JPH11308620A - 画像復号装置 - Google Patents

画像復号装置

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JPH11308620A
JPH11308620A JP11310698A JP11310698A JPH11308620A JP H11308620 A JPH11308620 A JP H11308620A JP 11310698 A JP11310698 A JP 11310698A JP 11310698 A JP11310698 A JP 11310698A JP H11308620 A JPH11308620 A JP H11308620A
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JP11310698A
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Inventor
Takashi Nakamoto
貴士 中本
Hiroshi Yamada
博 山田
Kenichi Iwata
憲一 岩田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】再生画像を縮小表示する際に画質を著しく劣化
させることなく、且つフレームメモリに対するアクセス
を増大させる事無く、表示画像データを出力可能な画像
復号装置を提供する。 【解決手段】マクロブロック毎に再生データを求め、再
生データを予測フレームメモリ1,2に記憶させる。こ
の時、このマクロブロック単位のデータを用いて動き補
償画像再生部106内のブロック縮小器106aにより
画像縮小フィルタ処理を行なう。縮小画像データを予測
フレームメモリとは別の、フレームメモリ110に設け
た表示データ格納領域12に記憶させる。 【効果】縮小画像データを表示する際に、表示制御部で
縮小演算をする必要がないため、表示制御部のフレーム
メモリへのアクセスを減らすことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディジタル圧縮され
た画像を復号する画像復号装置に係り、特に再生する画
像の解像度を変換して縮小表示を行う画像復号装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ディジタル表現された画像デー
タを伝送または蓄積する場合、データ量を削減するため
に符号化が行われる。符号化の方法としては、画像情報
(画像データ)の時間的または空間的相関性を利用して
冗長度を少なくする方法が知られている。
【0003】時間的相関性を利用する方法は、2画面
(フレーム)の差分を符号化したり、画像の動きを検出
して、動き補償を行ったりする。また、空間的相関性を
利用する方法は、画像を所定の大きさのブロック(例え
ば、縦方向、横方向とも8画素ずつ)に分けて、ブロッ
ク内の画像データを直交変換し、変換係数をスキャン変
換し(例えば、低周波数成分から高周波数成分の順に並
び変える)、可変長符号化を行う。テレビ電話に用いら
れる勧告H.261やH.263、放送や蓄積用途のM
PEG(Moving Picture Experts Group)が標準を定め
た画像符号化方式MPEG2は、上記2つの方法を併用
するものとなっている。勧告H.261とH.263
は、国際電気通信連合ITU−T(International Tele
communication Union)の勧告書に、また、MPEG2
の勧告はISO/IEC13818−2に記載されてい
る。
【0004】勧告MPEG2による画像符号化方式は、
前述の動き補償を採用している。以下、その内容を述べ
る。
【0005】画像は所定のフレームの順に、前後のフレ
ームを参照しながら符号化される。過去のフレームから
現在のフレームを予測する場合を前方予測という。これ
とは逆に、未来のフレームから現在のフレームを予測す
る方法を後方予測という。フレーム間予測を用いないで
符号化されるフレームをイントラフレーム(Iフレー
ム)、前方予測により符号化されるフレームを予測フレ
ーム(Pフレーム)と呼ぶ。さらに、前方予測と後方予
測を同時に行って符号化されるフレームを双方向予測フ
レーム(Bフレーム)と呼ぶ。これらの予測による符号
化は、全てマクロブロック毎に行なわれる。マクロブロ
ックとは、図2(a)に示したようにフレームを縦16
画素、横16画素に区切った単位を言う。
【0006】図7は、このような方法により符号化され
た画像データを復号する画像復号装置の従来の構成例を
示すブロック図である。画像復号装置は、ビデオ復号器
700とフレームメモリ710とから構成される。ビデ
オ復号器700は、少なくともバッファ制御部701、
可変長復号器702、スキャン変換器703、逆量子化
器704、逆DCT(Discrete Cosine Transform)部
705、動き補償画像再生部706、表示制御部70
7、及びメモリ制御部709から構成される。フレーム
メモリ710は、バッファメモリ70と3フレーム分
(前述した2つのI,PフレームとBフレーム)の予測
フレームメモリ1,2,3を有する予測フレームメモリ
領域71を有する。また、フレームメモリ710とビデ
オ復号器700とのデータの転送は、メモリ制御部70
9を介して行われる。表示制御部707は、フレームメ
モリ710から、表示するフレームの画像データをメモ
リ制御部709を介して読み込んで復号画像を出力す
る。
【0007】次に、このように構成される画像復号装置
の動作について説明する。ビデオ復号器700に入力さ
れた入力ビットストリームは、バッファ制御部701の
制御により、バッファメモリ70に蓄積される。バッフ
ァメモリ70からは、フレーム毎に蓄積されたデータが
読み出され、読み出されたデータは可変長復号器702
によって可変長復号される。全データが可変長符号化さ
れている訳ではないが、固定長符号もこの可変長復号器
702で復号される。次に、スキャン変換器703によ
り可変調復号されたデータの順序を並び変えた後、逆量
子化器704により逆量子化する。次に、逆量子化した
データを逆DCT部705により逆離散コサイン変換す
る。
【0008】動き補償画像再生部706では、フレーム
間差分のデータを受信した場合は、予め復号されている
予測データを予測フレームメモリ領域71から読み出
し、逆DCT部705で逆離散コサイン変換して復号さ
れた差分画像受信データと加算する。これにより得られ
た再生画像データを、予測フレームメモリ領域71内の
予測データを読み出した予測フレームメモリとは別の予
測フレームメモリに書き込む。例えば、予測フレームメ
モリ領域71内の予測フレームメモリ1から読み出した
場合は、予測フレームメモリ2又は予測フレームメモリ
3に書き込む。これに対して、フレーム内で符号化され
たデータを受信した場合は、逆DCT部705で逆離散
コサイン変換して復号された受信データをそのまま予測
フレームメモリ領域71内の予測フレームメモリに書き
込む。以上のようにして再生画像が再生される。
【0009】図10は、動き補償画像再生部706の内
部構成を示すブロック図である。可変長復号器702か
ら送られた動きベクトル値31をもとに、予測データ読
み出しアドレス生成部305により予測データ33の読
み出しのための予測データアドレス32を求め、これを
メモリ制御部709に出力する。予測データ33は、予
測フレームメモリ領域71からメモリ制御部709を介
して読み出され、予測データメモリ304に格納され
る。
【0010】次に、予測データメモリ304に格納され
た予測データ33は、逆DCT部705から送られる差
分画像データ30と加算器301により加算され、再生
データメモリ302に格納される。再生データ書き込み
アドレス生成部306により、再生データ35の書き込
みアドレスである再生データアドレス34を求めて、こ
のアドレスに再生データ35を書き込む。その後、再生
画像を表示するために表示制御部707は再生画像を予
測フレームメモリ領域71から読み出して表示データを
出力する。
【0011】このような画像復号装置において、画像表
示の際に再生した画像のサイズを解像度変換により縮小
してディスプレイ上に表示を行いたいという要求があ
る。例えば、図8に模式的に示すように、再生された横
720画素、縦480画素のA画像を、縦横それぞれ1
/2に縮小してA画像の1/4の大きさのB画像の様に
表示する場合である。この解像度変換を行う方法とし
て、主に2通りの方法がある。一つは再生された画像デ
ータを単純に間引いて表示データとして出力する方法で
あり、もう一つは再生された画像データに対してフィル
タ処理を行い解像度変換により縮小表示する方法であ
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の縮小画像を得るための解像度変換の方法によれ
ば、前者の画像データを単純に間引いて表示データとし
て出力する方法の場合、表示される縮小画像には折り返
しによるノイズが発生し表示画像の品質が悪くなる問題
がある。
【0013】一方、後者のフィルタ処理を行い解像度変
換を行う方法の場合、フィルタ処理を行う為の別のフレ
ームメモリを必要としたり、あるいは、フィルタ処理用
のフレームメモリの代わりに、数ライン分の画像データ
を格納できるラインメモリ(図7に示したラインメモリ
708)を内蔵する必要があるなど回路規模の増大にな
る。例えば、ラインメモリを用いる場合、縦方向に1/
n倍に縮小するには、nライン以上のラインメモリが必
要となる。
【0014】また、フレームメモリの代わりにラインメ
モリを内蔵したとしても、例えば図8に示すような縦方
向に1/2に縮小する場合、1ライン表示期間中に2ラ
イン分の再生画像データを読み出す必要がある。このた
め、フレームメモリに対する時間当たりの要求データ量
が倍になる。このことは、画像復号装置においてフレー
ムメモリに対するバンド幅をさらに大きくする必要が発
生するので、望ましくない。
【0015】このように、従来の画像復号装置におい
て、再生画像として縮小した表示データを出力しようと
する場合、画質の劣化やフレームメモリに対するバンド
幅の拡大が伴うという欠点があった。
【0016】ここで、図7に示した構成の従来の画像復
号装置における縮小画像処理を、図11を用いて説明す
る。図11は、この従来の画像復号装置において、MP
EG符号化された動画データを復号し、復号された画像
を縮小して表示する場合の動作タイミングを示す説明図
である。
【0017】図11の(1)で、符号化された画像デー
タ入力は、Iフレーム、Pフレーム、Bフレーム、Bフ
レームの順に、前述したようにバッファ制御部701を
介して可変長復号器702に入力される。
【0018】同図(2)で、逆量子化器703、逆DC
T部706、動き補償画像再生部706を介して復号処
理が行われる。この復号処理は、入力された画像データ
に従ってIフレーム、Pフレーム、Bフレーム、Bフレ
ームの順に行われる。
【0019】同図(3)で、復号された原画サイズの画
像データをフレームメモリ710に書き込む。フレーム
メモリ710内の予測フレームメモリ領域71は3フレ
ームの画像データ格納領域すなわち予測フレーム1,
2,3を有し、IフレームとPフレームは、2つの予測
フレームメモリに、例えば予測フレームメモリ1と2に
交互に格納して使用する。Bフレームは、残りの1つの
予測フレームメモリ3に格納する。
【0020】一方、同図(4)に示すように、表示制御
部707による表示処理のためのフレームメモリ710
からの読み出しは、復号処理よりある一定時間遅れて始
まり、フレームの順番を入れ替えてIフレーム、Bフレ
ーム、Bフレーム、Pフレーム、Bフレームの順に読み
出しを行う。この時読み出される画像データの量は全て
のフレームで原画サイズの画像データである。
【0021】また、同図(5)に示すように、予測フレ
ームメモリ1,2,3から読み出された画像データは、
読み出しと同時に縮小処理を行う。
【0022】同図(6)で、縮小処理により得られた縮
小画像を表示制御部707を介して出力する。
【0023】このように、従来の画像復号装置では、縮
小した画像を表示する際にもフレームメモリ710への
書き込み及び読出しは原画サイズで行われる。このた
め、メモリアクセス量が多い。また、縮小処理を表示と
同時に行う必要があるため、表示時間内にその縮小率に
応じたデータ量を読み出す必要がある。従って、ある時
間での単位時間当たりのメモリアクセス量が増加すると
いう難点がある。
【0024】そこで、本発明の目的は、再生画像を縮小
表示する際に、画質を著しく劣化させることなく、且
つ、フレームメモリに対するアクセスを増大させる事無
く、表示画像データを出力可能な画像復号装置を提供す
ることにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係る画像復号装置は、マクロブロック毎
に再生画像データを求め、フレームメモリ内の予測フレ
ームメモリに書き込むのと同時にマクロブロック単位に
解像度変換のフィルタ処理、即ち縮小画像処理を行ない
予測フレーム領域とは別の表示データメモリ領域に書き
込む手段を設けたことを特徴とするものである。
【0026】さらに、上記画像復号装置において、表示
制御部に表示データメモリ領域から読み出したデータに
対するラインメモリを持ち、縮小フィルタ処理を行って
所要の縮小率を有する縮小画像表示データを出力するた
めの手段を設ければ好適である。
【0027】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る画像復号装置
の好適な実施の形態につき、添付図面を参照しながら以
下詳細に説明する。
【0028】<実施の形態1>図1は、本発明に係る画
像復号装置の一実施の形態例を示すブロック図である。
図1に於いて参照符号100はビデオ復号器を示し、画
像復号装置このビデオ復号器100とフレームメモリ1
10から構成され、ビデオ復号器はバッファ制御部10
1、可変長復号器102、スキャン変換器103、逆量
子化器104、逆DCT部105、ブロック縮小器10
6aを内蔵した動き補償画像再生部106、ラインメモ
リ108を内蔵した表示制御部107、およびメモリ制
御部109を有する。なお、このラインメモリ108は
後述する実施の形態2で使用するものであり、本実施例
では特に必要とするものではない。また、フレームメモ
リ110は、バッファメモリ10および2つのI,Pフ
レームを格納する予測フレームメモリ領域11と、3つ
の縮小画像表示用の表示データ1,2,3を格納する表
示データ格納領域12を有する。
【0029】このように構成される画像復号装置で、復
号処理は、バッファ制御部101、可変長復号器10
2、スキャン変換器103、逆量子化器104、逆DC
T部105、動き補償画像再生部106により実行され
る。表示制御部107は、フレームメモリ110から表
示するフレームの画像データを読み込んで復号画像を出
力する。また、フレームメモリ110とのデータの転送
はメモリ制御部109を介して行われる。
【0030】次に、縮小画像表示動作について説明す
る。ここでは従来例同様、図8に示すように再生された
横720画素、縦480画素のA画像を、縦横それぞれ
1/2に縮小してB画像の様に表示する場合を説明す
る。
【0031】A画像の入力ビットストリームは、バッフ
ァメモリ制御部101の制御によりバッファメモリ10
に蓄積される。バッファメモリ10からは、フレーム毎
にデータが読み出され、読み出されたデータは可変長復
号器102によって可変長復号される。全データが可変
長符号化されている訳ではないが、固定長符号もこの可
変長復号器102で復号される。次に、スキャン変換器
103によりデータの順序を並び変えた後、逆量子化器
104により逆量子化される。次に、逆DCT部105
により逆離散コサイン変換される。
【0032】動き補償画像再生部106では、フレーム
間差分を受信した場合は、予め復号されている予測デー
タを予測フレームメモリ領域11から読み出し、受信デ
ータと加算した後、再生画像データを、予測フレームメ
モリ領域11内の予測データを読み出した予測フレーム
メモリとは反対の予測フレームメモリに書き込む。例え
ば、予測フレームメモリ1から読み出した場合は予測フ
レームメモリ2に書き込む。フレーム内で符号化された
データを受信した場合は、受信データをそのまま予測フ
レームメモリに書き込む。
【0033】さらに、本実施例の動き補償画像再生部1
06では、上述の再生した再生画像データに対して後述
する縮小フィルタ処理を行うためのブロック縮小器10
6aを有する。縮小フィルタ処理を終えた表示データ
は、フレームメモリ110内の表示データ格納領域12
に書き込まれる。
【0034】図3は、動き補償画像再生部106の内部
構成を示すブロック図である。可変長復号器102から
送られた動きベクトル値30をもとに、予測データ読み
出しアドレス生成部305により読み出しのための予測
データアドレス32を求め、これをメモリ制御部109
に出力する。予測データ33は、予測フレームメモリ領
域71からメモリ制御部109を介して読み出され、予
測データメモリ304に格納される。
【0035】次に、予測データメモリ304に格納され
た予測データ33は、逆DCT部105から送られる差
分画像データと加算器301により加算され、再生デー
タメモリ302に格納される。再生データ書き込みアド
レス生成部306により、再生データ35の書き込みア
ドレスである再生データアドレス34を求めて、このア
ドレスに再生データ35を書き込む。
【0036】また、本実施例の動き補償画像再生部10
6では、ブロック縮小回路303と表示データ書込みア
ドレス生成部307と表示データメモリ308からなる
ブロック縮小器106aを有している。再生データメモ
リ302の再生データ35は、更にこのブロック縮小器
106a内のブロック縮小回路303に転送する。ブロ
ック縮小回路303では、マクロブロック単位に格納さ
れた再生データ35に対し平均処理を行い、縦横それぞ
れ1/2にした縮小表示データを表示データメモリ30
8に格納する。この縮小表示データ37は、表示データ
書き込みアドレス生成部307により生成される縮小表
示データアドレス36で指示されるフレームメモリ11
0中の表示データ格納領域12に格納する。その後、縮
小表示画像を出力するために、表示制御部107は表示
画像データをフレームメモリ110の表示データ格納領
域12から読み出して表示データを出力する。
【0037】上述のマクロブロック単位での再生データ
と表示データをそれぞれ予測フレーム領域11と表示デ
ータ格納領域12に格納した時の概略イメージを図2の
(a),(b)に示す。マクロブロック単位で、縦横それぞ
れ1/2に縮小されたデータを表示データとして格納す
ることにより、予測フレームデータに対し全体として1
/4のデータ量の表示データを新たに格納する事にな
る。
【0038】動画像符号化では前述の前方予測あるいは
後方予測のフレーム構造があるため表示するフレーム
は、再生画像に対し順番を入れ替える必要がある。従っ
て、画像データ再生時に生成する表示データは、I,
P,Bのフレーム構造分すなわち3面持つ必要がある。
しかし、一方向の予測に使われるフレームはI,Pに限
定されるため2面分確保するだけで十分である。従っ
て、この縮小表示用の表示データ格納領域12をフレー
ムメモリ110内に取ったとしても、従来の3面分持っ
ていたフレームメモリ領域を、2+3/4面分の領域で
済ますことが出来る。
【0039】図4は、上述のブロック縮小回路303の
構成例を示した図である。図4で示すブロック縮小回路
は、Dフリップフロップ401と平均回路402とシフ
トレジスタ403と平均回路404から構成される。マ
クロブロック単位で入力される再生データメモリ302
からの入力データに対して、Dフリップフロップ401
と平均回路402により横方向の2画素の平均を求め
る。その後、マクロブロックの横方向に対して8画素シ
フトするシフトレジスタ403と平均回路404により
縦方向の2画素の平均を求める。この縦横の平均操作に
より縦16画素、横16画素のマクロブロックデータを
縦8画素、横8画素の縮小表示用の表示データに変換す
る。
【0040】この平均操作の様子を示したのが図5であ
る。同図中に黒丸で示した画素501−504の4画素
の平均が、同図中に三角で示した画素505として表示
データになる。表示制御部107は、メモリ110の表
示データ格納領域12に格納された縮小画像表示用の表
示データを読み出して出力することで、縮小表示画像出
力を得ることが出来る。
【0041】ここで、本実施の形態例の画像復号装置に
おけるMPEG符号化された動画データを復号し、復号
された画像を縮小して表示する場合の動作タイミング
を、図12に示す。
【0042】図12の(1)で、従来例と同様に、符号
化された画像データ入力は、Iフレーム、Pフレーム、
Bフレーム、Bフレームの順に、前述したようにバッフ
ァ制御部101を介して可変長復号器102に入力され
る。
【0043】同図(2)で、逆量子化器103、逆DC
T部106、動き補償画像再生部106を介して復号処
理が行われる。この復号処理は、入力された画像データ
に従ってIフレーム、Pフレーム、Bフレーム、Bフレ
ームの順に行われる。
【0044】同図(3)で、同図(2)の復号処理動作
の時に前述したマクロブロック単位での縮小処理も同時
に行い、Iフレーム、Pフレーム、Bフレームの縮小し
た画像データを作成する。
【0045】同図(4)において、復号した画像データ
は次のようにフレームメモリ110に格納される。Iフ
レームとPフレームは、従来と同様に原画サイズの画像
データをフレームメモリ110内の2つの予測フレーム
メモリに格納する。例えば予測フレームメモリ1と2に
交互に格納して使用する。この時、Bフレームは原画サ
イズの画像データの格納は行わない。この原画サイズの
画像データは、画像復号時にリファレンスデータとして
用いるために必要であり、表示はしないからである。
【0046】また同時に、同図(5)に示すように、縮
小したI,P,Bフレームの縮小画像データは、フレー
ムメモリ110の表示データ1,2,3にそれぞれ格納
する。これらの縮小画像データは、表示の際に読み出さ
れるデータである。
【0047】次に、同図(6)で、表示データ格納領域
12内の表示データ1,2,3に格納された縮小画像デ
ータを表示するために、表示するフレームの並び順に読
み出してそのまま表示する。
【0048】このように、本実施の形態例の画像復号装
置では縮小画像データを表示する場合、図11に示した
従来の動作タイミングと比較して分かるように、原画サ
イズのデータのフレームメモリ110へのアクセスを削
減することが可能となる。
【0049】以上説明した本実施の形態例の画像復号化
装置によれば、画像再生の際の動き補償画像再生部10
6で再生画像と同時に表示用の縮小データを作り、フレ
ームメモリ110にこれらのデータを格納する。
【0050】表示用の縮小データの書き込みの際に、再
生データをフレームメモリ110内の予測フレームメモ
リ領域11に格納するためのメモリアクセスに加え、表
示用の縮小データを表示データ格納領域12に格納する
ためのメモリアクセスが加わる。このためフレームメモ
リ110への書き込み時点でのメモリアクセス量は、1
+1/4フレームになる。縮小データ表示の際の読み出
し時には、1ライン読み出し期間に半ライン分のデータ
を読むだけで済み、総合的にメモリアクセス量を減らす
事が出来る。
【0051】上述の説明では再生画像に対し、1/2の
表示画像を出力する例を示したが、本実施の形態例の画
像復号装置中のブロック縮小回路の構成を変更すること
により縮小率を1/4,1/8等の2のべき乗単位で縮
小するのは、容易であることは明白である。
【0052】<実施の形態2>図9は本発明に係る画像
復号装置の別の実施の形態例を示すブロック図であり、
図1に示した画像復号装置の動き補償画像再生部106
と、フレームメモリ110の予測フレーム領域11及び
表示データ格納領域12と、表示制御部107とのデー
タパスを抜き出して示している。前述した実施の形態1
の例では、再生画像データを縦横それぞれ1/2のサイ
ズに縮小して表示出力を行う場合について説明した。こ
れに対して本実施の形態例は、画像縮小のサイズが2の
べき乗でない表示出力を行う場合である。以下、再生画
像を2/5に縮小して表示する場合を一例にあげて説明
する。
【0053】一般に、縮小率が2のべき乗でない場合、
ブロック復号されたマクロブロック単位で任意の縮小率
のデータを作成するのは困難であり、しかも表示される
画像でブロックの境界が目立ってしまう難点がある。
【0054】そこで、本実施の形態例において、動き補
償画像再生部106では与えられた縮小率に近い2のべ
き乗の縮小処理だけを行い、その後表示制御部107に
てデータ補間を行って、任意の縮小画像表示が可能とな
るように構成する。すなわち、水平フィルタ901、ラ
インメモリ108、および垂直フィルタ903を、ビデ
オ復号器100の表示制御部107内に設けた構成とし
ている。
【0055】再生画像を原画サイズの2/5に縮小して
表示する例では、まずブロック縮小回路303において
原画サイズのI,P,Bフレームの再生画像データを前
述した実施の形態1の例と同様に、縦横それぞれ1/2
に縮小する。そして、原画サイズのI,Pフレームを予
測フレームメモリ1,2に格納すると共に、縦横それぞ
れ1/2に縮小したI,P,Bフレームの縮小画像表示
データを表示データ格納領域12の表示データ1,2,
3に格納する。
【0056】その後、表示制御部107では、表示デー
タ格納領域12から読み出した縮小画像データを横方向
に水平フィルタ901により4/5に縮小した後、ライ
ンメモリ902と垂直フィルタ903により縦方向に4
/5の縮小を行う。これにより得られる縮小表示画像
は、(1/2)×(4/5)となり、結局、縦横それぞ
れ2/5に縮小した表示画像が得られる。
【0057】図6は、上述の表示制御部107の構成の
一例を示したブロック図である。表示制御部は、遅延線
となる複数個のDフリップフロップ607A,607
B,607C、遅延線の各タップに適当なタップ係数を
乗じる係数乗算器608A,608B、及び各乗算器の
結果を足し合わせる加算器609からなるトランスバー
サルフィルタ構成の水平フィルタと、ラインメモリ60
1と、係数乗算器603A,603B、及び加算器60
6からなる垂直フィルタとにより構成することが出来
る。
【0058】以上、本発明の好適な実施の形態例につい
て説明したが、本発明は前記実施の形態例に限定される
ことなく、本発明の精神を逸脱しない範囲内において種
々の設計変更をなし得ることは勿論である。
【0059】
【発明の効果】前述した実施の形態例から明らかなよう
に、本発明の画像復号装置は動画像復号処理に於ける動
き補償処理時に、縮小した画像データをマクロブロック
単位に演算して縮小画像表示用メモリに格納する。これ
により、縮小画像データを表示する際に縮小データの演
算を行う必要がない。すなわち、本発明の画像復号装置
は、再生した画像に対して縮小画像を生成する演算を表
示制御部だけで行う必要がない。このため、表示制御部
に於けるラインメモリ等の回路規模を削減可能にするだ
けでなく、表示制御部に於けるフレームメモリへのアク
セスの時間制約も緩和することが可能である。
【0060】さらに、得られる縮小画像の画質は単純な
間引き処理等によって発生する折り返しノイズを発生し
ない縮小画像を表示可能である。
【0061】また、簡略した表示制御時の演算を行うだ
けで、任意倍率の縮小画像データを画質を損ねることな
く表示することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像復号装置の一実施の形態例を
示すブロック図である。
【図2】図1に示した画像復号装置のフレームメモリに
格納する画像データの概略構成図である。
【図3】図1に示した画像復号装置の動き補償画像再生
部の構成を示すブロック図である。
【図4】図1に示した画像復号装置のブロック縮小回路
の構成例を示す図である。
【図5】図4に示したブロック縮小回路における平均操
作の様子を模式的に示す説明図である。
【図6】本発明に係る画像復号装置の別の実施の形態例
の表示制御部の構成を示すブロック図である。
【図7】従来の画像復号装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図8】縮小画像の表示例を示す図
【図9】本発明に係る画像復号装置の別の実施の形態例
を示す要部ブロック図である。
【図10】図7に示した従来の動き補償画像再生部の構
成を示すブロック図である。
【図11】図7に示した従来の画像復号装置において復
号処理から画像を縮小表示するまでの動作タイミングを
模式的に示した図である。
【図12】図1に示した本発明に係る画像復号装置にお
いて復号処理から画像を縮小表示するまでの動作タイミ
ングを模式的に示した図である。
【符号の説明】
10,70…バッファメモリ、11,71…予測フレー
ムメモリ領域、12…表示データ格納領域、30…差分
画像データ、31…動きベクトル値、32…予測データ
アドレス、33…予測データ、34…再生データアドレ
ス、35…再生データ、36…縮小表示データアドレ
ス、37…縮小表示データ、100,700…ビデオ復
号器、101,701…バッファ制御部、102,70
2…可変長復号器、103,703…スキャン変換器、
104,704…逆量子化器、105,705…逆DC
T部、106,706…動き補償画像再生部、106a
…ブロック縮小器、107,707…表示制御部、10
8…ラインメモリ、109,709…メモリ制御部、1
10,710…フレームメモリ、301…加算器、30
2…再生データメモリ、303…ブロック縮小回路、3
04…予測データメモリ、305,306,307…ア
ドレス生成部、308…表示データメモリ、401…D
フリップフロップ、402,404…平均回路、403
…シフトレジスタ、501,502,503,504…
再生データ画素、505…縮小データ画素、603A,
603B…係数乗算器、606…加算器、607A,6
07B…Dフリップフロップ、608A,608B,6
08C…係数乗算器、609…加算器、901…水平フ
ィルタ、903…垂直フィルタ。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮されたディジタル画像データを復号す
    る画像復号装置において、 画像を所定のマクロブロックに分割してマクロブロック
    毎に再生データを復号し、この復号した再生データを予
    測フレームメモリに記憶させる際にマクロブロック毎に
    縮小演算を行って縮小画像データを求め、求めた縮小画
    像データを予測フレームメモリとは別の表示データメモ
    リ領域に書き込む手段を備えたこと特徴とする画像復号
    装置。
  2. 【請求項2】前記表示データメモリ領域から読み出した
    縮小画像データに対するラインメモリをさらに備えてな
    る請求項1に記載の画像復号装置。
  3. 【請求項3】マクロブロック毎に縮小演算する前記縮小
    画像データの縮小率は2のべき乗を単位とする請求項1
    に記載の画像復号装置。
  4. 【請求項4】マクロブロック毎の前記縮小演算は隣接画
    素データとの平均演算である請求項1〜3のいずれか1
    項に記載の画像復号装置。
  5. 【請求項5】符号化された画像データのビット列である
    入力ビットストリームの入力データがフレーム毎に格納
    されたバッファメモリと、入力データを復号処理して得
    られた再生画像の予測フレームが格納された予測フレー
    ムメモリ領域とを少なくとも備えたフレームメモリと、 前記入力データをフレーム毎に前記フレームメモリ内の
    バッファメモリに格納及び読出し制御するためのバッフ
    ァ制御部と、前記フレームメモリとの間のデータ等の入
    出力を制御するためのメモリ制御部と、前記入力データ
    がフレーム毎に蓄積されたバッファメモリから読み出し
    た入力データを可変長復号する可変長復号器と、可変長
    復号されたデータの順序を並び変えるスキャン変換器
    と、並び変えたデータをマクロブロック毎に逆量子化す
    る逆量子化器と、逆量子化したデータを逆離散コサイン
    変換する逆DCT部と、フレーム間差分データを受信し
    た場合に前記予測フレームメモリ領域の予測フレームメ
    モリから予め復号された予測データを読み出して逆DC
    T部の出力である差分画像データと加算して得られた再
    生画像データを予測フレームメモリ領域の別の予測フレ
    ームメモリに書込み、フレーム内符号化データを受信し
    た場合は逆DCT変換した再生画像データをそのまま予
    測フレームメモリ領域の予測フレームメモリに書き込む
    ように構成された動き補償画像再生部と、再生画像デー
    タを表示するための表示制御部を少なくとも有する画像
    復号装置において、 前記再生画像データを予測フレームメモリに書き込む際
    に、再生画像データからマクロブロック毎に表示用の縮
    小画像データを求めるブロック縮小器を前記動き補償画
    像再生部に設け、かつ、 前記表示用の縮小画像データを格納する表示データ格納
    領域を前記フレームメモリ内に設けたことを特徴とする
    画像復号装置。
  6. 【請求項6】前記表示制御部に、前記縮小画像のサイズ
    を変更するための縮小フィルタ処理に用いるラインメモ
    リを備えてなる請求項5に記載の画像復号装置。
  7. 【請求項7】前記ブロック縮小器は、マクロブロック毎
    の再生画像データに対し平均処理を行い縦横を2のべき
    乗に縮小した縮小表示データを求めるブロック縮小回路
    と、該ブロック縮小回路の出力するマクロブロックごと
    の縮小表示データを格納する表示データメモリと、該表
    示データメモリに格納された縮小表示データを前記フレ
    ームメモリ内の表示データ格納領域に書き込むためのア
    ドレスを生成する表示データ書込みアドレス生成部と、
    からなる請求項5または請求項6に記載の画像復号装
    置。
  8. 【請求項8】前記ブロック縮小回路は、マクロブロック
    毎の前記再生画像データを入力とするDフリップフロッ
    プと、該Dフリップフロップの出力と前記再生画像デー
    タとの平均処理を行う第1の平均回路と、該第1の平均
    回路の出力を入力とするシフトレジスタと、該シフトレ
    ジスタの出力と前記第1の平均回路の出力との平均処理
    を行い前記縮小表示データを出力する第2の平均回路
    と、からなる請求項7に記載の画像復号装置。
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