JPH01315004A - 磁気テープ記録再生装置 - Google Patents

磁気テープ記録再生装置

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JPH01315004A
JPH01315004A JP14772888A JP14772888A JPH01315004A JP H01315004 A JPH01315004 A JP H01315004A JP 14772888 A JP14772888 A JP 14772888A JP 14772888 A JP14772888 A JP 14772888A JP H01315004 A JPH01315004 A JP H01315004A
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JP
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phase modulation
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Application number
JP14772888A
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English (en)
Inventor
Kenji Shiroshita
賢司 城下
Masato Yoshino
誠人 吉野
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
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  • Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は磁気テープの表層に映像信号を、また磁気テ
ープの深層にディジタル音声データを記録し再生するよ
うに構成した回転ヘッドヘリカルスキャン方式の磁気テ
ープ記録再生装置に関するもので、特に再生信号の再生
等価(以下、イコライズと称す)特性を制御するように
なした磁気テープ記録再生装置に関するものである。
[従来の技術] 第6図は、例えば1986年ICASSP予稿「ビデオ
テープレコーダにおける音声信号のデイジル化に関する
研究J  (A 5TUDY ON THE DIGI
TIZATIONOF AUDIO5rGNALS F
ORVIDEOTAPE RECORDER(日立))
に示された従来の磁気テープ記録再生装置の構成を示す
ブロック図であり、同図に8いて、(1)は映像信号(
以下、ビデオ信号と称す)記録処理回路、(2)はビデ
オ系記録アンプ、(3)はビデオヘットおよびオーディ
オヘッドを内蔵する回転ドラム、(4)は磁気テープ、
(5)はビデオ系ヘッドアンプ、(6)はビデオ信号再
生処理回路である。
また、(7)はアナログ−ディジタル変換器(以下、A
DCと称す)、(8)はディジタル音声信号(以下、オ
ーディオ信号と称す)記録処理回路、(9)はオフセッ
ト4相差動位相信号変調回路(以下、4相位相変調回路
と称す)、 (10)はオーディオ系記録アンプ、(1
1)はオーディオ系ヘッドアンプ、(12)はオフセッ
ト4相差動位相変調信号復調回路(以下、4相位相復調
回路と称す”) 、 (13)はディジタルオーディオ
信号再生処理回路、(14)はデイジタルーアナロク変
換器(以下、DACと称す)である。
つぎに、上記構成の動作について説明する。
ビデオ信号記録処理回路(1)に入力されたビデオ信号
の輝度信号はFM変調され、かっ色信号は低域に周波数
変換されて、記録アンプ(2)、回転ドラム(3)に内
蔵されたビデオヘッドを経由して磁気テープ(4)に記
録される。また、上記ビデオヘットで再生された信号は
ヘッドアンプ(5)により増幅され、ビデオ信号再生処
理回路(6)によりビデオ信号に復元される。以上の動
作はVH3方式、β方式などの家庭用VTRの動作と同
様である。
一方、入力されたオーディオ信号はA D C(7)に
よりディジタル信号に変換され、ディジタルオーディオ
信号記録処理回路(8)により誤り訂正符号などを付加
されて、パルスコート変調されたPCM信号に変換され
、さらに4相位相変調回路(9)により4相位相変調信
号(以下、QPSK信号と称す)に変換されて記録アン
プ(10)、回転ドラム(3)に内蔵されたオーディオ
ヘッドを経由して磁気テープ(4)に記録される。なお
、オーディオ信号はVHS方式のHi−Fiオーディオ
信号と同様にビデオ信号の下側、つまり磁気テープ(4
)の深層に記録される。また、上記オーディオヘットで
再生された信号はヘッドアンプ(11)により増幅され
、4相位相復調回路(12)によりPCM信号が復元さ
れ、ざらにディジタルオーディオ信号再生処理回路(1
3)により誤り訂正などの処理がおこなわれ、D A 
C(14)によりオーディオ信号に復元される。
ここで、上記ディジタルオーディオ信号処理回路(8)
 、 4相位相変調回路(9)の動作について第7図〜
第14図を参照して、さらに詳細に説明する。
回転ヘットタイプの磁気テープ記録再生装置において、
上記PCM信号は回転ヘッドの切替え周期に対応した形
式のフォーマットで記録される。
第7図はそのフォーマットの一例を示し、PCM信号は
映像フィールド単位で構成されており、lフィールドに
つき、プリアンプルか4ブロツク。
データ(以下、DATAと称す)か134ブロツク、ポ
ストアンブルが3ブロツクの計141ブロックで構成さ
れている。
第8図は第6図に示すディジタルオーディオ信号記録処
理回路(8)の詳細な構成例を示すブロック図で、ディ
ジタルオーディオ信号(DA DATE)はPCMデー
タ生成器(15)により誤り訂正符号などが付加されて
、第7図で示すようなりATAブロックのPCM1号に
変換される。一方、QPSK信号の再生時のキャリア信
号とデータクロックの再生動作を容易にするような特定
のパターンのデータがメモリ(16)にだくわえられて
おり、第7図のプリアンプルブロックおよびポストアン
ブルブロックのPCM信号として出力される。
なお、上記PCMデータ生成器(15)、メモリ(16
)およびデータセレクタ(17)はオーディオ信号のサ
ンブリンク信号FSに関連したクロック信号nFS、デ
ータクロック信号FCLに関連したクロック信号mFC
Lおよび回転ヘッド切替信号AH−3W信号をそれぞれ
入力とする制御回路(18)により制御される。
第9図は第6図に示す4相位相変調回路(9)の詳細な
構成例を示すブロック図で、上記PCM信号とデータク
ロック信号FCLはDタイプのフリップフロップ(以下
、D−FFと称す) (21)〜(23)により構成さ
れる直並列変換器(20)において2.6 Mllzの
データクロックFCLを1/2分周しま た1、1 MHzのクロック信号TF CLの立上りと
立下りでPデータとQデータに分けられ、つぎに、Pデ
ータとQデータは各々排他的論理和ゲート(以下、EX
−ORと称す) (:+1)、(33)およびD −F
 F (32)、(34)で構成される差動エンコーダ
(30)により差動エンコードされて、pデータとqデ
ータに変換される。
第10図はPCMデータが00110011・・・・・
・(以下、0011”型と称す)の場合のP。
Qデータ、p、qデータの変換のようすを示し、pデー
タと9データはともにTFCLの周期をもつ矩形波にな
り、そのスペクトルは第11図中のO印で示すように高
域まで広かつているので、第9図中の低域通過フィルタ
(以下、LPFと称す) (:15)、(:16)によ
り帯域制限され、第11図中の・印で示すようなスペク
トルをもつ信号にしたのち、キャリア信号発生器(37
)で発生される、たとえば2.5 MHzのキャリア信
号FCとともに、バランスミキサ(41)、(42) 
、加算器(43)、90@移相器(44)で構成される
4相位相変調器(40)に入力されて変調される。
以−Lのようにして4相位相変調された信号QPSKの
スペクトラムは、ランダムな信号に対して、たとえば「
ディジタル変調回路の基礎」(オーム社1984)のP
64の図4.7に示すようなスペクトルであり、FC=
2.5111Hz 、  FCL=2.6 Mtlz 
 (2,6Mbps)の場合、第12図に示すように、
FCを中心として釣上DJ5 Mllzの広がりをもつ
。 一方、“OO11”型のPCMデータのpデータ、
qデータは第1311に示すようなスペクトル構造を有
するので、上記pデータ、qデータで変調する場合のQ
PSK信号スペクトルは(FCf+FCL)、(FC:
lニーTFCL)、−・・などの固有のスペクトル成分
をもつ。なお、上記pデータはqデータより45″進ん
でいるため、この場合のQPSK信号のスペクトルは第
13図に示すように、(FC−→FCL)成分の方か(
FC+7FCL)成分より約8dB程度大きくなってい
る。
つぎに、第10図において、 +F CLか逆相である
と、PデータとQデータか入れかわり、したかつて、p
データとqデータも入れかわることになるので、各々p
iデータ、qlデータと呼ぶことにする。piデータは
91データ・より45″遅れているため、この場合のQ
PSK信号のスペクトルは第14図で示すように、第1
3図の場合とは逆に、(FC−7FCL)成分の方か(
FC+ユFCL)成分より約8dB程度小さくなってい
る。
以上のように、オフセット型の4相位相変調によると、
同一のPCMデータに対しても差動エンコードしたデー
タが異なり、したがって、QPSK信号のスペクトルか
異なる。なお、ランダムな信号で変調した場合のQPS
K信号スペクトルは第13図、第14図中のrQPSK
Jで示したとおりで、このQPSK信号は映像系などに
妨害を与えたり、混変調の原因になったりするので、第
9図に示すように、帯域通過フィルタ(以下、BPFと
称す) (45)にかけることにより、はぼIMltz
以下および4MHz以上の成分を除去したのち、REC
−QPSK信号として出力される。
つぎに、上記4相位相変調回路(9)により得られたQ
PSK信号の再生および復調について第15図〜第19
図を参照して、さらに詳細に説明する。
第15図は第6図に示す4相位相復調回路(12)の詳
細な構成を示すブロックで、再生されたQPSK信号(
以下、PB−QPSKと称す)は再生イコライザ(50
)により再生イコライズされてEQ−QPSK信号とな
り、さらに同期検波回路(51)、キャリア再生回路(
52)、クロック再生回路(53)、データ再生回路(
54)によりPCM信号として復調される。この動作は
、たとえば「直接衛星放送用PCM音声復調器J (N
ational TechnicalReport V
ol、30 No、I Feb、 1984 ) P 
15の第6図に示す同期検波方式によるP、Qデータ再
生および逆変調方式によるキャリア信号の再生と。
PI3の第15図に示すディジタル位相比較型のクロッ
ク信号再生がおこなわれ、さらに上記P。
Qデータはデータ再生回路(54)において、差動デコ
ード、並直列変換などの信号処理がおこなわれて元のP
CM信号に復元される。
つぎに、QPSK信号の再生イコライズについて説明す
る。
QPSK信号は第13図および第14図中のrQPSK
Jまたは第16図中のrREcJで示すようなスペクト
ル形状をもつが、このようなQPSK信号をオーディオ
系記録アンプ(10)、回転ドラム(3)に内蔵される
オーディオヘッド、磁気テープ(4)、オーディオ系ヘ
ッドアンプ(11)から構成されるオーディオ系経路で
記録・再生すると、オーディオ系ヘッドアンプ(11)
の出力は第16図中のrPBIJまたはrPB2Jて示
ずような低域強調・高域抑圧形のスペクトル形状になる
。この再生信号のスペクトルを記録時のスペクトルに復
元して4相位相復調動作を正しくおこなわせるためのも
のが再生イコライザ(50)であり、たとえば、第16
図のrPBIJ、rPB2Jに対して第17図のrEQ
IJ、rEQ2Jで示すイコライズ特性をもたせる。
上記QPSK信号は磁気テープ(4)の深層に記録され
るので、それよりあとから磁気テープ(4)の表層に記
録されるビデオ信号により部分的に消去される。このと
き、高域側の信号の方がより多く消去され、さらに、映
像記録電流の大きさにより消去の程度か変化するため、
磁気テープ(4)に記録される上記QPSK信号のスペ
クトルは必ずしも一定てはない。
また、記録モートとして、標準モードと3倍モードなど
の長時間モートかある家庭用VTRの場合、磁気テープ
(4)に記録されるオーディオ信号のトラック幅が異な
るのみならずビデオ信号のトラック幅も異なり、その結
果、磁気テープの深層に記録される上記QPSK信号の
スペクトルが大きく変化し、したがって、再生されるP
Sに信号のスペクトルも異なる。第16図のrPBIJ
およびrPB2Jで示すスペクトルかそれぞれ標準モー
ドおよび3倍モードの再生スペクトルの一例である。さ
らに、QPSK信号の再生スペクトルはオーディオヘッ
ドの特性やビデオヘッドの特性によっても変化するので
、他のVTRで記録された磁気テープを再生する場合、
条件がさらに複雑になる。したかって、再生イコライザ
の特性の自動M御、つまり適応化が必要不可欠である。
再生イコライザ(50)として、一般に群遅延特性の平
坦な位相直線型イコライザか用いられる。
第18図は位相直線型イコライザを基本とした適応型再
生イコライザの構成例を示すブロック図であり、この第
18図で示す適応型再生イコライザは、本出願人による
先行出願である特願昭62−zossia号で提案した
ものである。
この再生イコライザ(50)の動作について説明する。
L記再生イコライザ(50)は遅延時間の一定な遅g 
素子(60) 〜(63) ト、加n、!(64)、(
65) ト、係数回路(66)〜(68)と加算器(6
9)とにより構成されており、その振l1fil特性G
 (ω)は、G (ω)=に0−にtcosωτ+に2
CO32ωτ・・・・・・(1)たたし、ω=2πf で表わされる。それゆえに、係数回路(66) 、 (
67) 。
(68)の係数、すなわち利得(KO)、(−Kl/2
)、(K2/2)を第17図に示すイコライズ特性か得
られるように設定する。
たとえば、遅延素子(60)〜(63)の遅延時間(τ
)をτ= 65 n5ec 、各係数回路(66)〜(
68)の係数をKO=  3.76 、に1 = 4.
51 、 K2−0.94とすれば、1.5 Mtlz
 〜:1.5 Mllzにおいてほぼ8dB/Mllz
の特性か得られる。
つぎに、再生イコライザ特性制御部(70)の動作につ
いて説明する。
PB−QPSK信号はtq生イコライザ(50)により
11生イコライズされEQ−QPSK信号となる。この
EQ−QPSK信号は第19図の“H”および“L ”
で示す帯域の信号を通す第1BPF(71)と第2 B
 P F (72)および第1信号レベル検出器(以下
、第1DETと称す’) (73)と第2信号レベル検
出器(以下、第2DETと称す) (74)によりスペ
クトルの形状が間接的に検出される。タイミング信号発
生回路(76)は回転ドラムの回転位相検出信号D−P
Gによりオーディオヘッドの切替りを示すA)I−SW
倍信号プリアンプル、ポストアンブルの位置を示すPR
E、AMB信号、PST、AMB信号を出力する。また
、係数制御部(75)は上記AH−3W信号、PRE、
AMB信号、PST、AMB信号と第1 D E T 
(73)、第2D E T (74)の出力信号により
、EQ−QPSK信号のうち側帯波成分が分散している
DATA部分のスペクトル形状を検出し、第19図中の
rEQ−QPsK」で示すスペクトルをrREC−QP
SKJで示す記録時のスペクトルに一致させるように、
係数回路(66)〜(68)を制御する。
また、一般に、上記係数制御部(75)は係数回路(6
6)〜(68)を最適に’ul’#するための数値デー
タをあらかじめ用意しており、かつ、AH−SW倍信号
よりオーディオヘットの識別が可能であるのでPB−Q
PSK信号のスペクトル形状やオーディオヘッドの特性
などにかかわらず常に最適な再生イコライズ動作かおこ
なえ、オーディオ信号を正しく復元できる。
[発明が解決しようとする課8] 従来の磁気テープ記録再生装置は、以上のように構成さ
れているので、適応型再生イコライザによる再生イコラ
イズ特性を適正に制御するにあたって、スペクトル形状
検出用の帯域通過フィルタおよび信号レベル検出器をと
もに精度良くつくらねばならず、また、QPSK信号の
サイドバンドを4jF域通過フィルタで取り出している
ので信号レベルか小さくなり、したがって、スペクトル
形状検出の精度および信頼性が低いという問題があった
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、再生スペクトルの形状検出精度を向上させる
ことにより常に最適のイコライズ特性制御がおこなえて
、オーディオ信号を正しく復元することができる磁気テ
ープ記録再生装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明にかかる磁気テープ記録再生装置は、ディジタ
ル音声データの記録トラックの1部に。
QPSに信号のキャリア周波数FCを中心とし。
データクロックFCLに対し高低対称の(FC±工FC
L)または(FC士二FCL)なる周波数スペクトルを
有し、かつ振幅の等しいパイロット信号を発生可能なパ
イロットデータを差動エンコードして得られる2つの信
号のうちの一方のみで4相位相変調して挿入し記録する
手段と、再生時に再生等価手段により再生等価されたパ
イロット信号の振幅からQPSK信号のスペクトル形状
を間接的に検出する手段と、再生等価手段の特性を制御
する手段とを備え、かつ、再生等価されたQPSK信号
のスペクトル形状が記録時のQPSに信号のスペクトル
形状に一致するような1tlLJlをおこなうように構
成したことを特徴とする。
[作用] この発明によれば、音声データの記録トラックの1部に
(FC±TF CL )または(FC±ユF CL )
なる周波数スペクトルを有し、かつ振幅の等しいパイロ
ット信号が記録されているので、再生時において、その
パイロット信号の分離と振幅検出を容易におこなえ、こ
れによって、再生等価特性の良否を容易に判定して、再
生等価手段の特性を精度よく制御することができる。そ
れゆえに、記録モードやオーディオチャンネルなどによ
って磁気テープ上に記録されたQPSK信号のスペクト
ル形状が異なる場合であっても、再生等価されたQPS
K信号のスペクトル形状を記録時のQPSに信号のスペ
クトル形状に一致させるような制御が可イ艶で、常に最
適の再生等価動作を実現し、オーディオ信号を正しく復
元することができる。
[発明の実施例] 以下、この発明の一実施例を図面にもとづいて説明する
第1図はこの発明の一実施例による磁気テープ記録再生
装置におけるディジタルオーディオ信号記録処理回路(
8)および4相位相変調回路(9)の構成な゛示すブロ
ック図であり、同図において、(15)はPCMデータ
生成器、(16)はメモリ、(17)はデータセレクタ
、(18)は制御回路、 (20)は直並列変換器、(
30)は差動エンコーダ、(:15)、(36)はLP
F、(37)はキャリア発生器、(40)は4相位相変
換器、 (45)はBPF、(80)は切替回路である
なお、ここで磁気テープ記録再生装置の全体構成は第6
図で示すものと同一であり、かつ適応型再生イコライザ
(50)の構成は第18図で示すものとそれぞれ同一で
あるため、重複を避けるため、それらの説明を省略する
つぎに、上記構成の動作について説明する。なお、第1
図のディジタルオーディオ信号記録処理回路(8)およ
び4相位相変調回路(9)の基本動作は第8図および第
9図で示したものと同様であるため、説明を省略する。
ブリアンフルとポストアンブルのPCMデータが“OO
l l ”型である場合のQPSK信号のスペクトルは
第13図および第14図て示すような2種類がある。こ
れは°“0011”型のPCMデータに対してオフセッ
ト型の差動エンコードしま た場合のpデー先qデータか7F CLの周期を有し、
それぞれの位相差か+456と一45″の2種類存在す
ることによる。それゆえに、pデータまたはqデータの
一方のみで4相位相変調をおこなうと、QPSK信号ス
ペクトルは1種類とな■ す、かつ(FC士−TFCL)なる2つのスペクトルの
振幅は等しくなる。このような信号かパイロット信号で
ある。
第1図において、qデータはL P F (36)を通
ったのち、切替回路(80)のA端子に入力され、通常
C端子から出力されて4相位相変調される。
つぎに、パイロット信号をポストアンブルで発生させる
ことについて考えてみる。この場合、ディジタルオーデ
ィオ信号記録処理回路(8)の制御回路(18)はポス
トアンブル区間、すなわちパイロット信号区間に対応し
たパイロット信号発生信号(以下、PLTと称す)を出
力し、そのPLTにより上記切替回路(80)は制御さ
れ、上記パイロット信号区間において、C端子は“0′
に対応するB端子に接続される。したかって、第2図に
示すように、pデータのみで4相位相変調動作がおこな
われる。このときのQPSK信号のスペクトルを第3図
に示す。
なお、第4図はボストアンフルのPCMデータを“1l
11”型にした場合の4相位相変調回路(9)の動作を
説明するものであり、この場合は。
pデータおよび9データか+FCLの周期をもつ矩形波
であるので、p、qデータのいずれか一方のゆで4相位
相変調をおこなうと、QPSK信号は第5図に示すよう
に、(FC±7FCL)なる周波数の振幅の等しいスペ
クトル成分をもつ。
このように“0011″型またはl 111 ”型のP
CMデータをオフセット差動エンコードしたのち、p、
qデータのいずれか一方のみで4相位相変調をおこなう
と、(FC士丁FCL)なる周波数または(FC士−J
7:FcL)なる周波数の振幅の等しいパイロット信号
か得られる。このパイロット信号のスペクトル成分は単
一スペクトルに近いので、再生時に分離か容易であり、
したかって、その振幅の検出も容易である。それゆえに
、第18図に示す適応型再生イコライザ(50)の再生
イコライザ特性制御部(70)において、第1 BPF
イ (71)と第2 B P F (72)はおのおの(F
C−丁FCL)J&分と(FC十丁FCL)成分を、ま
たは(FC−土        1 4FCL)成分と(FC+−7FCL)成分を分離でき
ればよいので、これらBPF(71)、(72)の通過
特性の精度は比較的ゆるいものとなる。また、従来のよ
うに側帯波成分を取りだしているのでなく、単一スペク
トル信号を取り出しているため振幅も大きく、したかっ
て、第1D E T (73)、第2DET(71りの
動作も安定する。
さらに、係数制御部(75)はパイロット信号区間にお
いて、上記第1 D E T (73)と第2DET(
74)の出力を検出し比較することにより再生イコライ
ザ(50)の係数回路(66)〜(68)の係数を制御
するので、再生イコライザ(50)の再生イコライズ特
性の最適化を容易かつ精度よくおこなうことがてきる。
以上により“0011″型または“1111 ”型のP
CMデータに対してオフセット差動エンコードして得ら
れる2つのデータのいずれか一方のみで4相位相変調し
て得られるQPSK信号を再生イコライザの特性検出用
のパイロット信号として記録することによって、再生イ
コライザの最適化制御を非常に有効におこなえることが
理解されよう。
なお、上記実施例ては、pデータのみで4相位相変調を
おこなうもので示したか、qデータのみで4相位相変調
をおこなっても上記実施例と同様な効果を奏する。
また、qデータを“0”にするために切替回路を用いた
か、論理ゲートを用いてもよい。
さらに、上記実施例では、qデータを°0″にしたか、
“l°゛にしてもよい。
さらにまた、パイロット信号区間をポストアンブル区間
としたか、プリアンプルを含んでも、またはポストアン
ブルの一部分にしてもよい。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば、” 0011
 ”型または°’1111”型のPCMデータをオフセ
ット差動エンコードして得られる2つのデータのいずれ
か一方のみで4相位相変調して、再生QPSK信号のス
ペクトル形状検出用の(FC士丁FCL)または(FC
:t:÷FCL)なる周波数の振幅の等しい2つのパイ
ロット信号を記録するようにしたので、再生時において
、その再生QPSK信号のスペクトル形状の検出を容易
かつ高精度におこなうことができる。したがって、どの
ようなスペクトル形状のQPSK信号てあっても、再生
イコライズ特性を常に最適制御して、オーディオ信号を
正しく復元することかできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による磁気テープ記録再生
装置におけるディジタルオーディオ信号記録処理回路お
よび4相位相変調回路の構成を示すブロック図、第2図
はこの発明の一実施例による“0011”型PCMデー
タを用いた場合のパイロット信号の発生を説明するため
の図、第3図は“0011”型PCMデータを用いたパ
イロット信号のスペクトルを示す図、第4図はこの発明
の他の実施例で、“1111”型PCMデータを用いた
場合のパイロット信号の発生を説明するための図、第ぢ
図は“1111”型PCMデータを用いたパイロット信
号のスペクトルを示す図、第6図は従来の磁気テープ記
録再生装置の構成を示すブロック図、第7図は音声PC
M信号のフォーマットの一例を示す図、第8図は従来の
ディジタル信号記録処理回路の構成例を示すブロック図
、第9図はオフセラ1〜型の4相差動位相変調回路の構
成例を示すブロック図、第1O図は従来のプリアンプル
またはポストアンブルの°’0011”型データに対す
る直並列変換と差動エンコーダの動作を説明するための
図、第it図は従来のプリアンプルまたはポストアンブ
ルの°’0011”型データに対する4相位相変調デー
タのスペクトルの一例を示す図、第12図は4相位相変
調信号のスペクトルの一例を示す図、第13図および第
14図は“0011”型のPCMデータに対する4相位
相変調信号のスペクトルの一例を示す図、第15図は従
来の4相位相変調回路の構成例を示すブロック図、第1
6図は4相位相変調信号の記録時および再生時のスペク
トルの一例を示す図、第17図は再生イコライザの特性
の一例を示す図、第18図は従来の適応型再生イコライ
ザの構成を示すブロック図、第19図は再生等価された
4相位相変調信号の従来のスペクトル形状検出方法の説
明図である。 (8)・・・ディジタルオーディオ信号記録処理回路、
(9)−4相位相変調回路、(15)・・・PCMデー
タ生成器、(16)・・・メモリ、(17)・・・セレ
クタ、(18)・・・制御回路、(20)・・・直並列
変換器、(30)・・・差動エンコーダ、(:15)、
(36)−L P F、(37)・・・キャリア発生器
、(40)・・・4相位相変調器、(45) −・・B
PF、(S O)−・・再生イコライザ、(70)−・
・再生イコライザ特性制御部、(80)・・・切替回路
。 なお1図中の同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ディジタル音声信号を映像フィールドに対応した
    データに変換し、このディジタル音声データをオフセッ
    ト4相差動位相変調して磁気テープの深層に記録し、か
    つ映像信号を周波数変調して上記音声データよりも磁気
    テープの表層に記録して再生するように構成された磁気
    テープ記録再生装置において、上記ディジタル音声デー
    タの1部に4相位相変調のためのキャリア周波数FCを
    中心としてディジタル音声データのデータクロックFC
    Lに対し(FC±1/8FCL)または(FC±1/4
    FCL)なる周波数の振幅の等しい2つのパイロット信
    号を発生可能なパイロットデータを生成する手段と、上
    記パイロットデータに対してオフセット差動エンコード
    する差動エンコーダと、その差動エンコードにより得ら
    れた2つの信号の一方のみで4相差動位相変調するよう
    にオフセット4相差動位相変調手段を制御する手段と、
    4相差動位相変調されたディジタル音声データを再生等
    価する再生等価手段と、この再生等価されたディジタル
    音声データのスペクトル形状を上記パイロット信号から
    間接的に検出するスペクトル形状検出手段と、その検出
    されたスペクトル形状にもとづいて上記再生等価手段の
    再生等価特性を制御する再生等価特性制御手段とを具備
    したことを特徴とする磁気テープ記録再生装置。
JP14772888A 1988-06-14 1988-06-14 磁気テープ記録再生装置 Pending JPH01315004A (ja)

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