JPH01287565A - ハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法 - Google Patents

ハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法

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JPH01287565A
JPH01287565A JP11799588A JP11799588A JPH01287565A JP H01287565 A JPH01287565 A JP H01287565A JP 11799588 A JP11799588 A JP 11799588A JP 11799588 A JP11799588 A JP 11799588A JP H01287565 A JPH01287565 A JP H01287565A
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processing
bleaching
tank
photosensitive material
silver
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JP11799588A
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Satoru Kuze
哲 久世
Masao Ishikawa
政雄 石川
Masayuki Kurematsu
槫松 雅行
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Konica Minolta Inc
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    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/42Bleach-fixing or agents therefor ; Desilvering processes

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ハロゲン化銀カラー写真感光材料(以下、感
光材料という)の現像処理を行う自動現像処理方法に関
し、更に詳しくは、現像処理の迅速化に適した自動現像
処理方法に関する。
〔従来の技術〕
一般に感光材料の処理工程は、現像と脱銀の基本工程お
よび安定化、水洗等の補助的工程からなり、感光材料は
現像、漂白、定着、安定化等の各処理液を入れた処理槽
に順次搬送して浸漬して処理が行われる。
第3図はこの一般感光材料処理装置の1例としてカラー
ネガフィルム現像を行う現像処理装置を示したもので、
発色現像槽201.漂白槽202.定着槽203、及び
3槽の安定槽204a、204b、204cが隣接して
配置されている。感光材料104は先ず現像槽201内
に搬入され発色現像処理液によって現像処理がなされた
のち、現像槽201から搬出され、隣接して配置された
漂白槽202内に搬入され漂白処理液によって漂白処理
がなされたのち、漂白槽202から搬出され、次の定着
槽203内へと搬入され、かかる処理槽への搬入・搬出
が繰返されて現像処理工程を終える。
感光材料104がロールフィルムであって大量も理を必
要とする場合には、ロールフィルムを繋ぎ合せて長いベ
ルト状とし処理槽を順次移動させて処理することがなさ
れるが、少量処理の場合には、現像処理装置内に適当の
間隔をもって多数の駆動ローラ210を配列し之によっ
てロールフィルムの搬送移動が行われる。即ち駆動ロー
ラ210は両側にローラとその間にスプロケットを設け
て現像処理時には駆動回転するローラで、該スプロケッ
トは第4図示の可視性で板状のリーダ部材lotのセン
ター位置に設けたパーホレーション1o1aと噛合しか
つリーダ部材lotの両側縁部101bが装置の溝部に
案内されてリーダ部材101を搬送するようにしたもの
で、該リーダ部材101の後端部両側には例えば未現像
の感光材料104としての135フイルムFの先端部を
貼付し、リーダ部材lotの移動に随伴して移動し各処
理槽内での処理が順次行われる。
そして現像、漂白、定着、安定の各処理槽での処理時間
はそれぞれ概略3分15秒、4分、3分、4分を要して
いた。そして乾燥工程を含め全工程通過時間は約17〜
20分かかっていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
このような感光材料の処理工程を効率化するためには、
これ等の各槽内の処理時間を短縮し、しかも処理品質を
落すことなく装置を小型化してしまうことが望ましい。
これによって設置面積効率を上げ現像コストを下げると
共にユーザーへの迅速サービスの向上が達成できる。
ここで処理時間を短縮する場合、各処理工程を一様に短
縮するわけにはいかず、開発される各処理液の処方によ
り、短縮時間は異る。
即ち、現像処理の時間は従来にくらべてそれ程進歩しな
いが、漂白、定着、安定の各処理においては、大幅に短
縮できる処方のものができてきている。
この大幅に処理時間を短縮しうろことは大きな利点では
あるが、それには又別の大きな問題点が存する。即ち、
例えば大幅に時間短縮できる処理槽として漂白槽がある
が、感光材料がこの処理槽内に搬送されるとき隣接する
前槽即ち発色現像槽から持ち混まれる発色現像液が漂白
液中に混り漂白液は汚染濃度の高いコンタミネーシゴン
を起す。
即ち、感光材料が1つの処理槽を出るときにはスクイー
ズローラでその処理液を絞りとられて隣接槽に送りこま
れるが、完全に絞られるわけはなく該感光材料はわずか
な処理液を含んで隣接する次の槽に送られる。核種の処
理時間が短いということは核種の通過時間が短いこと通
過時間が短いということは核種の容積が小さいというこ
とであり、核種のも理液も少量であることである。即ち
少量の処理液、即ちここでは漂白液の中に一定量の前の
槽の処理液、即ちここでは発色現像液が混入するので、
極めて濃度の高い汚染を受けることになる。
この問題は処理槽の処理時間を短縮して効率化しようと
すればするほど大きくのしかかってくる難しい問題点で
ある。
また、一般に感光材料の脱銀工程に用いられる漂白能を
有する処理液には、画像銀を漂白するための酸化剤とし
て、赤血塩、重クロム酸塩等の無機の酸化剤が広く用い
られていた。
しかし、これらの無機の酸化剤を含有する漂白能を有す
る処理液には、いくつかの重大な欠点が指摘されている
。例えば赤血塩、重クロム酸塩は画像銀の漂白刃という
点では比較的優れているが、光により分解して人体に有
害なシアンイオンや6価のクロムイオンを発生する恐れ
があり、公害防止好ましくない性質を有している。さら
にこれらの無機の酸化剤を含む処理液は、処理後の廃液
を捨てることなく再生使用することが困難であるという
欠点を有している。
これに対し、公害上の問題も少なく、処理の迅速化、簡
素化及び廃液の再生使用可能等の要請にかなうものとし
て、アミノポリカルボン酸金属錯塩等の有機酸の金属錯
塩を酸化剤とした処理液が使用されるようになってきた
。しかし、有機酸の金属錯塩を使用した処理液は、酸化
力が緩慢なために、現像工程で形成された画像銀(金属
銀)の漂白速度(酸化速度)が遅いという欠点を有して
いる。例えばアミノポリカルボン酸金属錯塩の中で漂白
刃が強いと考えられているエチレンジアミン四酢酸鉄(
III)錯塩は、一部で漂白液及び漂白定着液として実
用化されているが、臭化銀、沃臭化銀乳剤を主体とする
高感度ハロゲン化銀カラー写真感光材料、特にハロゲン
化銀として沃化銀を含有し、高銀量の撮影用カラーベー
パー及び撮影用のカラーネガティブフィルム、カラーリ
バーサルフィルムでは、漂白刃が不足し、漂白工程に長
時間を要するという欠点を有している。
また、多量の感光材料を自動現像機等により連続処理す
る現像処理方法においては、成分濃度の変化による漂白
液の性能の悪化を避けるために、処理液の成分を一定濃
度の範囲に保つための手段が必要である。かかる手段と
して近年では経済上および公害上の観点から、これらの
補充液を濃厚化し少量補充する所謂濃厚低補充方式や、
又別にはオーバーフロー液に再生剤を加え再び補充液と
して用いる方法も提案されてきている。
特に漂白液においては、現像銀を漂白することによって
生じた有機酸第一鉄錯塩、例えばエチレンジアミン四酢
酸鉄(II)錯塩をエアレーションによってエチレンジ
アミン四酢酸鉄(I[[)錯塩、即ち有機酸第二鉄錯塩
に酸化して戻し、さらに不足成分を補うための再生剤を
加えて再び補充液として使用する方法が実用化されてい
る。
しかしながら近年、ハロゲン化銀カラー写真感光材料の
短時間処理化、集配コストの低減のために所謂コンパク
トラボ(別名、ミニラボ)が台頭してきており、このよ
うなラボにおいては、処理の簡易化及び現像機の設置面
積の減少化のニーズが高く、煩雑な手間と管理が必要で
、処理スペースも必要とする再生処理は好ましくない。
従って再生処理を行わず、低補充を行う濃厚低補充方式
が好ましいが、漂白液の補充量を極端に減少させると漂
白液中に持ち込まれる発色現像液成分の濃度が上昇し、
また蒸発による濃縮の影響も受は易くなり、ますます発
色現像液成分の蓄積が増加する。このように、漂白液中
の発色現像液成分の濃度が上昇すると、還元成分である
発色現像主薬や亜硫酸塩等の混入比率が高まり、漂白反
応が抑制され、所謂脱銀不良という故障が生じ易くなる
。これら欠点を改善するために、リサーチ・ディスクロ
ージャー (Research Disclosure
) No。
24023や、特開昭62−222252号明細書に記
載されている特定のアミノポリカルボン酸第2鉄錯塩及
びこの混合物を使用する技術が提案されてきている。
しかしながら、これらの技術にしたところが、種々の欠
点を有していることが判ってきた。例えば、前記文献又
は特許公開公報に記載されている1、3−プロパンジア
ミン四酢酸第2鉄錯塩は、酸化力が強いものの、この酸
化力の故に感光材料に付着して持ち込まれた発色現像主
薬が該漂白液中で酸化されタール化する欠点を有してい
る。とりわけ漂白液の補充量が低減した際にはこの欠点
は無視し得ない大きな問題となり、また写真特性への悪
影響も生じる。
本発明はこのような課題を解決した写真感光材料の処理
方法を提供するこを目的にする。
〔発明の目的〕
そこで本発明の第1の目的は迅速でかつ処理安定性に優
れ、長期にわたり連続処理を行ってもタールの発生が少
ないハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法の提供
にある。
さらにまた、第2目的は、漂白液の補充量が低減された
際にも安定した写真特性を与えるハロゲン化銀カラー写
真感光材料の処理方法の提供にある。
〔課題を解決するための手段〕
この目的は、発色現像後、直ちに漂白処理するハロゲン
化銀カラー写真感光材料の処理方法において、前記漂白
処理工程の処理時間が90秒以下であって2該処理工程
が2槽以上の隣接槽間カウンターカレント方式よりなる
ことを特徴とする特許ゲン化銀カラー写真感光材料の処
理方法によって達成される。
また、本発明の別なる好ましい態様として、前記漂白液
中に、下記一般式〔A〕で示される化合物の第2鉄錯塩
を含有させることが挙げられる。
一般式〔A〕 式中、A1〜A、はそれぞれ同一でも異ってもよく、−
cl!OH,−COOM又は−PO3M、M、を表す。
M%M1%M、はそれぞれ水素原子、ナトリウム、カリ
ウム又はアンモニウムを表す。Xは炭素数3〜6の置換
、未置換のアルキレン基を表す。
〔発明の具体的構成〕
次に一般式〔A〕で示され化合物について詳述する。
A、〜A4はそれぞれ同一でも異っていてもよく、−C
M!OH,−COOM又バーPOsM+Mzを表し、M
SMl、Lはそれぞれ水素深子、ナトリウム、カリウム
又はアンモニウムを表す。Xは炭素数3〜6の置換、未
置換のアルキレン基(例えばプロピレン1.ブチレン、
ペンタメチレン等)を表す。置換基としては水酸基が挙
げられる。以下に、前記一般式〔A〕で示される化合物
の好ましい具体例を示す。
(A−1) (A−2) (A−3) (A−4) (A−5) (A−6) (A−7) (A−8) これら(A−1)〜(A−8)の化合物は、前記以外に
、これらのナトリウム塩、カリウム塩又はアンモニウム
塩を任意に用いることができる。
本発明の目的の効果の点からは、これらの第2鉄錯塩の
アンモニウム塩が好ましく用いられる。
前記化合物例の中で、本発明において特に好ましく用い
られるものは、(A−1)、(A−2)、(A−4)、
(A−7)であり、とりわけ特に好ましいものは(A−
1)である。
前記一般式〔A〕で示される化合物の第2鉄錯塩は漂白
液lQ当り0.002モル〜0.4モルの範囲が好まし
く使用され、より好ましくは0.O1モル〜0.3モル
、とりわけ特に好ましくは0.05モル〜0.25モル
の範囲である。
本発明の漂白液には、前記一般式CA)で示される化合
物の第2鉄錯塩に、その他のアミノポリカルボン酸第2
鉄錯塩等と組合せて使用することが経済的な観点及び漂
白かぶりが少ないという点から好ましい。
本発明の漂白液において、上記一般式〔A〕で示される
化合物と併用して好ましい漂白剤としては以下のものが
包含される。
(A’−1)  エチレンジアミン四酢酸またはその塩
(アンモニウム、ナトリウム、カ リウム、トリエタノールアミン等の 塩) (A’−2)  トランス−1,2−シクロヘキサンジ
アミン四酢酸またはその塩(〃) (A’−3)  ジヒドロキシエチルグリシン酸または
その塩(// ) CA’−4)  エチレンジアミンテトラキスメチレン
ホスホン酸またその塩(〃) (A’−5)  ニトリロトリスメチレンホスホン酸ま
たはその塩(/1) (A’−6)  ジエチレントリアミンペンタキスメチ
レンホスホン酸またその塩(〃) CA’−7)  ジエチレントリアミン五酢酸まI;そ
の塩(11) (A’−8)  エチレンジアミンジオルトヒドロキシ
フェニル酢酸またはその塩(〃) (A’−9)  ヒドロキシエチルエチレンジアミン三
酢酸またその塩(〃) (A’−10)  エチレンジアミンジプロピオン酸ま
たはその塩(〃) (A’−11)  エチレンジアミンジ酢酸またはその
塩(〃) (A’−12)  グリコールエーテルジアミン四酢酸
またはその塩(〃) 〔A′−13〕  ヒドロキシエチルイミノジ酢酸また
はその塩(〃) (A’−14)  ニトリロトリ酢酸またその塩(〃)
(A’−15)  ニトリロ三プロピオン酸またはその
塩(〃) (A’−16)  トリエチレンテトラミン六酢酸また
はその塩(〃) 1”A’−17)  エチレンジアミン四プロピオン酸
またはその塩(〃) 上記のものを挙げることができるが、もちろんこれらの
例示化合物に限定されない。
これらの化合物では特にA’−1,A’−2,A’−7
,A’−12が好ましい。
これらアミノポリカルボン酸鉄(III)錯塩は錯塩の
形で使用してもよいし、鉄(I[I)塩、例えば硫酸第
2鉄、塩化第2鉄、酢酸第2鉄、硫酸第2鉄アンモニウ
ム、隣酸第2鉄などとアミノポリカルボン酸またはその
塩を用いて溶液中で鉄(Ill)イオン錯塩を形成させ
てもよい。錯塩の形で使用する場合は、1種類の錯塩を
用いてもよいし、また2種類以上の錯塩を用いてもよい
。一方、第2鉄塩とアミノポリカルボン酸を用いて溶液
中で錯塩を形成する場合は第2錯塩を1種類または2種
類以上使用してもよい。更にアミノポリカルボン酸を1
種類または2種類以上使用してもよい。また、いずれの
場合にも、アミノポリカルボン酸を鉄(I[I)イオン
錯塩を形成する以上に過剰に用いてもよい。アミノポリ
カルボン酸及び鉄錯塩はアンモニウム塩、ナトリウム塩
、カリウム塩、またはトリエタノールアミン塩として用
いてもよく、これらを2種類以上併用してもよい。
また上記の鉄(III)イオン錯体を含む漂白液には鉄
以外のコバルト、銅、ニッケル、亜鉛等の金属イオン錯
塩が入っていてもよい。
本発明の漂白液の処理の温度は20℃〜45℃で使用さ
れるが、望ましくは25℃〜42℃である。
本発明の漂白液には、臭化アンモニウムの如きハロゲン
化物を通常添加して用いる。
なお、本発明の漂白液には、硼酸、硼砂、水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム
、重炭酸ナトリウム、重炭酸カリウム、酢酸、酢酸ナト
リウム、水酸化アンモニウム等の各種の塩からなるpH
緩衝剤を単独であるいは2種以上組合せて含有せしめる
ことができる。ざらに又、各種の漂白促進剤、蛍光増白
剤や消泡剤あるいは界面活性剤を含有せしめることもで
きる。
本発明に係る漂白液の好ましい補充量はハロゲン化銀カ
ラー写真感光材料1m!当り20s12ないし500m
(lであり、特に好ましくは30+aQないし350m
Qであり、さらに特に好ましくは40mQないし300
IlIQであり、最も好ましくは50m4ないし250
m(lである。
また、漂白時間は合計90秒以下であることが必要で、
特に10秒〜70秒、とりわけ特に20秒〜55秒が好
ましい。さらに、該漂白処理工程複数槽の処理時間は後
段程処理時間が長い方が、本発明の目的の効果から好ま
しい。
定着能を有する処理液の処理時間は、任意に選択できる
が、本発明の目的の効果の点から好ましくは3分lO秒
以下であり、特に好ましくは10秒〜2分40秒の範囲
であり、とりわけ特に好ましくは20秒〜2分10秒の
範囲である。
本発明の処理方法においては、漂白液、定着液及び漂白
定着液に強制的撹拌を付与することが好ましい。この理
由は本発明の目的の効果をより良好に奏するのみならず
、迅速処理適性の観点からである。
ここに強制的液撹拌とは、通常の液の拡散移動ではなく
、撹拌手段を付加して強制的に撹拌することを意味する
強制的撹拌手段としては、以下の方法が挙げられる。
1、高圧スプレー処理法又は吹き付は撹拌法2、エアー
バブリング処理法 3、超音波発振処理法 4、バイブレーション剋理法 高圧スプレー処理法とは、吐出圧力0.1kg/cm”
以上の圧力をかけてスプレーノズルから処理液を直接処
理液中で感光材料に吹き付けて処理を行う方式を指し、
吹き付は撹拌法とは、ノズルから吐出圧力0.1kg/
cm2以上の圧力をかけて処理液を直接処理液中で、感
光材料に吹き付けて処理を行う方式を指し、圧力源とし
ては一般に圧力ポンプや送液ポンプが用いられる。圧力
ポンプには、プランジャーポンプ、ギヤーポンプ、マグ
ネットポンプ、カスケードポンプがあり、例えば丸山製
作所製の15−LPM型、IQ−BFM型、2O−BF
III型、25−jFu型等がその一例として知られて
いる。
また送液ポンプとしては例えば、イッキ社製のMD−8
型、MD−10型、MD−20R型、MD、30R型、
IJD−55R型、MDK−25型、M D K −3
2型がある。
一方ノズル及びスプレーノズルには、直進型、扇型、円
型、全面型、円環型等があって、衝撃力が強く、処理さ
れる感光材料に微振動を与えるほど効果がある。スプレ
ーの衝撃力は主として流量(I2/win)とスプレー
圧力(kg/cm”)によって決定される。従って、効
果を十分に発揮するようスプレーノズルの数に比例して
圧力が調整できる加圧装置が必要とされる。最も好まし
い圧力は0.3〜10kg/c111!で、これより小
さいと効果が得られず、大き過ぎると感光材料に傷をつ
けたり破損したりすることがある。
次に、エアーバブリング処理法とは、処理液槽の下部搬
送ローラーの底部にスパージャ−を設置し、スパージャ
−に空気又は不活性ガスを送り、その口から吐出されI
;気泡によって感光材料を振動させ、さらに感光材料の
表面、裏面、サイド面に処理液を効果的に接触させる方
法である。
スパージャ−の材質としては、硬質塩ビ、ポリエチレン
でコートしたステンレス、焼結金属等の如き耐腐触性の
ものが適し、また穿孔直径は吐出された気泡が2InI
11から30+nmになるように穿孔し、これらを5n
+mから15mmになるようにすれば更によい結果が得
られる。空気を送る方法としてはエアーコンプレッサー
、例えば日立製作所社製ベビコン(0,4KW、BU7
TL)や、エアーポンプ、例えばイッキ社製エアーポン
プ(Ap220型)等が挙げられる。空気量としては、
自動現像機の搬送lラック当り2Q/winから30Q
/winが必要であり、5 Q/winから20ff/
winでは更に好ましい結果が得られる。
そして処理液槽の大きさ、感光材料の量によって空気又
は不活性ガスの量を調整しなければならないが、気泡に
よる感光材料の振動幅が0 、2+mから20mmにな
るように空気又は不活性ガスの量を送ることが好ましい
次に超音波発振処理法とは、自動現像機の処理液槽中の
底部または側壁の空間に超音波発振機を設置して感光材
料に超音波を照射して現像促進効率を高める方法である
。超音波発振機としては、例えば超音波工業社製の磁歪
型ニッケル振動子(ホーン型)、磁歪をチタン酸バリウ
ム振動子(ホルダ型)等が用いられる。
超音波発振機の振動子周波数としては、5〜1000K
Hzのものが用いられるが、特に1O−50K)Izの
ものが、本発明の目的の効果及び自動現像機の機材の損
傷の点でも好ましい。超音波の感光材料への照射方法と
しては、感光材料に直接照射させても反射板を設けて間
接的に照射させてもよいが、照射距離に比例して超音波
が減衰するので、直接照射させる方が好ましい。照射時
間は少なくとも1秒以上がよい。部分的に照射させる場
合は、処理工程の初期段階、中間段階、後期段階いずれ
でもよい。
さらにバイブレーション処理法とは、自動現像機処理液
槽中の上部ローラーと下部ローラーの中間で、感光材料
に振動を与えて効果的に浸漬処理を行う方法である。振
動源のバイブレータ−としては、例えば神鋼電機社製の
V−28,V−4B型等が一般に使用される。バイブレ
ータ−の設置方法は自動現像機の浸漬処理槽の上部にパ
イブレーク−を固定し、振動子を感光材料の裏側からあ
てるように設置する。振動子の振動数は100〜100
00回/minが好ましい。最も好ましい範囲は500
〜6000回/ff1inである。処理される感光材料
の振幅は0.2mm〜30mm、好ましくは1 mm−
20mmである。
これ以上低いと効果がなく、また大き過ぎると感光材料
に傷がついたりする。振動子の設置数は自動現像機の大
きさによって異なるが、処理槽が多槽からなる場合には
、最低処理槽の一槽毎に1ケ所以上設置すれば好ましい
効果が得られる。
本発明に係わる処理方法の好ましい具体的処理工程を以
下に示す。
(1)  発色現像→漂白→定着→水洗(2) 発色現
像→漂白→定着→水洗→安定(3) 発色現像−漂白一
定着→安定 (4) 発色現像−漂白一定着→第1安定→第2安定 (5) 発色現像−漂白一漂白定着一水洗(6) 発色
現像−漂白→漂白定着→水洗→安定(7) 発色現像−
漂白→漂白定着→安定(4) 発色現像→漂白→漂白定
着→第1安定→第2安定 これらの工程中でもとりわけ(3)、(4)、(7)、
(8)が好ましく、とりわけ特に(3)、(4)が好ま
しい。
本発明に係る発色現像液は、現像液に通常用いられるア
ルカリ剤、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、
水酸化アンモニウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、
硫酸ナトリウム、メタホウ酸ナトリウム又は硼砂等を含
むことができ、更に種々の添加剤、例えばベンジルアル
コール、ハロゲン化銀アルカリ金属、例えば臭化カリウ
ム又は塩化カリウム等、あるいは現像調節剤として例え
ばシトラジン酸等、保恒剤としてヒドロキシルアミン又
は亜硫酸塩等を含有してもよい。
さらにまた、各種消泡剤や界面活性剤を、またメタノー
ル、ジメチルフォルムアミド又はジメチルスル7オキシ
ド等の有機溶剤等を適宜含有せしめることができる。
まtこ本発明に係る現像液のpHは好ましくは7以上で
あり、より好ましくは約9〜13である。
また、本発明に用いられるカラー現像液には必要に応じ
て酸化防止剤として、ヒドロキシルアミン、テトロン酸
、テトロンイミド、2−アニリノエタノール、ジヒドロ
キシアセトン、芳香族第2アルコール、ヒドロキサム酸
、ペントースまたはヘキソース、ピロガロール−1,3
−ジメチルエーテル等が含有されてもよい。
また本発明に係わる発色現像液中には、金属イオン封鎖
剤として、種々なるキレート剤を併用することができる
。例えば該キレート剤としてエチレンジアミン四酢酸、
ジエチレントリアミン五酢酸等のアミノポリカルボン酸
、■−ヒドロキシエチリデンー1.1−ジホスホン酸等
の有機ホスホン酸、アミノトリ(メチレンホスホン酸)
もしくはエチレンジアミンテトラリン酸等のアミノポリ
ホスホン酸、クエン酸もしくはグルコン酸等のオキシカ
ルボン酸、2−ホスホノブタン−1,2,4−トリカル
ボン酸等のホスホノカルボン酸、トリポリリン酸もしく
はヘキサメタリン酸等のポリリン酸等が挙げられる。
本発明においては、定着液又は漂白定着液に引き続いて
安定液で処理する際に本発明の目的の効果、とりわけ色
素画像の保存性が改良される。
本発明に係わる安定液の補充量は処理する撮影用カラー
写真感光材料の単位面積当り前浴からの持ち込み量の1
〜80倍であることが好ましく、特に2〜60倍である
ことが好ましいのであるが、本発明においては安定液中
の前浴成分(漂白定着液又は定着液)の濃度は安定液槽
の最終槽で11500以下がより好ましく、特に好まし
くはl/1000以下である。更には低公害及び液の保
存性の面から11500〜l/100000が好ましく
、より好ましくは1/2000〜1150000になる
ように安定化槽の処理槽を構成する。
安定化処理槽は複数の槽より構成されることが好ましく
、該複数の槽は、2槽以上6槽以下にすることが好まし
い。
安定化処理槽が2層以上6槽以下の場合であり、しかも
カウンターカレント方式(後浴に供給して前浴からオー
バー70−させる方式)にすることが本発明の効果、特
に低公害及び画像保存の向上の上からも好ましい。特に
好ましくは2〜3檀、更に好ましくは2槽とすることで
ある。
持ち込み量は感光材料の種類、自動現像機の搬送速度、
搬送方式、感光材料表面のスクイズ方式等により異なる
が、通常カラーフィルム(撮影用ロールフィルム)の場
合、通常持ち込み量は50m<17 m 2〜150m
12/m”であり、この持ち込み量に対する本発明の効
果より顕著である補充量は50m(1/m’〜4、OQ
/m”の範囲であり、特に効果が顕著な補充量は200
mQ/m2〜1500m12/m”の範囲にある。
安定液による処理の処理温度は15〜60℃が好ましく
、より好ましくは20〜45℃の範囲が二い。
本発明において使用し得るハロゲン化銀乳剤は、平板状
ハロゲン化銀乳剤であることが好ましいが、この他に、
塩化銀、臭化銀、沃化銀、塩臭化銀、塩沃化銀、沃臭化
銀、塩沃臭化銀の如きいずれのハロゲン化銀を用いたも
のであってもよい。またこれらのハロゲン化銀の保護コ
ロイドとしては、ゼラチン等の天然物の他、合成によっ
て得られる種々のものが使用できる。ハロゲン化銀乳剤
にはカプラー安定剤、増感剤、硬膜剤、増感色素、界面
活性剤等通常の写真用添加剤が含まれてもよい。
本発明に使用される感光材料としては、カラーネガフィ
ルム、カラーペーパー、カラー反転フィルム、カラー反
転ペーパー等全て用いることができる。
〔実施例〕
次に本発明について、実施例をもって、更に具体的に説
明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
実施f11 第1図は本発明の処理方法を用いた写真感光材料処理装
置の1実施例の各処理工程の構成図であるが、本発明は
、この実施態様のみに限定されるものではない。
ここに示す写真感光材料処理装置はカラーネガフィルム
の現像を行う処理装置である。即ち、フィルム104の
供給台102、現像槽11112槽の漂白槽121a。
121b、 2槽の定着槽151a、 151b、 3
槽の安定槽181a。
181b、 181cと乾燥装置191が順次連結され
て構成されるものである。そしてフィルムは135サイ
ズ、126サイズ、110サイズ及び120サイズいず
れも処理可能にしであるが、第1図ではパトローネ入り
の135サイズのものを示しである。
即ち前述したようにバーホレーション1o1aヲ有する
リーダ部材101に接合されたフィルムは、第1図に示
す三角点位置に回転中心を有する各駆動スプロケット1
12.125.155.185及び渡り搬送部でのロー
ラ123.153.183によって、多槽を次々に通過
して行く。
ここで各液槽は次の液槽への境界壁のところにスクイズ
方式 液が次の槽の処理液にまざりこまないように即ちコンタ
ミをできるだけ回避するようにしである。
そして、現像槽111内の約2300−■の行程を約3
分強で通過し、2つの漂白槽121a 、 121bを
約50秒弱で通過し、更にその2倍の時間をかけて2つ
の定着槽151a、 151bを通過し、該定着槽通過
時間のみ、最後に乾燥室を安定槽通過時間とほぼ同時間
で通過し適度に乾燥した状態で現像済みのカラーフィル
ムが回収される。
この際フィルムは103Mに示すように乳剤面を下にし
て供給することもできるし、103bに示すように該面
を上にして供給することも可能である。このようにして
順次搬送されるフィルムの搬送速度は約700mm/分
である。
ところで、本発明の処理方法を用いた実施例の漂白槽1
21は、第1図及び第2図に示すように少容量の第1槽
121aとその約2倍容量の第2槽121bから構成さ
れ第1槽の液位よりも第2槽の液位が高くしてあり第2
槽の液中上部の流出口192から第2槽の液中下部の流
入口194に導通管195が渡されていて、第2槽上部
の比較的清浄ではあるが第1槽からの持込液が入る可能
性のある領域から第1槽の中では比較的新鮮なる領域に
漂白液をカウンターカレントさせるようにしである。
そして漂白液の補充液は第2槽の上部で前記流出口19
2とは大きく離れた位置の補給口198から感光材料の
処理数に応じて適時注入されてゆく。−方、各種の液位
は各種に設けたオーバー70−口191a、191bか
らパイプ196a、196bを通じてそれぞれのドレン
に排出されるようにしである。
尚、第2槽からの排出液は清浄であるので第1槽に再び
注入してやるようにしてもよく、直接第2槽のオーバフ
ロー液を第1槽に流入させるようにしてもよい。
このようにして発色現像槽111から発色現像済みの感
光材料はスクイーズローラ117及びローラ123を経
て漂白槽121の第1槽121aに送り込まれ核種での
液浸浴で、発色現像液持ちこみによる汚染をくいとめて
前段階の漂白を経て、スクイーズローラ127及びロー
ラ123を経、第2槽121bに送りこまれる。このよ
うにして感光材料が第1槽から第2槽に送りこまれた段
階では第2槽内の漂白液の発色現像液による汚染濃度は
第1槽内の液のそれとは比較にならない程低いものとな
り汚染は殆んどないと見做して良い状態になっている。
こうして純粋な漂白液による第2槽121bにおける漂
白を終えた感光材料104はそのリーグ部材101とと
もにスクイーズローラ127.ローラ153を経て、次
の定着槽151aに搬送されてゆく。
以上、漂白槽121を2つの槽にわけて純正な漂白を行
えるようにしたが、勿論2槽に限るものでなく3槽以上
複数の槽を使い隣接槽間にカウンターカレントを用いる
ことが可能であり同様の効果をあげることができる。
又、複数の漂白槽を使った本発明の実施例の如く、定着
槽、安定槽にも第1図に示すようにそれぞれ複数の槽を
使って同様なカウンターカレントを用い本発明と同様に
前工程液の汚染を防止する効果を発揮させることが可能
である。
実施例2 全ての実施例において、ハロゲン化銀写真感光材料中の
添加量は特に記載のない限りl m2当りのg数を示す
。また、ハロゲン化銀とコロイド銀は銀に換算して示し
た。
トリアセチルセルロースフィルム支持体上に、下記に示
す組成の各層を順次支持体側から形成して、多層カラー
写真感光材料の試料lを作成した。
試料1(比較) 第1層: ハレーション防止層(HG−1)黒色コロイ
ド銀       ・・・0.22紫外線吸収剤(UV
−1)     −0,20カラードカプラー(CC−
1)   ・・・0.06カラードカプラー(CM−2
)   ・・・0.05高沸点溶媒(oil−1)  
   ・・・0.19ゼラチン          ・
・・1.3第2層: 中間層(IL−1) 紫外線吸収剤(UV−1)     −0,01高沸点
溶媒(Oil−1)      ・・・0.Olゼラチ
ン         ・・・1.4第3層: 低感度赤
感性乳剤層(RL)沃臭化銀乳剤(Em−1)    
 ・・弓、■沃臭化銀乳剤(Em−2)     ・・
・0.5増感色素(S−1)     ・・・2.5X
 10−’(モル/銀1モル) 増感色素(5−2)     ・・・2.5XlO,−
’(モル/銀1モル) 増感色素(5−3)     ・・・0.5X to−
’(モル/銀1モル) シアンカプラー(C〜4)′    ・・・1.1シア
ンカプラー(C−2)’    ・・・0.07カラー
ドシアンカプラー(CC−1) ・・・0.05 DIR化合物(D−1)       ・・・0.00
2高沸点溶媒(oil−1)      ・・・0.5
ゼラチン          ・・・1.3第4層:高
感度赤感性乳剤層(RH) 沃臭化銀乳剤(Em−3)     ・・・2.0増感
色素(S−1)     ・・・2.OX 10−’(
モル/銀1モル) 増感色素(5−2)     ・・・2.OX 10−
鳴(モル/銀1モル) 増感色素(5−3)     ・・・0.IX 10−
’(モル/銀1モル) シアンカプラー(C−1)’    ・・・0.15シ
アンカプラー(C−2)’    ・・・0.02シア
ンカプラー(C−3)’    ・・・1.15カラー
ドシアンカプラー(CC−1) ・・・0.02 DIR化合物(D−2)       ・・・0.05
高沸点溶媒(oil−1)      −0,5ゼラチ
ン          ・・・1.4第5層:中間層(
IL−2) ゼラチン          ・・・0.4第6層:低
感度緑感性乳剤層(GL) 沃臭化銀乳剤(Em−1)    ・・・1.1増感色
素(5−4)     ・・・5.OX 10−’(モ
ル/銀1モル) 増感色素(5−5)     ・1.OX 10−’(
モル/di1モル) マゼンタカプラー(M−1)    ・・・0.5カラ
ードマゼンタカプラー(CM−1)・・・0.05 DIR化合物(D−3)       ・・・0.01
5DIR化合物(D−4)       ・・・0.0
20高沸点溶媒(Oil−2)      ・・・0.
5ゼラチン          ・・・1.0第7層:
中間層(IL−3) ゼラチン         ・・・0.9高沸点溶媒(
Oil−1)      ・・・0.2第8層:高感度
緑感性乳剤層(GH) 沃臭化銀乳剤(Em−3)     ・・・1.2増感
色素(5−6)     ・・・1.5X 1O−1(
モル/銀1モル) 増感色素(5−7)     ・・・2.5X 10−
’(モル/銀1モル) 増感色素(5−8)     ・・・0.5X 10−
’(モル/銀1モル) マゼンタカプラー(M−2)    ・・・0.06マ
ゼンタカプラー(M−3)    ・・・0.18カラ
ードマゼンタカプラー(CM−2)・・・0.05 DIR化合物(D−3)       ・・・0.OI
高漣点溶媒(oil−3)      −0,5ゼラチ
ン          ・・・l、0第9層:イエロー
フィルター層(yc)黄色コロイド銀       ・
・・0.1色汚染防止剤(SC−1)     ・・・
0.1高沸点溶媒(oil−3)      −0,1
ゼラチン          ・・・0.8第1O層:
低感度青感性乳剤層(BL)沃臭化銀乳剤(Em−1)
     −0,25沃臭化銀乳剤(E−一2)   
 ・・・0.25増感色素(S−10)    ・・・
7.OX 10−’(モル/銀1モル) イエローカプラー(Y−1)    ・・・0.6イエ
ローカプラー(Y−2)    ・・・0.12DIR
化合物(D−2)       ・・・0.015高沸
点溶媒(oil−3)      −0,14ゼラチン
         ・・・11第11層:高感度青感性
乳剤層(BH)沃臭化銀乳剤(Em−4)     ・
・・0.53沃臭化銀乳剤(Em−1)    ・・・
0.20増感色素(5−9)     ・・・1.OX
 10−’(モル/銀1モル) 増感色素(S−10)    ・・・3.OX 10−
’(モル/銀1モル) イエローカプラー(Y−1)    ・・・0.36イ
エローカプラー(Y−2)    ・・・0.IO高沸
点溶媒(oil−3)      −0,07ゼラチン
          ・・・1.1第12層:第1保護
層(pro−1) 微粒子沃臭化銀乳剤     ・・・0.4(平均粒径
0.08μ■、Agl 2モル%)紫外線吸収剤(UV
−1)     ・0.10紫外線吸収剤(UV−2)
     ・0.05高沸点溶媒(oil−1)   
   −0,15高沸点溶媒(oil−4)     
 −(1,1ホルマリンスカベンジャ−(H5−1)・
・・0.5 ホルマリンスカベンジャ−(MS−2)・・・0.2 ゼラチン          ・・・0.9第13層:
第2保護層(Pro−2) 界面活性剤(Su−1)      −0,005アル
カリで可溶性のマット化剤 (平均粒径 2μm)    ・・・0.lOシアン染
料(AIC−1)      ・・・0.01マゼンタ
染料(AIIJ−1)     ・・・0.02スヘリ
剤(WAX−1)       ・0.04ゼラチン 
        ・・・0.9尚、各層には上記組成物
の他に、塗布助剤5u−2、分散助剤5u−3、硬膜剤
H−1及びH−2、防腐剤Di−1゜安定剤5tab−
Lかふり防止剤AF−1,AF−2を添加した。
Em−1 平均粒径0,46μm1平均沃化銀含有率 7.5%単
分散性の表面低沃化銀含有型乳剤 m−2 平均粒径0.32μ讃、平均沃化銀含有率 2.0%単
分散性の均一組成の乳剤 s−3 平均粒径0.78μ■、平均沃化銀含有率 6.0%単
分散性の表面低沃化銀含有型乳剤 m−4 平均粒径0.95μ■、平均沃化銀含有率 8.0%単
分散性で表面沃化銀含有型乳剤 Ell−1% Ell−3及びEm−4は特開昭60−
138538号、同61−245151号の各公報を参
照に調整した多層構造を有し、主として8面体から成る
沃臭化銀乳剤である。
またE−1−Em−4はいずれも、粒径/粒子の厚さの
平均値は1.0であり、粒子の分布の広さはそれぞれ1
4.1O112及び12%であった。
C−1’ C−2′ C−3′ C−4′ しU しり C−I 0M−1 CM −2 しU D−3 rlIJ tl I)−4 NU。
V−1 しaHs(L) V−2 MS−I            MS−2(CH2−
CH5O2CH2)、cclbsO*(CHz)zN■ (CHz)zsOJ u−1 Na03S  CC00CHz(CFzCFz)sHC
C00Ctb(CFzCFz)sH u−2 Na03S−C−COOC,H,7 CHz  C00CaH+r u−3 AX−1 c−1 H IC−1 IM−1 S tab −1 AF−I             AF−20i11
0i1−2 H しstl+sLtノ Of  1−3           0i  1−4
このようにして作製した試料を、白色光を用いてウェッ
ジ露光したのち、下記現像処理を行った。
〔実験用処理〕
処理工程     処理時間 処理温度発色現像(1槽
)  3分15秒   38℃漂  白     表1
に記載  38℃(2槽カスケード) 定  着(l槽)  1分30秒   38°C安定化
   1分   38℃ (3槽カスケード) 乾   燥            45秒(40℃〜
80’O) 使用した処理液組成は下記の通りである。
〔発色現像液〕
炭酸カリウム          30g炭酸水素ナト
リウム       2.5g亜硫酸カリウム    
     4g臭化ナトリウム         1−
3g沃化カリウム          1−0mgヒド
ロキシルアミン硫酸塩    2.5g塩化ナトリウム
         0.6g4−アミノ−3−メチル−
N−エチル−N−(β−ヒドロキシルエチル)アニリン
硫酸塩4.8g 水酸化カリウム         1.2g水を加えて
lQとし、水酸化カリウムまたは50%硫酸を用いてp
)110.06に調整する。
〔発色現像補充液〕
炭酸カリウム          40g炭酸水素ナト
リウム        3g亜硫酸カリウム     
     7g臭化ナトリウム         0.
5gヒドロキシルアミン硫酸塩    3.1g4−ア
ミノ−3−メチル−N−エチル−N−(β−ヒドロキシ
ルエチル)アニリンK 酸塩6.0g水酸化カリウム 
         2g水を加えてlQとし、水酸化カ
リウムまたは20%硫酸を用いてpH10,12に調整
する。
〔漂白液〕
有機酸第2鉄錯塩(表1に記載)  0.25モルヒド
ロキシエチルエチレンジアミン三酢酸0g 臭化アンモニウム        150g氷酢酸  
           30m12硝酸アンモニウム 
       30g水を加えて112とし、アンモニ
ア水まは氷酢酸を用いてpH5,3に調整する。
〔漂白補充液〕
有機酸第2鉄錯塩(表1記載)0.5モルヒドロキシエ
チルエチレンジアミン三酢酸g 臭化アンモニウム        178g氷酢酸  
            21m4硝酸アンモニウム 
        35g水を加えてl12として、アン
モニア水また氷酢酸を用いてpH5,0に調整する。
〔定着液〕
チオ硫酸アンモニウム      250gエチレンジ
アミンテトラ酢r!1   0 、5 g亜硫酸アンモ
ニウム        20g前記漂白液      
     100m12水を加えてIQとし、酢酸とア
ンモニア水を用いてpH7,0に調整する。
〔定着補充液〕
チオ硫酸アンモニウム      250g亜硫酸アン
モニウム       0.2モルジエチレントリアミ
ンペンタ酢酸  2g水を加えて1αとし、pH6,5
に調整する。
安定化補充液は、実施例1の安定化液を用いた。
〔安定化液及び安定化補充液〕
ホルムアルデヒド(37%溶液)    2m(t5−
クロロ−2−メチル−4−インチアゾリン−3−オン0
.05g エマルゲン810          1m12ホルム
アルデヒド重亜硫酸付加物 ナトリウム            2g水を加えてl
Qとし、アンモニア水及び50%硫酸にてpH7,0に
調整した。
ただし、各補充量は感光材料1 m 1当り、発色現像
補充液650mQ、漂白補充液140r□Q1定着補充
液10100O安定化補充液775mQでランニングテ
ストを行った。
ランニング処理は50日間で漂白タンク槽の容量の2倍
の量の漂白補充液が補充されるまで行われた。
ランニング終了後の漂白処理工程タンク液のタール発生
状況を観察し、さらにランニング終了時に処理したフィ
ルム試料の最高濃度部の残留銀量を蛍光X線法にて測定
を行い、さらにまた未露光部通温ブルー濃度(イエロー
濃度)を光電濃度計PDA−65(コニカ(株)製)で
測定した。
表中、例えば(A’ −1)Fe、 (A−1)Fe、
(A−2)Fa。
(A−4)Fe、(A−7)Feはそれぞれ(A’−1
)、(A−1)、(A−2)、(A−4)、(A−7)
の第2鉄アンモニウム塩を意味する。その他のものも同
様である。
また、表中タール発生度のQ印はタールの発生がほとん
どないことを意味し、Δは若干の発生があり、×は実技
的に問題な程、タールの発生があることを意味している
上記表1より明らかな様に、漂白液が2檜カスケードで
あって、処理時間が90秒以内の際に、タールの発生も
良好で、残留銀量も少なく、かつ未露光部イエローステ
ィンも少ないとか判かる。
また、漂白液中の有機酸第2鉄錯温を前記一般式〔A〕
で示される化合物の第2鉄錯塩を用いる際に、とりわけ
本発明の効果を良好に奏する。
実施例3 実施例2の実験No、1−13の漂白処理槽及び定着処
理槽に直径O,S ミリに穿孔した塩化ビニル製ノズル
を設置し、感光材料乳剤面にイッキマグネットポンプM
D−15を用いた処理液を吹き付けながら、他は同様に
して実験を行った。
その結果、残留銀量は約1/2に減少した。。
〔発明の効果〕
本発明により、ハロゲン化銀カラー写真感光材料の迅速
処理方法が確立され、長期にわたり安定な処理が確保さ
れ、効率的な処理液の使用が推進できるようになり高品
質の現像品質が維持可能になった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の処理方法を用いた銀塩カラー写真感光
材料の処理装置の1実施例の概略構成図。 第2図は本発明の処理方法を用いた漂白槽の1実施例の
状態図。 第3図は従来の感光材料処理装置の概要図。 第4図はり−ダ部材とフィルムの接合状態の平面図。 101・・・リーダ部材 104・・・感光材料 111・・・発色現像槽 121・・・漂白槽 121a・・・第1槽 121b・・・第2槽 151a・・・定着槽 191a、191b・−・オーバフローロ192・・・
流出口 194・・・流入口 195・・・導通管 196a、196b・−・パイプ 198・・・補給口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)発色現像後直ちに漂白液にて漂白処理するハロゲ
    ン化銀カラー写真感光材料の処理方法において、前記漂
    白処理工程の処理時間が90秒以下であって、該処理工
    程が2槽以上の隣接槽間カウンターカレント方式よりな
    ることを特徴とするハロゲン化銀カラー写真感光材料の
    処理方法。
  2. (2)前記請求項1記載の漂白液が下記一般式〔A〕で
    示される化合物の第2鉄錯塩を含有することを特徴とす
    る請求項1記載のハロゲン化銀カラー写真感光材料の処
    理方法。 一般式〔A〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、A_1〜A_4はそれぞれ同一でも異ってもよ
    く、−CH_2OH、−COOM又は−PO_3M_1
    M_2を表す。M、M_1、M_2はそれぞれ水素原子
    、ナトリウム、カリウム又はアンモニウムを表す。Xは
    炭素数3〜6の置換、未置換のアルキレン基を表す。〕
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JPH0244349A (ja) * 1988-08-05 1990-02-14 Fuji Photo Film Co Ltd ハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法
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