JPH01292025A - エポキシ樹脂組成物 - Google Patents

エポキシ樹脂組成物

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JPH01292025A
JPH01292025A JP12127388A JP12127388A JPH01292025A JP H01292025 A JPH01292025 A JP H01292025A JP 12127388 A JP12127388 A JP 12127388A JP 12127388 A JP12127388 A JP 12127388A JP H01292025 A JPH01292025 A JP H01292025A
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JP
Japan
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epoxy
resin
epoxy resin
group
equivalent
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JP12127388A
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English (en)
Inventor
Akira Yoshizumi
善積 章
Koshi Haniyu
羽生 幸志
Hirotoshi Iketani
池谷 裕俊
Naoko Kihara
尚子 木原
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明はエポキシ樹脂組成物に関し、特に電気、電子分
野に適するもので、なかんずく半導体封止用として有用
な組成物に関する。
(従来の技術) 近年、電子部品の小型化や半導体素子の大型化への指向
及び集積度の増大等に伴い、耐熱衝撃性、#半田浸漬性
等に優れた成形用樹脂の開発が望まれている。
ところで、従来の電子部品の成形用樹脂としては、フェ
ノールノボラック樹脂を硬化剤として含有するエポキシ
樹脂組成物が使用されてきた。しかしながら、かかる樹
脂成形材料は半導体封止用成形材料として要求される上
記特性を満足するものではなかった。
このようなことから、上記成分の他に各種の有機ゴム、
シリコーン系化合物等を添加したエポキシ樹脂組成物が
開発されている。しかしながら、これらの組成物を用い
て成形すると、金型に曇り。
を生ずる、成形品の強度が低下する等の問題が生じ、か
つ耐熱衝撃性、耐半田浸漬性等も不充分であった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は以上述べたような従来の問題点を解決するため
になされたもので、樹脂成形材料として要求される耐熱
衝撃性、耐半田浸漬性に優れ、しかも型曇り等のない良
好な加工性、機械的衝撃に耐える樹脂強度を有するエポ
キシ樹脂組成物を提供しようとするものである。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明のエポキシ樹脂組成物は、(a)エポキシ樹脂、
(b)硬化剤としてフェノール樹脂、(C)ボキシ基と
〜o−g−o−基との反応を促進する触媒として第4級
アンモニウム塩、第3級アミン、金属アルコキシド類の
うち少なくとも1種、及び(e)エポキシ基とフェノー
ル性水酸基との反応を促進する触媒を必須成分とするこ
とを特徴とするものである。
本発明に係る組成物中の一成分である(a)エポキシ樹
脂としては、1分子中に2偏以上のエポキシ基を有する
ものであればいかなるものでもよく1例えばビスフェノ
ールA型、ビスフェノールF型、フェノールノボラック
形、クレゾールノボラック形、トリス(ヒドロキシフェ
ニル)メタン形などのエポキシ化合物などが挙げられる
。かかるエポキシ樹脂のうちでは、特に耐熱衝撃性の向
上の面から、エポキシ当量が200以下のエポキシ樹脂
が好ましい。
かかるエポキシ樹脂を具体的に例示すると、ESCN−
195XL (住友化学■製、オルソクレゾールノボラ
ックエポキシ樹脂、軟化点78°C、エポキシ当量19
7)、EPPN−202(日本化薬■製、フェノールノ
ボラックエポキシ樹脂、軟化点77℃、エポキシ当量1
88)、ESMN−220(住友化学■製、メタクレゾ
ールノボラックエポキシ樹脂、軟化点70℃、エポキシ
当量196)、YL−932(油化シェルエポキシ■、
トリス(ヒドロキシフェニル)メタンのエポキシ樹脂、
軟化点63℃、エポキシ当量168)、EPPN−50
2H(日本化薬■製、軟化点71℃、エポキシ当量16
7)などが挙げられる。
本発明に係る組成物中の一成分である(b)フェノール
樹脂としては、1分子中に2個以上のフェノール性水酸
基を有するものであればいかなるものでもよく、例えば
フェノールノボラック樹脂、クレゾールノボラック樹脂
、レゾルシノール系ノボラック樹脂、ジシクロペンタジ
ェン系フェノールノボラック樹脂、フェノールアラルキ
ル樹脂、トリス(ヒドロキシフェニル)メタンやその重
合樹脂などを使用することができる。かかるフェノール
樹脂のうちでは、反応性等の点から、水酸基当量が 1
50以下のフェノールノボラック樹脂やトリス(ヒドロ
キシフェニル)メタンやその重合樹脂が好ましい。
かかるフェノール樹脂を具体的に例示すると、BRG−
557(昭和高分子鞠、フェノールノボラック樹脂、軟
化点86℃、OH当量105)、BRG−558(昭和
高分子■、フェノールノボラック樹脂、軟化点87℃、
OH当量105)、  TD−2131(大日本インキ
■、フェノールノボラック樹脂、軟化点80℃、OH当
量105)、yt、−eoesl化シェルエポキシ株、
トリス(ヒドロキシフェニル)メタン、軟化点110℃
、OH当量100)などが挙げられる。
本発明に係る組成物中の一成分である(C)ネート樹脂
又はポリカーボネートと他のポリマーとの共重合体が有
用である。
ポリカーボネート樹脂としては、ビスフェノールAのナ
トリウム塩とホスゲンから得られる芳香族ポリカーボネ
ートが耐熱性の面からは好ましい6通常のポリカーボネ
ート樹脂は下記の構造式%式% かかるポリカーボネート樹脂を具体的に例示すると、 
K−3100(帝人化成株、熱変形温度 135℃)、
出光ポリカーポネー) A−2700(出光石油化学株
、熱変形温度135℃) 、 LEXAN 1xl(z
 ンジニアリングプラスチックス株、熱変形温度135
℃)。
MAKROLON−3100(パイエルジャパ7[、熱
変形温度138℃)、ニーピロンS−3000(三菱瓦
斯化学株、熱変形温度143℃)、ツバレックスA(三
菱化成工業味、熱変形温度138℃)などが挙げられる
また、ポリ−カーボネートと他のポリマーとの共重合体
としては、ポリカーボネートとポリエステルとの共重合
体であるポリエステルカーボネート樹脂、ポリカーボネ
ートとジメチルシロキサン鎖の共重合体樹脂などが挙げ
られる。
かかる共重合体を具体的に例示すると、APECKLI
−9306(バイエルジャパン株、熱変形温度135’
O) 、 APECKLI−9308(バイエルジャパ
ン株、熱変形温度145℃) 、 APECKLL−9
310(バイエルジャパン株、熱変形温度 160℃)
などが挙げられる。
ポリカーボネート樹脂を使用する際に他のポリマー、例
えばポリオレフィンなどがブレンドされていても差しつ
かえはない。
その具体的な例としては、LE−1250(帝人化成株
、オレフィンブレンドポリカーボネート、熱変形温度1
35℃)などがあり、その他スチレン系ポリマーブレン
ドではニーピロンGP(三菱瓦斯化学)、サイコロイ8
00(宇部サイコン)、マルチロン(奇人化成)、ツバ
メート(三菱化成)、ツバロイ(ダイセル)、リューレ
ックス(大日本インキ化学) 、 X−NPC(鐘淵化
学) 、 PMMA系ホ’J マーフレンドではメタマ
ーブル(奇人化成)、フッ素系ポリマーブレンドではニ
ーピロンLS(三菱瓦斯化学)、タフロンGL (出光
石油化学)、パンライトLS(奇人化成゛)、ツバレッ
クス7025M(三菱化成)などが挙げられる。更には
、ABS 、 MBS 、 AES等のゴム成分をブレ
ンドしたポリカーボネート樹脂を使用してもよい。
本発明に係る組成物中の一成分である(c)エボは、エ
ポキシ樹脂組成物の硬化温度で上記作用を示すものが用
いられ、第4級アンモニウム塩、第3級アミン、金属ア
ルコキシドのうち少なくとも1種が挙げられる。これら
のうちでも触媒活性の点からは第4級アンモニウム塩や
第3級アミンが好ましい。
かかる触媒を具体的に例示すると、第3級アミンとして
はN、N−ジメチルシクロヘキシルアミン、N−メチル
ジシクロヘキシルアミン N、N’、N”−)リス(ジ
メチルアミノプロピル)へキサヒドロ−S−トリアジン
、ヘプタメチルジプロピレントリアミン、トリエチレン
ジアミンなどがあり、第4級アンモニウム塩としてはベ
ンジルトリメチルアンモニウムクロライド、テトラブチ
ルアンモニウムアイオダイド、などが挙げられる。また
、金属アルコキシドとしては、アルミニウムインプロポ
キシド、アルミニウムトリ5ec−ブトキシド、アルミ
ニウムn−ブトキシド、アルミニウムイソブトキシド、
アルミニウムtert−ブトキシドなどが挙げられる。
本発明に係る組成物中の一成分である(e)エポキシ基
とフェノール性水酸基との反応を促進する触媒としては
、通常、半導体封止用として耐湿性の良好なジアザビシ
クロアルケン類、有機ホスフィン類などが挙げられる。
かかる触媒を具体的に例示すると、1,8−ジアザビシ
クロ(5,4,G)ウンデセン−7(DBU) 、 D
BHのフェノール塩(U−CAT SA 1、サンアボ
ットl!1)、DBUのオクチル酸塩(U−C:AT 
SA 102) 、 IIBUのオレイン酸塩配合物(
U−CAT SA 10B) 、DBU (1)p−ト
ルエンスルホン酸塩(U−(:AT SA 50B) 
、 DBUのギ酸塩(U−CAT SA 803) 、
  )ソーn−ブチルホスフィン、トリーn−オクチル
ホスフィン、トリーシクロへキシルホスフィン、トリベ
ンジルホスフィン、トリフェニルホスフィン、トリーp
−)リルホスフィン、ビスジフェニルホスフィノエタン
などが挙げられる。これらの触媒のうちでは、 DBU
 、 DBUのフェノール塩、トリフェニルホスフィン
などが好ましい。
なお、反応を均一に進めるには、(b) 、 (c)、
(c)からなる硬化用組成物を事前に均一に混合するこ
とが好ましい。
上記硬化用組成物の調製方法については、フェノール樹
脂を溶融させた後、残余の化合物を添加し、混合できる
装置であればいかなる装置を使用してもよく、化学反応
釜、万能混合機、押し出し機、ロールなどが例示できる
。−例を下記に説明する。
万能d合機にN2ガスを流しながら、例えばフェノール
ノボラック樹脂を投入し、250℃まで加熱してフェノ
ールノボラック樹脂を完全に溶融させる。これを撹拌し
ながら、例えばポリカーボネート樹脂粉末を加え、30
分間攪拌をつづけると。
はぼ均一に混合される。これを150℃まで冷却し、例
えば第3級アミンを添加し、短時間攪拌(約3分間)し
た後、すばやく冷却バットに取り出し、常温まで冷却す
る。その後、粉砕機で微粉砕して硬化用組成物とする。
本発明の最適適用分野である半導体封止用エポキシ樹脂
組成物を構成する成分としては、上記必須成分の他に、
無機質充填剤;ブロム化エポキシ樹脂、三酸化アンチモ
ン等の難燃剤;例えば天然ワックス類、合成ワックス類
、直鎖脂肪酸やその金属塩、酸アミド類、エステル類も
しくはパラフィン類などの離型剤;例えばカーボンブラ
ック、二酸化チタンなどの顔料;シランカップリング剤
などのフィラーの表面処理剤:シリコーンオイル、シリ
コーンゴム、ABS樹脂、ABS樹脂などの各種低応力
化剤を適宜添加してもよい。
なお、無機質充填剤としては1例えば溶融シリカ粉末、
球状シリカ粉末、結晶性シリカ粉末、球状ガラス粉末や
低ソーダガラス粉末など各種のガラス粉末、タルク、ア
ルミナ粉末、ケイ酸カルシウム粉末、炭酸カルシウム粉
末、各種のセラミックス粉末、ガラスH7Am、セラミ
ックス繊維などが使用できる。
そのなかでも、電気特性や半導体封止用途としての特殊
性を考慮すると、溶融シリカ粉末、球状シリカ粉末、高
純度のガラス繊維やセラミックス繊維を使用することが
好ましい、なお、メモリーデバイスの封止用に用いる無
機質充填剤としては、U、Thなどをほとんど含まない
超高純度の充填剤が必要であり、U、Thがl PPb
以下の溶融シリカ粉末や球状シリカ粉末が好ましい。
以上述べた各成分の配合割合は、用途によって異なるが
、半導体封止用エポキシ樹脂組成物としては、必須成分
、すなわち(a) 、 (b) 、 (c) 。
(c) 、 (e)の総量が封止材中の20〜80重量
%を占めることが好ましい、そのため、無機質充填剤は
約70〜80重量%添加される。これは、必須成分が2
0重量%未満では封止材の成形性、特に流動性が劣化し
、一方30重量%を超えると耐熱衝撃性が劣化する傾向
があるためである。
本発明に係る組成物中の(a)エポキシ樹脂と(b)フ
ェノール樹脂との配合比は、フェノール性水酸基/エポ
キシ基の当量比が0.5〜1.2になることが好ましい
。これは、この範囲をはずれると硬化性が劣化するため
である。
ポリマーの配合比は、上述したように充填剤(約70〜
80重量%)を使用した場合、エポキシ樹脂組成物中の
 1.0〜15.0重量%であることが好ましい、これ
は、1.0重量%未満では耐熱衝撃性や耐半田浸漬性の
改善効果が乏しく、15.0重量%を超えると成形性が
劣化するためである。
本発明に係る組成物中の(c)エボギシ基とキシ基とフ
ェノール性水酸基との反応を促進する触媒の使用量は、
それぞれの触媒によって触媒活性が異なるため添加量の
好適範囲は一概にきめられないが、全組成物に対して1
.0重量%を超えないことが好ましい、これは、1.0
重量%を超えると耐湿性が劣化する傾向にあるためであ
る。
本発明に係るエポキシ樹脂組成物の原料成分は、例えば
ヘンシェルミキサーなどのミキサーによって充分に混合
し、更に加熱ロール機による溶融混合処理又は二軸の押
し出し機などによる溶融混合処理を加えた後、冷却、粉
砕し、粉末のまま又はタブレット化してコンプレッショ
ン、トランスファー又はインジェクション成形に供され
る。
(実施例) 以下、本発明を実施例により更に具体的に説明するが、
本発明の技術的思想を逸脱しない限り、本発明はこれら
実施例に何ら限定されるものではない。
原料成分としては、以下に示すものを用いた。
エポキシ樹脂A : ESCN−195XL (住友化
学■、軟化点79℃、エポキシ当量197・・・オルソ
クレゾールノポラフクエボキシ樹脂) エポキシ樹脂B : YL−932H(油化シェルエポ
キシ株、軟化点63℃、エポキシ当量166・・・トリ
ス(ヒドロキシフェニル)メタンのエポキシ樹脂) フェノール樹脂A : BGR−558(昭和高分子鯛
、軟化点87℃、OH当量 105・・・フェノールノ
ボラック樹脂) フェノール樹脂B : YLJO85(油化シェルエポ
キシ株、軟化点110℃、 OH当量100・・・トリ
ス(ヒドロキシフェニル)メタン) ポリカーボネート樹脂A : K−1300(帝人化成
株、熱変形温度135℃) ポリカーボネート樹脂B : A−2700(出光石油
化学制、熱変形温度135℃) ポリエステルカーボネート樹脂: APECKLI−9
308(バイエルジャパン■、熱変形温度145℃)溶
融混合用触媒A(第3級アミン)ニトリエチレンジアミ
ン 溶融混合用触媒B(第4級アンモニウム塩):ベンジル
トリメチルアンモニウムクロライドfifiA:)リフ
ェニルホスフィン 触媒B:、1.8−ジアザビシクロ(5,4,0)ウン
デセン触媒C:DBUのフェノール塩(U−CAT S
A 1)無機質充填剤A : GR−80? (東芝セ
ラミックス株。
平均粒径22.6 g ra ) 無機質充填剤B : 5GA(東芝セラミックス■、平
均粒径5.25井l) 難燃エポキシ樹脂: BREW−5(日本化薬■、軟化
点84℃、エポキシ当量278、Br含有量35.7%
)難燃助剤:三酸化アンチモン 離型剤:カルナバワックス 顔料:カーポンブラック 表面処理剤:エポキシシラン系カップリング剤これらの
原料成分を第1表に示す配合割合(重量%)にて配合し
た。この場合、実施例1〜8については、まず万能混合
機にN2ガスを流しながら、フェノール樹脂A又はBを
投入し、250℃まで加熱して完全に溶融させた0次に
、これを攪拌しながら、ポリカーボネート樹脂Aもしく
はB又はポリエステルカーボネート樹脂の粉末を加え、
30分間攪拌をつづけ、はぼ均一に混合した。これを1
50℃まで冷却し、溶融混合用触媒A又はBを添加し、
約3分間撹拌した後、すばやく冷却バットに取り出し、
常温まで冷却した。その後、粉砕機で微粉砕して硬化用
組成物とした。更に、得られた硬化用組成物及びその他
の成分をミキサーで混合した後、二軸ロールで加熱混練
し、冷却、粉砕して、実施例1〜8のエポキシ樹脂組成
物を調製した。
一方、比較例1.2については、従来と同様に、各原料
成分をミキサーで混合した後、二軸ロールで加熱混練し
、冷却、粉砕して、比較例1.2のエポキシ樹脂組成物
を調製した。
これら実施例1〜8及び比較例1.2のエポキシ樹脂組
成物を用い、175X3分の成形条件でトランスファ成
形を行い、試験片を作製し、曲げ強さ、曲げ弾性率、ガ
ラス転移温度、熱膨張係数を測定した。
また、上記成形条件で耐熱衝撃性試験用の半導体素子(
6,7X Et、7mm ” )を封止し、175℃×
4時間のアフターキュアを施した後、得られたモールド
デバイスを一65℃(30分)→25℃(5分)→15
0℃(30分)呻25℃(5分)を1サイクルとして冷
熱サイクルテスト(TCT)を行った。
更に、耐半田浸漬性をテストするため、耐湿性評価用素
子(8,7X 8.7+5m2)を封止し、175℃×
4時間のアフターキュアを施した後、135℃×85%
RHの高温・高温雰囲気中に48時間投入し、その後2
15℃×2分のvps(ペーパーフェーズリフロー)処
理を実施し、テストデバイスを作製した。
作製直後の封止樹脂のクラックの発生を調べた。
その1.127℃×2.5気圧のPOT(プレッシャク
ツカーテスト)を行い、不良の発生を調べた。
以上の結果を第2表に示す。
[発明の効果コ 上記結果から明らかなように、本発明のエポキシ樹脂組
成物は、従来のエポキシ樹脂組成物と比べて耐熱衝撃性
、耐半田浸漬性などが極めて優れており、特に半導体封
止用途に有用であり、その工業的価値が極めて大きい。
出願人代理人 弁理士 鈴江武彦

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (a)エポキシ樹脂、 (b)硬化剤としてフェノール樹脂、 (c)硬化剤として▲数式、化学式、表等があります▼
    基を有するポリマー、(d)エポキシ基と▲数式、化学
    式、表等があります▼基との反応を促進する触媒として
    第4級アンモニウム塩、第3級アミン、金属アルコキシ
    ド類のうち少なくとも1種、及び (e)エポキシ基とフェノール性水酸基との反応を促進
    する触媒 を必須成分とすることを特徴とするエポキシ樹脂組成物
JP12127388A 1988-05-18 1988-05-18 エポキシ樹脂組成物 Pending JPH01292025A (ja)

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