JPH01299349A - 車両用油圧作動式変速機の制御装置 - Google Patents

車両用油圧作動式変速機の制御装置

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JPH01299349A
JPH01299349A JP12484188A JP12484188A JPH01299349A JP H01299349 A JPH01299349 A JP H01299349A JP 12484188 A JP12484188 A JP 12484188A JP 12484188 A JP12484188 A JP 12484188A JP H01299349 A JPH01299349 A JP H01299349A
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hydraulic
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、最低速段の1速伝動系に出力側のオーバ回転
を許容するワンウェイクラッチを介入して成る車両用油
圧作動式変速機の制御装置に関する。
(従来の技術) 従来、この種変速機においては、特開昭59−1867
50号公報に見られるように、油圧回路に、1速伝動系
を含む複数の伝動系を選択的に確立する第1のレンジと
1速伝動系以外の所定の伝動系(例えば2速伝動系や後
進伝動系)を確立する第2のレンジとを含む複数のレン
ジに切換操作自在なマニアル弁と、シフト弁とを設け、
マニアル弁の第1のレンジでは、1速伝動系を確立する
1速油圧係合要素に常時給油すると共に、シフト弁を介
して残りの複数の伝動系を確立する各油圧係合要素に選
択的に給油し、シフト弁が1速油圧係合要素のみに給油
する最低速のシフト位置に存するとき1速伝動系を確立
し、シフト弁を介して他の油圧係合要素に給油されたと
きは、1速伝動系を介してのトルク伝達がこれに介入し
たワンウェイクラッチの働きで自動的に停止されて、当
該能の油圧係合要素に対応する高速段の伝動系が確立さ
れるようにし、マニアル弁の第2のレンジでは、前記所
定の伝動系を確立する油圧係合要素にシフト弁を介さず
に給油して、該所定の伝動系を確立するようにしている
ところで、このものではマニアル弁を第1のレンジに切
換えて発進する際、車両の駆動輪に低速伝動系を介して
急激に大きな駆動トルクが伝達され、ショックを生じ易
くなる。
そこで、本願出願人は、先に特願昭62−103067
号により、マニアル弁とシフト弁とが夫々第1のレンジ
と最低速のシフト位置とに存するとき、1速伝動系−よ
り高速段の例えば2速伝動系を確立する2速油圧係合要
素を油圧源に接続する油路を設け、該油路にこれを連通
ずる第1位置と遮断する第2位置とに切換自在な制御弁
を介設し、マニアル弁の第1のレンジへの切換えによる
発進時1速油圧係合要素の油圧が所定値に上昇してから
該制御弁が第2位置に切換えられるようにし、発進当初
第1位置に存する制御弁を介して2速油圧係合要素に給
油して2速伝動系によるトルク伝達を行ない、その後1
速伝動系によるトルク伝達を開始して、マニアル弁の切
換時のショックを低減し得るようにしたものを提案した
(発明が解決しようとする課題) ところで、油圧係合要素に給油してこれを係合させる場
合、係合を迅速且つスムーズに行なう上で、油圧係合要
素のピストン室に油が満されピストンが移動して係合が
開始されるまでの遊び期間ではピストン室までの流路抵
抗をできるだけ小さくして給油量を多くし、係合開始か
ら油圧係合要素が完全に係合するまでの係合期間では流
路抵抗を大きくして給油量を減少することが望ましい。
本発明は、マニアル弁を第1のレンジから第2のレンジ
に切換えて所定の伝動系の油圧係合要素を係合する際、
上記先願の制御弁により該油圧係合要素に対する流路抵
抗を変化させて該油圧係合要素を迅速且つスムーズに係
合し得るようにした装置を提供することをその目的とし
ている。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成すべく、本発明では、最低速段の1速伝
動系に出力側のオーバ回転を許容するワンウェイクラッ
チを介入して成る車両用油圧作動式変速機の油圧回路に
、1速伝動系を含む複数の伝動系を選択的に確立する第
1のレンジと1速伝動系以外の所定の伝動系を確立する
第2のレンジとを含む複数のレンジに切換操作自在なマ
ニアル弁と、シフト弁とを設け、該マニアル弁の第1の
レンジでは、1速伝動系を確立する1速油圧係合要素に
常時給油すると共に、該シフト弁を介して残りの複数の
伝動系を確立する各油圧係合要素に選択的に給油するよ
うにし、且つ該マニアル弁が第1のレンジと、該シフト
弁が1速油圧係合要素のみに給油する最低速のシフト位
置とに存するとき、1速伝動系より高速段の伝動系を確
立する油圧係合要素を油圧源に接続する第1の油路を設
けて、該第1の油路にこれを連通ずる第1位置と遮断す
る第2位置とに切換自在な制御弁を介設し、該マニアル
弁の第1のレンジへの切換えによる発進時該油圧係合要
素の油圧又は1速油圧係合要素の油圧が所定圧に上昇し
てから該制御弁が第2位置に切換えられ、該マニアル弁
の第1のレンジからの切換えによる1速油圧係合要素か
らの排油で該制御弁が第1位置に復帰されるようにした
ものにおいて、該マニアル弁の第2のレンジにおいて前
記所定の伝動系を確立する油圧係合要素を油圧源に接続
する第2の油路に、オリフィスと、該オリフィスに並列
の側路とを介設し、該側路を前記制御弁の第1位置で遮
断し、第2位置で連通するようにした。
(作 用) マニアル弁の第1のレンジから第2のレンジへの切換当
初、制御弁は第2位置に存して側路が連通されており、
1速油圧係合要素からの排油によって該制御弁が第1位
置に復帰すると該側路が遮断される。
かくて、第2のレンジで確立すべき所定の伝動系の油圧
係合要素に連なる第2の油路の流路抵抗は、マニアル弁
の切換当初小さくその後大きくなり、該油圧係合要素へ
の給油量を遊び期間で多くし係合期間では少なくして、
該油圧係合要素を迅速且つスムーズに係合させることが
できる。
(実施例) 第1図を参照して、(1)は前進4段後進1段の変速を
行う変速機を示し、該変速機(1)はエンジン(2)に
流体トルクコンバータ(3)を介して連結される入力軸
(1a)と、車両の駆動輪(4)にデフギア(5)を介
して連結される出力軸(tb)との間に前進用の1速乃
至4速の伝動系(Gl) (G2) (G3) (G4
)と後進伝動系(OR)とを備え、前進用の各伝動系(
Gl) (G2) (G3) (G4)に油圧係合要素
たる1速乃至4速の各油圧クラッチ(CI) (C2)
 (C3) (C4)を介入して、該各部圧クラッチ(
C1) (C2) (C3) (C4)の係合により該
各伝動系((il) (G2) (G3) (04)を
選択的に確立させるようにし、又後進伝動系(GR)は
、4速伝動系(G4)と入力軸(la)上の4速油圧ク
ラツチ(C4)を共用するものとし、該両伝動系(G4
)(GR)は、出力軸(1b)上のセレクギア(6)の
図面で左方の前進側と右方の後進側とへの切換動作で該
ギア(6)を該各伝動系(G4) (GR)のカウンタ
ギア(04a) (GRa)に噛合させることにより選
択的に確立されるようにした。
図面で(Dは1速伝動系(Gl)に介入したワンウェイ
クラッチで、出力軸(1b)側のオーバー回転を許容す
べく作動する。
前記各油圧クラッチ(C1) (C2) (C3) (
C4)は、第2図に示す油圧回路によりその給排油を制
御されるもので、これを詳述するに、該油圧回路は、油
圧i1i (8)と、パーキングレンジたるrPJ、後
進レンジたるrRJ、ニュートラルレンジたるrNJ、
1速乃至4速の自動変速用レンジたる「口4」、1速乃
至3速の自動変速用レンジたる「D3」、2速保持レン
ジたる「2」の計6レンジに切換操作自在なマニアル弁
(9)と、車速とスロットル開度とに応じて切換動作さ
れるシフト弁(1Gと、前記セレクタギア(6)をこれ
に係合するシフトフォーク(6a)を介して連結した前
後進切換用のサーボ弁C1lとを備え、マニアル弁(9
)の「D4」レンジでは、油圧源(8)に連なる第1油
路(Ll)がシフト弁(10に連なる第2油路(L2)
に接続され、該シフト弁(1Gを介して2速乃至4速の
油圧クラ°ツチ(C2) (C3) (C4)への給油
と、該第2油路(L3)から分岐した第3油路(L3)
にオリフィスCIbを介して接続される第4油路(L4
)を介して1速油圧クラツチ(C1)への給油とが行な
われるようにした。
尚、1速油圧クラツチ(C1)が係合していても、2速
油圧クラツチ(C2)への給油で2速伝動系(G2)が
確立され−ると、ワンウェイクラッチ(Dの働きで1速
伝動系(G1)を介してのトルク伝達は自動的に停止さ
れ、1速から2速にシフトアップされる。
前記シフト弁(IGは、上流側の1速−2速変速用の第
1シフト弁(101)と、これに第5油路(L5)を介
して接続される中間の2速−3速変速用の第2シフト弁
(102)と、これに第6油路(L8)を介して接続さ
れる下流側の3速−4速変速用の第3シフト弁(103
)とから成り、該各シフト弁(1(h)(102) (
103)の右端にガバナ弁a3からの車速に応じたガバ
ナ圧と、左端に第1スロツトル弁(141)からのスロ
ットル開度に応じたスロットル圧とを各作用させ、車速
の増加によればガバナ圧により先ず第1シフト弁(1(
h)が右側の1速位置から左側の2速位置に切換動作さ
れて、第2油路(L2)が第5油路(L5)を介して第
2シフト弁(102)の流出側の第7油路(L7)に接
続され、マニアル弁(9)の「D4」レンジで該第7油
路(L7)に接続される第8油路(L8)を介して2速
油圧クラツチ(C2)に油圧源(8)からの圧油が給油
されて1速から2速にシフトアップされ、更に車速が増
加すると、第2シフト弁(102)が右側の2速位置か
ら左側の3速位置に切換動作されて、第5油路(L5)
が第7油路(L7)から第6油路(L8)に切換接続さ
れ、第3シフト弁(10a)の流出側の第9油路(L9
)を介して3速油圧クラツチ(C3)への給油と、第7
油路(L7)#j第2シフト弁(102)を介して第1
排油路(LDI)に接続されて2速油圧クラツチ(C2
)からの排油とが行なわれ、2速から3速にシフトアッ
プされ、更に車速が増加すると、第3シフト弁(10a
)が右側の3速位置から左側の4速位置に切換動作され
て、第6油路(L8)が第9油路(L9)から第10油
路(LIO)に切換接続され、第1O油路(LIG)に
マニアル弁(9)の「04」レンジで接続される第11
油路(Lll)を介して4速油圧クラツチ(C4)への
給油と、第9油路(L9)が第3シフト弁(103)を
介して第2排油路(LD2)に接続されて3速油圧クラ
ツチ(C3)からの排油とが行われ、3速から4速にシ
フトアップされるようにした。
又、減速によれば、第3シフト弁(10a)が右側の3
速位置に復帰して、第1O油路(LIO)が該第3シフ
ト弁(tea)を介して第3排油路(LD3)と、第9
油路(L9)が上記の如く第6油路(L6)とに接続さ
れ、4速油圧クラツチ(C4)からの排油と3速油圧ク
ラツチ(C3)への給油とが行われて4速から3速にシ
フトダウンされ、更に車速が減少すると、第2シフト弁
(102)が右側の2速位置に復帰して、第9油路(L
9)が第6油路(L8)と該第2シフト弁(102)と
を介して第4排油路(LD4)と、第7油路(L7)が
上記の如く第5油路(L5)とに接続され、3速油圧ク
ラツチ(C3)からの排油と2速油圧クラツチ(C2)
への給油とが行われて3速から2速にシフトダウンされ
るようにし、かくて第4図示の如き変速特性を得られる
ようにした。第4図でxl、x2、×1は夫々1速→2
速、2速→3速、3速→4速のシフトアップ特性線、Y
l、Y2、Y3は夫々を2速→1速、3速−2速、4速
→3速のシフトダウン特性線示す。
図面で09は油圧源(8)からの給油圧を一定のライン
圧に調圧するレギュレータ弁、aeは第1スロツトル弁
(141)の上流側に設けたモジュレータ弁、(At)
 (A2) (AS) (A4)は各油圧クラッチ(C
I)(C2) (C3) (C4)の給排油時における
急激な圧変化を緩衝すべく設けたアキュムレータを示し
、2速乃至4速用のアキュムレータ(A2) (A3)
 (A4)に第2スロツトル弁(142)からのスロッ
トル開度に応じたスロットル圧を背圧として作用させ、
又第2油路(L2)に該スロットル圧で右方の開き側に
押圧される減圧弁(+71を介入し、スロットル開度の
低開度領域では該第2油路(L2)の下流側への供給圧
を低下させるようにした。尚、該減圧弁CJDは特開昭
59−168750号で公知であり、その詳細な説明は
省略する。
前記第1乃至第3排油路(LDI) (LD2) (L
D3)に′は、変速時に係合側の油圧クラッチの油圧で
開き側に押される排油制御弁(181) (182) 
(18a)を介設し、解放側の油圧クラッチの油圧の降
圧特性に係合側の油圧クラッチの油圧の上昇に応じて緩
急の差がつけられ、エンジンの吹上りや必要以上の共噛
みによるエンジンストールを生ずることなく円滑な変速
が行なわれるようにした。尚、4速油圧クラツチ(C4
)に対応する第3排油路(LD3)に介設する第3排油
制御弁(18a)は、4速→3速と4速→2速の何れの
シフトダウンにも対処し得るように、3速と2速の油圧
クラッチ(C3) (C2)の油圧で開き側に押される
ようにし、又該第3排油制御弁(18a)と、2速油圧
クラッチ(C2)に対応する第1排油路(LDI)に介
設した第1排油制御弁(181)とを、夫々解放側の4
速油圧クラツチ(C4)の油圧と2速油圧クラツチ(C
2)の油圧により閉じ側に押圧されて、解放側の油圧ク
ラッチの油圧と係合側の油圧クラッチの油圧との差圧が
所定値以下になったとき開かれる公知の差圧応動型弁の
排油制御弁に構成した(特開昭81−82051号参照
)。
又、スロットル開度の低開度領域でのシフトダウンに際
しては、解放側の油圧クラッチの油圧を速やかに降下さ
せた方が円滑な変速が行なわれ、そこで第4排油路(L
D4)に低開度領域で開かれる第4排油制御弁(18a
)と第3排油路(LD3)に前記第3排油路制御弁(1
8a)と並列に低開度領域で開かれる第5排油制御弁(
186)とを介入した。
尚、第4第5排油制御弁(18a) (18s)は夫々
第2スロツトル弁(142)と第1スロツトル弁(14
1)のスロットル連動レバー(14a)に応動するプラ
ンジャで構成されている。
又、第3シフト弁(10a)にガバナ圧を入力する第1
2油路(L12)に、特開昭61−231248号で知
られているように2速油圧クラツチ(C2)の油圧で左
方の閉じ側に押圧される第1シフト制御弁(19t)を
介設し、2速→4速のシフトアップ時、2速油圧クラツ
チ(C2)の油圧が所定値に低下するまで第3シフト弁
(102)へのガバナ圧の入力を断って該第3シフト弁
(10a)を3速位置に保持し、エンジンの吹上りを生
ずることなく2速→4速への円滑なシフトアップが行な
われるようにした。
更に、第2シフト弁(102)が3速位置に存するとき
に該弁(102)の左側の環状溝(102a)にスロッ
トル圧を入力する第13油路(LL3)に、スロットル
圧により左方の開き側に押圧される第2シフト制御弁(
192)を介設し、スロットル開度の高開度領域では該
第2シフト制御弁(192)が開かれて前記環状溝(1
02a)にスロットル圧が入力されるようにし、該環状
溝(10za)の右側のランド径を左側のランド径より
若干大きくして、3速位置に存する第2シフト弁(10
2)に、高開度領域では該環状溝(102a)に入力さ
れるスロットル圧による2速位置側への押圧力が作用さ
れるようにし、2速H3速のシフトアップとシフトダウ
ンのヒステリシスを高開度領域においてそれ以下の領域
に比し小さく設定し、比較的高車速域でも4速−2速及
び3速→2速のキックダウンを行ない得られるようにし
て、ドライバビリティを向上させた。
マニアル弁(9)の「D3」レンジでは、上記と同様第
1油路(LL)が第2油路(L2)に接続されるが、ガ
バナ弁a3の出力側の第14油路(LL4)と前記第1
2油路(L12)との連通が断たれ、第3シフト弁(1
0a)にガバナ圧が入力されなくなって1、該第3シフ
ト弁(101)は3速位置に保持され、1速乃至3速の
自動変速が行なわれる。
ところで、第1シフト弁(1(h)の流入側には、前記
第2油路(L2)とは別に、該第1シフト弁(1(h)
の1速位置で第5油路(L5)に連通ずる第15油路(
LL5)が設けられており、前記第3油路(L3)に該
第15油路(LL5)を制御弁■を介して接続し、マニ
アル弁(9)のrNJレンジから「D4」「03」レン
ジへの切換当初、1速油圧クラツチ(C1)に加え一時
的に2速油圧クラツチ(C2)にも給油するようにした
これを詳述するに、該制御弁υは、第3図に明示する如
く、第3油路(L3)と第15油路(LL5)とを第1
環状溝(20a)を介して連通する右方の第1位置(図
示の位置)と、前記オリフィスaδに並列に設けた第4
油路(L4)の側路(L4a)を第2環状溝G!Ob)
を介して第3油路(L3)に連通ずると共に、第15油
路(LL5)を第1環状溝(20a)を介して排油ボー
ト(20c)に連通する左方の第2位置とに切換自在に
構成され、該制御弁■の右端の油室(20d)に1速油
圧クラツチ(CI)の油圧(以下1速圧と記す)を入力
して、1速圧が所定圧に上昇したとき、該制御弁■が左
端のばねG!Oe)に抗して第1位置から第2位置に切
換えられるようにした。
かくて、マニアル弁(9)をrDaJ  rDaJレン
ジに切換えて発進するときは、先ず第3油路(L3)→
オリフィス■→第4油路(L4)経路で1速油圧クラツ
チ(C1)に給油されると共に、第3油路(L3)→第
15油路(Ll5)→第5油路(L5)→第7油路(L
7)→第8油路(L8)の経路で2速油圧クラツチ(C
2)にも給油され、1速伝動系(Gl)に介入したワン
ウェイクラッチ(r)の働きにより2速伝動系(G2)
を介してのトルク伝達が行なわれ、次いで1速圧が所定
圧に上昇すると、制御弁■が第1位置から第2位置に切
換えられて、2速油圧クラツチ(C2)からの排油が行
なわれると共に、側路(L4a)を介しての1速油圧ク
ラツチ(C1)への給油により1速圧が急速に上昇して
1速伝動系(CI)を介してのトルク伝達が開始され、
駆動トルクが段階的に立上り、マニアル弁(9)の切換
時のショックが低減される。
マニアル弁(9)をrDd  rD3Jレンジから他の
レンジに切換えたときは、オリフィスaつに並列の排油
用の一方向弁■を介して1速油圧クラツチ(C1)から
の排油が行なわれ、1速圧の低下により、制御弁■は第
1位置に復帰する。
尚、本実施例では、制御弁■の第1環状溝(20a)の
右側のランド径を左側のランド径より大きくし、マニア
ル弁(9)のr D4 J  r 03 Jレンジへの
切換えによる発進時、該第1環状溝Gl!Oa)の左右
の受圧面積差に応じた油圧力によって制御弁■を右方に
押圧し、1速圧がばねC1!Oe)の付勢力とこの油圧
力との合計力を上回る比較的高圧の所定圧に上昇してか
ら制御弁υが第2位置に切換えられるようにし、又rD
*J  rDsJレンジからの切換時は、1速圧がばね
Q!Oe)の付勢力を下回る比較的低圧の所定圧に低下
したところで制御弁■゛が第1位1に復帰するようにし
た。
第4図は制御弁■の他の実施例を示し、このものでは右
端の油室G!Od)に第8油路(L8)から分岐したパ
イロット油路(LJla)を介して2速油圧クラツチ(
C2)の油圧(以下2速圧と記す)を入力し、2速圧が
所定圧に上昇したとき制御弁■が第2位置に切換えられ
るようにし、更に第2位置において第3油路(L3)と
第4油路(L4)とを連通ずる第2環状溝aob>の左
側のランド径を右側のランド径より大きくし、第2位置
への切換後該第2環状溝G!Ob)の左右の受圧面積に
応じた油圧力で制御弁■が第2位置に保持され、マニア
ル弁(9)のrDsJ  rDsJレンジか・らの切換
えによる1速油圧クラツチ(C1)からの排油で上記油
圧力がばねG!Oe)の付勢力を下回ったとき制御弁■
が第1位置に復帰するようにした。
尚、このものでは、第3油路(L3)と第4油路(L4
)とのオリフィス(+21を介しての接続を廃止し、制
御弁■が第2位置に切換わってから1速油圧クラツチ(
C1)に給油するようにした。
マニアル弁(9)の「2」レンジでは、第1油路(Ll
)と第2油路(L2)との連通が断たれ、第1油路(L
l)に連通ずる第16油路(LiB)から分岐した分岐
路(L18a)に第8油路(L8)が接続されて、2速
油圧クラツチ(C2)のみに給油される。
又、マニアル弁(9)のrRJレンジでは、第1油路(
Ll)にサーボ弁(11の左端の第1油室(lla)に
連なる第17油路(Ll7)が接続され、該第1油室(
11a)にライン圧が入力されてサーボ弁01が後進位
置に押動され、セレクギア(6)が後進側に切換わると
共に、第17油路(Ll7)が該油室(Ila)に連な
るサーボ弁atの軸孔(Ilb>を介して第18油路(
Llg)に接続される。該第18油路(Ll8)は、マ
ニアル弁(9)のrRJレンジで4速油圧クラツチ(C
4)に連なる第11油路(Lll)に接続されており、
かくて4速油圧クラツチ(C4)への給油とセレクタギ
ア(ωの後進側への切換えとで後進伝動系(OR)が確
立される。
図中のは第17油路(Ll7)に介設した第1サーボ制
御弁を示し、該制御弁■を第14油路(Ll4)を介し
て入力す−るガバナ圧により左方の閉位置に押圧し、所
定車速以上で前進走行中にマニアル弁(9)をrRJ 
レンジに切換えた場合は、該制御弁■が左端のばねG!
2a)に抗して閉位置に切換えられて、サーボ弁(It
)の前記第1油室(11a)へのライン圧の入力が阻止
され、係止部材(llc)によりサーボ弁(It)を前
進位置に保持して、後進伝動系(OR)の確立を阻止し
得るようにした。尚、マニアル弁(9)をrDd  r
DsJ  r2Jレンジに切換えたときは、該制御弁の
が第16油路(Lie)を介して入力するライン圧によ
り右方の開位置に確実に切換保持され、又後道中は第1
8油路(Llg)を介して入力するライン圧により車速
が所定車速以上になっても該制御弁■を開位置に保持し
得るようにした。
マニアル弁(9)をrRJレンジからrrkJ  rD
3J「2」レンジに切換えたときは、サーボ弁01に前
記第1油室(11a)に対向させて形成した第2油室(
11d)に第16油路(LiB)から分岐した第19油
路(Lie)を介してライン圧を入力して、該サーボ弁
a′Dを前進位置に押動させるが、本実施例では該第1
9油路(Lie)に第2サーボ制御弁■を介設して、該
制御弁■を1速圧及び2速圧で左方の開位置に押圧し、
マニアル弁(9)のrRJレンジからrD4J  rD
xJ  r2 Jレンジへの切換後、1速圧や2速圧が
所定値に上昇するまでは該制御弁■が閉位置(図示の位
置)に保持され、第2油室(lid)へのライン圧の入
力が阻止されてサーボ弁(+1が係止手段(11c)に
より、後進位置に保持され、1速圧や2速圧が所定値以
上になったとき、該制御弁■が左端のばね(Z3a)に
抗して開位置に切換えられ、第2油室(11d)にライ
ン圧が入力されてサーボ弁avが前進位置に切換えられ
るようにした。かくて、アクセルペダルを踏込んだ状態
でマニアル弁(9)をrRJレンジからr 04 J 
 r Di J「2」レンジに切換えた場合でもサーボ
弁a1の切換時点では1速圧や2速圧の所定値への上昇
による1速や2速の伝動系(Gl) (G2)を介して
の正転方向へのトルク伝達で出力軸(lb)の逆転方向
への回転が制止された状態となり、セレクタギア(6)
と4速伝l系(G4)のカウンタギア(G4a)とが大
きな相対回転を生じない状態で円滑に噛合して、両ギア
(6)(G4a)の噛合部の摩耗が防止される。
ところで、第2サーボ制御弁■が異物のかみ込み等で閉
位置にロックされたり又該制御弁■が開位置に切換わっ
でもサーボ弁Gtが後進位置にロックされたりすると、
マニアル弁(9)をr11jレンジからrD<J  r
D3J  r2Jレンジに切換えてもセレクタギア(6
)は後進側に残り、4速油圧クラツチ(C4)に給油さ
れると後進伝動系(GR)が確立されてしまうため、第
2シフト弁(1G2)の左端の油室(102b)に連な
る第20油路(L20)を第2サーボ制御弁■の閉位置
で第19油路(Lie)の上流側部分に接続し、更に、
サーボ弁(Ivの後進位置で前記第2油室(11d)に
該弁(11の切欠溝(11e)を介して連通ずる第21
油路(L21)を設けて、第2サーボ制御弁■の開位置
で第21油路(L21)と第20油路(L20)とが接
続されるようにし、上記異常を生じたときは、第2シフ
ト弁f1(h)の前記油室(to2b)に第20油路(
L20)を介してライン圧が入力されて該第2シフト弁
(102)が右方の2速位置に保持され、4速油圧クラ
ツチ(C4)への給油が阻止されるようにした。
尚、第2サーボ制御弁■は後進時第17油路(L17)
を介して入力されるライン圧により閉位置に確実に復帰
されるようにし、又4速油圧クラツチ(C4)に対応す
る前記第3排油路(LD3)に、前記第3排油制御弁(
18a)と並列に第20油路(L20)・の油圧で右方
の開位置に押圧される第6排油制御弁(18g)を介設
し、マニアル弁(9)のrRJレンジからrD4J  
rDsJ  r2 Jレンジへの切換当初、閉位置に存
する第2サーボ制御弁■と第20油路(L20)とを介
して入力されるライン圧により第6排油制御弁(18a
)を開弁し、4速油圧クラツチ(C4)の油が早く排出
されるようにした。
又、第18油路(Llg)に、これに介入したオリフィ
ス[相]と並列の側路(Llgりを設け、該側路(Ll
lla)の上流側と下流側の部分を前記制御弁■の左側
部に設けた1対のボートに接続して、該制御弁■の第1
位置では該側路(L18a)が遮断され、第2位置では
該弁■の第3環状溝aor>を介して該側路(L18a
)が連通されるようにした。
これによれば、マニアル弁(9)をr D4 J  r
 DI JレンジからrRJレンジに切換えたとき、制
御弁■が1速油圧クラツチ(C1)からの排油で上記の
如く第1位置に復帰するまでの間は、側路(L18a)
が連通状態になって、第18油路(Llg)の流路抵抗
が小さくなり、その後制御弁■の第1位置への復帰で側
路(L18a)が遮断されて第18油路(Llg)の流
路抵抗が大きくなり、かくて4速油圧クラツチ(C4)
への給油量は、上記作用の項で説明したように遊び期・
間に多く係合期間には少なくなり、該油圧クラッチ(C
4)が迅速且つスムーズに係合されて、後進伝動系(O
R)が迅速且つスムーズに確立される。
尚、マニアルm <9)の「D4」レンジにおける4速
段での走行生仲マニアル弁(9)を誤ってrRJレンジ
に切換えた場合、前記第1サーボ制御弁■の働きでサー
ボ弁aυは前進位置に保持され、この状態で第18油路
(Llg)が該サーボ弁atの排油ポート(11f)に
接続されて4速油圧クラツチ(C4)からの排油が行な
われる。ここで、マニアル弁(9)のrRJレンジへの
切換当初は前記制御弁■が第2位置に存するため、側路
(L18a)を介して4速油圧クラツチ(C4)からの
排油が迅速に行なわれるが、4速油圧クラツチ(C4)
の油圧が充分に低下しないうちに制御弁■が第1位置に
切換わる可能性もあり、そこで第18油路(Llg)に
オリフィスC!Φと並列に排油用の一方向弁■を介設し
て、制御弁■が第1位置に復帰しても該一方向弁■を介
して迅速な排油が行なわれるようにした。
上記実施例では、マニアル弁(9)のrDd  rDz
JレンジからrRJレンジへの切換時に、制御弁■を利
用して4速油圧クラツチ(C4)への給油量を増減制御
するようにしたが、「2」レンジへの切換時に2速油圧
クラツチ(C2)への給油量を同様に増減制御すること
も可能である。
図中■は流体トルクコンバータ(3)にその入力側と出
力側とを1械的に連結すべく設けたクラッチ、■は該ク
ラッチ■の制御用の油圧回路を示し、該回路Oには、1
対の電磁弁(28t) (282)を設けて、該両弁■
1)CI!82)を図外の電子制御回路により開閉し、
該クラッチ■の作動を制御するようにした。
尚、この油圧回路は、特開昭81−242173号で公
知のものと特に異らず、その詳細な説明は省略する。
(発明の効果) 以上の如く本発明によるときは、マニアル弁の第1のレ
ンジから第2のレンジへの切換時、第2のレンジで確立
する伝動系の油圧係合要素への給油量を遊び期間では多
く係合期間では少なくなるように増減制御して、該油圧
係合要素を迅速且つスムーズに係合でき、且つこの制御
は第1のレンジに切換えたときのショックを低減すべく
設けた制御弁を利用して行なうもので、別途専用の制御
弁を設けるものに比し油圧回路の構成を簡素化できる効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用する変速機の1例の線図、第2図
はその油圧回路図、第3図は油圧回路の要部の拡大図、
第4図は他の実施例を示す油圧回路の要部の拡大図、第
5図は変速特性を示す線図である。 (Gl)・・・1速伝動系 (G2)・・・2速伝動系(高速段の伝動系)(GR)
・・・後進伝動系(所定の伝動系)(C1)〜(C4)
・・・油圧クラッチ(油圧係合要素)(D・・・ワンウ
ェイクラッチ (8)・・・油圧源 (9)・・・マニアル弁 (10・・・シフト弁 ■・・・制御弁 @・・・オリフィス (LlB)・・・第18油路(第2の油路)(L18a
)・・・側路 第3図 第4図 ャ連(Km/特)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 最低速段の1速伝動系に出力側のオーバ回転を許容する
    ワンウェイクラッチを介入して成る車両用油圧作動式変
    速機の油圧回路に、1速伝動系を含む複数の伝動系を選
    択的に確立する第1のレンジと1速伝動系以外の所定の
    伝動系を確立する第2のレンジとを含む複数のレンジに
    切換操作自在なマニアル弁と、シフト弁とを設け、該マ
    ニアル弁の第1のレンジでは、1速伝動系を確立する1
    速油圧係合要素に常時給油すると共に、該シフト弁を介
    して残りの複数の伝動系を確立する各油圧係合要素に選
    択的に給油するようにし、且つ該マニアル弁が第1のレ
    ンジと、該シフト弁が1速油圧係合要素のみに給油する
    最低速のシフト位置とに存するとき、1速伝動系より高
    速段の伝動系を確立する油圧係合要素を油圧源に接続す
    る第1の油路を設けて、該第1の油路にこれを連通する
    第1位置と遮断する第2位置とに切換自在な制御弁を介
    設し、該マニアル弁の第1のレンジへの切換えによる発
    進時該油圧係合要素の油圧又は1速油圧係合要素の油圧
    が所定圧に上昇してから該制御弁が第2位置に切換えら
    れ、該マニアル弁の第1のレンジからの切換えによる1
    速油圧係合要素からの排油で該制御弁が第1位置に復帰
    されるようにしたものにおいて、該マニアル弁の第2の
    レンジにおいて前記所定の伝動系を確立する油圧係合要
    素を油圧源に接続する第2の油路に、オリフィスと、該
    オリフィスに並列の側路とを介設し、該側路を前記制御
    弁の第1位置で遮断し、第2位置で連通するようにした
    ことを特徴とする車両用油圧作動式変速機の制御装置。
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KR101861256B1 (ko) * 2017-05-23 2018-05-25 아주대학교산학협력단 진동식 관성 센서, 이의 제조 방법 및 이를 포함하는 진동식 관성 센서 장치

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