JPH0720100Y2 - ストレージコンベヤ用ストッパ - Google Patents
ストレージコンベヤ用ストッパInfo
- Publication number
- JPH0720100Y2 JPH0720100Y2 JP1987134255U JP13425587U JPH0720100Y2 JP H0720100 Y2 JPH0720100 Y2 JP H0720100Y2 JP 1987134255 U JP1987134255 U JP 1987134255U JP 13425587 U JP13425587 U JP 13425587U JP H0720100 Y2 JPH0720100 Y2 JP H0720100Y2
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- Japan
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- stopper
- storage conveyor
- conveyor
- toggle link
- link mechanism
- Prior art date
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- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
- Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、配送センターのオーダピッキングシステム、
生産ラインの中間バッファなどに使用されるストレージ
コンベヤ用ストッパに関するものである。
生産ラインの中間バッファなどに使用されるストレージ
コンベヤ用ストッパに関するものである。
［従来の技術］ 第４図及び第５図は、従来のストレージコンベヤ用スト
ッパを備えた荷物保管供給設備の一般的な例で、並列に
設けられた複数のストレージコンベヤａの荷物切出し側
ｂの近傍に、前記ストレージコンベヤａの長手方向に対
して直角の方向に軌道ｃを敷設し、荷物ｄをストレージ
コンベヤａから切り出す切出し機ｅを前記軌道ｃ上に走
行自在に載置し、各ストレージコンベヤａの荷物切出し
側ｂの下方に、常時は上端部がストレージコンベヤａの
搬送面より上に突出し、荷物切り出し時には、シリンダ
などのストッパ解除装置ｆに駆動されて、ストレージコ
ンベヤａの搬送面下に下降するストッパｇを配設してい
る。
ッパを備えた荷物保管供給設備の一般的な例で、並列に
設けられた複数のストレージコンベヤａの荷物切出し側
ｂの近傍に、前記ストレージコンベヤａの長手方向に対
して直角の方向に軌道ｃを敷設し、荷物ｄをストレージ
コンベヤａから切り出す切出し機ｅを前記軌道ｃ上に走
行自在に載置し、各ストレージコンベヤａの荷物切出し
側ｂの下方に、常時は上端部がストレージコンベヤａの
搬送面より上に突出し、荷物切り出し時には、シリンダ
などのストッパ解除装置ｆに駆動されて、ストレージコ
ンベヤａの搬送面下に下降するストッパｇを配設してい
る。
所要のストレージコンベヤａから荷物ｄを切り出す場合
は、切出し機ｅを荷物を切り出すべきストレージコンベ
ヤａの前まで走行させて停止し、次いでストレージコン
ベヤａに設けられたストッパ解除装置ｆを作動し、スト
レージコンベヤａの搬送面上に突出して、荷物ｄをスト
ップさせているストッパｇの上端部を下降させた後、ス
トレージコンベヤａを運転して荷物ｄをストレージコン
ベヤａ上から切出し機ｅへ移動し、荷物ｄの切り出しを
完了する。
は、切出し機ｅを荷物を切り出すべきストレージコンベ
ヤａの前まで走行させて停止し、次いでストレージコン
ベヤａに設けられたストッパ解除装置ｆを作動し、スト
レージコンベヤａの搬送面上に突出して、荷物ｄをスト
ップさせているストッパｇの上端部を下降させた後、ス
トレージコンベヤａを運転して荷物ｄをストレージコン
ベヤａ上から切出し機ｅへ移動し、荷物ｄの切り出しを
完了する。
［考案が解決しようとする問題点］ しかしながら、上述の従来方式においては、各ストレー
ジコンベヤ毎にストッパ及びストッパ解除装置を配設し
ているため、ストッパ解除装置及び該解除装置のための
配線配管工事などにかかる設備費が増大し、部品代、電
力費用などランニングコストがかさみ、部品点数が多い
ので故障発生件数が増えて信頼性が低などの問題があ
る。
ジコンベヤ毎にストッパ及びストッパ解除装置を配設し
ているため、ストッパ解除装置及び該解除装置のための
配線配管工事などにかかる設備費が増大し、部品代、電
力費用などランニングコストがかさみ、部品点数が多い
ので故障発生件数が増えて信頼性が低などの問題があ
る。
本考案は、上述の実施例に鑑み、切出し機にストッパ解
除装置を設けることによって、ストッパ解除装置の使用
台数を削減し、設備費、ランニングコストの低廉なスト
レージコンベヤ用ストッパを提供することを目的として
なしたものである。
除装置を設けることによって、ストッパ解除装置の使用
台数を削減し、設備費、ランニングコストの低廉なスト
レージコンベヤ用ストッパを提供することを目的として
なしたものである。
［問題点を解決するための手段］ 上記目的を達成するため、本考案のストレージコンベヤ
用ストッパにおいては、ストレージコンベヤ１のコンベ
ヤフレーム６の荷物切出し側端部７にストッパフレーム
８を設け、該ストッパフレーム８に水平部材10と垂直部
材11とからなり側面形状がＬ字状のストッパプレート12
の前記水平部材10を、垂直部材11が荷物切出し側に位置
するよう枢支せしめ、上下方向に延びるトグルリンク機
構32の上端部を前記ストッパプレート11に枢支し、ま
た、トグルリンク機構32の下端部を前記ストッパフレー
ム８に枢支せしめて、トグルリンク機構32が直立した状
態であるときにストッパプレート12の垂直部材11がスト
レージコンベヤ１の搬送面より上側に位置し且つトグル
リンク機構32が傾動した状態であるときにストッパプレ
ート12の垂直部材11がストレージコンベヤ１の搬送面よ
り下側に位置するように構成し、前記トグルリンク機構
32を常時荷物切出し側へ付勢する弾性体23,24を設け、
該弾性体23,24により付勢されるトグルリンク機構32が
直立した状態から荷物切出し側へは傾動しないようにト
グルリンク機構32の動きを規制するリンクストッパ31を
設け、ストレージコンベヤ１の荷物切出し側に敷設され
且つ該ストレージコンベヤ１の長手方向に対して直角の
方向に延びる軌道３上に設けた切出し機４に、ストレー
ジコンベヤ１の長手方向に移動可能なスライドベース26
を設け、該スライドベース26のストレージコンベヤ側端
部にプッシャー28を前記トグルリンク機構32に当接し得
るように設け、前記切出し機４にスライドベース26をス
トレージコンベヤ１の長手方向へ移動させ得るシリンダ
27を設けている。
用ストッパにおいては、ストレージコンベヤ１のコンベ
ヤフレーム６の荷物切出し側端部７にストッパフレーム
８を設け、該ストッパフレーム８に水平部材10と垂直部
材11とからなり側面形状がＬ字状のストッパプレート12
の前記水平部材10を、垂直部材11が荷物切出し側に位置
するよう枢支せしめ、上下方向に延びるトグルリンク機
構32の上端部を前記ストッパプレート11に枢支し、ま
た、トグルリンク機構32の下端部を前記ストッパフレー
ム８に枢支せしめて、トグルリンク機構32が直立した状
態であるときにストッパプレート12の垂直部材11がスト
レージコンベヤ１の搬送面より上側に位置し且つトグル
リンク機構32が傾動した状態であるときにストッパプレ
ート12の垂直部材11がストレージコンベヤ１の搬送面よ
り下側に位置するように構成し、前記トグルリンク機構
32を常時荷物切出し側へ付勢する弾性体23,24を設け、
該弾性体23,24により付勢されるトグルリンク機構32が
直立した状態から荷物切出し側へは傾動しないようにト
グルリンク機構32の動きを規制するリンクストッパ31を
設け、ストレージコンベヤ１の荷物切出し側に敷設され
且つ該ストレージコンベヤ１の長手方向に対して直角の
方向に延びる軌道３上に設けた切出し機４に、ストレー
ジコンベヤ１の長手方向に移動可能なスライドベース26
を設け、該スライドベース26のストレージコンベヤ側端
部にプッシャー28を前記トグルリンク機構32に当接し得
るように設け、前記切出し機４にスライドベース26をス
トレージコンベヤ１の長手方向へ移動させ得るシリンダ
27を設けている。
［作用］ 本考案のストレージコンベヤ用ストッパでは、荷物の切
出しが行われない場合には、弾性体23,24とリンクスト
ッパ31とによりトグルリンク機構32が直立した状態に設
定され、ストッパプレーム12の垂直部材11がストレージ
コンベヤ１の搬送面の上側に位置して荷物の移動を阻止
する。
出しが行われない場合には、弾性体23,24とリンクスト
ッパ31とによりトグルリンク機構32が直立した状態に設
定され、ストッパプレーム12の垂直部材11がストレージ
コンベヤ１の搬送面の上側に位置して荷物の移動を阻止
する。
荷物の切出しを行う場合には、切出し機４をストレージ
コンベヤ１に対峙させたうえ、シリンダ27によりスライ
ドベース26をストレージコンベヤ１へ向って移動させ
る。
コンベヤ１に対峙させたうえ、シリンダ27によりスライ
ドベース26をストレージコンベヤ１へ向って移動させ
る。
スライドベース26とともにプッシャー28が移動し、該プ
ッシャー28によりトグルリンク機構32が傾動した状態に
設定され、ストッパプレート12の垂直部材11がストレー
ジコンベヤ１の搬送面の下側に位置して荷物の移動が可
能になる。
ッシャー28によりトグルリンク機構32が傾動した状態に
設定され、ストッパプレート12の垂直部材11がストレー
ジコンベヤ１の搬送面の下側に位置して荷物の移動が可
能になる。
［実施例］ 以下、本考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。
第１図ないし第３図は本考案の一実施例で、並列に配置
されたストレージコンベヤ１の荷物切出し側２の近傍
に、前記ストレージコンベヤ１の長手方向に対して直角
の方向に延びる軌道３を敷設し、該軌道３上に切出し機
４を走行自在に設け、該切出し機４には、ストレージコ
ンベヤ１と同じ高さにストレージコンベヤ１の長手方向
に延びるコンベヤ５を設置する。該コンベヤ５の荷物搬
送速度は、ストレージコンベヤ１の荷物搬送速度よりも
高速とする。
されたストレージコンベヤ１の荷物切出し側２の近傍
に、前記ストレージコンベヤ１の長手方向に対して直角
の方向に延びる軌道３を敷設し、該軌道３上に切出し機
４を走行自在に設け、該切出し機４には、ストレージコ
ンベヤ１と同じ高さにストレージコンベヤ１の長手方向
に延びるコンベヤ５を設置する。該コンベヤ５の荷物搬
送速度は、ストレージコンベヤ１の荷物搬送速度よりも
高速とする。
前記ストレージコンベヤ１の切出し機４側に、下記のよ
うな構成のストッパ本体29を備える。即ちストレージコ
ンベヤ１のコンベヤフレーム６の荷物切出し側端部７に
第１図及び第２図に示すようにストッパフレーム８を吊
設し、該ストッパフレーム８の後方（反切出し機４側）
に所要高さの軸受９を設け、該軸受９に、コンベヤフレ
ーム６の幅より短い幅の水平部材10と所要の高さの垂直
部材11からなり側面形状がＬ字状のストッパプレート12
を垂直部材11が切出し機４側に位置するよう枢支せし
め、ストッパプレート12の先端側に、ブラケット13を固
着し、該ブラケット13にストレージコンベヤ１の幅方向
に延びる軸14を挿通し、該軸14に左右一対のリンク15,1
6を回転可能に枢着し、該リンク15,16の下端に軸17を通
し、該軸17に、左右一対のリンク18,19を回転可能に枢
着し、該リンク18,19間の前記軸17に、リンク18,19間に
位置するようローラ20を回転自在に嵌め込み、リンク1
8,19の下端を、前記ストッパフレーム６の前方（切出し
機４側）に設けたブラケット21に軸22を介して回転可能
に枢着し、前記ストッパプレート12及びリンク15,16並
びに18,19によりトグルリンク機構32を構成し、軸19外
周にコイル状の一対のトルクスプリング23,24を外嵌
し、該トルクスプリング23,24の一端をストッパフレー
ム８に固定し、他端を前記リンク18,19に固定し、リン
ク18,19がトルクスプリング23,24の反発力で切出し機４
側に付勢されるように配設する。又リンク18,19には、
トルクスプリング23,24によって付勢されるこれらのリ
ンク18,19が直立した状態から切出し機４側へは傾動し
ないようにリンクストッパ31を設ける。
うな構成のストッパ本体29を備える。即ちストレージコ
ンベヤ１のコンベヤフレーム６の荷物切出し側端部７に
第１図及び第２図に示すようにストッパフレーム８を吊
設し、該ストッパフレーム８の後方（反切出し機４側）
に所要高さの軸受９を設け、該軸受９に、コンベヤフレ
ーム６の幅より短い幅の水平部材10と所要の高さの垂直
部材11からなり側面形状がＬ字状のストッパプレート12
を垂直部材11が切出し機４側に位置するよう枢支せし
め、ストッパプレート12の先端側に、ブラケット13を固
着し、該ブラケット13にストレージコンベヤ１の幅方向
に延びる軸14を挿通し、該軸14に左右一対のリンク15,1
6を回転可能に枢着し、該リンク15,16の下端に軸17を通
し、該軸17に、左右一対のリンク18,19を回転可能に枢
着し、該リンク18,19間の前記軸17に、リンク18,19間に
位置するようローラ20を回転自在に嵌め込み、リンク1
8,19の下端を、前記ストッパフレーム６の前方（切出し
機４側）に設けたブラケット21に軸22を介して回転可能
に枢着し、前記ストッパプレート12及びリンク15,16並
びに18,19によりトグルリンク機構32を構成し、軸19外
周にコイル状の一対のトルクスプリング23,24を外嵌
し、該トルクスプリング23,24の一端をストッパフレー
ム８に固定し、他端を前記リンク18,19に固定し、リン
ク18,19がトルクスプリング23,24の反発力で切出し機４
側に付勢されるように配設する。又リンク18,19には、
トルクスプリング23,24によって付勢されるこれらのリ
ンク18,19が直立した状態から切出し機４側へは傾動し
ないようにリンクストッパ31を設ける。
前記切出し機４のストレージコンベヤ１側に、下記のよ
うな構成のストッパ解除装置30を設ける。即ち切出し機
４のフレーム25下に第１図に示すようにスライドベース
26をストレージコンベヤ１方向へ滑動するように設け、
フレーム25とスライドベース26をコンベヤ５の貨物搬送
方向と平行な方向へ伸縮するエアシリンダ27で接続し、
スライドベース26のストレージコンベヤ１側にプッシャ
ー28を設け、該プッシャー28のセンターを前述のストッ
パ７のローラ20のレベルに合わせ、エアシリンダ27が伸
長した場合にプッシャー28の先端がローラ20を押し込む
ように配設している。
うな構成のストッパ解除装置30を設ける。即ち切出し機
４のフレーム25下に第１図に示すようにスライドベース
26をストレージコンベヤ１方向へ滑動するように設け、
フレーム25とスライドベース26をコンベヤ５の貨物搬送
方向と平行な方向へ伸縮するエアシリンダ27で接続し、
スライドベース26のストレージコンベヤ１側にプッシャ
ー28を設け、該プッシャー28のセンターを前述のストッ
パ７のローラ20のレベルに合わせ、エアシリンダ27が伸
長した場合にプッシャー28の先端がローラ20を押し込む
ように配設している。
所要のストレージコンベヤ１から荷物を切り出す場合
は、切出し機４を走行させて、荷物を切り出すべきスト
レージコナンベヤ１の前で停止後、切出し機４に設けら
れたストッパ解除装置30のエアシリンダ27を作動させ
て、スライドベース26をストレージコンベヤ１方向へ押
し出し、スライドベース26上のプッシャー７でストレー
ジコンベヤ１側に設けられたストッパ29のローラ20を押
し込み、リンク18,19を軸22を支点として垂直状態（第
１図）から第３図に示すように傾動させると、リンク1
5,16は下方に移動し、軸14を介してストッパプレート12
を引き下げ、ストッパプレート12は軸受９の枢支部を支
点として下方に傾動し、その結果、ストッパプレート12
の垂直部材11上端がストレージコンベヤ１の搬送面より
下に下降する。しかる後、ストレージコンベヤ１及び切
出し機４のコンベヤ５を作動させ、荷物をストレージコ
ンベヤ１上から切出し機４のコンベヤ５上に移動させ
て、荷物の切り出しを終了する。
は、切出し機４を走行させて、荷物を切り出すべきスト
レージコナンベヤ１の前で停止後、切出し機４に設けら
れたストッパ解除装置30のエアシリンダ27を作動させ
て、スライドベース26をストレージコンベヤ１方向へ押
し出し、スライドベース26上のプッシャー７でストレー
ジコンベヤ１側に設けられたストッパ29のローラ20を押
し込み、リンク18,19を軸22を支点として垂直状態（第
１図）から第３図に示すように傾動させると、リンク1
5,16は下方に移動し、軸14を介してストッパプレート12
を引き下げ、ストッパプレート12は軸受９の枢支部を支
点として下方に傾動し、その結果、ストッパプレート12
の垂直部材11上端がストレージコンベヤ１の搬送面より
下に下降する。しかる後、ストレージコンベヤ１及び切
出し機４のコンベヤ５を作動させ、荷物をストレージコ
ンベヤ１上から切出し機４のコンベヤ５上に移動させ
て、荷物の切り出しを終了する。
荷物の切り出しが終了したらストッパ解除装置30のエア
シリンダ27を短縮してスライドベース26を後退させ、プ
ッシャー28をストッパ７側のローラ20から引き離すと、
トルクスプリング23,24の反発力によるトグルリンク機
構32の作用によって、前述のストッパ解除時の作動とは
逆の動きでストッパプレート12の垂直部11上端がストレ
ージコンベヤ１の搬送面よりも上に突出し、次に続く荷
物の移動を確実に阻止する。このとき、切出し機４のコ
ンベヤ５の荷物搬送速度がストレージコンベヤ１の荷物
搬送速度よりも速いので、切出し機４のコンベヤ５上に
あって切り出されつつある荷物の方が、ストレージコン
ベヤ１上に残って次に切り出される荷物よりも速く移動
するから、両者の間に適宜に間隔が形成され、ストッパ
プレート12の垂直部11が容易に荷物の間に突出し得る。
シリンダ27を短縮してスライドベース26を後退させ、プ
ッシャー28をストッパ７側のローラ20から引き離すと、
トルクスプリング23,24の反発力によるトグルリンク機
構32の作用によって、前述のストッパ解除時の作動とは
逆の動きでストッパプレート12の垂直部11上端がストレ
ージコンベヤ１の搬送面よりも上に突出し、次に続く荷
物の移動を確実に阻止する。このとき、切出し機４のコ
ンベヤ５の荷物搬送速度がストレージコンベヤ１の荷物
搬送速度よりも速いので、切出し機４のコンベヤ５上に
あって切り出されつつある荷物の方が、ストレージコン
ベヤ１上に残って次に切り出される荷物よりも速く移動
するから、両者の間に適宜に間隔が形成され、ストッパ
プレート12の垂直部11が容易に荷物の間に突出し得る。
なお、本考案は前述の実施例にのみ限定されるものでは
なく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内において種々の
変更を加え得ることは勿論である。
なく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内において種々の
変更を加え得ることは勿論である。
［考案の効果］ 以上説明したように、本考案のストレージコンベヤ用ス
トッパによれば下記のような種々の優れた効果を奏し得
る。
トッパによれば下記のような種々の優れた効果を奏し得
る。
（１）ストッパプレート12による荷物の移動の拘束を、
切出し機４に設けたシリンダ27及びプッシャー28等によ
り解除するので、ストレージコンベヤ１を複数台設置し
た場合であっても各ストレージコンベヤ１のそれぞれに
ストッパ解除手段を設ける必要がなく、装置自体、配線
及び配管工事等にかかる設備費や部品代、電力費等のラ
ンニングコストが低減する。
切出し機４に設けたシリンダ27及びプッシャー28等によ
り解除するので、ストレージコンベヤ１を複数台設置し
た場合であっても各ストレージコンベヤ１のそれぞれに
ストッパ解除手段を設ける必要がなく、装置自体、配線
及び配管工事等にかかる設備費や部品代、電力費等のラ
ンニングコストが低減する。
（２）ストッパプレート12、トグルリンク機構32、弾性
体23,24、リンクストッパ31等のストレージコンベヤ１
に設けた部材と、スライドベース26、シリンダ27、プッ
シャー28等の切出し機４に設けた部材とによって装置が
構成されるので、装置の構造が簡単で且つ保守点検が容
易となり、故障件数が減り信頼性が向上する。
体23,24、リンクストッパ31等のストレージコンベヤ１
に設けた部材と、スライドベース26、シリンダ27、プッ
シャー28等の切出し機４に設けた部材とによって装置が
構成されるので、装置の構造が簡単で且つ保守点検が容
易となり、故障件数が減り信頼性が向上する。
（３）荷物の切出しが行われない場合には、弾性体23,2
4とリンクストッパ31とによりトグルリンク機構32が直
立した状態に設定され、ストッパプレート12の垂直部材
11がストレージコンベヤ１の搬送面の上側に位置するの
で、切出し機４がストレージコンベヤ１に対峙していな
いときにおける荷物の移動を確実に阻止することができ
る。
4とリンクストッパ31とによりトグルリンク機構32が直
立した状態に設定され、ストッパプレート12の垂直部材
11がストレージコンベヤ１の搬送面の上側に位置するの
で、切出し機４がストレージコンベヤ１に対峙していな
いときにおける荷物の移動を確実に阻止することができ
る。
第１図は、本考案の一実施例の説明図、第２図は第１図
のII−II矢視図、第３図は本考案のストレージコンベヤ
用ストッパの作動説明図、第４図は従来のストレージコ
ンベヤ用ストッパを備えた荷物保管供給設備の説明図、
第５図は第４図のＶ矢視図である。 図中、１はストレージコンベヤ、３は軌道、４は切出し
機、６はコンベヤフレーム、７は荷物切出し側端部、８
はストッパフレーム、10は水平部材、11は垂直部材、12
はストッパプレート、23,24はトルクスプリング（弾性
体）、26はスライドベース、27はエアシリンダ、28はプ
ッシャー、31はリンクストッパ、32はトグルリンク機構
を示す。
のII−II矢視図、第３図は本考案のストレージコンベヤ
用ストッパの作動説明図、第４図は従来のストレージコ
ンベヤ用ストッパを備えた荷物保管供給設備の説明図、
第５図は第４図のＶ矢視図である。 図中、１はストレージコンベヤ、３は軌道、４は切出し
機、６はコンベヤフレーム、７は荷物切出し側端部、８
はストッパフレーム、10は水平部材、11は垂直部材、12
はストッパプレート、23,24はトルクスプリング（弾性
体）、26はスライドベース、27はエアシリンダ、28はプ
ッシャー、31はリンクストッパ、32はトグルリンク機構
を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−136080（ＪＰ，Ａ) 特開 昭59−124458（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−106326（ＪＰ，Ａ) 実開 昭52−162673（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭58−99234（ＪＰ，Ｕ) 実公 昭42−14191（ＪＰ，Ｙ１) 実公 昭55−32188（ＪＰ，Ｙ２) 実公 昭52−21577（ＪＰ，Ｙ２) 実公 昭52−42537（ＪＰ，Ｙ２)
Claims (1)
- 【請求項１】ストレージコンベヤ（１）のコンベヤフレ
ーム（６）の荷物切出し側端部（７）にストッパフレー
ム（８）を設け、該ストッパフレーム（８）に水平部材
（10）と垂直部材（11）とからなり側面形状がＬ字状の
ストッパプレート（12）の前記水平部材（10）を、垂直
部材（11）が荷物切出し側に位置するように枢支せし
め、上下方向に延びるトグルリンク機構（32）の上端部
を前記ストッパープレート（12）に枢支し、また、トグ
ルリンク機構（32）の下端部を前記ストッパフレーム
（８）に枢支せしめて、トグルリンク機構（32）が直立
した状態であるときにストッパプレート（12）の垂直部
材（11）がストレージコンベヤ（１）の搬送面より上側
に位置し且つトグルリンク機構（32）が傾動した状態で
あるときにストッパプレート（12）の垂直部材（11）が
ストレージコンベヤ（１）の搬送面より下側に位置する
ように構成し、前記トグルリンク機構（32）を常時荷物
切出し側へ付勢する弾性体（23）（24）を設け、該弾性
体（23）（24）により付勢されるトグルリンク機構（3
2）が直立した状態から荷物切出し側へは傾動しないよ
うにトグルリンク機構（32）の動きを規制するリンクス
トッパ（31）を設け、ストレージコンベヤ（１）の荷物
切出し側に敷設され且つ該ストレージコンベヤ（１）の
長手方向に対して直角の方向に延びる軌道（３）上に設
けた切出し機（４）に、ストレージコンベヤ（１）の長
手方向に移動可能なスライドベース（26）を設け、該ス
ライドベース（26）のストレージコンベヤ側端部にプッ
シャー（28）を前記トグルリンク機構（32）に当接し得
るように設け、前記切出し機（４）にスライドベース
（26）をストレージコンベヤ（１）の長手方向へ移動さ
せ得るシリンダ（27）を設けたことを特徴とするストレ
ージコンベヤ用ストッパ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987134255U JPH0720100Y2 (ja) | 1987-09-02 | 1987-09-02 | ストレージコンベヤ用ストッパ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987134255U JPH0720100Y2 (ja) | 1987-09-02 | 1987-09-02 | ストレージコンベヤ用ストッパ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6439317U JPS6439317U (ja) | 1989-03-09 |
| JPH0720100Y2 true JPH0720100Y2 (ja) | 1995-05-10 |
Family
ID=31392847
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987134255U Expired - Lifetime JPH0720100Y2 (ja) | 1987-09-02 | 1987-09-02 | ストレージコンベヤ用ストッパ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0720100Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6194218B2 (ja) * | 2013-10-02 | 2017-09-06 | 株式会社岡村製作所 | 感震式物品落下防止装置 |
| JP6194219B2 (ja) * | 2013-10-02 | 2017-09-06 | 株式会社岡村製作所 | 感震式物品落下防止装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54136080A (en) * | 1978-04-14 | 1979-10-22 | Hitachi Ltd | Automatic transferring apparatus |
| JPS5532188U (ja) * | 1978-08-22 | 1980-03-01 |
-
1987
- 1987-09-02 JP JP1987134255U patent/JPH0720100Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6439317U (ja) | 1989-03-09 |
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