JPH0829937B2 - 低密度炭酸カルシウム含有凝集体及びその製造方法 - Google Patents

低密度炭酸カルシウム含有凝集体及びその製造方法

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JPH0829937B2 JP2008069A JP806990A JPH0829937B2 JP H0829937 B2 JPH0829937 B2 JP H0829937B2 JP 2008069 A JP2008069 A JP 2008069A JP 806990 A JP806990 A JP 806990A JP H0829937 B2 JPH0829937 B2 JP H0829937B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、低密度で実質的に水不溶性の粒状物質及び
その製造方法に関する。特に本発明は、低密度炭酸カル
シウム含有凝集体の製造方法及びその方法による生成物
に関する。
〔従来の技術〕
炭酸カルシウムは普通白亜として知られ、鉱物アラゴ
ナイト、カルサイト及びバテライトとして天然に存在
し、沈澱又は精製された形で、ペイント、ゴム、プラス
チック、紙、練歯磨き及び他の製品、更に医薬及び化粧
品を製造する際の充填剤として広く用いられている。そ
れは制酸剤、補助食品及び下痢止め剤として治療剤的に
も用いられている。
それは一般に二つの結晶形態、即ち825℃の融点(分
解)及び2.83g/mlの密度を有する斜方晶形アラゴナイト
及び1339℃の融点(102.5気圧)及び2.71g/mlの密度を
有する六方晶形又は斜方六面体カルサイトの形態で商業
的に入手することができる。
今度、アルカリ金属ポリ燐酸塩、好ましくはポリ燐酸
塩ナトリウムと共に又はそれらを用いずに、沈澱炭酸カ
ルシウムを或る加熱及び機械的処理工程にかけることに
より、沈澱炭酸カルシウムから軽量即ち低密度で1.0g/m
l以下の密度を有する、炭酸カルシウムに基づく凝集体
を製造することができることが全く思いがけなく判明し
た。
〔発明の開示〕
本発明によれば、約0.5〜約4.0μの初期平均粒径をも
つ沈澱炭酸カルシウムと、炭酸カルシウムの重量に基づ
き0〜25重量%の溶解アルカリ金属ポリ燐酸塩とを含有
する水性スラリーを形成し、前記スラリーを乾燥して粒
状材料を与え、前記乾燥した材料を200〜800℃の範囲内
の温度に加熱し、その温度を1〜2時間維持し、得られ
た凝集体を冷却し、その材料を−50〜+170メッシュ
(米国標準篩)の粒径へ粉砕し、1.0g/ml以下の粒子密
度及び水中での崩壊に対する抵抗性を有する希望の粒状
物質を与えることからなる、低密度で、実質的に水不溶
性の粒状物質の製造方法が与えられる。
低密度凝集体を得る一つの別法として、約0.5〜約4.0
μの平均粒径をもつ炭酸カルシウムと、溶解したアルカ
リ金属ポリ燐酸塩0〜約40重量%(炭酸カルシウムの重
量に基づく)とを用い、適当な条件でスプレー乾燥機で
乾燥し、希望の粒径のものを生成させ、適当な大きさの
網目の篩で篩分けて約−50〜+400メッシュ(米国標準
篩)の粒径のものを得、約200℃〜約800℃の範囲へ加熱
し、この温度で約1〜約2時間維持し、そして冷却して
約1.0g/ml以下の粒子密度及び水中での崩壊に対する抵
抗性を有する希望の粒状物質を生成させる方法が与えら
れる。
必要な粒径が−50メッシュより大きい場合、希望の粒
径部分の低密度凝集体を得るためにペレット化装置が用
いられる。
ポリ燐酸塩は、ナトリウム又はカリウムのポリ燐酸
塩、特に六メタ燐酸ナトリウムであるのが好ましい。
本発明は、上述の方法により製造された、−50〜+17
0メッシュ(米国標準篩)の粒径、1.0g/ml以下の粒子密
度及び水中での崩壊に対する抵抗性を有する、低密度
で、実質的に水不溶性の炭酸カルシウム含有粒状物質も
与える。
本発明による好ましい粒状物質は、−50〜+100メッ
シュ(米国標準篩)の粒径及び0.59〜0.79g/mlの粒子密
度を有するものである。
粒状物質は、約2〜25%の六メタ燐酸ナトリウム及び
残余の炭酸カルシウムからなるのが好ましい。
ここで用いられている言葉「水中での崩壊に対する抵
抗性」とは、本発明の粒状物質又は凝集体が、水と長い
間接触していてもその一体性を維持していることを意味
し、この特徴の評価は、後で明らかになる実験結果で与
えられる。
本発明の低密度粒状物質は、重合体、紙、構造材料、
又は軽量増量剤(bulking agent)が望まれるその他の
用途で、充填剤或は増量剤として特に有用であり、食品
級品質の軽量凝集体が望まれる或る食品製品にも有用で
ある。
低密度粒状物質は、化粧品、農業、化学工業及び食品
工業で用いられる芳香剤、風味料、殺虫剤、殺菌剤、触
媒等のための担体として働かせる多孔質媒体としても有
用である。生成物が多孔質であることは、それを吸収剤
として有用なものにしている。
上で述べた如く、炭酸カルシウムは種々の工業的製
品、医薬及び食品に充填剤或は増量剤として広く用いら
れてきている。しかし、比較的低密度の材料が必要で、
従来の2.7〜2.83g/mlの密度を有する炭酸カルシウムで
は不適切な或る用途がある。
炭酸カルシウムは、それを増量剤として適切なものに
する多くの望ましい化学的及び物理的性質を有し、然も
それは容易に入手でき、精製し易いので、密度減少処理
にかけ、得られる生成物が炭酸カルシウムに伴われる通
常の利点を維持しながら、低密度材料が必須又は望まし
い用途に適したものにすることができるかどうかを確か
めることは価値のあることであると考えられていた。
初期の実験から、適当なポリ燐酸塩、特にガラスH六
メタ燐酸ナトリウム(FMC社から市販されている)を沈
澱炭酸カルシウムに添加し、次に熱処理することにより
希望の軽量凝集体を得ることができると言うことが確立
されている。その方法が、種々の量のポリ燐酸ナトリウ
ムを用いて試験され、制御された条件下で熱処理、冷却
及び粉砕工程を行うことにより、ポリ燐酸塩を添加しな
くても希望の低密度材料が得られることが更に発見され
た。
本発明の好ましい態様として、約2〜25重量%、好ま
しくは10〜20重量%(乾燥固体)の適当なポリ燐酸ナト
リウムが合成炭酸カルシウムと混合される。アルバカー
(Albacar)という商品名の炭酸カルシウムを用いるの
が好ましい。なぜなら、その粒子の独特な形態が低密度
に寄与させるのに特に有利だからである。ポリ燐酸ナト
リウムは、メタ燐酸塩、ピロ燐酸塩又はオルト燐酸塩か
ら選択されてもよい。メタ燐酸塩が好ましく、特に六メ
タ燐酸ナトリウムが好ましい。
ポリ燐酸塩溶液を炭酸カルシウムへ添加し、得られた
スラリーを、炭酸カルシウム全体に亙ってポリ燐酸塩が
均一に分布したことを示す均一な粘稠性が得られるまで
手動又は機械的撹拌器で激しく混合する。湿った混合物
を、例えば、水圧プレスを用いて円板にプレスする。そ
の円板の適当な大きさは、直径約8cmである。圧力は希
望の強度及び密度をもつ円板を生ずるように調節する。
次にそれら円板を粒子へ粉砕し、得られた粒状材料を約
200〜800℃、好ましくは約400〜600℃の温度で、ガス又
は電気キルン中で約1時間保持して焼成する。冷却した
後、粒状材料を、与えられた用途に望ましい粒径へ粉砕
する。例えば、−20〜+170メッシュ(米国標準篩)の
範囲の粒径をもつ食品級の凝集体を製造することができ
る。
炭酸カルシウムと結合剤との均一なスラリーからプレ
スして塊を作り、次に乾燥し、粉砕し、200℃〜800℃で
焼成し、篩分けによって分粒することにより凝集体を製
造することの外に、凝集体は次のようにしても製造され
る。適当な条件でスラリーをスプレー乾燥し、約−60〜
+400メッシュ(米国標準篩)の粒径のものを得る。次
にこの材料を篩分け、約200℃〜800℃の温度で焼成し、
耐水性生成物を製造する。
−50メッシュよりも大きな凝集体の場合も、ペレット
化法を用いて低密度PCC生成物が製造される。
次の実施例は本発明の方法の好ましい態様及び得られ
る軽量凝集体を例示するものである。
実施例1 20重量%のポリ燐酸塩結合剤を含む少量バッチ 約1.9μの平均粒径を有する炭酸カルシウム(アルバ
カー5970)炭酸カルシウム32gを混合用容器中へ入れ
た。商品名ガラスHの六メタ燐酸ナトリウム8gを100ml
のビーカー中に入れ、15mlの脱イオン蒸留水中に溶解し
た。そのポリ燐酸塩溶液を炭酸カルシウムへ添加し、ス
ラリーを均一な混合物になるまで撹拌した。湿った混合
物を水圧プレスで円板にプレスし、約100℃の温度で乾
燥し、次に粉砕して粒状にした。それら粒子を100mlの
坩堝中に入れ、覆い、約250℃/時の速度で約600℃の温
度へ加熱し、1時間保持し、そして冷却した。得られた
凝集体を更に粉砕して−20メッシュ〜+50メッシュの粒
径にした。得られた生成物は、60%の測定気孔率及び約
1.0g/mlの粒子密度をもつ炭酸カルシウムのばらばらな
粒子からなっていた。生成物は非常に強く、塵が少な
く、水中での崩壊に対し抵抗性があった。
実施例2 10重量%のポリ燐酸塩結合剤を含む大量バッチ 約1.9μの平均粒径を有する炭酸カルシウム(アルバ
カー5970)炭酸カルシウム1800gを混合用容器中へ入れ
た。商品名ガラスHの六メタ燐酸ナトリウム200gを1
の容器中に入れ、400mlの脱イオン蒸留水中に溶解し
た。そのポリ燐酸塩溶液を炭酸カルシウムへ添加し、ス
ラリーを機械的混合機中で均一な混合物になるまで撹拌
した。湿った混合物を水圧プレスで円板にプレスし、約
100℃の温度で乾燥し、次に粉砕して粒状にした。それ
ら粒子を30×30×12cmの大きさの容器中に入れた。容器
をアルミナ シートで覆い、ガス燃焼キルン中に入れ、
約250℃/時の速度で約400℃の温度へ加熱した。その材
料を1時間その温度に保持し、そして冷却した。得られ
た凝集体を更に粉砕して−50メッシュ〜+100メッシュ
の粒径にした。得られた生成物は、60%の測定気孔率及
び約1.0g/mlの粒子密度をもつ炭酸カルシウムのばらば
らな粒子からなっていた。生成物は非常に強く、塵がが
少なく、水中での崩壊に対し抵抗性があった。
実施例3 200gの無水六メタ燐酸ナトリウム〔工業用、オクシデ
ンタル・ケミカル社(Occidental Chemical Corp.)ニ
ューヨーク州〕を400mlの脱イオン水に溶解した。得ら
れた溶液を2分間に亙って1000gのアルバカー5970〔平
均粒径1.9μの沈澱炭酸カルシウム、プァイザー社(Pfi
zer Inc.)ニューヨーク州ニューヨーク〕へ、バッチを
混合機〔N−50型、ホバート社(Hobart Corp.)オハイ
オ州トロイ〕中で連続的に混合しながら添加した。この
組成物は、アルバカー5970に対し20重量%の水準で六メ
タ燐酸ナトリウムを添加したことを表している(20gの
六メタ燐酸ナトリウム/100gのアルバカー5970)。次に
更に109gの水を10分間に亙り混合を続けながらバッチへ
添加し、粒状材料を得た。その粒状材料を混合機から取
り出し、125℃で16時間乾燥した。その材料の密度は約
1.0g/mlであった。
乾燥した材料と一部分を次のやり方で熱処理にかけ
た。試料を磁器坩堝中に入れ、別々に200℃、400℃及び
600℃の温度へキルン中で加熱した。それら試料はそれ
らの温度に2時間保持された。
冷却後、それらの試料を乳鉢及び乳棒を用いて別々に
粉砕した。各材料を篩分けて、50メッシュ(米国標準
篩)より小さいな(通過する)部分と、100メッシュ
(米国標準篩)より大きな(残留する)部分とを得た。
各部分の試料30gを、100メッシュ(米国標準篩)の振動
篩上で脱イオン水を用いて洗浄した。篩上に残った材料
を収集し、125℃で乾燥し、秤量した。篩上に残った材
料の%は、各処理温度について表Iに示されている。こ
れらの値は、乾燥篩分け材料の水に少し当てた時の一体
性を示している外、乾燥篩分け後に+100メッシュの材
料に付着していたかもしれない微粒物(−100メッシュ
材料)の量も示ている。乾燥篩分け中、いつも幾らかの
細かい材料が大きな粒子の表面に付着しているのであろ
う。
篩上に残った材料を更に試験にかけた。10gの試料を2
00gの脱イオン水中に入れ、0.5時間撹拌した。次に試料
を100メッシュ篩(米国標準篩)上で洗浄した。篩上に
残った材料を収集し、125℃で乾燥し、秤量した。残留
%を表IIに示す。これらの値は、水に長く接触させた後
の凝集体の一体性又は崩壊に対する抵抗性を示してい
る。
実施例4 実施例3の試料と同様な一連の試料を、次のようにし
て調製した。先ず六メタ燐酸ナトリウム100gを脱イオン
水200g中に溶解した。この溶液を1000gアルバカー5970
へ、バッチを混合機中で連続的に混合しながら2分間に
亙って添加した。この組成物はアルバカー5970に対し10
重量%の水準で六メタ燐酸ナトリウムを添加したことを
表している(六メタ燐酸ナトリウム10g/100gのアルバカ
ー5970)。更に311gの脱イオン水を10分間に亙ってバッ
チへ混合しながら添加し、粒状材料を得た。次にこの材
料を実施例3に記載したのと同じやり方で処理した。結
果を表I及びIIに記載する。
実施例5 この実施例はポリ燐酸塩結合剤を添加することなく本
発明に従い軽量凝集体を製造する場合を例示する。一連
の試料を、525gの脱イオン水を1000gのアルバカー5970
へ10分間に亙って、バッチを混合機中で連続的に撹拌し
ながら添加することにより調製した。得られた粒状材料
は実施例3及び4に記載したのと同様なやり方で処理し
た。結果を表I及びIIに記載する。
実施例3、4及び5に例示した手順に従って調製した
試料の粒子密度を表IIIに示す。
実施例6 ガラスHメタ燐酸塩10%(固体対固体に基づく)含有す
る大量バッチ 約1.9μの平均粒径を有する食品級炭酸カルシウム524
lbを、ステンレス鋼容器中58 lbのガラスHポリメタ燐
酸塩を含む709 lbの水へ添加した。この固体45%のスラ
リーを高剪断混合機で滑らかな均一な粘稠性が得られる
までよく混合した。次にそのスラリーを、残留水分を2
%より少なくするのに必要な適切な供給速度及び温度で
スプレー乾燥機へ供給した。
得られた球状凝集体を−120〜+230メッシュへ篩分
け、次に300℃、350℃、400℃及び450℃で2時間加熱し
た。得られた生成物は、0.5g/ccの嵩密度を有する炭酸
カルシウムのばらばらな粒子からなっていた。正確に分
粒した球状体の場合、標準空腔体積が−40%であること
に基づき、球状体密度は約0.83g/ccであると推定され
た。表V参照。これから気孔体積は約65%であると推定
された。生成物は非常に良好な粒子一体性をもち、粉に
なりにくい性質を示し、水中での崩壊に対し優れた抵抗
性を示していた。表IV参照。生成物は灰色がかった白色
からベージュ色で、良好な自由流動性を示していた。
上記表I及び表IIの結果は、本発明の粒状物質が、燐
酸塩の水準及び温度が増大するに従って水中での一体性
が改善される(崩壊が減少する)一般的傾向を示してい
ることを表している。600℃で凝集体の一体性は同様に
なり、全てのポリ燐酸塩水準で、またポリ燐酸塩がなく
ても非常に良好であることが認められることは興味のあ
ることである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リチャード ロング レーマン アメリカ合衆国ニュージャージ州 ベレ メッド,リッジビュー ドライブ 107

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】約0.5〜約4.0μの初期平均粒径をもつ沈澱
    炭酸カルシウムと、炭酸カルシウムの重量に基づき0〜
    25重量%の溶解アルカリ金属ポリ燐酸塩とを含有する水
    性スラリーを形成し、前記スラリーを乾燥して粒状材料
    を与え、前記乾燥した材料を200〜800℃の範囲の温度に
    加熱し、その温度を1〜2時間維持し、得られた凝集体
    を冷却し、1.0g/ml以下の粒子密度及び水中での崩壊に
    対する抵抗性を有する粒状物質を与えることからなる低
    密度で、実質的に水不溶性の粒状物質の製造方法。
  2. 【請求項2】ポリ燐酸塩がポリ燐酸ナトリウム又はカリ
    ウムである請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】ポリ燐酸塩が六メタ燐酸ナトリウムである
    請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】スラリーを乾燥する工程が、固定床乾燥、
    流動化床乾燥及びスプレー乾燥からなる群から選択され
    た手段を用いて行われる請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】加熱工程が、400〜600℃の範囲内の温度で
    行われる請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】粒状物質を分粒する工程を更に含む請求項
    4に記載の方法。
  7. 【請求項7】分粒工程が、スラリーを乾燥する工程と乾
    燥した材料を加熱する工程との間;及び凝集体を冷却す
    る工程の後;からなる群から選択された時に行われる請
    求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】材料を分粒する工程が、篩分け;及び粉砕
    と篩分け;からなる群から選択された手段を用いて行わ
    れる請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】篩分けが、スラリーをスプレー乾燥した時
    の材料を分粒する手段として選択される請求項8に記載
    の方法。
  10. 【請求項10】篩分けと粉砕が、スラリーを固定床又は
    流動化床で乾燥したときの材料を分粒する手段として選
    択される請求項8に記載の方法。
  11. 【請求項11】凝集体をペレット化し、−50メッシュ
    (米国標準篩)より大きな粒径を有する粒状物質を生成
    させる工程を更に含む請求項8に記載の方法。
  12. 【請求項12】粒状物質が、約−100〜約+325メッシュ
    (米国標準篩)の範囲の粒径を有する請求項11記載の方
    法。
  13. 【請求項13】粒状物質が約2〜約25重量%のポリ燐酸
    塩及び残余の炭酸カルシウムからなる請求項1に記載の
    方法。
JP2008069A 1989-01-17 1990-01-17 低密度炭酸カルシウム含有凝集体及びその製造方法 Expired - Lifetime JPH0829937B2 (ja)

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