JP2830883B2 - 動画像符号化装置及びその復号装置 - Google Patents
動画像符号化装置及びその復号装置Info
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Description
として使用され、動画像信号をより少ない符号量で効率
的に符号化する動画像信号の符号化装置及びその復号装
置に関するものである。
号のフレーム間の相関を利用し、符号化されるフレーム
を符号化の済んだフレームで予測して、予測誤差のみを
符号化するフレーム間予測符号化がある。近年はさら
に、画像を動きに合わせて移動させて予測する動き補償
フレーム間予測が一般的になってきている。しかし、蓄
積メディアを対象とした符号化では、数フレーム毎にフ
レーム間予測をしないでフレーム内独立符号化を行い、
ランダムアクセスや高速サーチに対応させる。その符号
化装置の構成例を図5に示す。
減算器13に導かれ、切り替えスイッチ35から来る予
測信号が減算される。予測残差である減算器13の出力
は、フレーム内符号化器4で符号化され圧縮された符号
化データとなる。そのデータはデータ出力端子7から出
力されると共にフレーム内復号器15で再生された予測
残差となり、残差加算器16で予測信号が加算され再生
された画像信号となる。再生された画像信号はフレーム
メモリー17に蓄えられ、1フレーム遅延させられた
後、切り替えスイッチ35のP端子に導かれる。
分離された同期信号によって制御され、N(4〜15)
フレームに一度の独立フレームでは可動端子Sは固定端
子I側に接続され、他の予測フレームではP側に接続さ
れる。ここでPには1フレーム前の再生画像信号が入力
されているので、Pが選択されるとフレーム間予測とな
る。Iには固定値(O)が接続されているので、減算器
13の出力は入力画像信号と同じになり、フレーム内独
立符号化となる。
端子30より入力された符号化データは、フレーム内復
号器15で復号され、残差加算器16で切り替えスイッ
チ35から供給される予測信号が加算され、再生画像信
号となる。その信号は再生画像信号出力端子32より出
力されると共にフレームメモリー17に蓄えられ、1フ
レーム遅延させられた後切り替えスイッチ35を通って
残差加算器16に入力される。切り替えスイッチ35は
入力データより分離されたフレーム同期信号で符号化器
と同様に制御される。
内符号化器4では、まずDCTが行われ、その変換出力
を量子化し、ハフマン符号などで可変長符号化する。復
号装置のフレーム内復号化器15では、まず可変長符号
を復号し、固定長符号を量子化代表値に置き換え、さら
に逆DCTして再生信号を得る。ここで、処理単位はフ
レームとしたが、インターレース信号のフィールドでも
同様である。
号化方式は定期的に独立フレームがあるが、独立フレー
ムは予測フレームより発生するデータ量が多くなるの
で、独立フレームを増やしランダムアクセスなどの機能
性を良くしようとすると、その分符号化効率が悪くな
る。これに対し、本発明と同一出願人による先願(特願
平3−125393号,発明の名称「高能率符号化装置
及び復号化装置」)ではこの点の解決方法として、独立
フレームにおいてもフレーム間相関を利用し、符号化器
での量子化誤差成分の減算及び復号化器でのフレーム間
画像加算を行い、量子化を粗くしても画質を保ちつつ、
符号化効率を改善している。
算で行われる時間軸LPFの通過帯域を狭くすると、画
像変化が少ない場合は改善効果を上げることができる
が、画像が変化していると適切な処理とならず画像が大
きく劣化してしまう可能性がある。したがって、時間軸
LPFの通過帯域はあまり狭くできず、その結果、効果
も少なくなる。
で、復号化装置で行うフレーム間加算を符号化装置でも
行い、入力画像信号からその加算された信号を減算し、
残差成分を符号化して伝送することで、フレーム間加算
で実現される時間軸LPFの通過帯域を狭くした場合に
生じる弊害が補償され、画質上の問題なく通過帯域を狭
くでき、この結果、符号化効率を改善しデータ量をより
少なくすることができる動画像符号化装置及びその復号
装置を提供することを目的とするものである。
成するためになされたもので、動画像信号の符号化装置
であって、入力画像信号を符号化して画像符号化データ
を得る画像符号化手段と、前記画像符号化データを復号
して局部復号画像信号を得る画像復号手段と、時間軸加
算信号を得る時間軸加算手段と、前記入力画像信号から
前記時間軸加算信号を減算して残差信号を得る減算手段
と、前記残差信号を符号化して残差符号化データを得る
残差符号化手段と、前記残差符号化データを復号して前
記時間軸加算信号と加算して局部再生画像信号を得、画
像メモリに記憶する画像間予測手段とを備え、前記時間
軸加算手段は、前記画像復号手段から出力される局部復
号画像信号と前記画像間予測手段の画像メモリから出力
される局部再生画像信号とを加算して、時間軸加算信号
を得ることを特徴とする動画像符号化装置を提供するも
のである。
された動画像信号の復号装置であって、入力された画像
符号化データを復号して復号画像信号を得る画像復号手
段と、入力された残差符号化データを復号して復号残差
信号を得る残差復号手段と、時間軸加算信号を得る時間
軸加算手段と、前記復号残差信号と前記時間軸加算信号
とを加算して再生画像信号を得る残差加算手段と、前記
再生画像信号から予測画像信号を生成して画像メモリに
記憶する画像間予測手段とを備え、前記時間軸加算手段
は、前記画像復号手段から出力される復号画像信号と前
記画像間予測手段の画像メモリから出力される予測画像
信号とを加算して前記時間軸加算信号を得ることを特徴
とする動画像復号装置を提供するものである。
前記入力画像信号をサブサンプルして前記画像符号化手
段に与えるサブサンプル手段と、前記局部復号画像信号
の画素を補間して前記入力画像信号と同じ画素数にして
から前記時間軸加算手段に与える補間手段とを有するこ
とを特徴とする動画像符号化装置を提供するものであ
る。
記画像復号手段から出力される復号画像信号を、前記再
生画像信号と同じ画素数になるように補間してから前記
時間軸加算手段に与える補間手段を有することを特徴と
する動画像復号装置を提供するものである。
も行い、入力画像信号からその加算された信号を減算
し、残差成分を符号化して伝送することで、復号器での
加算処理の弊害が補償されるので、フレーム間加算で実
現される時間軸LPFの通過帯域を狭くしても画質上の
問題が生じない。そのため、入力画像信号を符号化及び
復号してフレーム間加算される画像信号を得る場合に、
前記符号化は、量子化を粗くしても時間軸LPFの効果
で画質を保つことができ、符号化データ量をより少なく
することができる。また、入力画像信号として予測フレ
ームと独立フレームの両方がある場合、独立フレームを
増やしても効率があまり下がらないので、ランダムアク
セスなどの機能性を高めることもできる。
ブロック図である。図5の従来例と同一部分には同一符
号を付して示す。図5の符号化装置とは、符号化器及び
局部復号部が二系統(4、5および14、15、16)
づつあり、2つのフレームの信号を、動静判定器9によ
る動静判定に応じて混合比を変えて加算する時間軸加算
手段(9、10、11、12)がある点が異なる。
力された画像信号は、フレーム内符号化器4および減算
器13に供給される。フレーム内符号化器4は、入力画
像信号をフレーム内符号化し、空間的に冗長が取り除か
れた符号化データをマルチプレクサ6に出力すると共
に、フレーム内復号器5へも出力している。フレーム内
符号化器4の内部処理は、従来例と同じである。フレー
ム内復号器5は、フレーム内符号化された信号を復号
し、入力されたフレームの再生画像信号を動静判定器9
と乗算器10に与える。一方、フレームメモリー(F
M)17に蓄られているすでに復号された他のフレーム
の局部再生画像信号は、予測画像信号として動静判定器
9と乗算器12とに与えられる。後に詳述する如く、動
静判定器9は2つの画像信号の適合度を画素毎に判断
し、乗算器10と12に混合係数(1−k)とkを与え
る。乗算器10と12は2つのフレームの再生画像信号
を画素毎に(1−k)倍とk倍し加算器11に出力す
る。加算器11はそれらを加算し、加算結果である時間
軸加算信号を減算器13の減算入力端子と残差加算器1
6とに出力する。
入力端子50より供給される現在のフレームの再生画像
と、他信号入力端子51より供給される他のフレームの
再生画像とについて、減算器52で差信号が求められ
る。差信号は絶対値化非線形変換器53で、絶対値化さ
れた後、微小差に対しては不感で、特に大きな差はリミ
ットする特性で非線形変換され、空間LPF54に導か
れる。空間LPF54では、空間的な変化が滑らかにさ
れ、その出力は非線形変換55でゲイン調整され、前記
kが0以上1以下の範囲で(1−k)とkが得られ、係
数出力端子56、57より出力される。具体的には、前
記現在フレームの再生画像(局部復号画像)と前記他フ
レームの再生画像(局部再生画像)との間の動きについ
て、完全に静と判定されたときkは0.2程度、完全に
動と判定されたときkは1.0とし、動静が必ずしも明
確でない場合はkはその間の値となる。空間LPFによ
り、kはフレーム内符化のDCTブロックとは関係な
く、画素毎にスムーズに変化する。ブロックの内部でフ
レーム間の適合度が変わっても対応できる。
入力画像信号から加算器11より出力される時間軸加算
信号を減算し、フレーム内符号化器14へ出力してい
る。フレーム内符号化器14は、残差信号をフレーム内
符号化し、符号化データをマルチプレクサ6に出力する
と共に、フレーム内復号器15へも出力している。マル
チプレクサ6はフレーム内符号化器4から与えられる画
像信号の符号化データと、前記残差信号の符号化データ
を多重化しデータ出力端子7を介して符号化データを復
号装置に向けて出力する。フレーム内復号器15は、フ
レーム内符号化された信号を復号し、再生残差信号を得
て、加算器16へ供給している。加算器16は、前記再
生残差信号とそれに対応する時間軸加算信号を加算し、
局部再生画像信号を得て、フレームメモリー17へ供給
している。フレームメモリー17は、局部再生画像信号
をフレーム単位で遅延した信号を予測画像信号として出
力する。なお、本実施例の符号化装置では、前述した先
願のように他のフレームの量子化誤差をフレーム内符号
化前に減算する処理は行っていないが、追加して行うこ
ともでき、そうすれば画質はさらに改善される。
る復号装置の実施例を示すブロック図である。図1、図
5と同一部分には同一符号を付して示す。図2におい
て、データ入力端子30を通って符号化装置より伝送さ
れた符号化データ信号が入来し、デマルチプレクサ31
で多重化されていた符号化データから画像符号化データ
と残差符号化データとに分解される。画像符号化データ
はフレーム内復号器5へ、残差符号化データはフレーム
内復号器15へ供給されている。
9、乗算器10、12、加算器11、16、フレームメ
モリー17の動作は図1の符号化器と同じである。加算
器16より得られる再生画像信号は、再生画像信号出力
端子32を介して出力されると共に、フレームメモリー
17へ供給されている。フレームメモリー17は、再生
画像信号をフレーム単位で遅延した信号を予測画像信号
として動静判定器9と乗算器12とに供給する。
号装置によれば、復号装置で行うフレーム間加算を符号
化装置でも行い、入力画像信号からその加算された信号
を減算し、残差成分を符号化して伝送することで、復号
装置での加算処理の弊害が補償されるので、フレーム間
加算で実現される時間軸LPFの通過帯域を狭くして
も、即ち時間軸加算において符号化対象フレームとは時
間的に異なる方のフレームの混合割合を多くしても、画
質上の問題が生じない。そのため、フレーム内符号化器
4、フレーム内復号器5における符号化、復号化の量子
化を粗くしても時間軸LPFの効果で画質を保つことが
でき、符号化データ量をより少なくすることができる。
ブロック図である。図1と同一部分には同一符号を付し
て示す。図1に示す第1の実施例との相違は、フレーム
内符号化器4でフレーム内独立符号化されるのがサブサ
ンプルされた低い周波数成分のみになり、高い周波数成
分についてはフレーム内符号化器14でフレーム間予測
符号化が行われる。加算器21から出力される時間軸加
算信号の内、低周波成分は補間器8の出力とLPF19
の出力とが適応的に加算されたものであり、高周波数成
分は動き補償器18から出力される予測画像信号の高周
波成分である。前記時間軸加算信号と入力画像信号との
差分がフレーム内符号化器14で符号化される。
力される。LPF2で入力画像信号はサブサンプルの前
処理に相当する空間周波数に帯域制限され、サブサンプ
ル器3に入力される。サブサンプル器3では垂直水平と
も1/2のサブサンプルが行われる。サブサンプル器3
の出力はフレーム内符号化器4に入力される。フレーム
内符号化4では図1と同様にフレーム内符号化をおこな
い、出力である低い周波数成分の符号化データは、マル
チプレクサ6を介して復号装置側に伝送されると共にフ
レーム内復号器5に送られる。フレーム内符号化器4は
サブサンプルされた画像に対するもので、処理する画素
数は入力画像信号の1/4になっている。
された信号を復号し、入力されたフレームの再生画像信
号を補間器8に与える。補間器8はサブサンプル器3で
なくなった画素を補間して作り、元の画像と同じ画素数
にする。補間器の出力は動静判定器9と乗算器10に与
える。一方、フレームメモリー(FM)17に蓄られて
いるすでに復号された他のフレームの局部再生画像信号
は、動き補償器18に入力される。動き補償器18では
動きベクトルを検出し、そのベクトルにしたがってブロ
ック毎で画像を移動させる。動き補償された信号は予測
画像信号としてLPF19と減算器20の被減算入力端
子に入力される。また、動きベクトル情報はマルチプレ
クサ6にも与えられる。
が行われ、その出力は動静判定器9、乗算器12、減算
器20の減算入力端子に与えられる。動静判定器9、乗
算器10,12、加算器11の動作は第1図と同じであ
る。減算器20ではLPF19の出力である低い成分
が、動き補償信号から減算され、高い周波数成分の動き
補償されたフレーム間予測信号が加算器21に与えられ
る。
い周波数成分の時間軸加算信号と、減算器20の出力で
ある高い周波数成分の動き補償フレーム間予測信号が加
算され、その出力は減算器13の減算入力端子と残差加
算器16とに与えられる。減算器13では入力画像信号
から加算器21の出力を減算して残差信号を得、フレー
ム内符号化器14に与える。フレーム内符号化器14で
は残差信号がフレーム内符号化され、その出力はマルチ
プレクサ6とフレーム内復号器15とに与えられる。フ
レーム内符号化器15は入力画像信号に対する残差を符
号化するものであり、処理する画素数は入力画像信号と
同じである。
と動きベクトルデータを多重化し、データ出力端子7を
介して復号装置側に伝送する。フレーム内復号器15で
復号された残差は、加算器16で加算器21の出力と加
算されて局部再生画像信号となり、フレームメモリー1
7でフレーム単位で遅延される。
る復号装置の実施例を示すブロック図である。図2の復
号装置と比較して、補間器8,動き補償器33、LPF
19、減算器20が加わっている点が異なる。
は、デマルチプレクサ31で低い周波数成分の画像符号
化データ、残差符号化データ、動きベクトルデータに分
解され、低い周波数成分の画像符号化データはフレーム
内復号器5へ、残差符号化データはフレーム内復号器1
5へ、動きベクトルデータは動き補償器33に与えられ
る。
復号器5、15、補間器8、動静判定器9、乗算器1
0,12、加算器11、フレームメモリ17、LPF1
9、減算器20、加算器16、21の動作は図3の場合
と同じである。動き補償器33は動きベクトル検出はせ
ず、動きベクトルデータを受取り動き補償動作のみをし
て、予測画像信号として出力する。使われる動きベクト
ルデータは図3のものと同じなので、動き補償された信
号は同じになる。加算器16で得られた再生画像信号は
フレームメモリー17に蓄えられると共に、再生画像信
号出力32から出力される。
号装置によっても、第1の実施例と同様に、一方の符号
化器(ここではフレーム内符号化器4)で、フレーム間
加算される画像信号を形成するために行われる符号化
は、量子化を粗くしても時間軸LPFの効果で画質を保
つことができ、符号化データ量をより少なくすることが
できる。さらに、フレーム内独立符号化の対象を低い周
波数成分のみとしたので、高い周波数成分のフレーム間
予測残差と低い周波数の時間軸加算残差は、一体化して
符号化でき極めて合理的である。 <第3の実施例> フレーム飛び越し巡回型予測(Pフレーム)と、その間
の非巡回型予測(Bフレーム)を組み合わせるISO/
IECのMPEG規格のような符号化で、Pフレーム部
分に第1や第2の実施例を適用することが考えられる。
BフレームはPフレームの画像から予測する必要がある
が、両実施例とも(局部)再生画像信号がフレームメモ
リー17に蓄積されており、それを使ってBフレームの
予測を行うことができる。したがって、Pフレーム部分
を本発明の実施例のように変更してもBは従来と同様の
符号化、復号化になる。一方、Pフレームを第1や第2
の実施例で置き換えることにより、Pフレームがすべて
フレーム内で符号化された独立フレームになり、ランダ
ムアクセスや高速サーチなど、機能的に優れたものにな
る。
は、復号器で行うフレーム間加算を符号化装置でも行
い、入力画像信号からその加算された信号を減算し、残
差成分を符号化して伝送することで、復号装置での加算
処理の弊害が補償されるので、フレーム間加算で実現さ
れる時間軸LPFの通過帯域を狭くしても画質上の問題
が生じない。そのため、そのため、入力画像信号を符号
化及び復号してフレーム間加算される画像信号を得る場
合に、前記符号化は、量子化を粗くしても時間軸LPF
の効果で画質を保つことができ、符号化データ量をより
少なくすることができる。また、独立フレームを低い周
波数成分のみとした場合、高い周波数成分のフレーム間
予測残差と低い周波数の時間軸加算残差は、一体化して
符号化でき合理的である。入力画像信号に予測フレーム
と独立フレームの両方がある場合、独立フレームを増や
しても符号化効率があまり下がらないので、結果として
ランダムアクセスなどの機能性を高めることもできる。
以上説明の如く、本発明の動画像符号化装置及び復号装
置は、実用上極めて優れた効果を有するものである。
すブロック図である。
ブロック図である。
すブロック図である。
ブロック図である。
ある。
る。
ンプル器、 4,14…フレーム内符号化器、 5,15…フレーム内復号化器、6…マルチプレクサ、 7…データ出力端子、8…補間器、9…動静判定器、 10,12…乗算器、11,21…加算器、 13,20,52…減算器、16…残差加算器、 17…フレームメモリー、18,33…動き補償器、 30…データ入力端子、31…デマルチプレクサ、 32…再生画像信号出力端子、35…切り換えスイッ
チ、 50…現信号入力端子、51…他信号入力端子、 53…絶対値化非線形変換器、54…空間LPF、 55…非線形変換器、56,57…係数出力端子。
Claims (4)
- 【請求項1】動画像信号の符号化装置であって、 入力画像信号を符号化して画像符号化データを得る画像
符号化手段と、 前記画像符号化データを復号して局部復号画像信号を得
る画像復号手段と、 時間軸加算信号を得る時間軸加算手段と、 前記入力画像信号から前記時間軸加算信号を減算して残
差信号を得る減算手段と、 前記残差信号を符号化して残差符号化データを得る残差
符号化手段と、 前記残差符号化データを復号して前記時間軸加算信号と
加算して局部再生画像信号を得、画像メモリに記憶する
画像間予測手段とを備え、 前記時間軸加算手段は、前記画像復号手段から出力され
る局部復号画像信号と前記画像メモリから出力される局
部再生画像信号とを加算して、時間軸加算信号を得るこ
とを特徴とする動画像符号化装置。 - 【請求項2】請求項1記載の動画像符号化装置で符号化
された動画像信号の復号装置であって、 入力された画像符号化データを復号して復号画像信号を
得る画像復号手段と、 入力された残差符号化データを復号して復号残差信号を
得る残差復号手段と、 時間軸加算信号を得る時間軸加算手段と、 前記復号残差信号と前記時間軸加算信号とを加算して再
生画像信号を得る残差加算手段と、 前記再生画像信号から予測画像信号を生成して画像メモ
リに記憶する画像間予測手段とを備え、 前記時間軸加算手段は、前記画像復号手段から出力され
る復号画像信号と前記画像メモリから出力される予測画
像信号とを加算して前記時間軸加算信号を得ることを特
徴とする動画像復号装置。 - 【請求項3】前記入力画像信号をサブサンプルして前記
画像符号化手段に与えるサブサンプル手段と、前記局部
復号画像信号の画素を補間して前記入力画像信号と同じ
画素数にしてから前記時間軸加算手段に与える補間手段
とを有することを特徴とする請求項1記載の動画像符号
化装置。 - 【請求項4】前記画像復号手段から出力される復号画像
信号を、前記再生画像信号と同じ画素数になるように補
間してから前記時間軸加算手段に与える補間手段を有す
ることを特徴とする請求項2記載の動画像復号装置。
Priority Applications (10)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31360991A JP2830883B2 (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 動画像符号化装置及びその復号装置 |
DE1992629255 DE69229255T2 (de) | 1991-10-31 | 1992-10-30 | Kodierungs- und Dekodierungseinrichtung für ein Videosignal |
EP19920309970 EP0540358B1 (en) | 1991-10-31 | 1992-10-30 | Video signal coding apparatus and decoding apparatus |
EP19980200029 EP0847202B1 (en) | 1991-10-31 | 1992-10-30 | Video signal coding apparatus and decoding apparatus and corresponding methods |
DE1992632540 DE69232540T2 (de) | 1991-10-31 | 1992-10-30 | Kodierungs- und Dekodierungseinrichtung für Videosignal und entsprechende Verfahren |
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