子化符号化するものであるが、その場
合は上に示した3つの例において、逆多重化回路20と
加算器70の間に直交変換もしくはベクトル量子化の復
号器を置くことで復号器が構成可能である。
これらの復号化装置において共通するのは多重化されて
いる信号を分離し、3つの信号、フレーム間予測誤差信
号E(i、j、 k)とPCM信号P(i、j、 k)
とモード信号S(i、j、k)を得て、モード信号S(
i、j、 k)によってPCM信号P(i、j、 k)
とフレーム間予測誤差信号とフレーム間予測信号の加算
料X(i−1,j、k)+E(i、j、k)を切り替え
ることにある。従って第2図の(a)に示したフレーム
間予測符号化方式とPCM符号化方式を適応的に切り替
える場合の構成が最も基本的な構成と考えられる。以上
の説明で用いたPCM符号化、フレーム内予測符号化、
直交変換符号化、ベクトル量子化符号化方式などをフレ
ーム間予測符号化と対比させる意味でフレーム内符号化
と総称することとし、また以上に説明したフレーム間予
測符号化方式と適応的に切り替える方式を、ハイブリッ
ド符号化方式の場合も含めてフレーム間lフレーム内適
応符号化方式と総称することにする。
そしてフレーム間lフレーム内適応符号化方式を代表し
て以下では第2図の(a)で説明したフレーム間予測符
号化方式とPCM符号化方式を適応的に切り替える符号
化方式を用いて説明を行なう。他のフレーム間/フレー
ム内適応符号化方式に対する適用は第2図の(a) (
b) (c)を比較すれば簡単である。
このフレーム間lフレーム内適応符号化方式の場合、シ
ーフェンスの途中で切換えスイッチがフレーム内符号に
切換わるとそこで式(1) (2) (3)の関係が成
立しなくなるために上記特願昭62−108352号明
細書「画像の圧縮記録システム]の発明をそのまま用い
て逆転再生を行なうことは出来ない。またモード信号を
逆転再生時にどう扱うかも明らかでない。本発明の目的
のひとつはフレーム内/フレーム間予測符号化方式にお
いて逆転再生が可能になる符号化方式を明らかにし、そ
の符号化方式に基づく符号を復号する復号化装置とその
符号化方式を実現する符号化装置を与えることにある。
次にフレーム間lフレーム内適応符号化方式に動き補償
フレー4間予測符号化方式を適用した場合について説明
する。動き補償フレーム間符号化方式とは動きベクトル
を用いてフレーム間予測信号を生成する画素位置を補正
する方式である。
まず式で説明する。P(i、j、 k)における動きベ
クトルをV(i、j、 k)=(vx(i、j、 k)
、 vy(i、j、 k))とする。vx(4+jyk
)を動きベクトルの水平成分、vy(i、j、k)を垂
直成分としている。普通のフレーム間予測符号化におい
てフレーム間予測誤差信号をX(i−1,j、 k)と
するのに対して動き補償フレーム間予測符号化方式では
動きベクI・ルを用いてX(i −1,j −vx(i
、 j、 k)、 k −vy(i乱k))とする。従
って予測誤差信号は E(i、j、 k) =X(i、j、 k)−X(i−1,j −vx(i、
j、 k)、 k−vy(i、j、 k))で定義され
る。復号化に当っては X(i、j、 k) =E(iljjk)+X(i−11j−VX(iljl
k)lk−vy(i、j、k))の式によってX(i、
j、k)を順次求めて行く。この動き補償フレーム間予
測符号化方式をフレーム間lフレーム内適応符号化方式
に適用した例を第2図の(d)に示す。すなわち動き補
償フレーム間符号化方式ではフレーム内lフレーム間適
応符号化方式で説明した信号の他に動きベクトル信号が
多重化されており逆多重化回路からはフレーム間予測誤
差信号E(i、j、 k)、フレーム内符号化信号P(
ilj)k)、それらのうちどちらの信号を用いるかを
示すモード信号S(i、j、 k)、そして動きベクト
ルV(i、j、 k)が分離されて出てくる。フレーム
間予測信号を生成するためのフレーム遅延素子90の出
力に対して動きベクトルに応じた遅延が可変遅延器91
でかけられて動き補償が行なわれる。
逆転再生復号化に当っては X(11,jvx(iyJ+ k)、に−■3’(i+
J+ k))= −E(i、j、 k) + X(i、
j、 k)           (6)の式によって
iの大きな画像信号X(i、j、 k)から順々に復号
化を行なうことが出来る。この場合問題になるのはj−
vX(i、j、k)、に−vy(i、j、k)によって
全ての画素位置が尽くされていれば逆転復号化は行なわ
れるがそれが保証されていないためにある画素位置に。
よっては逆転再生が不可能になってしまうことである。
また第2図(d)で示される復号器では(6)式で表さ
れる逆転復号化再生を行なうことは出来ない。
本発明のもうひとつの目的は動き補償フレーム間予測符
号化方式において逆転再生が可能になる゛符号化方式を
明らかにし、その符号化方式に基づく符号を復号する復
号化装置とその符号化方式を実現する符号化装置を与え
ることにある。またその際に冗長な符号を発生させない
ような符号化方式を与えることにある。
(発明が解決しようとする課題) 本発明の目的はフレーム内lフレーム間予測符号化方式
において逆転再生が可能になる符号化方式を明らかにし
、その符号化方式に基づく符号を復号する復号化装置と
その符号化方式を実現する符量化装置を与えることにあ
る。更に動き補償フレーム間予測符号化方式において逆
転再生が可能になる符号化方式を明らかにし、そQ符号
化方式に基づく符号を復号する復号化装置とその符号化
方式を実現する符号化装置を与える。またフレーム内符
号化方式とし゛〔直交変換符号化方式を用いる場合にお
いても効率的な符号化を保証するような符号化方式を与
える。
(課題を解決するための手段) 本発明によれば次フレームでフレーム内符号化が行なわ
れる画素についてはフレーム間予測符号化が行なわれる
場合でもフレーム内符号化も行ない、その符号を符号化
信号列に多重化することで動画像の逆転再生を可能にす
る。
また本発明によればフレーム間/フレーム内適応符号化
方式の復号化装置において逆転再生時にはフレーム内符
号化信号から得られた画像信号とフレーム間予測誤差信
号と選択信号の3つの信号のうちモード信号とフレーム
間予測誤差信号については1フレーム遅延させる手段と
逆転再生時にフレーム間予測誤差信号の正負を逆転させ
る手段とを持つことで逆転再生可能な復号化装置を構成
することが出来る。
また本発明によれば画像信号からフレーム間予測符号化
信号とフレーム内符号化信号とを同時に発生する手段と
そのフレーム間予測誤差信号とフレーム内符号化信号か
らどちらかを選択し選択結果を示すモード信号を発生す
る手段とそのモード信号でフレーム間予測誤差信号のう
ち符号化に必要な信号を選択する手段と前記モード信号
から通常再生と逆転再生にフレーム内符号化信号を必要
とする画素を決定する手段とそのフレーム内符号化信号
を必要とする画素に関してフレーム内符号化信号から該
当する画素信号を選択する手段と前記選択されたフレー
ム間予測誤差信号と前記選択されたフレーム内符号化信
号とモード信号とを多重化する手段とを有する二とで逆
転再生も可能な符号化信号を生成する符号化装置を可能
にする。
また本発明によれば動きベクトルを用いた動き補償フレ
ーム間予測符号化方式において次フレームでの動き補償
フレーム間予測符号化で参照されることの無い画素につ
いては必ずフレーム内符号化によっても符号化を行ない
その符号化信号を符号化信号列に多重化することで動画
像の逆転再生を可能にする。
また本発明によれば逆転再生時には動き補償フレーム間
予測誤差信号の正負を逆転させ動きベクトルを用いて可
変遅延させる手段と逆転再生時にはフレーム間予測誤差
信号を1フレーム遅延させる手段と逆転再生時には動き
ベクトルの成分を正負反転しかつ動きベクトルを適応し
なければならない画素を決定しその画素の復号時にその
動きベクトルを供給する手段と逆転再生時には動きベク
トルとモード信号からフレーム内符号化が必要な画素位
置を決定して逆転再生時のためのモード信号を発生する
手段とを有することで逆転再生が可能になる動画像の復
号化装置が構成できる。
また本発明によれば逆転再生時には動き補償フレーム間
予測誤差信号の正負を逆転させる手段と逆転再生時には
フレーム間予測誤差信号から復号化された信号に対して
動きベクトルを用いて可変遅延させる手段と逆転再生時
にはフレーム遅延素子より供給される前フレーム信号を
動きベクトルを用いて可変遅延させることを停止させる
手段と逆転再生時にはモード信号とフレーム間予測誤差
信号については1フレーム遅延させる手段と逆転再生時
には逆転再生時には動きベクトルの成分を正負反転しか
つ動きベクトルを適応しなければならない画素を決定し
その画素の復号時にその動きベクトルを供給する手段と
逆転再生時には動きベクトルとモード信号からフレーム
内符号化が必要な画素位置を決定して逆転再生時のため
のモード信号を発生する手段とを有することで逆転再生
が可能になる動画像の復号化装置が構成できる。
また本発明によれば入力された動きベクトル成分の正負
を反転させて記憶する手段と、記憶する動きベクトルに
対応する画素位置から動きベクトルの成分を減算し記憶
アドレスを決定する手段と、逆転再生時のモード信号を
生成するために常にフレーム間予測モードを示す信号を
前記動きべクトルとは別に記録する手段と、入力された
モード信号がフレーム内符号化モードの場合は前記動き
ベクトルとフレーム間予測モードを示す信号をメモリに
入力しないように制御する手段と、このメモリの内容を
書込まれてから1フレーム遅延した後、順次読みだし逆
転再生用に変換された動きベクトル信号と逆転再生時の
モード信号を得る手段と、読み出した後、逆転再生時の
モード信号を記録していた部分についてはフレーム内符
号化モードを示す信号に書き換える手段を有することで
逆転再生時にフレーム内符号化信号が必要な画素を求め
てモード信号を発生し、かつフレーム間モードの場合に
はその画素の復号に必要な動きベクトルを得ることが出
来る。
また本発明によれば画像信号からフレーム間予測誤差信
号と動きベクトル信号とフレーム内符号化信号とを同時
に発生する手段とそのフレーム間予測誤差信号とフレー
ム内符号化信号からどちらかを選択し選択結果を示すモ
ード信号を発生する手段と、モード信号からフレーム間
予測誤差信号と動きベクトルのうち符号化に必要な信号
を選択する手段とモード信号と動きベクトルから通常再
生と逆転再生にフレーム内符号化信号を必要とする画素
を決定する手段とそのフレーム内符号化信号を必要とす
る画素に関してはフレーム内符号化信号から必要な信号
を選択する手段とそれらの選択されたフレーム間予測誤
差信号と動きベクトルとフレーム内符号化信号とモード
信号とを多重化する手段とを有すること逆転再生のでき
る符号化信号を生成することのできる符号化装置が構成
できる。
また本発明によれば画像信号からフレーム間予測誤差信
号と動きベクトル信号と直交変換符号化信号とを同時に
発生する手段とそのフレーム間予測誤差信号と直交変換
符号化信号からどちらかを選択し選択結果を示すモード
信号を発生する手段と、そのモード信号でフレーム間予
測誤差信号と動きベクトル信号のうち符号化に必要な信
号を選択する手段とモード信号と動きベクトルから通常
再生と逆転再生に直交変換符号化信号を必要とする画素
を決定する手段とその直交変換符号化信号を必要とする
画素に関しては前記1フレーム遅延した入力信号から符
号発生量を抑えるように線形計画法を用いた方式で直交
変換を再び行ない符号化を行なう手段とその直交変換符
号化信号と前記選択されたフレーム間予測誤差信号と動
きベクトル信号と前記1フレーム遅延したモード信号と
を多重化する手段とを有すること逆転再生のできる符号
化信号を生成することのできる符号化装置が構成できる
(作用) 本発明の詳細な説明する。
まず第3図でフレーム間lフレーム内適応符号化方式に
おいて逆転再生が出来なくなる例を説明する。画像フレ
ームは2次元信号であるがこの図では簡単のために1次
元信号として扱っている。この図においてP(i、j)
は第iフレームの第1画素におけるフレーム内符号化信
号でありE(ij)は第iフレームの第1画素における
フレーム間予測誤差信号である。第0フレームは全ての
画素についてフレーム内符号化が行なわれる。第2画素
と第4画素においてはその他のフレームで常にフレーム
間予測符号化が行なわれる。また第1画素においては第
2フレームでフレーム内符号化モードが選択され、第3
画素においては第3フレームでフレーム内符号化モード
が選択される。従って順方向の復号化においては第3図
の(b)の上段に示すような信号が必要となる。しかし
ながら逆転再生を行なう場合、E(2,1)、 E(3
,3)が存在しないために式(3)より第1フレームの
第1画素、また第2フレームの第3画素で復号化が不可
能となる。第3図(a)にその様子を図示している。こ
の事を解決するためには第1画素、第1フレーム、と第
3画素、第2フレームにおいてフレーム内゛符号化を行
ない、P(1,1)、 P(2,3)を得て、この信号
を信号列に多重化することで解決が着く。すなわち逆転
再生時には第3図(b)下段に示す信号で復号化を行な
えばよい。また最終フレームの画素についてもフレーム
内符号化を行なう必要がある。第3図(a)中、順方向
再生には必要無いが逆転再生に必要な信号について本を
つけである。
以上の例から定式化を行なうと以下のようになる。S(
i、j)を第iフレームの第5画素におけるモード信号
とする。S(i、j)がフレーム内符号モードを示す場
合にはE(i、j)が存在しないために逆転再生時に第
i−1フレームの第5画素における復号化が出来ないの
で第i−1フレームの第5画素においてはフレーム内符
号化も行ないP(i−1,j)を生成し符号化信号列に
多重化すれば逆転再生が可能となる。すなわち本発明に
よれば次フレームでフレーム内符号化が行なわれる画素
についてはフレーム間予測符号化が行なわれる場合でも
フレーム内符号化も行ない、その符号を符号化信号列に
多重化するので逆転再生が可能になる。第3図(C)に
上記の例の場合に多重化しなければならない信号を示す
この多重化された信号から通常再生と逆転再生を行なう
には以下に示すような復号器を構成すればよい。すなわ
ち通常再生の場合は第2図(a)で示す従来技術を用い
た復号器を用いれば上記の多重化された信号に対しても
復号化を行なう。逆転再生の場合はまず記録媒体よりフ
レーム番号について逆順に信号が読み出される。(3)
式によれば第i−1フレームの信号P(i−1,j、 
k)を復号化するためには第iフレームのフレーム間予
測誤差信号E(i、j、k)を復号器の信号P(i、j
、 k)から減算する必要がある。またフレーム内符号
化の場合は直接P(i−1,j、k)の信号が生成され
る。また上記の検討結果から逆転再生時、ui−1フレ
ームの信号がフレーム内符号化モードで復号化されるか
否かは第iフレームのモード信号S(i、、j、k)で
判定することが出来る。すなわちモード信号と予測誤差
信号については逆転再生時に1フレーム遅延した信号を
用いなくてはならない。ここで逆転再生の場合には第i
フレームは第i−1フレームより遅延した信号であるこ
とに注意する。すなわち本発明のように逆転再生時には
フレーム内符号化信号から得られた画像信号とフレーム
間予測誤差信号とモード信号の3つの信号のうちモード
信号と予測誤差信号についてはエフレーム遅延させる手
段と逆転再生時にフレーム間予測誤差信号の正負を逆転
させる手段とを持つことで逆転再生可能な復号化装置を
構成することが出来る。
また逆転再生を可能にする信号列を発生するための符号
化装置について解説する。フレーム間予測符号化信号と
フレーム内符号化信号とを同時に発生し、そのフレーム
間予測誤差信号とフレーム内符号化信号からどちらかを
選択し選択結果を示すモード信号を発生し、そのモード
信号を用いてフレーム間予測誤差信号とフレーム内符号
化信号のうち符号化に必要な信号を選択してモード信号
と多重化する順方向再生のみを考慮した従来方式の符号
器に対して、本発明ではモード信号から通常再生と逆転
再生にフレーム内符号化信号を必要とする画素を決定す
る手段と、その決定にしたがってフレーム内符号化信号
から順方向再生と逆転再生に必要な信号を選択する手段
を有するので逆転再生可能な符号化信号を生成する符号
化装置を可能にする。
次に動き補償フレーム間予測符号化を用いた場合の逆転
再生に関して述べる。
第4図(a)で動き補償フレーム間予測符号化において
逆転再生が出来なくなる例を説明する。画像フレームは
2次元信号であるがこの図では簡単のために1次元信号
として扱っている。この図においてP(i、’ j) 
E(i、j) V(i、j)は第i 7 ’v −ム(
7)第5画素におけるフレーム内符号化信号、フレーム
間予測誤差信号、動きベクトル信号である。この図にお
いて例えば第2フレームの第1画素は第1フレームの第
2画素を参照して復号化が行なわれることが示されてい
る。また第3フレームでは第2画素と第3画素のふたつ
の画素が第2フレームの第3画素を参照している。第1
フレームでは全ての画素についてフレーム内符号化が行
なわれる。また第4画素の第2フレームでフレーム内符
号化モードが選択され、これ以外の画素についてはフレ
ーム間予測モードが選択されている。
順方向の復号化においては第4図の(b)に示すような
信号が必要となる。しかしながら逆転再生を行なう場合
には第1フレームの第1画素と、第2フレームの第1画
素の復号を行なうことが出来ない。なぜならこの2つの
画素は次フレームにおける動き補償符号化で参照された
いからである。従って逆転再生を可能にするためにはこ
の2つの画素についてフレーム内符号化を行ない、フレ
ーム内符号化信号1)(L 1)、 P(2,1)を得
る必要がある。第4図(C)に逆転再生時に復号化が必
要な信号を示す。ここで第2フレームの第3画素に関し
てはE(3,2) V(3,2)ではなくE(3,3)
 V(3,3)を用いてもよい。また最終フレームの画
素についてもフレーム内符号化を行なう必要がある。従
って動き補償フレーム間予測符号化方式においては第i
−1フレームを逆転再生する場合、第2フレームで順方
向再生の時参照されたい画素についてフレーム内符号化
を行なう必要がある。
式を使って説明すると(6)式に対してX、(i−1,
j−vx(i、j、k)、に−vy(i、j、k))=
 −E(i、j、 k、) + X(i、j、 k) 
          (6)m=j−vx(i、j、 
k)、 n=に−Vy(ij+ k)      (7
)とおくと X(i−1,m、n)=−E(i、m+vx(i、j、
k)、n+vy(i、Lk))+X(i、m+vx(i
、j、k)、n+vy(i、j、k))となる。したが
っであるm、nに対して(7)式の成立するj、kをま
ず求める。もしあるm、nに対して(7)式の成立する
j、kが求められない場合はフレーム間予測符号化でX
(i −1,m、 n)を参照しな力じたことを意味し
ており、X、(i −1,、m、 n)についてフレー
ム内符号化を行ない符号化信号を多重化すれば逆転再生
が可能になる。また予測誤差信号E(i、 m、 n)
の正負反転させた信号と復号信号X(i、 m、 n)
をV(i、j、 k)に応じてそれぞれ可変遅延させた
信号を加え合わせれば逆転再生を行なう復号器が可能に
なる。
つまり本発明のように次フレームでの動き補償フレーム
間予測符号化で参照されることの無い画素については必
ずフレーム内符号化によっても符号化を行ないその符号
化信号を符号化信号列に多重化すれば動画像の逆転再生
が可能になる。
また本発明のように逆転再生時には動き補償フレーム間
予測誤差信号の正負を逆転させ動きベクトルを用いて可
変遅延させる手段と逆転再生時には予測誤差信号につい
ては1フレーム遅延させる手段と逆転再生時には動きベ
クトルの成分を正負反転しかつ動きベクトルを適応しな
ければならない画素を決定しその画素の復号時にその動
きベクトルを出力する手段と逆転再生時には動きベクト
ルとモード信号からフレーム内符号化が必要な画素位置
を決定して逆転再生時のためのモード信号を発生する手
段とを有すれば逆転再生が可能な復号化装置が構成でき
る。
また(8)式によればXと−Eを加え合わせてからV(
i、j、 k)に応じて可変遅延させても復号化は可能
である。すなわち本発明のように逆転再生時にはフレー
ム間予測誤差信号から復号化された信号に対して動きベ
クトルを用いて可変遅延させる手段と通常再生時にはフ
レーム間予測信号にのみ動きベクトルを用いて可変遅延
させる手段とを有すれば逆転再生が可能な復号化装置が
構成できる。
前記の逆転再生時には動きベクトルの成分を正負反転し
かつ動きベクトルを適応しなければならない画素を決定
しその画素の復号時にその動きベクトルを出力する手段
と逆転再生時には動きベクトルとモード信号からフレー
ム内符号化が必要な画素位置を決定して逆転再生時のた
めのモード信号を発生する手段に関しては次のように構
成が可能である。つまり本発明のように逆転再生の際、
入力された動きベクトル成分の正負を反転させて記憶す
るがその際に動きベクトル信号の画素位置から動きベク
トルの成分を減算し記憶アドレスを決定する、つまり(
8)式で画素位置(j、k)の正負反転された動きベク
トル信号−V(i、j、 k)をm、nの画素位置の動
きベクトル信号として記憶する。この動きベクトル信号
を1フレームの期間の後読み出せば上記の復号化に必要
な動きベクトル信号として用いることが出来る。また本
発明のように逆転再生時のモード信号を生成するために
入力モード信号がフレーム間モードの時フレーム間モー
ドを示す信号を前記画素位置(m、 n)のモード信号
として前記動きベクトルとは別にメモリ入力するように
しておき、入力されたモード信号がフレーム内符号化モ
ードの場合はメモリに何も入力しないようにしておき、
1フレ一ム期間の後モード信号を読みだし、そのあとそ
れらのメモリの内容をフレーム内モードを示す信号にリ
セットするようにしておけば次フレームにおいて動き補
償フレーム間予測符号化方式で参照されることの無い画
素に関してはフレーム内モードを出力し、次フレームに
おいて動き補償フレーム間予測符号化方式で参照される
画素に関してはフレーム間モードを出力するので逆転再
生用の動きベクトル信号とモード信号とを発生すること
ができる。
またフレーム内モードの場合は動きベクトルが存在しな
いことを利用して本発明による別の構成のようにモード
信号を動きベクトル信号に多重化する方式を用いても逆
転再生用の動きベクトル信号とモード信号とを発生する
ことができる。この方式では例えば動きベクトル信号が
(±7.±7)に制限されていた場合フレーム内モード
を表す信号として(−16,−16)を用い、動きベク
トル信号の特殊信号として扱う。逆転再生の際!よ、入
力された動きベクトル成分の正負を反転させて上記のフ
レーム内モード信号を多重化させ、動きベクトル信号の
画素位置から動きベクトルの成分を減算したアドレスに
記憶する。この動きベクトル信号を1フレームの期間の
後読み出し、そのあとそれらのメモリの内容をフレーム
内モードを示す信号、上記の例では(−16,−16)
にリセットするようにしておき、メモリ読み出し後に動
きベクトル信号からフレーム内モード信号を分離するよ
うにする、すなわち上記の例では(−16,−16)な
らフレーム内モード信号を発生し、それ以外ならフレー
ム間モード信号を発生する。このように構成することで
次フレームに参照されることの無い画素に関しては逆転
再生時にフレーム内モード信号が発生される。
またそれ以外の画素については逆転再生用の動きベクト
ル信号を発生する。
また動き補償フレーム間予測符号化において逆転再生を
可能にする信号列を発生する符号器は次のようにして構
成される。すなわち画像信号からフレーム間予測符号化
信号と動きベクトル信号とフレーム内符号化信号とを同
時に発生させ、そのフレーム間予測誤差信号とフレーム
内符号化信号からどちらかを選択しその結果を示すモー
ド信号を発生し、モード信号からフレーム間予測誤差信
号と動きベクトルあるいはフレーム内符号のうち符号化
に必要な信号を選択しそれらの信号を多重化する従来の
動き補償フレーム間予測符号化方式に対して、本発明の
ようにモード信号と動きベクトルから通常再生と逆転再
生にフレーム内符号化信号を必要とする画素を決定し、
そのフレーム内符号化信号を必要とする画素に関しては
フレーム内符号化信号から必要な信号を選択するように
することで逆転再生のできる符号化信号を生成すること
のできる符号化装置が構成できる。
以上の発明では逆転再生用にフレーム内符号化信号が画
素単位で多重化される1、従ってフレーム内符号化方式
としてブロック単位で符号化を行なう直交変換符号化方
式の場合はこの発明を用いると不必要な符号を大量に発
生することになる。例えばあるブロック内で1画素だけ
の符号化を行なうのに8×8画素からなるブロック全て
を符号化しなくてはならない。従って直交変換を用いた
場合上記の発明では効率的な符号化を行なうことが出来
ない。この問題を解決するために本発明では別の構成に
よる符号器の構成例を与える。
その符号器の構成を示す前に例を用いて説明する。例え
ばあるブロックで1画素のみが復号化に必要な場合を考
える。この場合注目する1画素以外の信号は復号化には
まったく用いられないのでどう復号化されても影響を与
えない。従ってこの注目画素以外の画素信号を適当に変
化させれば、発生符号量を抑えることができる。例えば
上記の1画素のみが復号化に必要ならブロック内の画素
全てが注目画素の信号レベルを持つように変形する。す
るとこのブロックの直交変換した結果は直流成分のみが
ゼロでなく他は全てゼロの信号となり発生符号量は極め
て小さく抑えられる。
直交変換された信号を変換係数、そのうちゼロでない信
号を有意変換係数と呼ぶことにする。また直交変換計数
は直流成分と低周波から高周波に至る周波数成分に分け
ることが出来るっ一般により少ない有意変換係数で符号
化すると発生符号量を低く抑えることができ、またより
低周波成分の変換係数で符号化すると発生符号量を低く
抑える、二とができる。
もしあるブロック中に符号化しなければならない画素が
幾つか存在するとき、その他の画素を適当に変形するこ
とでそのブロックに対する直交変換符号化信号の符号量
を抑えることが可能であれば本発明のもうひとつの符号
化構成例が有効となる。すなわち、上記の逆転再生を可
能にする動き補償フレーム間予測符号化装置において通
常再生と逆転再生にフレーム内符号化信号を必要とする
画素に関しては入力信号をフレーム遅延させた入力信号
からその該当画素を選び、ブロック化して再び直交変換
を行なうがその際に復号化に必要無いブロック内の他の
画素については発生符号量を抑えるように変形する。
上記の復号化に用いられない画素を適当に変形すること
でそのブロックに対する直交変換符号化信号の符号量を
抑える方式は線形計画法によって与えられるので実現可
能である。それを以下に解説する。すなわちある画像ブ
ロックX=(x(1)。
x(2)、・・・・・、 X(n))に対して直交変換
は式(9)で定義される。また(9)を展開すると(1
0)となる。
F : cx                   
(9)f(j) =Σc(i、j)・X(i)    
          (10)ここでC=c(i、j)
は直交行列である。Fは変換係数ベクトルと呼ばれF=
げ(1)、 f(2)、 ・曲、 f(n))である。
f’(i)のiが小さければ低周波成分を表し、iが大
きければ高周波数成分を表す。画像符号化において画像
ブロックは2次元が一般的であるがここでは簡単のため
に1次元ブロックで表記している。直交変換符号化方式
とはF = (f(1)、 f(2)、 ・−、f(n
))を°符号化する方式であり、有意なf(i)が少な
く、かつ低周波成分であれば発生符号量が/]1さくな
る。
あるブロックXにおいてx(il)、x(i2)、−−
−−−2x(i+)。
1≦i、 i2.・・・・・、11≦nの1個の画素の
み復号化する必要がありその他の画素成分はどう復号化
されても構わないとする。つまり(11)が成立する。
X(il)l X(i2)j ””’l X(iρ、1
≦11. i2. ”””、 11≦nは定数また直交
変換された信号としてf(jl)、 f(j2)、 ・
・・・・、f(jrll)。
1≦J1+J2+・・・・・、jm≦nのm個の変換係
数のみが有意な変換係数で他はすべてゼロだったとする
と(12)式が成立する。
f(j)=O,j≠JIJ2+ ”””s ffJ、、
、)、1≦j1.j2+ ””’、jm≦nこのとき、
より効率的な符号化をおこなうための上記の条件は(a
)最小のm、(b)最小のJ11J21・・・・・Jm
と書き改められる。またX(i)、 f(j)は装置に
よりダイナミックレンジが定められているので式(13
)、(14)が成立する。ここでm1nx、 maxx
、 m1nf、 maxfはダイナミックレンジを定義
する定数である。
m1nx≦X(i)≦maxx           
 (13)m1nx≦X(j)≦maxf      
       (14)あるm、 j、j2.・・、・
・、jmに対して(10) (11) (12) (1
3) (14)を満たすX(i)、f(i)が存在する
がどうかは線形計画法の問題に帰着する。またm、 j
、、j2.・・・・・、jmの取り得る値は有限個であ
るから(10) (11) (12) (13) (1
4)を満たしかつ条件(a) (b)を満たすX(i)
、f(j)を求めることは可能である。
(実施例) 本発明によって逆転再生が可能となるフレーム間lフレ
ーム内適応符号化方式の復号化装置の構成例を第1図の
(a)に示す。記録媒体10からフレーム間予測誤差信
号Eとフレーム内符号化信号Pとモード信号Sの多重化
された信号が読み出され、復号化回路20でそれらの信
号が分離される。逆転再生の場合は記録媒体10からこ
れらの信号がフレーム番号が大きい順から小さい順へ出
力される。タイミング補正回路30は逆転再生の場合モ
ード信号Sとフレーム間予測誤差信号Eを1フレーム遅
延させて出力し、フレーム内符号化信号Pとのタイミン
グを合せる。正負反転回路50は逆転再生時にフレーム
間予測誤差信号Eの正負を反転させる。フレーム遅延素
子90は復号化された画像信号を1フレーム遅延させ加
算器70においてフレーム間予測誤差信号Eと加え合わ
される。スイッチ80がフレーム内信号Pから得られた
画像信号と加算器70から得られた画像信号とをモ:ド
信号Sをもちいて切り替え、復号画像を得る。制御回路
が記録媒体10、タイミング補正回路30、正負反転回
路50の逆転再生時の動作を制御する。
また本発明によって逆転再生が可能となる動き補償フレ
ーム間符号化方式の復号機の構成例を第1図の(b)に
示す。第1図の(a)と異なるのは動きベクトル信号V
が更に多重化されており、復号化回路20でフレーム間
予測誤差信号Eと動きベクトル信号Vとフレーム内符号
化信号Pとモード信号Sの多重化された信号が分離され
る。またタイミング補正回路30は逆転再生の場合、フ
レーム間予測誤差信号Eを1フレーム遅延させて出力し
、フレーム内符号化信号Pとのタイミングを合せる。ま
たモード信号Sと動きベクトル信号Vが動きベクトル・
モード信号展開回路40へ供給され逆転再生の場合は逆
転再生用の動きベクトル信号V′とモード信号S′を出
力する。この動きベクトル・モード信号展開回路40は
制御回路15の制御を受けており、通常再生の場合は入
力された信号をそのまま出力する。また逆転再生時に正
負反転回路50で正負を反転された予測誤差信号更に可
変遅延回路92で動きベクトルに対応した遅延を受ける
。この可変遅延回路に供給される動きベクトルは制御回
路15によって制御されるゲート93を通過してきてお
り、通常再生の場合可変遅延回路92への動きベクトル
の供給は停止され可変遅延回路92は、信号を遅延せず
に出力する。
また本発明によって逆転再生が可能となる動き補償フレ
ーム間符号化方式の復号機の別の構成例を第1図の(C
丹こ示す。第1図の(b)と異なるのはまず可変遅延器
92の位置が加算の後に位置しており、反転されたフレ
ーム間予測誤差信号にではなく、フレーム間予測復号化
された信号に対して可変遅延が行なわれることである。
また1フレーム遅延された復号信号に対して可変遅延を
行なう可変遅延器91に対して、動きベクトル信号の供
給が通常再生時にしか行なわれないように制御回路15
によって制御されるゲート95が設けられている。
上記の復号器で用いた動きベクトル、モード信号展開回
路40を本発明を用いて構成した回路例を第5図の(a
)に示す。動きベクトル信号の水平・垂直成分Vx、 
Vyに対して乗算器44.45が−1を乗じて正負を反
転させる。この正負を反転された動きベクトル信号の水
平・垂直信号Vx、 Vyはメモリ41に記憶される。
その際、記憶アドレスは動きベクトル信号の画素位置を
示す画素アドレス信号i、jから動きベクトル信号の水
平・垂直成分Vx、Vyを減じたものとする。この減算
は減算器42.43によって行なわれる。また逆転再生
時のモード信号S′を生成するためにフレーム間モード
を示す信号、例えば1が上記動きベクトルと同時にメモ
リ41へ入力される。これらの正負反転された動きベク
トル信号の水平・垂直成分Vx、 Vyと、フレーム間
モードを示す信号はモード信号Sがフレーム内モードを
示す時にはメモリ41に記憶されたいように制御される
必要があるために、モード信号Sがメモリ41のイネー
ブル端子へ入力される。すなわちフレーム内モードの場
合、動きベクトル信号の水平・垂直成分Vx、 Vyと
、フレーム間モードを示す信号はメモリ41へ記憶され
たい。1フレ一ム期間の後これらの信号が逆転再生用動
きベクトル信号V′と逆転再生用モード信号S′とl−
で読み出される。逆転再生用モード信号が読み出された
後、次の逆転再生時のモード信号を生成するためにフレ
ーム内モードを示す信号、この場合では0をメモリ41
へ書込む必要があるため、フレームパルスを用いてメモ
リのクリアを行なう。
こうして得られた逆転再生用モード信号S′と動きベク
トル信号V′はセレクタ46へ供給される。セレクタ4
6へはこの動きベクトル・モード信号展開回路40へ入
力されたままのモード信号Sと動きベクトル信号Vも同
時には供給されている。セレクタ46は制御回路からの
制御信号にしたがって通常再生の場合はこの動きベクト
ル・モード信号展開回路40へ入力されたままのモード
信号Sと動きベクトル信号Vをそのまま出力し、逆転再
生の場合には逆転再生用のモード信号S′と動きベクト
ル信号v′を出力する。
また動きベクトル、モード信号展開回路40を本発明を
用いて構成した別の回路例を第5図の(b)に示す。第
5図の(a)と異なるのはモード信号Sが−1を乗じた
後の動きベクトル信号に多重化されており、またメモリ
41から読み出された後モード信号S′が動きベクトル
信号V′から分離されていることである。
多重化の方法としては、フレーム内モードの場合は動き
ベクトルが存在しないことを利用して、存在しない動き
ベクトル信号をフレーム内モードを示すモード信号とし
て、例えば範囲が(±15、±15)と決まっている時
に(−16、−16)をフレーム内モードを示すモード
信号として動きベクトル信号の特殊例として扱えばよい
。この場合、信号がメモリ41から言売み出された後、
フレームパルスによってメモリの内容をフレーム内モー
ドを示すモード信号に書き直すのに(−16、−16)
をメモリに書き直す必要がある。
また第6図の(a)に本発明を用いて構成した逆転再生
を可能にするフレーム間lフレーム内適応符号化方式の
符号化装置の構成例を示す。フレーム間予測符号化器]
01でフレーム間予測符号化が、フレーム内符号化器1
03でフレーム内符号化がそれぞれ行なわれフレーム間
予測誤差信号Eとフレーム内符号化信号Pが出力かれる
。フレーム間予測誤差信号Eとフレーム内符号化信号P
をフレーム間/フレーム内判定回路110が比較し、ど
ちらの符号什信号を選択するかを決定してモード信号S
を出力する。もしこのモード信号Sがその後の符号化に
用いられる場合はフレーム間予測符号化器101とフレ
ーム内符号化器103−\このモード信号が供給される
。またこのモード信号は拡張モード信号生成回路150
へ供給され逆転再生と通常再生に必要なフレーム内符号
化信号を示す拡張モード信号SI+を1フレーム遅延の
後、出力する。フレーム間予測誤差信号Eはフレーム遅
延素子120で1フレーム遅延された後スイッチ121
へ入りフレーム遅延素子140で1フレーム遅延された
モード信号Sに従って復号化に必要な信号のみが選択さ
れる。またフレーム内符号化信号Pはフレーム遅延素子
130で1フレーム遅延された後スイッチ131へ入り
拡張モード信号SI+に従って逆転再生を含めた復号化
に必要な信号のみが選択される。これら選択されたフレ
ーム間予測誤差信号、フレーム内符号化信号、1フレー
ム遅延したモード信号は多重化回路160で多重化され
る。
またこの符号器で用いられる拡張モード信号生成回路1
50の構成例を第6図(b)に示す。フレーム遅延素子
151でモード信号Sを1フレーム遅延させたものをモ
ード信号Sとし、それとは別に遅延させないモード信号
を作る。この遅延しないモード信号が逆転再生用モード
信号S′となる。このモード信号Sと逆転再生用モード
信号S′の論理和をとれば拡張モード信号8+1が得ら
れる。この論理和はORゲート152で行なわれる。
また第6図の(c)に本発明を用いて構成した逆転再生
を可能にする動き補償フレーム間予測符号化方式の符号
化装置の構成例を示す。第6図の(a)と異なるのはフ
レーム間予測符号化器1.01の代りに動き補償フレー
ム間予測符号器102が置かれ、フレーム間予測誤差信
号Eと動きベクトル信号Vを生成すること、また拡張モ
ード信号生成回路150がモード信号Sと動きベクトル
信号Vから拡張モード信号S′”を2フレーム遅延の後
生成すること、よってフレーム遅延素子120.130
.122では2フレームの遅延が行なわれること、動き
ベクトル信号Vがフレーム間予測誤差信号Eと同様にフ
レーム遅延素子122で2フレーム遅延された後スイッ
チ123へ入りフレーム遅延素子140で2フレーム遅
延されたモード信号Sに従って復号化に必要な信号のみ
が選択される。Pは拡張モード信号生成回路150の出
力である拡張モード信号811に従って符号化に必要な
信号のみが選択される。最後にこれら選択されたフレ・
−ム間予測誤差信号、動きベクトル信号、フし・−ム内
符号化信号、2フレーム遅延したモード信号は多重化回
路160で多重化される。
またこの符号器で用いられる拡張モー ド侶号生成回路
150の構成例を第6図(d)に示す。第6図(b)と
異なるの(1第5図の(a)で用いたのと同様、メモリ
153と減算器154.155を用いてモード信号と動
きベクトル信号から逆転用モード信号を求めていること
、逆転用モード信号を求めるのに1フレーノ・の遅延が
かかるのでフレーム遅延素子151が2フレーム遅延素
子に置き換わっていることである。
また第6図の(e)に本発明を用いて構成した逆転再生
を可能にする動き補償フレーム間予測符号化方式の符号
化装置の別の構成例を示す。この例ではフレーム内符号
として直交変換を用いている。第6図の(C)と異なる
のは拡張モード信号So+を用いてフレーム遅延素子1
30で2フレーム遅延した入力信号から復号化に必要な
信号を選択し再び直交変換を行なう点である。この2回
目の直交変換は最小変換係数発生回路170で行なわれ
る。この最少変換係数発生回路170では線形計画法に
基づいて発生符号量を少なく抑えるような符号化が行な
われる。
(発明の効果) 本発明によってフレーム内/フレーム間予測符号化方式
、また動き補償フレーム間予測符号化方式において逆転
再生が可能になる符号化方式が明らかになった。またそ
の符号化方式に基づく符号を復号する復号化装置とその
符号化方式を実現する符号化装置の構成が与えられる。
またフレーム内符号化方式として直交変換符号化方式を
用いる場合においても効率的な符号化が保証される。
【図面の簡単な説明】
第1図の(a)は本発明に従って構成された逆転再生可
能なフレーム間/フレーム内適応符号化方式の復号化装
置例、第1図の(b) (c)は本発明に従って構成さ
れた逆転再生可能な動き補償フレーム間予測符号化方式
の復号化装置例、第2図の(a) (b) (c)は従
来技術によるフレーム間/フレーム内適応符号化方式の
復号化装置例、第2図の(d)は従来技術による動き補
償フレーム間予測符号化方式の復号化装置例、第3図の
(a) (b) (c)はフレーム間lフレーム内適応
符号化方式における逆転再生を可能にする方式の原理を
説明した図、第4図の(a) (b) (c)は動き補
償フレーム間予測符号化における逆転再生を可能にする
方式の原理を説明した図、第5図の(a) (b)は逆
転再生可能な動き補償フレーム間予測符号化方式の復号
機で用いられる動きベクトル・モード信号展開回路の構
成例、第6図の(a)は本発明に従って構成された逆転
再生可能なフレーム間lフレーム内適応符号化方式の符
号化装置の例、第6図の(b)はそのなかで用いられる
拡張モード信号生成回路の構成例、第6図の(c) (
e)は本発明に従って構成された逆転再生可能な動き補
償フレーム間予測符号化方式の符号化装置の例、第6図
の(d)はそのなかで用いられる拡張モード信号生成回
路の構成例である。 また図中、50は正負反転回路、70.62は加算器、
42、43.154.155は減算器、8o、 121
.123.131はスイッチ、44.45は乗算器を示
している。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フレーム間予測誤差信号と、フレーム内の画素間
    相関を用いて符号化したフレーム内符号化信号と、それ
    らを選択するモード信号とを用いる動画像信号符号化方
    式において、次フレームでフレーム内符号化が行なわれ
    る画素についてはフレーム間予測符号化が行なわれる場
    合でもフレーム内符号化も行ない、その符号を符号化信
    号列に多重化することで動画像の逆転再生を可能にする
    動画像の符号化方式。
  2. (2)フレーム間予測誤差信号とフレーム内の画素間相
    関を用いて符号化したフレーム内符号化信号とそれらを
    選択するモード信号とが多重化された信号を記録媒体か
    ら読み出し、画素ごとに前記3信号を並列に発生する手
    段と、フレーム内符号化信号を復号化する手段と最終的
    に復号化された画像信号を1フレーム遅延させ前記フレ
    ーム間予測誤差信号を加え合わせることで新しい画像信
    号を得るフレーム間予測復号器と前記フレーム内符号化
    信号から得られた画像信号と前記フレーム間予測誤差か
    ら得られた画像信号とを前記モード信号によって切換え
    る手段とを有するフレーム間/フレーム内適応符号化方
    式の復号化装置において前記記録媒体からフレームごと
    に通常に読み出すのとは逆の順序で信号を読み出す手段
    と、前記フレーム間予測誤差信号の正負を逆転させる手
    段と前記並列に出力されたフレーム内符号化信号から得
    られたフレーム内符号化信号とフレーム間予測誤差信号
    とモード信号の3つの信号のうちモード信号と予測誤差
    信号については1フレーム遅延させるタイミング補正手
    段と逆転再生時には前記記録媒体から逆順序での読み出
    しと前記フレーム間予測誤差信号の正負を逆転させる手
    段とタイミング補正とを動作させ、通常の順方向再生の
    場合には動作させないようにこれらの手段を制御する手
    段を有することを特徴とする請求項(1)記載の符号化
    方法による信号系列の復号化を可能にする動画像の復号
    化装置。
  3. (3)画像信号からフレーム間予測誤差信号とフレーム
    内の画素間相関を用いて符号化したフレーム内符号化信
    号とを同時に発生する手段とそのフレーム間予測誤差信
    号とフレーム内符号化信号からどちらかを選択し選択結
    果を示すモード信号を発生する手段と、そのモード信号
    とフレーム間予測誤差信号とフレーム内符号化信号を1
    フレーム遅延させる手段とその1フレーム遅延したモー
    ド信号で1フレーム遅延したフレーム間予測誤差信号の
    うち符号化に必要な信号を選択する手段と前記フレーム
    遅延していないモード信号から逆転再生にフレーム内符
    号化信号を必要とする画素を、また前記フレーム遅延し
    たモード信号から通常再生にフレーム内符号化信号を必
    要とする画素を判定し、前記1フレーム遅延したフレー
    ム内符号化信号から該当する画素信号を選択する手段と
    前記選択されたフレーム間予測誤差信号と前記選択され
    たフレーム内符号化信号と前記1フレーム遅延したモー
    ド信号とを多重化する手段とを有することで請求項(1
    )の符号化方式を実現する符号化装置。
  4. (4)動きベクトルを用いた動き補償フレーム間予測誤
    差信号とフレーム内符号化信号とそれらを選択するモー
    ド信号とを用いる動画像信号符号化方式において次画像
    での動き補償フレーム間予測符号化で参照されることの
    無い画素についてはフレーム内符号化によっても符号化
    を行ないその符号化信号を符号化信号列に多重化するこ
    とで動画像の逆転再生を可能にする請求項(1)記載の
    動画像の符号化方式。
  5. (5)動き補償フレーム間予測誤差信号と動きベクトル
    信号とフレーム内符号化信号とモード信号とが多重化さ
    れた信号を記録媒体から読み出し画素ごとに前記4信号
    を並列に発生する手段と、フレーム内符号化信号を復号
    化する手段と、最終的に復号化された画像信号を1フレ
    ーム遅延させ更に前記動きベクトル信号に応じた可変遅
    延を行ない動き補償フレーム間予測信号を得る手段と、
    その動き補償フレーム間予測信号に前記動き補償フレー
    ム間予測誤差信号を加え合わせることで新しい画像信号
    を得る手段とその動き補償フレーム間予測誤差信号から
    得られた画像信号と前記フレーム内符号化信号から得ら
    れた画像信号とを前記モード信号によって切換える手段
    とを有する動き補償フレーム間予測符号化方式の復号化
    装置において前記記録媒体からフレームごとに通常に読
    み出すのとは逆の順序で信号を読み出す手段と、前記並
    列に出力されたフレーム内符号化信号と動き補償フレー
    ム間予測誤差信号と動きベクトル信号とモード信号のう
    ち動き補償フレーム間予測誤差信号については1フレー
    ム遅延させるタイミング補正と呼ばれる手段と前記選択
    信号と動きベクトル信号について通常再生の場合には変
    化させず、逆転再生を行なう時には動きベクトル信号の
    水平、垂直成分を正負反転し、かつそれぞれの動きベク
    トル信号に対してそれを適応しなければならない画素を
    決定しその画素の復号時に前記正負反転した、動きベク
    トル信号を出力し、また対応する動きベクトル信号が存
    在しない画素についてはフレーム内符号化信号が必要な
    画素としてフレーム内符号化を示すモード信号を発生す
    る動きベクトル・モード信号展開と呼ばれる手段と、逆
    転再生時には前記タイミング補正された動き補償フレー
    ム間予測誤差信号を正負反転させ、更に前記動きベクト
    ル・モード信号展開から出力された動きベクトルを用い
    てその正負反転された動き補償フレーム間予測誤差信号
    を可変遅延させる手段とを有することを特徴とする請求
    項(4)記載の符号化方式による信号系列の復号化を可
    能にする動画像の復号化装置。
  6. (6)請求項(5)で記載の動き補償フレーム間予測符
    号化方式の復号化装置において逆転再生時には動き補償
    フレーム間予測誤差信号を正負反転し動きベクトル信号
    を用いて可変遅延させる手段において正負反転は行なう
    が可変遅延を行なわず、最終的に複合化された画像信号
    を1フレーム遅延させ更に前記動きベクトル信号に応じ
    た可変遅延を行ない動き補償フレーム間予測信号を得る
    手段において逆転再生の場合には可変遅延を行なわず、
    逆転再生の場合には動き補償フレーム間予測信号と動き
    補償フレーム間予測誤差信号を加え合わせることで得ら
    れた画像信号を動きベクトル信号に応じて可変遅延させ
    る手段とを有する、ことを特徴とする請求項(4)記載
    の符号化方式による信号系列の復号化を可能にする動画
    像の復号化装置。
  7. (7)通常再生の場合は入力された動きベクトル信号と
    モード信号をそのまま出力し、逆転再生の場合には動き
    ベクトルの水平成分と垂直成分とモード信号を記憶する
    メモリ手段を有し、このメモリに対してフレーム毎にメ
    モリ内のモード信号をフレーム内モードを示す信号に書
    き改める手段と、入力された動きベクトル成分の正負を
    反転させて記憶させる手段と、記憶する動きベクトルに
    対応する画素位置から動きベクトルの成分を減算し記憶
    アドレスを決定する手段と、入力されたモード信号がフ
    レーム間モードを示す場合は前記動きベクトルをメモリ
    へ入力しまたフレーム間モードを示す信号をメモリに入
    力する手段と、このメモリの内容を書込まれてから1フ
    レームの遅延の後、順次読みだし逆転再生用に変換され
    た動きベクトル信号とモード信号を得る手段とを有する
    ことを特徴とした請求項(5)の動きベクトル・モード
    信号展開を行なう回路。
  8. (8)請求項(7)記載の動きベクトル・モード信号展
    開を行なう回路に対して動きベクトル信号とは別にモー
    ド信号をメモリに記憶せず、入力されたモード信号を動
    きベクトルに多重化する手段と、メモリから読みだされ
    た動きベクトル信号とモード信号が多重化された信号か
    ら動きベクトル信号とモード信号を分離する手段と、フ
    レーム毎にメモリ内の信号をフレーム内モードを示す多
    重化信号に書き改める手段と、を有することを特徴とし
    た請求項(6)記載の動きベクトル・モード信号展開を
    行なう回路。
  9. (9)画像信号からフレーム間予測誤差信号と動きベク
    トル信号とフレーム内符号化信号とを同時に発生する手
    段とそのフレーム間予測誤差信号とフレーム内符号化信
    号からどちらかを選択し選択結果を示すモード信号を発
    生する手段と、そのモード信号とフレーム間予測誤差信
    号と動きベクトル信号とフレーム内符号化信号を2フレ
    ーム遅延させる手段とその2フレーム遅延したモード信
    号で2フレーム遅延したフレーム間予測誤差信号と動き
    ベクトルのうち符号化に必要な信号を選択する手段と前
    記2フレーム遅延したモード信号から通常再生時にフレ
    ーム内符号化信号を必要とする画素を決定し請求項(7
    )(8)と同一の構成により前記2フレーム遅延してい
    ないモード信号と動きベクトル信号から逆転再生時にフ
    レーム内符号化信号を必要とする画素を決定し前記2フ
    レーム遅延したフレーム内符号化信号のうち通常再生・
    逆転再生に必要な信号を選択する手段と前記選択された
    フレーム間予測誤差信号と前記選択された動きベクトル
    信号と前記選択されたフレーム内符号化信号と前記2フ
    レーム遅延したモード信号とを多重化する手段とを有す
    ることで請求項(4)の符号化方式を実現する符号化装
    置。
  10. (10)画像信号からフレーム間予測符号化信号と動き
    ベクトル信号と直交変換符号化信号とを同時に発生する
    手段とそのフレーム間予測誤差信号と直交変換符号化信
    号からどちらかを選択し選択結果を示すモード信号を発
    生する手段と、そのモード信号とフレーム間予測誤差信
    号と動きベクトル信号と符号化されていない入力画像信
    号とを2フレーム遅延させる手段とその2フレーム遅延
    したモード信号で2フレーム遅延したフレーム間予測誤
    差信号と動きベクトル信号のうち符号化に必要な信号を
    選択する手段と前記2フレーム遅延したモード信号から
    通常再生時にフレーム内符号化信号を必要とする画素を
    決定し前記2フレーム遅延していないモード信号と2フ
    レーム遅延していない動きベクトル信号から請求項(7
    )(8)と同一の構成により逆転再生時にフレーム内符
    号化信号を必要とする画素を決定する手段と上記フレー
    ム内符号化信号を、必要とする画素を含む画素ブロック
    に対して符号発生量を抑えるように線形計画法を用いた
    方式で直交変換を行ない符号化を行なう手段とその直交
    変換符号化信号と前記選択されたフレーム間予測誤差信
    号と動きベクトルと前記2フレーム遅延したモード信号
    とを多重化する手段とを有することで請求項(4)の符
    号化方式を実現する符号化装置。
JP13347788A 1988-05-30 1988-05-30 動画像信号の符号化・復号化方式 Expired - Fee Related JP2570384B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13347788A JP2570384B2 (ja) 1988-05-30 1988-05-30 動画像信号の符号化・復号化方式
CA 601162 CA1305552C (en) 1988-05-30 1989-05-30 Method of coding a digital video signal for reverse reproduction of pictures
US07/358,951 US4942465A (en) 1988-05-30 1989-05-30 Method of coding a digital video signal for reverse reproduction of pictures

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13347788A JP2570384B2 (ja) 1988-05-30 1988-05-30 動画像信号の符号化・復号化方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01300781A true JPH01300781A (ja) 1989-12-05
JP2570384B2 JP2570384B2 (ja) 1997-01-08

Family

ID=15105695

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13347788A Expired - Fee Related JP2570384B2 (ja) 1988-05-30 1988-05-30 動画像信号の符号化・復号化方式

Country Status (3)

Country Link
US (1) US4942465A (ja)
JP (1) JP2570384B2 (ja)
CA (1) CA1305552C (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002027478A (ja) * 2000-07-07 2002-01-25 Sony Corp 画像情報符号化装置及び方法
JP2002526998A (ja) * 1998-09-29 2002-08-20 サーノフ コーポレイション ブロック動きビデオのコード化及びデコード化

Families Citing this family (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02301280A (ja) * 1989-05-15 1990-12-13 Nec Corp 動画像信号の符号化・復号化方式
CA2016996C (en) * 1989-05-18 1993-01-19 Masayuki Okajima Codec system encoding and decoding an image signal at a high speed
JP2689632B2 (ja) * 1989-08-15 1997-12-10 ソニー株式会社 画像信号の伝送装置および伝送方法
JPH03127580A (ja) * 1989-10-13 1991-05-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 動き補償フレーム間符号化装置
US5164828A (en) * 1990-02-26 1992-11-17 Sony Corporation Video signal transmission and method and apparatus for coding video signal used in this
EP0453229B1 (en) * 1990-04-17 1997-06-18 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method for transmission of variable length code
JP2969782B2 (ja) * 1990-05-09 1999-11-02 ソニー株式会社 符号化データ編集方法及び符号化データ編集装置
US5068724A (en) * 1990-06-15 1991-11-26 General Instrument Corporation Adaptive motion compensation for digital television
JP2833236B2 (ja) * 1991-01-31 1998-12-09 日本電気株式会社 画像の予測符号化方式
US5282049A (en) * 1991-02-08 1994-01-25 Olympus Optical Co., Ltd. Moving-picture data digital recording and reproducing apparatuses
US5138447A (en) * 1991-02-11 1992-08-11 General Instrument Corporation Method and apparatus for communicating compressed digital video signals using multiple processors
US5260783A (en) * 1991-02-21 1993-11-09 Gte Laboratories Incorporated Layered DCT video coder for packet switched ATM networks
JP2909239B2 (ja) * 1991-03-27 1999-06-23 株式会社東芝 高能率符号化記録再生装置
US5212549A (en) * 1991-04-29 1993-05-18 Rca Thomson Licensing Corporation Error concealment apparatus for a compressed video signal processing system
US5146325A (en) * 1991-04-29 1992-09-08 Rca Thomson Licensing Corporation Video signal decompression apparatus for independently compressed even and odd field data
US5262878A (en) * 1991-06-14 1993-11-16 General Instrument Corporation Method and apparatus for compressing digital still picture signals
JP2606508B2 (ja) * 1991-10-29 1997-05-07 日本ビクター株式会社 動画像予測符号化装置及びその復号化装置
JP2830883B2 (ja) * 1991-10-31 1998-12-02 日本ビクター株式会社 動画像符号化装置及びその復号装置
JPH05130593A (ja) * 1991-11-05 1993-05-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 符号化装置
US5592302A (en) * 1992-03-23 1997-01-07 Canon Kabushiki Kaisha Coding method for coding pixel blocks and apparatus therefor
US5325126A (en) * 1992-04-01 1994-06-28 Intel Corporation Method and apparatus for real time compression and decompression of a digital motion video signal
US5644660A (en) * 1992-04-09 1997-07-01 Picturetel Corporation Method and apparatus for efficiently transmitting forced updates in a moving picture codec
US5298992A (en) * 1992-10-08 1994-03-29 International Business Machines Corporation System and method for frame-differencing based video compression/decompression with forward and reverse playback capability
US5387938A (en) * 1992-10-08 1995-02-07 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Adaptive interframe/intraframe block coding method and apparatus
US5353061A (en) * 1992-10-08 1994-10-04 International Business Machines Corporation System and method for frame-differencing video compression/decompression using perceptually-constant information and image analysis
KR0128859B1 (ko) * 1993-08-20 1998-04-10 배순훈 적응적인 영상부호화 제어장치
US5825422A (en) * 1995-12-29 1998-10-20 Daewoo Electronics Co. Ltd. Method and apparatus for encoding a video signal based on inter-block redundancies
US5739862A (en) * 1996-12-23 1998-04-14 Tektronix, Inc. Reverse playback of MPEG video

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62222783A (ja) * 1986-03-24 1987-09-30 Kokusai Denshin Denwa Co Ltd <Kdd> 動画像の高能率符号化方式
JPH082106B2 (ja) * 1986-11-10 1996-01-10 国際電信電話株式会社 動画像信号のハイブリツド符号化方式

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002526998A (ja) * 1998-09-29 2002-08-20 サーノフ コーポレイション ブロック動きビデオのコード化及びデコード化
JP2010268505A (ja) * 1998-09-29 2010-11-25 Akikaze Technologies Llc ブロック動きビデオのコード化及びデコード化
JP2002027478A (ja) * 2000-07-07 2002-01-25 Sony Corp 画像情報符号化装置及び方法
JP4581192B2 (ja) * 2000-07-07 2010-11-17 ソニー株式会社 画像情報符号化装置及び方法

Also Published As

Publication number Publication date
CA1305552C (en) 1992-07-21
US4942465A (en) 1990-07-17
JP2570384B2 (ja) 1997-01-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2570384B2 (ja) 動画像信号の符号化・復号化方式
EP0542195B1 (en) Interframe predicting method and picture signal coding/decoding apparatus
EP0551599B1 (en) Motion picture data decoding system
KR950010741B1 (ko) 비디오 정보 기록 장치와 기록 및 재생 방법
JPH0537915A (ja) 画像信号符号化方法と画像信号符号化装置
JPH06197273A (ja) ビデオ信号符号化方法及び装置、ビデオ信号復号化方法及び装置、又はビデオ信号記録メディア
JP3635712B2 (ja) 画像情報復号化装置及び画像情報再生装置
US5321508A (en) Video image data recording apparatus
WO1990016130A1 (en) Dynamic image encoder and dynamic image decoder
JP3676525B2 (ja) 動画像符号化復号化装置及びその方法
US5903672A (en) Method and apparatus for conversion of access of prediction macroblock data for motion picture
JP2935340B2 (ja) ビデオデコード装置
JPH02301280A (ja) 動画像信号の符号化・復号化方式
JPH0828876B2 (ja) 動画像信号のリフレッシュ方法
JPH0730903A (ja) 画像処理用メモリ集積回路
WO2010001832A1 (ja) 動画像予測符号化装置および動画像予測復号化装置
JPH0522700A (ja) 画像データ復号装置
JP3129279B2 (ja) 符号化装置および符号化方法、並びに記録媒体
JPH04288790A (ja) インタレース画像信号の予測符号化方法
JPH11308620A (ja) 画像復号装置
JPH04252690A (ja) 映像信号符号化方法と映像信号符号化装置
JP3057212B2 (ja) 画像データ復号装置
JPH05292458A (ja) 蓄積メディア用映像信号蓄積再生装置
JPH10136371A (ja) 動画像復号化装置及びその方法
JPH08265689A (ja) ディジタル映像信号再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees