JPH01291524A - Pll回路 - Google Patents

Pll回路

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JPH01291524A
JPH01291524A JP63121602A JP12160288A JPH01291524A JP H01291524 A JPH01291524 A JP H01291524A JP 63121602 A JP63121602 A JP 63121602A JP 12160288 A JP12160288 A JP 12160288A JP H01291524 A JPH01291524 A JP H01291524A
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signal
gain
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loop filter
pll circuit
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Makoto Uchijima
誠 内島
Yoshiharu Tozawa
義春 戸澤
Atsushi Yamashita
敦 山下
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概  要〕 入力信号と再生クロックとから位相比較部で位相差信号
を求め、該位相差信号をループフィルタを通して該再生
クロックを発生するvCOの制御信号とするPLL回路
に関し、 ループ遅延が大きいPLL回路におけるループフィルタ
の引き込み特性と対ノイズ特性を両立させるとともにサ
イクJレスキッブを無くすことを目的とし、 該ループフィルタを、該位相差信号とフィードバックさ
れた余り信号とを加算してゲイン入力信号を発生する加
算器と、該ゲイン入力信号を1より大きい所定値で割っ
て商信号と該余り信号とを発生し、該商信号を該vCO
に送るゲイン計算器とで構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、PLL (位相同期ループ)回路に関し、特
に入力信号と再生クロックとから位相比較部で位相差信
号を求め、該位相差信号をループフィルタを通して該再
生クロックを発生するvCO(電圧制御発振器)の制御
信号とするPLL回路に関するものである。
第5図は、通信用モデムの復調部に用いられるタイミン
グ再生回路を示しており、受信信号から得られた中間周
波数信号IFを低域フィルタ51でベースバンド信号に
変換し、A/D変換器52で更にディジタル信号に変換
してからディジタルフィルタ53から復調データとして
ディジタル5TR(シンボル・タイミング・リカバリー
)回路54に送られる。ディジタルSTR回路54から
は再生クロックが発生されてA/D変換器52のタイミ
ングクロックとなっている。この場合、A/D変換器5
2とディジタルフィルタ53とで位相比較部PCを構成
しており、この位相比較部PCとディジタルSTR回路
54とでPLL回路を構成している。
また、ディジタルSTR回路54は、第6図に示すよう
に、復調データが示す位相差を位相差算出部61で算出
し、この位相差信号をループフィルタ62に通して高周
波成分を除去した後、■C063の制御信号として与え
ている。尚、■C063はディジタル信号をアナログ信
号に変換することにより、アナログ式のものも使用でき
る。
このようなPLL回路においては、引き込み特性と対ノ
イズ特性の両方が良好である必要がある。
〔従来の技術〕
第7図には、第6図に示したループフィルタの構成例が
ブロック図で示されており、位相差算出部61からの位
相差信号にゲイン計算部71で所定のゲイン17に1を
与えて比例動作(P動作)を行うとともに、完全積分器
72では位相差信号に1/sK、(sはラプラス因子)
なる積分動作(I動作)を行う。
この後、ゲイン計算部71と積分器72の出力信号を加
算器73で加算することにより位相差信号にPI動作を
与えてVCO63の制御信号を発生している。
或いは、第8図に示すように、ループフィルタとしては
、第7図に示したゲイン計算部71のみで構成されたも
のもある。
〔発明が解決しようとする課題〕
このような従来のPLL回路に用いられるループフィル
タは、以下の問題点があった。
■ループフィルタが完全積分器を含む場合(第7図): 位相同期に引き込んだ後(ロック後)の対ノイズ特性は
良いが、例えばディジタルフィルタ53の存在によりル
ープ遅延が大きいため、引き込み過程においては、完全
積分器が大きく振動してしまい中々減衰せず、従ってv
CO制御信号も大きく振動してしまい、結局、引き込み
特性が悪くなってしまうとともに振動により位相差が大
きくなりサイクルスキップが生じてしまう、これは、不
完全積分器の場合も程度の差はあるものの同様に振動作
用が生ずる。
■ループフィルタがゲインのみを有する場合(第8図)
: この場合は、ループ遅延が大きくても引き込み特性は良
いが、その反面、積分を行う要素が無いため実質的にフ
ィルタが存在しない形になってしまい、対ノイズ特性が
悪くなってしまう。従って、ノイズによって位相差が振
られて大きくなりサイクルスキップが起きて再生クロッ
クが欠落しデータビットが欠落してしまう確率が大きく
なる。
従って、本発明は、ループ遅延が大きいPLL回路にお
いて、ループフィルタの引き込み特性と対ノイズ特性を
両立させるとともにサイクルスキップを無くすことを目
的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は上記の目的を達成するために為された本発明の
PLL回路を概念的に示した図で、■は位相比較部、2
はループフィルタ、3はvCOであり、本発明ではルー
プフィルタ2が、位相比較部1からの位相差信号とフィ
ードバックされた余り信号とを加算してゲイン入力信号
を発生する加算器21と、該ゲイン入力信号を1より大
きい所定値で割って商信号と該余り信号とを発生し、該
商信号を該VCO3に送るゲイン計算器22とで構成し
ている。
また、本発明では、ループフィルタ2とvCO3との間
にリミッタ4を挿入してもよい。
〔作   用〕
第1図に示すPLL回路が引き込み過程にある時は、ル
ープフィルタ2におけるゲイン入力信号Uは、tut≧
K(K>1の定数)の範囲にあるので、ゲイン計算部2
2では商と余りが発生し、商の信号はvCO3の制御信
号として送られるとともに余り信号は加算器21にフィ
ードバックして位相差信号に加算される。従って、第2
図(a)に示すように、演算誤差の積分は行うものの、
実質的にゲインのみのループフィルタに見え、振動する
ことなく良好な引き込み特性が確保できる。
一方、位相同期引き込み状態になった時には、Jul<
Kとなるので商は発生せず、従って加算器21での専ら
積分動作のみが行われることになり、等測的に第2図(
b)に示すように完全積分器(1/s)を含んだループ
フィルタとなっており、対ノイズ特性が確保される。
振動が無く、ノイズによっても位相差が大きくならない
ことにより、サイクルスキップを減少させることができ
る。
また、ループフィルタ2とvCO3との間にリミッタを
挿入すれば、位相差信号を制限することができ、サイク
ルスキップを更に減少させることができる。
このようにして引き込み特性と対ノイズ特性とを両立さ
せている。
〔実 施 例〕
以下、本願発明に係るPLL回路の実施例を説明する。
第3図(a)は、第1図に概念的に示した本発明のPL
L回路に用いるループフィルタ2の一実施例を示してお
り、この実施例では、ゲイン計算部22をROMで構成
し、商と余りの出力信号を発生している。
即ち、第3図(b)に示すように、加算器21から出力
されるゲイン入力信号をアドレスとし、これに対応する
商と余りを予めROM化しておくことにより、ゲイン計
算部22は、ゲイン入力信号に対応して商信号と余り信
号とを出力することができる。
また、このゲイン計算部22はTTL回路で構成するこ
とにより、更に高速な動作が得られる。
第4図(a)は第1図に示す本発明を用いた一実施例を
示すもので、この実施例では、ゲイン計算部22とvC
Oとの間にリミッタ30を挿入している。
これにより、第4図中)に示す如く、ゲイン計算部22
から出力される商の値が大きくなってもリミッタ30で
クリップされてしまうため、vCO3への入力信号は大
きくなり過ぎることがなくサイクルスキップを更に無く
すことができる。
尚、本発明は、第5図に示したようなディジタルフィル
タによる大きなループ遅延を有するPLL回路の他、ル
ープ遅延が大きいあらゆるPLL回路に適用できること
は言うまでもない。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明のPLL回路によれば、ループフ
ィルタが、ゲイン入力信号を1より大きい所定値で割っ
て商信号と余り信号とを発生し、該商信号をvCOの制
御信号とするとともに余り信号を位相差信号に加算して
ゲイン入力信号とするように構成したので、ループ遅延
の大きいP LL回路においては、引き込み過程で実質
的にゲインのみのループフィルタとして働き、引き込み
後は完全積分器のフィルタとして働くので、引き込み特
性と対ノイズ特性を共に良好なものとすることができ、
位相差の増大に起因するサイクルスキップも減少する。
また、ループフィルタとvCOとの間にリミッタを挿入
すれは、更にサイクスキップを減少させることができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るPLL回路の原理構成を示すブロ
ック図、 第2図は本発明に係るPLL回路に用いるループフィル
タの動作原理を示すブロック図、第3図は本発明に係る
PLL回路に用いるループフィルタの一実施例を示す図
、 第4図はリミッタを用いた本発明の一実施例を示す図、 第5図はモデムに用いられるPLL回路としてのタイミ
ング再生回路の一般的な構成を示すブロック図、 第6図はPLL回路に用いられるディジタルSTR回路
の構成例を示すブロック図、 第7図及び第8図はPLL回路に用いられる従来のルー
プフィルタの構成を説明するための図、である。 第1図において、 ■・・・位相比較部、 2・・・ループフィルタ、 3・・・VCO。 21・・・加算器、 22・・・ゲイン計算部。 図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入力信号と再生クロックとから位相比較部(1)
    で位相差信号を求め、該位相差信号をループフィルタ(
    2)を通して該再生クロックを発生するVCO(3)の
    制御信号とするPLL回路において、該ループフィルタ
    (2)が、 該位相差信号とフィードバックされた余り信号とを加算
    してゲイン入力信号を発生する加算器(21)と、 該ゲイン入力信号を1より大きい所定値で割って商信号
    と該余り信号とを発生し、該商信号を該VCO(3)に
    送るゲイン計算器(22)と、を備えたことを特徴とす
    るPLL回路。
  2. (2)該ループフィルタ(2)と該VCO(3)との間
    にリミッタ(4)を挿入したことを特徴とする請求項1
    記載のPLL回路。
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