JP6194218B2 - 感震式物品落下防止装置 - Google Patents
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Description
棚段の上下方向の少なくとも棚段上の物品の出し入れに影響しない上方位置と所定位置間において降下可能であり、所定位置において棚段上の物品の落下を阻止できるように設けられたストッパー部材と、
前記ストッパー部材に与えられた移動力のベクトルに対しては固定的に前記ストッパー部材を支持し、前記ストッパー部材の移動を規制するとともに、その屈曲または屈折により前記規制を解除するようになっている支持部と、
棚の揺れに対し反応して前記棚の前後方向に移動する感震移動部と、前記感震移動部の移動に伴い前記支持部における規制を解除する規制解除部と、を備える感震作動手段と、を有し、
前記感震作動手段は、前記感震移動部が棚の前方向に移動する際において、前記規制解除部によって前記支持部における規制を解除できない構造となっていることを特徴としている。
この特徴によれば、感震作動手段は、感震移動部が棚の前方向に移動する際において、規制解除部によって支持部における規制を解除できない構造となっているため、物品の前方移動タイミングにおいて支持部におけるストッパー部材の移動規制が解除されることがなく、ストッパー部材が前方に移動した物品の上部もしくは後部側に落下する事態が低減し、物品の前方に確実にストッパー部材を移動させて落下を防止することができる。
この特徴によれば、物品と感震時の振り子とが同方向に揺れるため、初動時の比較的強い揺れの移動周期がほぼ一致するため、物品の後方移動時に確実にストッパー部材を移動させて落下を防止することができる。
この特徴によれば、巻バネは線材が筒状を呈することから、ストッパー部材に与えられた移動力のベクトルに対して異なる方向から加わる力に対しては巻バネが線材であることから屈折し易い。そのため、前記感震移動部が棚の後方向に移動する際において、即座にストッパー部材を移動させて落下を防止することができる。
地震等の所定以上の揺れにより、棚2が前方向に振動した場合、振り子部材30は、巻バネ20の前方側に設置されているため、ウエイト部32が後方向Yに揺動され、図4(a)に示すように、ウエイト部32が巻バネ20の前方側中央部に衝突する。このウエイト部32における巻バネ20との衝突箇所が規制解除部32aとして機能するようになっている。
巻バネ20は規制解除部32aの衝突により巻バネ20の一部が屈折変形し、ストッパー部材6の移動力のベクトルXが異なる方向にそれぞれ分断される。これにより、支持部である巻バネ20による支持機能が喪失する(図4(b)参照)。こうして巻バネ20による支持力を失ったストッパー部材6は、図5に示されるように、自重で枢軸16を支点として回動し、横杆部9が下方向に回動される。下部屈曲部14は、下方向に回動するアーム部8が当接して回動規制される規制部として機能するようになっており、これによれば、横杆部9が書籍15の上端よりも低い所定の高さで安定し、地震などの揺れによる書籍15の前方方向への飛び出しを防止できる。
また、同様に揺れによる規制解除部32aの振動位相を前方向の終点をC,後方側の終点をDとし、自然状態である所定位置βからCに移動し、その後所定位置βまで戻り、更に所定位置からDに移動し、その後所定位置βまで戻るまでの1周期を振動位相の360度として説明する。
これによれば、横杆部9の回動軌道上に書籍15が存在している若しくは回動軌道に向けて書籍15が移動を行っているタイミング、即ち書籍15によって横杆部9の降下が阻害されてしまう虞のあるタイミングでは落下防止機能を作動させず、前述したような横杆部9の回動軌道上に書籍15が存在せず、横杆部9を確実に書籍15の前方に移動させられる図6(b)に示されるようなタイミングにおいて落下防止機能を作動させ、横杆部9を降下させることができるため、確実に物品の落下を防止できる。
2 物品収納棚
3 感震作動手段
4A,4A 側板
4B 天板
5 棚段
6 ストッパー部材
7,7 支持体
7A 外側板
7B 内側板
8 アーム部
8b アーム部中央下端部
9 横杆部
14 下部屈曲片
15 書籍
15A 書籍前方側下方角部
15B 書籍後方側下方角部
16 枢軸
20 巻バネ(支持部)
30 振り子部材(感震移動部)
32 ウエイト部
32a 規制解除部
58 棒状部(規制解除部)
60 囲繞部材(規制解除部)
300,301 振り子部材(感震移動部)
320,321 ウエイト部
A 書籍前方側移動終点
B 書籍後方側移動終点
C 振り子部材前方側移動終点
D 振り子部材後方側移動終点
X 移動力のベクトル
Y 前後方向にかかる力
Claims (3)
- 棚段の上下方向の少なくとも棚段上の物品の出し入れに影響しない上方位置と所定位置間において降下可能であり、所定位置において棚段上の物品の落下を阻止できるように設けられたストッパー部材と、
前記ストッパー部材に与えられた移動力のベクトルに対しては固定的に前記ストッパー部材を支持し、前記ストッパー部材の移動を規制するとともに、その屈曲または屈折により前記規制を解除するようになっている支持部と、
棚の揺れに対し反応して前記棚の前後方向に移動する感震移動部と、前記感震移動部の移動に伴い前記支持部における規制を解除する規制解除部と、を備える感震作動手段と、を有し、
前記感震作動手段は、前記感震移動部が棚の前方向に移動する際において、前記規制解除部によって前記支持部における規制を解除できない構造となっていることを特徴とする感震式物品落下防止装置。 - 前記感震移動部は、前記支持部に対して前方側に配置される振り子部材であり、前記振り子部材は前記規制解除部を有していることを特徴とする請求項1に記載の感震式物品落下防止装置。
- 前記支持部は、一端側が所定位置に支持され、他端側が前記ストッパー部材の移動力を受けるように配置された巻バネからなることを特徴とする請求項1または2に記載の感震式物品落下防止装置。
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013207517A JP6194218B2 (ja) | 2013-10-02 | 2013-10-02 | 感震式物品落下防止装置 |
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2013
- 2013-10-02 JP JP2013207517A patent/JP6194218B2/ja active Active
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