JPH02301280A - 動画像信号の符号化・復号化方式 - Google Patents

動画像信号の符号化・復号化方式

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JPH02301280A
JPH02301280A JP1122436A JP12243689A JPH02301280A JP H02301280 A JPH02301280 A JP H02301280A JP 1122436 A JP1122436 A JP 1122436A JP 12243689 A JP12243689 A JP 12243689A JP H02301280 A JPH02301280 A JP H02301280A
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signal
filter
decoding
decoded
time
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Mutsumi Ota
睦 太田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は動画像信号の符号化・復号化方式に関する。
(従来の技術) 動画像信号を低いビットレートで符号化する方式として
フレーム間予測符号化方式がある。これは動画像を構成
する各隣接フレーム間の差分信号を符号化する方式であ
る。例えば1987年度画像符号化シンポジウム予稿集
掲載の6−1、大久保栄、[テレビ会議・テレビ電話用
符号化の国際標準化動向](文献1)に示されている通
り、この方式を基本とした動画像の低いビットレート伝
送が一般的である。フレーム間予測符号化方式を基本と
して、テレビジョン学会誌、vol、39.1985年
10月号掲載の古閑敏夫他[動き補償フレーム間・フレ
ーム内適応予測とエントロピー符号化」(文献2)記載
の動きベクトルを用いた動き補償フレーム間予測符号化
方式、またフレーム間予測符号化方式とフレーム内予測
符号化方式とを適応的に切り換えるフレーム間/フレー
ム内適応予測符号化方式、また文献1に記載のフレーム
間予測誤差信号に直交変換符号化方式を用いるハイブリ
ッド符号化方式等が用いられ′ている。また文献1によ
れば低域通過型のフィルタを符号化ループ及び復号化ル
ープの中に用いることで量子化雑音を除去し、良好な復
号画像を得ることが出来るという。
以上の技術は主に伝送を目的とした符号化方式に用いら
れている。しかしこのフレーム間予測符号化方式は記録
、再生を目的とした用途にも応用できる。すなわちある
記録媒体に符号化した画像信号を記憶させ必要に応じて
信号を読取りして画像を再生するというものである。
フレーム間予測符号化方式を記録システムに適用する際
に問題となるのは現在ヴイデオ・テープ・レコーダーな
どで実現されている時間力、向逆再生の実現方法である
。時間方向逆再生とは本来記録されている時間列とは逆
方向に画像フレームを再生して行くもので、早送り機能
、低速再生機能などと共に動画像再生機の利用に幅広い
応用を与えるものである。フレーム間予測符号化方式で
符号化した信号を時間方向逆再生する方式については特
願昭62−108350号明細書「画像の圧縮記録シス
テムJ(文献3)と特願昭62−1083524明細書
[画像の圧縮記録システム」(文献4)でその構成方法
が明らかにされている。更にこの方式を基本として動き
補償フレーム間予測符号化方式、フレーム間lフレーム
内適応予測符号化方式、また直交変換符号化方式やベク
トル量子化符号方式と組合せたハイブリッド符号化方式
における時間方向逆再生の方式が特願昭63−1334
77号明細書[動画像信号の符号化。
復号化方式J(文献5)において明らかにされている。
しかしながらこれらの方式では前出のループ内フィルタ
を適用することが出来なかった。本発明の目的はこれら
のフレーム間予測符号化方式を基礎とし、ループ内フィ
ルタを適用した符号化方式についても時間方向逆再生を
可能にすることにある。
まずフレーム間予測符号化方式について簡単に述べる。
X(ij、k)で第iフレームの第θ、k)画素信号を
表すとする。フレーム間予測符号化方式とはE(ij、
k)  = X(ij、k) −X(i−1j、k) 
    (1)で定義されるフレーム間予測誤差信号(
フレーム間差分信号ともいう)E(ij、k)を順次符
号化して行く方式である。このフレーム間予測誤差信号
から復号を行なうのには(1)式を変形させた以下に示
す式(2)を用いればX(ij、k)順次求めて行く事
が出来る。
X(ij、k)  =  E(ij、k)  +  X
(i−1j、k)     (2)ただしこの式で復号
化できる条件としてX(Oj、k)が復号器側で初期値
として与えられていなければならない。一般的にはフレ
ーム内予測符号化方式などフレーム間予測符号化方式で
ない符号化方式を用いて符号化・復号化するか、もしく
はある初期画像を決めておくかする。
次にこのフレーム間予測誤差符号化方式における時間方
向逆再生の方式について説明を行なう。
文献4記載の方式では式(1)を変形させた式(3)の
式によってiの大きな画像信号X(ij、k)から順々
にiの小さな画像信号を復号化するものである。
X(i−1j、k)   =  −E(I、J、k) 
  十  X(ij、k)   (3)この場合は画像
シーフェンスの最終フレームの信号X(nj、k)を復
号器側で生成する必要がある。そこで前記の発明におい
てはフレーム間予測符号化方式とは別方式のフレーム内
符号化方式でこの、X(nj、k)を符号化している。
またPCM符号化方式でも直交変換符号化方式でもベク
トル量子化方式などフレーム間の相関を用いない符号化
方式をX(nj、k)の符号化に用いれば同様に時間方
向逆再生が可能となる。
ところでフレーム間予測符号化方式においてはある条件
下で量子化誤差が符号化ループあるいは復号化ループの
中で蓄積することが確認されている。例えばフレーム間
予測誤差信号にDCT符号化方式を適用するハイブリッ
ド符号化方式で低符号化レートの動作を行う場合、量子
化誤差のうち高周波成分が符号化ループ、或いは復号化
ループ内に蓄積し画品質劣化の原因となる。文献1によ
れば低域通過型のフィルタを符号化ループ及び復号化ル
ープの中に用いることで量子化雑音の蓄積を押え、良好
な復号画像を得ことが記述されている。
しかしながら上記の発明、文献4,5においてはこのル
ープ内フィルタについての記述がなく、ループ内フィル
タを適用した場合の時間方向逆再生方式%式% (発明が解決しようとする課題) 本発明の目的はループ内フィルタが適用された場合のフ
レーム間予測符号化方式における時間方向逆再生方法を
明らかにし、その復号化装置を与えることにある。
(課題を解決するための手段) まず本発明の第1の構成に従えば フレーム間予測符号化方式を用いる動画像信号符号化方
式で符号化されたフレーム間予測誤差信号に対して復号
器の信号を記憶しフレーム間予測信号を発生させる手段
と、前記フレーム間予測信号の雑音を除去するためのフ
ィルタ手段と、このフィルタの施されたフレーム間予測
信号と前記フレーム間予測誤差信号とを加算して復号化
信号を得る手段とを有する復号器において、前記フレー
ム間予測信号と前記予測誤差信号を減算する手段と、そ
の減算結果に対して前記フィルタの逆特性をもつ逆フィ
ルタでフィルタ操作を行う手段と、このフィルタ操作さ
れた信号と前記復号信号とを切り替える手段を有するこ
とも、時間順方向l逆方向の再生復号化を可能にする。
また本発明の第2の構成に従えばフレーム間予測符号化
方式を用いる動画像信号符号化方式において符号化され
たフレーム間予測誤差信号に対して復号器の信号を記憶
しフレーム間予測信号を発生させる手段と、前記フレー
ム間予測信号の雑音を除去するためのフィルタ手段と、
このフィルタの施されたフレーム間予測信号と前記フレ
ーム間予測誤差信号とを加算して復号化信号を得る手段
とを有する復号器において、前記フレーム間予測信号に
対して前記フィルタの逆特性をもつ逆フィルタでフィル
タ操作を行う手段と、前記予測誤差信号にたいしても前
記逆フィルタでフィルタ操作を行う手段と、これらの逆
フィルタ操作された2信号を減算する手段と、その減算
結果と前記復号信号とを切り替える手段を有することで
、時間順方向l逆方向の再生復号化を可能にする。
また本発明の第3の構成に従えば 第1の発明や第2の発明での復号化方式において、符号
化され記憶されている補正信号とよばれる信号を復号す
る手段と、逆方向再生の時には補正信号を復号化された
信号に加算する手段と、を有することで正確な時間逆方
向の再生を可能にする。
また本発明の第4の構成に従えば 第1の発明や第2の発明での復号化方式において、符号
化され記憶されている補正信号とよばれる信号を復号す
る手段と、逆方向再生の時には補正信号を第1の発明や
第2の発明での復号済みの記憶する手段への入力信号に
対して加算する手段を有することで正確な時間逆方向の
再生を可能にする。
また本発明の第5の構成に従えば 入力画像信号に対してフレーム間予測符号信号を行なう
手段と、そこで符号化された信号を一時的に記憶する第
1の記憶手段と、前記第1の記憶手段からフレーム単位
で時間逆方向に符号化信号を読み出し第1の発明もしく
は第2の発明における時間逆方向再生を行ない第1の復
号化信号を得る手段と、前記符号化信号を時間順方向に
復号化し第2の復号化信号を得る手段と前記第2の復号
化信号を記憶する第2の記憶手段と、前記第1の復号化
信号とその信号に対応する前記第2の復号化信号を前記
第2の記憶手段から出力させ、その差分を計算する手段
と、前記差分信号を時間逆方向再生用の補正信号として
符号化する手段を有することで第3の発明での復号化方
式で用いられる補正信号を生成することができる。
また本発明の第6の構成に従えば 入力画像信号に対してフレーム間予測符号化を行なう手
段と、そこで符号化された信号を一時的に記憶する第1
の記憶手段と、前記第1の記憶手段からフレーム単位で
時間逆方向に符号化信号を読み出し第1の発明もしくは
第2の発明における時間逆方向再生を行ない第1の復号
化信号を得る手段と、前記符号化信号を時間順方向に復
号化し第2の復号化の復号化信号を得る手段と前記第2
の復号化信号を記憶する第2の記憶手段と、前記第1の
復号化信号とその信号に対応する前記第2の復号化信号
を前記第2の記憶手段から出力させ、その差分を計算す
る手段と、第1の復号化信号を得る手段の中にある第1
の発明もしくは第2の発明に記載の復号信号を記憶する
手段への入力信号に対して前記差分信号を加算する手段
と、前記差分信号を時間逆方向再生用の補正信号として
符号化する手段を有することで第4の発明での復号化方
式で用いられる補正信号を生成することができる。
(作用) 本発明の詳細な説明する。
まずループ内フィルタがある場合の符号化、復号化動作
について説明する。第2図のブロック図に示すようにル
ープ内フィルタは復号化ループの中に置かれる。同様に
符号化器においても符号化ループの中に対応するループ
内フィルタが置かれる。ここでフレームメモリーとフィ
ルタ位置の前後関係は本質的な問題ではなく、入れ替え
ることが出来る。またDCT符号化を組合せたハイブリ
ッド符号化方式、フレーム内符号化と適応的に切り替え
るフレーム間lフレーム内適応符号化方式、また動き補
償フレーム間符号化方式に関してもこのループ内フィル
タは適用できるがこの後の議論で本質的でない構成要素
であるからそれらの説明は省略する。
このループ内フィルタが適用された場合、(従来技術)
での符号化動作の説明に用いた式(1)は式(4)のよ
うに改められる。
E(ij、k)   =   X(ij、k)  −F
−X(i−1j、k)ここでFは画像信号Xに作用する
作用素でありフィルタの動作を表現する。同じく復号化
動作を説明する式(2)は式(5)のように改められる
X(ij、k)  =  E(ij、に、)  +  
F−X(i−1j、k)   (5)従って時間方向逆
再生を行うための手順を示す式(3)は式(6)のよう
に改められなければならない。
X(i−1j、k)  =  −F−E(ij、k) 
 +F−X(ij、k)  (6)ここでF−1は作用
素Fの逆作用素である。もしF″1が線形作用素なら、
例えばFIRフィルタやIIRフィルタならば、式(6
)は式(7)のように変形することができる。
X(i−1j、k)  = F−’(−E(ij、k)
 + X(ij、k))  (7)式(6)、式(7)
によって示される手順によって時間方向逆再生が可能と
なる。すなわち本発明の第1の構成に従えば復号器の信
号を記憶しフレーム間予測信号を発生させる手段と、そ
のフレーム間予測信号の雑音を除去するためのフィルタ
手段と、このフィルタの施されたフレーム間予測信号と
前記フレーム間予測誤差信号とを加算する手段を有する
ので式(5)で示される手順を実行することが出来て時
間順方向の復号化を実現する。そして同時にフレーム間
予測信号から予測誤差信号を減算する手段と、その減算
結果に対して前記フィルタの逆特性をもつ逆フィルタで
フィルタ操作を行う手段を持つので式(7)で示される
手順を実行することが出来、時間逆方向の復号化を実現
する。そしてこの時間順方向用に復号化された信号と、
時間逆方向用に復号化された信号とを切り替える手段を
有することで、°時間順方向l逆方向の再生復号化を可
能にする復号器が構成される。
また本発明の第2の構成に従えば第1の構成同様に時間
順方向の復号化を実現すると共にフレーム間予測信号に
対して前記フィルタら逆特性をもつ逆フィルタでフィル
タ操作を行う手段と、と前記予測誤差信号に対しても前
記逆進フィルタでフィルタ操作を行う手段と、これらの
逆フィルタ操作された2信号を減算する手段を持つので
式(6)で示される手順を実行することが出来、時間逆
方向の復号化を実現する。そしてこの時間順方向用に復
号化された信号と、時間逆方向用に復号化された信号と
を切り替える手段を有することで、時間順方向l逆方向
の再生復号化を可能にする復号器が構成される。
ところで発明のこれら2つの構成においては逆フィルタ
が正確に実現できることを前提としている。しかしなが
らフィルタを有限タップ数で近似したり、有限データ長
で計算したり、ブロック内でフィルタ演算を完結させる
ために演算を変形させるなどの操作によって完全な逆フ
ィルタが構成できない場合がある。この場合逆フィルタ
にならないごとで生じる誤差信号は時間逆方向再生を行
なう過程で復号化ループの中に蓄積し、重大な画質劣化
を引き起こす可能性がある。もし誤差が十分に小さく、
十分に短い間隔でフレーム内符号化が行なわれていれば
画質劣化は問題とならない。
この誤差信号に起因する劣化を防ぐために、逆転再生の
際に補正信号を復号画像に加え合わせることで誤差を補
正する事が出来る。このとき、補正信号を加える位置が
復号化ループの内部にあるか外部にあるかで復号器の構
成が異なるものとなる。
本発明の第3の構成は補正信号を加える位置が復号化ル
ープの外部である場合の復号器である。すなわち本発明
の第1、第2の構成で示した復号器に加えて逆方向再生
の時には補正信号を復号化された信号に加算する手段と
を有することで正確な時間逆方向の再生を可能にする。
また本発明の第4の構成は補正信号を加える位置が復号
化ループの内部である場合の復号器である。すなわち本
発明の第1、第2の構成で示した復号器に加えて逆方向
再生の時には補正信号を復号化ループ内部の復号化信号
に加えることで正確な時間逆方向の再生を可能にする。
加算を行なう位置はフレーム間予測信号を生成するため
に置かれている復号信号を記憶する手段への人力部分で
行なう。
本発明の第3の構成で用いられる補正信号は本発明の第
5の構成で生成することが出来る。この構成では入力画
像信号を適当なフレーム数を持つシーケンスに分け、シ
ーケンス毎にフレーム間予測符号化を行なう。その符号
化された信号を一時的に記憶し、シーケンス毎にフレー
ム単位で時間逆方向に符号化信号を読み出し第1あるい
は第2の発明の構成に従って時間逆方向再生を行なう。
また符号化された信号は時間順方向にも再生符号化され
る。この時間逆方向に復号化された信号と時間順方向に
復号化された信号を対応するフレーム毎に比較し差分を
計算することで誤差信号(差分信号)を得ることが出来
る。この誤差信号(差分信号)は本発明の第3の構成で
述べられている復号器での補正信号として用いることが
出来るので符号化して通常の符号化信号と共に記録信号
とする。
また本発明の第4の構成で用いられる補正信号は本発明
の第6の構成で生成することが出来る。この構成では本
発明の第5の構成と同様に入力画像信号を適当なフレー
ム数を持つシーケンスに分け、シーケンス毎にフレーム
間予測符号化を行なう。
その符号化された信号を一時的に記憶し、シーケンス毎
にフレーム単位で時間逆方向に符号化信号を読み出し第
1あるいは第2の発明の構成に従って時間逆方向再生を
行なう。また符号化された信号は時間順方向にも再生復
号化される。この時間逆方向に復号化された信号と時間
順方向に復号化された信号を対応するフレーム毎に比較
し差分を計算することで誤差信号(差分信号)を得るこ
とが出来る。更にこの構成ではこの誤差信号(差分信号
)を時間逆方向の再生を行なう復号器の中の復号化ルー
プの中に加算する。この誤差信号(差分信号)は本発明
の第4の構成で述べられている復号器での補正信号とし
て用いることが出来るので符号化して通常の符号化信号
と共に記録信号と子る。
(実施例) 本発明によって時間方向逆再生が可能となる復号器の第
1の構成例を第1図の(a)に示す。
フレームメモリー30は復号器の信号を記憶しフレーム
間千′測信号を発生しフィルタ40へ供給しフィルタ4
0はフレーム間予測信号にフィルタ操作を行い加算器1
0へ供給し、加算器10はフィルタ操作されたフレーム
間予測信号と入力信号を加算して順方向再生用の復号信
号を生成しスイッチ70へ供給スる。またフレームメモ
リー30からフレーム間予測信号が減算器20へも供給
され、減算器20はフレーム間予測信号と入力信号との
差分を計算し逆フィルタ50へ供給し、逆フィルタ50
はフィルタ40でのフィルタ特性と逆の特性でフィルタ
操作を行い逆方向再生用の復号信号を生成しスイッチ7
0へ供給する。スイッチ70は順方向用の復号信号と逆
方向用の復号信号とを選択信号にしたがって切り替える
また本発明によって時間方向逆再生が可能となる復号器
の第2の構成例を第1図の(b)に示す。この構成では
順方向用の復号信号を作る部分と順方向用の復号信号と
逆方向用の復号信号を切り替える部分が第1の構成例と
同じであるが逆方向用の復号信号を生成する部分が異な
る。すなわちフレームメモリー30からフレーム間予想
信号が逆フィルタ52に供給されまた入力信号も別の逆
フィルタ51へ供給される。逆フィルタ51.52はフ
ィルタ40でのフィルタ特性と逆の特性でフィルタ操作
を行いこの2つの信号を減算器20へ供給し、減算器2
0は逆方向再生用の復号信号を生成しスイッチ70へ供
給する。ここでフィルタ40と逆フィルタ52はほとん
ど同じ回路で構成できるので回路を共有化しスイッチ7
0を制御する順l逆再生選択信号で動作を切り替えるこ
とも可能である。この場合ハード規模が小さくなる。
また本発明によって時間方向逆再生が可能となる補正信
号を用いた別の復号器の構成例を第3図の(a)に示す
。この構成例を第3の構成例とする。この構成では第1
もしくは第2の構成例で説明した復号器に対して、補正
信号の復号器250とスイッチ75と加算器80が加わ
っている。スイッチ75は順l逆方向選択信号によって
制御されていて、順方向の場合はゼロ信号を、逆方向の
場合には復号化された補正信号を選択し加算器80へ供
給する。加算器80はスイッチ75からの信号と復号信
号とを加え合わせる。
また本発明によって時間方向逆再生が可能となる補正信
号を用いた別の復号器の構成例を第3図の(b)に示す
。この構成例を第4の構成例とする。この構成でも第3
の構成例と同じく第1もしくは第2の構成例で説明した
復号器に対して、補正信号器250とスイッチ75と加
算器80が加わってい不。異なるのは加算器80の位置
であり、復号器の復号化ループ内に位置している。すな
わちフレームメモリー30の入力に対して加算されるよ
うに位置している。
第3の構成例に従って構成された復号器で用いられる補
正信号を発生する符号器の構成例を第4図の(a)に示
す。入力画像信号に対して符号器200がフレーム間予
測符号化を行なう。その符号化された信号を一時的にメ
モリ300が記憶する。このメモリ300からフレーム
単位で時間逆方向に符号化信号が読み出され第1もしく
は第2の発明の構成例で示した復号器100で時間逆方
向再生復号化が行なわれる。復号化された画像信号は減
算器90へ供給される。また符号化された信号は符号器
200がら復号器100°供給され復号器100とは別
に時間順方向の再生復号化を行なう。復号器100′に
おける復号化信号はメモリ310に一時的に記憶されフ
レーム単位で時間逆方向に読み出されて減算器90へ供
給される。減算器90は時間逆方向に復号化された復号
器100がらの復号化信号と時間順方向に復号化されメ
モリ310に蓄えられた信号との差分を計算することで
誤差信号を得、これを補正信号として補正信号符号器2
10で符号化して記録信号とする。
第4の構成例に従って構成された復号器で用いられる補
正信号を発生する符号器の構成例を第4図の(b)に示
す。この構成例は第4図(a)で示した構成例に加えて
加算器80が用いられている。加算器80は符号器10
0の中に含まれるフレームメモリ30の前に位置してお
り減算器80から出力される誤差信号を復号化信号に加
え合わせてフレームメモリ30へ供給する。
(発明の効果) 本発明によってフィルタを符号化l復号化ループの中に
持つフレーム間予測符号化方式において時間方向逆再生
が可能になる復号化方式を明らかにし、装置構成例を示
した。
【図面の簡単な説明】
第1図の(a)、(b)は本発明に従って構成された時
間方向逆再生可能な符号化l復号化ループ内にフィルタ
を持つフレーム間予測符号化方式における復号化装置列
、第2図は従来技術による符号化/復号化ループ内にフ
ィルタを持つフレーム間予測符号化方式における復号化
装置列、第3図の(aXb)は本発明にしたがって構成
した補正信号を用いて時間方向逆再生を可能にする復号
化装置の例、第4図の(a)(b)は第3図の復号化に
用いる補正信号を生成する符号化装置の例、図中10.
80は加算器、20.9oは減算器、30はフレーム間
予測信号を発生させるためのフレームメモリ、40.9
0は減算器、30はフレーム間予測信号を発生させるた
めのフレームメモリ、40はフィルタ、50.51.5
2はフィルタ40の逆特性を持つフィルタ、100,1
00’は復号化装置、70.75はスイッチ、250は
補正信号復号器、200はフレーム間予測符号器300
.310はメモリ、210は補正信号符号器である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フレーム間予測符号化方式を用いる動画像信号符
    号化方式で符号化されたフレーム間予測誤差信号に対し
    て復号済の信号を記憶しフレーム間予測信号を発生させ
    る手段と、前記フレーム間予測信号の雑音を除去するた
    めのフィルタ手段とこのフィルタの施されたフレーム間
    予測信号と前記フレーム間予測誤差信号とを加算して復
    号化信号を得る手段とを有する復号器において、前記フ
    レーム間予測信号と前記予測誤差信号を減算する手段と
    、その減算結果に対して前記フィルタの逆特性をもつ逆
    フィルタでフィルタ操作を行う手段と、このフィルタ操
    作された信号と前記復号信号とを切り替える手段を有す
    ることを特徴とする動画像信号の復号化方式。
  2. (2)請求項(1)記載の復号化方式において、フレー
    ム間予測信号に対して前記のフィルタの逆特性をもつ逆
    フィルタでフィルタ操作を行う手段と、前記予測誤差信
    号にたいして前記逆フィルタでフィルタ操作を行う手段
    と、これらの逆フィルタ操作された2信号を減算する手
    段と、その減算結果と復号信号とを切り替える手段を有
    することを特徴とする動画像信号の復号化方式。
  3. (3)請求項(1)もしくは(2)に記載の復号化方式
    において、符号化され記憶されている補正信号を復号す
    る手段と、逆方向再生時には前記補正信号を復号化され
    た信号に加算する手段とを付加したことを特徴とする動
    画像信号の復号化方式。
  4. (4)請求項(1)もしくは(2)に記載の復号化方式
    において、符号化され記憶されている補正信号を復号す
    る手段と、逆方向再生の時には前記補正信号を前記復号
    済の信号を記憶する手段への入力信号に対して加算する
    手段を有することで正確な時間逆方向の再生を可能にす
    る復号化方式。
  5. (5)入力画像信号に対してフレーム間予測符号化を行
    ない符号化信号を得る手段と、前記符号化信号を一時的
    に記憶する第1の記憶手段と、前記第1の記憶手段から
    フレーム単位で時間逆方向に符号化信号を読み出し、請
    求項(1)もしくは(2)に記載の時間逆方向再生復号
    化を行ない第1の復号化信号を得る手段と、前記符号化
    信号を時間順方向に復号化し第2の復号化信号を得る手
    段と前記第2の復号化信号を記憶する第2の記憶手段と
    、前記第1の復号化信号に対応する前記第2の復号化信
    号を前記第2の記憶手段から出力させ、出力させた第2
    の復号信号と前記第1復号信号とのその差分を計算する
    手段と、前記差分信号を時間逆方向再生用の補正信号と
    して符号化する手段を有することで請求項(3)記載の
    時間逆方向の再生を可能にする復号化方式で用いられる
    補正信号を生成する動画像信号の符号化方式。
  6. (6)請求項(5)記載の符号化方式に対して、請求項
    (5)記載の差分信号を請求項(5)記載の第1の復号
    化信号を得る手段の中にある請求項(1)もしくは(2
    )記載の復号信号を記憶する手段への入力信号に対して
    加算する手段を有することで請求項(4)記載の時間逆
    方向の再生を可能にする復号化方式で用いられる補正信
    号を生成する動画像信号の符号化方式。
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