JPH01282118A - 易溶性重曹およびその製造方法 - Google Patents

易溶性重曹およびその製造方法

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JPH01282118A
JPH01282118A JP1004089A JP1004089A JPH01282118A JP H01282118 A JPH01282118 A JP H01282118A JP 1004089 A JP1004089 A JP 1004089A JP 1004089 A JP1004089 A JP 1004089A JP H01282118 A JPH01282118 A JP H01282118A
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圭一 中矢
Kunio Sato
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01DCOMPOUNDS OF ALKALI METALS, i.e. LITHIUM, SODIUM, POTASSIUM, RUBIDIUM, CAESIUM, OR FRANCIUM
    • C01D7/00Carbonates of sodium, potassium or alkali metals in general
    • C01D7/38Preparation in the form of granules, pieces or other shaped products
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は易溶性重曹及びその製造方法、特に腎臓透析液
等の医薬品あるいは食品などの用途に適する易溶性で取
り扱いの容易な重曹に係るものである。
(従来の技術) 重曹は一般に粉体として取り扱われており、用途によっ
て各種の粉体特性、例えば流動性。
粒子の大きさ、嵩比重、溶解性等を有するものが要求さ
れる。
これら重曹の製法としては、炭酸ソーダを含む水溶液を
重炭酸化するか、あるいは重曹を含む溶液を冷却するか
して重曹結晶を析出せしめる方法が一般的である。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、これらの方法によって得られる重曹は、
針状あるいは板状になり易く、微小粒子であるため、流
動性に乏しく、嵩比重が小さく、取り扱い難いものであ
るのが一般的であった口 これらの物性のうち流動性は各用途共に取扱い上重要な
要素である。この為、流動性を改善せんものとして例え
ば媒晶剤を用いたり、析出条件等を特定化して結晶の形
状や大きさを制御することが提案されている。(例えば
特公昭4g−17160号、特開昭55−60021号
、特開昭60−60925号各公報参照)しかしながら
、これらの方法は確かに流動性の改善には有効ではある
が、溶解や反応を行なわしめる用途に対しては逆に溶解
速度や反応速度が著しく低下する欠点を有している。
また、有機質のバインダーを用いて重曹を造粒すること
により流動性と溶解性の両方の特性を改善することも考
えられているが、この場合造粒物に有機質のバインダー
が残ってしまうという問題点がある。
(課題を解決するための手段) 本発明者は、これら従来法が有している欠点を排除し、
十分な流動性と共に易溶性をも兼ね備えた重曹を得るこ
とを目的として種々研究。
検討した結果、重曹を特定の物性を有する顆粒状にする
ことにより前記目的を達成し得ることを見出した。かく
して本発明は、有機質のバインダーを含まず実質的に重
曹の組成から成り、結晶性1次粒子が凝集結合した顆粒
状重曹であって、その溶解速度が1次粒子の溶解速度の
3倍以下であり、摩耗率が50%以下であり、安息角が
50度以下である易溶性顆粒重曹およびその製造方法を
提供するにある。
本発明において、溶解時間とは次の様に定義される。容
量II2のビーカーに500  ailの水を入れ、2
5℃に保持し、54+u+φのプロペラ型撹拌翼を持つ
撹拌機にて60Or、 p、 mで撹拌しつつ、試料5
0gをビーカーに投入し、その90%が溶解した時間を
もって溶解時間とする。溶解量は溶液を撹拌しながら、
定期的にその一部を少量ずつサンプリングして分析する
ことにより求める。
また、摩耗率とは次の様に定義される。試料30gを1
00または65または32メツシユの標準篩(直径20
cm)に入れ、軽く篩ってその目開き以下の粒径の2次
粒子を取り除き残った粒子の重量を測定した後、篩を向
きが変わらないようにして篩の面に並行な直径15mm
の円を描くように200回転/分にて1時間振動させ、
篩を通過した分の重量を測定して振動前の重量に対する
割合を%で表示する。ここで篩は、以下のようにして選
ぶ。あらかじめ2次粒子の粒径分布を測定して粒径の小
さい方から10重量%に相当する粒径な求めておく。そ
の粒径が210μ未満の場合は100メツシユの篩を用
いる。その粒径が210μ以上500μ未満の場合は6
5メツシユの篩を用いる。その粒径が500μ以上の場
合は32メツシユの篩を用いる。
また、安息角は底面限定法による0本明細書においては
、線用ミクロン(株)製のパウダーテスターで測定した
値である。
かくして本発明による重曹は、有機質のバインダーを含
まず実質的に重曹の組成から成り、結晶性−次粒子(以
下1次粒子という)が凝集結合した顆粒状重曹(以下2
次粒子という)の形態となっている。本発明の顆粒状重
曹は、重曹が97重量%以上、好ましくは99重量%以
上含まれていることが好適である0本発明において1次
粒子に存在していても特に差し支えない重曹以外の成分
は、炭酸ソーダあるいはセスキ炭酸ソーダである。
かかる重曹を構成する結晶性1次粒子は、粒子径100
μ以下の粒子が60重量%以上、望ましくは90重量%
以上であることが好ましい、1次粒子の粒子径が100
μを超えたものが多く存在する程、摩耗率が高くなり、
また溶解速度が低下する。
また、1次粒子の平均アスペクト比について、4以下、
より好適には2以下を採用する場合は、摩耗率の低下を
防ぐことが出来るので好ましい。
本発明による易溶性顆粒状重曹は、その物性として溶解
時間が1次粒子のそれの3倍以下である必要がある。溶
解時間が3倍を超える場合には、1次粒子に比べて溶解
性が低下しすぎるので不適当である。
また、摩耗率が50%以下である必要がある。
これが50%を超える場合には、輸送等の取り扱い過程
で顆粒が崩壊し、1次粒子そのものとなり、飛散したり
して使用時に取り扱いが困難となるので不適当である。
また、安息角は50度以下である必要がある。
安息角が前記範囲を超える場合には、流動性が悪くなり
、例えば他の固体材料と均一に混合することが困難とな
るので不適当である。
2次粒子の平均粒子径としては、0.1〜5mmが好ま
しい。平均粒子径が前記範囲に満たない場合には流動性
が悪(、逆に前記範囲を超える場合には摩耗強度が低下
する虞れがあるので何れも好ましくない。
本発明の易溶性顆粒状重曹を製造する方法としては、例
えば次の様な方法が好ましい。
先ず、結晶性1次粒子からなる原料重曹粉末に、水分が
0.5〜10重量%となる様に液体を混合して造粒する
。加える水分の量が前記範囲に満たない場合には2次粒
子が摩耗率が大きくなり、逆に前記範囲を超える場合に
は造粒が困難となるので何れも好ましくない。
造粒時に加える液体としては、水を用いることもできる
が、造粒物の1次粒子間に存在する液相として炭酸ソー
ダ水溶液が形成されるような液体を用いる場合は、後述
の乾燥工程において重曹1次粒子間においてこの水溶液
中の炭酸ソーダと炭酸ガスとが反応して新たな重曹が析
出し、1次粒子間の結合強度が向上するため摩耗率を改
善できるので好ましい。
この水溶液の濃度は、フェノールフタレンで着色する程
度でも有効であるが、炭酸根が1〜19重量%の濃度に
なるようにするのが効果的である。この液体としては炭
酸ソーダ水溶液が好ましい。また、苛性ソーダ水溶液を
用いても造粒の際に苛性ソーダと重曹1次粒子が反応し
て1次粒子の間には炭酸ソーダ水溶液ができるので、始
めから炭酸ソーダ水溶液を用いるのと同じ効果を得るこ
とができる。同様に、セスキ炭酸ソーダなどの水溶液を
用いることもできる。
かかる条件に基づき実施される具体的造粒手段としては
、例えば湿式転勤造粒、押出し造粒が適当であり、圧縮
成形法による造粒のように1次粒子が破壊されたり圧縮
固化されるような手段は、溶解速度を遅れさせるため好
ましくない。
造粒された粒子は次いで炭酸ガス雰囲気中で乾燥され、
本発明の易溶性顆粒状重曹が得られる。この場合、炭酸
ガス雰囲気中の炭酸ガス濃度としては、乾燥時の重曹の
分解防止及び炭酸ソーダ分の重炭酸化を十分たらしめる
理由から5%以上を採用するのが適当である。また、こ
の場合の乾燥温度としては30〜90℃程度を採用する
のが適当である。
かかる条件に基づき実施される具体的乾燥手段としては
、例えばバンド乾燥機、回分式箱型乾燥機、円板乾燥機
、通気乾燥機、回転乾燥機等が挙げられる。
(実施例) 公知の方法によって得られた平均粒径50μであって、
粒子径100μ以下の粒子が90%存在し、平均アスペ
クト比が2の重曹結晶10kgに、炭酸根を12重量%
含有する炭酸ソーダ水溶液0、71Kgを添加し、重曹
の水分が5重量%となるように混合した。次に、これを
双軸型造粒機を用いて造粒し、平均粒径400μの造粒
物を得た。次いで炭酸ガス濃度20%、温度50℃に調
整された熱風循環型乾燥機に前記造粒物を入れ、3時間
乾燥せしめた。
この結果、顆粒状の2次粒子からなる重曹が得られた。
その平均粒子径は、0.4mrnであり、溶解時間は原
料重曹(1次粒子)の1.3倍であり、65メツシユの
標準篩を用いて測定した摩耗率3%、線用ミクロン(株
)製のパウダーテスターで測定した安息角は38度であ
った。 そしてかかる2次粒子は通常の取り扱いでは粉
化せず、また溶解に際して取扱いも容易であり、しかも
極めて容易に25℃の水に溶解した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、有機質のバインダーを含まず実質的に重曹組成から
    成り、結晶性1次粒子(以降1次粒子と称す)が凝集結
    合した重曹(以降2次粒子と称す)であって、2次粒子
    の溶解時間が1次粒子の溶解時間の3倍以下であり、摩
    耗率が50%以下であり、安息角が50度以下である易
    溶性重曹。 2、1次粒子は、粒子径100μ以下の粒子が60重量
    %以上である請求項1の重曹。 3、1次粒子の平均アスペクト比が4以下である請求項
    1または2の重曹。 4、2次粒子の平均粒子径が0.1〜5mmである請求
    項1〜3いずれか1の重曹。 5、実質的に重曹から成る結晶性1次粒子を、水分が0
    .5〜10重量%となる様に液体と混合造粒し、炭酸ガ
    ス雰囲気中で乾燥することを特徴とする易溶性重曹の製
    造方法。 6、混合する液体が、重曹と混合造粒したとき造粒物の
    1次粒子間に存在する液相として炭酸ソーダ水溶液が形
    成されるような液体である請求項5の製造方法。 7、炭酸ソーダ水溶液の濃度が炭酸根の含有量として1
    〜19重量%である請求項6の製造方法。
JP1010040A 1988-01-22 1989-01-20 易溶性重曹およびその製造方法 Expired - Fee Related JP2682099B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010159208A (ja) * 2002-03-29 2010-07-22 Asahi Glass Co Ltd 固結性の小さい炭酸水素ナトリウム結晶粒子の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010159208A (ja) * 2002-03-29 2010-07-22 Asahi Glass Co Ltd 固結性の小さい炭酸水素ナトリウム結晶粒子の製造方法

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