JPH01292602A - 磁気テープ記録再生装置 - Google Patents

磁気テープ記録再生装置

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JPH01292602A
JPH01292602A JP12423588A JP12423588A JPH01292602A JP H01292602 A JPH01292602 A JP H01292602A JP 12423588 A JP12423588 A JP 12423588A JP 12423588 A JP12423588 A JP 12423588A JP H01292602 A JPH01292602 A JP H01292602A
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JP12423588A
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English (en)
Inventor
Kenji Shiroshita
賢司 城下
Masato Yoshino
誠人 吉野
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、磁気テープの表層に映像信号を、また磁気
テープの深層にディジタル音声データを記録し再生する
ように構成した回転ヘッドヘリカルスキャン方式の磁気
テープ記録再生装置に関するもので、特に再生信号の再
生等価(以下、イコライズと称す)特性を制御するよう
になした磁気テープ記録再生装置に関するものである。
[従来の技術] 第4図は、例えlf 1988年ICASSP予稿「ビ
デオテープレコーダにおける音声信号のデイジル化に関
する研究J  (A 5TUDY ON T)IE D
IGITIZATIONOF AUDIO5IGNAL
S FORVIDEOTAPE RECORDER(8
立))に示された従来の磁気テープ記録再生装置の構成
を示すブロック図であり、同図において、(1)は映像
信号(以下、ビデオ信号と称す)記録処理回路、(2)
はビデオ系記録アンプ、(3)はビデオヘッドおよびオ
ーディオヘッドを内蔵する回転ドラム、(4)は磁気テ
ープ、(5)はビデオ系ヘッドアンプ、(6)はビデオ
信号再生処理回路である。
また、(7)はアナログ−ディジタル変換器(以下、A
DCと称す) 、 (8)はディジタル音声信号(以下
、オーディオ信号と称す)記録処理回路、(8)はオフ
セット4相韮動位相信号変調回路(以下、4相位相変調
回路と称す) 、 (10)はオーディオ系記録アンプ
、(11)はオーディオ系ヘッドアンプ、 (12)は
オフセット4相差動位相変調信号復調回路(以下、4相
位相復調回路と称す) 、 (13)はディジタルオー
ディオ信号再生処理回路、(川はディジタル−アナログ
変換器(以下、DACと称す)である。
つぎに、上記構成の動作について説明する。
ビデオ信号記録処理回路(1)に入力されたビデオ信号
の輝度信号はFM変調され、かっ色信号は低域に周波数
変換されて、記録アンプ(2)、回転ドラム(3)に内
蔵されたビデオヘッドを経由して磁気テープ(4)に記
録される。また、上記ビデオヘッドで再生された信号は
ヘッドアンプ(5)によ、り増幅され、ビデオ信号再生
処理回路(6)によりビデオ信号に復元される0以上の
動作はVH3方式、β方式などの家庭用VTRの動作と
同様である。
一方、入力されたオーディオ信号はA D C(7)に
よりディジタル信号に変換され、ディジタルオーディオ
信号記録処理回路(8)により誤り訂正符号などを付加
されて、パルスコード変調されたPCM信号に変換され
、さらに4相位相変調回路(9)により4相位相変調信
号(以下、QPSK信号と称す。)に変換されて記録ア
ンプ(1o)、回転ドラム(3)に内蔵されたオーディ
オヘッドを経由して磁気テープ(4)に記録される。な
お、オーディオ信号はV)(S方式のHi−Fiオーデ
ィオ信号と同様にビデオ信号の下側、つまり磁気テープ
(0の深層に記録される。また、上記オーディオヘッド
で再生された信号はヘッドアンプ(11)により増幅さ
れ、4相位相復調回路(12)によりPCM信号が復元
され、さらにディジタルオーディオ信号再生処理回路(
13)により誤り訂正などの処理がおこなわれ、D A
 C(14)によりオーディオ信号に復元される。
ここで、上記ディジタルオーディオ信号処理回路(8)
 、 4相位相変調回路(8)の動作について第5図〜
第12図を参照して、さらに詳細に説明する。
回転ヘッドタイプの磁気テープ記録再生装置において、
上記PCM信号は回転ヘッドの切替え周期に対応した形
式のフォーマットで記録される。
第5図はそのフォーマットの一例を示し、PCM信号は
映像フィールド単位で構成されており、lフィールドに
つき、プリアンプルが4ブロツク、DATAが134ブ
ロツク、ポストアンブルが3ブロツクの計141ブロッ
クで構成されている。
第6図は第4図に示すディジタルオーディオ信号記録処
理回路(8)の詳細な構成例を示すブロック図で、ディ
ジタルオーディオ信号(DA IIATE)はPCMデ
ータ生成器(15)により誤り訂正符号などが付加され
て第5図で示すDATAブロックのPCM信号に変換さ
れる。一方、QPSK信号の再生時のキャリア信号とデ
ータクロックの再生動作を容易にするような特定のパタ
ーンのデータがメモリ(16)にたくわえられており、
第5図のプリアンプルブロックおよびポストアンブルブ
ロックのPCM信号として出力される。
上記PCMデータ生成器(15)、メモリ(16)およ
びデータセレクタ(17)は音声信号のサンプリング信
号FSに関連したクロック信号nFS、データクロック
信号FCLに関連したクロック信号m F CLおよび
回転ヘッド切替信号AH−SW!号を入力とする制御回
路(18)により制御される。
第7図は第4図に示す4相位相変調回路(9)の詳細な
構成例を示すブロック図で、上記PCM信号とデータク
ロック信号FCLはDタイプのフリップフロップ(以下
、D−FFと称す) (21)〜(23)により構成さ
れる直並列変換器(20)において2.6 MHz ノ
ブ−タフロックFCLを1/2分周した1、3 M)+
2のクロック信号−EFcLの立上りと立下りでPデー
タとQデータに分けられ、つぎに、PデータとQデータ
は各々排他的論理和ゲート(以下、EX−ORと称す)
 (31)、(33)オ、1:びD −F F (32
)、(34)で構成される差動エンコーダ(30)によ
り差動エンコードされてpデータとqデータに変換され
る。
第8図はPCMデータが00110011・・・−(以
下、“’0011”型と称す)の場合のP。
Qデータ、p、qデータの変換のようすを示し、pデー
タとqデータはともにgFcLの周期をもつ矩形波にな
り、そのスペクトルは第9図中の0印で示すように高域
まで広がっているので、第7図中の低域通過フィルタ(
以下、LPFと称す) (35)、(3B)により帯域
制限され、第9図中の・印で示すようなスペクトルをも
つ信号にしたのち、キャリア信号発生器(37)で発生
される、たとえば2.5 MHzのキャリア信号FCと
ともに、バランスミキサ(41)、(42) 、加算器
(43)、90’移相器(44)で構成される4相位相
変調器(4o)に入力されて変調される。
以上のように4相位相変調された信号 QPSKのスペクトラムは、ランダムな信号に対して、
たとえば「ディジタル変調回路の基礎」(オーム社19
84)のP64の図4.7に示すようなスペクトルであ
り、F C= 2.5 MHz、F CL = 2.8
 MHz  (2,B Mbps) (D場合、第10
図に示すように、FCを中心として約± 0.65 M
Hzの広がりをもつ。一方、“0011”型のPCMデ
ータのpデータ、qデータは第9図に示すようなスペク
トル構造を有するので、上記pデータ、qデータで変調
する場合のQPSK信号スペクトルは(FC十TFCL
)、(FC=1=百FCL)、・・・などの固有のスペ
クトル成分をもつ、なお、上記pデータはqデータより
45°進んでいるため、この場合のQPSK信号のスペ
クトルは第11図に示すように、(FC−TFCL)成
分の方が(FC+百FCL)成分より約8dB程度大き
くなっている。
つぎに、第8図において、TFCLが逆相であると、P
データとQデータが入れかわり、したがって、pデータ
とqデータも入れかわることになるので、各々p1デー
タ、q1データと呼ぶことにする。PiデデーはQlデ
ータより45°遅れているため、この場合のQPSK信
号のスペクトルは第12図で示すように、第11図の場
合とは逆に、(FC−、FCL)成分の方が(FC+ユ 8FCL)成分より約8dB程度小さくなっている。
以上のよ、うに、オフセット型の4相位相変調によると
、同一のPCMデータに対しても差動エンコードしたデ
ータが異なり、したがってQPSK信号のスペクトルが
異なる。なお、ランダムな信号で変調した場合のQPS
K信号スペクトルは第11図、第12図中のrQPsK
Jで示したとおりで、このQPSK信号は映像系などに
妨害を与えたり、混変調の原因になったりするので、第
7図に示すように、帯域通過フィルタ(以下、BPFと
称す’) (45)にかけることにより、はぼl MH
z以下および4 MHz以上の成分を除去したのち、R
EC−QPSK信号として出力される。
つぎに、上記4相位相変調回路(8)により得られたQ
PSK信号の再生および復調について第13図〜第17
図を参照して、さらに詳細に説明する。
第13図は第4図に示す4相位相復調回路(12)の詳
細な構成を示すブロックで、再生されたQPSK信号(
以下、FB−QPSKと称す)は再生イコライザ(50
)により再生イコライズされてEQ−QPSK信号とな
り、さらに同期検波回路(51)、キャリア再生回路(
52)、クロック再生回路(53)、データ再生回路(
50によりPCM信号として復調される。この動作は、
たとえば「直接衛星放送用PCM音声復調器J (Na
tional TechnicalReport Vo
l、30 No、I Feb、 In2 ) P l 
5の第6図に示す同期検波方式によるP、Qデータ再生
および逆変調方式によるキャリア信号の再生と、PI3
の第15図に示すディジタル位相比較型のクロック信号
再生がおこなわれ、さらに上記P。
Qデータはデータ再生回路(54)において、差動デコ
ード、並直列変換などの信号処理がおこなわれて元のP
CM信号に復元される。
つぎに、QPSK信号の再生イコライズについて説明す
る。
QPSK信号は第11図および第12図中のrQPsK
Jまたは第14図中のrRECJで示すようなスペクト
ル形状をもつが、このようなQPSK信号をオーディオ
系記録アンプ(10)、回転ドラム(3)に内蔵される
オーディオヘッド、磁気テープ(4)、オーディオ系ヘ
ッドアンプ(11)から構成されるオーディオ系経路で
記録・再生すると、オーディオ系ヘッドアンプ(11)
の出力は第14図中のrPB IJまたはrPB2Jで
示すような低域強調・高域抑圧形のスペクトル形状にな
る。この再生信号のスペクトルを記録時のスペクトルに
復元して4相位相復調動作を正しくおこなわせるための
ものが再生イコライザ(50)であり、たとえば、第1
4図のrPBIJ 、rPB2Jに対して第15図の「
EQl」、「EQ2」で示すイコライズ特性をもたせる
°上記QPSK信号は磁気テープ(4)の深層に記録さ
れるので、それよりあとから磁気テープ(4)の表層に
記録されるビデオ信号により部分的に消去される。この
とき、高域側の信号の方がより多く消去され、さらに、
映像記録電流の大きさにより消去の程度が変化するため
、磁気テープ(4)に記録される上記QPSK信号のス
ペクトルは必ずしも一定ではない。
記録モードとして、標準モードと3倍モードなどの長時
間モードがある家庭用VTRの場合、磁気テープ(4)
に記録されるオーディオ信号のトラック幅が異なるのみ
ならずビデオ信号のトラック幅も異なり、その結果、磁
気テープの深層に記録される上記QPSK信号のスペク
トルが大きく変化し、したがって、再生されるPSK信
号のスペクトルも異なる。第14図のrPB IJおよ
びrPB 2Jで示すスペクトルがそれぞれ標準モード
および長時間モードの再生スペクトルの一例である。P
SK信号の再生スペクトルはオーディオヘッドの特性や
ビデオヘッドの特性によっても変化する。また、他のV
TRで記録された磁気テープを再生する場合、条件がさ
らに複雑になる。したがって、再生イコライザの特性の
自動制御、つまり適応化が必要不可欠である。
再生イコライザ(50)として、一般に群遅延特性が平
垣な位相直線型イコライザが用いられる。
第16図は位相直線型イコライザを基本とした適応型再
生イコライザの構成例を示すブロック図であり、この第
16図で示す適応型再生イコライザは、本出願人による
先行出願である特願昭82−205518号で提案した
ものである。
この再生イコライザ(50)について説明する。
上記再生イコライザ(50)は遅延時間の一定な遅延素
子(60)〜(B3)と、加算器(84) 、 (85
)と、係数回路(66)〜(6B)と加算器(68)と
により構成されており、その振幅特性G(ω)は、 G (ω) = KO−KICO9ωτ十に2COS2
ωτ・・・・・・(L)ただし、ω=2πf で表わされる。それゆえに、係数回路(fl18)、(
87)。
(68)の係数、すなわち利得(KO)、(−Kl/2
)、(K2/2)を第15図に示すイコライズ特性が得
られるように定める。
たとえば、遅延素子(60)〜(63)の遅延時間(τ
)をτ= 85 n5ec 、各係数回路(8B) 〜
(88)の係数なK(1= 3.78 、 Kl = 
4.51 、 K2 = 0.94とすれば、1.5 
MHz 〜3.5 MHzにおいてほぼ8 dB/MH
zの特性が得られる。
つぎに、再生イコライザ特性制御部(70)の動作につ
いて説明する。
FB−QPSK信号は再生イコライザ(50)により再
生イコライズされEQ−QPSK信号となる。このEQ
−QPSK信号は第17図の“H”および“L″で示す
帯域の信号を通す第1BPF(71)と第28 P F
 (72)および第1信号レベル検出器(以下、第1D
ETと称す) (73)と第2信号レベル検出器(以下
、第2DETと称す)(70によりスペクトルの形状が
検出される。タイミング信号発生回路(7B)は回転ド
ラムの回転位相検出信号D−PGによりオーディオヘッ
ドの切替りを示すAH−3部信号やプリアンプル、ポス
トアンブルの位置を示すPRE 、AMB信号、PST
 。
AMB信号を出力する。また、係数制御部(75)は上
記AH−3W信号、PRE 、AMB信号、PST、A
MB信号と第1 D E T (73)、第2D E 
T (74)の出力信号により、EQ−QPSK信号の
うち側帯波成分が分散しているり、ATA部分のスペク
トル形状を検出し、第17図中のrEQ−QPSKJで
示すスペクトルをrREc−QPSKJで示す記録時の
スペクトルに一致させるように、係数回路(66)〜(
68)を制御する。
また、一般に、上記係数制御部(75)は係数回路(8
6)〜(68)を最適に制御するための数値データをあ
らかじめ用意しており、かつ、AH−3部信号によりオ
ーディオヘッドの識別が可能であるのでFB−QPSK
信号のスペクトル形状やオーディオヘッドの特性などに
かかわらず常に最適な再生イコライズ動作がおこなえ、
音声信号を正しく復元できる。
[発明が解決しようとする課題] 従来の磁気テープ記録再生装置は、以上のように構成さ
れているので、適応型再、生イコライザによる再生イコ
ライズ特性を適正に制御するにあたって、スペクトル形
状検出用の帯域通過フィルタおよび信号レベル検出器を
ともに精度良くつくらねばならず、また、PSK信号の
サイドバンドを帯域通過フィルタで取り出しているので
信号レベルが小さくなり、したがって、スペクトル形状
検出の信頼性が低いという問題があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、再生スペクトルの形状検出精度を向上させる
ことにより常に最適のイコライズ特性制御がおこなえて
、オーディオ信号を正しく復元することができる磁気テ
ープ記録再生装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明にかかる磁気テープ記録再生装置は、ディジタ
ル音声データの記録トラックの1部にQPSK信号のキ
ャリア周波数FCを中心とし、データクロックFCLに
対し高低対称の(FC±1FcL)なる周波数スペクト
ルを有するパイロット信号を挿入して記録する手段と、
再生時に再生等価手段により再生等価されたパイロット
信号の振幅からQPSK信号のスペクトル形状を間接的
に検出する手段と、再生等価手段の特性を制御する手段
とを備え、再生等価されたQPSK信号のスペクトル形
状が記−録時のQPSK信号のスペクトル形状に一致す
るような制御をおこなうように構成したことを特徴とす
る。
[作用] この発明によれば、音声データの記録トラックの1部に
(FC±IFCL)なる周波数スペクトルのパイロット
信号が記録されているので、このパイロット信号のレベ
ルを検出することで再生等価特性の良否を判定して、再
生等価手段の特性を容易に制御することができる。それ
ゆえに、記録モードやオーデ、イオチャンネルなどによ
って磁気テープ上に記録されたQPSK信号のスペクト
ル形状が異なる場合であっても、再生等価されたQPS
K信号のスペクトル形状を記録時のQPSK信号のスペ
クトル形状に一致させるような制御が可能で、常に最適
の再生等価動作を実現し、音声信号を正しく復元するこ
とができる。
[発明の実施例] 以下、この発明の一実施例を図面にもとづいて説明する
第1図はこの発明の一実施例による磁気テープ記録再生
装置における“0101”型のパイロットデータな示し
、上記データは°’otoi”のパターンをくりかえす
ものであり、同図(a) 、 (b)に示すように、”
 55 H”および“A A H”の2種のデータ列に
対応する。
なお、ここで磁気テープ記録再生装置の全体構成は第4
図で示すものと同一であり、かつ4相位相変調回路(8
)の構成は第7図で示すものと、また適応型再生イコラ
イザ(50)の構成は第16図で示すものとそれぞれ同
一であるため、重複を避けるため、それらの説明を省略
する。
つぎに、第1図のパイロットデータの効果について説明
する。
ディジタルオーディオ信号記録処理回路(8)で発生さ
れたPCM信号は4相位相変調回路(9)を構成する直
並列変換器(20)によりPデータとQデータに分けら
れる。このとき、PデータとQデータは単に直列データ
を1つおきに分けただけであるので、第1図の(a) 
、 (b)で示すところの” 55 H”とAAH”と
の区別ができない。
第2図は55H”の場合の直並列変換器(20)と差動
エンコーダ(30)の動作を説明する図である。
パイロットデータは“0110”のくりかえしであり、
このデータは2.6 MHzのデータクロック信号FC
Lを1部2分周した1、3 MHzのクロック信号TF
CLの立上りでPデータが、かつ立下りでQデータが取
り出され、さらに、PデータとQデータは差動エンコー
ドされ、各々pデータ、qデータとなる。上記pデータ
はO1”のくりかえしパターンであり、−2i−FcL
=650K)lzの矩形波となる。なお、このpデータ
は第8図に示す“’ 33 H”のパターンに対するp
データの172の周期をもつ。一方、qデータはつねに
°“0”または“1”で、第8図に示す” 33 H”
のパターンに対するqデータとは異なっている。
このようなpデータ、qデータを4相位相変調器(40
)に入力すると、2.5 MHzのキャリア信号が65
0 KH2のpデータによってのみ変調されることにな
る。第3図は“55H”のパターンに対するQPSK信
号のスペクトルを示すが、(FC−上FCL)の成分と
(FC+(1/4)FCL)の成分の振幅は同一である
。これは第11図、第12図に示す“33H”型の従来
のパターンに対する場合と異なり、スペクトル形状検出
用のパイロット信号として用いることができることを示
している。
以上により、プリアンプルまたはポストアンブルの位置
に(FC±十FCL)なる2つの信号が同一レベルで記
録されることになるので、第16図に示す適応型再生イ
コライザ(50)の再生イコライザ特性制御部(70)
において、上記(FC士^FCL)の2信号のレベルを
検出し、上記2信号のレベルが一致するように、再生イ
コライザ(50)を制御すればよい。上記(FC±1(
1/4)FCL)なる信号は基本的にスペクトルの広が
りをもたないので、再生イコライザ特性制御部(70)
の第1 B P F (71)は(FC−、FCL)成
分を、第2 B P F (?2)は(FC+(1/4
)FCL)成分をそれぞれ取り出し、他の成分を実用上
問題のない程度まで減衰できるものであれば良いので、
これらB P F (71)、(72)の通過特性の精
度は比較的ゆるいものとなる。さらに、信号のレベルも
高いので第1 D E T (73)、第1DET(7
4)の動作も安定する。また、上記(FC±7FCL)
はランダムデータに対するQPSK信号の帯域幅と一致
しているので、スペクトル形状検出用のパイロット信号
として適している。
以上のように、”55H”または“AAH”のくり返し
パターンは再生イコライザの特性制御のために用いるの
に適したものであることがわがる。また、Pデータ、q
データのいずれか一方が7FCLの周期で変化している
ので、データクロックの再生用としても十分である。
なお、上記実施例では、くり返しパターンをプリアンプ
ルとポストアンブルの全部に入れたが、プリアンプルの
みに入れても、ポストアンブルのみに入れても、または
プリアンプル、ポストアンブルを構成するブロックの一
部に入れてもよい。
また、上記実施例ではパイロットデータとして“010
1”型のものを示したが、“1010”型のものであっ
ても上記実施例と同様な効果を奏する。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、QPSK信号のキャ
リア周波数FCを中心として、データクロック周波数F
Cの174はなれた(FC±(1/4)FCL)なる周
波数の振幅の等しい2つのパイロット信号を有するQP
SK信号を発生するパイロットデータ列をPCM信号の
1部に挿入して記録したので、コストの上昇をともなう
ことなく、再生QPSK信号のスペクトル形状の検出を
容易かつ高精度におこなうことができ、したがって、ど
のようなスペクトル形状のQPSK信号であっても、再
生イコライズ特性を常に最適制御して、□オーディオ信
号を正しく復元することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による磁気テープ記録再生
装置におけるQPSK信号のスペクトル形状検出用の“
0101”型のパイロットデータを示す図、第2図は第
1図に示すパイロットデータに対するオフセット型の直
並列変換と差動エンコーダの動作を説明するための図、
第3図は第1図に示すパイロットデータで4相位相変調
をおこなった場合の4相位相変調信号のスペクトルの一
例を示す図、第4図は従来の磁気テープ記録再生装置の
構成を示すブロック図、第5図は音声PCM信号のフォ
ーマットの一例を示す図、第6図はディジタル信号処理
回路の構成例を示すブロック図、第7図はオフセット型
の4相位相変調回路の構成例を示すブロック図、第8図
は従来のプリアンプルまたはポストアンブルのデータ“
33H”および直並列変換と差動エンコーダの動作を説
明するための図、第9図は従来のプリアンプルまたはポ
ストアンブルのデータに対する4相位相変調データのス
ペクトルの一例を示す図、第10図は4相位相変調信号
のスペクトルの一例を示す図、第11図および第12図
は°“33H”型のデータ列およびランダムデータに対
する4相位相変調信号のスペクトルの一例を示す図、第
13図は従来の4相位相変調回路の構成例を示すブロッ
ク図、第14図は4相位相変調信号の記録時および再生
時のスペクトルの一例を示す図、第15図は再生イコラ
イザの特性の一例を示す図、第16図は適応型再生イコ
ライザの構成を示すブロック図、第17図は再生等価さ
れた4相位相変調信号のスペクトル形状の検出方法の説
明図である。 (8)・・・ディジタルオーディオ信号記録処理回路、
(9)・・・4相位相変調回路、(12)・・・4相位
相復調回路、(13)・・・ディジタルオーディオ信号
再生処理回路、(50)・・・再生イコライザ、(70
)・・・再生イコライザ特性制御部。 なお、図中の同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ディジタル音声信号を映像フィールドに対応した
    データに変換し、このディジタル音声データをオフセッ
    ト4相差動位相変調して磁気テープの深層に記録し、か
    つ映像信号を周波数変調して上記音声データよりも磁気
    テープの表層に記録して再生するように構成された磁気
    テープ記録再生装置において、上記ディジタル音声デー
    タの1部に位相変調のためのキャリア周波数FCを中心
    としてディジタル音声データのデータクロックFCLに
    対し(FC−(1/4)FCL)と(FC+(1/4)
    FCL)なる振幅の等しい2つのパイロット信号を挿入
    して記録する手段と、位相変調されたディジタル音声デ
    ータを再生等価する再生等価手段と、この再生等価され
    たディジタル音声データのスペクトル形状を上記挿入さ
    れたパイロット信号から間接的に検出するスペクトル形
    状検出手段と、その検出されたスペクトル形状にもとづ
    いて上記再生等価手段の再生等価特性を制御する再生等
    価特性制御手段とを具備したことを特徴とする磁気テー
    プ記録再生装置。
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