JPH01299115A - パレット搬送装置 - Google Patents

パレット搬送装置

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JPH01299115A
JPH01299115A JP2084289A JP2084289A JPH01299115A JP H01299115 A JPH01299115 A JP H01299115A JP 2084289 A JP2084289 A JP 2084289A JP 2084289 A JP2084289 A JP 2084289A JP H01299115 A JPH01299115 A JP H01299115A
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JP
Japan
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pallet
palette
driven roller
turning
rail
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Pending
Application number
JP2084289A
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English (en)
Inventor
Hirokazu Kondo
近藤 博量
Shigekatsu Takino
瀧野 茂勝
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Tsubakimoto Chain Co
Original Assignee
Tsubakimoto Chain Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は軽量の基板、シャーシー等に部品を自動的に組
付ける作業に好適なパレット搬送装置に関する。
一般にビデオ、ステレオ等の弱電機器に組み込まれる軽
量の基板、或いはまた機械器具の基体に多種類の部品を
組み付ける作業を行う場合には、基板、基体をパレット
上に載せて搬送し、組付は作業位置において該パレット
を停止せしめ、人手作業又はロボット作業等によって必
要部品をパレット上の基板、基体等に組付けて次工程の
組付は作業位置まで搬送し、同様な部品組付は作業を施
す作業工程を繰り返し乍ら、パレット走行レール上を搬
送する。
そして、このような部品の組付は作業に使用されるパレ
ットの搬送経路は、パレットの発進および停止を行い乍
ら部品組付は作業を行う搬送側と空パレツト返送側とが
両端においてリフター、トラバーサ、ターンテーブル等
で接続された閉鎖経路を形成している。
このパレット搬送経路に沿って複数の部品組付け作業位
置が設置され、該位置には組付は作業員又は自動組付は
ロボットが配置され、パレットは該位置に組付は作業を
終了するまで停止しなければならない、特に自動組付は
作業をロボット化する場合には、基板、基体を載置して
いるパレットの組付は作業位置への停止精度は±50μ
以下のきびしい要求がなされ、しかもパレットの発進お
よび停止時における衝撃を極力緩和することが必要であ
り、更には先行パレット停止時における後続パレットの
追突防止と貯留機能を具備しなければならない、しかも
前記追突防止および貯留機能はパレットが返送される経
路においても必要なことである。
軽量の基板、基体に部品を組付ける作業に用いられるパ
レット搬送装置は、パレットの発進、停止操作が複雑で
なく且つ発進、停止時の衝撃の少ない摩擦駆動によるパ
レット搬送が好適であって、従来例として例えば特公昭
52−45568号公報に記載されているように、パレ
ット走行レールに沿って長い回転軸を配設し、パレット
下面に取付けられた旋回角度を制御される被動ローラを
該回転軸の周面に押接し、被動ローラの回転軸に対する
傾きを制御するという簡単な操作でパレットは容易に発
進、停止し、且つ回転軸と被動ローラとは摩擦伝動であ
るから、発進、停止時の衝撃も少ないという利点はある
。しかし、反面、摩擦伝動であるので定位置停止精度が
低下し、発進初動に遅れが生じ、また貯留停止時にパレ
ットの運動慣性を急速に吸収できないため先行停止パレ
ットに追突し、パレットの停止位置を変動させてパレッ
トの定位置停止精度を更に悪化させ、部品の自動組付は
作業のロボット化を不可能にする等の欠点を有し、また
上記公報記載のパレットはその後端部に前部レバーの案
内カムが長く後方に突出していて、パレット後端に前部
レバーと同様の後部レバーを設けられないから、パレッ
ト返送経路上におけるパレットの追突防止および貯留は
不可能である。
本発明は上記従来の欠点を除去すると共に、パレットの
区間制御、搬送制御動力の効う率的供給、自動組付は作
業位置設置数の増大に伴う組付は作業の能率化等の新し
い機能を具備したパレット搬送装置であって、以下図面
について本発明の詳細な説明すると、 本発明の搬送装置は第1図に示すようにパレット10、
パレット走行機構30、パレット停止位置決め機構50
、ターンテーブル機構70、動力供給機構90を具備し
ている。
パレット10には部品が組付けられる基板或いは基体が
搭載され、基板、基体の下面から部品組付は作業が容易
に行われるようにパレットの上下両面を貫通した2つの
切り抜き部10a、10bが設けられ、パレットの表面
には基板等の搭載位置決め治具11が複数個設けられて
いる。
パレットの下面には第2図のように隅部に複数の走行車
輪12と該車輪12が走行する一対のレールの一方のレ
ールを挟持してパレット10をレールに沿って誘導する
一対の案内ローラ13.13′が前後の一側に設けられ
ており、また、パレットの下面中央にはパレットの走行
を停止させるストッパピン14とパレット下面の一側又
は両側部にはパレット停止用のロックピン15が設けら
れ、更にリミットスイッチの感応部材LSが設けられて
いる。そして、案内ローラ13,13’がパレットの一
側前後のみに設けられていることにより、レール間隔の
誤差に対してもパレットは支障な−く走行できるので、
レール間隔の精度を高める必要がなくなる。
ストッパピン14の近傍には室軸の周りに旋回自在な被
動ローラ16と被動ローラと一体に旋回する旋回作動板
17が取付けられ、旋回作動Fi、17には1つまたは
対称位置に夫々1つ宛のカムピン18.18’を設け、
パレットの下面前端および後端にはレバー19.19’
が旋回自在に取付けられ、レバー19.19’ は旋回
自在に取付けられ、レバー19.19’は旋回作動板1
7の直径上の対称位置に連結杆20.20’によって連
動連結している。そして、旋回作動板17は該板とパレ
ットとの間に張設されたバネ21でレバー19.19’
が夫々パレット前端および後端より前方および後方に突
出付勢され、且つ被動ローラ16の回転軸線が後述する
パレット駆動のための回転軸の軸線に対して斜交するよ
うに付勢されている。
また、パレット10の前端および後端にはレバー19.
19’を押動する押動部材22.22’が突設されてい
る。
このように、パレットの前後部にレバー、連結杆および
押動部材を同じ構成で取付けることによりパレット10
は正逆進いずれの場合でも同一の機能を具備させること
ができる。
パレット走行機構30は第1図に示すように、架台31
上に立設した複数の支柱32に支持された左右一対のパ
レット走行レール33.33’ と走行レールに沿って
延設されたパレット駆動用回転軸34とを有し、該回転
軸34は部品組付は作業位置に応じ夫々独立して区分駆
動される複数の回転軸を連接して構成され、夫々の区分
駆動される回転軸は夫々のモータMよりベルトBで伝動
され、ベルト掛けされる回転軸外周はベルトの厚さだけ
小径にされ、パレットの被動ローラ16が振動な(通過
できるように配慮されている。また、夫々の回転軸34
は運搬および現場のレイアウトに応じた組立て、分解を
容易にするために、第3図に示すように複数個に分割さ
れクツシランゴムビン35にて連結されることもある。
このような連結装置は従来のフランジ連結に比し軸の連
結部外周にフランジのような突出部がなく、パレットの
被動ローラの乗り移りがきわめて円滑に行われる。そし
て回転軸34には前述したパレットの被動ローラ16の
周面が押接付勢され、被動ローラ16に回転力を伝達し
、被動ローラ16の回転軸線が回転軸34の軸線に斜交
した位置にあるときは、被動ローラ16に伝達される回
転軸34の回転分力がパレットlOを前進せしめる駆動
力となり、両軸線が平行位置にあるときはパレットに走
行駆動力が伝達されず被動ローラ16が単に遊転するの
みであり、両軸線が前記斜交位置から回転軸の反対側の
斜交位置、すなわち逆斜交位置になったときは、パレッ
トlOは後進駆動力を与えられる。かかるパレットの駆
動システムについては既に特公昭52−45568号に
開示され従来公知である。
パレット停止位置決め機構50は、パレット上に搭載さ
れている基板等に所定の部品を組付ける作業位置にパレ
ットlOを精確に停止させてロボット作業による部品の
組付は精度を向上させるものであって、第4〜5図にそ
の詳細を示す、すなわち、該機構50には、パレット走
行レール33゜33′の間の室軸51の周りにシリンダ
装置52により旋回操作され、前述したパレット10の
ストッパピン14の移動経路上に出没するストッパ53
と、旋回作動板17に突設したカムピン18の移動経路
上に出没してカムピン18を押動し、旋回作動板17を
旋回させて被動ローラ16の回転軸線を回転軸34の軸
線に平行となる真近位置まで旋回させ、パレット10に
回転軸34の僅少な駆動力を伝達させるカム面54と、
を形成したパレット停止板55を設け、該停止板55上
に設けた室軸56の周りに旋回し、パレットのストッパ
ピン14の移動経路上にバネ57によって突出付勢され
、ストッパピン14によってバネ57の付勢力に抗して
押し退けられるカム面58とストッパピン14をストッ
パ53に押圧し且つストッパピン14を走行レール33
′側に押動付勢する曲面カム59と、を形成した位置決
め板6oを設ける。
したがって、パレット10のストッパピン14は回転軸
34より伝達される僅少な前進駆動力によりストッパ5
3に押圧される状態を保持すると共に、位置決め板60
の曲面カム59によってストッパ53との間に挟持され
るから、パレット10は逆走するおそれがないばかりで
なく前後方向の位置決めがストッパ53を基準として精
確に行われ、また、ストッパピン14はバネ57の付勢
力が作用する曲面カム59によって走行レール33′側
に押し付けられると共に、パレッ)10はパレット停止
板55のカム面54にバネ21の付勢力で押接している
旋回作動板17のカムビン1日の反力により走行レール
33′側に押し付けられるから、パレット下面−側の前
後に設けられ走行レール33′を挟持している案内ロー
ラ13゜13′の一つ13′は走行レール33′の内側
面に押接され、したがって、パレット10′は走行レー
ル33′の内側面を基準面として左右方向の位置決めが
精確に行われることになる。
また、パレット停止位置における走行レール33′の外
側面には第4図に示すロック装置61が取付けられ、走
行レール33′の外側面に取付けられた横軸62の周り
に揺動自在なロック杆63の下端には、指令信号により
作動する図示しない揺動操作シリンダ装置のピストンロ
ンド先端が連結され、ロック杆63の上端にはパレット
10の側部に設けられたロックビン1−5に係合する■
形溝64が形成され、前述した如くパレットlOが停止
位置決めされたのち、シリンダ装置を作動してロックピ
ン15をV形溝64内に嵌入し、パレット10を部品自
動組付は作業中に外力により変位しないようにロックす
るものである。
回転軸34の駆動により走行レール33.33’上を走
行搬送されたパレット10が部品組付は位置決めに到達
すると、指令信号により作動するシリンダ装置52によ
り操作されるパレット停止位置決め機構50によりパレ
ッ1−10は精確に定位置に停止せしめられ、パレット
の停止検出信号により該位置のレール側方に配置された
図示しないロボット装置が作動して、パレット上に搭載
した基板等に対して、コンピュータ等のプログラムに従
い、所要の部品組付は作業を行うが、後続パレットが先
行停止パレットに接近すると、後続パレットの後端に突
設した押動部材22′に後続パレットの前端に突出した
レバー19の先端に取付けたローラが接触し、レバー1
9は押動部材22′によって没入位置に押動され、連結
杆20を介して旋回作動板17がバネ21の付勢力に抗
して旋回する。このとき、パレットの後端より突出した
レバー19’も旋回作動板17の上記旋回により連結杆
20′を介して没入位置に連動する。
旋回作動板17の旋回により被動ローラ16の回転軸線
は回転軸34との斜交姿勢より平行姿勢を過ぎて逆斜交
姿勢位置まで旋回する。すなわち、押動部材22′の後
方突出長さ又はレバー19の前方突出長さを先行停止パ
レットの後端と後続前進パレットの前端とが接触する直
前において被動ローラ16が回転軸34に対して逆斜交
姿勢となるように設定することにより、後続前進パレッ
トは被動ローラ16が斜交姿勢より平行姿勢に旋回する
過程において減速され平行姿勢においてパレットに伝達
される前進駆動力は消失し、更に逆斜交姿勢においてパ
レットに逆走駆動力を与える。
この逆走行駆動力は、被動ローラ16と回転軸34とが
摩擦接触によって駆動力を伝達しているためにパレット
の前進運動慣性を吸収することができず、後続前進パレ
ットが先行停止パレットに追突して先行停止パレットに
外力を加えて部品組付は作業中の基板等への組付は精度
に支障を与えることを防止し、パレットの前進運動慣性
を制動吸収し、後続パレットを追突前に停止させると共
に、逆走駆動によって被動ローラが平行姿勢になるレバ
ー位置まで後続パレットを後退させ、先行停止パレット
の後端と後続パレットの前端とを隔離させて後続パレッ
トを停止させる0次位以下の後続前進パレットも同様の
動作によって順次停止貯留される。
そして、先行停止パレットが発進すると後続パレットの
前端レバーはバネ21によって突出し、被動ローラ16
は前記斜交姿勢に復帰して前進駆動せしめられ、また停
止貯留パレットは前述した如く相互に離隔して停止して
いるので随伴発進のおそれはないし、発進初動作も遅れ
なく円滑に行われる。
ターンテーブル機構70は、並設したパレットの部品組
付は搬送ライン間を接続するパレット中継ライン100
の両端に設けられ、その詳細は第6〜11図に示す。
ターンテーブル71を取付けた旋回室軸72は、部品組
付は搬送ラインとこれに直交する中継ライン又は他の搬
送ラインとの中心線の交点において支柱73に旋回自在
に立設され、ターンテーブル71上にはパレット走行レ
ニルに切離する切り換えレール74.74’が設けられ
、切り換えレール74.74’の両端下面には両レール
間に前部梁材75と後部梁材75′とが架設され、両梁
材75.75’間には回転軸34に接離する切り換え回
転軸76が支承されて後部梁材75′に取付けられたモ
ータ77によりベルト78を介して駆動されている。
そして、ターンテーブル71と前部梁材75との間には
溝部材79が旋回直軸72を通る切り換えレール74.
74’に平行な線上に架設され、支柱73に固設した減
速モータ80の軸に取付けた旋回レバー81の先端が前
記溝部材79の溝内に遊動自在に嵌合されており、旋回
レバー81は、切り換えレール74.74’が搬送ライ
ン走行レール33.33’および中継ライン走行レール
33a、33bと接続したときに、溝部材79の溝に対
して直交する位置に取付けられており、したがって、旋
回直軸72と旋回レバー81の旋回軸と前記溝に対して
直交する旋回レバー81の先端位置との3点を結ぶ三角
形が直角三角形を形成しているので、切り換えレール7
4.74’ と搬送ライン走行レール33.33’又は
中継ライン走行レール33a、33bとが接続したとき
には、ターンテーブル71又は切り換えレール74.7
4′に旋回外力が負荷されても、旋回方向は旋回レバー
の旋回直軸72を指向するから旋回不能にロックされ、
また、旋回レバー81は定速円運動をするが、旋回レバ
ー81の先端は溝に沿って直線運動をするので、ターン
テーブルの角速度は起動および停止時に低減し、したが
って、パレットに与える衝撃は防止され、パレット10
の移乗は支障なく遂行される。また、切り換えレール7
4′の終端にはパレット前縁に衝接するストッパ部材8
2が設けられている。
次にターンテーブル71の旋回制御機構について説明す
ると、 パレット10がターンテーブル71の切り換えレール7
4.74’に移乗されるパレット待機位置には、パレッ
トの旋回作動板17に突設したカムヒン1日の移動経路
上に出没し、カムビン18を押動して被動ローラ16の
回転軸線を回転軸34の軸線に平行ならしめるカム面を
有する停止板83と原板83を作動するシリンダ装置8
4が設けられると共に、パレット10の到着検出リミッ
トスイッチLS−1を設け、また、切り換えレール74
.74’が部品組付は搬送ラインのパレット走行レール
33.33’ に接続した際に、切り換えレール74′
の後端によって作動せしめられる受入旋回完了リミット
スイッチLS−2と切り換えレール74.74’が中継
ライン走行レール33a、33bに接続した際に、切り
換えレール74の後端によって作動せしめられる送出旋
回完了リミットスイッチLS−3とを夫々定位置に固設
し、更にまた、切り換えレール74.74’上にパレッ
ト10が移乗完了したことをパレットによって検出する
リミットスイッチLS−4を切り換えレール74′の後
端に設け、切り換えレール74.74’よりパレットを
送り出したことをパレットの通過によって検出するリミ
ットスイッチLS−5を中継ライン走行レールの始端の
定位置に固設される。
そこで、ターンテーブル直前の搬送ライン走行レール上
にパレットが到着しパレット到着検出リミットスイッチ
LS−1がオンしたとき、受入旋回完了検出リミットス
イッチLS−2がオンで移乗完了検出リミットスイッチ
LS−4がオフの場合には、停止板83の作動シリンダ
装置84は作動せず、モータ77が正転駆動されてター
ンテーブル上の切り換え回転軸76が回転軸34と同方
向に回転起動する。したがって、パレット10は、切り
換えレール74.74’上に移乗し移乗完了検出リミッ
トスイッチLS−4をオンにしてモータ77を停止させ
ると共にストッパ部材82に衝接して停止し、減速モー
タ80が起動して旋回レバー81を第7図において反時
計方向に旋回させ、旋回レバー81の先端は溝部材79
の溝内を左動するから、ターンテーブル71は旋回直軸
72の周りに反時計方向に旋回し、切り換えレール74
の後端が送出旋回完了検出リミットスイッチLS−3を
オンしたときに減速モータ80は停止し、切り換えレー
ル74.74’ と中継ライン走行レール33a、33
bとが接続され、モータ77が逆転起動して直交ライン
上の回転軸34′と同方向に回転する。
そして、パレット10はターンテーブル上の切り換えレ
ール74.74’より中継ライン走行レール33a、3
3bへ送り出される。
次に、送出検出リミットスイッチLS−5がパレット1
0の通過によってオンされると、モータ77が停止し、
減速モータ80は逆転起動して旋回レバー81が時計方
向に旋回しターンテーブル71を時計方向に旋回させ、
切り換えレール74゜74′が搬送ライン走行レール3
3.33’に接続したときに、切り換えレール74′が
受入旋回完了検出リミットスイッチLS−2をオンし減
速モータ80は停止する。
以上の制御操作によるパレット10は走行レール33.
33’より中継ライン走行レール33a。
33bに移乗されるものである。
また、切り換えレール74.74a上にバレン)10が
あるとき、およびターンテーブル71が旋回していると
き、すなわち、移乗完了検出リミットスイッチLS−4
がオンのとき、受入旋回完了検出リミットスイッチLS
−2がオフのときには、パレット到着検出リミットスイ
ッチLS−1がオンするとシリンダ装置84が作動して
停止板83を突出させ、パレットの旋回作動板17に突
設したカムピン18を押動して被動ローラ16の回転軸
線を回転軸34に平行にさせ、パレット10を停止待機
させ、移乗完了検出リミットスイッチLS−4がオフで
受入旋回完了検出リミットスイッチLS−2がオンにな
ると、シリンダ装置84が逆作動して停止板83を没入
せしめ、被動ローラ16はバネ21の付勢力により回転
軸34に斜交ぜしめられ、パレットは前進して切り換え
レール74.74’上に送り込まれる。
次に第7図左側のターンテーブル、すなわち中継ライン
100より作業搬送ラインにパレットを移載するターン
テーブルの制御操作について述べる。
ターンテーブル直前の中継ライン走行レール上にパレッ
トが到着し、パレット到着検出リミットスイッチLS−
1’がオンしたとき、受入旋回完了検出リミットスイッ
チLS−2’がオンで移乗完了検出リミットスイッチL
S−4’がオフの場合には、竪型の停止板83′の作動
シリンダ装置84′は作動せず、モータ77が中継ライ
ン100上の回転軸34′と同方向に逆転駆動される。
そして、パレット10は中継ラインよりターンテーブル
上に移乗し、移乗完了検出リミットスインチLS−4’
をオンにしてモータ77を停止させると共にストッパ部
材82に衝接して停止し、減速モータ80が起動して旋
回レバー81を第7図において反時計方向に旋回させて
ターンテーブルを反時計方向に旋回させ、切り換えレー
ル74′の後端が送出旋回完了検出リミットスイッチL
S−3′をオンしたときに減速モータ80は停止し、切
り換えレール74.74’ と搬送ライン走行レール3
3.33’ とが接続され、モータ77が正転起動して
搬送ラインの回転軸34と同方向に回転する。
したがって、パレット10はターンテーブル上の切り換
えレール74.74’より搬送ラインの走行レール33
.33’へ送り出される。
そして送出検出リミットスイッチLS−5’がパレット
の通過によってオンされると、モータ77が停止し、減
速モータ80は逆転起動して旋回レバー81が時計方向
に旋回し、ターンテーブル71を時計方向に旋回させ、
切り換えレール74゜74′が中継ライン走行レール3
3a、33bに接続したときに切り換えレール74が受
入旋回完了検出リミットスイッチLS−2’をオンし減
速モータ80は停止する。
また、ターンテーブル上にパレットがあるとき、ターン
テーブル旋回中のときの制御操作は前述した右側ターン
テーブルと同様であるので説明を省略する。
更に中継ライン100は並列した搬送ラインの間隔を過
大にしないで搬送装置の設置占有面積の節減をするため
パレット1台分の貯留に必要な長さにすることが好まし
い。
したがって、中継ライン上に1台のパレットが貯留され
ているときには、上流側のターンテーブルが搬送ライン
よりパレットを受入れて移乗完了状態となってもターン
テーブルの送出旋回動作を開始させないため、パレット
到着検出リミットスイッチLS−1’に近接して上流側
ターンテーブルの送出旋回(反時計方向旋回)信号を保
留させる送出旋回保留リミットスイッチLS−6が設け
られる。
したがって、待機位置にパレットがあるときは送出旋回
保留リミットスイッチLS−6がオンするから、移乗完
了検出リミットスイッチLS−4がオンしても減速モー
タ80は起動せず、パレットが待機位置にないときは送
出旋回保留リミットスイッチLS−6がオフとなって、
移乗完了検出リミットスイッチLS−4がオンすると減
速モータ80が起動して上流側ターンテーブルは送出方
向に旋回作動するから、中継ライン上に貯留されるパレ
ットは自動的に1台に制限することができ第8図はパレ
ット10が閉鎖経路内を還流する場合の自動組付は作業
ラインのレイアウトを示し、パレットの走行方向が反対
の2つの並列した組付は作業ラインL1およびL2の始
端および終端を中継ラインL、およびL4で接続し、そ
の交点に前述したターンテーブル機構70a、70b、
70c、70dを配置し、部品の自動組付は作業ライン
L1およびL8には部品組付は作業位置にロボット作業
機R1,R1,Rff、R−、Rs、Rhが配置されて
いる。そして、夫々のロボット作業機Rl”” Rhの
前には既述したパレット停止位置決め機構50が配置さ
れ、コンピュータによるプログラム制御によって作動せ
しめられる。また、中継ラインL、およびL4を組付は
作業ラインL。
およびり、に対してT字状に直交させ或いは十字状に直
交させてレイアウトすることもある。
このようなレイアウトでは、パレットがターンテーブル
を通過して向きを変えることなく直線的に搬送される場
合があり、したがって、ターンテーブル上の切り換えレ
ール終端に設けたストッパ部材82は切り換えレールに
対して出没毘作される必要があるので、シリンダ装置に
よってス)7パ部材82を出没掻作させる。
そして、ターンテーブルを通過して直線的に搬送される
パレットがターンテーブル直前待機位置−に到着したと
きは、コンピュータのプログラム制御により移乗完了検
出リミットスイッチLS−4の作動を保留し、前記シリ
ンダ装置を作動させてストッパ部材82を没入状態にし
てパレットを通過させ、パレット通過後に前記リミット
スイッチLS−4とシリンダ装置とを復帰させる。
以上の如くして搬送ラインのレイアウトによりパレット
を中継ラインに移乗させることも、ターンテーブルを通
過させることも可能となる。
第9〜11図は第8図におけるターンテーブル機構70
aの旋回説明図であって、第9図は旋回前、第10図は
旋回中、第11図は旋回完了の状態を示す斜視図である
次に動力供給機構90を第1図について述べる。
架台31内には電気制御用配線が収納され、各支柱32
は中空になっていて前記配線の一部が収納され、回転軸
34を区分駆動するモータMの起動、停止用スイッチ9
1が取付けられ、また、その一部の配線は走行レール下
方に沿って支柱32に支持された集電レール92に結線
されている。
そして該集電レール92は、これにソケットSを嵌着す
ることにより搬送ライン側方随所において電力を供給す
ることができ、電気を動力とする作業を容易に遂行でき
る便を与えることができる。
支柱32の下部には架台31に沿って圧縮空気の供給管
93と排気管94とが沿設され、両管93.94は走行
レール33の外側面に取付けたオン−オフスイッチ95
.95’を経てパレット停止位置決め機構50のシリン
ダ装置52に給排される。
また、ターンテーブル機構70の収納箱96には電気供
給系および空気供給系のすべてを同時にオン−オフする
制御面が取付けられている。
したがって、区分駆動される夫々の回転軸および停止位
置決め機構は、夫々の区分域に配設されたモータ起動、
停止用スイッチ91および空気系オン−オフスイッチ9
5.95’の操作により駆動制御され、全搬送ラインの
駆動操作は前記制御面によって行われる。
その他、パレット走行レール側面に小孔を多数貫設して
、スイッチ、パレットロック装置、制御機器等の必要機
器を随所に取付は易くしている。
以上の如く、本発明は、たとえばパレット10の一方の
切り抜き部10a上に治具11によりビデオ基板を取付
け、他方の切り抜き部10b上に治具11により該基板
に組付ける部品を!!置して、回転軸34の回転駆動に
より自動組付は作業ライン上を走行させ、部品組付は作
業位置においてパレット停止位置決め機構50によりパ
レットを精確な位置に停止させ、該位置に配置したロボ
ット作業機Rによりプログラム制御された順序で部品の
基板に対する組付は作業を行い、パレット停止位置決め
機構50の逆作動によりパレット10は再び前進して次
位の組付は作業位置に配設されたパレット停止位置決め
機構により再び停止せしめられ、同様な組付は作業が行
われ、この作業を繰り返し乍ら、ターンテーブル機構7
0によって次のラインに送り出される。
そして、部品組付は作業位置において事故が発生したと
きは、該作業位置の区分域の回転軸34をスイッチ91
の操作により回転停止させて事故の処理をすることがで
きる。この間、後続のパレットはパレットの前後に突設
したレバー19.19′により自動的に順次貯留停止せ
しめられる。
特に、駆動回転軸34および被動ローラ16を一方の走
行レール側に偏在して配設したから、パレットに切り抜
き部10a、10bを貫設することが可能となり、該切
り抜き部10’a、10bにより、部品の組付は作業が
パレット上に搭載された基板、基体の下面より施すこと
が容易になり、基板、基体の上下両面において同時に部
品の組付は作業を行うことができるので、組付は作業の
効率化とともに基板に対する部品組付は領域が飛躍的に
増大し、基板、基体等の上下両面に対する部品組付は作
業のロボット化および効率化が可能となり、しかも部品
組付は精度が向上するほか、全装置の設置占有面積の過
大化を大11に抑制できるというすぐれた効果を有する
ものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は本発明の要部斜
視図、第2図はパレットの下面斜視図、第3図は回転軸
連結部の断面図、第4図はパレット停止位置決め機構の
斜視図、第5図はパレット停止位置決め機構の平面図、
第6図はターンテーブル機構の正面図、第7図は第6図
の平面図、第8図はパレット搬送ラインの一実施例を示
すレイアウト平面図、第9図はターンテーブルの旋回前
、第10図は旋回中、第11図は旋回完了時の斜視図で
ある。 10・・・パレット   14・・・ストッパピン16
・・・被動ローラ  19.19’・・・レバー 31
・・・架台33、33’・・・パレット走行レール34
・・・回転軸  50・・・パレット停止位置決め機構
70・・・ターンテーブル機構 74.74’・・・切
り換えレールT6・・・切り換え回転軸  M・・・モ
ータ第5図 0=5 第8図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 架台上に並列に支持された2本のパレット走行レールお
    よびこれら2本のレールの一方のレール側に偏在させて
    沿設した回転軸と、該回転軸を駆動するモータと、パレ
    ットの下面に前記一方のレール側に偏在させて旋回自在
    に設け且つ前記回転軸の周面に押接付勢されると共に前
    記回転軸に対して斜交付勢された回転軸線を有する被動
    ローラと、パレットの前後端より夫々突出し没入時に被
    動ローラの回転軸線を前記回転軸と略々平行にするレバ
    ーと、パレットの上下両面を貫通した切り抜き部と、前
    記走行レールの所定位置に配設され突出時に前記被動ロ
    ーラの回転軸線を前記回転軸に略々平行にし且つパレッ
    ト下面に突設したストッパピンを挟持するパレット停止
    位置決め機構とを有するパレット搬送装置。
JP2084289A 1989-02-01 1989-02-01 パレット搬送装置 Pending JPH01299115A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5330054U (ja) * 1976-08-20 1978-03-15
JPS54142712A (en) * 1978-04-26 1979-11-07 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd Bogie speed controller

Patent Citations (2)

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